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はっちゃんさんの発言一覧(評価・コメント) 651-700
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TOTO-Hydra ★★★ (2016-02-13 02:22:53)
なんと、この作品一発録りだというから驚くほかナシ!
ビートルズの時代から、各パート別に録音していくマルチレコーディングは普通に行われてきたけども
TOTOはスタジオ技術に精通していながら、バンドによる「せーの!」で録音することを選んだ。
しかも楽曲はプログレ的な展開で構成される「Hydra」「St. George and the Dragon」なんかも
あったりして、彼らのミュージシャンとしての底力に改めて驚かされた。TOTOはスタジオ集団という
イメージがあったから尚更だ。
そんな事を踏まえてこの作品を聴いてみると「99」のような大人のバラードさえものすごい緊張感が
みなぎって聴こえるし、アルバム全体に神経を張りつめたような雰囲気がうかがえる。
と同時に一発録りならではの勢いもしっかりある。そして当然押し並べて楽曲のクォリ
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TOTO-Isolation ★★ (2009-05-19 01:23:00)
うわぁ、なんでこのアルバムこんなに支持されてるんだろう!?
世間では結構シカトされる事の多いアルバムなのに、何故?
前作から結構なインターバルがあったので、予約してまでGETしましたよ。
内容は時代の流れか、皆様のおっしゃるとおりHR臭がプンプン!
TOTO史上もっともロックなアルバムですな。
第1弾シングルStranger In Townは、MTVでもヘヴィ・ローテーションでO.Aされて
ました。彼らの中では異色のナンバーでシンセ・ベースが印象的。
IVと並んで、個人的にはもっともよく聴く作品です。
TOTO-Toto IV ★★★ (2010-12-12 02:19:10)
メタル者はおそらく完全スルーでしょう。
グラミー賞8部門制覇した後、全国民的に本作を聴かなくてはいけない雰囲気はありましたね。
80年代初頭のTOTOのアーティスト・パワーはすさまじいものがありました。
本作の完成度は、以降の彼らでさえ越えられない高いハードルにもなってしまったんだけど。
楽曲は「AFRAID OF LOVE」のようなロック色の強いナンバーと「I WON'T HOLD YOU BACK」の
ようなメロウなバラードが文句なしに素晴らしい。そしてその中間に位置するような粒ぞろいの
佳曲が、この人たちの実力とともに耳を捕らえて離しません。
当時は「TOTOが出した音が、その年に流行る音だ」とさえ言われてました。スゴイなぁ。
TOTO-Toto IV-Rosanna ★★★ (2010-12-12 02:29:50)
ダブル・バスの連打より、16の三連でこのグルーヴを出す方が
よっぽど難しいのです。
TOTO-Turn Back-Goodbye Elenore ★★★ (2013-12-02 02:25:52)
脳内麻薬といわれるエンドルフィン。
おそらくデヴィッド・ハンゲイトを除く全員このエンドルフィンが分泌されていることでしょう。
特にジェフ・ポーカロ。エンドルフィンがダダ漏れしてます。
昨今のメロスピなどで頻繁に聴かれる尋常じゃないBPMの2バス連打に音楽を感じることはできないけど、ジェフのプレイは超絶技巧でありながらもそこには音楽があるのです。
だから各ジャンルのドラマーからのリスペクトが絶えない。
本当に惜しい人を亡くしましたね。残念です。
TRIBE OF GYPSIES-Dweller on the Threshold ★★★ (2013-12-30 19:10:41)
荒ぶるラティーノ降臨。
スピリチュアルでセクシー、プリミティヴでセンチメンタル。何故か相反する要素がナチュラルに
同居する唯一無二のバンドの4thアルバム。(ミニアルバムは除く)
前作はバンドの売りであるラテンフレーバーを若干抑えた仕上がりだったけど、今回は1stにも
引けをを取らないほどの特濃ラテンフィールが煮えたぎってますね。
パーカッションが生み出す超強力グルーヴと嗚咽を誘発する哀愁のメロディ。まさかコレは
踊りながら号泣しろということなのだろうか。
僕は伊藤某ではないので簡単に断言なぞしたくはないんですが、あえて断言しましょう。
「このアルバムは現時点でTRIBE OF GYPSIESの最高傑作である」
HM的なアプローチという新機軸を盛り込みながらもブレないのは確たるバックボーンがズド
…続き
TRIBE OF GYPSIES-Standing on the Shoulders of Giants ★★ (2009-07-10 05:57:00)
濃厚なラテン風味が若干減退してはいますが、哀愁度はあいかわらず。
メンバーチェンジがあったようでヴォーカルが代わってます。今回の人事は
まずまず。吉と言っていいんじゃないかな。前任者も良かったけどね。
楽曲の質は1stにもヒケをとらないとは思うけど、サウンドの方は少しメロウに
なったかな。ドラム・ループなんかも取り入れて実験的なことをやってます。
ハードさでは「EN MI BARRIO」のような曲も収録の1stに軍配が上がるかも。
しかし今回は「RAYS OF THE SUN」のようなヒット・チャートに登場してもおかしくない
ほどの佳曲もあり、ロイ・Zのコンポーザーとしてのスキルを再確認。
今回のカヴァーはゲイリー・ムーアの名曲「PARISIENNE WALKWAYS」。
やっぱり、いいギター弾くなぁ。ロイ・Zは。
TRIBE OF GYPSIES-Standing on the Shoulders of Giants-Admit It ★★★ (2012-06-10 09:59:57)
哀愁のラテン・ナンバー。
極論だけど、あのランバダに相通ずるものがある。
ベースラインに色気あり。
TRIBE OF GYPSIES-Standing on the Shoulders of Giants-Angel ★★★ (2012-06-10 11:07:39)
イントロのハーモナイズ・ギターを聴いただけで
飛雄馬ばりの涙が頬をつたう。
この曲もそうだけど、「STANDING ON THE SHOULDERS OF GIANTS」アルバムは
ピンポイントで涙腺にくる楽曲が多い。一生涯お付き合いしたい作品だ。
TRIBE OF GYPSIES-Standing on the Shoulders of Giants-Parisienne Walkways ★★★ (2012-06-10 10:37:49)
言わずと知れた例のあの曲のカヴァー。
オリジナルはモチロン最高に素晴らしいけど、
このカヴァーも同様に素晴らしい。
後半の怒涛のようにラテンな展開へなだれ込むアレンジは圧巻!
これを聴いたフィル・ライノットのお母さんは涙を流して喜んだという。
けっこういろんな人がこの曲をカヴァーしてるけど、コレは究極!
TRIBE OF GYPSIES-Standing on the Shoulders of Giants-Rays of the Sun ★★★ (2012-06-10 10:25:55)
たまらん!!
胸をかきむしられるようだ。何かわからんけど色んなモンが込み上げてくる。
なにコレ?たまらん!!!
何故か泣きながら走りたくなる。たまらん!!
コレってなに?エモーション??
わあぁ だめだあぁー
TRIBE OF GYPSIES-Standing on the Shoulders of Giants-The Flower ★★★ (2012-06-10 10:07:44)
なんとなくサンタナの「BLACK MAGIC WOMAN」を思わせる。
ギターソロはそのオリジナルの作者、ピーター・グリーンを彷彿させる。
ロイ・Zのルーツというかインスパイアの元が解かる曲
TRIBE OF GYPSIES-Standing on the Shoulders of Giants-What Cha Want ★★★ (2012-06-10 10:16:04)
ギターのハモりがたまりません。
この人はゲイリー・ムーアなんかにも影響を受けているので
自然と起承転結がしっかりしたソロを弾きます。
決して行き当たりばったりのプレイをやらない人です。
無意識の構築感、素敵です。
TRIBE OF GYPSIES-Tribe of Gypsies ★★ (2009-05-19 01:46:00)
ロイ・Zってかなり解かってる人だなぁって思う。
しかも良いギターを奏でる。
怒涛のラテン・グルーヴ、哀愁、サンタナとは似て非なるものだと思う。
アルバム冒頭から、活きのいいパーカッションが腰にくる。
一括りのジャンルには収まらない音楽性は唯一無二。
彼の使用ギター、レスポールDXは俺と同じ改造をしていて嬉しくなった。
TRIBE OF GYPSIES-Tribe of Gypsies-En Mi Barrio ★★★ (2012-06-10 09:24:30)
ウネりまくるラテン・グルーヴ!!
コンガ、ボンゴ、ティンバレス、グィロなんかのプリミティヴなパーカスが
どうしようもなく身体を揺らす。理屈じゃなく本能だよ、これ間違いなく。
シンプルこのうえないギターリフもグルーヴを生み出すのに貢献してます。
そして哀愁を孕む熱いギターソロ!!
ラテン民族だけじゃない。人種を超えて踊れ踊れー。
TRIBE OF GYPSIES-Tribe of Gypsies-Mero Mero Mambo ★★★ (2012-06-10 08:25:43)
これまた濃厚なラテン・フレーヴァー。
途中でウリ・ジョン・ロートまんまのフレーズが出てきますが
それも含めて熱いです。
パーカスが横ノリを強制してくるので、迷わずノリましょう。
TRIBE OF GYPSIES-Tribe of Gypsies-Thinking of You ★★★ (2012-06-10 08:32:18)
エモーショナルとはこの曲のことを言うのです。
ロイ・Zが血涙を搾り出すかのように放つロング・トーンは
もはや感情そのもの。
皆さんがおっしゃるとおり泣ける。いや、泣いた。
TRIBE OF GYPSIES-Tribe of Gypsies-We All Bleed Red ★★★ (2012-06-10 09:44:24)
俺たちの血は赤く燃えてるんだ!!
トライバル問題に逃げずに考えそして向き合おうとする戦うラテン人、ロイZ。
ある種、社会性とは無関係と思われるラテン・ミュージックだけど、ヒスパニックや
プエルトリカンはいつもこの問題にさらされている。
メッセージをグルーヴに溶かして主張するのはスマートなやり方だ。
TRIVIUM-The Crusade ★★★ (2014-08-13 02:45:10)
スラッシュがスラッシュの固有名詞を獲得するまでの短期間、メタルコアと呼ぶメディアもあった。
僕がこのアルバムを購入したのは「ANTHEM (We Are the Fire)」のPVを見てカッコいいと思ったから
です。それまではバンド名ぐらいしか知らなかったので結構な衝撃でしたよ。ホントにカッコいい。
一聴してまず思ったのはVoがMETALLICAのジェイムズっぽいなぁと。しかしジェイムズよりクリーンを
多用するしおまけにグロウルもやる。てか、もともとグロウルの人なのか。
テクニックに寄りかからないギターもすごくイイ。もちろん上手い。上手いけどそれを誇示するような
事は決して無く、メロディを大事にした心憎いプレイは軽くジェラシーを覚えます。
なんといってもこのアルバム最大の魅力は、楽曲の良さ。これに尽きると思いますね。
…続き
TWISTED SISTER-Stay Hungry ★★ (2009-09-12 02:01:00)
異常なまでの分かりやすさでロックを体現してる。
メタルなのか?と言われればちょっと躊躇してしまうけど、馬鹿ばかしささえ感じる
楽曲は、有無を言わせない楽しさです。
かと思えば、タイトル・チューンのような疾走曲もあったりして作品自体の出来は
なかなかのバランスに仕上がっています。
欧州HM/HRが好きな人にはフックしにくいかもしれませんが、大ヒット曲
「We're Not Gonna Take It」はヤミツキになるようなメロディとグルーヴです。
TYGERS OF PAN TANG-Spellbound ★★ (2009-06-25 20:01:00)
イキオイあるなぁ、このアルバム。
バンドのテコ入れとして、サイクスとデヴァリルを迎えたわけだけどもこれが大正解。
若さに任せてつんのめるようにソロをキメるサイクス。
声帯も裂けんばかりに叫ぶシャウト王子デヴァリル。
でも当時はメイデンやサクソン、ガールなんかが人気をさらっていて、タイガーズは
それほどでもなかったように記憶してます。
僕は少数派のファンだったけど、友達には必ず「MIRROR」を聴かせておいて、
聴かず嫌いを切り崩してゆくという布教活動を実践してました。
The Evil That Men Do ★★★ (2012-08-18 14:56:01)
僕も「Aces high」より好き。
弾きまくらないソロも渋くてカッコいい。
完成度の高いナンバー。
The Jimi Hendrix Experience-Are You Experienced ★★ (2009-05-30 19:54:00)
あらゆる意味で真のクリエイターでありイノベイターであるジミ。
何故あんな曲が作れたのか?何故あんなプレイができたのか?
聴いた後は、分析的になる前に、ただただ茫然自失の体に陥るのみ。
クラプトンやベックが嫉妬に狂ったという話も頷ける。
当時に於いて、彼がどれほど先鋭的だったか、革新的だったかは同時代の
音楽を聴いてみれば一聴瞭然。
メタル者には関心が薄いかもしれないが、ロックを愛する者なら「体験」すべし。
The Jimi Hendrix Experience-Electric Ladyland ★★ (2009-05-30 20:14:00)
ジミがその本性を現した、驚異のアルバム。ロックを聴いて恐ろしいと思ったのは
このアルバムが初めて。
とんでもない情念のようなものを感じる。
しかもスタジオ・テクノロジーを極めつくさんとばかりに実験的でもある。
まぁ、お薬の処方のせいなのか、それに後押しされているのか?いないのか?
急逝したのは曲げようの無い事実だが、彼が生きていたらどんな音楽を
やっているのか。興味は尽きない。
おそらく万人が聴いて気に入る作品ではないと思うが、聴く者の嗜好を凌駕する
ほどのエネルギーがアルバムに詰まっている。
The Sentinel ★★★ (2012-06-09 07:37:31)
憂いを湛えるコード進行、劇的な展開に俺のコスモが燃え上がりそうだ。
Thundersteel ★★ (2009-06-25 20:22:00)
徹頭徹尾パワーメタル。凄いエネルギーがアルバム全体に漲っている。
この突然変異は如何なる理由があったのだろう。
とにかく以前とは違うベクトルを放射する強力な楽曲群は、聴いていて爽快だ。
マーク・リアリのプレイも、"こんなに上手かったの?"と驚くことしきり。
タイトルチューンだけのために本作を購入しても確実に納得するはず。
「へヴィメタルとは何か?」と問われたなら、僕は迷わずこの曲を聴かせる。
U.K.-U.K. ★★★ (2013-05-02 02:48:02)
賛否あわせて、概ね皆様と同意見です。
僕が英国プログレに求めるのは、梅雨の時期に万年床の敷き布団をひっくり返す時のような
ヤバイ緊張感や、多忙にかまけてもはや樹海と化した自分の部屋から半年前の探し物が現れた
時のようなドラマチックさなので、どうもその辺の要素が薄い本作はヘビーローテーションの
一角に名を連ねるのはなかなか厳しいという現状です。
しかし過剰な叙情を排除しているせいか、アメリカン・プログレの名作であるUTOPIAの
1st、2ndあたりに近いものを最近になって感じています。
この調子でいけばヘビーローテーション入りも近いかもしれません。
U2-War ★★ (2010-01-14 13:10:00)
この時期の彼らのイメージは、血を吐きながらメッセージを叫ぶような感じ。
かつてシン・リジィは母国アイルランドの伝記や英雄のことを、ポーグスはイギリスや
アメリカに渡った移民のことをノスタルジックに唄っていたけど、U2はアイルランドの
暗部ともいえる宗教問題や今なお続く紛争を取り上げていました。自分達の信じる
イデオロギーを貫きとおして主張するという、いわばパンク(決して音楽ジャンルや
サウンドの事ではない)なバンドなんでしょうね。
それにしたって尋常じゃない切迫感は、聴く人の胸をえぐります。
このアルバムのサウンド・テクスチャーはスティーブ・リリーホワイトお得意の
ドラムのゲート・リヴァーブが印象的ですね。この時期のスティーブ・リリーホワイト
が手がけた作品は、総じてスネアのゲート・リヴァーブが多用されています。
そういえばステ
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UFO-In Session and Live in Concert ★★★ (2010-12-21 09:07:52)
こんなお宝が20年以上もの長い間埋もれていたとは…
マイケルの天敵、ポール・チャップマン在籍時のライヴ。個人的には「STRENGERS IN THE HIGHT」
より、こちらの方が好きです。おそらく、まだドーピングに手を染める前のマイケルのプレイが
聴ける74年の音源は、スタジオ・ライヴとコンサート録音、両方収録されているんだけど、
両者共にホントに素晴らしい。ポールとの火花を散らすせめぎ合いは相当スリリングです。
マイケルがゴネたおかげでこのラインナップが長く続かなかったのは少々残念。
75年の音源は、これまた貴重な「NO HEAVY PETTING」時のラインナップによるライヴです。
そう、マイケルの天敵Part2 ダニー・ペイロネルが在籍していた時の布陣です。
アルバム発売に伴うプロモーションの一環だったんでしょうね
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UFO-Lights Out ★★ (2009-01-22 17:10:00)
MSGの2ndでは酷い仕事をしたロン・ネヴィソンのプロデュース。
ここではイイ仕事してます。
T・REXやDavid Bowieでお馴染みのトニー・ヴィスコンティの方法論を模倣した印象もありますが、見事な仕上がりですね。あらゆる意味で絶妙なバランス。
名盤です。
UFO-Lights Out-Try Me ★★★ (2009-04-30 20:38:31)
まさに嗚咽するギター。こらえていたモノが一気に
解き放たれるような素晴らしいソロです。
バックのストリングスも、これでもか!とばかりに
盛り上げます(少々クサいケド)。
おそらく、ここまで入魂のフレーズはシェンカー自身
二度と弾く事はできないでしょう。
UFO-No Heavy Petting ★★★ (2010-12-12 01:50:35)
UFOのR&R志向はこの作品を作ったことで定まったのではないでしょうか。
以降、アルバムには必ずメジャーコード進行を使った彼ら流のR&Rが必ず収録されていますね。
リフもシンプルでこれ以上手を加える余地が無いほどに効果的。「NUTURAL THING」の力強いリフは
何度聴いても素晴らしい。
僕は個人的に、ベースのピート・ウェイが大好きでして。派手なパフォーマンスとは裏腹にプレイ
自体はシンプルで堅実なんですが、アンディ・パーカーとのコンビネーションで楽曲をタイトに
引き締めているのはさすが。
彼、THIN LIZZYのスコット・ゴーハムと同様ズブズブのジャンキーで大酒呑み。でも面倒見が
よくて何かとマイケルの相談にも乗ってあげていたという「いいひと」。
このギャップがたまりません(笑)
スティーヴ・ハリスやニッキー・シ
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UFO-Obsession ★★ (2009-06-27 18:28:00)
強迫観念というタイトルがなんとも意味深。
アルバム製作中、マイケルは現実逃避の真っ最中だったので作品中、彼のペンによる
楽曲は半分だけ。
しかしその分ギタープレイは入魂のフレーズが目白押しですね。やはり皆様のご意見と
同様に「only you can rock me」「Born To Lose」でのプレイが白眉だと思います。
それにしても、作曲者が違うとかなり除湿が効いた曲になるんですね。
マイケル脱退後のアルバムを愛聴できるかどうかの分水嶺的な作品でもあります。
UFO-Phenomenon ★★ (2009-06-12 14:49:00)
これは相当聴きこんだ。クリサリス移籍第1弾。
「DOCTOR DOCTOR」も「ROCK BOTTOM」ももちろん素晴らしいが、個人的な好みでは
「TIME ON MY HANDS」と「LIPSTICK TRACES」が、純粋で心優しき青年マイケルを
映し出している鏡のような曲に思えてならない。
(故にお酒とお薬に逃げてしまったのではなかろうか)
特に後者はマイケル本人もお気に入りだと語る、自身初インスト。
この時期はまだトレードマークのクライ・ベイビーを使用しておらず、フライングVの
ストレートなサウンドが聴ける。
UFO-Phenomenon-Rock Bottom ★★★ (2009-01-22 17:21:14)
ソロは長すぎる。若さが露呈したカタチになっているが、
lights out期のシェンカーならもっと良いフレーズを
聴かせてくれただろうなぁ。
とはいえ リフは文句ナシの破壊力。ありえないドライヴ感で
グイグイ曲を引っ張るひっぱる!!
UFO-Walk on Water ★★ (2009-07-24 03:35:00)
まさしく どおでもいいですよ さんのおっしゃるとおり。
ジャケットで堂々とセンターに位置するマイケルですが、フィル・モグあってのUFO。
セールスを考慮しての事とは思いますが、本来センターはフィルでしょう。
僕もマイケルの信奉者ですが、このアルバムはフィルが主役です。
誤解を恐れずに申しますと、楽曲の出来はフツー。突出したものはありません。
これは同時期の復活MSGについても同じことが言えます。
しかしフィルの存在がこの作品のクォリティを並以上のものにしているのです。
リメイクの2曲を超えるまでには至らなかったのは痛し痒しですが、奇跡の復活という
だけでファンには涙モノなのです。
UGLY KID JOE-As Ugly As They Wanna Be ★★ (2009-07-20 05:20:00)
ラストの「HEAVY METAL」はメタルがどんな音楽であるかを端的に表した、いわば
コロンブスの卵。メタルってこういうイメージなのね。
メジャー争奪戦が繰り広げられたという彼らの、鳴り物入りのデビュー・ミニ・
アルバム。
ファンキーなんだけどへヴィ。サバスの「SWEET LEAF」もハマってる。
馬鹿ばかしさ満載の歌詞やジャケットとは違ってサウンド的には割とまっとうな感じ。
ミニ・アルバムということもあってスッキリと聴きやすいです。
次のフルレンスではコケてしまうんだけど、一連のミクスチャーやエクストリーム
といったファンクを前面に出したバンドより重いのは、立派な彼らの個性。
ULI JON ROTH-Beyond the Astral Skies ★★★ (2010-12-02 00:33:56)
仙人的に言うなら「アルバム自体がひとつの小宇宙」という事になるのでしょうか。
前作に比べるとスケールアップし過ぎな感も無きにしも非ず。故に現在のスタンスへの布石とも
感じられる本作ではあります。
皆様の意見と同様、とにかくギターが常軌を逸した美しさです。蠍団時代、E・S時代に培った
音楽性の集大成という気がします。(本作をリリースした時点では後にさらなる集大成が待ち受けて
いようとは思いもしなかったけど)
テクニカルでメロディアスなギターが好きという人なら購入して間違いはありません。ただ、
あまりのメロディの美しさに運指を追って解析するような聴き方はできないでしょう。
クラシカル・フレイバーとオリエンタル風味が見事に融け合った、まさに「小宇宙」です。
ULI JON ROTH-Earthquake ★★ (2009-06-25 19:20:00)
うはは!シダッタ・ゴータマ!!恐れ多くもお釈迦様を名乗るとはいい度胸です。
ウリの歌唱については皆さん同様の感想を抱いたのですが、何度も何度も聴いていると
彼の敬愛するジミ・ヘンドリックスの影響が感じられる箇所があったり、
ギター・プレイと同様に独自のタイム感が面白かったりと、意外な発見があるので
近年は楽しんで聴けるようになりました。
観点を変えると聴き方も変わるものです。ぜひお試しを。
ここでのウリのギターは当時のシーンを考えると画期的。蠍団の時にはその片鱗が
表に出かかっていたけど、本作で表出したという感じ。
でも、まだ仙人じゃないんだな。仙人の門をくぐったところ。
URIAH HEEP-Salisbury-Bird of Prey ★★★ (2009-05-23 04:16:26)
大好きな「ハァー」「アァー」のコーラス部分はハッキリと
左右両チャンネルに振ってほしかったなぁ。
彼らに接した初めての曲です。輸入盤で入手したのですが
レコードの真ん中の穴がズレていて聴くことができず、
悔しい思いをしたのを思い出しました。(後に国内盤を入手)
UTOPIA ★★★ (2012-07-05 04:00:08)
トッド・ラングレンがソロ名義とは違う音楽性をやる為のバンド。
初期2作品は大作主義を貫いたプログレッシヴな作風。しかしアメリカンなので叙情はありません。
いわゆる「プログレ」とは違い、アヴァンギャルド風味が強いかも。この作風は2作品で終わり、
次作からはポップ・フィールたっぷりの分かりやすいロックになります。
僕はこの分かりやすいロック路線のユートピアが大好きです。ややもするとトッドの個人名義の
作品より好きかもしれません。かなり前に札幌公演がありチケットを取っていたにもかかわらず
仕事の都合で行くことが出来ませんでした。今でも悔やまれます。
UTOPIA-Adventures in Utopia ★★★ (2012-07-15 00:26:18)
ユートピアの中でも一番好きなアルバム。
これを聴けばユートピアというバンドが80%解かります。
(残り20%は少々難解なアヴァンギャルド性)
とにかくロックでポップ。カッコよくて楽しい。これが新機軸を打ち出したユートピアの新たな
方向性。前作「Oops! Wrong Planet」から始まったこの路線、さらにブラッシュアップされて
トッドを含めたメンバー全員が八面六臂の大活躍。
このバンド、メンバー全員がリード・ヴォーカルを執れるのが最大の強みで、特にベースの
カシム・サルトンは歌の上手さではトッドと同等と言ってもいいでしょう。
シングル「Set Me Free」でもVoはカシム。
とにかく楽曲が一番充実しているのがこのアルバムなのです。この見事なバランス感覚は、やはり
トッドの敏腕プロデューサーとしての
…続き
UTOPIA-Adventures in Utopia-Caravan ★★★ (2012-07-15 00:41:06)
キーボードのロジャーがVoを務めるクールなナンバー。
コーラスがいかにもトッド・ラングレンで嬉しくなりますね。
UTOPIA-Adventures in Utopia-Last of the New Wave Riders ★★★ (2012-07-15 00:36:37)
トッドとカシムのツイン・ヴォーカル。
アルバム中、もっともへヴィな曲。若干のUKテイストも感じられます。
トッドのギターもカッコイイ。
UTOPIA-Adventures in Utopia-Set Me Free ★★★ (2012-07-15 00:51:25)
ベースのカシムが歌う超ポップ・ソング。
この人、「新時代のポール・マッカートニー」なんて呼ばれてたんだよなぁ。
この曲もコーラスがとにかく印象的。大好きな曲です。
UTOPIA-Adventures in Utopia-The Road to Utopia ★★★ (2012-07-15 00:46:24)
アルバムのハイライト・ナンバー。
緊張感みなぎるイントロから一転してポップになるトッドらしい展開にニヤリ。
トッドの歌唱もスティーヴィー・ワンダー丸出しのフェイクがいかしてます。
UTOPIA-Deface the Music ★★★ (2012-07-05 04:30:02)
ぎゃははー!大爆笑です、この作品。
邦題「ミート・ザ・ユートピア」!!
そうです。このアルバムはあたかもビートルズが使いそうなコード、メロディ、アレンジを駆使し
作り上げられた遊び心満載の作品なのです。格曲の邦題にもそれが表れてますね。
「抱きしめたいぜ」とか「ホワイル・マイ・ロンリネス・ジェントリー・ウィープ」やら
「ドライヴ・マイ・カー・トゥ・ホーム」挙句に「エヴリバディ・フィールズ・フォーエヴァー」!
メロディやコード進行を巧みに入れ替えたりして、違う旋律なのにビートルズに聴こえるという
面白さ。これ、製作中はきっと楽しかったんだろうなぁ。
ビートルズの事をあまり聴いたことのない人でも楽しめると思います。ビートルズのファンは
それ以上に楽しめると思います。
UTOPIA-Deface the Music-Always Late ★★★ (2012-07-05 04:53:56)
邦題「マックスウェルズ・シルバー・ハンマー・イズ・オールウェイズ・レイト」
ポップで楽しいナンバー。大好き!
UTOPIA-Deface the Music-I Just Want to Touch You ★★★ (2012-07-05 04:48:17)
邦題「抱きしめたいぜ」
見事なビートルっぷり!!本家に専任キーボードプレイヤーはいないけどね。
V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-Bat Head Soup (2012-05-04 04:36:21)
イングヴェイ この男にだけは「MR.CROWLEY」を弾いてほしくなかった。
予想通りランディへの敬意も愛も感じられない無意味な音の垂れ流し。
我ここにあり!とばかりに弾きまくる彼には「だから、このアルバムの趣旨!」と言ってやりたい。
怒りを通り越してものすごく悲しくなった。
本作はオジーへのトリビュート作品ではあるが取り上げられた楽曲に漏れなくカネのにおいがする。
とても誠実さがあるとは思えない。(一連のトリビュート・アルバムすべてに共通するが)
そもそもトリビュートの本来の目的として製作されたのは本人オジーの「TRIBUTE」のみだろう。
この作品を聴くのであれば、ウルフ・ホフマンが音頭をとって製作されたランディへの
トリビュート作品の方が人選も含め真摯に受け止められる。
この本末転倒な喜劇を天国のランディ
…続き
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