Dr.Strangeloveさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 1451-1500

まさかこのバンドが登録されているとは・・・
「ロックンロール」の映像を観た時は衝撃を通り越して爆笑したw

驚異的傑作。この後どんどん失速していった彼女だがこの作品は神がかってる出来。
よくこんなの作ったなあと感心するほどである。
邦楽好きなら絶対に聴いておくべきだ。
それと椎名林檎は戸川純とよく比べられたりするんだがこの二人、似てるようで全然違うもんだと思う。
荒れそうな話題なので実際に聴いてみれば違いが分かるとだけ言っておく。

フォークの枠を脱線し、前人未到の世界へと到達してしまった男たちが三上寛、友川かずき、そしてエンケンである。
本作は彼の作品で最も簡素だがその分研ぎ澄まされた言葉の求心力が半端なく鋭い。

「聴いてて血が出るテクノ」と評された92年の4th。
前作よりさらにアレンジが複雑化し、歌詞の方もより深みを増した傑作である。
1曲目から「君の代」「ヴィールス」「十二階の一番奥」「急告」と怒涛の4連発。
他にも平沢進作曲の「コンドルが飛んでくる」など名曲目白押しの作品。
それにしてもこの頃のヤプーズは凄い。いくらなんでも過小評価されすぎだ。

老いてなおその創作意欲とイマジネーションは衰えることを知らず。
近年の作品の中で一番好きだ。

まずまずの作品どころではなく素晴らしい傑作。
「BLOW BY BLOW」「WIRED」をベックのベスト作に挙げる連中が多いのは分かる。
あの2作は確かに良い。だが、それらに続くこの「THERE AND BACK」も充実した力作であり
前作や前々作に勝るとも劣らない出来のアルバムなのだ。決して見過ごしてはならない。

これは良いアルバムだ
ベック氏のアルバムの中で一番良いかもしれない。
69年の時点でこんなにヘヴィな音楽をやってることに驚愕。
JEFF BECK GROUPはBLACK SABBATH、DEEP PURPLE、FREEと共に
HM/HRの始祖として崇められるべきだ。

デビュー20周年記念アルバム。6曲しか入っておらず、全曲カバーだが侮ってはいけない。
原曲を数倍は濃くしたようなアレンジのおかげでめちゃくちゃ面白く聴く事が出来る。
ほとんどノイズミュージックと化してる曲もあるしかなり前衛的なアルバムだと言える。
「昭和享年」と共に戸川純ファンなら手元に置いておきたい一作。
この人は英語の発音は下手なのだがフランス語は舌足らずな感じがエロくて良いですw
プロデュースはホッピー神山。

めちゃくちゃカッコいい疾走曲。
「NEWS」はこの曲の他にも疾走系の名曲が目白押しなので
初心者にお薦めの大教典である。

不倫の歌っていうのがねえ・・・
曲自体は本当に良いと思う。ライデン曲の中でもかなり好き。

実際何かのアニソンだったような。
エースの曲の中でもベスト10に入ると思うんだが
何故こんなに評価が低いのか。

ルークとエースの共作。
双方の良いところが混ぜ合わさった名曲。
もっとこの二悪魔の共作が聴きたかったなあ。

アルバム中盤に配置されておりいいアクセントになってる。
歌詞も面白いしもうちょっと評価されてもいいはず。

これはもう・・・傑作としか言いようがない。
最初に聴いた時は感動しすぎて涙出そうになった。

戸川純は「○○は俺の青春だった・・・」と言える数少ないアーティストの内の一人です。

89年発表。戸川純デビュー10周年記念作。
収録曲数が少ないし、全曲カバーなので敬遠されている向きもあるアルバムだが、
名盤と断言する。ところどころに「昭和」の匂いが立ちこめ、哀愁漂うその音作りは
まさしく「昭和」への追悼歌である。前半は上野耕路、後半は平沢進の編曲。

この人がロリ声で歌うバラードはそんな好きじゃないんだが
何度か聴いたら慣れた。吉川さんの傑作。

この頃は事務所のほうもアイドルとして売り出そうとしてたのだろうか、
それっぽい可愛らしい曲がメインであるが如何せん歌詞がサブカル一直線なので
決して大衆受けしないアルバム(その分コアな信者はついたが)。
②④⑦は名曲。
その後戸川純はヤプーズを結成、サブカルシーンに絶大な影響を今なお与え続けている。

戸川純の記念すべきソロデビュー作。生の食材がそのまま皿に載せられて料理として出されているような、未完成な感じを受ける。
歌詞はこの頃からすでにこの人にしか書けないものに仕上がっていてさすがだ。
当時本人はメジャー志向(!)だったらしいがこれじゃ売れないだろうw
「東京の野蛮」を持っているならあえてこの作品を聴く必要はないかと思われる。

原曲はフランスの誰だったか忘れたけどカバーです。
幽霊になってまで名前を呼ぶのはやめてくれ。

91年発表の3rd。最高傑作。捨て曲など無い。
歌詞も音楽も充実しており素晴らしい力作だ。
特に1,2,6,8,10,11はYAPOOSだけでなく戸川純の全キャリアを通じても
上位に入る名曲。中でも⑩「ギルガメッシュ」⑪「赤い戦車」は邦楽史上に残る不滅の名作である。

88年発表の2nd。戸川自身が作詞した曲が少ないため、全アルバム中最も毒がない。
それゆえファンの間では評価が低いが、とても聴きやすいアルバムで
決して駄作ではない。むしろ名盤と呼べる出来である。YAPOOSの作品で最もポップだが
アレンジがしっかりしているので飽きないし、隠れた名曲も多数収録されている。
YAPOOSはとっておきの曲をアルバムの最後に持ってくることが多いがご多分に漏れず
⑩「大天使のように」はYAPOOSを語る上で外せない名曲。

完成度なら「ダイヤルY」の方が上だが歌詞の鋭さではこちら。
とにかく暗い歌詞ばかりで純ちゃんが心配になるが
案の定このアルバム発売5ヶ月後に自殺してしまった・・・(幸運にも命は助かったが)
よく椎名林檎などと比べられるがこのアルバムを聴くと
私にはどちらかというと大槻ケンヂに近いのではと思えてくる。
もう全曲素晴らしいが特に⑩「赤い花の満開の下」は凄い!
「表現者」としての戸川純を聴くならこれだろう。