この曲を聴け! 

はっちゃんさんのページ
はっちゃんさんの発言一覧(評価・コメント) 51-100
→PC向けページ
Tweet
BEGGARS OPERA-Pathfinder
BELINDA CARLISLE-Heaven on Earth-Heaven Is a Place on Earth
BERNIE MARSDEN'S ALASKA
BERNIE MARSDEN'S ALASKA-Heart of the Storm
BIG COUNTRY-In a Big Country-In a Big Country
BILLY IDOL-Greatest Hits-Rebel Yell
BILLY JOEL
BILLY JOEL-Glass Houses
BILLY JOEL-Glass Houses-All for Leyna
BILLY JOEL-Glass Houses-Sleeping With the Television On
BLACK SABBATH-Black Sabbath
BLACK SABBATH-Sabbath Bloody Sabbath
BLACK STAR RIDERS-The Killer Instinct
BLACK WIDOW-Sacrifice
BLACKMORE'S NIGHT
BLACKMORE'S NIGHT-Shadow of the Moon
BLACKMORE'S NIGHT-Under a Violet Moon
BLUE MURDER-Blue Murder
BLUE MURDER-Nothin' But Trouble
BLUE OYSTER CULT
BLUE OYSTER CULT-Agents of Fortune
BLUE OYSTER CULT-Agents of Fortune-(Don't Fear) The Reaper
BLUE OYSTER CULT-Agents of Fortune-Tattoo Vampire
BLUE OYSTER CULT-Blue Öyster Cult
BLUE OYSTER CULT-Club Ninja
BLUE OYSTER CULT-Cult Classic
BLUE OYSTER CULT-Curse of the Hidden Mirror
BLUE OYSTER CULT-Fire of Unknown Origin
BLUE OYSTER CULT-Heaven Forbid
BLUE OYSTER CULT-Imaginos
BLUE OYSTER CULT-Secret Treaties
BLUE OYSTER CULT-Some Enchanted Evening
BLUE OYSTER CULT-Spectres
BLUE OYSTER CULT-Spectres-Fireworks
BLUE OYSTER CULT-The Revölution by Night
BOB MARLEY-Kaya
BON JOVI-Bon Jovi
BRAD GILLIS-Gilrock Ranch
BRIAN MAY-Star Fleet-Star Fleet
BRUCE DICKINSON-The Chemical Wedding
BUCKETHEAD-Giant Robot
BUFFALO-Volcanic Rock
Bark at the Moon
Bôa-The Race of a Thousand Camels
CACTUS-Cactus
CAROL-ファンキー・モンキー・ベイビー-ファンキー・モンキー・ベイビー
CAROLE KING-Tapestry
CARPENTERS-Carpenters-Superstar
CARPENTERS-Close to You-(They Long to Be) Close to You
CARPENTERS-Now & Then-Yesterday Once More

 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16


発言している14曲を連続再生 - Youtube



BEGGARS OPERA-Pathfinder ★★★ (2013-05-03 12:57:58)

みんなでサルベージしないと歴史に埋もれてしまうよ!

これほどの完成度を持つ作品に当たることはホントに稀だと思います。中でも2曲目の
「MACARTHUR PARK」の隙のない構成に圧倒されます。チェンバロが印象的なクラシカルな
ナンバーなんですが、勇壮な導入部からEL&Pを彷彿とさせるオルガン・パートを経てチェンバロの
リリカルなメロディにのせて美しい歌メロが展開されるという文句なしの作品のハイライト。
ちなみに僕はドナ・サマーがカヴァーしたバージョンの方を先に聴いたので、このバンドも
この曲を演っているとは知りませんでした。

クラシックを取り込む手法を取るバンドは数え切れないほど存在するけど、このバンドほど
自然に聴かせることが出来るバンドは数が限られるんじゃないかなあ。
まだこのアルバムしか持ってないけど他の作品も
…続き

BELINDA CARLISLE-Heaven on Earth-Heaven Is a Place on Earth ★★★ (2010-12-23 01:22:49)

力強いサビはハードポップに近いですね。
バックの演奏陣の詳細が知りたい。

BERNIE MARSDEN'S ALASKA ★★ (2012-06-09 23:52:51)

ホワイトスネイク脱退後、いくつかのプロジェクトを経てバーニー・マースデンが
立ち上げたリーダー・バンド。

割とキーボードが前面に出たハードポップもどきのような音楽性で、彼のギターが好きだった僕は
アルバムでのギター度の低さがちょっと残念でした。
時代はLAメタルの台頭と、第二次ブリティッシュ・インヴェイジョンの波が押し寄せていた時期。
バーニーはこの二者択一に答えを出さず、両者の美味しい部分を頂こうと思ったかどうかは
知らないが、まさにロックとポップの中庸を行くハンパなサウンドを完成させてしまいました。

とは言うものの、僕はこの音楽性わりとイケるクチなのです。

BERNIE MARSDEN'S ALASKA-Heart of the Storm ★★★ (2012-06-10 00:29:07)

何故バンド名がアラスカなのか?

ホワイト・スネイクではプレイのみならずコンポーズ面でもバンドに貢献していたバーニー。
新バンドALASKAではかつて手を出したことの無い音楽性にチャレンジしてみたかったようです。

アルバム全編を覆うシンセサイザーのサウンドは、あえて言うならジャーニーとかエイジアの
路線を狙ったような気がします。コレを前提として聴くとナルホド納得のサウンド。
楽曲の出来もバーニーのポップサイドが充分発揮されていて非常にとっつきやすい。

タイトル曲の「HEART OF THE STORM」は濃厚なブリティッシュ臭が漂う佳曲でバーニーの
ギターもブルージーに唸ってますが、彼のトーンとシンセの相性はけっして良くはないです。
しかしブリティッシュ・ブルースと係わりの深い彼がよくこの方向で行こうと決断したなぁ。
…続き

BIG COUNTRY-In a Big Country-In a Big Country ★★★ (2010-12-23 01:25:17)

SLADEあたりがやってても違和感は無いでしょう。
グルーヴにも注目。

BILLY IDOL-Greatest Hits-Rebel Yell ★★★ (2009-05-23 00:58:31)

GENERATION-X時代からは想像できないようなナンバーです。
スティーヴが注目され始めたのも、この曲がMTVでガンガン
オンエアされたから。
シャープなカッティングと個性的なギターソロ。でもサイドマン
としての分をわきまえてる。光線銃は聴き所のひとつです。
文句無しにかっこいい。

BILLY JOEL ★★★ (2012-07-25 14:16:49)

確か、ATTILAってHRバンドでキ○ガイみたいに奇天烈なオルガンを弾いてます。
MOUNTAINのレスリー・ウエストともバンドやってたみたいだし、わりとロックな人です、ビリー。

BILLY JOEL-Glass Houses ★★ (2009-05-23 01:27:00)

えっ、二人目?
ビリーと言えば「HONESTY」等のバラードが有名ですが
このアルバムはロックしてます。
「SOMETIMES A FANTASY」「ALL FOR LEYNA」「SLEEPING WITH THE TELEVISION ON」が
疾走しててかっこいいです。
リック・スプリングフィールドやフォリナー、エイジアなんかが好きな人も
楽しめるアルバムだと思います。

BILLY JOEL-Glass Houses-All for Leyna ★★★ (2010-12-01 09:47:16)

サザンの桑田も思わずパクッてしまったという名曲。
エレピが印象的なナンバーです。

BILLY JOEL-Glass Houses-Sleeping With the Television On ★★★ (2010-12-01 09:43:33)

とにかくいいメロディ。
旋律を口ずさめるというのは実はスゴイことなのだ。

BLACK SABBATH-Black Sabbath ★★ (2009-06-03 00:45:00)

はたして、ブラックやデスを愛聴している者に
この1stはどう響いているのだろう。
媒体依存型学習サバス・フリークは2ndあるいはディオの歌ってるヤツを
挙げるかもしれない。
本作は間違いなく音楽史に残る事件だったはずだ。
過去、悪魔を音楽で取り上げることはブルースでは実例があったものの
バンドのコンセプト事態がそっち方面というのは立派な発明である。
CDをトレイにセットしたら、イカヅチが轟くのを震えて待て。

BLACK SABBATH-Sabbath Bloody Sabbath ★★ (2009-06-03 00:20:00)

HEAVEN AND HELLなんかより断然良い。
アイオミのリフも「SABBRA CADABBRA」に代表されるように
初期の重さとは違った突き抜け感がある。
加えてオジーの歌唱は常軌を逸した狂おしさ。かつてここまで狂気の入った
ハイトーンは出していなかった。
新機軸のシンセ導入も彼らの世界観を増幅させてるように響く。
サバスの多様な面が聴ける佳作。

BLACK STAR RIDERS-The Killer Instinct ★★★ (2015-04-04 19:50:09)

スゲー!スゲー!スゲー!メンツが違うのにLIZZY節満載!!

バンド名はアレだけど、久々にイントロだけで鳥肌が立ったよ。リッキー・ウォリックが良い仕事
してるなぁ。あざといと感じるリスナーもいるかもしれないけど、アイリッシュ・メロディがこの
人たちのキモというか魅力のひとつなので当然「EMERALD」パート2みたいなナンバーも収録されますね。
それにしてものっけからリッキー・ウォリックのフィルっぷりがハンパじゃないぞ。

ツイン体制になってからの「NIGHT LIFE」から、おそらく「CHINATOWN」あたりまでの楽曲の
おいしい部分を徹底的に分析してアルバム制作に臨んだのではなかろうか。
ツイン初期はアルバムの音質がおとなしい故にLIZZYを敬遠してきたリスナーもこの作品なら大丈夫!
しっかり現代的なサウンドになってるので
…続き

BLACK WIDOW-Sacrifice ★★★ (2012-05-04 02:49:37)

なにこれ…怖い

サバスの1stは確かに怖かったけど、アレは言ってみればよく練りあげられた恐怖。
SEやアイオミ先生の音の選び方が恐怖を演出していたと思います。

しかしこのBLACK WIDOW、なんか天然のような気がする。
パフォーマンスでブラック・マジックを展開していたと言うけれど、フツーに至って真面目に
取り組んでいたに違いない なんて錯覚させるほどの逸材です。
サウンド的には1、2度聴いただけではよく分からないのですが、元祖ミクスチャーというか
プログレというか、でもあまりロックっぽくないというか…まあ、ぶっちゃけ奇天烈です。

冒頭に書いた「怖い」の理由は、ドラッグじゃなく毒電波を受信しているかのような
アルバム全体の雰囲気なのです。

BLACKMORE'S NIGHT ★★ (2009-06-28 01:51:00)

ここの書き込みでは、BU●RN!誌の影響なのか、キャンディス嬢の歌の力量を
コキおろすのがどうやらクールなのだ。
と受け止めたが、いったい誰と比べて成長が無いとか、無表情だとか言って
いるのか。
この期に及んでまだそんなことを言っているとは、あきれるばかりだ。
このユニットはHRバンドではないのだ。
未だにロニー、グラハム、ジョーではないのだ。
HRが聴きたければレインボーのアルバムを聴けばいい。
俺はブラックモアの信者ではないが、ヤツのコンポーズ能力と
ヴォーカリストを選ぶリクルート能力は認めている。
俺自身はもちろん、楽曲の世界観を表現するのに彼女のノーブルな
歌唱はマッチしていると思っている。
技巧ばかりにとらわれていると大事な部分を見失う。
まさに"木を見て森を見ず"の例えそのままだろう。

BLACKMORE'S NIGHT-Shadow of the Moon ★★ (2009-01-09 04:37:00)

俺はブラックモアのプレイとストラトのトーンが大嫌いだけど
このアルバムは素晴らしい。曲は多少コマーシャル寄りな部分も無くはないが
よく練られていると思う。ブラックモアのアコギプレイも美しい。
彼が往生するまでこの方向性を貫いてほしいものだ。
二度とストラトを手にしてハードロックを演らないでほしい。心からそう思う。

BLACKMORE'S NIGHT-Under a Violet Moon ★★ (2009-04-28 18:32:00)

リーダートラックはライヴで盛り上がりそう。HEY!
前作同様に美しいアルバム。
しかし、前作同様にストラトの音が邪魔をしている。隠し味程度にしかストラトは
使用されていないが、ブラックモアのストラトのトーンに拒絶反応を示してしまう俺は
「中世の音楽にペンタトニック(ブルースの音階)は無ぇだろ!!」と
少々ガッカリモード。
とは言え、アルバムの質は高いし曲も魅力的です。

BLUE MURDER-Blue Murder ★★ (2009-04-28 17:30:00)

間違いなく名盤でしょう。2ndと較べると跳ねたファンク・ビートがプッシュされた
楽曲が並ぶのが印象的です。WHITESNAKEでもZEPもどきナンバーを披露していましたが
ここではSTILL OF THE NIGHTほど露骨ではないもののZEPからインスパイアされたと
思しきファンクチューンが冒頭から炸裂します。
Billyなんかはサイクスにしか書けない曲だと思うし、JELLY ROLLもスタジオで即興で
作ったとは思えないほどの佳曲です。軒並み曲のクオリティはハンパじやありません。
しかし、特筆すべきは彼の歌唱力!!こんなに歌えるとは!
本人はフィル・ライノットを意識したと話していたが、フェイクの入れ方等から
推し測るに、デヴィッド・カヴァデイルをとおしたR&Bの影響がチラホラ。
前述のファンクといい、ブラックミュージックのフレーバ
…続き

BLUE MURDER-Nothin' But Trouble ★★ (2009-04-28 18:04:00)

とにかく1stから本作リリースまで時間が空きすぎた。
時間がかかったわりには、アルバムの大半の曲がサイクスの曲作りの癖みたいな感じで
なんとかまとめた様な印象を受ける。
新機軸はSAVE MY LOVE。今まで彼のバラードは、マイナーコード進行ばかりだったが
この曲はメジャーコード進行。しかもブリティッシュの薫りの欠片もない、ただの
フィラデルフィア・ソウルのあからさまなパクリ(笑)。
SHE KNOWSに至ってはモロにTHE BEATLES。 あ、いかん…褒めなきゃ。
キャッチーです。非常に。(勿論いい意味で)
曲も粒揃い。でもサイクスがやりたかった事ってこの程度?
1stが彼らしい意欲作だっただけに、本作には軽い失望感を抱いたのは事実。
やはりリリースのインターバルが長すぎた。
あ、褒めてないや(笑)。

BLUE OYSTER CULT ★★★ (2012-05-01 13:02:59)

確かに、ここ近年BLUE OYSTER CULT の情報はベースにルディ・サーゾの参加があった事のほか
コレといったものはありませんね。寂しいかぎりです。

誰か知っている方がいたら教えてほしいのですが、90年代前半に「(DON'T FEAR)THE REAPER」を
カヴァーしたバンドがいるのです。僕は輸入盤12インチシングル(アナログ盤)で入手したのですが
数回聴いた後、誰かに借りパクされてしまったのです。誰に貸したのかまったく覚えてません。

そのバンドの詳細はおろか、名前すら全然わからないというお粗末な状況です。
しかしサウンドの方はハッキリ覚えていて、ホーンが入っていて軽快なアレンジ。
およそHRらしくないサウンドでした。インディーズっぽいチープなミックスで、B面は
別バージョンといった感じです。ジャケットにバンド・シ
…続き

BLUE OYSTER CULT-Agents of Fortune ★★★ (2010-12-11 04:06:16)

「(DON'T FEAR) THE REAPER」は名曲です。
ギターでコピーしたぐらいだから相当好きですね。「TATOO VAMPIRE」も同様に好き。
「SINFUL LOVE」の演歌っぽい感じも好き。「MORNING FINAL」の儚い感じも好き。
概ね安心して彼らの新たなる世界を聴ける作品です。

が、僕は「THIS AIN'T THE SUMMER OF LOVE」との相性が悪くコイツがあるためにBOCの作品の
中で一番リスニング頻度の低い作品になってしまいました。
へヴィ路線からハード・ポップ路線へとシフトした快作 ということは重々わかってはいるんですが
どうも、こう及び腰になっちゃうんですよねぇ。

BLUE OYSTER CULT-Agents of Fortune-(Don't Fear) The Reaper ★★★ (2009-04-28 16:45:34)

メロディもさることながら歌詞にも注目したいですね。
まるで短編映画を観ているよう。最後の大どんでん返しに
倒れそうになりました。
自分のバンドでもカヴァーした思い出の曲です。

BLUE OYSTER CULT-Agents of Fortune-Tattoo Vampire ★★ (2009-05-28 19:26:56)

リフがカッコいい。中間部で相変わらずの不気味フレーズが
雰囲気を盛り上げます。
アルバム中、唯一の疾走曲です。

BLUE OYSTER CULT-Blue Öyster Cult ★★★ (2012-05-27 14:12:02)

HEAVY METALの冠が付いてはいるけど、サバスとは違う切り口で恐怖感を提示してみせたBOC。

現代のHMの感覚で聴くと違和感があるだろうけど、サウンド・テクスチャー、ディテイル各々の
雰囲気を聴いていると今どきのへヴィなバンドより重たく感じる事があります。
コレ、同じくBOCの出身地ニューヨークから現れたN.Yパンクの一連のバンドを聴いていても
同様の重さを感じる事がありますね。
サウンド・プロダクション的な事ではなく、どの音符を選ぶか そのセンスはかなり重要ではないかと
思います。

この1stでもそのセンスは遺憾なく発揮されています。一聴しただけで冷たい質感と同時に鉛を
飲み込んだかのような重さが感じられます。不安感を煽る音のチョイスは見事。
叙情メロディが素晴らしい「THEN CAME THE LAST DA
…続き

BLUE OYSTER CULT-Club Ninja ★★★ (2009-06-25 17:29:00)

コアなファンからは、無かった事になってる不憫なアルバムです。
初期のイカツイ感じは無くなりましたが、外部ライターを導入したハード・ポップな
味わいは、これはこれで美味しいと思うのですが…
「White Flags」のPVはリリース当時、MTVでも頻繁にオンエアされていて、緊張感を
煽るマイナーメロディと映像のかっこよさに惹かれこのアルバムの購入に踏み切った
という過去もあり、今も名曲だと思っています。
僕も「PERFECT WATER」は大好きで、ギターソロはバックダーマの名演のひとつに
挙げてもいいほどの出来だと思います。
ジャケットはblue Öyster cultのシンボル・マークが宇宙船になってデカデカと
フィーチャーされたもので、かなり大味。
今まではどこにあるのか分からなくて、マークを探すのも楽しみのひとつだったのに
…続き

BLUE OYSTER CULT-Cult Classic ★★★ (2009-07-10 06:45:00)

94年発表のベスト盤。
しかし、収録されている14曲すべてが、オリジナルアルバムからの抜粋ではなく
あらたに録音し直したという、変わったアルバム。
なんでも、フツーにベスト盤を編纂すると、すでにドロップしていた古巣コロンビアへ
お金は入るけど自分らに見入りは無いってことで、すべて新録でリリースしたらしい。
内容は、おなじみのナンバーばかりだけど、忌まわしき後期のアルバムからの曲は
オミットされています。(彼らにも自覚はあるんだね)
かなり忠実にオリジナルを再現してるんだけど、中には「ASTRONOMY」のように
ライヴ・アレンジを施した曲もあって面白いです。
ファンとしては2枚組でもよかったと思うけど、如何せんインディ・レーベルだから…
国内未発表だけど、輸入盤で手に入ると思うので興味のある方は是非。

BLUE OYSTER CULT-Curse of the Hidden Mirror ★★★ (2010-12-28 01:13:13)

支流が本流に合流しましたね。

80年代はポップでライト。90年代はヘヴィでアグレッシヴ。
そして2000年代の現在、上記の音楽性を経て本来のBOC、つまり70年代の彼等に戻りつつあります。
サウンドこそ遥かに現代的だけど、アルバム全体の雰囲気は間違いなく70年代。

その要因のひとつとしてリフ・ワークが挙げられるんですが、2本ないし3本のギターがこれまでに
なく有機的な絡みを聴かせてくれています。生きているかのようなバッキングは聴き応えアリ。
そしてもうひとつ。これはものすごく大事な要素。アラン・レ二アのキーボード。あからさまな
シンセサイザーではなく、ハモンドおよびソレ系のアナログなオルガンサウンドは確実に70年代の
自分たちを振り返った結果だと思われます。

よく聴き込むと原点回帰と同時に、過去の彼等には見られ
…続き

BLUE OYSTER CULT-Fire of Unknown Origin ★★★ (2012-05-01 15:54:08)

確かに広義に考えるとポップと言えます。

しかし、歌詞を読んでみてください。こんなポップ・ソング世界中探してもありませんよ。
これがポップだというならジャーマンやメロスピの殆どがポップだといえます。
メロディ、コード進行ともに初期のBOCが持っていたものと何も変わっていません。

ポップの正体は過剰に前面に押し出された安っぽいシンセ・サウンド。
ハモンド系のオルガンなら印象はかなり違って聴こえるはず。
そして、とても名人とは言い難いベテラン、マーティン・バーチのプロデュース・ワーク。
アメリカ人だと思ってなめとんのか?この人は。

僕はポップではなくキャッチーと解釈しています。
もともとBOCは分かりやすいメロディを書くバンドです。初期に顕著なアグレッシヴな演奏の
上に乗っかるのは極めて分かりやすいメロディだっ
…続き

BLUE OYSTER CULT-Heaven Forbid ★★★ (2010-03-04 23:03:00)

それにしてもジャケットはなんとかしてほしかった…。

カッコいいです。素直にそう思いました。
ジューダスの例を取ってみても、やはり10年という時の流れは、あらゆる意味で変化を
もたらしますね。ジューダスほど極端ではないものの過去の彼らのサウンドと比べると
格段にへヴィになってます。これがまたドえらいカッコよさ。
ロック史上、初めて"へヴィ・メタル"の冠がついた元祖HM Blue Öyster Cult。
本作ほどその形容がハマる作品は彼らの歴史上はじめてではないでしょうか。
怪しさと憂いを湛えたメロディという基本的な部分はかわらず、よりアグレッシヴに
よりへヴィにと変貌をとげた彼らの方向性、僕は断固支持します。
これで初期の狂った感じがプラスされれば言うことなし。
「Harvest Moon」は歌詞の世界観とそのサウンドが
…続き

BLUE OYSTER CULT-Imaginos ★★★ (2012-05-01 14:38:06)


レコード会社の思惑により、ほぼ解散状態だったBOCがシレッと再集結。

とんでもなくハイクォリティ!常軌を逸した美しさ!! なんという完成度!!!
前作「CULB NINJA」とは真逆のベクトルで製作されたBOC史上最高のドラマを盛り込んだ名作です。
クトゥルー神話はMETALLICAをはじめ、多くのHM/HRバンドが取り組んできたテーマですが
BOCは年季が違います。

中でも「THE SIEGE AND INVESTITURE OF BARON VON FRANKENSTEIN'S CASTLE」の
劇的な構成に圧倒されますね。マジで涙が止まりません。このバンドのファンでよかった。
リリース直後、ソッコーで入手して以来、毎日幾度となく聴いてきましたが未だに飽きることなく
感動できるってスゴイことだよなあ。

…続き

BLUE OYSTER CULT-Secret Treaties ★★★ (2009-05-23 09:19:00)

このバンドって、覚めているようで内側には蒼い炎がメラメラしてる感じ。
HEAVY METALの元祖的な紹介のされ方が多いんだけども、現代のメタルの感覚で聴くと
そうとうな肩透かしを喰らうので、未体験の方はご注意を。
「FLAMING TELEPATHS」「ASTRONOMY」のメドレーは圧巻のドラマ。
「DOMINANCE AND SUBMISSION」はラスト付近の段々壊れていくVoが狂気。
「ME 262」はジャケットに描かれているドイツ空軍の大戦中の戦闘機。
ねじれた美しさはこのバンドならではのもの。歌詞のテーマも興味深いです。
HMというよりも僕はDOORSやThe STOOGESに近いものを感じます。

BLUE OYSTER CULT-Some Enchanted Evening ★★★ (2009-06-25 17:53:00)

「GODZILLA」でのエリック・ブルームのナレーションが、スタジオ盤とは違って、
一文字ひと文字に濁点が付くぐらい力んでますが、これがまたかっこいい。
皆様のご意見同様「ASTRONOMY」が倒れるほどにイカシてます。
なるほど、こりゃメタリカがカヴァーしたくなるのも分かるってもんです。
ヴォリュームが足りないのは難点だけど、中期のスタジオ盤では味わえない暴虐性が
堪能できます。
イカレたライヴでは前ライヴ盤に軍配が上がりますが、洗練されたと評価される
この時期のライヴとは、こんなにも凄かったのか と納得の1枚。

BLUE OYSTER CULT-Spectres ★★★ (2009-04-28 16:36:00)

メロディックはメロディックでもBLUE OYSTER CULTのそれは
歪んだ美しさを持った彼らならではのもの。
コアなファンからは軽視されがちなこのアルバムでも歪みまくってます。
A-2では脳天気なコーラスで始まるR&Rが、後半常軌を逸したスリリングなテンションで
疾走します。言わずもがなのGODZILLAではノシノシとのし歩くゴジラが脳内を
蹂躙します。思わず大至急非難したくなります(笑)。

BLUE OYSTER CULT-Spectres-Fireworks ★★ (2009-05-28 19:33:42)

それにしてもこの人たち、聴き手を不安にさせるような
フレーズ作りが上手いなぁ。
バースは泣きの入った怪しいアルペジオなんだけど
サビは一転してポップになる。面白い曲だ。

BLUE OYSTER CULT-The Revölution by Night ★★★ (2010-12-23 23:21:26)

起死回生ならず!不遇の幕開け…

一般的な評価では”駄作””失敗作”という事になってはいるけど、確かにセールス面で見ると
前作には遠く及ばないし楽曲に決定力が無いのも頷けます。

しかしポップな要素というのは元来BOCが持っていた資質で、自らの意思でハードポップに路線を
シフトしたとは思いません。ただこの作品ではコンポーズ面の一角を担っていたアルバートの離脱が
かなり影響しているという事は事実でしょう。故に、ソフトでクリアなプロダクションが
浮き彫りになり、結果ハードポップという認識に至るのではないでしょうか。

彼ら本来の魅力である歪んだ美しさ、緊張感を煽る怪しさ等はもはや絶滅寸前ですが、歌詞を含めて
らしさを内包した「TAKE ME AWAY」「FEEL THE THUNDER」や、どうしようもない哀感が胸を裂く
…続き

BOB MARLEY-Kaya ★★ (2009-06-19 15:14:00)

「Catch a Fire」や「Burnin'」に比べるとリラックスしていて穏やかな内容。
前作同様、"バビロン・システム(西欧の文化や資本が社会を支配する構図)に対する
レベル・ミュージック"という、闘うレゲエとは少し趣の異なる作品だと思います。
とはいえ、中には「Sun Is Shining」のように陽気なタイトルとは裏腹に
♪So, to the rescue, here I am!♪と隠れたメッセージを含む楽曲もあり、
やはりこの人は奥深いなぁ。
ビーチで軽薄なリゾート・レゲエを流すくらいなら、こいつを掛けてくれ。
しかし、僕がこのアルバムを購入した理由はちょっとばかり不純で、
いきつけの美容室にお気に入りの美容師さんがいて、彼女に近づくために
このアルバムをプレゼントしたのだ。
そう、彼女の名前はこのアルバムと同じく「
…続き

BON JOVI-Bon Jovi ★★ (2009-06-09 16:03:00)

デビュー直後、伊藤●則のものすごいプッシュに負けて購入。
「うーむ、演歌だな。こりゃ。」
もちろん貶めているわけじゃなく、解かりやすいメロディラインと構成、その湿り気に
なぜか演歌を感じた。案の定、日本人は彼らに飛びつくわけだが。
キャッチーで解かりやすいBON JOVIはクラスどころか学年中に火が点き、校内を
タライ回しにされた俺のレコードは数ヵ月後に無残な姿となって主の下へ帰ってきたとさ。

BRAD GILLIS-Gilrock Ranch ★★ (2009-07-17 01:44:00)

ナイト・レンジャー解散後の初ソロ。
歌ものも収録されているけど、メインはインスト。彼のトレード・マークである
フロイド・ローズを駆使したアーミングが随所で聴けるのが嬉しいですね。
彼にしては珍しく、クラシカルなラインもちょこっとだけ聴けるのですが、
オジー時代にランディのプレイをコピーしていた彼にとっては簡単な事だったのかも。
ジョー・サトリアーニがインスト・アルバムで異例のヒットを打ち立てた後だったので
どこかそれに倣った感も無くはないのですが、プレイのほうはブラッド印の
オンパレード。適度にテクニカル、適度にメロディアス。
昨今、どこかで聴いたことのあるようなクラシカル・フレーズしか弾けない
メタル・ギタリストと違い、しっかりとプレイにパーソナリティが反映されていて
一聴しただけで彼とわかるプレイは、非常に個性的です。

BRIAN MAY-Star Fleet-Star Fleet ★★ (2009-09-05 10:57:00)

ブライアンとエディ・ヴァンへイレンのバトルを聴きたさに
当時12inchシングルで購入。
曲は、まぁ置いといて、聴き所はやはり二人のギターでしょう。
イカシてます。

BRUCE DICKINSON-The Chemical Wedding ★★★ (2012-07-24 20:49:52)

テーマ、その世界観、楽曲、演奏…作品としてパーフェクト。

錬金術というのはアーティストにとって非常に魅力的な題材らしく、古くはTHIRD EAR BANDや、
BÖCなんかが取り上げてました。ブルースもこの作品を作るにあたって相当勉強したらしいです。
このストイックな姿勢がパイロットの資格をも取得させてしまうんでしょうね。

まずサウンドのへヴィなことにビックリ。純度の極めて高い鉄球を背負わされているような重さが
コンセプトに非常にマッチしているのですが、ブルースの声がダウン・チューニングにも意外なほど
相性の良さを披露していることが確認できます。
そして、アルバム全体を覆う黒い霧のようなダークネス。これは錬金術の持つ怪しさ、胡散臭さを
表現するにはダークにならざるを得ないという事の証明でもあります。
神秘的ではあります
…続き

BUCKETHEAD-Giant Robot ★★ (2009-09-12 03:02:00)

アメリカのK.F.Cのチキン・バスケットと日本のチキン・バスケットのサイズは
ビミョーに違うらしく、来日公演では違和感と戦っていたらしい。
このひとVAIと同様、変態なんですが、その変態ベクトルは違う方向を向いてます。
この人のキャラはオタクと言っていいでしょう。しかも引きこもり系の。
犬神家のスケキヨみたいなマスクをしているのもそのせいかもしれません。
アルバムでは、超絶技巧を炸裂させていますが、万人に受ける曲はありません。
キャッチーなインストはありますが、これはおそらくストーリー・アルバム。
しかし、インストだから展開されるストーリーがまったくもって解からない(笑)。
本作1枚を聴いただけでは彼の本性は解からないかもしれません。
でもこういう馬鹿馬鹿しさは好きです。

BUFFALO-Volcanic Rock ★★★ (2012-08-13 21:22:59)

うおぉ野蛮だぞ!

AC/DC以前にこのBUFFALOがオーストラリアにはいたんです。
73年にリリースされた2ndアルバムが本作なんですが、とにかく荒々しい事この上ない音。
ブリティッシュHRに思いっきり影響されたサウンドは、名は態を表すの格言どおり猪突猛進タイプ。
「SUNRISE (COME MY WAY)」は文字どおり唸りをあげて突進するバッファローの如きナンバー。
サバスばりにヘヴィな「FREEDOM」なんかはまるでアルバムタイトルのようにドロドロの溶岩の
ような熱さまで孕んだ”漢”ドゥームとでもいうべきでしょうね。
ここまで品の無いハード・ロックをブチかまされると脱帽を通り越して脱毛しそうな勢いですよ。
当時のメインストリームに乗れなかったこういうHRは今こそ再評価されるべきだと思いますね。

しかし、なんだろ
…続き

Bark at the Moon ★★★ (2010-01-13 10:21:23)

このリフ、メタルではあんまり使わないコードで構成されているんだけど、ランディの遺産を引き継ぎながらもジェイクらしさに
溢れていて素晴らしいですね。そしてオジーの歌メロ!!
かっこ良すぎです。
でも12inchシングルのライヴテイクの方が、スタジオ盤より
アグレッシヴで好きかな。

Bôa-The Race of a Thousand Camels ★★★ (2012-07-05 01:14:46)

ロック史に名を残す偉大な父親を持つ兄妹。

いわゆる二世バンドではあるけど、やっている音楽は父親であるポール・ロジャースの嗜好とは
まったく無関係。でもアルバム全体の雰囲気は紛れもない英国。
この作品を聴いていてなんだか何処かで聴いたことがあるような気がしていたんだけど、あれだ!
クランベリーズのサウンドに似ているんだ!ジャスミンのヴォーカルと浮遊感のある楽曲の感じは
クランベリーズの雰囲気にそっくりだ。パクリとか物真似の類じゃなくて雰囲気が近いんだ。

ということは僕の好みの音楽である。それが判ってからヘビーローテーションになった。

寝る前に聴いてもいいし、晴天の野外で聴いてもいい。シチュエーションを選ばない、と言うか
あたかもシチュエーションに合わせてくれるような、そんなアルバム。
一度ライヴを体験してみたいバ
…続き

CACTUS-Cactus ★★ (2009-06-19 15:42:00)

高校時代の友人の角田(かくた)くんが「カクタス」を結成しようと暗躍していたが
誰もがベースとドラムをコピーできずに、こころざし半ばで無念の涙を飲んだという。
ま、…いい。
かなり豪快なロックだ。獣肉を喰らってなけりゃできんよ、これは。
ヤンキーパワーここに極まれり。
のちにベックの盟友となるリズム隊の二人は鉄壁のコンビネーションで
言わば、このアルバムの主役でしょう。
ここで聴ける野蛮な音は、現代のHM/HRには絶対真似のできないオリジナリティだ。

CAROL-ファンキー・モンキー・ベイビー-ファンキー・モンキー・ベイビー ★★★ (2009-09-05 11:05:03)

タイトルの意味は分からんが、ものすごい破壊力を持った曲。
アメリカのヴァンダリアスってパワー・ポップ・バンドが
♪愛されてりゅ~ いつもぉ~♪ って怪しい日本語でカヴァー
してたけど、本家のカッコよさには及びませんでした。

CAROLE KING-Tapestry ★★★ (2012-07-05 03:41:05)

名曲目白押し!

このアルバムからカヴァーされる曲のなんと多いことか。
メロディの良さに加えて歌詞も素晴らしい。ソングライターとしてのキャロルが頂点に達した
作品です。冒頭を飾る「I feel the earth move」のジャジィでブルージーな雰囲気、そして
「You've got a friend 」の優しくもせつない感じ。ピアノをメイン楽器とするSSWの中でも
レオン・ラッセル、ランディ・ニューマン等とは違い、洗練された音使いは入り込みやすいです。

なんとなく疲れている時にはこのアルバムを手に取っていることが多いのです。

CARPENTERS-Carpenters-Superstar ★★★ (2009-07-20 09:42:47)

泣ける。大号泣だ。

CARPENTERS-Close to You-(They Long to Be) Close to You ★★★ (2009-07-20 09:45:17)

なんといってもバカラックのメロディなのです。
アレンジの仕方がラウンジーで良い。

CARPENTERS-Now & Then-Yesterday Once More ★★★ (2009-07-20 09:48:22)

5月の日曜の昼下がりに紅茶を飲みながら聴きたい曲。


MyPage