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ZYYG版は性急でバタバタした印象だったが、このセルフカバーは実にクールだよね。上杉の声質と歌の巧さでこうも違ってくるもんだ。

初めて聴いたのはキンキンに冷える冬の日でした。もしその時カノジョがいたならこの歌の通りになっていたでしょう。

実はミポリンバージョンが好きです。ロック的な歌謡曲ていうのが70年代前半を彷彿とさせますので。

そもそもこのバンド名、どう発音すれば良いのかお迷いの方も多いかと思う。80年代当時の日本盤ではワーロックと表記されていたようだ。
しかし、warlockという単語が古語のため自分もネイティヴから聞いたことはないのだが、やはり英語ではウォーロックまたはウォァロックが正しい発音のようだね。
いずれの発音で言われても解るように心の準備を?
追記：独逸語ではワルロック、もちろんルは巻き舌で!

これまたパワー漲るメタルアンセム。本当にドロ姉御には毎度思い切り活入れられますね!

女性Vo.のメロパワ元祖的なWARLOCKというバンドがいたということは以前から知っていましたが、コンピもので少～し聴いただけでした。今回注目するに当たっては、やはり最もメタルらしいタイトルの本作を選ぶことにしました。結果的にこの選択は大正解! 期待通りのジャーマンパワーメタルです。それにしてもドロ・ペッシって誰かに似てるんだよな…。

普通にキャッチーなHRなんですが、彼等ならロックのために闘っても良い。ハマってる、だから名曲です。

タイトル通り、何かヤケクソっぽいVo.がまた魅力です。

これまたドロのテーマ曲みたいな、こちらはちょっとポップなナンバーです。

ドロのエモーショナルな歌声に、しばし癒される瞬間です。

紅一点のドロ、自分のことなんでしょうかね?

どこがCHINAなの?ってぐらい、正統ジャーマンのシャッフル調ナンバーです。

ダークに始まり一転疾走キラーテューン! NO MERCY! カッコいいよ～。

硬質な音とドロのVo.が絡み合って疾走! これはカッコいいです。

key.の音が80年代的で宜しい。その分G.は普通ですね。

タイトルテューンは完全にメジャー級です。Vo.とコーラスの発するパワーが堪りません。STAY HARD!

逃亡者を捕えろ! ギターソロは短めに全編疾走です。

マルチプレイヤーMARK WOERPELなる男を中心にアメリカ北東部で結成したバンドの1st。87年には完成していたが配給元が決まらなくてリリースまで2年かかったとのこと。MARKはインディアンバンドBLACKFOOTとも関係していただけあって、ありがちなポップメタルとは一線を画します。一言で言えばバラエティに富み、プログレ的な音も聞ける反面、的が絞りきれない面も。DEF LEPPARDのようでもあり、しかしそれほど透明感はなくむしろ太い、80年代的な音は賞味期限切れの感もありますが、一風変わったハード・ポップを所望の向きにはお薦めです。

これも産業ロック的バラードですが、より穏やかな曲調。分厚い音が印象に残ります。

メロディックかつ疾走する曲です。してその内容は、泣いてる女の子を振り切って先を急ぐという…大慌て。

"CAN I PLAY FOR YOU"と歌っているように、バンドのテーマソング的なバラード曲。最後の落ちが泣かせます。

ちょっとファンキーな曲です。時が過ぎ諦めが残ったような内容。

本作では最もキャッチー、産業ロック的な曲ですね。明るい曲調と裏腹に歌詞はダーク。

一応ラヴ・ソングです。このバンドの音はどれも60年代サイケデリック・ロックをハードにしたような雰囲気ですが、コレはその中でも秀逸。

Vo.が替わってもWARRANTらしいミディアム・メロディックは健在ですぞ!

1990年の夏リリースの2nd「いけないチェリーパイ」。一体何がいけないんだかよく分からん邦題だけど、本作では1stでちょくちょく感じられた中弛み、ぎこちなさは最早完全に消し飛んでいる。12.の意味不明なSEを除けば自分的に全曲☆2つ以上だから、名盤と呼んで構わないだろう。中身は1stのポップテイストを残しながらも一層本格的HRになっている。タイトルと一部のおバカソング以外は歌詞も大真面目。これほどの強力作なのに、やはり中古で大安売りされてるの見ると悲しくなるねぇ。それにしても表ジャケの姐チャン(タイトルトラックのPVにも登場)、本当にま～るいチェリーパイだなぁ…。4.5.11.を除きJ.LANE一人の作曲、引き続きBEAU HILLプロデュースで全米7位まで上がった最大のヒット作だ。

あれ、こっちにありましたか…元はCHERRY PIE収録なんだけど。重いビートが只のハードポップではない事を主張しています。

こちらはメロディからして哀愁バラード。しかしジェイニーは力強く揺るぎなき信念を歌い上げています。

アルバムタイトル共々、英語のスラングをご存知であるなら恥ずかしくなるタイトルだぁ。ハードな音でうまくもみ消してあるなー、エロエロ。でもyoutube流してたら女の子が飛びついてきたよ…。

コレもバラードだけど違う意味でシリアスな曲です。メジャー調なのに哀愁漂う…だって別れの曲だもの。カッとなっちゃいけないよね。

歌詞の解釈次第でどうとでもなる曲ですな。ステレオ(音楽)聴きながらというのなら俺達にとってこれ以上ピッタンコなBGMはない。しかし実は…。

もうここまでくるとWARRANTは本格メタルバンドだと言わざるを得ません。単にポップなだけで売ってるんじゃないもの。

始めと終わりがバラード、中間部がバリバリのHR! 意表を突いた構成はメタル初心者を引き摺り込むに十分な魅力があります。

うひょー、カッコいい。一体このアルバムタイトルは何だったんだろうと忘れてしまいそうな本格疾走R&Rテューンです。

コレがボートラってそれ自体"ちょっとした誤魔化し"じゃない? ポップで調子良し、それだけで自分的には超名曲…だけども歌詞はやはりシリアスだぞぉ、成長したんだね、WARRANT。

この本来のエンディングテューンはサザンロックバンドBLACKFOOT・79年の曲のカバーだってさ。WARRANTが演ってもバッチシ決まってるよ! これぞアメリカでぃ。

これは間違いなくアメリカンHRとして超名曲です。誰かのカバーかと思ったらオリジナルですと。こんなシリアスな曲演れるんだ、見直したぜ!

本作で一番まともな(?)バッドボーイズR&R。だってタイトルがこれですもんね。

アメリカだから1ペニー=1セント銅貨、それにしても持ち金が32セントって…。貧乏でもポジティヴにいこうぜ!とJANI LANEが歌う1stのOPテューンだ。

シャッフル調がヒジョーにゴキゲンな、前曲以上にハードポップのお手本!な3rdシングル。G.ソロもいいね。ホラ吹きは洋の東西問わず嫌われるよ。

冷や汗と言う割にはスリリングでも無くG.の助けを借りてHRの体を成しているだけ。JANIにしてはメロディックでもない捨て曲がエンディングとはね。

タイトル"省略形"トラックとでも言おうか、コレも邦題は"マネー・ゲーム"。1.で倹しやかなことを歌ってたのに、内心はこうなりたいんだね。ブー。

全米27位まで上がった1stシングルは、ハードポップのお手本と言っても良い若さ溢れるコンパクトな曲だァ! もっとも歌詞はかつてrichだったのに落ちぶれてボロボロになった奴の戯言さっ!

ホップなパラードだけど詞がイイねぇ…天国=幸福はそんなに遠くない…ウンウン。全米2位も納得の2ndシングルだ。

粘着、密着、とにかくそういうタイトルらしい。曲調は全然粘っこくなくてアッサリあっけらかん、ドサクサに紛れてやることやっちゃったという歌だね。

稼いだら贅沢三昧するだけさ!ってそれだけの歌。自分を高めるために投資しようなんて考え全く無いんだね、だからアメリカンなのかな? それだけじゃない気もするが…。

イントロからしてカッコいい本作一の疾走テューン。可愛過ぎるあの娘は罪作りさなんて洋の東西問わぬしょーもないことを歌ってるエロエロソングだ。

彼女を泣かしてるのは誰だろう? 個人的に本作のバラード曲の中ではむしろHEAVENよりも好きな、全米20位まで行った4thシングル。エンディングの盛り上がり方が特にイイね。

カッコいいですね。90年代に突入してもなおこういうLAメタル然とした曲を演っていた自体それだけで大絶賛! デビュー当時の覚束なさも消え、WARRANT流ハードR&Rここに完成!

やった～、いい、いい! 完全にメタルですよ。むしろジェイニーの声はこういう曲にこそ合うんじゃないかと思います。