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MK-OVERDRIVEさんの発言一覧(評価・コメント) 351-400
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BACHMAN-TURNER OVERDRIVE-Bachman-Turner Overdrive II-Let It Ride ★★★ (2006-10-08 13:56:09)
彼らの出世作です。豪快なプレイの中にも漂う哀愁がたまりませぬ。
BACHMAN-TURNER OVERDRIVE-Bachman-Turner Overdrive II-Takin' Care of Business ★★ (2012-07-25 19:34:30)
全米12位まで上がったB.T.O.にとっての初ヒットです。普通にノリの良いブギーロックですね。注目すべきは邦題なんだけど「仕事に御用心」って一体…。
BACHMAN-TURNER OVERDRIVE-Bachman-Turner Overdrive-Gimme Your Money Please ★★★ (2013-10-11 20:54:12)
73年春の1stそのまた1曲目、つまりB.T.O.の第一声がよりによってこんな曲。コミカルな内容のノリノリ・ブギ。オイルショック不況はもちょっと後のことだから、この時点では関連がない。
BACHMAN-TURNER OVERDRIVE-Four Wheel Drive-Don't Let the Blues Get You Down ★★★ (2006-10-15 11:52:37)
あーもうこの曲大好きなんですわ。ロックンロールとはこうでなくっちゃ。
BACHMAN-TURNER OVERDRIVE-Four Wheel Drive-Flat Broke Love ★★ (2006-10-15 11:48:42)
これもスローながら重い曲です。ペチャンコになった愛って一体…。
BACHMAN-TURNER OVERDRIVE-Four Wheel Drive-Four Wheel Drive ★★★ (2004-03-20 01:36:23)
彼らのもう1つの「走り屋御用達」ナンバー、もちろん4WD専用。重さ、切れ味共に十分堪能できるぞーっ!
BACHMAN-TURNER OVERDRIVE-Four Wheel Drive-Hey You ★★★ (2004-03-20 01:41:27)
こんなタイトル普通つけないだろ、と当時は思ったがこれが彼ら流なんだよね。後半のベースソロが面白い曲。偉大なるワンパターンのリフもまた彼らならでは。
BACHMAN-TURNER OVERDRIVE-Four Wheel Drive-She's a Devil ★★★ (2004-03-23 12:32:07)
オープニングはバラード、やがて1オクターブ上の怒激しいロックに変わる。単純と言えば単純なんだが、この良さがわかるかなぁ~。
BACHMAN-TURNER OVERDRIVE-Head On-Take It Like a Man ★★ (2013-10-11 21:06:44)
メンバー4人大写しジャケの本作からシングル曲。つっかえるみたいな曲進行や哀愁ギターソロなど、ワンパロックから脱却しつつあった頃の作品。らしくないと言えばそれまでだが。
BACHMAN-TURNER OVERDRIVE-Not Fragile-Not Fragile ★★★ (2004-03-20 01:20:21)
オープニングのタイトル曲はスロー&怒ハード。Vo.はC.F.ターナーである。NOT FRAGILE=壊れない=頑丈な。バンドのイメージそのままだねっ!
BACHMAN-TURNER OVERDRIVE-Not Fragile-Roll on Down the Highway ★★★ (2004-03-20 01:13:33)
このバンドにしてこの曲。邦題「ハイウエーをぶっ飛とばせ!」。ズバリそのまんまだからミドルテンポでも疾走感は十分。彼ら流のハードロックのまさに真骨頂がコレだ!
BACHMAN-TURNER OVERDRIVE-Not Fragile-Second Hand ★★★ (2013-07-31 20:42:40)
カナディアンといえども根底にブルースがあることを認識。決してノリのいい曲ではないが、B.T.O.の真髄が窺える。
BACHMAN-TURNER OVERDRIVE-Not Fragile-Sledgehammer ★★ (2006-10-15 12:30:01)
1つのリフや歌メロで最後まで押し通す、まさにワンパターンHRの極致。でもカッコいいんです。
BACHMAN-TURNER OVERDRIVE-Not Fragile-You Ain't Seen Nothing Yet ★★★ (2004-03-20 01:28:50)
ちょっと軽い目のナンバーで邦題は「恋のめまい」。全米№1ヒットを記録している。Vo.はランディー、この曲ではわざと吃音する歌い方が好きだなぁ。ちょうど20年後の94年、KROKUSによるカバーも逸品。
BACKSTREET BOYS-Black & Blue-Shape of My Heart ★★★ (2006-09-22 03:25:09)
久々に聴いたらこんなに素晴らしい曲だったとは…。裏通りの悪ガキなんかじゃ全然ないですね、彼らは。
BAD COMPANY-Bad Company-Can't Get Enough ★★★ (2004-01-16 02:21:56)
1974年5月リリース、本国UKで15位それ以上に全米5位と幸先良い、しかし最大のヒット曲になってしまった1stシングルです。カウントで始まりひたすらタイトルを連呼する、シンプルだけどクセになる超名曲ですよ。そう言えば大学時代"ポール・ロジャースは勘弁してくれ"と繰り返す同好の士が昔いて、ついに理由が分からず終いなんて思い出があります。FREE時代からいい曲演ってるのに~、ど~して? 単にルックスが生理的に…?そいつ男ですけど?
BAD ENGLISH-Backlash-So This Is Eden ★★ (2009-12-16 19:09:45)
なーなーななななー…ポップですねぇ。LOVERBOYといい彼らといい、NA-NAソングで売っていた傾向がちょこっとだけ垣間見られます。
BAD MOON RISING-Bad Moon Rising-Built for Speed ★★ (2004-02-27 01:43:06)
たった2人のLIONプラスM.SCHENKER=爆走チューン。LION系にしては珍しく弾けててイイねー。
BAD MOON RISING-Bad Moon Rising-Hands on Heaven ★★ (2004-02-26 02:10:32)
当然だけどLIONの延長線上にありながら新たなスタートを切ったことを印象付けてくれる曲である。緩急自在のサビの部分がいかにもカル・スワン、ヘタウマどころかやっぱ上手いヮ。
BAD MOON RISING-Blood-Can't Wait Until Tomorrow ★★ (2004-02-29 01:29:12)
ミニアルバムと言うかマキシシングル(?)に収録のアコースティックナンバー。ここまで来ると完全にDOOBIE調のアメリカンである。ダンサブルな曲も含めて3曲入ったこの1枚はお買い得だった。
BADFINGER ★★★ (2010-11-21 12:15:05)
移動しました。発言者も管理的なことができるようになって便利、便利!
このバンド、マイク・ギビンズが2005年に他界したことにより'70年~'72年の全盛期における4人のうち今や生存者はジョーイ・モーランド唯1人になってしまいました。あの時代の生き証人として末長くBADFINGERの音楽を伝えていってもらいたいものです。
追記:トムを追い詰めたジョーイにその資格があるのか?という意見もおありでしょうが、それはそれ、そもそも彼しかいない上に強いて言うなら償いとしてバッドフィンガーを継承せよということです。とはいえ寄る年波には勝てなさそうですね、ヴォーカルがもうヤバい…。
↓ロン・グリフィスはベーシストでしたからパートとしてはトムの前任、ジョーイ加入に伴いトムがギターからベースに持ち替えたという経緯です。
BADFINGER-Airwaves-Airwaves ★★ (2024-02-03 01:48:12)
トムとジョーイの共作によるオープニング・タイトルトラック。レーダーが電波を発信すること約30秒、2人をキャッチ! 新生バッドフィンガーのブルージー?フォーキー?なイントロで次の曲に繋がります。
BADFINGER-Airwaves-Come Down Hard ★★ (2024-02-02 02:00:09)
シングルとしてはLost inside Your LoveのB面としてリリースとなったジョーイ作のパワーポップ、若しくはタイトル通りのハードポップテューン。全盛期のバッドフィンガーを求める向きにはイマイチかもですが、ジョーイらしくギターオリエントで個人的には好みです。さてここで"非難"し"懲らしめ"ている対象は誰でしょう。某悪徳マネージャー? おいおいまだ引き摺ってたとか?
BADFINGER-Airwaves-Look Out California ★★ (2024-02-03 02:00:07)
トム作のロックンロールテューン。確かにLAレコーディングでアメリカ人のDAVID MALLOYがプロデュース、レーベルもWarner傘下のElektraとセッティングはすっかりアメリカナイズされております。しかし当人たちはまだまだこなれきっていないかな。そんな本作での鬱憤が次作で弾けまくります、花開くことはなかったですが。
BADFINGER-Airwaves-Lost Inside Your Love ★★★ (2024-02-01 01:48:04)
トム・エヴァンズとジョーイ・モーランドの2人を中心に再スタートを切ったバッドフィンガー。1979年3月リリースの復活アルバム"ガラスの恋人"から同時発売のシングル"美しき愛のゆくえ"です。残念ながらヒットしませんでしたがトムのコンパクトな作品で、邦題の通り美しくも切ないバラードですね。嘗てビートルズの弟分と言われたバンドの底力とセンスは健在ゆえ、メロディの展開が絶妙です。当時の私はというと、レーダー画面に2人の横顔が浮かぶアルバムジャケットを横目で見ながら結局"のめり込んで夢中になる"ことはありませんでした。今思うとあぁ勿体ない!
BADFINGER-Airwaves-Love Is Gonna Come at Last ★★★ (2024-02-07 02:08:14)
アルバム"ガラスの恋人"からもう1つのシングルA面曲"ガラスの恋人"です…あちゃー、"涙の旅路"で見た悪習の再来ですね。でもそんな邦題のいい加減さに反してジョーイ本来のポップなメロディセンスが発揮され、トムの"Lost inside Your Love"と双璧を成す名曲に仕上がっています。全米チャートでは最高69位と"Baby Blue"以来7年ぶりのtop100入り、当人、ファン共々完全復活への希望の光が見えていたことでしょう。対して本国で掠りもしなかったのは致し方なしですかね。
BADFINGER-Airwaves-Sail Away ★★★ (2024-02-10 01:47:02)
発表当時のアルバムラストを飾る、トム作のBADFINGERらしい美しいバラード。シングルLove Is Gonna Come at LastのB面でもありました。スタジオver.はトムのヴォーカル、ストリングス、NICKY HOPKINSのピアノのみというシンプルな構成です。ひとまず5年振りのリリースを果たした、この先どうなるかわからないが続けるしかない、そんな期待と不安が入り交じった心境を歌っているように思えます。
BADFINGER-Airwaves-Sympathy ★★ (2024-02-08 02:35:48)
1978年からJOEYとセッションを行い本アルバムレコーディング時までのみ参加したアメリカ人シンガーソングライター、JOE TANSIN が2曲書いたうちのまず1曲目。スタジオver.はヴォーカル・ベースがTOM、ギター・ピアノはJOEYでジョーはギターだけですが、彼のブルージーな音楽性が伺えるファンキーなR&B寄りのナンバーとなっています。同年のドゥービーのあの曲とか、ちょっと前のディスコブームとか、時代がそういう時代だったんですね。
BADFINGER-Airwaves-The Dreamer ★★★ (2024-02-06 02:45:56)
ジョーイ作にしては珍しくしっとりとした、しかし力強く且つ心温まるバラードです。昔いた若き夢見人とはピートのことでしょうか、そして今は自分たちがそれを受け継いでいると。さりとてあのことを引き摺っているトムではピートを絡めた曲が書けないから、ここはジョーイの出番だったのかも…なんてね、全ては私の想像です。初めての方は何の先入観も無く聴いてくだされば結構です、当時からlong long timeを経て現在唯一生存する"独りバッドフィンガー"のあの時なりの力作を。
BADFINGER-Airwaves-The Winner ★★ (2024-02-09 02:50:36)
本アルバムのみ参加のジョー・タンシンが残した、Sympathyに続く2曲目。スタジオver.ではジョーイがヴォーカル、ジョーがメインギターとサブヴォーカルで現れているようです。タイトル通り上手くいきそうかな?と期待させる曲調で、復活作を後押しするという意味ではこちらが相応しいですね。発表時バッドフィンガーにおけるジョーの作品はこの2曲だけでしたが、CD発売時に彼の作品ばかりがボートラで5曲追加されています。
BADFINGER-Ass-Apple of My Eye ★★★ (2023-12-26 02:11:14)
1973年12月リリースされるも結果的にUSトップ100にも入らなかった、表題アルバムから唯一のシングル曲。当時の状況を考え合わせると"目に入れても痛くない"アップルレーベルを離れることの悲しみを歌っているのは明白です。そんな背景など知らずともアコースティック調にピートの悲壮感滲み出るヴォーカルが刺さります。個人的には皮肉でもいいからワーナー移籍への期待を歌って欲しかった所ですが、真面目すぎるピートにそれを期待するのは無理ですよね。
BADFINGER-Ass-Constitution ★★ (2023-12-27 01:41:52)
本アルバム中5曲も作曲しているジョーイ作。元祖パワーポップの面目躍如、どころか完全にブルースロック、ハードロックですね。本サイトのユーザー諸兄は如何お感じでしょうか。まぁここでも"turn around させる"とか言ってるし移籍問題は付いて回るのですが。
BADFINGER-Ass-Get Away ★★ (2023-12-27 01:26:19)
今や最後の生存メンバーであるジョーイがアルバム"Ass"に半数の5曲も提供した内の1曲。知らないで聞いたらアメリカのバンドかと思ってしまう陽気なブギーです。しかしそんな彼を以てしても歌詞が"こんな形で去ってもいいのかな"と迷いが見られ、らしくないし中途半端な気がします。ウ~ン惜しい。
BADFINGER-Badfinger-I Miss You ★★★ (2023-12-29 02:13:55)
1974年2月米国リリース、ピート・ハム存命中最後のシングルとなりました。日本ではアルバム"涙の旅路"収録のシングル"涙の旅路"という何とも適当な扱いに。それでも安定のピートらしいバラードで、まだアップルを離れて寂しいなんて言ってるの?とか穿った見方をしなければ、2分半というコンパクトさもあってすんなり聴けますね。アルバム共々十分にプロモーションされず英国シングル"Love Is Easy"同様全くヒットしていません。その後のことを思いながら"ピートがいなくなって…"と置き換えしみじみ味わう曲です。
BADFINGER-Badfinger-Love Is Easy ★★ (2023-12-28 01:51:47)
シングルとしては1973年10月に先行リリースされたジョーイの作品。彼らしくなかなかにポップなのですが、わざとこんな音にしてるのか不思議なアレンジですね。サイケデリック調というのもまた違うような。もうワーナーから離れられない、じきに馴染むよって皮肉でしょうか。
BADFINGER-Head First-Back Again ★★★ (2024-06-19 01:45:36)
お蔵入りから25年以上後に日の目を見た本作ではJOEYの抜けた穴を他のメンバーが見事に埋めています。ドラムスのMIKE GIBBINS作となっているこの曲も、弾き語り風の哀愁味が滲み出るフォーク調の隠れ名曲。マイクはIVEYS時代既にThink About the Good Timesという曲を書いていますが、今回は"お前が目覚めた時に俺がいなくてもまた帰ってくるからな"と、まるで一旦辞めたPETEがすぐに戻ったのを描いたみたいで歌声ともども生々しいですね。あわよくばJOEYもと期待を込めて? ともあれこれほどの才能が集結したバンドだったんだと改めて認識できます。
BADFINGER-Head First-Hey Mr Manager ★★ (2024-06-12 01:59:57)
当時の状況を熟知していたTOM EVANSが諸悪の根源たるマネージャーを皮肉った、いやモロに批判した内容のある意味プロテストソング? BOB DYLAN風の気怠そうな歌い方が却って痛快ですね。最後で"こんな争いを望んでたと思うの?"なんて言ってるけどもう遅い、こんな曲があったらそりゃ訴訟が無かったとしても発売差し止めになりますって。曲調がポップな分そんなイタさが残念な"頭で考えた"曲と言えましょう。
BADFINGER-Head First-I Can't Believe In ★★★ (2024-06-25 00:55:10)
デモ音源盤の終わり近くに収められたPETEの作品です。いつの時点で書かれた曲か定かではありませんが"降って湧いたような噂"とあるので遅蒔きながらようやくあの男の悪事に気付いた頃でしょう。ややもするとTOMからズバリ真実を教えられた直後かもしれません、もしもそうならまさにPETEの辞世の句と言えます。confessorやらdepressorやらネガティヴなワードからも絶望感が滲み出ています。改めて…合掌。
BADFINGER-Head First-Keep Believing ★★★ (2024-06-13 02:12:08)
蔵出しアルバム3曲目は再びPETE HAMの作品です。TOM EVANSによる前曲がプロテストソングなのとは真逆に、悪徳マネージャーのせいでバンドがガタガタになってもなおまだ"誰かのせいにしたけりゃ全部俺のせいにすればいい、信じ続けていたらわかるさ"なんて人が良すぎますよピートさん。しかもこれがバンドを去ったジョーイを労う言葉だとは。スライドギターを使ったサザンロック風の音像も相まって包容力とスケール感が半端ない曲に仕上がりました。本当に…思い止まれなかったものですかね。
BADFINGER-Head First-Keep Your Country Tidy ★★★ (2024-06-22 01:48:28)
デモ音源盤に収録されたピートの作品です。これまたギターの伴奏のみでフォーク調の短い曲ですが、即興でひょいひょいサラッと作りました的な雰囲気なのにこうですよこう! さすが才人ピート。もしも当時"きちんと"作り上げてすんなり問題なくリリースされていたらと思うと、その後のピートの件も含めて恨めしい限りです。
BADFINGER-Head First-Lay Me Down ★★★ (2024-06-11 01:23:51)
前作Wish You Were Here完成後ジョーイが脱退したまま1974年12月にレコーディングされていたがワーナーからの訴訟によりお蔵入り、約四半世紀後の2000年11月正式にリリースされた真にピート存命中最後のアルバムです。そんな本作のオープニングを飾るピート作のご機嫌なポップロックテューンは、かようなバンドの実態と裏腹に元気一杯なピートのヴォーカルに全盛期そのままのブリティッシュ・パワーポップな音像が光る傑作です。ただこのタイトルからするとピート、本音はひと休みしたかったのでしょうか、そう思うとカラ元気にも聞こえてしまいます。
BADFINGER-Head First-Moonshine ★★★ (2024-06-18 01:37:01)
ピート作の超短いインストに続くのはピート以外の3人:トム、マイク、ボブの共作になるバッドフィンガーらしい美しいバラードです。"何もかもお見通し""今は離れ離れだけど絆は繋がっているさ"とmoonshineを何かに、或は誰かに例えていますね。ジョーイ? アップル? どうとでも想像できますがそんな過去のしがらみ抜きにしても隠れ名曲決定でしょう。
BADFINGER-Head First-Old Fashioned Notions ★★★ (2024-06-22 01:30:06)
デモとボートラが11曲収録されたdisc2の中で最も長いトラックがマイク作のこの曲です。disc1のエンディングRockin' Machine同様本職のドラム抜き、こちらはピアノの伴奏のみでこれほどの出来。4分余りの間で曲調がかなり変化に富んでいて最後は寂しげに終わります。その変化も含めて試作的な意味が大きかったと考えられますが、パワーポップにアレンジすれば一層ドラマティックになっただろうと思うと何とも惜しいですね。
BADFINGER-Head First-Passed Fast ★★ (2024-06-14 02:11:22)
TOM EVANSと、JOEYに代わって本作のみ参加した元INDIAN SUMMER、ROSSのBOB JACKSONとの共作になるダークなバラードです。確かにギターフレーズを含め全体にメロディアスで、メジャー調になるサビのコーラスはBADFINGERならではと言えますが、やはり"栄光の日々は過ぎ去った"みたいな内容が当時の状況と被ってしまいます。いかにも最早醒め切ったトムが係わった曲という印象ですね。
BADFINGER-Head First-Rock 'n' Roll Contract ★★★ (2024-06-15 02:00:06)
7年後の復活第二弾Say No Moreに疾走ヴァージョンが収録される、音楽業界に対するプロテストソングのオリジナルです。リメイク版の方が軽く感じてしまうほど怒りを込めた迫力があり、本サイトユーザー諸兄にはこっちをお勧めします。もちろんトム・エヴァンズの作品。
BADFINGER-Head First-Rockin' Machine ★★ (2024-06-21 02:15:02)
本来はアルバム4曲目に入っていたがCDではdisc1ラストに追い遣られたマイク・ギビンズ作の小曲です。カントリー風の曲調で好ましいのですが"ロッキン・マシンからは一生逃れられないよ"と歌うならもちょっと引き伸ばしても良かったのでは? マイクも実は優れたソングライターなだけにdisc2のデモ音源から持ってきたような雰囲気が残念です。
BADFINGER-Head First-Saville Row ★★ (2024-06-18 01:15:44)
Apple Corpsとそのスタジオがあったロンドンの通りの名・Savile Rowを捩ったと思われるピート作のインストナンバーです。名残惜しさみたいな複雑な感情が表れてはいますが、本当に惜しくもこの短さでは次曲のイントロ的な存在ですね。
BADFINGER-Head First-Turn Around ★★★ (2024-06-20 01:00:07)
本作のみ参加のBOB JACKSON単独作品となるブルージーでちょいヘヴィなナンバーです。当然ながらBEATLESの弟分バッドフィンガーがそれまで築いてきた音楽とは似ても似つかず、でも違和感を感じるより先にむしろ却って新鮮な感覚になりました。"抱いていた夢は全て忘れよう""いつになったら振り返ることができるんだ"と歌詞もヘヴィで"When will we ever learn?"なんて私がちょっと前に紹介した"花はどこへ行った"そのもの。色んな意味で名曲としておきます。
BADFINGER-Magic Christian Music-Come and Get It ★★★ (2005-03-14 00:37:12)
IVEYS改めBADFINGERとしてのデビュー曲です。ポール・マッカートニーが作り、1969年リンゴ・スター出演のコメディ映画"マジック・クリスチャン"のテーマに抜擢されました。ポール作曲だけあってBEATLESの"HELLO GOODBYE"にも似た楽しい雰囲気。全英4位、全米7位。
BADFINGER-Maybe Tomorrow-Maybe Tomorrow ★★★ (2011-02-28 20:13:20)
メンバーがまだ二十歳そこそこだった1968年、IVEYSとしてのデビュー曲です。メロ良し、爽やか、ちょっぴり哀愁。初期の BEE GEES にも通じる所がありますが、あそこまで暗くない? 因みに作曲&ヴォーカルはトム・エヴァンス。当時の邦題は"明日を求めて"でした。とにかく滅茶苦茶イイ曲なんだよォってことがお解り頂けたら。
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