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WORK OF ART ★★★ (2013-01-04 19:30:39)
数曲きいてみたけど全部いい。
KVIST-For kunsten maa vi evig vike-Forbannet Vaere Jorden Jeg Gar Pa ★★★ (2012-05-05 20:53:58)
あまりに凄くて言葉が出ない・・・土地開墾途中の血と涙と汗が光る、そんなイメージ。
感動のあまりジーンとくる。
KVIST-For kunsten maa vi evig vike-Ars manifestia ★★★ (2012-05-05 20:45:01)
完成度が高い曲ばかりよくこうも連発するなあ!
ほんとに凄まじい。ドラムのスタタタビートは他の曲とちょっと違う。
ネズミ花火と線香花火の違いかも。スイカを食べてたら確実にタネ吹いてるでしょう。
XASTHUR-To Violate the Oblivious ★★ (2012-05-04 21:02:15)
2004年作品。オケ風アレンジで泥臭ささの減少がB級マニアにはあんまり面白くない・・・。
重厚で本格的、前作といっても同年発表の作品と比べて、お気の毒な退廃の空気がなくなり、名盤の感動をごく普通に覚えてしまう陶酔感。一気に冥府にトランスし、バトルファンタジーの幻想や瞑想に浸るような感覚で、全てが葬送曲で統一感があります。何か全てが平均に並んだ同じような曲ばかりですが、少しだけ風通しよくなったからかも、音質がいい気がします。
XASTHUR-Telepathic With the Deceased ★★ (2012-05-04 20:33:50)
2004年作品。裏B級ホラーマニア限定みたいな録音音質、海賊盤デモテープくらいの生々しい現音で、ギリギリ聴けるラインであるのに内容が濃淡はっきり、油絵の具を丹念に塗り込めたようなザーザーノイズに泣きの慟哭たっぷりです。
強弱、押し引きの波に乗せて曲のテンポもインパクトもまばらで飽きがこない。曲構成はベースが主立っていてきっちり、フックは最小限に設けられロックとクラシックの融合が見事。更にメタルやオルタナティブ様々な影響を思わせ、この一枚聴いただけでも色々と音楽の可能性や間口が広がりそうなところは凄い才能の持ち主だなあと、唸るばかり。
聴いてて途中で集中力が切れるのではないかと不安になるため、一気に聴くのが辛い。集中豪雨かと思うようなパワフルな曲を書いていくうちに失速のドローンになったりするため、やはりお酒のお供にちょうどいいのかも。前頭葉に染み入る、染み入る。
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IT BITES-Map of the Past-Clocks ★★★ (2012-04-22 20:20:33)
メロディが甘美で素晴らしい!
IT BITES-Map of the Past ★★★ (2012-04-22 20:18:22)
コンセプトを元にしたドメスティックな雰囲気の作風。
前作未聴ですが、フィナーレのような幕開けに意外にもシンプルなメドレー式の構成で、
ONCE AROUNDの当時の頃のIT BITESならではの持ち味(?)と思わしきタイトル曲を筆頭に
挙げるとキリがない、らしい曲がズラリ。一聴してわかるこのバンドの、刷り込まれる充実の
メロディは他のプログレメロハーを軽く凌ぐ感じですね、相変わらずセンス良くて。
スロー・ミッドテンポでノリ良し、リズム良しですが、かつて程の都会の洗練された大人ムード
は薄まった気が・・・素朴で穏やかなテンション。そしてサディスティックな演奏による興奮も
やや少なめではあり、別にいいですが(ユーモアが健在ならば、いいんだし)。
あとやはり、ボーカリストの歌声が快適。中毒性が高いと思う。今まで、そうは思わなかった
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TREAT-Coup de Grace ★★★ (2012-04-21 22:12:10)
所持cd「T」の段がスカスカなので購入。祝・初TREAT
上品さも兼ね備えたジャケットもとてもよく、大当たりをひいた気分。
バリバリ現役バンドの2ndと間違えそうなイキのいいロックンロールに、
年月は止まっていると感じる。いい意味で。
心・技・体に秀でた「普通」のメロハーな印象で、誠にプロく、ポテンシャルが高いとか、
そういうフォローが一切必要なさそうで安心して聴ける。
いかつい強面メンバーも格好いいし、切れ味&愛想抜群な曲はファンでなくても
虜にさせられます。ここまで調和がとれてるアルバムも昨今珍しかった(個人的に)。
TYRANNY-Bleak Vistae ★★ (2012-03-07 20:35:10)
トータルプレイングタイムが40分超えのEP.2011年作品。
3曲入りに感動、しかもジャケとcd自体がマットな仕様でお洒落です。
フューネラルドゥームはモーンフルドゥームとEVOKEN,ESOTERICと聴いてみましたが、
こちらは(今作品は)アトモスフェリック・ドゥーム・デスで、TYPE o NEGATIVE+ESOTERICの様な雰囲気と浮遊感と空間の中で天と地がわからなくなり、沖へ沖へ流される感じの、不思議な感覚がある。3曲目がDROWNって、特にいい曲名が思いつかなかったか、そのままって事なんですね。
音の一体感とか、違和感の無さ、バランスの良さが、センスいいなあと思いました。いいセンス=いい音楽→聴きやすいという流れが雰囲気が最初から最後まであって優しい感じです。
EVOKEN-Embrace the Emptiness ★★★ (2012-03-02 20:57:15)
96~98年に制作されたらしく7曲70分を超えるボリューム
アメリカ発で音質は良好と思います。バンドロゴがチープでゴシックなそれに似合わず、
内容が大人びていて聡明。メタル的技巧派の演奏が絶品で地下カルトで中世の様式美の
よくありそうな美麗な世界観(死生観)を描いているようではあるけれど、
思いの他これは演出が怖い。怖さが本格的です。
リズムはスロウとミッドテンポで緩急は激しめ、邪悪に満ち溢れこの上なく暗鬱で、
雰囲気モノとしても豊富な容量で飽きがこない名盤、と思いました。
重い十字架を背負った苦悩がリアルで墓地思想の濃さがたっぷり堪能できました。
FEN-Epoch ★★ (2012-03-02 20:17:09)
イギリス産ポスト・ブラックメタル4人組の2nd作品。
大体が2ndから知る(入ってる)気がしてきました・・・
G・Keyと担当し、シャウトグロウルまで駆使するヴォーカルと、
アクティヴに炸裂するドラムが主にメインのようなサウンド。ワイルドな二本立てとも。
よくきけば単音で奏でられるギターと哀感あるシンセサイザーの音も癒し系で、
どこがブラックなんだろうと思いますが・・・軟弱でも堅苦しいでもない温和な空気が魅力的で
わかる人だけわかってくれればいい、みたいな世捨て人の風情があるのがロックらしいとも思われます。それにしてもドラミングは機材の安っぽい音がもろわかりな叩きまくりが、耳のいい人には
辛いような気がします。そんな訳で滝のように打ちつけると表現してみます。
多少の音割れも大目に見れてしまう、初期衝動の瑞々しさには、そういった苦言を跳ね返す
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BLUT AUS NORD-Odinist ★★ (2012-02-28 20:52:52)
歌(グロウル)の存在感が薄く、歌詞は割愛。シンプルな作品ですね。
まったりと弦の音色を堪能してみるのはいいかと。
恐ろしく速いドラムとジクジクと小刻みなリフが連動し一定のテンションで淡々と進行しているような感じですが、抑制が利いていて聴くのはとてもラク。それでも風変わりでコアな向きな気がします。羽毛の様な軽やかさが耳をひきます。秩序立った混沌や理詰めの構築力を発揮し際立って個性派の仕事だなと実感できる作品。ギターメロディは誰の共感を得るのか?とは思いますが、全ての音に説得力があるので奇妙で鬱蒼とはしてますが何故か安心感があったりも。トータルランニングタイムも絶妙に計算されたものなのだろうなと。個人的には長い音楽に慣れてしまったのか、少し物足りなかったり。
BLUT AUS NORD-Memoria Vetusta II: Dialogue With the Stars ★★★ (2012-02-27 23:46:14)
MEMORIA VETUSTA Ⅰからは10年の時を経ての続編(別の物語かリアルかは謎です)。
音質やクオリティは流石に良好、各楽器の音がそれぞれに主張しているのがよくわかり、分離がよくきこえます。1stから順を追って聴いている訳ではないので、単にⅠとの比較になりますが、ヴォーカルパートは囁きに近くなり、ゴシカルなコーラス共に少量分配(何か上方向から鳴っている感じ)、だからなのか歌詞カードに印字がありません。(Ⅰはあります。文字フェチという訳でもないですが、文体含め気に入っているもので)淋しいですが、インストゥルメンタルは相変わらず、更に綿密に重厚で幽玄かつ魅惑的。止め処もなくスピーディー&流麗で幾度となく感嘆してしまいます。そして静と動の波による展開美がそこかしこにあり、非常に美味。燻り焔立った後の焦げ臭い音色(と表現したくなる)のギタメロと鋭利な金属リフの音が絡み合い、
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BLUT AUS NORD-Memoria Vetusta I: Fathers of the Icy Age ★★ (2012-02-23 21:31:04)
96年ということでULTIMA THULEEから一年程での制作ですか。
内から外に向かってより大仰にミスティックに、ケイオスティックに変化(または退化)。
音質は酷くノイジーな事に・・・そしてアートワークに加えて雪原地帯に生きるスキーヤーが陽だまりの中滑走する・・・が脳内イメージです。がなるヴォーカルは毎回少し違いますが、トレモロチックなリフを軸と基盤としながらワイルドアーバンな叙情性の香りを乗せて疾走するなどは清々しく健康的、パンクロックの爆発力が拡散した方向性にうっすらと陶酔の美を呼び込む様などはハッとする程美しいです、瞬間的にそんな場面に多々出くわす感じです。とても優秀でグルービー。ゴシカルで一本調子のコーラスも厚みがありなかなかツボにはまります。渾身の快作です。
BLEEDING THROUGH ★★ (2012-02-19 19:27:33)
最新作の付属DVDは60分近くゴリゴリライブ。voさんの礼儀正しさに会場が拍手&モッシュに沸くという面白おかしい映像が観れて良かった。
BLEEDING THROUGH-The Great Fire ★★ (2012-02-16 23:19:38)
全14曲、緩急を織り交ぜ疾走するメタルコアです。
デスヴォイスは案外普通ですが、色々と工夫を凝らしてある割りにゴタゴタともたついたり
してないので聴きやすい。過剰装飾はなく無駄なパートはあまりなくあっさりとしています。
クリーンのコーラスはくどさがなく、毒気も嫌味もない爽快さです。
個性よりも王道をいっている感じでしょうか。
Keyは控えめな印象を受けました。
個人的にはもう少しくどさが欲しい・・・と思っても何か欠けてる訳ではないんで
パーフェクトなメタルだと思います!
Paragon of Dissonance-Non Being ★★ (2012-02-12 20:35:48)
英国ロック然とした暗くスペーシーな雰囲気をもつ。
気合いが入っていると肩の力が抜けるようなリラックムードがいいと思う。
ESOTERIC-Paragon of Dissonance ★★ (2012-02-12 20:28:39)
2011年作品です。
主要固定メンバーは4人の様ですが曲によってはキーボード&ピアノで2人が助太刀ち、総勢では4人がキーボードorピアノ奏者というメンツのバンド。この作のみなのかは謎ですが、長尺・大作志向に拍車がかかっている模様。とにかく驚きです。一通り聴いてみて藍色のヌラヌラした物体が岩肌に叩き付けられてゴボゴボ言いながら海流を漂う・・・とか、コンブが体に巻き付いて離れない、溺死すれすれの夢見寄りな想像をしてしまいました。イメージ先行型の音楽性かもしれません。
某所でドゥームバンドの多くは自分達のやりたいように気の済むまで延々と拷問音を垂れ流す・・・
様なことが書かれてあったんですが、幸いそこまで酷くはありません。このバンドはとても聴きやすい。薄ぼやとしたアートワークと音像であるため実体に迫るのに容易でなく、そこに挑むのがまた愉しくもあり、そういった作業が苦に感じなか
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CYNIC-Traced in Air-King of Those Who Know ★★★ (2012-02-12 15:37:40)
余韻に浸っていたら頭上遥か上ではお花畑の楽園が広がっており、そこでも闘争激しいなーとか
鬱呆けて来そうな迷曲。誠に慎ましくしめやかで上品さを漂わせるのがシニック流儀かと。
芸術だ、格闘だ、プログレだとやかましくごった煮のセンスが上質。泣けるナー凄すぎて。
CYNIC-Traced in Air-The Unknown Guest ★★★ (2012-02-12 15:25:00)
いつも新機軸で斬新ですね、この曲のペイガ二ズムな表現や民族調も実にシニックオリジナルです。
サイケデリック異世界へタイムスリップできそうでユニーク。聴き所がたくさんあるので飽きない。
DREAM THEATER-A Dramatic Turn of Events-Breaking All Illusions ★★★ (2012-02-12 14:53:48)
アナログのチープさが際立つ長尺曲、急坂を転がる展開がスリリングでリアリティ溢れる迫力がありまさに泣きの一曲。ぺトルーシがギター一人でかなり厳しそう。大健闘しすぎなのです。
THE DILLINGER ESCAPE PLAN-Ire Works-Milk Lizard ★★★ (2012-02-08 21:50:52)
感動ですよ、プログレッシヴで。
THE DILLINGER ESCAPE PLAN-Ire Works-Black Bubblegum ★★ (2012-02-08 21:43:52)
ケイオスティックなバラード、余り壊れてなくてこのくらいがいい。
哀愁のメロディが優秀です。
BULLET FOR MY VALENTINE-Scream Aim Fire-Scream Aim Fire ★★★ (2012-02-08 21:32:05)
なんていうか、一曲目からえらい激しい、ガツンときてくれて嬉しい。
BULLET FOR MY VALENTINE-Scream Aim Fire-Waking the Demon ★ (2012-02-08 21:26:30)
シャウト&泣きのフレーズ、間奏とどれも、次につながる曲と併せていい感じ。
BULLET FOR MY VALENTINE-Scream Aim Fire-Hearts Burst Into Fire ★★ (2012-02-08 21:19:44)
希望が沸いてくる、元気もでる。
BULLET FOR MY VALENTINE-Scream Aim Fire-Disappear ★ (2012-02-08 21:11:03)
いい曲多くて困るアルバムの疾走ナンバーですね。そういう位置です。
BULLET FOR MY VALENTINE-Scream Aim Fire-Forever and Always ★★ (2012-02-08 21:04:55)
単純にいい曲。爽やかで壮大で・・・
過去にアレ、どっかで聴いたねーってなる懐かしさがありますね。
AGHORA-Formless-Moksha ★★ (2012-02-08 20:54:19)
太いヴォーカル(アルト)が結構いい。脱力系?
居そうでいないタイプかも。演奏陣のプレイは極めて複雑なんだけど
より引き立つうまさがgood
MESHUGGAH-obZen-Pineal Gland Optics ★★★ (2012-02-08 19:06:27)
お気に入り曲となりました!
ウネリまくり!疾走する序盤から窒息の後半までまったく隙ナシ
ああ恐ろしい。
MESHUGGAH-obZen-obZen ★★★ (2012-02-08 18:59:08)
アルバム中ではハイライトになるのかと。
これは悶絶ですね、たまりませんね~!
MESHUGGAH-obZen-Bleed ★★★ (2012-02-08 18:56:20)
キラーチューンでしょうか、目立つ曲ですよね。
ヤバさを通り越して格好いいです!
MESHUGGAH-obZen-Electric Red ★★ (2012-02-08 18:51:52)
メシュガーは自分としてはキング・オブ・メタルです、はい。
こんなにもガチガチメタルでリフも真っ黒なバンド、他に知らないし・・・。
アトモスフェリックでもあり、なんか横に振れてる曲だなーと。
TWISTED INTO FORM-Then Comes Affliction to Awaken the Dreamer-House of Nadir ★★ (2012-02-06 22:09:33)
いいですよこれ
勇んでますね
何かバンドの趣味が伺えるようでもあるし!
TWISTED INTO FORM-Then Comes Affliction to Awaken the Dreamer-Torrents ★★ (2012-02-06 21:59:38)
この、ツボに嵌りそうで嵌らず嵌るような歌メロの罠・・・
厳しいだろこれー・・・と思いつつ前のめりになってしまう
スリリングさが魅力。
IKUINEN KAAMOS-Fall of Icons-Indoctrination of the Lost ★★ (2012-02-06 21:51:12)
酔いどれのような曲調が摩訶不思議・妖艶でもあり絵巻の展開があり謎で難解
ヴォーカルの腹力と根性に感服!
LANTLOS-.neon-Neige de Mars ★★ (2012-02-05 19:14:43)
へヴィメタルに対するところの、オルタナ・グランジのアレンジに近く
モダンでお洒落なブラック曲だと思います。
メロディに希望があるので癒されます。
LANTLOS-.neon-These Nights Were Ours ★★ (2012-02-05 19:10:04)
激烈な咆哮と焦燥のトレモロを配した、抒情ノスタルジックブラックが絶妙!
NOVEMBRE-Classica-My Starving Bambina ★★ (2012-02-05 19:02:54)
抒情メロディとハーモニーが素晴らしい。
ドラミングも冴えてます。
MOURNFUL CONGREGATION-The Book of Kings-The Bitter Veils of Solemnity ★★ (2012-02-05 00:00:05)
わりとミドルテンポに近いような10分、長さは一番感じません。
囁くボーカルが夜の雲間に見え隠れする月の演出・・・と思うのはエコーのせいかも。
アコースティックギターが星の瞬きに似せた弾き語り・・・クリーンでメリハリがあるからか。
とにかく素敵です、ベース音もはっきり(この場合くっきりというか)聴こえます。
ドラムも強弱メリハリのある音圧です。good!
MOURNFUL CONGREGATION-The Book of Kings-The Waterless Streams ★★ (2012-02-04 23:49:51)
暗く重くスロウ。陰鬱に鳴らされるロングトーンのギター、歪んで重厚なギターがへヴィ。
薄暗くぼやくようなボーカル、嘆きの暗黒世界描写にはまった。
深遠かつ瞑想、ドラマティック・・・ラストの方は深海の淵を漂うような雰囲気があり、美的。
MOURNFUL CONGREGATION-The Book of Kings-The Catechism of Depression ★★ (2012-02-04 23:36:01)
初っ端から黄昏の彼方へトリップできる20分。
その昔はまったドラクエでいうと、(例えがゲームミュージックしか思いつかないです)
旅の扉や祠(ほこら)やラーミア(で空を飛ぶ時のアレ)の音楽やらが想起される。
とりあえず手持ちcdでは最遅の曲。打ちひしがれつつ別次元に引きずり込まれる感覚
時と場合により陶酔できるような深遠さ、憂い、眩暈もするような壮大な仕上がりが感無量の
至極極楽な曲。限界ぎりぎりの遅さ・・・これ以上は求めません。
MOURNFUL CONGREGATION-The Book of Kings ★★★ (2012-02-01 22:35:33)
トータルタイム76分超えの、ドゥーム美学の簡潔さに唸らされます。
堂々の2011年最新作です。過去作品から数十秒程視聴しましたが、実際アルバムを
手に取ると大分違いました。(思い込みが先行しただけかも知れません)
オーストラリア発だけに、かどうかも怪しいですが大陸的広がりと孤島のイメージそのままという、併せて神秘的・プリミティヴなフューネラル観がグレイトバンドのそれ、とでもいうのが
一曲目からの一発目に既に込められているようで降参の心持ちがしました。
丘の上の巨大岩石にされた・・・気分、というか。それは痛くも感動といったらいいかは謎。
繰り返し聴きたい魅力もあり、精魂込められた20分の曲はバンドの真骨頂らしいですね。
細かすぎて伝わらないという事もなく大胆不敵なくらいベタな、こうあるべき進行を確実に
弾いてる印象のギター・・・の凄腕さに泣け
…続き
NOVEMBRE-Classica ★★ (2012-01-31 10:50:59)
ボーナストラック3曲含む再発が出てるので、既にイタリア他でも有名バンドでしょうか。
かなりいいです。
作風はノスタルジックなブラックで表ジャケもアダルトでプログレッシヴ。
中は目の下真っ黒なヴォーカルさんが白シャツにネクタイで腕組してます。
(徹夜明けで製作頑張った甲斐あるような歌・・・と勝手に推測)
そんな激情を撒き散らすパワフルなヴォーカルがgood!
勇んで真冬の海に飛び込むくらいの気迫が十分伝わります。
それに準じてアコースティカルな演奏の静と動の叙情的旋律の波がジリジリとした焦燥を伴い沁みる。これは本格コールドで痺れました。
エンジョイできます。
抽象模写っぽさと繊細さとメタルのそれ重金属がベストマッチしていて
技巧派、実力派の音楽たらしめる大胆なフックや広がりあるスケール感も魅せてくれますね。
IKUINEN KAAMOS-Fall of Icons ★ (2012-01-28 23:34:31)
フィンランドの5人組グループの2nd作品。これは結構アヴァンギャルドですねー。
ネオクラシカル、プログレ、アンビエント、スーサイダル、ゴシック、ブラック・・・と
実に幅広めな鬱要素を盛り込んだ矢継ぎ早な展開で統一感あります。
それでいてどんなカテゴライズも拒む独自性もあるような複雑さが魅力というか。
思ったよりもメタリックなのは良かった。
わりと過激な音楽だと思う。(自虐寄り)
バンド内切磋琢磨中でそういう段階も喜べるリスナー向けです。
単純に好き嫌いではかるのが難しい事してくれてますので。
BURZUM-Dauði Baldrs ★★ (2012-01-24 23:40:25)
アンソロジーから入ってみたんですが、生き様がリアルでした。ハードコア勢と違いないというか。
このアルバムは一人ヴァイキング・フォークと多種多様人用に製作されていると思えばキャッチーかもしれない・・・。
朴訥としたベース音ぽいのが語りに思えますが、比較的地味目かも。
無骨なイメージは保っていてひ弱さは感じません。
流れも良くて6曲40分があっという間。
そんな訳で何回か通すと、これは重さ、長さ、空腹感、痛さが主に首から上へ
リアルに感じられてきた・・・。
前衛楽曲風だった以前とはまるで違った側面から、これも新境地なのかとも。
更に遡って過去なのですかね。
更に古めかしくドギツイ色彩で描かれた人間模様の絵画が遠近両視点の
複雑な楽曲に反映されています。
曲調は全体が平穏なんですが、より傍観と化したものに呆然としてしまっ
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BLUT AUS NORD-Ultima Thulée ★★ (2012-01-24 22:51:14)
寒い景色に氷塊の絵のジャケの1st再発盤を入手。
このアルバム一回聴いて何故かピンとこなかったんですが、何回か聴いたら
わりとヒロイックで好みのブラックでしたわ。
邪悪さの一切無い、爽快なひたむきさが生きている。密教ぽくはあるけど。
ヴォーカルは蝙蝠がギャアギャア言う様な、鮮やかなインパクトがあり、
ピュアブラックという感じだ。
キラリと光る一番星のような嘆きやら悲しみが沁みます。
澄んだ空に光線が・・・というように想像が尽きないのも愉しい。
そして氷結化した洞穴内に響き渡る錯覚に陥る音創りが素敵。
曲によってはハードメタリックでよし、全体のセンスもよしで◎
BURZUM-Hliðskjálf-Ansuzgardaraiwô ★★ (2012-01-16 18:34:50)
ダーク系RPGで聴けそうな音楽で、蒸気機関車が出てくる場面とか、鍛冶職人が鉄打ってる様子とか
そういった音のイメージ。わりと癒される音かも。
BURZUM-Dauði Baldrs-Bálferð Baldrs ★★ (2012-01-16 18:24:15)
厳格なムードがある。
由緒ある伝統的中世の音楽(?)あまり知らないタイプの音楽ですが
落ち着きます、いい曲。
BURZUM-Burzum-Feeble Screams From Forests Unknown ★★ (2012-01-16 18:03:08)
ANTHOLOGYの#1
ベーシストらしく曲としての安定感はこの時からバッチリですね、
チープさは差し引いても音感、ヴォーカル挿入、タイミング、リズムetc…
いろいろ持ってるモノが凡人とは違うソレっぽいオーラもあるし。
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