この曲を聴け! 

はっちゃんさんのページ
はっちゃんさんの発言一覧(評価・コメント) 351-400
→PC向けページ
Tweet
LED ZEPPELIN-Led Zeppelin Ⅱ-Heartbreaker
LED ZEPPELIN-Led Zeppelin Ⅱ-Living Loving Maid (She's Just a Woman)
LED ZEPPELIN-Led Zeppelin Ⅳ-Stairway to Heaven
LED ZEPPELIN-Led Zeppelin Ⅱ-Thank You
LED ZEPPELIN-Led Zeppelin Ⅱ-The Lemon Song
LED ZEPPELIN-Led Zeppelin Ⅱ-What Is and What Should Never Be
LED ZEPPELIN-Led Zeppelin Ⅱ-Whole Lotta Love
LED ZEPPELIN-Led Zeppelin-Communication Breakdown
LED ZEPPELIN-Led Zeppelin-Good Times Bad Times
LED ZEPPELIN-Presence
LENNY KRAVITZ-Are You Gonna Go My Way
LENNY KRAVITZ-Circus
LITTLE RICHARD
LIVING LOUD-Living Loud
LOU REED-Transformer-Perfect Day
LOUDNESS-THUNDER IN THE EAST
LOVE PSYCHEDELICO-The Greatest Hits
LOVE/HATE-Wasted in America
LULLACRY-Crucify My Heart
LULLACRY-Crucify My Heart-Alright Tonight
LULLACRY-Crucify My Heart-Don't Touch the Flame
LULLACRY-Crucify My Heart-Pitch Black Emotions
LULLACRY-Vol. 4
LULLACRY-Vol. 4-Fire Within
LULLACRY-Vol. 4-Perfect Tonight
LULLACRY-Vol. 4-Stranger in You
MAD3-Rock 'N' Roll Kingdom
MAGGIE BELL-Suicide Sal
MAINHORSE-Mainhorse
MANIC STREET PREACHERS-Forever Delayed-Suicide is Painless
MANIC STREET PREACHERS-Generation Terrorists
MANIC STREET PREACHERS-Send Away the Tigers
MANIC STREET PREACHERS-Send Away the Tigers-Autumnsong
MANITOBA'S WILD KINGDOM-...And You?
MARTY FRIEDMAN-True Obsessions
MARVIN GAYE-Diana & Marvin
MARVIN GAYE-Diana & Marvin-You Are Everything
MARVIN GAYE-What's Going On-Mercy Mercy Me (The Ecology)
MARVIN GAYE-What's Going On-What's Going On
MAY BLITZ-May Blitz
MCAULEY SCHENKER GROUP-Perfect Timing
MCAULEY SCHENKER GROUP-Save Yourself
MEGADETH-Countdown to Extinction
METALLICA-Death Magnetic
METALLICA-Garage Inc.
METALLICA-Ride the Lightning
MICHAEL SCHENKER GROUP
MICHAEL SCHENKER GROUP-Assault Attack
MICHAEL SCHENKER GROUP-Built to Destroy
MICHAEL SCHENKER GROUP-MSG

 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16


発言している21曲を連続再生 - Youtube



LED ZEPPELIN-Led Zeppelin Ⅱ-Heartbreaker ★★★ (2016-09-14 00:39:07)

こういうリフって、作ろうと思ってもなかなか難しい。
オーバーダブされたもう1本のギターが素晴らしい。

LED ZEPPELIN-Led Zeppelin Ⅱ-Living Loving Maid (She's Just a Woman) ★★★ (2016-09-14 00:44:40)

リフはウェス・モンゴメリーでお馴染みのオクターヴ奏法。
「りび(ターン!)らび(ターン!)」の部分がすこぶる気持ちいい。

LED ZEPPELIN-Led Zeppelin Ⅳ-Stairway to Heaven ★★★ (2017-08-13 02:31:37)

この曲を前にして、何を語れというのか。美辞麗句を羅列しても「本物の名曲」の前では陳腐なフレーズに成り下がる。

高校生のころ、昼休みに放送部に頼み込んでこの曲をかけてもらったことがある。モチロン自前のLPレコード持参でだ。
校内に響き渡る「Stairway to Heaven」。仲の良いグループで談笑しながらお弁当を食べる女子、ギャーギャーとバカ騒ぎする男子。
ザワザワした教室が徐々に静かになりだしたのは、あのイントロからロバートの歌に入る前あたりからだった。
その時教室にいた生徒全員とは言わないが明らかに耳を傾けているのは明白で、ギターソロから大団円に向かい進行するに至っては誰も
言葉を発していない。楽曲の持つパワーに圧倒されているのだ。

曲が終わりみんなが茫然自失となっていると、吹奏楽部のK子が目をキラッキラに輝かせて「はっちゃん、今
…続き

LED ZEPPELIN-Led Zeppelin Ⅱ-Thank You ★★★ (2016-09-14 00:30:49)

荘厳なムードの中、パーシーのエモーションが炸裂する名曲。
ペイジ先生はエレキの時よりアコギの時の方が丁寧で繊細なプレイをする。
「綺麗」とかそんな形容詞では到底表現しきれないナンバー。

LED ZEPPELIN-Led Zeppelin Ⅱ-The Lemon Song ★★★ (2016-09-14 00:21:02)

ジョンジーとボンゾの超人リズム隊が素晴らしい。
加えてペイジ先生のトーンとオブリも素晴らしい。
パーシーのキレっぷりももちろん素晴らしい。
総じてすべてが素晴らしい。

LED ZEPPELIN-Led Zeppelin Ⅱ-What Is and What Should Never Be ★★★ (2016-09-14 00:13:38)

すごいオリジナリティー。シンプルに聴こえるけど、情報量は多い。
生半可なバンドじゃ真似はできない。
ボンゾの銅鑼をよくぞあそこにはめ込んだなぁ。

LED ZEPPELIN-Led Zeppelin Ⅱ-Whole Lotta Love ★★★ (2016-09-14 00:06:29)

突出した魔性。ZEPPを聴く時いつも感じるのは、この『魔性』。
フツーに考えたらこのタイプの曲が売れる事は無い。
が、ヒットした。恐ろしい事だ。中毒性のある曲。

LED ZEPPELIN-Led Zeppelin-Communication Breakdown ★★★ (2016-07-30 02:46:14)

リフの破壊力が尋常じゃない。これだけでもう勝ちは決定。
4人が4人とも凄まじいパフォーマンスをしてる。コレ、もはやパンク。

LED ZEPPELIN-Led Zeppelin-Good Times Bad Times ★★★ (2016-07-30 02:59:14)

リズム隊がヤバすぎ。

かのベートーヴェンは「運命」の冒頭のジャジャジャジャーンは「運命の扉を叩く音」と言った。
この曲の冒頭のダンダンッ!!は「ハードロックの誕生を高らかに宣言した音」である。

LED ZEPPELIN-Presence ★★★ (2009-05-19 03:36:00)

リズム隊を聴いていると、ニューオーリンズ・ファンクが頭をよぎる。
久々の大仕掛け無しのストレートなギターロック と思いきや、
このアルバムの醍醐味は、やはりリズム。
分からない人は「ミーターズ」をどうぞ。

LENNY KRAVITZ-Are You Gonna Go My Way ★★ (2009-06-12 19:33:00)

↑その通り!外せないっス!!
今でもテレビ、ラジオで頻繁に聴くことのできるタイトル曲のイントロは
ドえらい破壊力です。ZEPやジョン・レノンが引き合いに出されることの多い
レニーですが、この曲は明らかに僕の大好きなマウンテンからの影響がチラリ。
彼のバンドってとんでもなくグルーヴィで大好きです。
60~70年代のヴィンテージ機材を使ってレコーディングしたのか、当時のような
サウンド・ディテイルにニヤリですね。

LENNY KRAVITZ-Circus ★★ (2009-06-12 20:14:00)

このアルバムも外せないと思われるんだけど…
ZEPばりのファンキーな「Rock And Roll Is Dead」でまず納得…って辛辣な曲だなぁ。
プリンスの曲に「Rock & Roll Is Alive」ってのがあるけど、レニー本人の意図は
果たして…
アルバム全体になんとなくドンヨリとした空気が漂ってます。
なので前作に比べるとセールスはイマイチだったんですよね。
余談ですが、当時付き合っていた娘とこの時の札幌公演を見に行ったんですが、
レニーさん、勢い余って衣装のズボンが裂けてしまうというハプニングが!!
公演後、あまりにもそのネタを笑う僕に、熱狂的レニー信者の彼女が大激怒!!
あわれ破局に追い込まれたとさ。

LITTLE RICHARD (2010-12-06 21:20:48)

言わずと知れたR&Rのオリジネイターの一人に数えられるLITTLE RICHARD。

↑こうじさんが仰っている「ロカビリーミュージシャン」とは大きく異なります。
LITTLE RICHARDは「ロックンロールミュージシャン」です。
ロカビリーの”ビリー”というのは白人音楽のHILLBILLY(より土着的カントリー・ミュージック)
に由来するもので、黒人である彼がロカビリーに属していることは断じて無いのです。
失礼ながら指摘させていただきました。

ということで、ヒルビリーではなくゴスペル出身の彼、ロックのみならずソウル、R&B、ブルース等
各種ブラック・ミュージックはもとより、このサイトでも馴染みの深いミュージシャンたちにも
どエライ影響を与えているのです。やはりゴスペル出身だけあって、同時代のロックンローラーの中
でも
…続き

LIVING LOUD-Living Loud ★★★ (2016-09-11 18:56:57)

実は根に持つ人たちだったのね。

ギャランティ未払いとかなんとかでシャロン・オズボーンの逆鱗に触れてしまい、オジー作品の
リマスター盤のリリースに際してオリジナルメンバーとして参加しているにも関わらず、
居なかった事にされてしまった可哀想なリズム隊の2人ボブ・デイズリーとリー・カースレイク。
自分たちのプレイを何の縁も無い別人のテイクに差し替えられた事が相当悔しかったんでしょうね。
バンドのメンツも同じ釜の飯を食った盟友ドン・エイリーが参戦。そしてVoに遅れてきた実力派
ジミー・バーンズ!この人マジで上手い。で、ギターはなんとスティーヴ・モーズを召喚!!
なんでも弾けるテクニシャンとして現在DEEP PURPLEで活躍中。

作品中の半分はオジーのカヴァー。しかしながらそのアレンジが意外性満載で「成る程そうきたか」
と感心
…続き

LOU REED-Transformer-Perfect Day ★★★ (2009-06-07 05:27:50)

なぜか朝焼けをイメージしてしまう。
初めて聴いたときのシチュエーションが刷り込まれているのか。
TRANSFORMERの中では一番わかりやすいと思う。

LOUDNESS-THUNDER IN THE EAST ★★ (2009-07-14 05:30:00)

へぇ、意外。てっきりこのアルバムがトップに来るもんだと思ってたよ。
ビルボード・チャートにランクインしたこのアルバム、例えるなら
それまで哀愁と暗さが売りだったスコーピオンズが、マティアスを迎えてドライに
なったような感じ。
ラウドネスも、それまでの湿度をかなりの数値で除湿に成功。こりゃアメリカ人に
受けるわ。でも曲調の湿度は減っても音像はリヴァーヴとコンプレスで適度な湿気を
感じます。(当時の流行だね、この音像は。)
「CRAZY NIGHT」は、思わず体が揺れだすグルーヴィなナンバー。強力です。
(途中のM・Z・Aの意味は何なのでしょうか?)
ジャパニーズHMの金字塔です。未聴の方は是非。

LOVE PSYCHEDELICO-The Greatest Hits ★★ (2009-06-07 05:50:00)

60~70年代のロックに並々ならぬ愛を宣言する人たち。
シェリル・クロウのパクリと揶揄する諸兄も、この英語と日本語のクロスブリードには
驚くだろう。最初に聴いた時は完全に洋楽だと信じて疑わなかったから。
一時期TVCMでも頻繁に彼らの曲が使用されていたが、物珍しさが先行していたと思う。
本来彼らのやっているような音楽は、日本人にはとっつきにくい。
しかし、デビュー作にしてこのタイトルとは、いいセンスだ。
これ以降も彼らは良質なグッド・ミュージックを創り続けている。

LOVE/HATE-Wasted in America ★★ (2009-05-25 23:40:00)

単なるアメリカン・ハードロックではない何かを感じます。
言ってみればXTCなんかに近いひねくれ感を感じるのは俺だけかなぁ。
歌詞のテーマも社会的な事を言ってたり、能天気なLAメタルとは一線を画するものが
あります。誰か一人のメンバーが突出してすごいわけじゃなく、
バンド・グルーヴで聴かせるバンドです。

LULLACRY-Crucify My Heart ★★★ (2012-08-13 19:49:36)

うひゃー!久々のホームランだ!!

何でも、昨今は「嬢メタル」ブームに乗って女性フロントマンを売りにしたバンドがぞくぞくと
登場しているみたいだけど、その多くはゴスかシンフォかってところに偏っているような気が
しないでもない。

しかし、このLULLACRYの音楽性は超メロディアスHR。これでもかっ!てくらいメロディアス。
北欧らしく時には荒涼感や透明感を感じさせてくれるのも非常にヨイ。
どの曲もメランコリックなメロディが素晴らしく、サビに至るまでに何度も泣き笑いだ。
ちょっとジャンルは違うが同じフィンランド出身の大先輩であるHANOI ROCKSの方法論に
近いものを感じてしまった。メランコリックなメロディに同質のテイストがあると思うなぁ。
HRだからといって決して軽くソフトなサウンドではなく、時代に呼応したロー・レンジ
…続き

LULLACRY-Crucify My Heart-Alright Tonight ★★★ (2012-10-18 23:00:41)

リーダートラックらしく、イキオイとメランコリーが同居する素晴らしい曲。
ターニャのヴォーカルも言葉を大事にしているような感じ。
公用語は英語じゃないのに、すごくキレイで聴きとりやすい発音だなぁ。

LULLACRY-Crucify My Heart-Don't Touch the Flame ★★★ (2012-10-18 22:54:38)

アルバムのハイライトとなるナンバー。
メタルファン以外にも受ける要素があって普通のロック、ポップスを聴く人にも
違和感なく受け入れられそう。
キャッチーな哀愁が溢れ出すメロディが素晴らしい。

LULLACRY-Crucify My Heart-Pitch Black Emotions ★★★ (2012-10-18 22:49:14)

無愛想なAメロとは真逆の、キャッチーなサビの破壊力は凄まじい。
曲を印象づけるブレイクの配置も見事。
アルバム中でも3指に入る佳作。

LULLACRY-Vol. 4 ★★★ (2012-09-26 22:32:02)

タイトルのとおり4枚目。

前作、今作と聴いてみてなんとなく思ったんだけどこのLULLACRY、アルバムを製作するに当たって
まず、しっかりとした方向性を打ち立ててからコンポージングを開始しているんじゃなかろうか。
前作はキャッチーでメロディアスという基本的な方針に沿って製作されたとするなら、この作品は
ダイレクトでソリッドなロックを目指しているような感じを受けます。
もちろん彼らの最強の個性であるメランコリックなメロディは活かしつつ。
「FIRE WITHIN」「PERFECT TONIGHT」のドライヴ感は悶絶モノのかっこよさです。

楽曲の構造はHRですがサウンド自体はモダンなHMです。しかもアンプのサチュレーションを活かした
歪みではなく、エフェクトによる人工的な歪みも頻繁に登場します。微細な部分を解析する耳で

…続き

LULLACRY-Vol. 4-Fire Within ★★★ (2012-09-29 20:14:58)

スネアの音が生々しい。

LULLACRYにしては珍しく、ギターソロらしいギターソロが聴けます。
これがコンパクトだけどなかなかカッコいいフレーズで聴かせてくれます。

LULLACRY-Vol. 4-Perfect Tonight ★★★ (2012-09-29 20:10:57)

リフがかっこいい!!

ターニャのキャット・ヴォイスがなんとも悩ましい、オープニングを飾るにふさわしい
勢いのあるドライヴィング・チューン。

LULLACRY-Vol. 4-Stranger in You ★★★ (2012-09-29 20:18:55)

この曲でのターニャの歌い方、どことなくテリー・ボジオの元の奥さんの
歌い方に似てるなぁ。向こうの方がエキセントリックだけどね。

地味に男声コーラスが効果を上げてます。

MAD3-Rock 'N' Roll Kingdom ★★★ (2010-12-07 08:10:13)

圧倒的なロック度の高さにしびれます。

このバンド、ガレージ・インストとでも言ったらいいのかな。元々がインスト・バンドなんだけど
この作品ではEDDYが唄ってます。
↑上でも語られてるようにMOTORHEADの「ACE OF SPAEDS」が異常なテンションで素晴らしい。
パンク、ハード・ロック、ブルースなどなど色んなロックを吸収してきた人間じゃないと
こんな作品は作れないと思うし、実際にそれを作ってしまったことは賞賛に値しますね。

MAGGIE BELL-Suicide Sal ★★★ (2015-04-04 00:45:00)

「英国のジャニス・ジョプリン」ことマギー・ベルの1stソロ。

文句なしに黒いです。これ。ポール・ロジャース同様、とても白人とは思えない卓越した歌唱力と
ダダ漏れのソウル。確かにビターでスモーキーな声質はジャニスと比較されるのも仕方のない事と
思いますが、この人の場合はジャニスより抑制が効いているというか、シンガーとしてのスキルは
間違いなくマギーの方が上。

アルバム冒頭を飾るFREEの名曲「WISHING WELL」ですがゲイリー・ムーアをはじめ、様々な人達が
カヴァーしていますが、本家のFREEの3倍は黒い仕上がり。これがドえらいかっこよさ。
作品自体、ソウル、ブルース、R&Bといったブラックミュージックが根底に息衝く英国ブルースロック
なんですが、アレサ・フランクリンなんかと一緒に聴いてもなんら違和感がないというか。
…続き

MAINHORSE-Mainhorse ★★★ (2015-04-04 01:29:40)

暴れだしそうな狂気を懸命に洗練で覆い隠した音楽ですな。

70年代のロックの面白さはなんといってもキチ●イっぽいところ。それもルールやセオリーが確立されて
いない73年ぐらいまでが強烈に面白い。たとえどんなに先鋭的なエクストリーム・メタルでさえ縛りが
存在するというのに、この時代のHRの無法ぶりはたまらなく痛快です。

ということで彼等MAINHORSEも奇天烈なHRを展開しております。さらにこのバンド、キーボードが
後にYESに参加するパトリック・モラーツなのでなおさら一筋縄ではいきません。
しかし同時にメランコリックで美しいメロディを繰り出してくるので本当に油断はできません。
この奇天烈で甘美な音楽性、強引に引き合いに出すならオランダのFOCUSでしょうか。
まあFOCUSほどプログレッシヴでもジャジィでもクラシカルでもない
…続き

MANIC STREET PREACHERS-Forever Delayed-Suicide is Painless ★★★ (2009-06-07 04:21:36)

映画「MASH(全員集合)」のテーマのカヴァー。
憂いを持った前半と激しく疾走する後半の対比が見事な
ナンバー。まだまだ尖がってた時代の代表作。
なんか、泣けてくるんだよね、これ聴くと。

MANIC STREET PREACHERS-Generation Terrorists ★★ (2009-06-07 04:53:00)

奇跡のアルバム。曰く「デビュー作でNo.1を獲って解散」も、あながち大法螺では
なかったような気にさせる。
残念ながら、No.1も獲れなかったし解散もしていないが、無垢な攻撃性と
儚げな美しさがこのデビュー作には詰まっている。
サウンドのディテイルはハードロックの感触もあるが、ソリッドなR&Rである。
(社会批判はパンクの専売特許ではなく、ロックのテーゼなのだ)
しかし例の「4REAL」の事件でも明確なように、彼らは基本スタンスがパンクなのだ。
自虐的という部分ではイギー・ポップに通じるものもある。
もしもリッチーが失踪していなかったなら、ここでの音楽性は現在も継続されて
いたのだろうか。

MANIC STREET PREACHERS-Send Away the Tigers ★★★ (2010-12-01 09:23:53)

マニックスの本質  それはグッド・メロディだ。本人たちがどう思っていようと。
いくら自身のイデオロギーに忠実な主張を叫ぼうが、そこはやはりビートルズのお国許、無意識の
うちにキャッチーなメロディを創ってしまう。

本作は、それを認めたうえでの開き直り的に素晴らしいメロディが満載だ。過去にもアリーナ感を
感じさせる楽曲を多々生み出してきたマニックス。ようやく自覚したか。

パンクなスタンスでキャッチーなナンバーを放つ。こう書くとUSメロコアみたいに誤解されるかも
しれないが、奴らのようなセサミ・ストリート感はマニックスには無い。もっとロックなのだ。

久々にキャッチーでロックなマニックスが帰ってきた。嬉しいことだ。

MANIC STREET PREACHERS-Send Away the Tigers-Autumnsong ★★★ (2009-07-15 04:27:07)

Born to destroy and born to create という歌詞に震える。
初期を思わせるサウンドも良し。

MANITOBA'S WILD KINGDOM-...And You? ★★★ (2016-02-19 23:15:28)

プチ同窓会みたいなアルバムです。

元MANOWARのロス・ザ・ボスと、このバンドのリーダーである”ハンサム・ディック”・マニトバさんは
N.Y.パンク出身のDICTATORSで同じ釜の飯を食ったという間柄なので、アルバムの出来もなるほど納得。

確かにR&Rではありますが、根底にあるのはガレージです。ラフでルーズでスリーズィといった印象より
性急なビートが炸裂する、あたかもDICTATORS時代に戻ったかのようなガレージ・サウンドがこの
バンドのパーソナリティなんでしょうね。もちろんアメリカのバンドらしい典型的なR&Rナンバーも
演ってるんですが、個人的にどうしても「Fired Up」や「Speedball」のようなガレージナンバーに
注目してしまいます。ロス・ザ・ボスのギターもMANOWARの時とは違いパンク・フィーリングたっぷり
…続き

MARTY FRIEDMAN-True Obsessions ★★ (2010-07-31 09:42:00)

炸裂!演歌ギター!!
ぐりぐりパーマのアメリカ人が哀愁メロディを弾き倒すとは、古賀先生もあの世で
ひっくり返っているだろう。
前作、前々作もなかなか楽しめたけど、本作はざっくりと表現するならば、歌モノが
収録されていることからも解るとおりロック、ポップスのフォーマットに沿って
制作された感じ。より解りやすくなってます。
この人はラモーンズ・フリークなだけあって、けっしてギターテクニックだけを追求
するような事はいたしません。クリエイター気質のギタリストですね。

MARVIN GAYE-Diana & Marvin ★★★ (2014-04-28 23:40:20)

このアルバムとは付き合いが長い。

本作を聴いているときはネガティヴな感情はいっさい出て来ない。それどころか怒りを除くすべての
感情が複雑に現れては消えを繰り返す。ダイアナ・ロスとマーヴィン・ゲイのコラボレートには
言葉で表現出来ないような不思議な力がある。

『SOUL』とはよく言ったものだ。アーティストのソウルはリスナーのソウルも震わせるのだ。

MARVIN GAYE-Diana & Marvin-You Are Everything ★★★ (2014-04-28 23:22:02)

心を鷲掴みされて、淡い感情が込み上げてきて、鼻の奥の方がツーンとして、
何処かへ連れて行かれそうになって…

僕の中の「何か」をかき回す曲。

MARVIN GAYE-What's Going On-Mercy Mercy Me (The Ecology) ★★★ (2014-04-29 00:12:24)

エゴイスティックな主張ではなく、切なる願い。
静かなるメッセージは充分に響く。これは名曲。

MARVIN GAYE-What's Going On-What's Going On ★★★ (2014-04-29 00:05:10)

あふれ出す優しさ。そしてちょっとだけ切ない。ヒューマンなナンバー。

マーヴィンの歌唱はもとより、バッキングトラックにも耳を傾けてほしい。

MAY BLITZ-May Blitz ★★★ (2012-08-13 22:48:57)

ゴリラ女のジャケで有名。

不気味で摩訶不思議、しかもヘヴィ。70年という時代がこのサウンドをもたらしたのでしょう。
HRはHRですが、何者にも似ていないという驚異のオリジナリティです。ホント例えようが無い。
なんだか真綿でじわじわ締めつけられるような、呼吸しづらいような、そんなイメージといえば
伝わるでしょうか。

ジャズをバックボーンにしたトニー・ニューマンのプレイは超絶テクニカルです。多分この人
ジャズ・ドラムの巨人、バディ・リッチに影響されてるんじゃないかなぁ。
尋常じゃない手ワザはJBG在籍時には披露できなかったんでしょうね。

これは僕の見解なんですが、ギターの歪みに関しては歪まないアンプを使用していた可能性が
高いような気がします。当時すでにマーシャルの1959という100Wのスタック・アンプが存在して
…続き

MCAULEY SCHENKER GROUP-Perfect Timing ★★ (2009-01-22 17:47:00)

アメリカナイズされた という意見が多いようですが、よく聴くと
コード進行や歌メロにどうしようもなく欧州テイストが香ります。
シェンカーのソロパートは以前のようなインプロ重視ではなく、計算され練られた
ソロが多くなってます。楽曲は聴きやすいのですが、アンディ・ジョーンズの
プロデュースはエッジ不足でリバーブ過多。そこが残念。
このメンツでの来日公演を観たけどシェンカーさん、終始ニコニコでした。
(ギターの相方はミッチ・ペリーになってたが…)

MCAULEY SCHENKER GROUP-Save Yourself ★★ (2009-05-25 15:30:00)

以前とは別のバンドとして聴けば、なかなかの佳作だと思います。
楽曲群もソツのない出来ですが、時代はGUNSに代表されるハードR&Rが
メインストリームを席巻していた頃なので「BAD BOYS」のようなナンバーが
収録されています。ロビンのVoもCULTのイアン・アストベリーを模倣してます。
マイケルのギターはここにきてソウルを失ってしまいました。
無駄に手数の多いプレイは当時のギターシーンに感化されたものでしょう。
必要以上に『上手く』なっているのです。
心情を吐き出すようなフレーズ、感情がもろに表れるプレイが
彼の真骨頂だと僕は思っているので、この変化にはいささかがっかりしました。
曲も悪くない、ロビンも頑張っている。ここに足りないのはマイケル本人なのです。

MEGADETH-Countdown to Extinction ★★ (2009-06-22 04:39:00)

聴きやすくなったなぁ。
それ以前の彼らの楽曲はギア・チェンジが多すぎて、ものすごく忙しい印象しか
なかったから、この路線変更は大歓迎です。
でも十分にエッジの立ったサウンドは相変わらずで、非常にきもちいい。
余計な贅肉は皆無のタイトな楽曲群は、ムスティンのコンポーザーとしての
ポテンシャルの高さを見せ付けられました。
僕はこの路線を断固支持します。

METALLICA-Death Magnetic ★★ (2009-09-05 03:10:00)

全盛期とはいかないまでも、かなり戻ってきましたねえ。
ギターのハーモニー・パートが増えているのが個人的には嬉しいです。
普遍的なHMバンドとして、やはりこのような作風のアルバムは作られて然るべき。
1曲が長いとおっしゃる方もおられるようですが、僕はあっという間に聴けて
しまいました。この方向性、嫌いじゃないです。
今更、スラッシュを期待してはいませんが、それを彷彿させるパートが多数あるのが
次作への布石になってくれればと思います。
ただ、メタリカは現在を生きるバンド。過去には執着しすぎないでほしいという思いも
あるんですけどね。

METALLICA-Garage Inc. ★★ (2009-05-30 21:21:00)

面白い。どんな曲を演ろうが彼らのカラーになってしまうという好サンプル。
ハードコアやニューウェイヴにまで食指を動かしていたとは。
なかなかに懐の深いバンドである。
信念が垣間見える選曲ではあるが、もっとメタルとかけ離れたカヴァーも
聴いてみたいものだ。

METALLICA-Ride the Lightning ★★ (2009-06-12 13:12:00)

ギターサウンドは気持ちいいのですが、ラーズのドラムの音に納得できません。
曲もクォリティが高いのに、ドラムだけが引っ込んだ音像は完全にプロデューサーの
失態でしょう。
このミックスにダメ出しできなかったということは、彼らの発言権がまだまだ弱かった
のでしょう。
…と思っていたら、なんとセルフ・プロデュースだった。
何故こんなドラムサウンドにしちゃったんだろう。
ギターソロの時なんか、はるか遠くの方でパタパタしてるのが気に入らないです。
楽曲が良いだけに残念至極。

MICHAEL SCHENKER GROUP ★★★ (2012-07-04 19:24:32)

ガラスのハートを持つギター・ヒーロー、マイケル・シェンカー。

UFO在籍時、バンドメンバーや自身の問題に耐え切れずに幾度となく現実逃避を繰り返す。
そう、世に名高い失踪という名の「飛翔伝説」の始まりだ。オフィシャルでは3度ほど飛翔していると
いうが、おそらくもっと常習的だったに違いないと僕は踏んでいる。

ライヴに於ける途中退場も彼の得意とするところだ。いい歳をした大人のやることではない、この
職場放棄。これが違った意味でファンをドキドキさせるのだ。来日公演でも様々な理由で早退を
やってのける。そうロック史に残るありえない行動。これが「神話」だ。

弱い人間と言えばそれまでだが、僕はマイケルを頭ごなしに責めることは出来ない。

昔の話になるが、僕はツアーで来日していた彼と札幌市内の街中でバッタリ出会ったことがある。
…続き

MICHAEL SCHENKER GROUP-Assault Attack ★★ (2009-01-27 15:36:00)

プロデュースはディープパープルやアイアンメイデンでおなじみの
マーティン・バーチ。少しグラハムのVoが奥に引っ込んだ感じだけど、シェンカーの
ギターは前作とは違い思いっきり前面に出てきてますね。残念なのはドラムサウンド。
ヴェテラン故に古くさい音になってる。これじゃテッドがかわいそうだよ。
特筆すべきはシェンカーのギターソロ。かなり神経を張り詰めたスリリングな
フレーズ。しかもあきれるぐらいにメロディアス!
前作とはうって変わって異常なまでのテンションでマイナーペンタを巧みに操り
印象的なフレーズが満載。1stと並んでギター度が濃いアルバムだけど
名盤って感じではないんだよなあ。

MICHAEL SCHENKER GROUP-Built to Destroy ★★ (2009-04-30 16:51:00)

全体的にポップですね。聴いたのはオリジナルミックスですが、
否の意見が多いジャック・ダグラスによるリミックスの方が好みです。
ジャック・ダグラスと言う人はエアロの作品等で有名ですが、ギターサウンドを
エッジィに仕上げるのが得意なプロデューサーなので、シェンカーのミディトーンの
美味しいハーモ二クスを存分に味わうことができます。
特にCaptain Nemoはメイン・リフまでピッキングハーモニクスっぽい感じなので
変則的なポジショニングと相まって、リリース後しばらくは正しいフィンガリングが
解析されませんでした。シェンカー本人の解説によりようやく正解の譜面が発表され
ましたが、開けてビックリ、目からウロコのフィンガリング!!
当時コピーを試みたギタリストはみんな「えぇぇぇっ!?」って言ってたのも
懐かしいですね。
曲に関して
…続き

MICHAEL SCHENKER GROUP-MSG ★★ (2009-01-09 03:08:00)

楽曲群は素晴らしいが、コージーが邪魔だなぁ。
まさにHIRO-SKYWALKERさんがおっしゃってるとおりで、シェンカーとの相性は×。
ギターソロも手癖で無難にまとめた感じ。ペンタ一辺倒で、フックのあるフレーズは
1、2曲だけというのも寂しいし、彼の魅力であるホンノリ香るクラシカルフレイバーも
皆無。ソロプレイのみ単体だけで語るとMSGのアルバム中では結構下位ランクですね。
とはいえ各々の曲はとんでもなくハイクオリティです。
そして何よりゲイリーの歌メロが素晴らしい。彼のヴォーカルを上手/下手という
物差しだけで評価しちゃいけないと思うなあ。


MyPage