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MK-OVERDRIVEさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 101-150
THE GRASS ROOTS-Where Were You When I Needed You-Tip of My Tongue
THE GRASS ROOTS-Where Were You When I Needed You-I Am a Rock
THE GRASS ROOTS-Where Were You When I Needed You-Only When You're Lonely
THE GRASS ROOTS-Where Were You When I Needed You-Mr.Jones (Ballad of a Thin Man)
THE SCREAMING JETS-World Gone Crazy-Eve of Destruction
JOHNNY THUNDERS-Hurt Me-Eve of Destruction
RCサクセション-COVERS-明日なき世界 EVE OF DESTRUCTION
THE GRASS ROOTS-Where Were You When I Needed You-Eve of Destruction
THE TURTLES-It Ain't Me Babe-Eve of Destruction
OLIVIA NEWTON JOHN-Indigo: Women of Song-Where Have All the Flowers Gone
イエロー・マジック・オーケストラ (YMO)-YMO Go Home!-WHERE HAVE ALL THE FLOWERS GONE? (ACOUSTIC VERSION)
EARTH WIND & FIRE-Last Days and Time-Where Have All the Flowers Gone
THE SEARCHERS-Meet the Searchers-Where Have All the Flowers Gone
ROD STEWART-Atlantic Crossing-Three Time Loser
BADFINGER-Say No More-No More
BADFINGER-Say No More-Crocadillo
BADFINGER-Say No More-Too Hung Up on You
BADFINGER-Say No More-Three Time Loser
BADFINGER-Say No More-Passin' Time
BADFINGER-Say No More-Rock 'n Roll Contract
BADFINGER-Say No More-Because I Love You
BADFINGER-Say No More-Hold On
BADFINGER-Say No More-Come On
BADFINGER-Say No More-I Got You
CHERIE CURRIE-The Motivator-Get Together
WILSON PHILLIPS-California-Get Together
LOBO-Just a Singer-Let's Get Together
CARPENTERS-Ticket to Ride-Get Together
JEFFERSON AIRPLANE-Jefferson Airplane Takes Off-Let's Get Together
THE YOUNGBLOODS-The Youngbloods-Get Together
佐野元春
ZYYG-Noizy Beat-ぜったいに誰も
織田哲郎-いつかすべての閉ざされた扉が開かれる日まで-光と影の中で
Sly & The Family Stone-Stand!-Everyday People
ERIC CLAPTON-Backtrackin-Knockin' on Heavens Door
YARDBIRDS-For Your Love-Train Kept a Rollin'
GUNS N' ROSES-Use Your Illusion II-Knockin' on Heaven's Door
BOB DYLAN-Pat Garrett and Billy the Kid-Knockin' on Heaven's Door
BOB DYLAN-New Morning-If Not for You
OLIVIA NEWTON JOHN-If Not for You-If
GEORGE HARRISON-All Things Must Pass-If Not for You
OLIVIA NEWTON JOHN-Making a Good Thing Better-Don't Ask a Friend
OLIVIA NEWTON JOHN-Olivia-Changes
OLIVIA NEWTON JOHN-If Not for You-Me and Bobby McGee
OLIVIA NEWTON JOHN-Olivia-Angel of the Morning
OLIVIA NEWTON JOHN-Olivia-What Is Life
OLIVIA NEWTON JOHN-Olivia-Everything I Own
TRAFFIC-Reaping-Paper Sun
OLIVIA NEWTON JOHN-Warm and Tender-Warm and Tender
OLIVIA NEWTON JOHN-Soul Kiss-Soul Kiss
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THE GRASS ROOTS-Where Were You When I Needed You-Tip of My Tongue ★★ (2024-05-30 01:59:27)

1966年後半、グラス・ルーツの4thシングルです。当時は本アルバム収録曲ではなくシングル単体でのリリース、1994年のCD化時にボートラで追加とありがちなパターン。作曲・ヴォーカル共P.F. SLOANとSTEVE BARRIの筈ですが何かパッとしない曲ですね。喉まで出かかってるゴメンという煮え切らない歌詞にやや単調なメロディのため不発に終わりますが、次のシングルでブレイクしますから乞うご期待といったところでしょうか。なお"冷たい太陽"同様ROBヴォーカルで再録ヴァージョンが2ndアルバムに収録されます。

THE GRASS ROOTS-Where Were You When I Needed You-I Am a Rock ★★ (2024-05-29 01:51:06)

最初はPAUL SIMONのソロで1965年にレコーディング、翌'66年SIMON & GARFUNKELとして再録し7thシングルとしてリリースした有名曲。グラス・ルーツが同年の1stアルバムで早くもカバーしました。パッと気付くのはイントロのギターにかなりアレンジを加えていること。でもそれ以降はS&Gヴァージョンのオリジナルにサイケ調のギターが心地よい音像に仕上がっています。音楽は色々な試みができるということで敢闘賞。

THE GRASS ROOTS-Where Were You When I Needed You-Only When You're Lonely ★★★ (2024-05-29 01:33:01)

ソングライターP.F.スローンとスティーヴ・バリを中心とした覆面バンドとしてデビューしたグラス・ルーツ。1966年10月にリリースされた1stアルバムのオープニングを飾るのが、3rdシングルとなったこの曲です。チャートでは最高96位とイマイチでしたが、いかにも当時らしいソフトロック・バラードで個人的にはツボですね。歌詞は自分を都合の良い男だと考えている節がある彼女をたしなめる内容のようです。そう考えると時代柄これもプロテストソングなのかな? まぁ普通に平和なラヴソングと解釈しておきましょう。

THE GRASS ROOTS-Where Were You When I Needed You-Mr.Jones (Ballad of a Thin Man) ★★ (2024-05-28 01:23:45)

1965年暮にリリースされたグラス・ルーツのデビュー曲"ミスター・ジョーンズ"です。同時期デビューのBYRDSやTURTLESと同様彼らも1stシングルでBOB DYLANの曲をカバー。ディランのオリジナル"やせっぽちのバラッド"は7コーラスありますがその内4コーラスのみ歌っています。ヴォーカルのWILLIE FULTONも当時の中心人物P.F. SLOANもまだ若かったはずなのに、こんなレコード会社の上役かマネージメントのジョーンズ氏と対立して批判する内容の歌を演っていいの?と引っ掛かりますが、それを言ったら作者のディランでもこの時まだ24ですからねぇ。何にしても後年バブルガム化するグラス・ルーツですが最初はフォークロックだったことがこの1曲だけでしっかりわかりますね。

THE SCREAMING JETS-World Gone Crazy-Eve of Destruction ★★★ (2024-05-25 01:20:35)

1991年にデビューし現在も活動中という豪州HRバンド、スクリーミング・ジェッツが1997年の4thで"明日なき世界"をカバーしています。本サイトで聴ける恐らく唯一のHRカバーなのに加え、嬉しいことにオージーバンドゆえの強み?"Red China"に忖度することなくフルコーラスカバーですね。多くを語る歌詞ですがフルに聴いてこそ趣旨が伝わると思われます。オリジナルは1965年まで遡るプロテストソング、32年後のこのカバーから更に27年経った現在の情勢も照らし合わせながら賞味したいものです。

JOHNNY THUNDERS-Hurt Me-Eve of Destruction ★★ (2024-05-24 02:22:21)

NEW YORK DOLLS、THE HEARTBREAKERSを経て1978年からソロ活動に入ったパンクロッカーがアコギ弾き語りのソロ4thに収録した"明日なき世界"のカバーです。ヒットチャートとは無縁のアンダーグラウンドアーティストは未知の領域で今回この曲を検索した結果初めて採り上げることになりました。のち'88年来日の際RCサクセションによる同曲カバーに参加、その3年後に38歳で他界しています。彼のヴァージョンはその生き急いだ人生の如く短いですね、もうちょっと腰を据えて演ってくれたら良かったのに。ここにUPしたライヴでも1番・"Red China"の4番を短縮・再び1番のみで終わっています。

RCサクセション-COVERS-明日なき世界 EVE OF DESTRUCTION ★★★ (2024-05-23 01:36:39)

ソウル五輪の年に発売中止騒動を経て終戦記念日にリリースとなった"素晴らしすぎる"ほど過激なカバーアルバムのオープニングを飾る"明日なき世界"です。1969年に高石ともやが日本語詞を付けてカバーしたものをベースにして更に過激な清志郎節に仕上がりました。この年RCのライヴに帯同する金子マリと1984年にこの曲をカバーしたJOHNNY THUNDERSがゲスト参加しています。日本語詞は中国コミュ…のくだりなど少し端折った所もありますが概ねオリジナル通りの趣旨が伝わってきますね。こりゃ絶対現代じゃ流せないかもですが、同時にこんなご時世だからこそみんな聴かなきゃいけない名カバーですよ。

THE GRASS ROOTS-Where Were You When I Needed You-Eve of Destruction ★★★ (2024-05-22 01:33:17)

GRASS ROOTSは1965年BOB DYLANの"Mr. Jones (Ballad of a Thin Man)"でデビューし翌'66年この1stアルバムをリリースしていますが、当時この"明日なき世界"は外され遥か後'94年のCD化に当たりボートラとして初収録されたものです。本作にはこの曲を書いたP. F. SLOANやプロデュースしたSTEVE BARRIがヴォーカルを取る曲もありますが、この曲を始め多くは初代ヴォーカリストWILLIE FULTONが歌っています。若々しくも曲の趣旨に相応しく力強いヴォーカルにフォークロックのアレンジが冴える名カバーですね。

THE TURTLES-It Ain't Me Babe-Eve of Destruction ★★★ (2024-05-21 01:30:04)

オリジナルは1945年生まれのP. F. SLOANが作曲し1935年生まれのBARRY MCGUIREが歌って1965年にリリースされ全米No.1ヒットを記録したプロテストソング"明日なき世界"。当初打診したTHE BYRDSに断られTURTLESに回ってきたとのことで、TURTLESヴァージョンは同年中リリースの1stアルバム収録曲として現れ、のち1970年にシングル化されチャート100位まで上がっています。ヴォーカルのHOWARD KAYLANはなかなかの貫禄ですが1947年生まれなので当時弱冠18歳だったというから驚き。TURTLESのレパートリーはAメロを静かに歌いサビで爆発する歌い方をする曲が多く、この曲も例外ではありません。

OLIVIA NEWTON JOHN-Indigo: Women of Song-Where Have All the Flowers Gone ★★★ (2024-05-18 02:50:07)

全曲女性シンガーの楽曲をカバーした2004年リリースの19thアルバムに収録。ややスローテンポで変調あり最後の方では歌メロも少し変えてドラマティックに演出してますね。何よりもカントリーの妖精から世界の歌姫に成長した彼女の歌声によって聴き易い点が高ポイントです。歌詞はちょっと変わって"Where have all the soldiers gone ~"の節がカットかと思いきや最後"~ flowers ~"に戻った後に1文だけ挿入という構成。この曲はヴァージョンによって"Where have all the graveyards gone ~"の節で終わったり、このオリビアのようにhusbandsがyoung menだったり様々なので聴き比べてみると面白いですよ。

イエロー・マジック・オーケストラ (YMO)-YMO Go Home!-WHERE HAVE ALL THE FLOWERS GONE? (ACOUSTIC VERSION) ★★★ (2024-05-17 02:26:57)

一見反戦ソングとは縁の無さそうなY.M.O.がこの曲をカバーしてたとは驚きです。結成20周年ベストアルバムに収録されたのは1980年にスタジオで録音されライヴ演奏と称して披露された音源とのこと。"ポストパンク的なシンプルさや攻撃性とは無縁"な筈の彼らも根底には反骨精神とどんな音楽でも加工してしまう柔軟さを持ち合わせていたのでしょう。一番訴えようとしたのであろう所で歌い方を激しく変えている点に注目したい、名カバーと呼びたい一つのカタチです。

EARTH WIND & FIRE-Last Days and Time-Where Have All the Flowers Gone ★★ (2024-05-16 01:42:28)

'70年代半ばから'80年代初めにかけて人気を博したクロスオーバーファンクバンド。1st・2ndをWARNERからリリース、翌1972年COLUMBIA-日本ではCBS SONY-に移籍後初の3rdで超有名な反戦フォークソングをカバーしています。メロディからして聴き慣れた他のバージョンとは大きく違って歌詞以外すっかり別の曲に変わっています。兵士への鎮魂歌という側面もありますからゴスペル調にアレンジするのはアリでしょうが、ここまで原曲の面影が無くなると残念ながらセンスの鈍い私には付いていけません。弄って弄られて絶えず変化していくのが音楽だってのは理解できますけどね。

THE SEARCHERS-Meet the Searchers-Where Have All the Flowers Gone ★★★ (2024-05-15 01:23:26)

"花はどこへ行った"…オリジナルはアメリカ人PETE SEEGERが1955年にリリースした超有名な反戦ソング。'60年代初頭にTHE KINGSTON TRIOやPETER, PAUL AND MARYがカバーして広く知られるようになりましたが、当サイトにはそれらの登録が無いので他のカバーを早い順に紹介していきます。まずはLove Potion No. 9などのヒットがある英国マージビートバンド、1963年の本国デビュー作でカバー。至って素直なカバーで好感が持てますね。本作には他にもアメリカの主にR&Bのカバーが収録されていますから注目ですよ。

ROD STEWART-Atlantic Crossing-Three Time Loser ★★★ (2024-05-14 01:22:57)

ざっと検索しただけで同名異曲が4つもあって先日はBADFINGERのを紹介しましたが、こちらは1975年8月リリースのソロ6thからオープニングテューン。大西洋を渡りアメリカ進出したばかりの戸惑いと言うか早速やらかしてるみたいな歌詞が面白いですね。CAのMONTEREY、EAST VIRGINIAときて3度目はどこにいるのでしょう。因みに本作で有名なSailingなど案外カバーや他者との共作が多いRODですがこれは完全に彼単独の自作曲。まさに掴みはバッチリですよ。

BADFINGER-Say No More-No More ★★★ (2024-05-11 01:10:03)

BADFINGERの新作として正真正銘ラストテューンはジョーイ作の、一見弾けてるようでちょっとダークなパワーポップ。ほぼタイトルテューンでもあります。もう嫌な過去に拘らないでと言うつもりなら前向きに捉えられますが、もうバッドフィンガーとしてやっていけないと言ってるとしたら大変、解散宣言ですよ。事実2年後ああなってしまった訳ですから。状況次第でどうとでも取れモヤッとした気分になりますが、そんな考察の余地ありという点で名曲に推しておきます。

BADFINGER-Say No More-Crocadillo ★★★ (2024-05-10 01:18:20)

クロッカディロと読むのでしょうか、恐らくcrocodileに関連するワードと思われますがここはあまり深入りしないで。TOM EVANSと本作制作中のみ在籍したギタリストROD ROACHの共作です。女性をワニらしきそれに例えた珍妙な内容ですが、曲自体はハードめに展開するまさにパワーポップ。トムにとってスタジオ盤としては生前最後の熱演となってしまったことに思いを馳せてノリまくりましょう、それがせめてもの手向けだと思います。

BADFINGER-Say No More-Too Hung Up on You ★★★ (2024-05-09 01:42:25)

BEATLESの弟分とPRされていた1970年代初頭の全盛期を彷彿とさせるTOM EVANS作のパワーバラードです。ソフトなジョーイに対してキレのあるトムのヴォーカルが生きていますね。ピアノが良いアクセントになったメロディも普遍的にシンプルで聴き易いです。さてタイトル、普通に取ればラブソングですが真意は? まさか未だピートのことが"引っ掛かって"いるとか…いやいやもう忘れましょうや。

BADFINGER-Say No More-Three Time Loser ★★ (2024-05-08 02:02:50)

何か力が抜けた雰囲気のジョーイが即席で作りました的なポップナンバー。間奏のキーボードがといい全体にメジャー調なのに哀愁メロディですね。因みにwhite line userってヤバい意味ですからアノ状態を表現してたりして。ROD STEWARTのAtlantic Crossingオープニングに同名異曲がありますがそちらほどコミカルでもなし、あと一歩ってとこでしょうか。

BADFINGER-Say No More-Passin' Time ★★ (2024-05-07 01:20:17)

TOM EVANSにとって遺作となる1981年リリースの本作、当時でいうB面1曲目はJOEY MOLLAND作のちょいハードなパワーポップです。過ぎ去りし日々を懐かしむと言うより"偽りの愛"やら"譲り合うことも無く"やら一時期PETEと対立して脱退した時のことを歌っているみたいでネガティヴな印象ですね。後年やはり対立するTOM亡き後も"独りBADFINGER"としてこの曲を演り続ける姿は一定評価しますが。

BADFINGER-Say No More-Rock 'n Roll Contract ★★★ (2024-05-04 01:08:07)

Wish You Were Hereに続きHead Firstというアルバムがレコーディング済みで1975年にも発売のはずがお蔵入りになっていまして、元々はそこに収録されていたトム作のパワーポップナンバー。ロックアーティストは奴隷で最後は墓場送りだとかロックビジネスに対して相当お怒りの様子です。何も知らなかったピートに対してトムは裏の裏まで熟知してました。サイケ期のBEATLES風なHead First ver.に比べてテンポアップし引き伸ばされ、ピートの苦しみを代弁するようなシャウトがカッコいい仕上がりになりましたね。今更何を…なんて言わずに聴いてやってください。

BADFINGER-Say No More-Because I Love You ★★★ (2024-05-03 00:58:35)

1981年6月、新作としてはラストアルバムたる本作からの3rdシングルにして正真正銘BADFINGERラストシングル。IVEYSから通算すると14thシングルになります。トム作のHold Onに並ぶいかにものBADFINGER節なこちらはジョーイの作品で、ブリティッシュポップらしいややアップテンポでキャッチーなメロディが全開。やはりこの手のネアカな曲はピートの件を引き摺ってない意味で脳天気な分ジョーイの方が得意なのでしょう。でも米英ともに全然ヒットせずバンドは何とも空しい最期を迎えるのでありました。

BADFINGER-Say No More-Hold On ★★★ (2024-05-02 01:32:04)

TOM EVANS存命中のラストアルバムから最初にシングルカットされた、これぞBADFINGER節!と思わず膝を叩きたくなるメロディアスなナンバー。そんなツボをわかっているTOMと、前作限りで参加したJOE TANSINの共作です。代わって本作で正式メンバーとなったTONY KAYEのメリハリあるキーボードが心地良く花を添えます。これだけの力作でも全米最高56位で最後のヒット、本国では掠りもせずと散々な結果でした。そんな訳でここはチャートの結果なんぞ無視してひたすら楽しむのみと致しましょうや。

BADFINGER-Say No More-Come On ★★ (2024-05-01 01:19:38)

シンプルなタイトルにストレートでゴキゲンなシャッフル調ブギーはTOM EVANSの作品。'80年代前半と言うとネアカが善、ネクラ-後年にはオタクと言われる-が悪とハッキリ分別されていて、JOURNEYやREO SPEEDWAGON、GO-GO'Sなど日本でSONY系レーベルが扱うネアカ勢が圧倒的人気を博していた時代。BADFINGERも力一杯ネアカになろうとしていますが、何分生来がブリティッシュな上にPETEの件が心の何処かに残ったままでは陽気なアメリカンにはなり切れず。IVEYS時代にMaybe Tomorrowという哀愁バラードを生んだトムがここまで変貌しただけでも良しとすべきでしょうか。

BADFINGER-Say No More-I Got You ★★★ (2024-04-30 00:50:13)

1981年1月発売となったTOM-JOEY体制での2ndでありBADFINGERとしては事実上のラストアルバム。そのオープニングを飾るのはジョーイ作のひたすら楽しいノリノリなロックンロールです。マイアミレコーディングゆえこんなゴキゲンになるのも納得、まさに元祖パワーポップ。シングルとしては本作からの2ndとして同年4月にカットされていて、全然ヒットしなかったみたいですが、もうそんなこたぁどうだっていいやい!と言いたくなりますね。

CHERIE CURRIE-The Motivator-Get Together ★★★ (2024-04-27 01:32:47)

ガールズバンドの草分け的2バンドのメンバー・THE RUNAWAYSのCHERIE CURRIEとFANNYのBRIE HOWARD-DARLINGによるコラボレーション作品が比較的最近と言って良いのかな?2019年に出ていました。内訳は新曲3曲にカバーが8曲、そのカバー曲の1つがコレ。この曲が初めて世に出た'60年代当時のサイケデリック風アレンジが何とも嬉しいじゃありませんか。シェリーと先輩格のブリーは丁度一回り離れていたりするんですが、実年齢やら年齢差なんかどうでもいいやと思わせる安定したパフォーマンス、張りのある歌声に私まで年甲斐も無く感動しています。はてさて、若い方々は何を感じるでしょうか。

WILSON PHILLIPS-California-Get Together ★★★ (2024-04-26 01:33:58)

1990年のデビューアルバム、シングル共大ヒットして幸先良いスタートを切ったTHE BEACH BOYSとTHE MAMAS & THE PAPASのメンバーを親にもつ娘3人によるUS二世ポップコーラスグループ。'92年の2ndから12年のブランクを置いて2004年、カバー曲ばかりの3rdである本作をリリース、その中でこの名曲を採り上げ12thシングルにもなっているのです。定評ある彼女たちのハーモニーにかかればどんな曲も更なる名曲となるのは当然ですね。元々は反戦ソングだったこの曲も今回は癒しのBGMとして聴くことにしましょう。

LOBO-Just a Singer-Let's Get Together ★★★ (2024-04-25 01:44:03)

1943年生まれで20歳頃からシーンで活動しており'70年代に入って1stアルバムから"Me and You and a Dog Named Boo(僕と君のブー)"、2ndから"I'd Love You to Want Me(片想いと僕)"のヒットを放った米フロリダ出身のシンガー&ソングライター・RONALD KENT LAVOIE、通称ロボが'74年に発表したカバー曲ばかりの4thアルバムでこの曲をご披露。フォーク&カントリー系の彼らしい実にシンプルでテンポを落とし切なさも感じさせるカバーですね。HARRY NILSSONや德永英明を引き合いに出すまでもなく、シンガー&ソングライターは自作曲に拘るべきだなどという考えは少なくとも私は全然持ち合わせていませんから、このカバーは十分アリですよ。

CARPENTERS-Ticket to Ride-Get Together ★★ (2024-04-24 01:25:25)

THE CARPENTERSは1969年10月リリースの1stアルバムでこの曲をカバーしました。'70年代に一世を風靡するカーペンターズも最初は試行錯誤で様子見といったところでしょうか。本作から唯一かつメジャーデビューシングルであるBEATLESナンバー"涙の乗車券"はスローテンポで聴かせる好カバーだったのに、RICHARDが歌い始めるこの曲は逆にテンポアップしてしかもKARENが歌うサビは更に倍速へシフト! いやいや肝心のサビをじっくり聴きたいのに端折っちゃったみたい…そりゃないでしょ、ってなもんですよ。賛否両論ありましょうけど私にとってはこりゃ頂けませんなぁ。

JEFFERSON AIRPLANE-Jefferson Airplane Takes Off-Let's Get Together ★★★ (2024-04-23 01:53:41)

THE YOUNGBLOODSの1stに先んじて1966年8月に発表されたジェファーソン・エアプレインの1stに収録。タイトルにLet'sが付きサビの掛け声もCome onではなくHeyですね。女性ヴォーカルはこの1stに限りGRACE SLICK加入前で2つ若いSIGNE TOLY ANDERSONが参加しています。大筋ではヤングブラッズによるカバー同様素直な曲調、むしろあちらよりもサイケデリックな雰囲気が希薄な好ましいカバーとなっています。シングル化こそされていないもののコレは聴き逃せませんよ。

THE YOUNGBLOODS-The Youngbloods-Get Together ★★★ (2024-04-20 03:15:28)

オリジナルはQUICKSILVER MESSENGER SERVICEのDINO VALENTIことCHET POWERSが1963年に書いた曲。平和をlove、戦争をfearに例えた反戦歌です。'66年にデビューしたJESSE COLIN YOUNG率いるUS東海岸NY・GREENWICH VILLAGEのロックバンド・ヤングブラッズがカバーして'67年1月の1stアルバムに収録、7月にシングルカット。その時は全米チャート62位止まりでしたが、2年後の'69年拠点を西海岸シスコへ移す頃NCCJのラジオ広告に使われて注目を集め、6月に再リリースしたところ全米最高5位まで上がるバンド最大のヒットになりました。包み込むようなサイケデリックサウンドのフォークロックに乗せて愛と平和を歌う、ベトナム反戦運動、公民権運動など激動の'60年代後半当時ではお決まりのパターンで、時流に乗ったヒットと言えば
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佐野元春 ★★★ (2024-04-20 02:43:14)

"ヤングブラッズ"にコメントした時私が初めてで不思議に思い、見直したら自動登録枠ナンバリング外に"YOUNG BLOODS"があって2名様がコメントしてました。他でもこういうパターンが多く自分または他人のコメントを移動して統一したいのですが残念、5年のブランクで権限を失いできません。
それにしてもTHE STYLE COUNCILが前年'84年にリリースした"Shout to the Top!"のパクリですって? 大体アメリカンが好きでブリティッシュに疎い私は全然知りませんでした。"Someday"がHeartland rockたるBRUCE SPRINGSTEENの"Hungry Heart"だってのは中曽根栄作さんが仰ってた通りなので分かりますが、色々見てみると初期のサノモトはパクリの宝庫と言われてるとか。
他にも声量が無さそうで活舌が良いのか悪いのか分からない歌唱は氷室
…続き

ZYYG-Noizy Beat-ぜったいに誰も ★★★ (2024-04-18 02:39:06)

細かいことを言うとタイトル、正式には"ぜったいに 誰も"とスペースが入る1995年6月リリースの5thシングル。そうです、"SLAM DUNK"の後期OPテーマに起用されました。高山征輝作詞・オダテツ作曲でコーラスにMi-Keの宇徳敬子や元・弾ともやの生沢佑一が参加とまあ豪華なこと。強いて言えば思い切りヒムロに寄せてるイケメンの高山クン、歌詞はカッコいいけど当時のヴォーカルは伸びと粘りがイマイチですね。その点ではどこかにアップされてる"〜30th Anniversary ver"の方を断然オススメします。

織田哲郎-いつかすべての閉ざされた扉が開かれる日まで-光と影の中で ★★★ (2024-04-17 02:11:03)

1990年4月リリースの織田哲郎名義では8thシングル。前年'89年"渚のカセットVOL.3"を最後にTUBEへの楽曲提供を終了、アルバム"Candle In The Rain"とプログレバンドTOUGH BANANAを以てオダテツは音楽活動に一旦区切りを付けるつもりだったそうです。この曲の歌詞はまさにそういう一時休憩の後またやり直そうという心境を象徴しています。本作ではレコード会社も珍レーベル・PLATZに移籍、完全にひっそりと機を伺う様子ありあり。でもほぼ同時期に"おどるポンポコリン"が大ヒット、自身のあのヒット曲を経て'90年代に再び楽曲提供者として大ブレイクする予兆は着実に進行していたのでありました。そりゃ世間が彼ほどの才能を放っておく訳がありませんよね。

Sly & The Family Stone-Stand!-Everyday People ★★★ (2024-04-16 02:34:39)

20歳頃からシーンで活動していたというSLY STONEが結成し1967年デビューのUS・R&Bバンドが翌'68年11月にリリースした5thシングルです。人種差別を始めとしたあらゆる偏見を否定し平和と平等と連帯をコンパクトながらも高らかに歌い上げた曲で、'69年2月から3月にかけて全米チャート4週連続No.1を記録しました。時あたかも'68年と言えば4月にキング牧師暗殺事件があったばかり。4年前に公民権法が成立してもまだまだ情勢は混沌としていたところ、SLY自身も若きアフリカ系アメリカ人として黙っていられなかったのでしょう。タイトルはありふれた普通の人間、みんなと同じパンピーという意味ですが、そんな普通の兄ちゃんが"Different strokes for different folks"と当たり前の現状を述べ"We got to live together"と訴えます。明るくシンプル
…続き

ERIC CLAPTON-Backtrackin-Knockin' on Heavens Door ★★★ (2024-04-13 01:43:53)

クラプトンはこの曲を1975年8月にソロ7thシングルとしてリリースしましたが、それに先立って英レゲエシンガーARTHUR LOUISによる同じくこの曲のレコーディングに参加した関係なのかクラプトンのヴァージョンもややレゲエがかっていますね。前年に"I Shot the Sheriff"の大ヒットでプランクを克服したこともあってレゲエにハマってたところでしょう。それに加え"スローハンド"のギターが穏やかな雰囲気を引き立て、これなら本当に天国へ行けそうです。因みにアルバムへの収録は表題盤より2年前、1982年の"Timepieces: The Best of Eric Clapton"が最初でした。

YARDBIRDS-For Your Love-Train Kept a Rollin' ★★★ (2024-04-12 01:30:44)

オリジナルは1951年にTINY BRADSHAWというアメリカ黒人ジャズ・R&Bシンガーが作曲、発表したリズム&ブルーズ。YARDBIRDSによるカバーは"The Train Kept A-Rollin'"とtheが付き、収録アルバムは1965年11月リリースの米国2nd"Having a Rave Up (with the Yardbirds)"ですね。米国1stである"For Your Love"には再発ボートラとしても収録されていません。私も英国のアーティスト、バンドは弱いですがざっくり調べただけで色々わかってきました。皆さんのコメントを該当アルバムの方に移動したいところですが…。

GUNS N' ROSES-Use Your Illusion II-Knockin' on Heaven's Door ★★★ (2024-04-11 01:55:11)

デビューの頃からライヴでは演っていたようですね。2コーラスだけだったディランのオリジナルに電話の通話みたいな効果音で3コーラス目を追加、演奏時間も倍増してアクセルの7色ヴォーカルにガンズサウンドでアレンジ。ベトナム戦争終結という時代柄微かに成仏や平和を予見させたオリジナルに対して、こちらは冷戦が終わり新たな局面へ向かう情勢を背景にひたすら逝く様を表現しているように感じられます。もしかしたら天国に行けないかも、しかしメタラーにとってはむしろその方が本望でしょうか。何にしても名カバーに違いありません。

BOB DYLAN-Pat Garrett and Billy the Kid-Knockin' on Heaven's Door ★★★ (2024-04-10 02:25:12)

西部開拓時代を背景とした1973年の映画サントラに提供の後シングルカットされ全米12位まで上がるヒットとなった"天国への扉"です。2年後ERIC CLAPTONがカバーした他、やはり当サイトの常連諸兄にはGUNS N' ROSESによるカバーが馴染み深いでしょう。内容はまさにその時のことを歌ってますから好みが分かれるのは当然、しかし何もかも諦め切って坦々と最期を迎える曲だという印象です。ここはまだ入口でありその遥か先にあるのは輪廻転生…といきたいものですね。ベトナム戦争が終結に向かっていた当時の状況を象徴しているとも言われます。

BOB DYLAN-New Morning-If Not for You ★★★ (2024-04-10 01:50:04)

1970年10月リリースの11th"新しい夜明け"より唯一の、しかし実に22thとなるシングルです。当時の妻SARAに捧げたラブソングであり、予てからBEATLESと親交のあったディランがGEORGE HARRISONとのセッションを通じて作り上げた曲です。更にOLIVIA NEWTON JOHNのメジャーデビュー曲となったことも有名ですね。ジョージ、オリビアのバージョンも併せて聴き比べればハッピー度も3倍というもんですよ。

OLIVIA NEWTON JOHN-If Not for You-If ★★★ (2024-04-09 01:38:59)

洋楽については後追いですが1971年は洋邦問わず名曲が多かったと個人的な感想を抱いているワタクシです。この曲もBREADが同年3月にリリースして全米4位を記録したばかりの有名曲。オリビアのバージョンはオリジナルに忠実な落ち着いた歌い方でまずは良心的なカバーと言えるでしょう。それにしてもアルバムタイトル=メジャーデビュー曲がIf Not for Youでアルバムの2曲目にこの曲、10曲目がIf You Could Read My Mindで11曲目もIf I Gotta Leave…もしもし、ifだらけですよ。

GEORGE HARRISON-All Things Must Pass-If Not for You ★★★ (2024-04-06 02:03:35)

オリジナルはBOB DYLANが1970年10月にリリースした11th"New Morning"収録曲。ディランはアルバム制作前にGEORGEとセッションを行い、その中からこの曲のアレンジを変え"新しい夜明け"に収録。ジョージも自前バージョンを同じく'70年11月リリースの3枚組3rdアルバムに収録したという流れです。ジョージとしては当時の妻PATRICIAを思いながら歌ったのでしょう。更に翌'71年にはOLIVIA NEWTON JOHNのメジャーデビュー曲となったことでも有名ですね。3バージョンどれがベストかを問うよりも三者三様それぞれの味を楽しむのが宜しいかと。

OLIVIA NEWTON JOHN-Making a Good Thing Better-Don't Ask a Friend ★★★ (2024-04-06 01:25:13)

オリジナルタイトルが"オリビアを聴きながら"の歌詞に引用されたらしい1977年6月リリースの9th"きらめく光のように"収録のオリビア自作曲"傷ついたキューピッド"です。Friendとは恋人の友人つまり男で"あいつの全ては知らない方が良い"と言っているという、何か危険な香りがしますね。ギターはウェストコーストの名人JAY GRAYDONときたもんですよ。レコーディングもCAだし、英国生まれのオリビアもこの頃には完全に"思い切りアメリカン"してますね、ってつい杏里のタイトルが出てきてしまう…。

OLIVIA NEWTON JOHN-Olivia-Changes ★★★ (2024-04-05 01:51:16)

アルバム自体が当初は英国のみリリースだったからあまり知られてなかったんですね。今回は中でも完全に後追いで知ったこの"チェンジ"をイチ押し致しましょう。何と初期では珍しいオリビアの自作曲、シンガー&ソングライター・オリビアの実力を早くも知ることができたなんて! しっかりと韻を踏む歌詞、変われなかったために終わりを告げる人間関係という内容…2分半とコンパクトですからじっくり噛みしめてご賞味ください。

OLIVIA NEWTON JOHN-If Not for You-Me and Bobby McGee ★★ (2024-04-05 01:26:36)

1971年11月リリースの1stアルバムはオープニングからして有名曲のカバーです。アメリカ人KRIS KRISTOFFERSONとFRED FOSTERの作曲で1969年にROGER MILLER、翌'70年にはGORDON LIGHTFOOTそして他界直前のJANIS JOPLINがレコーディング。ジャニスのバージョンが'71年春に全米No.1を記録したことで有名になりました。さてオリビアのは…あくまで基本カントリー歌手ですからね、こういうアレンジになるのは当然でしょう。最初だしまずはお手並み拝見といったところ。

OLIVIA NEWTON JOHN-Olivia-Angel of the Morning ★★ (2024-04-04 01:58:33)

1972年8月リリースのセルフタイトル2ndは後追いながら私に馴染みのあるカバー曲が収録され興味を引かれます。オープニングの"夜明けの天使"からしてオリジナルは1968年のMERRILEE RUSH"朝の天使"ですね。'68年なんてまだ日本の歌謡曲しか知らない腕白坊主だったし'72年に至っても本格的に洋楽を聴き始める前なので、知ったのは'81年、JUICE NEWTONによるカバーの大ヒットが切っ掛けでした。さて本題のオリビア版、洋邦問わずあの時代あるあるでサビの最高音部が多重録音のコーラスに留まり持ち前のハイトーンが最後だけなのが残念です。曲は最高ですよ曲は、はい。

OLIVIA NEWTON JOHN-Olivia-What Is Life ★★ (2024-04-03 02:59:36)

余りにも有名なGEORGE HARRISONの"美しき人生"をカバーしています。オリビアver.もメジャー3rdシングルとしてリリースされそこそこヒットしたんですね。オリジナルよりもテンポを上げたアレンジで一般受けは良いでしょう。でもワタクシはHARRISONとERIC CLAPTONのツインギターが映えるオリジナルがやっぱ好みです。

OLIVIA NEWTON JOHN-Olivia-Everything I Own ★★ (2024-04-03 02:38:42)

オリジナルは同年1月アメリカのソフトロックバンドBREADがリリースし全米5位まで上がる大ヒットとなったばかりの"涙の想い出"です。元々比較的坦々と歌う作者DAVID GATESに比べて、歌姫オリビアは一部歌メロを変えるなどアレンジして上の方が仰る通りのカバーに仕上げています。オリビアファンなら必聴ですね、私は以前から知っているオリジナル一択ですが…。

TRAFFIC-Reaping-Paper Sun ★★★ (2024-04-02 01:52:33)

SPECER DAVIS GROUPから独立したSTEVE WINWOOD率いるTRAFFICが1967年5月にリリースしたデビュー曲"ペイパー・サン"です。幻想、いや更にはドラッグによる幻覚を紙細工の太陽に象徴させた歌詞だと言われます。音の面ではシタールが使われてグルーヴィかつサイケデリックに仕上がり、全英チャートで5位、何故かカナダでも4位まで上がるヒットになりました。全米では一応100位内の94位でしたからUKの新人バンドとしては健闘した方でしょう。ワタクシはというと、後追いで知った当時はアメリカ好きな上にこのウネウネした陰鬱な音像に馴染めずいつしか忘れ去っていましたが、ネット時代にふと再会し聴き返してみたら結構クセになるもんですね。やはりドラッグ体験の曲だからでしょうか。

OLIVIA NEWTON JOHN-Warm and Tender-Warm and Tender ★★★ (2024-03-30 01:45:31)

母となってからは2作目となる1989年9月リリースの実に14thアルバム"美しい星と子供たちに〜ウォーム・アンド・テンダー"から、翌年5月に日本のみシングルカットされたタイトルトラックです。アルバム全体が娘のために作った子守唄ゆえ、JOHN FARRARとオリビア自身が共作したこの曲もまた然り。我が子のみならず世界中の子供たちを見守るオリビアの穏やかな眼差しが歌詞に表れていますね。こういう音楽はヒットの如何抜きに高評価決定でしょう。

OLIVIA NEWTON JOHN-Soul Kiss-Soul Kiss ★★★ (2024-03-29 01:45:30)

1985年9月、ギターにSTEVE LUKATHERらが参加したアダルトな意欲作"麗しの瞳"からの1stシングルで、全米20位まで上がった生前最後の大ヒット曲でした。作者はライバル?LINDA RONSTADTなど多くのアーティストに曲を提供しているアメリカ人MARK GOLDENBERG、作風とサウンドも80年代半ばのいかにもあの時代で個人的には好みです。このPVだけはマドンナ化傾向が著しくやり過ぎ感が否めませんが、ここは見なかったことにしましょう。


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