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VAN HALEN-Van Halen
VAN HALEN-Van Halen II
VANDENBERG-Alibi
VANDENBERG-Alibi-Voodoo
VANDENBERG-Best of Vandenberg
VANDENBERG-Heading for a Storm
VANDENBERG-Vandenberg
VICIOUS RUMORS-Plug in and Hang On: Live in Tokyo
VINCE NEIL-Exposed
VIXEN-Vixen
VOIVOD-The Outer Limits
VOW WOW-III
VOW WOW-Mountain Top-Tell Me
Vulgar Display of Power
WHITE WIZZARD-Over the Top
WHITE ZOMBIE-Astro-Creep: 2000: Songs of Love, Destruction and Other Synthetic Delusions of the Electric Head
WHITESNAKE-Ready an' Willing
WHITESNAKE-Whitesnake
WHITESNAKE-Whitesnake-Still of the Night
WISHBONE ASH-Argus
WISHBONE ASH-Argus-Leaf and Stream
WISHBONE ASH-Argus-Sometime World
WISHBONE ASH-Argus-The King Will Come
WISHBONE ASH-Argus-Throw Down the Sword
WISHBONE ASH-Argus-Warrior
WISHBONE ASH-Pilgrimage-Valediction
Whitesnake
Whitesnake-Still of the Night
Y & T-Black Tiger
YARDBIRDS-For Your Love-Good Morning Little Schoolgirl
YARDBIRDS-Having a Rave Up-Heart Full of Soul
YARDBIRDS-The Yardbirds
YES-90125
YES-Fragile
YNGWIE MALMSTEEN-Concerto Suite for electric guitar and orchestra in E-flat minor, Op. 1
YNGWIE MALMSTEEN-Odyssey
ZZ TOP-Afterburner
ZZ TOP-Eliminator
おしん
すかんち-GOLD
すかんち-GOLD-恋は最後のフェアリー・テール
すかんち-OPERA
すかんち-OPERA-GRAVE DIGGER
すかんち-OPERA-MR.タンブリンマン
すかんち-OPERA-ROLLY HORROR SHOW
すかんち-OPERA-THANK YOU
すかんち-OPERA-仮面の接吻(くちつ゛け)
すかんち-ダブルダブルチョコレート
すかんち-ダブルダブルチョコレート-レターマン
すかんち-恋のウルトラ大作戦

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発言している19曲を連続再生 - Youtube



VAN HALEN-Van Halen ★★ (2009-05-21 02:29:00)

テクニカルなギタリストはあまり好みじゃないので及び腰だったんだけど、
聴いてみたらぶっ飛んだ。
かっこよすぎる。バンドによる一発録りの圧倒的なテンション、
兄弟にしか出せないグルーヴ、こんなバンドが現れるのがアメリカの恐ろしさ(笑)。
テッド・テンプルマンってのがちょっとアレだけど。
エディのギターサウンドは強烈極まりない。プレイよりもサウンド自体が
ものすごいインパクトを放ってる。もちろんエディの超絶プレイもすごいが
彼のすごさはソロよりむしろバッキングにあると思う。
三連チューン「I'm The One」を弾いてみれば解かる。この人のタイム感は独特だ。
アルバムの持つ破壊力はリリースから30年以上経った今でも変わることはない。
5150以降、音楽家になってしまったエディもここでは常軌を逸したロッカーだ。
同時代に盛り上
…続き

VAN HALEN-Van Halen II ★★ (2009-07-24 03:14:00)

このバンドのグルーヴは聴いてて、ホントに気持ちイイ。
各々の曲はコンパクトなんだけど、兄弟の放つグルーヴは他のバンドには絶対に
真似のできないモノ。「Somebody Get Me A Doctor」「Bottoms Up!」が好サンプル。
多くのギター・ヒーローが我ここにありと弾きまくる中、エディのソロは8小節以上は
弾かない潔さ。しかもインプロを主としたロック魂が溢れかえるクォリティ。
サミー時代も悪くはないけど、ロックを強烈に感じるのはデイヴ時代の方。
相変わらずエディのギター・サウンドはエッジがあって、なおかつ暖かいという例の
『ブラウン・サウンド』。多くのプロのギタリストがいまだに歪みの理想形だと
挙げるこの頃のエディのトーンは唯一無二。
割と地味な扱いをされる本作でも、その『ブラウン・サウンド』は輝いている。

VANDENBERG-Alibi ★★ (2009-06-27 14:39:00)

ここ日本においてヴァンデンバーグは、なかなかの人気を維持していたと思います。
1stではブルージーで渋めの中に、煌くようなメロディをちりばめて彼らの名前を
世界に知らしめました。
2ndではポップで軽快な中に、クラシカル・フレイバーを織り込んで
ギター・キッズをノックアウトしました。
そしてこの3rd、どう評価してよいものか…
僕はこのアルバム、ヴァンデンバーグというバンドのことは大好きなんですが
正直な感想を申し上げると、"中途半端"という印象を拭いきれません。
その大きな要因として、レーベルの介入によって徹底的に売れる音にしろとの指示が
あった、というのがやはり大きく、当時ビッグヒットを飛ばしていたミュージシャンの
音作り、曲作りをあからさまに模倣しているのには首を傾げざるをえません。
デフレパード、ポリス、ブライアン
…続き

VANDENBERG-Alibi-Voodoo ★★★ (2009-04-30 21:05:22)

当時ギターシーンは丸虫の登場で、クラシカルおよび
ハイスピードが主流になっていたが、エイドリアンは
その中でも異色の存在だったと思う。
丸虫がバッハだ、バロックだと叫ぶと世のギタリストは
こぞって右に倣えでパクリに精を出した。
しかし、エイドリアンはそんな風潮とは違った切り口で
クラシカルなラインを提示して見せた。
デカい手がアドバンテージとなり、ちょっとやそっとじゃ
コピー出来ない独創的なフレーズは、革新的だった。
あまりのメロディの美しさに、その難易度が語られる機会は
極端に少なかったが、手の小さい日本人にはきわめて難しい
コピーの対象だった。
VOODOOはその中でも美しさと難易度が群を抜いている。
テクニック至上主義を礼賛するつもりは無いが、
彼のフォロワーが多く出現していれば、ギターシーンは
…続き

VANDENBERG-Best of Vandenberg ★★ (2009-09-12 01:47:00)

これほどファンをナメたベスト盤はありません。
バンド解散後、エイドリアンが加入したホワイト・スネイクの人気に便乗しようとした
姑息な作品が、この「BEST OF VANDENBERG」です。
ファンは3作品を揃えたほうがいいと思うし、入門者も同様です。
それは何故か? この作品は、これぞヴァンデンバーグ!!という必殺ナンバーが
完全にオミットされているからです。
このサイトの趣旨とは正反対の意見ではありますが、個人的にお勧めはできません。

VANDENBERG-Heading for a Storm ★★ (2009-05-30 18:54:00)

その筋で云うところの"鉄砲玉"的な役割を担う1曲目の「FRIDAY NIGHT」から
飛ばしてます。Sus4を使った美味いリフ作りは王道です。
サウンド的にも、クライ・ベイビーの使用を止め、よりダイレクトになってます。
個人的には、上の方々が一人として触れていない「WELLCOME TO THE CLUB」が凄い!
イントロのリフ、発想が普通じゃない。並みのギタリストには思いもつかないよ。
聴いた感じ、耳馴染みがいいもんだからサラッと聴けちゃうんだけど
この人、随所でとんでもない事やってますよ。
ようやく方向性が定まったというのに次作ではまた迷走しちゃうんだなぁ。

VANDENBERG-Vandenberg ★★ (2009-05-30 18:31:00)

大巨人エイドリアン・ヴァンデンバーグが局地的にブレイクした1st。
音楽的な方向性は、バッド・カンパニーに代表されるような渋めのHR。
この頃のエイドリアンのトーンはマイケル・シェンカー同様、クライ・ベイビーを
カマして中域をブーストした鼻詰まりサウンド。
そのトーンは、お兄ちゃんのルドルフも弟の音と聴き間違えたというほど。
で、プレイは次作につながる流麗なソロが楽しめる「Too Late」が何故か浮いている。
いい曲なんだけど、アルバムの中ではあきらかに異色のナンバー。
邪推なんだけど、この「Too Late」が若干話題になった為に、次作での
スタイルが確立したんじゃないかなぁ。
方向性に迷いが見えるけど、1stならではのパワーを感じます。

VICIOUS RUMORS-Plug in and Hang On: Live in Tokyo ★★★ (2014-08-13 01:33:15)

パワーメタルはUS産に限る。

個人的な嗜好だけど欧州産のパワーメタルより圧倒的にUS産のパワーメタルの方が好ましく思える。
というのもジャーマンに顕著な類型的な曲作りとサウンドメイクそして必要以上の泣きメロがどうしても
僕をハマらせてくれない。けど、パワーメタル自体は好きだ。
そんな僕のわがままにお応えしてくれるのがVICIOUS RUMORSを含むUS産のパワーメタルなのだ。

確かに収録曲が8曲というのは寂しいし到底満足できるものではない。が、それを補って余りある
熱いパフォーマンスに潔ささえ感じる。フルサイズのライヴ盤というのは必ずとは言わないがダレ場が
ある。しかしこのボリュームだと一気に聴ける爽快感がまず先に来る。だから物足りなく感じるのだ。
満足できないからからこそ何度も何度もリピートしてアルバムを噛み締める。
…続き

VINCE NEIL-Exposed ★★ (2014-01-02 20:14:16)

スティーヴ、ハッスルしすぎ。

これがスティーヴ・スティーヴンスなんです。生半可なヴォーカリストだとスティーヴに
あっさり喰われてしまうでしょう。このアルバムも二人のパワーバランスは五分五分ですが、
気を抜くと飲み込まれそうなところをヴィンスがかろうじて踏ん張っている印象。
JERUSAREM SLIMのときも思ったんですが、スティーヴはあんまり出しゃばらない方が
バックアップされる側が輝くのではないでしょうか。ビリー・アイドルのバンド在籍時は
一歩下がったポジションでビリーを盛り立てていたのがめちゃめちゃクールだったんだけど。

この人はガッチャマンで言えば「コンドルのジョー」ゴレンジャーで言えば「アオレンジャー」
ルパンⅢ世で言えば「次元大介」といったシブくてクールなポジションが似合うので、
そないにハッスルなさらんで
…続き

VIXEN-Vixen ★★ (2009-06-27 17:14:00)

俺はギャルバンが好きなのだ。
ギャルバンと言うと少々趣が異なってくるのだが、彼女等は大人の雰囲気をまとった
キャッチーなHRをプレイしていた。
男勝りではなく、どこか女性らしさを漂わせた楽曲は聴きやすさとともに
ヒット・ポテンシャルも高く、実際「Edge Of A Broken Heart」「Cryin'」は
かなり売れた。
見た目のことを言うのは自分でもどうかと思うが、彼女たちの大きな魅力となった
その見目麗しいルックスは、過去あまた登場してきた女性ロックバンドのそれを
大きく引き離すクォリティだった(故にお人形さんと揶揄されることも)。
確かに70年代の女性HRバンドは "実録!女工哀史"を地でいくようなのが
多かった(失礼)。しかし、全員がグッド・ルッキングというのは確かに武器になる。
俺もそのルックスに惹かれてアル
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VOIVOD-The Outer Limits ★★★ (2018-01-02 10:30:30)

聴き手の小学生マインドをザクザク掘り起こしてくれる素敵な作品。

まずはオマケの3Dメガネ。笑いが止まんねー。小学館©の学年誌かっつーの。子供の頃からコレをかけて立体に見えた事など一度も無いんだが。何度ダマされてもワクワクしながら装着してしまう逸品だ。みんなもそうでしょ?
そしてインチキSFというかレトロ・フューチャー的なアルバムコンセプト。もう、買わない理由がありません。

さて中身はというと、ガレージ/パンク的なロックンロールを核としながらプログレッシヴな味付けが施されたVOIVODにしか
できない音世界。彼らを形容するワード「サイバー」にふさわしいアルバムです。奥行きのあるサウンドプロダクションが
宇宙感を演出してますが、なぜか生々しいサウンドにも聴こえるという不思議な感じ。これは新鮮。
もはやスラッシュではありませんが、激烈ディスト
…続き

VOW WOW-III ★★ (2009-06-12 17:40:00)

つくづく『すごい盤をつくったなぁ』って思います。
↑の失恋船長さん同様、リアルタイマーでありながら全盛期のジャパメタを意識的に
スルーしてきた僕にとってはまさに衝撃でした。
楽曲のクォリティは確かに世界レヴェル。デヴィン・タウンゼントを筆頭に
彼らにリスペクトを表するミュージシャンがいるのも頷けますね。
しかし柔らかな音像はあきらかに個々の楽曲の良さをスポイルするもので、
デジタル・リバーブに埋もれてしまったサウンドは、時代を象徴してはいても
ロックのダイナミズムを刻み込むには至りません。
(当時はこんなミックスの作品が多かったのです)
ちなみに本作発表前に山本恭司さんは教育TVでバンド講座みたいなのに出演していて
懇切丁寧にバンドに於けるギターの在り方を、実演を交えて講義していました。
(NHK教育がHRを取り上げたのも
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VOW WOW-Mountain Top-Tell Me ★★★ (2009-05-26 03:50:23)

そうそう。夜のヒットスタジオに出てましたね!!
演奏が終わった後、ブラザー・トムが一言
「声たけぇ~!」
人見元基のハイトーンに驚嘆してました。
個人的にはグラハム・ボネットに近いものを感じますが。
ドラマティックな名曲です。

Vulgar Display of Power ★★★ (2012-07-14 10:45:17)

そっかぁ、20年かぁ。

”HEAVY METAL” 重くて金属感のある音楽。文字通りの曲を提示したのが90年代のパンテラだ。
前作でのスタイルを推し進め、あらゆる部分でロー・レンジに力点を置いた、まさにHEAVY METAL。
個人的にスピードよりグルーヴを求めてしまうので、コレはかなり聴いた。
前作と共にHMが進むべき一つの方向を指し示した作品ではあるが、まさかトレンドとなってしまう程
フォロワーが増殖するとは、主犯である当の本人たちも思っていなかったのではないだろうか。

キャリアがあるだけに、オーセンティックな部分もチラチラと顔を覗かせるのだが、それが適度な
キャッチーさとなりへヴィネス一辺倒ではない懐の深さを見せ付ける。
思うに、こういうグルーヴ重視のバンドはイギリスおよびヨーロッパからは現れなかったと思う。
H
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WHITE WIZZARD-Over the Top ★★★ (2013-08-13 20:37:58)

時代は21世紀だというのに、何をやっとるんだねチミたちは?(笑

もう、ホントにこの潔さはなんだ?気が付けば終始泣き笑いでアルバム1枚聴き終わっていたよ。
コレって僕が中・高生の頃に大好きだった『へヴィ・メタル』だ。
つまりNWOBHM期および84年頃のイギリスのバンドの音だ。こういうの大好きだ。

彼らについて何の予備知識も無く、たまたま入ったCD屋でNWOTHMの新星ってことで推されていた
から、「NWOTHMってなんなの?」という感じで後学の為に購入してみたんですが、大当たり!

↑帰ってきたクーカイさんが仰っているように初期MAIDENをガッツリ意識してはいますが
いかんせん曲作りのツメが甘いというか紙一重でダサい。こちらとしてはソコが嬉しいのです。
「Strike of the Viper 」のサビで連呼する『6
…続き

WHITE ZOMBIE-Astro-Creep: 2000: Songs of Love, Destruction and Other Synthetic Delusions of the Electric Head ★★ (2009-07-04 23:22:00)

インダストリアルに手をだすのはアインシュテュルツェンデ・ノイバウテン以来だ。
しかし、同じインダストリアルという冠がついているのに、両者の音楽はまったく
違うものだ。ミニストリーが割といけるクチだったので、どうかと思い購入。
ハマってしまった。ジャンクなマシン・ノイズのサンプリングが驚くほど気持ちイイ。
加えてショーン姐御のド低音ベースがグイグイとグルーヴを牽引する。
デジタルな質感がヘヴィ・ロックにマッチするのはナイン・インチ・ネイルズが
証明してみせたけど、ホワイト・ゾンビは馬鹿馬鹿しさを持って、楽しささえ感じる。
インダストリアル・ロックというニッチなカテゴリーを娯楽に持っていった功績は
もっと評価されていいと思う。

WHITESNAKE-Ready an' Willing ★★ (2009-05-28 16:18:00)

カヴァデイルをポール・ロジャースのエピゴーネンだと本気で思っていた。
が、この職人たちを従えるのであれば、カヴァデイルの声質の方がフィットする。
ロジャースでは軽いのだ。適度な重さを持ったカヴァデイルの声と歌唱が
「FOOL FOR YOUR LOVING」を生んだ。
メリスマは未だロジャース的ではあるのだけれど。
後追い組の若きリスナーたちがホワイト・スネイクに出会い、掘り下げてブルースや
R&Bを愛聴してくれるのを願う。
しかしマーティン・バーチのプロデュースには相変わらず疑問が残る。

WHITESNAKE-Whitesnake ★★ (2010-01-15 21:33:00)

ズバリ曲作りのおかげです。
サイクスの高い作曲能力を満天下に轟かせた80年代屈指の名盤でしょう。
万人が良いと思った曲が収録されているから売れた…簡単な図式です。
しかしMTVの恩恵があったことを忘れてはいけません。ラジオのオン・エアだけでは
ここまで売れなかったかもしれませんね。HMに追い風が吹いていた時代というのも
勿論あったのですが。
ブリティッシュ・ロックにブラック・ミュージックのフレーバーをまぶした音楽性が
後のブルー・マーダーの雛型になったのは間違いなさそうです。
売れっ子プロデューサー、キース・オルセンとマイク・ストーンの起用も当たった
とは思いますが、ちょっとリバーブ過多。気持ちナマっぽくてもよかった気が。
この作品に関しては賛辞するしかないでしょうね。あえて文句をつけるならば
このメンツをキープできなかっ
…続き

WHITESNAKE-Whitesnake-Still of the Night (2009-06-09 15:28:25)

最初の歌い出しの部分は本気で和田アキ子に歌わせたい。
絶対かっこいいと思うんだけどなぁ。
想像してみてよ。麻婆春雨たべてる場合じゃないよ。
全部じゃなくていい。冒頭部分だけアッコにおまかせ!!

WISHBONE ASH-Argus ★★ (2009-05-03 04:08:00)

アートワークといい、曲のタイトル(邦題含む)といい、歌詞の内容といい
あらゆるイマジネーションを喚起させるアルバム。
ツインリードが美しいのは言わずもがな。大英帝国の歴史、誇り、美学が
見事に昇華された、彼らにしか創り得ない世界がここにある。

WISHBONE ASH-Argus-Leaf and Stream ★★★ (2013-05-03 10:48:00)

これほどに一曲を通してビジュアルイメージが浮かぶバンドも珍しい。
この曲もイントロを聴いただけで簡単に画が見える。
昔、バイクを運転しながらウォークマンでこの曲を聴いていたら(よいこはマネしないでね)
涙腺が崩壊して前方が見えなくなり、やむなく路肩でしばらくメソメソした思い出がある。

WISHBONE ASH-Argus-Sometime World ★★★ (2013-05-03 09:55:40)

幽玄な前半から一変してエンディングに向かってイッキに駆け抜ける構成が素晴らしい。
そしてなんといってもアンディ・パウエルのギターソロ。独自のタイム感を伴って弾きまくる
メロディ・ラインは、確実にシェンカー家の次男に影響を与えていることが如実に解かる。

WISHBONE ASH-Argus-The King Will Come ★★★ (2013-05-03 10:17:40)

イントロからグイグイ引き込まれる。
マーティンとアンディのハーモニー・ヴォーカルも格調高く楽曲にさらなる荘厳さを与えている。
テッドのクライベイビーをかましたソロも聴き所。

WISHBONE ASH-Argus-Throw Down the Sword ★★★ (2013-05-03 09:42:06)

この世に素晴らしく魅力的なギターソロ数あれど、この曲のエンディングのツインソロと比肩しうる
ギターソロにはなかなかお目にかかれない。
楽曲そのものの力、歌詞の素晴らしさ、そしてこのリード・パートが三位一体となって
とてつもない感動を呼ぶ。

WISHBONE ASH-Argus-Warrior ★★★ (2013-05-03 10:34:08)

力強いイントロが終わり、どこか仄暗いところで佇んでいる鎧を身に纏った中世の戦士の
映像が容易に浮かんでくる。シンフォニック・メタルに登場する戦士とは明らかに違う。
ドラゴンと戦ったり、伝説の剣を探す旅をする戦士とは一線を画す、なにか抗うことの出来ない
悲壮な宿命を背負った戦士。
歌詞の世界観、圧倒的にドラマティックな曲構成ゆえ、こんな想いに駆られるのかもしれない。

WISHBONE ASH-Pilgrimage-Valediction ★★★ (2016-02-13 03:03:18)

自分が知る限り、世界一美しくて世界一悲しい曲。

ここまで来るともはや哀愁を通り越して悲愴です。SADです。終盤に多少悲壮感は薄れますが
それでも何故か心にポッカリ穴が開いたような気持ちになってしまいます。

Whitesnake ★★ (2010-01-15 21:33:00)

ズバリ曲作りのおかげです。
サイクスの高い作曲能力を満天下に轟かせた80年代屈指の名盤でしょう。
万人が良いと思った曲が収録されているから売れた…簡単な図式です。
しかしMTVの恩恵があったことを忘れてはいけません。ラジオのオン・エアだけでは
ここまで売れなかったかもしれませんね。HMに追い風が吹いていた時代というのも
勿論あったのですが。
ブリティッシュ・ロックにブラック・ミュージックのフレーバーをまぶした音楽性が
後のブルー・マーダーの雛型になったのは間違いなさそうです。
売れっ子プロデューサー、キース・オルセンとマイク・ストーンの起用も当たった
とは思いますが、ちょっとリバーブ過多。気持ちナマっぽくてもよかった気が。
この作品に関しては賛辞するしかないでしょうね。あえて文句をつけるならば
このメンツをキープできなかっ
…続き

Whitesnake-Still of the Night (2009-06-09 15:28:25)

最初の歌い出しの部分は本気で和田アキ子に歌わせたい。
絶対かっこいいと思うんだけどなぁ。
想像してみてよ。麻婆春雨たべてる場合じゃないよ。
全部じゃなくていい。冒頭部分だけアッコにおまかせ!!

Y & T-Black Tiger ★★ (2009-05-30 21:52:00)

とてもアメリカンとは思えない湿度の高いHRバンド。
後年アメリカン丸出しになるのですが、この時期のアルバムは憂いを持った
シャッフルチューン「FOREVER」に代表されるように、泣きメロ満載です。
G/Voのデイヴ・メニケッティの熱いプレイも聴き所。
若者には少々物足りないサウンドかもしれませんが、聴いてみてください。

YARDBIRDS-For Your Love-Good Morning Little Schoolgirl ★★ (2009-06-06 23:59:56)

初のYARDBIRDS体験はこの曲。ラジオからエア・チェック。
軽快なノリのR&R。クラプトンのソロが若いねー。

YARDBIRDS-Having a Rave Up-Heart Full of Soul ★★★ (2009-06-13 01:58:35)

イントロがベックの歪みギターVerとインド人奏者のシタールが
聴けるVerとがありますが、どちらもかっこいい。
キースの二人分ボーカルも素敵です。

YARDBIRDS-The Yardbirds ★★ (2009-06-13 01:40:00)

アルバムタイトルは通称「Roger The Engineer」の方がしっくり来るなぁ。
今までのシングル寄せ集めとかライヴじゃなくて、オリジナル・スタジオ・アルバム。
彼らにHM/HRの原点を見出す人もいるんだろうけど、本作ではそんな要素は微塵も
感じることはできません。
まあ、ブルースがHRのベースになったという事実だけを見れば、それも分からないでも
ないけど、このアルバムはきわめてブルース臭が薄いのです。
ここで聴けるのはブリティッシュ・ビート・ポップです。それをジェフ・ベックという
料理人が、少々ストレンジな味付けをしているといったふう。
それをバンドの頭脳であるベースのポール・サミュエル・スミスが、お客様に出せる様
仕上げた感じがします。
個人的には、このベック時代がヤードバーズのイメージを決定したと言ってもいいと
…続き

YES-90125 ★★ (2009-07-14 03:48:00)

「Owner Of A Lonley Heart」
この曲で初めてオーケストラ・ヒットを聴いてドギモを抜かれたのを思い出しました。
その後オケ・ヒットは日本の歌謡曲でも頻繁に聴けるようになるのですが、当時は
そうとう驚きました。(中森明菜の楽曲サザン・ウインドではストリングスが一生懸命
オケ・ヒットを人力で再現しているのが可笑しい)
二人のトレヴァーがこのアルバムの支配者です。トレヴァー・ラヴィンはソロ時代には
ストレートなHRを演ってたりするんですが、それは次作で聴けますね。
トレヴァー・ホーンは言わずと知れた"ラジオ・スターの悲劇"の人。
適度なポップさと斬新なサウンド・メイクで、それまで難解だったイエスを大衆が
受け入れた意義は大きいと思います。

YES-Fragile ★★ (2009-06-30 18:22:00)

このバンドの魅力のひとつにコーラス・ワークがあると思うんだけど、
ここに収められているジョン・アンダーソンの多重録音ナンバーは、
クイーンのコーラス・ワークの雛型になったんじゃないのかなぁ。
スタジオ・トリックはゲイリー・ムーアも拝借してたっけ。
ハウの「MOOD FOR A DAY」は個人的に、1年かかって耳コピした思い出の曲。
カルカッシ風のプレイは相当に難しかったな。
プログレ未体験の方は、ポップな要素も含む本作から入るといいのかも。

YNGWIE MALMSTEEN-Concerto Suite for electric guitar and orchestra in E-flat minor, Op. 1 ★★ (2010-01-15 21:55:00)

基本的には↑のPhilonousさんの意見に同意ですが、クラシック・コンポーザーでは
ないロック・ギタリストが、ここまでの知識を持って、ここまでの曲を作ったという
事実は、驚くべきことだと思います。
ただ、ソリストとしてではなくアンサンブルの一員として参加したときに彼がどんな
プレイをするのかはすごく興味深いと思いますね。あ、それじゃ王様が王様では
なくなってしまうのかぁ(笑)。
あと、インプロは止めた方がいいかも。作りこんだ美しいメロディを聴きたいのは
僕だけではないはず。

YNGWIE MALMSTEEN-Odyssey ★★ (2009-06-25 22:08:00)

ジョー・リン・ターナーの獅子奮迅の活躍で充実した歌メロが並びます。
この人ならではのポップセンスは、今までイングヴェイを敬遠してきたリスナーを
多く獲得したのではないでしょうか。(僕もその一人です)
最初は「どこまでブラックモアの敷いたレールに乗っかっちゃってるんだよ」って
思ったのですが、ジョーの起用はどうやら吉と出たようです。
ソロ・プレイは確かに荒いのですが、ジミヘンちっくなフレーズは
彼のプレイに於いては新鮮な驚きでしたね。
イングヴェイ・フリークには美しいフレーズが無いのが痛し痒しなのでしょうが
僕はヴォーカリストとのバランスが良いこの作品が気に入ってます。

ZZ TOP-Afterburner ★★ (2009-05-19 04:01:00)

皆様がおっしゃるとおり、車中で聴くアルバムですな。実際わたしもそうしてます。
MTV効果でヒットを量産してた頃のアルバムで、ビリー・ギボンズの野太いトーンが
たまりません。初期に比べるとブギー感は後退しましたが、シーケンサーを駆使した
デジタリックなサウンドは前作同様気持ちいい。
ディーンの毛皮ふわふわギターは一度弾いてみたかった。

ZZ TOP-Eliminator ★★★ (2010-12-26 07:04:52)

ヒゲおやじ、何故にここまでカッコいい!?

高校生の頃、何気にラジオを聴いていたら偶然流れてきたのが「LEGS」で、デジタリックなのに
むせ返るようなロック濃度、ブッといギターサウンドにやられて迷わず本作を購入。
まず、アルバム全体のテンポがイイ。勿論楽曲それぞれのテンポがいいからトータルで聴き終えると
ものすごく爽快感があります。これって凄く大事なことだよなぁ。アメリカのトラックドライバーに
人気があるっていうのも解かるってもんです。何度リピートしても気持ちいい。

シーケンサーの使用も今聴くと少し古臭い感じも受けるけど当時は画期的な試みだったと思います。
実際、雨後の筍のように真似する人たちが出てきたもの。

ビリーのギターはピッキング・ハーモニクスを絡めた極太トーンで、ザック・ワイルドにも通じる
ものがあるけど
…続き

おしん ★★★ (2016-08-31 23:12:25)

国内ドラマでは未だ破られる事のない平均視聴率52.6%、最高視聴率62.9%という驚異の数字を記録したモンスター番組。

たまたまYOUTUBEで見つけたので、懐かしさから少女編だけ見てみたんだけど、まあこれが泣けて泣けてしょうがない。
ぶっちゃけ、しゃくりあげちまったよ。いわゆる号泣ってやつだ。いや、慟哭に近いな。涙が制御できないのよ。
リアルタイムで見てた時は、ハマってはいたけどここまで泣くことはなかったから自分でもビックリ。

貧しい小作の娘おしんが、口減らしのため奉公に出されるんだけど、次々と襲ってくる艱難辛苦と理不尽な日々に耐えながらも
盗難の濡れ衣を着せられたことで遂に心が折れ、奉公先から逃走を図る。ここからのストーリーが少女編の白眉だ。
とにかく目が離せないし感情移入のボルテージもアップしていく。ぜひ見てほしい。
誇張で
…続き

すかんち-GOLD ★★★ (2012-10-18 23:30:14)

メンバーチェンジ発生。

ドクター田中が脱退したことで、僕の”すかんち熱”はちょっと下がってしまって、本作を
購入したのはリリースから数カ月後。
すかんちでドクター田中の担っていた部分はかなり大きくて、超音波コーラスやプログレテイスト、
音色のチョイスも絶妙なキーボードプレイ、そしてなによりすかんち定番の学園シリーズなんかは
ドクターなしでは成立しない世界観でした。
これらが聴くことのできないこの作品、当初は違和感からあまり聴く気になりませんでしたが、
作品的に見ると新機軸が結構盛り込まれていて、違和感は払拭されました。

中でもシングル「恋は最後のフェアリー・テール」。これまるごとMr.BIG(UK)のパクリ。
豪快なパクリがある意味彼らの真骨頂なんだけど、以前のように曲の一部分で意外な使い方を
するんじゃなくて、
…続き

すかんち-GOLD-恋は最後のフェアリー・テール ★★ (2009-06-30 17:28:07)

と言うか、完全なるパクリ。
だが、それが彼ららしくて好き。
作詞は森雪之丞。

すかんち-OPERA ★★ (2009-06-28 00:02:00)

`70sロック、歌謡曲、ZEP、QUEEN のクロスブリードここに極まれり。
ただのパクリバンドじゃないぞ、すかんちは。ドえらいアルバムが完成してしまった。
1曲目からZEP丸出しのファンクチューンは、プラントのリヴァーブ感まで再現。
嬉しくて笑ってしまうよ。
このアルバムは全曲素晴らしい出来なんだけど、なんといっても彼ら随一の個性
禍々しいロック・オペラ「仮面の接吻」でローリーは前人未踏の領域に踏み込んだね。
タンゴとか、欧州のフェスティバル風の音楽になんか凡百のロックバンドは
手を出したりしないもの。これはプログレッシヴだなぁ。
国産のロックではまず聴くことはない展開には拍手です。
ホントに全曲、過去最高の仕上がり。個人的には彼らの作品ではNo1の品質です。

すかんち-OPERA-GRAVE DIGGER ★★ (2009-06-30 17:30:42)

ZEP愛、炸裂。
なりきりプラントが気持ちいいですね。

すかんち-OPERA-MR.タンブリンマン ★★★ (2013-12-29 22:24:34)

タイトルはボブ・ディランだけど、中身はTHE WHO。
コーラスワークには定評のあるすかんちだけど、この曲のコーラスは絶品。
ノスタルジックなメロディとキース・ムーン的な暴れ太鼓が意外なほどマッチしてます。

すかんち-OPERA-ROLLY HORROR SHOW ★★★ (2013-12-29 22:31:51)

SWEET+フィンガー5。

ロック・シンガーとしてのローリーは相当カッコイイ部類に入ると思うのは僕だけなのでしょうか?本気を出したときのローリーは一般的な彼のイメージを覆すほどロックです。

この曲ではそんなローリーのカッコよさ満載です。

すかんち-OPERA-THANK YOU ★★★ (2013-12-29 22:15:58)

まるでQUEEN+さだまさし。

ローリーの従兄弟である槇原敬之は
♪もう恋なんてしないなんて言わないよぜったいぃ~♪と歌ったけど
これはすかんち流の失恋ソング。女々しさ、未練が大爆発!!

それにしてもブライアン・メイだ。

すかんち-OPERA-仮面の接吻(くちつ゛け) ★★★ (2013-12-29 21:58:18)

タンゴ・ビートからどんどん怪しく展開してドラマチックに盛り上がるロック・オペラ。
白黒の無声映画を見ているような感覚にローリーのストーリー・テラーとしての才を感じます。

これだけ重厚かつ劇的な内容にも関わらず、けっしてロック魂を忘れないローリー。
この路線でもう1枚くらいアルバムを出してほしかったなあ。

すかんち-ダブルダブルチョコレート ★★ (2009-06-28 00:29:00)

この異常なほどのマニアック体質はローリーという男の根幹でもあるわけなんだけど、
その評価は、好きと嫌いの両極端に分かれて、グレーゾーンというものが無い。
その常軌を逸した偏執的な志向はアーティストとしては向いているが、いかんせん
日本には、それを受け入れるマーケットは残念ながら無いと言っていい。
国内ロックシーンの中では完全にマイノリティだ。
ポップで分かりやすい音楽をやっていても、そこに感じられる異端の体臭を感じると
日本人はビックリするぐらい距離を置きだす。
業界ではウケたが一般のマジョリティを得る事ができなかったのは、このマニアックな
体質が原因なのだろう。
本ラストアルバムは、そのマニアック体質が余すところ無く発揮された名盤である。
相変わらずポップだ。しかしそれと同時に強烈にロックだ。この作品について、
多くは語
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すかんち-ダブルダブルチョコレート-レターマン ★★★ (2009-06-30 17:36:53)

楽しさと明るさを隠れ蓑にした
人種差別へのメッセージなのでは?

すかんち-恋のウルトラ大作戦 ★★ (2009-06-27 22:23:00)

これが出たときは、かなり笑撃的でした。
ここまで確信犯的に様々なアーティストの美味しいところを頂いてしまうとは。
どの曲がどんなアーティストの曲のパクリなのかは、ここでは申しませんが、
爆笑してしまうくらいに、豪快な引用には清々しさすら感じます。
グラムというより、ローリーのサウンドはかなりHRなのですが、これがまた
いいプレイをしてるんですよ。当時はまだプレイヤー志向が残っていたのか、
後期に比べるとメロディアスなフレーズを流暢に弾きまくっています。
次作では、そのオマージュにさらに拍車がかかるのですが、1stということもあって
このアルバムではローリー本来の音楽性が楽しめるのではないでしょうか。


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