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MK-OVERDRIVEさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 51-100
サザンオールスターズ-人気者で行こう-よどみ萎え、枯れて舞え
サザンオールスターズ-人気者で行こう-JAPANEGGAE (ジャパネゲエ)
松田聖子-Windy Shadow-ハートのイアリング
SOUTHERN ALL STARS-原由子 with サザンオールスターズ
サザンオールスターズ-すいか SOUTHERN ALL STARS SPECIAL 61 SONGS-東京シャッフル
SOUTHERN ALL STARS-綺麗
サザンオールスターズ-綺麗-旅姿六人衆
サザンオールスターズ-綺麗-EMANON
サザンオールスターズ-綺麗-ALLSTARS' JUNGO (Instrumental)
サザンオールスターズ-綺麗-南たいへいよ音頭
サザンオールスターズ-綺麗-サラ・ジェーン
サザンオールスターズ-綺麗-MICO
サザンオールスターズ-綺麗-YELLOW NEW YORKER
サザンオールスターズ-綺麗-NEVER FALL IN LOVE AGAIN
サザンオールスターズ-綺麗-ALLSTARS' JUNGO
サザンオールスターズ-綺麗-星降る夜のHARLOT
サザンオールスターズ-綺麗-かしの樹の下で
サザンオールスターズ-綺麗-赤い炎の女
サザンオールスターズ-原由子 with サザンオールスターズ-ボディ・スペシャルⅡ
SOUTHERN ALL STARS-バラッド '77〜'82
SOUTHERN ALL STARS-バラッド '77〜'82-Ya Ya (あの時代を忘れない)
SOUTHERN ALL STARS-NUDE MAN
サザンオールスターズ-NUDE MAN-Just a Little Bit
サザンオールスターズ-NUDE MAN-来いなジャマイカ
サザンオールスターズ-NUDE MAN-猫
サザンオールスターズ-NUDE MAN-Nude Man
サザンオールスターズ-NUDE MAN-女流詩人の哀歌
サザンオールスターズ-NUDE MAN-Oh! クラウディア
サザンオールスターズ-NUDE MAN-Plastic Super Star (Live In Better Days)
サザンオールスターズ-NUDE MAN-逢いたさ見たさ 病める My Mind
サザンオールスターズ-NUDE MAN-匂艶 THE NIGHT CLUB
サザンオールスターズ-NUDE MAN-流れる雲を追いかけて
サザンオールスターズ-NUDE MAN-夏をあきらめて
サザンオールスターズ-NUDE MAN-想い出のスター・ダスト
サザンオールスターズ-NUDE MAN-DJ・コービーの伝説
SOUTHERN ALL STARS-ステレオ太陽族
サザンオールスターズ-ステレオ太陽族-Big Star Blues (ビッグスターの悲劇)
サザンオールスターズ-ステレオ太陽族-朝方ムーンライト
サザンオールスターズ-バラッド '77〜'82-ひょうたんからこま
サザンオールスターズ-ステレオ太陽族-ムクが泣く
サザンオールスターズ-ステレオ太陽族-ステレオ太陽族
サザンオールスターズ-ステレオ太陽族-Let's Take A Chance
サザンオールスターズ-ステレオ太陽族-ラッパとおじさん (Dear M.Y's Boogie)
サザンオールスターズ-ステレオ太陽族-我らパープー仲間
サザンオールスターズ-ステレオ太陽族-恋の女のストーリー
サザンオールスターズ-ステレオ太陽族-夜風のオン・ザ・ビーチ
サザンオールスターズ-ステレオ太陽族-素顔で踊らせて
サザンオールスターズ-ステレオ太陽族-My Foreplay Music
サザンオールスターズ-ステレオ太陽族-Hello My Love
伊丹哲也-Tetsuya Itami-街が泣いてた
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発言している45曲を連続再生 - Youtube



サザンオールスターズ-人気者で行こう-よどみ萎え、枯れて舞え ★★★ (2024-11-13 02:28:14)

ある時は洗練されたシティポップ、またある時は懐かしいルンバにも聞こえるシンセサウンドとキャッチーなメロディが印象的。↑難解ですね、私も経験無いから何がよどんで萎えるのかよくわかりません(キリッ…けど不倫を揶揄し嘆き警告する歌らしいです。"Tokioの貞操は変な情操に~"で察するしかありません。また得意の造語当て字で愛倫浮気症をIrene bouquet showと読んだりしてます。気まずく"よどむ"atmosphereでナニも"萎え"、心が"枯れて"風に"舞え"とでも言いたのでしょう。モチーフは多分当時人気だったTVドラマ"金曜日の妻たちへ"です。

サザンオールスターズ-人気者で行こう-JAPANEGGAE (ジャパネゲエ) ★★★ (2024-11-12 02:30:52)

Japanとreggaeを接合したらrが消えた造語になってる? いや大事なのはそこじゃなく、最新の音楽技術たるシンセで出す琴の音に始まる懐古趣味的な和楽のレゲエ(!)に遊郭のあれこれを描写する古文調の日本語と仮名英語を掛けた詞を乗せてしまったことです。"歩めば情事"="Are you never George"とか、ぶっちゃけ深い意味はなく当て字に過ぎません。一風変わったメロディにシンプルなアレンジ、それでいて凄く印象に残ります。これこそ日本のロックバンドにしかできない奇跡のプログレですよ。

松田聖子-Windy Shadow-ハートのイアリング ★★ (2024-11-11 03:33:40)

1984年11月発売の19thシングル。松本隆作詞はいいとして作曲のHOLLAND ROSEって誰?と思ったらレーベルメイト佐野元春のペンネームですな。確かにYoutubeのコメントで多く見られるように曲調は"Someday"かも…しかし私としてはサビメロがY&Tの"All American Boy"-こっちの方が後ですが-のイントロと被るという感覚で覚えていました。残念ながら熱烈なファンという訳ではなくむしろ逆な故コメントはここまで。

SOUTHERN ALL STARS-原由子 with サザンオールスターズ (2024-11-11 01:37:00)

1983年12月、"バラッド '77〜'82"の当初と同様カセットテープのみの形態で発売されたがCD化されず廃盤となったベストだそうな。現在までこのタイトル名義での作品は無く、原坊ヴォーカル曲やキーボード/ピアノが前面に出た曲が主体、かと思えば"ボディ・スペシャル II (BODY SPECIAL)"や"東京シャッフル"は全くそうではないし、名義はあくまでサザンオールスターズですから一体何なんでしょうねという世界。現物を知らず今更再発も望めない謎商品です。
side A
1. そんなヒロシに騙されて
2. かしの樹の下で
3. ボディ・スペシャル I (BODY SPECIAL)
4. ボディ・スペシャル II (BODY SPECIAL)
5. 南たいへいよ音頭
6. 私はピアノ
side B
1. 東京シャッフル
2. 流れ
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サザンオールスターズ-すいか SOUTHERN ALL STARS SPECIAL 61 SONGS-東京シャッフル ★★★ (2024-11-10 03:00:02)

1983年11月発表、オリコン23位と前シングル同様イマイチでしたが紅白で大いに知れ渡った19thシングルです。昭和20(1945)年の東京とは随分ピンポイントな背景ですね。クラリネットがメインのシャッフルビートに乗せてジャズやラテンを感じさせるワードが登場する七七七五の都々逸調な歌詞が、同じ日本ながら我々の知らない世界観を醸し出します。桑田によれば"ダンスホールなんかでかかるブギ調の曲"とのこと。B面は大森ター坊作の"Still I Love You"。

SOUTHERN ALL STARS-綺麗 ★★★ (2024-11-10 02:35:49)

1978年のデビューから毎年コンスタントに1作ずつオリジナルアルバムを発表してきて本作は1983年の6thとなります。14曲大サービスと物量作戦気味ですが、私としてリアルタイムで印象に残ったのは非シングルながらインパクト大な1.や他人の歌唱でヒットしたザ・歌謡曲6.ぐらいで、唯一のシングル13.がスッポリ記憶から飛んでいました。さて当時はYMOなどテクノの台頭でサザンも音的な進歩を迫られたのでしょう、TAISHITAレーベルの設立もそんな背景があろうかと。前作に比べて一般的にすぐ理解されなかったのは無理もありません。前述の新しい音で日本型ワールドミュージックを追求したら、クリアなサウンドを核とした日本産ワールドミュージック満載のエスニックアルバムが出来てしまったからです。桑田の作る曲のテーマは様々な事象に及び作品の幅が大きく広がりました。大学音研サークルの面影が消え日本を代表するメジャー
…続き

サザンオールスターズ-綺麗-旅姿六人衆 ★★★ (2024-11-09 03:00:14)

↑直近のコメントがもう17年余も前ですから是非ともアップデートしなきゃ。タイトルは"旅姿三人男"から、エンディングは"Hey Jude"とコード進行が同じ…と何かしら影響を受けた要素がありつつオレ流の音楽に昇華する桑田いつものパターンですが、中でもこの曲は特別感ひとしおです。ライヴツアーを回る彼ら自身の旅姿、"華やかな者の影で今動く男達":バンドを支えるスタッフとファンに感謝を捧げた曲なのですが、21世紀になって大森ター坊が脱退し5人となってから封印されライヴで演らなくなったと。ところが40周年ライヴLive Tour 2019で"旅姿四十周年"とタイトルを変え20年余振りに披露されました…言わずもがなの特別感ですね。

サザンオールスターズ-綺麗-EMANON ★★★ (2024-11-08 02:04:02)

"綺麗"から唯一の18thシングルA面曲でアルバムと同時の1983年7月発売、オリコン結果は最高24位、売上7万枚とサザンにしてはちょっと落としてますね。no nameを逆にした言葉遊びというタイトルに馴染みがなかったせいかもしれません。歌詞はいつものサザンらしく真夏の出来事の思い出、そして曲調はサザン随一の(日本で言う)AOR。AORです、大事なことなので2回言いました。イントロから洒落たメロディとコード進行によりライト&メロウで切ない雰囲気を醸し出す、サザンでは珍しいタイプの隠れ名曲を今改めてクローズアップいたします。

サザンオールスターズ-綺麗-ALLSTARS' JUNGO (Instrumental) ★★ (2024-11-07 00:22:09)

アフリカンビートジャンゴ"ALLSTARS' JUNGO"の間奏部分のみを抜き出して再録した僅か43秒のインスト。メンバー全員が気持ちよく一斉にリズム録りした様子が目に浮かびます。ラスト超名曲2連発への橋渡しですね。

サザンオールスターズ-綺麗-南たいへいよ音頭 ★★ (2024-11-06 01:45:01)

ムクちゃんことベーシスト・関口和之作詞・作曲&ヴォーカル。今回は"ムクが泣く"とは対照的にどこが音頭だよ?てぐらいラテンでトロピカルな曲となっています。南の島の青い海、青い空を思わせる音像に対して詞はどうでも良さそうに不思議な描写ですね。こういう曲調は好きなだけに良く言えばサラッとした、ぶっちゃけ弱いヴォーカルが残念です。

サザンオールスターズ-綺麗-サラ・ジェーン ★★★ (2024-11-05 01:51:40)

"たいくつな毎日がイヤになり""明日朝まで""家を出る"SARAH JAYNEという少女を歌う、ゆったり16ビートのソウルバラード。1959年のアメリカ映画"Imitation of Life"(邦題"悲しみは空の彼方に")の登場人物がモチーフになっていますが、この曲の主人公サラ・ジェーンは映画ほどシリアスな境遇ではなく普通に多感な少女ですね。個人的な感想を言うとメロディが'73年初めにヒットした南沙織の"早春の港"だったり。それらの所から↑↑懐かしさを感じると思います。

サザンオールスターズ-綺麗-MICO ★★★ (2024-11-03 01:51:04)

↑↑"20年前"とある通り"Be My Baby"のカバーを歌うなど'60年代主に活躍した和製DIANA ROSSこと故・弘田三枝子の愛称で、内容も"人形の家"が出てきたり彼女をテーマとした、ユーモアと愛情に満ちたラテン・ソウルです。"綺麗になってsoulを捨てて、たしなみばかりが歌じゃない、もう一度だけ叫んどくれ俺のために"の所が本音ですね。そして何と彼女から同年すぐに佳祐を捩った"O-KAY"なるアンサーソングが返される↓という粋なサプライズ。

https://www.youtube.com/watch?v=7y3tI2mVb68

サザンオールスターズ-綺麗-YELLOW NEW YORKER ★★★ (2024-11-02 02:28:41)

New Yorkに行った時の桑田の感想がそのまま曲になった、アナログ時代ではB面オープニング。この音像はパンクか本場New YorkerであるBILLY JOELが時々作っていたR&B基調のロックンロールをイメージさせます。New Yorkに住む黄色人種への応援歌であり、サザンの立場からはアメリカで日本人が認められるために乗り越えるべき障壁を感じたに違いありません。曲調も歌詞もストレートなカッコよさがありますね。

サザンオールスターズ-綺麗-NEVER FALL IN LOVE AGAIN ★★ (2024-11-01 02:34:55)

舞台は"9月の風"とある通り季節は秋そしてありがちな失恋の歌。アナログ時代のA面ラスト曲であり富田靖子主演の映画"アイコ十六歳"挿入歌になりました。"お気に入りだった"けど"ひとりで聴いてもむなしい"RAY CHARLESてのが桑田らしいですね。全体に低いキーなのにその"むなしい"だけ突出してシャウトしています。BURT BACHARACHが作りDIONNE WARWICKやCARPENTERS等が歌った"I'll Never Fall in Love Again (恋よさようなら)"がモチーフらしいですが全然似てません。サザンにしてはやけに間延びした、可もなく不可もなく無難なバラードといった印象。

サザンオールスターズ-綺麗-ALLSTARS' JUNGO ★★ (2024-10-31 01:27:18)

↑"景気よく踊ろう"ってだけの歌詞ですからあまり考えなくても宜しいですよ。ジャングルビートって'90年代に興った筈なのに'83年の時点でサザンが演っていた? これは新説ですね…日本初も小室ではなく桑田だったと。最初はラップだったのが最終的にリズム隊が忙しいアフリカンな曲になったとか。とにかくライヴ映えすることは確かなようです。

サザンオールスターズ-綺麗-星降る夜のHARLOT ★★ (2024-10-30 01:50:41)

レゲエ調なのに何とも切なく哀しげなのは当時急激に増えたジャパゆきさんの"under pressure"を歌っているから。"街角で売りに出ていた"harlot - そのまんまの意味であり、特に2番はもっと赤裸々な歌詞が出てきますよ。心に傷を負っていた筈の彼女たちの心情を察しここまで巧みに描写できる桑田氏は確かに凄いですが、別世界のことだと思うと感情移入はできませんね、残念だけど。

サザンオールスターズ-綺麗-かしの樹の下で ★★ (2024-10-29 01:51:44)

シンセドラムをフィーチャーした中国風のナンバー。前作"NUDE MAN"収録曲"流れる雲を追いかけて"と同様に中国残留孤児がテーマになっていますが、今回は情景描写よりも社会的考察の方が焦点です。BEATLESの"A Day in the Life"が動機になったとか原坊のヴォーカルパートでバックに胡弓を使ったり、"祖国(ツーゴー)"とズバリ中国語が出てきたり一層本格的ですね。彼の地とあの時代に思いを馳せながら聴く曲。

サザンオールスターズ-綺麗-赤い炎の女 ★★ (2024-10-28 02:57:25)

スパニッシュ若しくはルンバな曲調にラテンなギターが光る佳曲。↑現在では総合的にLGBT、ジェンダー等と呼ばれますね。そのうちの女役に恋する男役の立場で描かれているようです。更に言うと実は妻の不倫を疑いながら監視する夫の妄想だという説も。後者はともかく前者の人々が嘗て周りにいましたが、そういうもんかなぁって感覚ですね。

サザンオールスターズ-原由子 with サザンオールスターズ-ボディ・スペシャルⅡ ★★★ (2024-10-26 02:02:10)

↑何言ってるんですか"君のshyなman callで"ですよ。"混和離"の歌なのにそんなことじゃ"恥裸意"も萎えちゃいますって。↑↑ジャケットは今もってモデル不明の推定?カップ、歌詞はTV番組に敬遠されるほどアレ。そんなんでもオリコン10位まで上がった、第2期突入のサザンがまず攻めた1983年3月リリースの17thシングル。表題アルバムと"すいか"しか収録されておらずこの曲を知っているかどうかでファン度が測れると言われます。曲自体はラテン&歌謡曲風味のかかっためっちゃカッコいいロックンロールですぜ。やっぱエロいの好きな?いやポストサザンな↓この人たちがカバーしているヴァージョンも注目ですよ。

https://www.youtube.com/watch?v=yVpdlqpQWmc

SOUTHERN ALL STARS-バラッド '77〜'82 ★★ (2024-10-25 03:33:27)

1982年12月リリース、サザン初のベストアルバムであり文字通りの"バラッド"が一挙20曲、それも当初はカセットのみでアナログ盤は存在しません。本作にしかコメントの無い5.12.14.そして当時最新のシングル17.がオリジナルアルバム未収録。デビュー前に出来ていた曲もあるからタイトルが"'77~"だというのが有力な説です。1985年にめでたくCD化され手軽に楽しめますから、上記4曲目当ての人はもちろんそうでない人もコレクションとして是非お一つ。

SOUTHERN ALL STARS-バラッド '77〜'82-Ya Ya (あの時代を忘れない) ★★★ (2024-10-25 02:45:10)

"時代"は"とき"と読みます。卒業シーズンの定番ですって? 1982年10月リリースの16thシングルでこれまた"ふぞろいの林檎たち"挿入歌となりました。青学の音楽サークル名"better days"をさり気に取り込んだ歌詞など一見学生時代を懐かしむ歌になっていますが、実は逆で青春時代との決別というのが真意。プロとしてやっていく"プロフェッショナル宣言"の曲とも言えます。"ya"とは素直に掛け声または"you"のことです、誰ですか"嫌"だなんて言ってるのは…ま、実際この曲が嫌いなんて人はいないと信じます。サザンにしては真面目一徹な歌詞、曲調は3年後の"メロディ (Melody)"に通じるものがありますね。オリコン最高10位。

SOUTHERN ALL STARS-NUDE MAN ★★★ (2024-10-25 02:18:09)

'80年代のサザンでは最も売れた№1アルバム3発目。ケツジャケ! あはは。確かに何も知らない人々なら当時は引いたでしょう。1982年 - デビュー5年目にして5thですからアルバムに関しては年一ペースと、ハチャメチャなイメージに反して実は地道に着実に歩んできたことが伺えますね。そして先行シングルになるはずだった"チャコの海岸物語"の勢いそのままに一挙13曲を披露した本作。"お願いD.J."を彷彿させる1-1.に始まり"涙のアベニュー"同様横浜が舞台の1-2.、"別れ話は最後に"系の1-3.、"勝手にシンドバッド"モロ直系の1-5.など従来路線、得意なパターンを踏まえた上でそれらを継承ひいては発展させて提供しています。そんな中で1-4.や2-1.といった新味の探求も。(日本で言う)AOR色の濃い曲が台頭してきていますが全体には↑サザン初の本格的なロック・アルバムであり、サザンはこのアルバム
…続き

サザンオールスターズ-NUDE MAN-Just a Little Bit ★★★ (2024-10-24 02:47:35)

本アルバムでは"思い出のスター・ダスト""Oh! クラウディア"に並ぶ、サザン全体を見てもかなり高レベルな名バラード。ジャズバラードでありソウルバラードでもあります。当初は全編英語だった歌詞が英語多めの日本語混在になったとか。私はタイトルからMONKEESのポップテューン"A Little Bit Me, a Little Bit You"を連想したけど当然サザンのこちらの方がもっと深いですよ、遥かにアダルトなテイストで原坊とのハモりもジャズボーカル感満点。結果↑様々な音楽曲調を採り込んでおもちゃ箱みたいな本アルバムのラストを締めるに相応しい落ち着いた曲となりました。

サザンオールスターズ-NUDE MAN-来いなジャマイカ ★★★ (2024-10-24 02:01:36)

今は亡き日産パルサーのCMソング。長閑な"レゲエに首ったけ"や"恋するマンスリーデイ"に対して↑サウンドはネアカで歌詞があからさまなレゲエです。桑田の世界観まんまの歌詞カードに記載のない過激な下ネタワードが隠れていますから各自聴き取ってください - 当然CMヴァージョンにはありません。また前年に他界したBOB MARLEYを始めTHE ROLLING STONES、MICK JAGGER、RAY PARKER, Jr.、EARTH, WIND & FIREといった桑田の当時オキニアーティストが登場します。~tionで韻を踏むなど歌詞はすべて音に乗せるためだけのものだから何も考えずに楽しむのみですよ。

サザンオールスターズ-NUDE MAN-猫 ★★ (2024-10-23 02:26:58)

ター坊ことギタリスト・大森隆志作詞・作曲&ヴォーカルによる爽やかな猫の歌です。思いのほか穏やかな歌声で布袋ではなくGEORGE HARRISONかな? 桑田の影響か"カレーライスがとんできた夜"なんて意味不明な部分もありますが、全体に好感度の高い佳作となっています。当時から当然ライヴでは演らないし今となっては封印されてるんでしょうね、全ては遠い過去の物語。

サザンオールスターズ-NUDE MAN-Nude Man ★★ (2024-10-22 02:00:40)

公式に歌詞が無いことになっていてどこにも記載されていないためか誰もコメントしていませんね。CM用に作ったと思われる1分ちょっとのダンスビートの内1番はロッキード事件をおちょくり、2番・3番はストリッパーに捧げるエールのようです、知らんけど。ノリだけはめっちゃ良いのでもっと長い尺で一杯聴いてみたくなりますよ。

サザンオールスターズ-NUDE MAN-女流詩人の哀歌 ★★★ (2024-10-19 01:52:55)

全体に落ち着いたアダルトな雰囲気で坦々と進みサビの"最高ね""会いたいね"夫々3連発でいきなりキーを上げてのシャウトがカッコいい、ファンキーなブラックコンテンポラリー。"~愛しいその場所にいたいけな男も~"と例によって一部エロい歌詞がありますがそれを感じさせない、ラテンやジャズの要素を採り入れた曲作りが見事です。ユニチャームなど複数のCMに使われました。

サザンオールスターズ-NUDE MAN-Oh! クラウディア ★★★ (2024-10-18 02:05:48)

去年の夏のことを思い出しサザンにしては至って健全な表現で描写するバラード。前曲"PLASTIC SUPER STAR ~"のエンディングにある歓声が被ってフェイドインで始まるいち収録曲に過ぎませんが、隠れ名曲どころか当時のサザンを代表するバラードとまで言われるほどかなりファン人気の高い曲です。Claudiaをクラウディアと読むのは何処の国の女性だろう?なんて野暮なことは言わないで。シングルとしては1988年9月の"大復活祭"ラスト曲のライヴ音源が"女神達への情歌 (報道されないY型の彼方へ)"のカップリングに収録されリリースされました。

サザンオールスターズ-NUDE MAN-Plastic Super Star (Live In Better Days) ★★★ (2024-10-17 02:23:16)

アナログ時代のB面オープニング。桑田の後輩:青学の音楽サークルBETTER DAYSを招いてスタジオライヴ風に仕上げた珍曲です。イントロが"Honky Tonk Women"、歌メロは"Tumbling Dice"、歌詞には"It's Only Rock 'n Roll"とROLLING STONES尽くめなオマージュナンバー。"おもろくないじゃんおもろくないそんなsuper starぎょうさん"ってそりゃSTONESほどのスーパースターはそうざらにはいませんて。桑田自身は黒歴史と恥じるでしょうがリスナー的には美味しい曲ですよコレ、今更ながらもっと拡散したい気分です。

サザンオールスターズ-NUDE MAN-逢いたさ見たさ 病める My Mind ★★ (2024-10-16 02:55:14)

アナログ盤ではA面ラストになるミディアムスローなバラード曲。プッシュ電話の音で始まり、桑田にしては歯切れよくしかし切なく歌う歌詞は思いっきり男の失恋ソング。"夜毎彼女のtelephone number~""いや、似てるけどその曲知らん!"てネタにされるぐらい知名度ありません。最後の"Thank you, boys""Yeah!"で吹っ切れるのかな? いや結局パッとしない印象ですね。

サザンオールスターズ-NUDE MAN-匂艶 THE NIGHT CLUB ★★★ (2024-10-15 01:45:17)

サザンの歴史の中では一見地味かも? いやいや実はJ-POPの歴史を変えたほど強力だよと勝手に思っている我がカラオケ十八番をコメントしていなかったとは何たる不覚! 1982年5月、ラテンテイスト全開のディスコテューンたる15thシングル。猥雑な都会の夜に"匂いと艶やかさ"を併せ持つ女性と踊るシーンを描写、Troubadourなんて仏西伊が接する地域に纏わるワードまで使って、ホント桑田って詩人なんだなぁと感心することしきり。でもオリコン最高位は意外にも8位止まりなんですね。サザンといえどもやはり子供に聞かせられない曲は支持も限定的になるか。

サザンオールスターズ-NUDE MAN-流れる雲を追いかけて ★★ (2024-10-14 02:40:19)

父親が満州で弾の下をくぐってきた人…私もそうですよ。でも話を聞いただけで自分が体験しない限り実感できないのは当たり前。私は正直ピンとこないけど女性特に母親なら共感できるのでしょうね、"連鎖の街にあの人と"歩き"まだ幼いこの娘を連れ"る主人公に。男でこの詞を書ける桑田とそれを仄々と且つ凛として歌う原坊あっての曲です。中国残留孤児、南満洲鉄道。

サザンオールスターズ-NUDE MAN-夏をあきらめて ★★★ (2024-10-13 02:40:12)

結果的に提供された形ですが、7月21日発表のアルバム収録曲を研ナオコが聴きカバーを熱望、夏の終わりも終わり9月5日にシングル発売となりヒット、レコ大まで取ってしまった名曲かつ迷曲。歌詞の意味が難解若しくは多様に解釈できると言われます。端的に言えば海に行ったけど雨が降って残念というだけの話ですが、それだけで終わらないですね。例えばこの二人は夏が終わったら別れるのか、男は別れたくないが女は-研ナオコの歌唱のように-淡々としています。ヤル気満々でいた分だけ焦燥感だけが残り、目の前の荒涼とした風景に見える晩夏の幻…皆さんお好きなように想像を膨らませてください。

サザンオールスターズ-NUDE MAN-想い出のスター・ダスト ★★★ (2024-10-12 02:41:39)

横浜米軍基地近くに実在した老舗バー"Stardust"のことを歌ったご当地ソングであり、原坊が"横浜の姐や"として登場する、ぶっちゃけプロポーズしたその時を回想する歌であります。桑田の熱いヴォーカルと↑EVEというグループによるゴスペル風の重厚なコーラスも相まって、歌詞中ジュークボックスから流れる1960年代ソウル、TEMPTATIONSの"My Girl"みたいな世界のままハッピーエンドに至ると。最後にフラれるパターンが多いサザンにあってこれは珍しいので重視し高評価を与えたいですね。なお私の感覚では曲調がPLATTERSの"The Great Pretender"に近いと思います。

サザンオールスターズ-NUDE MAN-DJ・コービーの伝説 ★★ (2024-10-11 02:53:53)

コービーとはズバリ桑田が敬愛し親交のある小林克也氏のこと…落合信彦がノビーなのと同様です。そのコービーをモチーフにし本人にも御登場頂いたパーティロックンロールな訳ですが、元ネタはこれ↓という説が濃厚。またサビは"Movin' Out"のヴァースっぽくもありますね。

https://www.youtube.com/watch?v=zhF8AgBR8hM

SOUTHERN ALL STARS-ステレオ太陽族 ★★★ (2024-10-10 02:50:35)

"太陽の季節":太陽族の時代レコードはモノラルだったのに対しサザンはステレオ時代の太陽族だという意味で1981年7月にリリースされた4thです。それまでの若気の至り的なハチャメチャ歌謡ブルーズから決別し、ロックバンドとしての地位を確立しながら八木正生のアレンジによるジャズ要素を大幅に導入するなどチャレンジングなアルバムとなりました。一般受けよりも音楽性を高めた結果オリコンでは6週連続1位、その後も特にジャズアーティストからの評価が高かったとのこと。13.だけが浮いているように感じる、全体にジャジーでブルージー即ち渋くてアダルトな作風こそが本作一番の特徴であり魅力でしょう。噛めばスルメの曲ばかりですので何度でも聴き返していただければ。余談1:ジャケットはブラジルのお面とセーラー服のコラ画に過ぎませんからあまり突っ込まないように。余談2:同年の印象深い夏向き大ヒットアルバムと言えば日本語ロッ
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サザンオールスターズ-ステレオ太陽族-Big Star Blues (ビッグスターの悲劇) ★★★ (2024-10-09 02:55:43)

収録アルバムに先行する1981年6月リリースとなった直球ロックテューン。オリコン最高位49位、4.6万枚でサザンとしては売上ワースト1を誇る12thシングルです。映画"モーニング・ムーンは粗雑に"の主題歌にもなったブラックミュージックのグルーヴが冴える曲ですが、実はイントロからしてUSポップ&ガレージロックバンド・PAUL REVERE & THE RAIDERSが1966年初めに放った大ヒット"Kicks"まんまですね。ビッグスターとは…DUSTIN HOFFMAN、ERIC CLAPTON、YOKO ONOの次に登場する固有名詞から推測できます。サブタイトルは"Video Killed the Radio Star"を連想させたり本当ごっちゃ混ぜ。しかしこれがファンの間では桑田流サイケデリックロックの傑作であり、初期サザンの完成されたスタイルとの高評価を得ているのもまた事実。掘り下げ
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サザンオールスターズ-ステレオ太陽族-朝方ムーンライト ★★★ (2024-10-08 02:46:10)

先行シングル"Big Star Blues (ビッグスターの悲劇)"のB面曲かつ"モーニング・ムーンは粗雑に"の挿入歌。地味ながら沁みるメロディは個人的に北欧ポップス・BJORN & BENNYの"She's My Kind of Girl"を連想しました。でもってアレンジはイタリア辺りのラテン風と例によってミクスチャー。"思いがけぬまま醒めてゆくだけのムード"の結末は如何に?

サザンオールスターズ-バラッド '77〜'82-ひょうたんからこま ★★ (2024-10-06 02:25:55)

1980年6月"ジャズマン"のB面としてリリースなるも収録アルバムは本作と"すいか"のみ。ムクちゃんこと関口和之作詞作曲&ヴォーカルのBEATLES色濃厚なバラードですが"恋なんかなりゆき いつだって Hope your good luck"と桑田がLEON RUSSELL風に掛けあうパートが良いアクセントになっています。原坊のコーラスも加わり全体に心地よい雰囲気で"せめてCまでの関係"まで行ったのか否かが気になりますね。

サザンオールスターズ-ステレオ太陽族-ムクが泣く ★★ (2024-10-05 02:26:40)

貴重な一曲です。"ジャズマン"のB面"ひょうたんからこま"同様、桑田とは青学時代から腐れ縁というムクちゃんことベーシストの関口和之をフィーチャー、もちろん彼の作詞作曲&ヴォーカルのデリケートなフォークロックバラード。タイトルはBEATLESの"I'LL Cry Instead"をパロったそうで。英語詞が多い中でも"Why am I so shy"と自身のキャラを語る所が印象に残りますね。

サザンオールスターズ-ステレオ太陽族-ステレオ太陽族 ★★ (2024-10-04 01:40:34)

フェイドインで始まりフェイドアウトで終わる1分半のタイトルトラックです。ブラックコンテンポラリー風でもあり(日本で言う)AORっぽさもあるスローな16ビートが叙情的でカッコいい。1988年"男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日"挿入歌になりました。踊る女性に一目惚れした男の歌、長い尺で聴きたいですね。この曲調、ハードにしたら"SKIPPED BEAT"に繋がりそうな気が…。

サザンオールスターズ-ステレオ太陽族-Let's Take A Chance ★★ (2024-10-03 01:40:38)

映画"モーニング・ムーンは粗雑に"挿入歌です。レゲエ又はスローなディスコのリズムにブルージーなメロディ、それに乗る英語主体の歌詞、後半の日本語詞が妖しくエロティックでスリリング。こういう世界に縁遠い人は苦手かもしれませんね。"sorrow""trun to show""O.K."は無理に和訳せず空耳で聴いてください。

サザンオールスターズ-ステレオ太陽族-ラッパとおじさん (Dear M.Y's Boogie) ★★★ (2024-10-02 01:57:41)

M.Y、Mr.Yagiとは八木正生のことで彼へのリスペクトソングです。歌詞は桑田作詞の英語詞でQUINCY JONESの名も登場しますが、曲自体はMUDDY WATERSがオリジナルでERIC CLAPTONがブギーにアレンジカバーした"Blow Wind Blow"そのもの。スライドギターは桑田が弾いてます。歌詞カードに記載されていない日本語交じりの台詞は"Hi, Mr.Yagi. Oh my Jesus, Jesus. いつもご無理ばっかり申しまして本当にあいすいません、あいすいません、あいすいません。まるで太陽のようなおじ様に何と申し上げていいのやら。Alright, oh my lord, mercy on his way. それでは心を込めて sing this song, sing this song, go ahead!"ってJOHN LENNONの"Aisumasen"再
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サザンオールスターズ-ステレオ太陽族-我らパープー仲間 ★★ (2024-10-01 01:58:42)

まずパープーとは西日本の方言で阿呆のことです。後年THE BLUES BROTHERSにも採り上げられたジャズの古参CAB CALLOWAYの"Minnie the Moocher"へのオマージュという説もあれば、詞はSMOKEY ROBINSONだとも言われます。本アルバム全体が、もっと言えば桑田のルーツの1つがブラックミュージックですからね。この曲に関してはサザン流"阿波踊り"ということで?私もよくわかりません。

サザンオールスターズ-ステレオ太陽族-恋の女のストーリー ★★★ (2024-09-28 01:32:23)

↑実は本アルバムの中でも隠れ人気曲の部類ですよ。女性目線で歌われる6/8拍子のゆったりミディアムスローでジャジーなボサノバ・バラード。横浜を舞台にした同年の映画"モーニング・ムーンは粗雑に"のメイン挿入歌、但し映画の中では高樹澪が歌い↓そのまま彼女のデビューシングルになったとか。なお同映画の主題歌は"Big Star Blues (ビッグスターの悲劇)"で他の本作収録曲も挿入歌に使われています。"稲村ジェーン"より大分前から映画に関係していたんですね。

https://www.youtube.com/watch?v=F6TzXsXYCw4

サザンオールスターズ-ステレオ太陽族-夜風のオン・ザ・ビーチ ★★★ (2024-09-27 01:32:38)

これぞサザンならではの湘南ソング!初めの方で辻堂、終盤でエボシ岩が登場しますね。桑田本人はブルージーなブラックコンテンポラリーを狙ったと言いますが、加えてジャジーでもありラテンフレーバーたっぷりでもあります。そんなメロディとこの歌詞により淫靡でもの悲しいムード満点。この雰囲気、テンポを上げると12年後の"エロティカ・セブン"にならんかい?

サザンオールスターズ-ステレオ太陽族-素顔で踊らせて ★★★ (2024-09-26 02:31:55)

前曲に続きここでも"You may be right"に"素顔のままで"とBILLY JOELが引用されていますね。桑田出演のCM用に作られた曲でもあり、仮タイトルがそのキャッチフレーズ"哀愁の生理用品"だったとか。"2月26日"は桑田の誕生日であり翌'82年の婚約発表を予告しているとも。そんな風に纏わる話は様々あれど、曲自体はしっとりした安定のサザンらしいバラードです。

サザンオールスターズ-ステレオ太陽族-My Foreplay Music ★★★ (2024-09-26 02:02:24)

インパクト大なピアノの連打とギターで始まる、本アルバム中一番の名曲で一番人気と専らの噂があるこの曲、ぶっちゃけforeplayとは●戯のことです。つまりタイトルは"俺の前●音楽"。でも只のエロソングじゃなくてセクシーにカッコいいと言えますね。"栞のテーマ"のB面でありA面曲同様"ふぞろいの林檎たち"に使用されました。他にはサントリーウィスキーのCMにも。桑田本人の公言によればBILLY JOELの"All for Leyna"がベースとのこと。確かに↓わかります、ハイ。

https://www.youtube.com/watch?v=jzE1-NlOthY

サザンオールスターズ-ステレオ太陽族-Hello My Love ★★★ (2024-09-25 02:50:27)

"ステレオ太陽族"のオープニングはタイトルを見ただけでもハッピーなR&B・ラテン・ジャズが入り混じったサザン流ミクスチャー&(日本で言う)AORテューン。イントロからして二段構えで複雑化するサザンの姿を象徴し、ウキウキ気分の高まるリズムで刻まれるピアノとホーンにより、軽やかで聴き心地の良い逸品となっています。シングルB面にもならなかったいち収録曲に過ぎませんが"もっとそばにおいでませ"。

伊丹哲也-Tetsuya Itami-街が泣いてた ★★★ (2024-09-24 02:55:34)

1980年5月のヤマハポプコンと同年11月の世界歌謡祭共にグランプリを受賞し、伊丹哲也 & Side By Side名義での1stシングルとして同年11月にリリースされたフォークロックテューンです。正直言ってリアルタイムではサビの最後=タイトルしか記憶にありません。確かに最初からガツンと噛ます"あんたのバラード"や"大都会"、飛んで回ってる"夢想花"など当時直近の受賞曲に比べてインパクトがそこしか無いですからね。でもこうしてじっくり聴き返す余裕ができると評価も変わってくるというものです。この声と歌い方、いやはやカッコ付け過ぎだろってぐらいカッコいいですわ、それでも本人曰く"世良(公則)さんの声は俺の3倍太い、塊で来る"とのことで。上には上があることを認識しリスペクトしてる"いい奴"ですね。


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