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メタルアンセム的なタイトルだけど、疾走感と言うよりも兵隊の行進って感じですね。

征服者ですって。テンポチェンジが入って飽きない。十分に名曲でしょう。

さらに速いっ!! 微妙なテンポチェンジなど、なかなかどころか本作一番の聴きモノです。でも短いなあ～。

速いっ! スラッシュ+モダン・ポップ・ヘヴィネス(何じゃそりゃ)。

シャープです。スラッシュバンド・ANTHRAX健在です。全然長さを感じさせません。

1985年10月リリースの2nd。この大名盤についてまだ発言していませんでした。しかし自分如きが今さらどうこう言う必要無いですよね。とにかくカッコいい、炭疽菌バンドがスラッシュを極めた、猛威を振るう疫病アルバム。"狂気のスラッシュ感染"って邦題もハチャメチャだけどカッコいい。しかし最近のリマスター盤なんかだと"感染"じゃなくて"汚染"になってるんですね。こういうご時世だから仕方ないとは思うけど、メタルがそこまでデリケートにならなくても…。お～いワクチン持ってこい!
追記：2020年の状況にあってはこのコメント見直すべきですか…ねぇ? なお名盤といえども当時一般の認知度はまだまだでUSチャートでも100位圏外でした。

1曲目からコレですもん。テンポチェンジと転調で文句なしにカッコいい。

アコースティカルなオープニングからスラッシュへのチェンジがドラマティック。武装することは哀愁を伴うのであります。

このノリで運転したら絶対スピード違反で捕まるぞ。しかしエンディングはアドリブ臭くてズッコケます。

ザクザクリフは聞こえるけど、これはスラッシュと言うより至って正統的なパワーメタルです。ウ～ン、クラゲに絡み付かれてるみたいに粘っこいな。

あれっ?と思うほどメロディックな、ANTHRAXにしては異色とも言えるナンバー。しかしそこは歌えるベラドナ、キッチリ決めてます。

本アルバムでは有数の疾走曲。元祖スピードメタルのそのまた原点と言えましょう。思ったほどヘヴィではないのがご愛嬌。

原曲が超名曲だということを差引いてもこれは名カバーだろう。ブラックメタルではなくて「黒くぬれ!」のメタル版。

人名の入ったバンド名ということで漁っていたら見つけました。PROPHET の RUSSELL ARCARA が自らのファミリーネームをプロジェクト名として1996年にリリースした1st。キーボードを使っているのはラストのボーナストラック1曲だけで、メロディアスハードと雖もギター中心の正統HRサウンドが堪能できます。また疾走曲は1つもありません、そこはゆったりアメリカンバンドである所以かな。90年代半ばにこういう作品がリリースされていたというだけで大発見モノです。

ミドルテンポのメロディックテューン。コーラスが爽やかです。

アメリカンロ～ック! 前曲はコレの準備運動だったのか? アルバムを爽やかに締めくくっています。

スローなR&Rでメロディも比較的単調ですが、ベースラインがサイケデリックな雰囲気を醸し出しています。

ややアップテンポのR&Rです。リフと歌メロに特徴があり面白い。

崩壊を表現したリフが最高にカッコいいです。プログレッシヴな雰囲気も僅かなら携えた傑作!

コレは、あの時代にしては哀愁メロディックHRの傑作です。透明感には欠けますが、アメリカのバンドにそれを求めてはいけません。

ん、ちょっと軽いなぁ。似合ってないなぁ。テンポチェンジが面白いけど。

ブルージーでもありバッドボーイズ風味を加えたスローR&R。部分的にメロディックになるけど、欲張り過ぎの印象あり。

メロハーバンドと言いながら、結構ロックンロールしてますねぇ。確かに疾走曲は無いしこの曲なんか時々ストップするんだけど…。

ちょっとアップテンポでチャッチー。思う存分揺さぶってくれましょう。

曲は凄くイイのですが、Vo.の籠り気味の声質がちょっとマッチしてないかなという印象です。

こういうR&Rナンバーの方が、さほどハイトーンでないこのVo.が映えるとは? スローテンポも手伝ってヘヴィな曲になっています。

96年発表の1stアルバム1曲目は、ワイルドなR&Rです。

アコースティカルでちょっとブルージーなバラード。タイトル、どこをどう探しても「'」が付いてません。かと言ってWANTでもないし…。

本サイトの掲示板で歌えるベーシストを賛美したことがあったっけ。
GLENN HUGHESとJACK BLADESの名前を出したと思うが大事な人を忘れてたよ。
JOHN WETTON! 彼もまた尊敬に値するベーシストだった。

83年7月、個人的にあまり思い出したくない時期にリリースされたこともあり、1.を聴き込んだだけでオーディオラックの肥しと化していたアルバム。久しぶりに聴き通してみたら2.以降の楽曲においても全体的にポップとプログレのバランスが向上している。前作で巻き起こしたブームも一段落して良い意味で落ち着いてきた結果だろう。それはチャートのランクにも表れており、全米では前作よりダウンしたのに全英では逆に上げてきた。自分の中でASIAは残念ながら1stと本作の2作だけで終わってしまうのだが、それで十分だ。

誰しもドラマティックなイントロでヤられるに違いない。英語知らない人には"どんくらい?"に聞こえちゃう、せせこましいサビのリフレインには目を瞑って超名曲だァ!

10.と同様eye(s)が付くAメロが特徴的なハードポップテューン。こっちは"目を合わせない"という歌詞らしく何かチグハグしてるね。

夜中に足元を照らす太陽と言うだけで幻想的ではないか。同時に霧が晴れたような爽やかさも感じさせる、意外性に富んだ名曲だ。

経緯は寂しいけどようやく自分の時間が持てて思い通りにやれる現在を歌う曲。忙しい人やガチメタラーには良さが分からないかも知れない。

日本人好みとも言えるキャッチーな曲。GRASS ROOTSのI'd Wait A MIillion Yearsにしても、100万年を歌う曲はなぜかマイナー調メロだったりする。

メロディは6.に似ているが、こちらは歌詞の通り前向きなバラードで好感が持てる。ただ、やっぱエンディングはマイナー調の曲ではなく4.か7.辺りを持ってきたかったね。

Heat of the Momentの続編みたいなカッコいいタイトルだけで名曲決定! もちろん曲自体もグローバルなキャッチーさを備えたプログレハードのお手本で、マイナー調も気にならない。

美しいバラードに乗せて歌われる歌詞は、彼女の浮気を責め倦ねて苦悩する男の立場だ。"時の旅人"なる邦題は曲調から勝手に付けられたものだろう。

最強の2曲目、最強の本作2ndシングル。微笑みが消え去った瞳を前にしてこの爽やかさは何なんだ?と思いきや、変幻自在のメロディパターンが戸惑いを表現している。

個人的に3年後大ヒットしたCYNDI LAUPERの同名異曲の方が馴染み深いもので…。もちろんASIAのも悪くないけど、後ろ向きな内容だよね。

当時同好の士がしきりにイチ押ししていて、個人的には82年の春を呼んだ1枚だね。おかげでHeat of the Momentのレビューでも言った通り、自分の他に若干1名、プログレやHRなんぞ縁もゆかりもない奴までどっぷりハマってた。
で、よ～く聴き込んでみるとシングル1.2.3.はあくまでも挨拶代わりであって、彼らがプログレ職人の本領を発揮するのは非シングル曲、特にアナログ時代のB面つまり6.以降だということがわかる。手法はやや異なるが日本のTULIPも初期にはシングル曲とアルバム曲を分けていたことを思い出した。
基本はプログレでありながらも本作は人間臭く親しみやすい。覚束なさの中にも深み暖かみのあるJ.WETTONの歌唱、テクは確かなんだろうけど曲によっては段々テンポアップしてしまうC.Palmerのドラミング、ツボを押さえたG.にキラキラKey.と全てが聴き所だ。コレでヒッ
…続き

ジェットコースター的な歌メロと演奏によりギリギリ切り詰めたと言うより張り詰めた前半と、邦題"流れのままに"の如く締めくくる後半の落差が楽しめる大曲。

ASIA! 当時はプログレやHRなんぞ縁もゆかりもない連中までハマってたよ。当時とはいつ? 歌詞にちゃんと出てくるけど、カラオケでは現在の年号に言い換えるのがOVERDRIVE流。

4.7.と同様J.WETTON-S.HOWEの共作による本作最長のエンディングテューン。"ときめきの面影"との再開を喜ぶ歌詞で、終わり良ければすべて良し。

ドラマティックな前3曲からの流れで聞くと微妙だが、単体では解放感のある佳曲だ。プログレからポップへ更に一歩擦り寄った感じ?

5分近い曲なのにとても短く思える、もっと聴いていたいのに。今や彼女は去って行く…こればかりは時が解決してくれない。そんな"時へのロマン"なのだ。

空耳でソース・サヴァイヴァー? いや違った、ソウル・サヴァイヴァーだった、そうっス…なんて茶化してる場合じゃないよ! コレも☆3つだろうが。

Timeが単数だけどtime and (time) againと同義で"(悪いことが)繰り返し何度も"と歌っている曲。しかしこんなにカッコいいプログレ・ハードなら何度でも聴きたくなるよね。

3.と似たAメロで始まり本家プログレらしい怒涛の展開を見せる"この夢の果てまで"。野望…と歌う肝心のサビがダレる気がするので減点。

基本的にマイナー調や同じ歌メロの繰り返しが嫌いな自分でも、この曲には引き込まれ耳に残る。知る限りの同名異曲にも引けを取らない名曲だ。