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MK-OVERDRIVEさんの発言一覧(評価・コメント) 4451-4500
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THE BEATLES-Rubber Soul-Nowhere Man ★★ (2006-07-31 03:51:22)邦題「ひとりぼっちのあいつ」。いかにもあの時代のブリティッシュ・ポップスな雰囲気が好きです。
THE BEATLES-Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band-With a Little Help From My Friends ★★★ (2004-06-29 02:24:59)持つべきものは友達かな、相互扶助。リンゴの朴訥な声が似合う、ほのぼのとした曲。このあたりまではメンバー4人仲良しこよしだったことがよくわかります。
THE BEATLES-The Beatles-Back in the U.S.S.R. ★★★ (2004-06-28 01:37:10)ホワイト・アルバムのオープニングは結構ハードな曲だから、このサイトではこれを挙げなくちゃ。で、U.S.S.R.って何? 無理もない、今や死語ですもんね。
THE BEATLES-The Beatles-Birthday ★★★ (2004-06-22 03:19:38)自分の知る限り、HM/HRファン諸兄が認める数少ないビートルズナンバーの1つ。それも実はリフをコピーしたいってだけなんだろうけど、でもイイんだな。
THE BEATLES-The Beatles-Ob-La-Di, Ob-La-Da ★★★ (2005-10-24 00:31:27)ハッピー・エンド。JON BON JOVIあたりには絶対作れない曲でしょう(BON JOVI 1stのライナーノーツ参照)。
THE BEATLES-The Beatles-While My Guitar Gently Weeps ★★★ (2014-11-03 20:20:04)「泣きのギター」のルーツであり、泣かせてるのは案の定クラプトンかぁ。そしてクリームのアノ曲と同じ1968年、ロックが最も熱かった時代だね。
THE BEATLES-With The Beatles-Hold Me Tight ★★ (2013-06-15 20:16:09)確かにパッと聞き百凡リバプールサウンドな曲調。しかしyou, you, you のリフレインが全てをひっくり返す。ポールのポップ指向がよく顕れた好曲。
THE BEATLES-With The Beatles-I Wanna Be Your Man ★★ (2005-10-25 02:53:58)邦題「彼氏になりたい」。れっきとしたLENNON-MCCARTNEY作品なのだが、なぜか当時のライバルSTONESも演っているという…、その辺の事情ご存知の方は教えてください。 ↓ありがとうございます。
THE BEATLES-With The Beatles-Money (That's What I Want) ★★★ (2013-06-15 20:02:47)カバー曲だからって侮れない。ポップなメロディにジョンのハードなVo.が乗ってビートルズのオリジナリティとなっている。貧乏人のアンセムだね。
THE BEE GEES ★★★ (2011-04-15 20:29:23)ビー・ジーズ、懐かしいですね~。HIGASHIさん、登録ありがとうございました。自分もメロディ・フェアを最初に聴き、1975年のジャイヴ・トーキンで再び出会い、1977年のサタデイ・ナイト・フィーバーというピークをリアルタイムで聴きながら、後追いで60年代の黎明期に遡ったクチです。まぁ基本がどちらかと言えば根暗なイメージのあるバンドのためか、80年代以降はパッタリ耳にしなくなりましたね。なおバンド名の表記について、BEE GEES だけでも良いのですが、メディアではTHEが付いている場合が多いので後者に変えさせて頂きました。
THE BEE GEES (2011-04-18 23:45:50)>HIGASHIさん いえいえ、自分も好きだからつい乗ってしまっただけでして(笑)。もしかしてHIGASHIさんと同世代なのでしょうか(ちなみに自分はトレーシー・ハイドと同い年です…)。さてビー・ジーズ、上で基本が根暗なんて言ってしまいましたが、籠ったような声質からそういうイメージになるんでしょうね。音楽的才能に関してはそりゃ凄いもんですよ、ギブ兄弟は。80年代にはユーロビートまで演ってるというから、時代に順応してとことん弾けていたんですね。それにしても88年にアンディ(ビー・ジーズには参加せず)、2003年にモーリスと若い方から亡くなってしまうなんて、現実に末っ子である自分としては他人事とは思えません。
THE BEE GEES (2014-03-14 21:58:19)2012年にはロビンまで亡くなりバリー1人が残るのみとなった。本当にBee Gees = B.G.という説そのものみたいな状況だがこの先どうなる? という訳で全盛期だったサタデー・ナイト・フィーバーの頃を振り返ると、他人に提供した曲の中で、Samantha Sangが歌いBee Geesがバックコーラスで参加したEmotion(愛のエモーション、全米3位)はBee Gees単体によるスタジオ録音バージョンが2001年までCD化されなかった。こちらはそのお馴染みのサマンサバージョン。
VIDEO
http://www.youtube.com/watch?v=2mkTg1Cyun4
THE BEE GEES-2 Years On-Lonely Days ★★ (2011-04-18 23:15:17)ロビン復帰後の第一弾シングルはこちらでした。本当にLONELYなスローバラードで始まってリズミカルに転じ、最後はシャウトしまくってます。
THE BEE GEES-Bee Gees Greatest-If I Can't Have You ★★★ (2014-03-14 21:18:52)シングル Stayin' Alive のB面としてBee Geesバージョン、サントラ盤収録が全米№1になったYvonne Ellimanバージョンでほぼ同時期のリリース。邦題はイフなしで大体そのまんま。何にしてもイイ曲だ~。93年にはKim Wildeがカバー。
THE BEE GEES-Bee Gees' 1st-To Love Somebody ★★★ (2018-09-15 19:49:42)1967年11月、日本でのデビューシングルだったという。BARRYがOTIS REDDINGのために書いたという話も目ウロコ。抑揚のあるメロディが片想いの歌詞にピッタリな、コレも初期の名曲だ。
THE BEE GEES-Best of Bee Gees Vol.2-Saved by the Bell ★★★ (2011-04-18 23:22:12)ロビンが1969年脱退後すぐに発表したソロ作品です。邦題「救いの鐘」。こういう折だからこそ皆さんに聴いてもらいたいですね。
THE BEE GEES-Best of Bee Gees-Words ★★★ (2018-09-14 19:55:32)1968年初頭、Horizontalの頃にリリースされたオリジナルアルバム未収録シングル。BARRY弱冠21歳、ROBIN & MAURICE18歳でこのメロディセンス、どうだい? "獄中の手紙"と並んで初期では好きな曲だ。
THE BEE GEES-Horizontal-Massachusetts ★★ (2011-04-15 20:15:35)初期の有名曲と言えば、彼らの英国→豪州→米国に亘る快進撃を象徴したコレだよね。1967年にヒットし翌年発表の本4thに収録された。自分的には聴き飽きた感があるけど…。
THE BEE GEES-Horizontal-World ★★ (2018-09-17 19:23:23)リリース順ではMassachusettsとWordsの間にヒットしたシングル。サイケがかった曲調で"世界は丸い"という単純な繰り返しだけどまぁ耳に残ることは残るね、ウン。
THE BEE GEES-Idea-I've Gotta Get a Message to You ★★★ (2011-04-15 20:18:44)後追いで聴いていくうち最も耳に残ったのがこの曲。1968年の作品です。「獄中の手紙」という邦題は歌詞の内容から付けられたものでしょう。
THE BEE GEES-Main Course-Edge of the Universe ★★★ (2011-04-16 20:26:34)「宇宙の片隅」。この曲は本作からはシングルカットされず、2年後にライヴバージョンがシングルになっています。タイトル通りスペイシーなサウンド、これもビー・ジーズにとって新たな試みでした。
THE BEE GEES-Main Course-Fanny (Be Tender With My Love) ★★★ (2014-03-17 00:00:50)当時で実に芸能生活20周年という彼らにとってディスコ時代の幕開けとなった1975年6月リリースの13thアルバムから翌'76年1月"Jive Talkin'""Nights on Broadway"に続く本作からは3枚目のシングルです。タイトルはFunnyではなくて人名のFanny、思い切りマジなラブソングになっていますね。BEE GEES本来のメロディアスなバラードに、R&B/ファンク、ブルーアイドソウル路線への転換を象徴するファルセットが乗った哀愁感満載の傑作ですよ。
THE BEE GEES-Main Course-Jive Talkin' ★★★ (2011-04-16 20:21:27)ファンク若しくはディスコサウンドは2年前から試みていたというビー・ジーズ。1975年のこの№1ヒットでようやく開花しました。ここからサタデイ・ナイト・フィーバーまで一気に走ります、弾けます!
THE BEE GEES-Odessa ★★★ (2011-04-15 20:28:38)1969年発表の早くも6作目です。6枚目と言わなかったのは2枚組の大作だから(!)。2年後『小さな恋のメロディ』に使われる「メロディ・フェア」と「若葉のころ」がこの時点で収録されています。
THE BEE GEES-Odessa-First of May ★★ (2011-05-01 10:35:05)MELODY FAIR と異なり発表当時にも英米でシングルカットされヒットしました。個人的にはエンディングのフェイドアウトが思い切り寂しくてイマイチ。
THE BEE GEES-Odessa-Melody Fair ★★★ (2011-04-08 20:54:18)そう、メロディとは彼女が演じるヒロインの名でしたね。その1971年に陽の目を見たこの曲は、1969年発表の本作に収録されていました。私事ですが最初に好きになった英語の歌でもあります。
THE BEE GEES-Saturday Night Fever (original Soundtrack)-How Deep is Your Love ★★★ (2011-04-16 20:41:08)ディスコ最強モンスターアルバムからのファーストシングルは、BEE GEES 本来のスローバラード「愛はきらめきの中に」でした。ちょうどこの頃アダルトコンテンポラリー(日本で言うAOR)が台頭してきて、この曲もそのブームに乗り大ヒットしましたネ。
THE BEE GEES-Spirits Having Flown ★★ (2018-04-13 20:27:47)Saturday Night Feverの余勢を駆って1979年にリリースされた"失われた愛の世界"である。1.2.3.は全米№1ソングであり本作もBEE GEES名義のアルバムとしては唯一の№1作品となった。リアルタイムでは"まだディスコ続けてるの?"と呆れたものだが、今になって1.辺りを聴いてみるとかなり凝った曲作りをしてるなぁと改めて感心したりする。 当時既にディスコブームは去って、本作を最後にBEE GEESブームも収束に向かい次作以降はパッタリと情報が途切れてしまった。3人ともノリノリで元気だった時代の兄弟が放った最後の打ち上げ花火だね。
THE BEE GEES-Spirits Having Flown-Love You Inside Out ★★ (2018-04-13 20:11:41)さすがにディスコ路線は飽きられるだろうと思っていたら前2曲に続いて本作から3発目の全米№1テューンだ。同時に最後の大ヒットでもあるから差し詰めNight Feverも冷め始めたというところ。
THE BEE GEES-Spirits Having Flown-Too Much Heaven ★★★ (2018-04-13 20:06:07)こちらはHow Deep Is Your Loveの続編みたいなメジャー調バラードだ。なのに何故かこの曲に"失われた愛の世界"という邦題を付けてしまうテキトーさが惜しまれる。
THE BEE GEES-Spirits Having Flown-Tragedy ★★★ (2018-04-13 20:00:37)ハードポップなイントロからSaturday Night Feverの延長線上にある哀愁ディスコへと展開する"哀愁のトラジディ"。哀しくない悲劇ってあるの?ってツッコミは無しね、歌詞は普通にラブソングだから。
THE BEE GEES-Their Greatest Hits: the Record-Emotion ★★★ (2014-03-15 21:44:26)気長に探せばあるものだ。77年当時既ににプロモーション音源として存在したが、2001年になってようやくこのベスト盤に収録されたというもの。サマンサ・サングのバージョンとは歌メロが微妙に異なるけど、名曲であることに変わりはない。
THE BEE GEES-Trafalgar ★★ (2011-04-08 20:41:04)1971年発表。一時バンドを離れていたロビン・ギブが復帰後の2作目アルバム。そんな話題性も手伝ってか、HOW CAN YOU MEND A BROKEN HEART がビー・ジーズ初の全米№1ソングに輝いています。
THE BEE GEES-Trafalgar-How Can You Mend a Broken Heart ★★★ (2011-04-08 20:56:38)1971年、ロビン・ギブが復帰したこともあってかいきなり全米№1をゲット! 曲自体は非常に大人しいバラードです。邦題「傷心の日々」。
THE BLUE HEARTS-The Blue Hearts-リンダ リンダ ★★ (2006-04-17 02:49:08)山本リンダとは関係ないか…。PAUL MCCARTNEY夫人、はてまたLINDA RONSTADT? えいもう誰だっていいや!とばかりにカラオケで暴れてます。
THE BLUE HEARTS-YOUNG AND PRETTY-キスしてほしい(トゥー・トゥー・トゥー) ★★★ (2015-09-29 23:50:53)時はバブル前夜、このシンプルさが今となっては懐かしい。特に草食男子とやらは是非見習って、今時のわけわからん女性アイドル歌謡にロックで挑んでくれい!
THE BLUE HEARTS-シングル/カップリング/その他-チェルノブイリ ★★★ (2016-06-21 08:37:57)誰かが線をひきやがる…だから今まで発言が無かったのか? ならば自分がこの曲を堂々と紹介してくれるわ、聴け!
THE BOOM-思春期-島唄(オリジナル・ヴァージョン) ★★★ (2012-02-17 21:14:31)なぜか無かったので登録してしまいました。琉球音階に忠実な真性沖縄-POPとしては最後の名曲になるかと。1993年。
THE BUGGLES-The Age of Plastic-Video Killed the Radio Star ★★★ (2011-11-03 05:10:24)1979年。その OH-A OH-A の所だけリミックスしたのを最近よく耳にするけどクドイねぇ。今や REMIX KILLED THE NEW WAVE STAR だヨ。
THE BYRDS ★★★ (2024-03-16 01:30:22)フォークロックのみならず、BEACH BOYSに続いてアメリカンロックバンドの創成期に貢献したとも言えるBYRDS。
なぜ私が今頃になってこのバンドに注目し再評価し始めたのか? なぜバンド名がBIRDSではなくてBYRDSなのか?
今年になって私はミッシェル・ポルナレフ(MICHEL POLNAREFF)のデビュー曲"ノンノン人形(La Poupée Qui Fait Non)"を聴きながら調べていくうちに、この曲を"バーズ"がカバーしているというサムネを発見。えっ?アメリカのバーズがそんなカバーしてたなんて聞いたことないぞ?と思いつつ覗いてみるとJEFF BECK GROUP、FACESを経て1975年以降現在までROLLING STONESのメンバーとなるRONNIE WOODが初期に在籍したイギリスのBIRDSというバンドなのでした。このバンドのデビューは"アメリカのバ
…続き THE BYRDS-(Untitled)-Chestnut Mare ★★★ (2024-03-09 02:42:41)ライヴ盤とスタジオ盤の2枚組、1970年9月リリースの9th"(タイトルのないアルバム)"から唯一のシングル"栗毛の雌馬"です。ROGER MCGUINNとNYのプロデューサーJACQUES LEVYの共作で、構想するも実現しなかったカントリー・ミュージカルの劇中、野生の馬を捕まえて手懐ける場面で使われる予定でした。デビュー以来同じレーベルのBOB DYLANには散々お世話になっているBYRDSですが、こうした経緯からDYLANがしばしば描くような寓話的内容の歌詞です。オリジナルメンバーがマッギン1人となってしまった後期BYRDSにしてはなかなかの力作ですね。多分…人間の女性に置き換えて解釈してもいいでしょう、そこの所はどうぞご自由に。
THE BYRDS-Ballad of Easy Rider-Ballad of Easy Rider ★★★ (2024-02-24 01:24:00)1969年の有名な映画音楽"イージー・ライダーのバラード"です。BYRDSはデビュー曲からしてBOB DYLANの曲でしたが、今回もまずディランのメモをヒントにROGER MCGUINNが書き演じたバージョンが衝撃的なエンディングのBGMに使われました。その後BYRDSがバンドとして再録しアルバムまで作ってしまったという流れで、"川は流れ海へ注ぐ、川の流れは俺の行きたい所へ向かうのさ"という歌詞の通りトントン拍子の推移となりました。但し例のエンディングがディランの望み通りではなく、彼の名前が公式にクレジットされない理由とのことです。なお全米チャート最高位は65位でした。
THE BYRDS-Byrds-Full Circle ★★★ (2024-03-08 01:52:59)DAVID CROSBYプロデュースのリユニオンかつラストアルバムのオープニングテューン、そして最初にシングルカットされたGENE CLARKの曲で、彼は復帰する前1972年既にこの曲を書いています。奇しくも"歴史は繰り返す""元の鞘に収まった"みたいな内容が現実のものとなりました。ただ当アルバムは肝心要のROGER MCGUINNが1曲しか書いていないなどやる気のなさが目立ち、3rdシングル"Cowgirl in the Sand"もNEIL YOUNGの曲だったりと寄せ集め感が強い中で独り気を吐いていたようなカントリーソングです。そんなGENEも飛行機恐怖症による?1966年早々のBYRDS脱退を始めとして、後に実質BYRDS再結成となったMCGUINN, CLARK & HILLMANも2年で離脱、1991年には心臓疾患のため46歳でこの世を去っています。悲喜交々ですね。
THE BYRDS-Byrds-Things Will Be Better ★★★ (2024-03-07 02:04:31)初期メンバー5人が約7年ぶりにリユニオンし、EAGLESやJACKSON BROWNEを擁したこれも創設初期のASYLUMから1973年3月リリースの12thかつラストアルバム"オリジナル・バーズ"の中の1曲です。なぜかUKのみ翌4月にシングルカットされたという、すっかりカントリー化した末期のBYRDSの中では、C. HILLMANとC,S,N&Yなどで活動したドラマーDALLAS TAYLORとの合作なのも納得のロック色が強いナンバーとなっています。デビュー当時の破竹の勢いは望めないにしろ、少しでも良い方向に行けば御の字だったでしょうが、本作を以てBYRDSとしての活動はBEATLESと同じ8年の歴史を終えることになります。
THE BYRDS-Fifth Dimension-Eight Miles High ★★★ (2024-02-27 01:30:07)1966年3月リリース、3rdアルバム"霧の5次元"に収録された5thシングル"霧の8マイル"です。オリジナル曲としては初の大ヒット、そして通算3つ目であり最後のUSチャートTOP20ヒットになりました。ジャズの要素を取り入れたと言われるサイケデリックな曲で、明らかにドラッグ体験を表現した歌詞と曲調が特徴的です。1stシングル、3rdシングルと他人の曲でNo.1ヒットを放ち幸先の良かったBYRDSでしたが、これから勝負という時にこのようなオリジナル曲をリリースし14位に留まったことが、図らずも停滞から後退に向かうターニングポイントだったのでしょう。
THE BYRDS-Fifth Dimension-Mr. Spaceman ★★★ (2024-02-28 01:57:12)ROGER MCGUINN作のややアップテンポでコンパクトなポップチューンです。1966年9月にアルバム"霧の5次元"からシングルカットされました。UFOを目撃して宇宙人に呼びかける内容の歌詞が丁度同年に実行開始したアポロ計画にシンクロしていてタイムリーではありましたが、USチャートではTOP40には入ったものの最高36位と思ったより伸びず。あと3年待ってたら少しは違ったかも…その心は?
THE BYRDS-Mr. Tambourine Man / Turn! Turn! Turn!-It Won’t Be Wrong ★★★ (2024-03-13 01:46:40)THE BEEFEATERS名義で1964年10月にリリースしたデビューシングル"Please Let Me Love You"のB面曲"Don't Be Long"を改題して2ndアルバムに収録、1966年1月に"Set You Free This Time"のこれまたB面としてシングルカットされUSチャートではA面曲を上回る63位まで上がりました。ROGER MCGUINNとHARVEY GERSTの共作で当時としては独特のコード進行や"Let me love you~"の節における微妙なリズムチェンジが特徴で聴き応えがあります。わざわざ焼き直して再リリースした背景にはきっと拘りやそうした試みを注いだ自信があったのでしょう。
THE BYRDS-Mr. Tambourine Man / Turn! Turn! Turn!-Turn! Turn! Turn! (To Everything There Is a Season) ★★★ (2024-03-12 01:28:39)1965年10月リリース、BYRDS名義としては3rdシングルです。歌詞が旧約聖書に基づくこの曲は元々"If I Had a Hammer(天使のハンマー)"や"Where Have All the Flowers Gone?(花はどこへ行った)"の作者PETE SEEGERが1962年に作曲したもの。BYRDS得意の12弦エレキを使用したポップなカバーで見事バンド2曲目のNo.1ヒットになりました。万物流転、諸行無常、戦争と平和などを歌いつつ、上記のフリーダムソングや反戦ソングを作ってきたPETE SEEGARが結局言いたいのは最後のフレーズ"A time for peace, I swear it's not too late!"なんでしょうね。こういう歌はいつの時代にも必要であり、将来に亘って語り継ぎたいものです。
THE BYRDS-Mr. Tambourine Man-Mr. Tambourine Man ★★★ (2024-03-14 02:15:19)お馴染みBYRDS名義での1stシングルです。BOB DYLANのオリジナルは1964年以前には出来ていたようですが、BYRDSは4番まである歌詞のうちmagicやspellが出てくる2番だけを切り取りイントロや歌メロ、テンポも大幅にアレンジしコンパクトに纏めました。特にマッギンが弾く12弦リッケンバッカーのイントロは一度聞いたら忘れられませんね。そうして極上のポップスに仕上がったこの曲が全米No.1ヒットを記録するのは至って当然の成り行きだったと言えるでしょう。私もFM番組のNo.1ヒット特集だかで初めて知って以降さほどBYRDSにハマった訳ではなく、今改めて掘り下げてみてようやく彼らのそしてこの曲の偉大さを再認識しているところです。
THE BYRDS-The Notorious Byrd Brothers-Change Is Now ★★★ (2024-03-06 02:02:42)1968年1月リリースの5thアルバム"名うてのバード兄弟"の7曲目-当時はB面1曲目"今が転機"です。シングルとしては前年10月に"Goin' Back"のB面で出ています。やたらとB面尽くしですがC. HILLMANとR. MCGUINNの共作によるオリジナルとしては重要な位置にある曲で、バンド前期のフォークロック~サイケデリックロックから後期のカントリーロックへの文字通り転機とのことであり、確かに双方の要素を併せ持った曲調が感じ取れます。ヒット曲ばかり追いかけているとなかなかこういう傑作には出会えませんね。今までのリスナー人生を反省、反省。そして外的要因で変化を強いられる21世紀だからこそ、こういうシンプルに愛や真実を歌う曲が聴きたいものです。
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