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はっちゃんさんの発言一覧(評価・コメント) 601-650
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THE LOST-The Lost
THE MAMAS & THE PAPAS-If You Can Believe Your Eyes and Ears-California Dreamin'
THE MISSION UK
THE MISSION UK-Children
THE POLICE-Outlandos d'Amour
THE POLICE-Reggatta de Blanc
THE SMITHS-The Smiths-This Charming Man
THE SZUTERS-American Pop
THE TOY DOLLS-A Far Out Disc
THE TOY DOLLS-Dig That Groove Baby
THE TOY DOLLS-Dig That Groove Baby-Nellie the Elephant
THE WALKER BROTHERS-Introducing the Walker Brothers-Land of 1000 Dances
THE YARDBIRDS-For Your Love-Good Morning Little Schoolgirl
THE YARDBIRDS-Having a Rave Up-Heart Full of Soul
THE YARDBIRDS-The Yardbirds
THE YELLOW MONKEY-8-SO YOUNG
THE YELLOW MONKEY-smile
THE ZOMBIES-Odessey and Oracle
THIN LIZZY
THIN LIZZY
THIN LIZZY
THIN LIZZY-Bad Reputation
THIN LIZZY-Bad Reputation-Dancing in the Moonlight (It's Caught Me in Its Spotlight)
THIN LIZZY-Bad Reputation-Opium Trail
THIN LIZZY-Bbc Radio One Live in Concert
THIN LIZZY-Black Rose
THIN LIZZY-Chinatown
THIN LIZZY-Chinatown-We Will Be Strong
THIN LIZZY-Fighting
THIN LIZZY-Jailbreak
THIN LIZZY-Jailbreak-Emerald
THIN LIZZY-Johnny the Fox
THIN LIZZY-Live and Dangerous
THIN LIZZY-Live and Dangerous-Cowboy Song
THIN LIZZY-Live and Dangerous-Still in Love With You
THIN LIZZY-Live and Dangerous-Suicide
THIN LIZZY-One Night Only
THIN LIZZY-The Japanese Compilation Album
THIN LIZZY-The Peel Sessions
THIN LIZZY-Thunder and Lightning
THUNDER-Laughing on Judgement Day
THUNDERHEAD
THUNDERHEAD-Killing With Style
TODD RUNDGREN
TODD RUNDGREN-Faithful
TODD RUNDGREN-Faithful-Love of the Common Man
TODD RUNDGREN-Hermit of Mink Hollow
TODD RUNDGREN-Something / Anything
TODD RUNDGREN-The Ever Popular Tortured Artist Effect
TONY MACALPINE-Edge of Insanity

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発言している16曲を連続再生 - Youtube



THE LOST-The Lost ★★ (2009-06-17 16:02:00)

こんなバンドまで登録されていようとは…
バッドボーイでもないが能天気でもなく、かといって疾走するわけでもないし
キャッチーでもない。
こんな風に書くとショボいバンドだと思われるでしょうが、さにあらず。
イナタいイブシ銀のロックです。ブギーな感じが実に気持ちいいです。
若干ホコリっぽい感じもありますが、若さがそれを邪魔しているというか。
この作品以降、まったく話に上らなかったんですが、今どうしているんでしょう。

THE MAMAS & THE PAPAS-If You Can Believe Your Eyes and Ears-California Dreamin' ★★★ (2012-07-25 14:34:46)

僕は子供のころからテレビやラジオで流れた曲で気に入ったものがあればその特徴やわずかな
情報をメモっていた。我ながら変な子供だと思うが、この曲もバッチリとメモに残っている。
思い出して引用してみる。

「コダック・フィルムのコマーシャル。外人」

この15秒たらずのナノ・レベルの情報をもとに音源にたどり着くまで10年以上かかった。
そりゃそうだろう。こんなもの情報とは言えないぞ。

いい曲にめぐり合うために労を惜しんではいけない。とネット社会の今だから自戒の意味で
書き込んでみた。

THE MISSION UK ★★★ (2010-02-05 00:29:00)

日本のヴィジュアル系にも影響を与えた彼ら。
vo/gのウェイン・ハッセイがシスターズ・オブ・マーシーのギタリストだった
からかゴシック・パンクとかポジティヴ・パンクなんかに分類されているけど
THE MISSION UKに限っては、もっと雑多な要素を含んだロックって感じが
するなぁ。
曲調がマイナーだからゴスとして片付けられるのは仕方ないのかも。
個人的にかなり好きなバンドなんですが、解散/復活後の作品は未だ聴いて
ないという情けないファンなのです。

THE MISSION UK-Children ★★ (2010-02-05 00:09:00)

このバンドが登録されていなかったとは!!
前2作品が広がりのあるニュー・ウェーヴ的なサウンドだったのに対し、今作は
あのジョン・ポール・ジョーンズをプロデューサーに迎えて勝負に出ました。
彼らの個性である鬱なゴシック風味や妖しいポジパン風味を活かしながらも、若干の
HR/HMテイストを輸血したサウンドはトリハダもののカッコよさ。
冒頭の「Beyond The Pale」は深く沈んでゆくような美しさを持ったナンバー。
随所に入るアルペジオがゾクゾクします。
「Kingdom Come」の静から動へと続く構成はドラマチック。ウェインのヴォーカルも
抑えた調子から徐々に盛り上げてゆく様は圧巻です。
「Black Mountain Mist」は美しいガット・ギターがメインの曲ですが、映像が
頭に浮かぶキレイな曲。
彼らは過去、様々
…続き

THE POLICE-Outlandos d'Amour ★★★ (2010-12-03 01:21:10)

パンクの台頭の中でちゃんとしたミュージシャン経験のある人間が集まって出来たバンド。
パンク云々を取っ払ってもロックとしてエライ格好良さです。

確かにパンク的な勢いのある曲「NEXT TO YOU」なんかもあるんだけど、レゲエ・ビートを取上げた
「SO LONELY」とかアルバムの目玉的ナンバー「ROXANNE」「CAN'T STAND LOSING YOU」等は
今や普遍性を獲得したといってもいいんじゃないでしょうか。

本作でのアンディ・サマーズはまだまだストレートなサウンドで、お得意のディレイを駆使した
プレイは次作で炸裂します。

THE POLICE-Reggatta de Blanc ★★★ (2010-12-03 01:41:26)

「MESSAGE IN A BOTTLE」に代表されるようにひとクセあるコードの展開が素晴らしいです。
さすがプログレ経験者!楽曲は軒並み一筋縄ではいかない発想とテクニック。
1stとは明らかに置かれた力点が違います。

変な例えですが、前作は土佐の一本釣りで本作はルアー・フィッシング。漠然としたイメージは
そんな感じです。(伝わりにくいか!?)
こうなってくると、もうパンクという冠は不自然で、技巧派の熟練したミュージシャンという
パブリック・イメージが定着します。僕は1stもこのアルバムもどちらも甲乙つけ難いほど
好きなんですが、賛否が分かれるところなんでしょうね。

THE SMITHS-The Smiths-This Charming Man ★★★ (2010-12-03 01:50:50)

ギター小僧だった10代のころ、この曲のマーのプレイを全くコピー出来ず
茫然自失の体に陥ったことがあります。簡単だろうとナメてたので大ショックでした。
いやー、メタルばかりコピーしてたらギタリストとしての幅が広がらなかっただろうな。

THE SZUTERS-American Pop ★★ (2009-06-27 20:44:00)

右から読んでもズーターズ。左から読んでもズーターズ。
ポール・ギルバートの肝煎りでデビューを果たしたパワー・ポップバンド。
インタビューで「ビートルズやトッド・ラングレンに影響を受けた」と語っているのを
読んで、トッドが大好きな僕は早速購入。
これは気持ちいい。
中にはビートルズまんまの曲もあるんだけど、ハードなギターとポップな曲が
違和感無く同居して、こりゃチープ・トリック以来の逸材かも。
いい意味で童謡のような分かりやすさが彼らの持ち味なのでしょう、そのスタイルは
ハード・ロックではなくあくまでハード・ポップ。
ENUFF'ZNUFF同様に天気の良い日に野外で聴いたらかなり良さげです。

THE TOY DOLLS-A Far Out Disc ★★ (2009-07-01 03:40:00)

2枚目。基本路線は変わらず。
スピーディーなのに御陽気なこのバンド、OI!PUNKにカテゴライズされていたにも
かかわらず、僕のまわりの武闘派パンクスはアナーキーでデストロイなバンドしか
受け付けないらしく、THE TOY DOLLS のことを小馬鹿にするヤツが多かった。
確かに子供番組で使われそうな、童謡をハイスピードにしたかのような彼らの曲は
真性のパンクスには物足りなかったんだろうなぁ。
この2枚目も、そんな彼らのハイパー御陽気パンクは炸裂。今回のお得意のカヴァーは
サーフ・ロックの定番「Wipe Out!」(電撃ネットワークのアレ)だ。
今でこそメロコアの元祖的に紹介されることもあるけど、当時そんなジャンルなんか
なかったし、ハイスタの下手くそな真似してるバンドを聴くんだったら、
断然こっちを聴くね。

THE TOY DOLLS-Dig That Groove Baby ★★ (2009-07-01 04:00:00)

痛快疾走パンク THE TOY DOLLS 登場!!
高校時代にこのアルバムはリリースされたんだけど、当時、僕の通う高校では
ロックのメインストリームはパンクで、HM/HRはマイノリティだった。
各クラスに必ず、シド・ヴィシャスとジョニー・ロットンは当たり前にいた。
そんな学校だからしてTHE TOY DOLLS は軟弱扱いされていて、あまり聞いてる人間は
いなかった。でも僕は彼らのポップさと、ハードコア並みのスピードに惹かれて
このアルバムは随分聴いた。
「Nellie the Elephant」の楽しい展開とか、カール・パーキンスのカヴァーである
「Blue Suede Shoes」の漫才風のやりとりとか、もう聴いてて愉快なのだ。
加えてオルガは目茶苦茶ギターが上手い。
メタルしか聴かないギタリストも多分驚くと思うよ。

THE TOY DOLLS-Dig That Groove Baby-Nellie the Elephant ★★ (2009-07-01 03:04:57)

NHK教育で流れていても不思議と違和感はないでしょう。

THE WALKER BROTHERS-Introducing the Walker Brothers-Land of 1000 Dances ★★★ (2017-06-07 23:23:44)

驚異のワン・コード!!

この曲に出てくるコードはたった1個だけ。昔のブルースには頻出したパターンだけど、グルーヴがすごい。
こういうのが売れたという事実もまたすごい。

THE YARDBIRDS-For Your Love-Good Morning Little Schoolgirl ★★ (2009-06-06 23:59:56)

初のYARDBIRDS体験はこの曲。ラジオからエア・チェック。
軽快なノリのR&R。クラプトンのソロが若いねー。

THE YARDBIRDS-Having a Rave Up-Heart Full of Soul ★★★ (2009-06-13 01:58:35)

イントロがベックの歪みギターVerとインド人奏者のシタールが
聴けるVerとがありますが、どちらもかっこいい。
キースの二人分ボーカルも素敵です。

THE YARDBIRDS-The Yardbirds ★★ (2009-06-13 01:40:00)

アルバムタイトルは通称「Roger The Engineer」の方がしっくり来るなぁ。
今までのシングル寄せ集めとかライヴじゃなくて、オリジナル・スタジオ・アルバム。
彼らにHM/HRの原点を見出す人もいるんだろうけど、本作ではそんな要素は微塵も
感じることはできません。
まあ、ブルースがHRのベースになったという事実だけを見れば、それも分からないでも
ないけど、このアルバムはきわめてブルース臭が薄いのです。
ここで聴けるのはブリティッシュ・ビート・ポップです。それをジェフ・ベックという
料理人が、少々ストレンジな味付けをしているといったふう。
それをバンドの頭脳であるベースのポール・サミュエル・スミスが、お客様に出せる様
仕上げた感じがします。
個人的には、このベック時代がヤードバーズのイメージを決定したと言ってもいいと
…続き

THE YELLOW MONKEY-8-SO YOUNG ★★★ (2010-01-12 10:53:53)

確かに泣ける。
最後のSo youngって叫ぶところが特に。
せつないです。

THE YELLOW MONKEY-smile ★★ (2010-01-12 10:49:00)

70Sロックと歌謡曲の変態ハイブリッド。
本人たちがどう思ってようと、彼らの作品中でこのアルバムが僕の中では一等賞。
キャッチーな中にもひねりの効いた曲作りはロビンのおハコですね。
若干、退廃的なグラムっぽさは後退したけどメジャー・キーとマイナー・キーを
行き来する楽曲構成は見事というしかないでしょう。卑猥な歌詞も健在です。
この人たち、ホント70年代の音楽が好きなんですね。バンドの佇まいも含めて。
バキバキのメタラーには敬遠されがちな彼らですが、ボウイやモットなんかが
好きな人やメロディのあるロックが好きな人は聴いたほうがいいですよ。
おすすめは「熱帯夜」「嘆くなり我が夜のFANTASY」「マリーにくちづけ」
「LOVE COMMUNICATION」。すりっぷのっとさんの仰るとおりです。

THE ZOMBIES-Odessey and Oracle ★★ (2009-06-30 21:10:00)

ホリーズとゾンビーズを聴くとなんだか甘酸っぱい気持ちになる。
近年、某自動車メーカーのCMで使われて初めて知った人も多いはず。
この作品、一般的な知名度は低いけど、胸を締め付けるようなせつないメロディーとか
爽やかなコーラスが楽しめる佳作なのは確か。
しかし本作が凄いのは、↑の尻さんもおっしゃるように、ブライアン・ウィルソンの
狂気を継承した、ある意味病気のサウンドにある。
メタル・ファンにはフックする要素は皆無と思われる彼らだけど、
このバンドの中心人物であるロッド・アージェントが、ゾンビーズ解散後に結成した
その名もアージェントには、レインボーへの楽曲提供でおなじみ、あの
ラス・バラードが在籍していた。

THIN LIZZY ★★ (2009-01-09 01:17:00)

何故LIZZYは日本では人気がないのか?
みなさん仰っているように、ひとつはフィルの唄い方。
音符をなぞらないトーキングヴォーカルは、ハッキリしたメロディを
好む日本人にはつまらないのでしょう。
しかし、ストーリーの語り部としてのフィルは圧倒的な表現力で
物語をきかせます。人生が滲み出る漢の声で。
もうひとつはギター。
テクニカルで派手なプレイが持て囃されるここ日本では
オーソドックスで渋いプレイは見過ごされる事が多いのです。
美しすぎるハーモニーリード、スリリングな掛け合いソロ。
フィルの世界を増幅させるバッキングとオブリガード。
歴代ギタリストはみんないい仕事してます。
あと、ギターサウンドもLIZZYが敬遠されている要因のひとつです。
ブライアン・ロバートソン時代まではギターサウンドがクリーンに近い
…続き

THIN LIZZY ★★ (2010-12-15 02:09:51)

ジョン・サイクスが音頭を取ってゴリ押しで活動を続ける現在のTHIN LIZZY。
どうやらジョンとスコットが大喧嘩。ジョンは脱退したらしい。

新メンバーはヴィビアン・キャンベル(g)、リッキー・ウォリック(Vo/g)。
二人ともアイルランド人。なるほどスコットはアイリッシュの血を濃くしようって腹だな…
って、オイ!スコットあんたカリフォルニア生まれの陽気なアメリカ人でしょうが!!
しかもトリプルギターだよ。THIN LIZZYはどこへ向かってるんだろう。
ブライアン・ダウニーが復帰したものの、オリジナル・メンバーはもはや彼1人だ。

もはやTHIN LIZZYを名乗ってはいけない。このバンドは。

THIN LIZZY ★★ (2014-04-27 18:36:08)

22で「もはやTHIN LIZZYを名乗ってはいけない。このバンドは。」と発言しましたが、どうやら
スコットの発案によりバンド名を変更した模様です。気になる新バンド名は

【BLACK STAR RIDERS】

もともとLIZZY名義の使用には否定的だった僕ですが、これはビミョーだなあ。
長年愛して付き合っている女性「エリカ」が「梅代」に名変登録するような軽い衝撃です。
新名称がお気に召さなかったのかダーレンもダウニーも辞めちゃったみたいだし。

はたしてこのバンド、長続きするのでしょうか?

THIN LIZZY-Bad Reputation ★★★ (2009-05-30 22:42:00)

いい曲入ってますよ。このアルバム。
でも何故だか評価の低いアルバムです。メンバー間のゴタゴタが影響してるのかなぁ。
「Live And Dangerous」「Black Rose A Rock Legend」でもプロデュースを担当した
トニー・ヴィスコンティが仕上げたサウンドは少々エッジ不足。
しかし「Dancing in the Moonlight (It's Caught Me in Its Spotlight)」や
「Opium Trail」タイトル曲「Bad Reputation」などは
カヴァーで取り上げられるほどの名曲。
ロボの脱退でアルバム大半のギターを一人で弾いたスコット。彼の実力は
決して過小評価されるべきではないと思います。

THIN LIZZY-Bad Reputation-Dancing in the Moonlight (It's Caught Me in Its Spotlight) ★★★ (2011-02-09 02:10:10)

彼らお得意のシャッフルナンバー。
フィルのベースラインが呆れるぐらいメロディアス。

若き日のフィルのダブリンでの思い出を歌った郷愁を誘う名曲です。

THIN LIZZY-Bad Reputation-Opium Trail ★★★ (2011-02-09 02:39:40)

そう!ピュアメタラーさんのおっしゃるとおり、LIZZYにはどこか
チャンドラーとかダシール・ハメットとかのようなハードボイルドの世界がありますね。
裏社会のヤバイ感じ。現代社会のヤバイ感じとは全く異なった、常にゴルゴのような
スナイパーに狙われているような、組織に追われているような(笑)

この曲もそんなハードボイルドなドライヴナンバーです。

THIN LIZZY-Bbc Radio One Live in Concert ★★★ (2010-12-07 09:51:59)

まるで別のバンドのようだ。

ジョン・サイクスの存在が、良くも悪くもそう感じさせます。彼のやる気マンマンなプレイとは
反比例するようにフィルの出来は悪いです。張りを失った彼の歌声を聴くと辛くなってきますよ。
絶頂期の「LIVE AND DENGEROUS」とは較ぶべくもない。まだFMで放送されたライブの方が
なんとか聴けたんですけどね。
僕はこの作品を聴くにつけ、入院患者の横で跳びはねる子供の画が見えてしょうがないのです。

サイクスの事はギタリストとして大好きですがコレはトゥーマッチ。
結局彼の加入は言わばニンニク注射だったんだなあ。

LIZZYのファンだから証として所有はしてますが、色んな意味で聴くのが辛い作品です。
ネガティブ発言炸裂で不快になったらごめんなさい。

THIN LIZZY-Black Rose ★★ (2009-06-04 04:31:00)

LIZZYの最高峰アルバムと言えば「LIVE AND DANGEROUS」に相違ないけど
この「Black Rose/A Rock Legend」はちょっと評価に困ってしまう作品。
もちろんアルバムとしては大好きなんだけど、THIN LIZZYの作品として見た場合
明らかに異質なのは何人かのみなさんがおっしゃるとおり。
バンドの本質は基本的には変わらないんだけど、もともと小さじ1杯のケルト感を
大さじ1杯分タイトル曲に投入したような…
ゲイリーのプレイも文句なしに素晴らしいです。しかしスーパープレイヤーは
THIN LIZZYにはそぐわない気もします。
バンドのヒストリー的には浮いた存在の本作ですが、内容は各曲ハイクオリティ。
名盤の誉れ高いアルバムと言っていいと思います。

THIN LIZZY-Chinatown ★★★ (2009-06-06 19:51:00)

HM/HRのレヴューで、しばしば「哀愁」「泣き」のような常套句が踊っているのを
よく目にするが、THIN LIZZYのアルバムを聴いて感じるのは、同じ哀愁は哀愁でも
アタマに「男の」が付く。同じ泣きは泣きでもアタマに「むせび」が付く。
おまけに「やるせない」を付けてもいいだろう。
北欧HMやネオクラの「哀愁」「泣き」とは異質の情感を呼び起こさせるTHIN LIZZYの
それは、フィルが担っていると言ってもいいかも知れない。幾多の修羅場を乗り越え
辛酸を舐めてきた男だけが創り得る世界。自身のアイリッシュであり、しかも混血児
というバックグラウンドも無関係ではないのだろう。
メロディック・デスに代表されるような、冠に「メロディック」を掲げている
音楽を聴くと、なるほど哀愁を湛えたメロディがふんだんに使われている。
しかし、その哀愁は
…続き

THIN LIZZY-Chinatown-We Will Be Strong ★★★ (2011-02-09 02:56:16)

LIZZYの重要なファクター、ツイン・リード。
美しいハーモニーリードのイントロで始まるこの曲は後期の彼らの楽曲の中でも
格段にハイクォリティです。そして、むせ返るほどの哀愁度。
2コーラスの歌の後ろで流れるようなハーモニーリードには落涙を禁じ得ません。
素晴らしいロングソロを弾ききったスノーウィーもあっぱれ!!

THIN LIZZY-Fighting ★★★ (2009-06-04 05:36:00)

こちらは6年ぶり2人目の書き込み。こんなに書き込みが少ないと悲しくなってくる。
知名度が低いとは思わないんだけど、みんなTHIN LIZZY にまで手が回らんのか…
ライヴでも必ず取り上げられる定番曲「Rosalie」「Suicide」収録です。
特に後者のクールさと緊張感はハンパじゃありません。前者は米国進出を
狙ったボブ・シーガーのカヴァーですがアルバム1曲目らしい明るいナンバー。
しかし上記2曲以外の曲ももちろん素晴らしい。
聴いてみて損はありませんよ。「Wild One」は名曲です。

THIN LIZZY-Jailbreak ★★★ (2009-06-04 05:08:00)

うーむ、4年ぶり4人目の書き込みらしい…
みんなはTHIN MOOREとかTHIN SYKES が好きなのか。
確かにサウンド的にはハードロックと呼ぶにはおとなしいのかもしれないです。
しかし前作、前々作から積み上げてきたLIZZY節が確立されたのが本作なのです。
フィルにしか表現できない男の哀愁、それとは真逆の荒ぶる漢、そして母国への郷愁。
それをツインリード、ハーモニーリードで劇的に唄い上げる。
これぞTHIN LIZZYという魅力に富んだ好盤なのです。
「COWBOY SONG」が、身も心も震わせます。名曲です。

THIN LIZZY-Jailbreak-Emerald ★★★ (2011-02-09 02:18:08)

後半の三連にテンポチェンジしてからの怒涛の展開に圧倒されます。
静と動の巧みなアレンジメントに、どうしようもなく高ぶりますね。

アイリッシュ・バンドとしてのアイデンティティみたいなものを感じます。

THIN LIZZY-Johnny the Fox ★★★ (2009-06-06 20:21:00)

バンドのクリエイティヴィティが止まらない時期に作られた作品。
ブライアン・ダウニーがその実力を見せ付けた作品でもあります。
彼のバックボーンのひとつにジャズが挙げられますが、そこはかとなく感じる
スウィング感と絶妙なシンコペーションは、彼らの曲を唯一無二のものにしています。
LIZZYの楽曲に於けるリズムの多彩さは、同時代のHRバンドには決して見られない
彼らならではのパーソナリティでしょう。
アグレッシヴなナンバーと温かなスローナンバーの対比も聴き所のひとつ。
もちろん「やるせない系」もしっかり収録されていて、徹頭徹尾THIN LIZZYたる
ファクターを余すところ無く網羅した素晴らしいアルバムです。

THIN LIZZY-Live and Dangerous ★★★ (2009-06-04 03:55:00)

問答無用の説得力があるなぁ、こりゃ。
スタジオ盤では味わえなかったパワフルな面が強調されるのは彼らに限った
事じゃないけど、それにしても見事なまでにライヴ・バンドですね。
確かにブライアン・ダウニーがアンサンブルの鍵を握っている気がします。
シャッフルナンバーは彼の独壇場。ハイハットの音がイカシてる。
彼らの黄金期を味わいたいのなら、時系列でアルバムを追って本作で
終わってほしいものです。
いや、本作以降も素晴らしい作品を発表してますが、やはり別物感は払拭
できないんですよ、僕は。

THIN LIZZY-Live and Dangerous-Cowboy Song ★★★ (2011-02-09 02:28:12)

みなさん感じていらっしゃるとおり、単純に「明るいロックンロール」ではありません。
LIZZYの根底にあるアイルランドの歴史のことを考えると、とても能天気なナンバーには
ならないんでしょうね。明るく聴こえてもどこかに哀愁が潜んでいる。そこが彼らの
魅力だと思います。

THIN LIZZY-Live and Dangerous-Still in Love With You ★★★ (2011-02-09 02:01:14)

昔、付き合っていた娘は「大人の歌だね。せつないねぇ。」と言って涙ポロリ。

こんなにも感情が溢れ出している曲は滅多にありません。
フィルの歌唱はおろか演奏陣のプレイも見事に世界観を表現しきっています。

THIN LIZZY-Live and Dangerous-Suicide ★★★ (2009-06-04 06:51:16)

LIZZYお得意の三連チューン。
ハードボイルドなリフが緊張感を高めてます。
後半のギターの掛け合いは鳥肌モノ。
こんな曲フィルじゃないと作れないよなぁ。
例によってスタジオバージョンより数倍ワイルドになってます。

THIN LIZZY-One Night Only ★★ (2013-12-02 00:42:59)

THIN LIZZYの曲が聴けるのであれば、それはそれで嬉しいことだ。

YOU TUBEなんかを見ていると、THIN LIZZYのコピーバンドが世界中で頑張っていることがわかる。
ここ日本においてもLIZZY BOYSというバンドが相当なハイレベルでプレイしていて、実際に当地で
行われるフィルのトリビュート・ライヴにも参戦していて海外での認知度も高い。
こうしたことからも国を問わず、年齢を性別を優劣を問わず、21世紀の今もTHIN LIZZYは愛されて
いるということを実感できる。

しかし、それが当事者ということであれば話は別だ。
そもそもTHIN LIZZYという名義を使用するには法的な条件が必要になってくる。
オリジナル・メンバーのブライアン・ダウニーと黄金期を支えたスコット・ゴーハムそしてフィルの
妻であったキャ
…続き

THIN LIZZY-The Japanese Compilation Album ★★★ (2014-05-01 12:53:17)

初めて買ったLIZZYの音源がコレ。

FMで「Do Anything You Want to」を聴いて気に入っていたので、この曲が収録されている
このアルバムを購入。というか、当時僕の住んでいる町のレコード屋さんにたまたま置いてあったから。

このベストアルバムは数あるLIZZYのベスト盤とは違い、日本向けに発売された作品です。
そしてフィル・ライノットが全ての曲を選曲し、スリーヴに使用する写真もフィル自らピックアップした
というスペシャルなベスト盤なのです。
アナログでいうB面はほとんど「LIVE AND DANGEROUS」からのセレクトで、フィルの想いが強烈に
伝わってきますね。「日本のファンの皆、俺たちはエキサイティングなライヴアクトなんだぜ!」と。
フィルの思惑どおり完全にやられた僕は熱心なLIZZYフリークになって
…続き

THIN LIZZY-The Peel Sessions ★★★ (2014-05-01 13:34:11)

なんだか不思議な作品。

タイトルに「Sessions」とあるからスタジオライヴかと思うでしょ?ところがよく聴いてみると
ギターとヴォーカルにオーバーダブがかなり施されているのです。だから実況録音ではない。
レコーディング・セッションという意味での「Sessions」なのかなぁ。よくわからんなぁ。

と、そんな謎も含めかなりのレア音源であることは確か。「BLACK ROSE」以前のゲイリー在籍時の
ナンバーなんか相当レア。初期の代表曲「Whiskey in the Jar」でアコギを弾くフィルもレア。
収録された年代がバラバラだから当然サウンドも変化があると思いきや、ラジオ放送に耐えられるように
コンプレッサーがかかっているというのもレコーディング・セッションっぽいです。

彼らの作品を数多く所有している人達にとっていろん
…続き

THIN LIZZY-Thunder and Lightning ★★ (2009-05-09 00:48:00)

リリース当時、かなりHMな内容に度肝を抜かれた記憶があります。
それまでのLIZZYも勿論大好きなのですが、別物としてこのアルバムの出来は
すばらしい。みなさんおっしゃるとおりサイクス効果と言えるでしょう。
THE HOLY WARが出色です。
でもホントは、黄金期の一連のアルバムの方が好みではあるんだけど
有終の美というサムシングがアルバムの背景にあるものだから
どうしても感情が入ってしまうよね。
それにしてもここでのサイクスは全開ですねぇ。
実はオレ、この時の彼のプレイが大好きでして。若気の至り的な部分も含めて
「炸裂」感が突き抜けてる! とでも申しましょうか。
ギターのトーンも後年のようにショート・ディレイなんかカマしてないから
エラく生々しい。
サイクス好きの人はLIZZYという金看板に及び腰にならず、是非聴
…続き

THUNDER-Laughing on Judgement Day ★★ (2009-06-25 19:42:00)

黒いDNAを受け継ぐ英国らしいバンド。英国らしいアルバム。
故に、もうちょっとコンパクトにしてくれていたらリスナーの理解度も格段に
深いものになっていたんだろうに。うーむ、惜しい。
とはいえ「EMPTY CITY」の深遠な展開は長さを感じさせないし、ダニーのヴォーカルも
いっそう深みを増したと思う。ルークの曲作りも次作より充実してる。
自分たちのやりたいことと世間が求めることとのギャップが、このバンドの評価を
邪魔しているんじゃないのかなぁ。

THUNDERHEAD ★★★ (2012-06-29 16:27:44)


男汁がほとばしる無頼派ロック。

ホント、この人たち何故ブレイクしなかったのか不思議です。
ロックを聴き始めた当初から自分のリアルタイムのバンドより、ひたすら温故知新に走っていた
僕にとっては珍しくリアルタイムで期待していたバンドだったので、解散は悲しかったなぁ。

今、この手のサウンドを聴かせてくれるバンドは皆無に等しいし…
傑作「KILLING WITH STYLE」は今でも頻繁に聴いてます。

THUNDERHEAD-Killing With Style ★★★ (2012-06-29 17:49:12)

これは激盤です!!

皆様のおっしゃるとおり、モーターヘッド直系のサウンドですね。しかし、バンドメンバーに
メルセデスの国の人がいるおかげで、整合感のあるモーターヘッドといった趣かな。
ラフなプレイが魅力のモーターヘッドに対してこちらはメンバー各々がタイトなプレイです。
Vo/gのテッド・ブレットとgのヘンリック・ウォルター。タイプは違うけど互角に渡り合う
インタープレイはかなりスリリング。どことなくJPのグレンとK.Kを思わせるバトルはすごい!
楽曲は、ほのかにキャッチーな面が見え隠れしながらも剛球一直線。疾走?イヤこれは爆走。
刀剣で例えると、ナイフとかじゃなくナタですよ。

そして絶対に語らなくてはならないテッドのヴォーカル。
Y&Tのデイヴ・メニケッティを彷彿させる野太いシャウトは大迫力です。これぞロック・シンガー
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TODD RUNDGREN ★★ (2010-01-14 14:21:00)

HM/HRファンにはプロデューサーとしての認知度はあるかもしれませんね。
しかしその実態は、マルチ・インストゥルメンタリスト、シンガー・
ソング・ライター、レコーディング・エンジニア、プロデューサー、
コンピュータ・プログラマー、DJなどなど、ホントにマルチな才能を持った
稀有なクリエイターと言った方がいいかもしれません。
近年はハワイで隠遁生活を送っているらしいのですが、多作でも知られる
アーティストでもあります。
作品はアヴァンギャルドでエキセントリックなものもあればブラック・
ミュージック的なものもあったり、かと思えばポップでメロディアスな
作品をつくってみたりと、かなり気まぐれな芸術家肌のキャラです。
ソロ名義の作品と自身のバンドであるユートピアの作品、僕はどっちも
大好きなんですが、はたしてこのサイトにカキコミを
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TODD RUNDGREN-Faithful ★★ (2010-01-14 13:57:00)

有名アーティストの曲を完コピしようというコンセプト作品。カヴァー集ではなく
サウンド・ディテイルや細かいノリまでも忠実に再現しようという完全コピー集です。
あくまでも。中でもビーチボーイズの「GOOD VIBRATIONS」は白眉の出来。しかし
本家のテープ・コラージュの質感はさすがに再現できなかったようです。
ビートルズの「STRAWBERRY FIELDS FOREVER」もメロトロンがいい具合に再現できて
ますね。
コピーをしているのはアナログレコードでいうA面だけで、B面からはトッドの
オリジナル曲が収録されてます。
とりわけ「LOVE OF THE COMMON MAN」はトッドのポップセンス炸裂ナンバー。
この人の作る楽曲は、使用コードとコード進行が変だったりするんだけど
トータルで見ると緻密でよく出来てるんですよね

TODD RUNDGREN-Faithful-Love of the Common Man ★★★ (2010-01-14 14:29:06)

邦題「一般人の恋愛」。少しヒネらんか。
ムスタングの線の細いサウンドが印象的なポップソング。
アーミングでウニョウニョしたギターソロが聴き所です。
ギタリストのトッドが楽しめる曲です。

TODD RUNDGREN-Hermit of Mink Hollow ★★ (2010-01-14 14:48:00)

かなりポップです。
ビギナーはこの作品から入るのがいいかもしれません。相当聴きやすいです。
すべての楽器、コーラス、ミキシング、プロデュースは本人一人でやってます。
♪僕らは友達のままいられるかい♪と唄う「CAN WE STILL BE FRIENDS」は泣けますよ。
途中のギターソロがブライアン・メイみたいな「LUCKY GUY」も同様です。
しかしこのアルバムの目玉は「ALL THE CHILDREN SING」でしょう。この曲、とにかく
コーラス・ワークが素晴らしい。
実は僕自身が初めて買ったトッドの作品がコレで、ライノからリイシューされてから
毎月1枚づつゲットしていきました。

TODD RUNDGREN-Something / Anything ★★★ (2010-12-07 01:39:21)

トッドが好きならば必ず聴かなければならない1枚。

2枚組26曲のうち数曲を除いた全ての曲を一人で演奏し、一人でミックスしたマルチ・レコーディング
作品。ブックレットの写真の中に、この作品を全て録り終えた時のスナップがあるんだけど
機材やら何やらで雑然としたスタジオのテーブルの上で両手を拡げてWピースをかまして朝日を浴びる
トッド。かっこ良すぎ。(ちなみにこれも一人でセルフタイマーで撮影)

内容はこれぞトッド・ラングレンというポップなものからハードなものまで、湧き出るアイディアを
どんどんカタチにしていったらこうなっちゃいました。といった感じです。
もはやロック/ポップスのスタンダードといってもおかしくない「I saw the Light」は桑田圭祐を
筆頭に国内外問わず様々なアーティストにカヴァーされています。

TODD RUNDGREN-The Ever Popular Tortured Artist Effect ★★ (2010-01-14 17:03:00)

この作品もかなり聴きやすいです。
確か、全編リズム・トラックは打ち込みだと記憶してますが、後で確認してみよう。
冒頭の「HIDEAWAY」ポップで聴きやすいんだけど複雑なコード・チェンジが随所に
あってマニアには嬉しいでしょうね。
オペラ歌唱のパロディ「EMPEROR OF THE HIGHWAY」はトッドのお茶目な部分がわかる
曲です。「THERE GOES YOUR BAYBAY」は追っかけコーラスがカッコいい。
この人、テクノロジーにも精通してるから、早くからマシーン・ビートに目を
つけていたらしく、後の高野寛の作品では当時としてはかなりハイ・クォリティな
ドラム・サウンドが聴けます。

TONY MACALPINE-Edge of Insanity ★★ (2009-05-09 09:31:00)

当時、伊藤○則が「東京ベストヒット」というラジオ番組で
デビューしたばかりの彼を絶賛していました。おまけに彼の名前を
"とにー・まかるぴーに"と紹介していたのも懐かしいですね。
早速レコード屋に行ってゲット。ライナーと一緒に、ギターフレーズのタブ譜が
同封されていて度肝を抜かれたっけ。
全ての曲がお気に入りで`86年はこの盤しか聴いてなかったような気さえします。
ちなみにCDで買いなおした時、タブ譜は付いてきませんでした。


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