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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 3501-3550
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MAESTRO ALEX GREGORY (2013-02-25 22:23:07)
自らマエストロを名乗るも、CDをスタートすると聴こえて来るのは、調子っ外れでたどたどしいGプレイ・・・という完全に出落ち系なイギリス人ギタリスト。
当然、'92年発表のデビュー作『PAGANINI'S LAST STAND』1枚きりで消えたものとばかり思っていましたが、その後も7弦ギターを開発したり、LA MUSIC AWARDを受賞したりと、活発に活躍していたようで意外。
'09年には2nd『13 JOKES FOR HEAVY METAL MANDOLIN』も発表していますが、聴いてみたいような、そうでもないような・・・。
MAESTRO ALEX GREGORY-Paganini's Last Stand ★ (2013-02-25 22:07:01)
自称「マエストロ」のアレックス・グレゴリーなるギタリスト(単なるジョーク野郎かと思いきや、後に芸術一家出身で7弦ギターの開発者だったりと、結構出自のしっかりした人物であることが判明して吃驚)が'92年に発表した準インスト・アルバム。
そのマエストロが、イングヴェイやスティーヴ・ヴァイの墓に立ち小便しているというアートワークがインパクトを放つ本作ですが、内容の方はかなりポンコツ。有名クラシック曲のフレーズを随所に散りばめた、ネオクラ路線の楽曲はそれほど悪くはないのですが、肝心のマエストロの腕前が全く頂けない。リードはメロメロ、リズムはグダグダとそのGプレイは猛烈にたどたどしく、これで「ニコロ・パガニーニを主人公にしたコンセプト・アルバム」と胸を張られても「10年早いんじゃボケ」としか言いようがないよなぁ、と。
そんな本作を救っているのが、ゲスト参加して③⑦⑪で神憑り的な歌唱を披
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MAESTRO ALEX GREGORY-Paganini's Last Stand-Fairytales Won't Die ★★★ (2013-02-25 22:30:38)
マーク・ボールズ、90年代のベスト・ワークに挙げられる
凄まじい歌唱が炸裂するクラシカルなバラード。
8年後には“誰も寝てはならぬ”をカヴァーする彼氏ですが、
この曲の終盤におけるオペラティックなハイトーンで
その才能の片鱗を伺わせてくれます。
MAGIC DANCE-New Eyes ★★★ (2023-06-10 00:02:34)
MAGIC DANCEは、ニューヨーク州ロングアイランド出身のマルチ・アーティスト、ジョン・シーカによって立ち上げられたメロハー・プロジェクト。作詞/作曲/プロデュースは勿論、全ての楽器もこなす地道な自主制作体制の活動が実を結びFRONTIERS RECORDSとの契約をゲット、2018年発表の本3rdアルバムで目出度く日本デビューを飾っています。
当時予備知識も何もなく、店頭で見かけてバンド名の響きと美麗なジャケットに惹かれて購入した作品でしたが、いや当たりでした。FRONTIERS RECORDSと気心の知れたミュージシャンのバックアップを得てバンドとしての態勢を整えたジョン・シーカが奏でるのは、リヴァーブを深めにかけた音作りと、クセのない伸びやかな歌声、それに透明感を湛えたキャッチーなメロディが映える、ドリーミンなAOR/ハードポップ・サウンド。その素晴らしさにゃ「ジャケ買い
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MAGIC DANCE-New Eyes-When Nothing's Real ★★★ (2023-06-13 00:55:36)
伸びやかなVoが歌う上げる北欧メロハーに通じる愁いと透明感を
湛えたメロディにうっとり聞き惚れるアルバムのハイライト・ナンバー。
ロックのエッジもしっかりと効かされていて、ジョン・シーカの
卓越した作曲センスが冴え渡っています。
MAGNUM-Brand New Morning ★★★ (2008-04-05 23:18:00)
結局、ミッキー・バーカー(Ds)の復帰が叶わなかった為、前作『BREATH OF LIFE』発表に伴う復活ツアーに引き続いて、
THUNDER(当時は解散状態にあった)のハリー・ジェイムズのヘルプを仰いで制作、'02年にリリースされた再結成第2弾アルバム。
個人的にも↑のお二方の意見に完全同意で、HR的なエッジをグッと強調した音作りといい、曇天模様のイギリスを
彷彿とさせる湿ったメロディや、漂う重厚感といい、より日本人好みの作風に仕上がっていると言える本作。
尤も、初期MAGNUMのスタイルに立ち返っているわけではないし、ソフティケイトされた叙情HR路線は
相変わらずなわけなのだけど、そも、ここまで徹底されれば、今更彼らに初期の音楽性を求めるファンもおらんでしょう。
ややメロディに弱さの目立った(特に序盤の楽曲)前作に比べると、今回は、OPナンバーに相
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MAGNUM-Brand New Morning-I'd Breathe for You ★★ (2008-04-05 23:34:14)
オーソドックスなヘヴィ・チューンと思わせておいて、
ピアノの音色と共に、猛烈な勢いで哀メロ度を高める
サビの展開には、思わず眉毛が八の字に歪んでしまうというもの。
MAGNUM-Brand New Morning-It's Time to Come Together ★★★ (2008-04-05 23:22:47)
マーク・スタンウェイの華やかなKeyプレイ
(特にピアノの音色が素晴しい)に心が浮き立つ、
爽やかでポジティブなエネルギーに満ち溢れた名曲。
MAGNUM-Brand New Morning-The Blue and the Grey ★★★ (2008-04-05 23:30:43)
MAGNUMには珍しく、ブルージーなフィーリング漂う
渋めの名バラード。じんわりと泣くトニー・クラーキンのG、
この手のエモーショナルな楽曲を歌わせたら右に出る者なし!
なボブ・カトレイの、円やかで深みを感じさせる歌声が
素晴しいったらありゃしない。
MAGNUM-Brand New Morning-The Last Goodbye ★★★ (2008-04-05 23:39:32)
マーク・スタンウェイ(Key)によるピアノのイントロに
導かれてスタートする、メランコリック且つ劇的なミドル・チューン。
ボブ・カトレイが力強く歌う、強力なフックと哀愁を備えた
サビメロは、何度聴いても涙腺を刺激するものがあります。
個人的には、12thアルバムのハイライト・チューンの1つ。
MAGNUM-Breath of Life ★★ (2008-04-03 22:48:00)
周囲の期待に背中を押される形で、6年振りに再結成を果たしたMAGNUM。一部メンバーは既にミュージシャン稼業から
足を洗ってしまっていたため、オリジナル・メンバーや、黄金時代の編成での復活こそ叶わなかったものの、
バンドの三本柱であるトニー・クラーキン(G)、ボブ・カトレイ(Vo)、マーク・スタンウェイ(Key)は
しっかりと顔を揃えているのだから、それについてとやかく言うファンもいまいて。
本作は、再結成第1弾作品として'02年に発表された、通算12枚目となるオリジナル・アルバムで、その作風は
後期MAGNUMやHARD RAINに近い、産業ロック・テイストを漂わせた親しみ易い叙情HR路線。まぁ、日本ではともかく
イギリスを始めとする欧州圏でMAGNUMの人気が爆発したのは、よりポップでコマーシャルな方向へと舵を切った
6th『VIGILANT
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MAGNUM-Breath of Life-After the Rain ★★★ (2008-04-03 23:04:13)
トニー・クラーキンの歌うGプレイ(勿論、曲作りの上手さも)や、
情感豊かなボブ・カトレイの歌声の素晴しさも然る事ながら、
この曲の肝は、ポップでキャッチーな曲調の楽曲に、
潤いと気品を与えているマーク・スタンウェイのKeyプレイ。
特に、インスト・パートのピアノ・ソロには胸躍ります。
MAGNUM-Breath of Life-Still ★★★ (2008-04-03 22:58:55)
高揚感を演出する力強いリズムと、
華麗に舞うキャッチーなメロディの組み合わせが秀逸な名曲。
間違いなく、再結成第1弾アルバムのハイライト・ナンバー。
MAGNUM-Chase the Dragon ★★★ (2008-03-23 17:18:00)
Keyがリチャード・ベイリーからマーク・スタンウェイにチェンジ。プロデューサーにKANSASとの仕事で知られる
ジェフ・グリックスマンを迎えて制作され、全英チャート17位にランクインする等、前作『MAGNUM Ⅱ』の
セールス的な不振を吹き飛ばすヒット作となった、'82年発表の3rdアルバム。
名匠ロドニー・マシューズの手による、美しく幻想的なジャケット・アートワーク、叙情的でファンタジック、且つ劇的な
楽曲の数々と、このバンドの何たるかがギュッと凝縮された作風を誇る本作は、MAGNUM初期の代表作としても
知られ、そのクオリティは、最高傑作と名高い5th『ON A STORYTELLOR'S NIGHT』と比べても、何ら遜色ないレベル。
NWOBHMムーブメントの勃発により、意気上がる英国HMシーンの影響を受け、これまで以上にトニー・クラーキンの
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MAGNUM-Chase the Dragon-Sacred Hour ★★★ (2008-03-23 17:25:08)
↑まさにこの方の仰る通り。
雄弁に歌うトニー・クラーキンのG、
深みと表現力を兼ね備えたボブ・カトレイの極上のVoの
素晴しさも然る事ながら、個人的にこの曲で一番痺れたのは、
ドラマティックでクラシカル、且つ気品を漂わせ泣きまくる
マーク・スタンウェイのKeyプレイだったりする。
特にポロポロと零れ落ちていくようなピアノの音色は絶品!
MAGNUM-Chase the Dragon-Soldier of the Line ★★★ (2008-03-23 17:32:34)
ドラマティックなイントロを経てスタートする、
2ndアルバムのOPナンバー。
ボブ・カトレイが表現力豊かに、戦争の虚しさを
時に悲しく、時に激しく歌い上げる名曲で、
テンポアップする後半の劇的な盛り上がりっぷりは、
まさに本編の幕開けを飾るに相応しい。
MAGNUM-Chase the Dragon-The Lights Burned Out ★★★ (2008-03-23 17:35:45)
2ndアルバムのラストを締め括る、感動的なバラード。
ボブ・カトレイの歌声の素晴しさについては言うに及ばず、
神々しいまでの美しさと、MAGNUMならではの包み込むような
スケールの大きさを感じさせる曲調も絶品。
MAGNUM-Chase the Dragon-The Spirit ★★★ (2008-03-23 17:28:57)
ライブでは大合唱を誘発するという、
MAGNUM屈指の代表曲にして名曲中の名曲。
繊細なアコギに始まり、チェンバロをフィーチュアした
クラシカル・テイスト溢れる序盤から、
クライマックスに向けてドラマティックに盛り上がっていく
曲展開が素晴しすぎる。「深み」を感じさせる歌詞も◎。
MAGNUM-Escape From the Shadow Garden ★★★ (2014-06-22 23:04:03)
『THE ELEVENTH HOUR』を思い起こさせる、ロドニー・マシューズ画伯の手によるジャケット・イラストをフィーチュアして、前作『ON THE THIRTEENTH DAY』から僅か1年のブランクで発表された14thアルバム。
大英帝国の重鎮HRバンドとは思えぬフットワークの軽快さですが、それもこれも現在の彼らが好調の波に乗っているからこそ。訥々と語り掛け、身体の芯までじっくりと浸透して来るような深み/暖かみに溢れた、MAGNUM独特のHRサウンドをもって、英国チャート初登場で第17位にランクインを果たしたという本作の充実度もそれを裏付けています。
方々で指摘されている通り、ボブ・カトレイの声に衰えの兆候が現れ始めているのは隠しようのない事実ですが、この人の声の武器が艶だけでないこともまた周知の事実。例えば沸々と気分を高揚させる力強さに溢れた②なんて、矢折れ力尽き果てて
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MAGNUM-Escape From the Shadow Garden-The Valley of Tears ★★★ (2014-06-23 23:22:10)
まさに絶唱と表すべきボブ・カトレイのVo、
曲調を叙情的に色付かせるするマーク・スタンウェイのKey、
そして激シブの泣きのGソロを奏でるトニー・クラーキンと、
MAGNUM三本柱が揃って素晴らしい仕事振りを披露して
本編ラストを壮大に締めくくる名バラードです。
MAGNUM-Escape From the Shadow Garden-Unwritten Sacrifice ★★★ (2014-06-23 23:19:09)
序盤のボブ・カトレイのしわがれ声に不安を覚えるも、
楽曲が熱を帯びて力強く盛り上がる中盤以降は
それすらも凄みへと摩り替わって行きます。
大きな会場で聴いたら、泣きながらコブシ振り上げそうな
ライブ映えする勇壮さを兼ね備えている点も素晴らしい。
MAGNUM-Goodnight L.A. ★★★ (2011-05-12 22:41:14)
全英チャート第4位に食い込むヒット作となった7th『WINGS OF HEAVEN』の成功を受け、より「売れること」を意識して制作された'90年発表の8thアルバム。
プロデューサーに名手キース・オルセンを起用し、彼が所有するLAのスタジオでレコーディング。共作者としてジム・バランスやラス・バラード、スー・シフリンといった売れっ子ライター陣が名を連ね、おまけに出来上がったアルバムのタイトルは『GOODNIGHT L.A』・・・これで不安を感じないファンはおらんだろ?っつーぐらいMAGNUMらしからぬ要素てんこ盛りの本作だが、意外にもクオリティの方は高い。
ざっくりと歯切れの良いHM成分の増量と引き替えに、ブリティッシュ然としたウェット感は薄れてしまったものの、ボブ・カトレイの極上の歌声と、ト二ー・クラーキンが生み出すメロディのフックに鈍りはない。大味なノリの①②はともかく、マ
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MAGNUM-Into the Valley of the Moonking ★★ (2010-06-08 22:32:00)
再結成以降の作品は、細々とながらもちゃんと国内盤が出ていたので今回も期待していたのだが、
結局リリースが見送られてしまった'09年発表の14thアルバム。イマジネーションをかき立てられる
アルバム・タイトルに、名匠ロドニー・マシューズが手掛けた美麗なアートワーク、それに何より、
英国のバンドならではの湿り気と、淡くファンタジックな色合いに包み込まれた重厚な叙情HRサウンドは
相変わらずハイクオリティな内容を誇っているだけに、何とも勿体ないの話じゃありませんか。
初期ドラマティック路線への回帰の姿勢も感じられた前作『PRINCESS ALICE AND THE BROKEN ARROW』に比べると、
本作は幾分シンプルでポップな作風ながら、暖かみに溢れた音色でよく歌うトニー・クラーキンのGと、
華やか且つ上品なマーク・スタンウェイのKey、そして英
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MAGNUM-Into the Valley of the Moonking-All My Bridges ★★ (2010-06-09 22:55:28)
高揚感に満ち溢れたポップ・チューン。
マーク・スタンウェイの手による
優雅で華やかなイントロを耳にしただけで
心が浮き立つのを感じますね。
MAGNUM-Into the Valley of the Moonking-Cry to Yourself ★★ (2010-06-09 22:48:57)
ファンタジックなイントロと共に優雅に本編の幕開けを飾る
アルバムのOPナンバー。後半でじっくりと聴かせてくれる
トニー・クラーキンのGが渋い。
MAGNUM-Into the Valley of the Moonking-No One Knows His Name ★★ (2010-06-09 23:03:41)
前曲“MOONKING"の勢いを引き継ぎ、
これまた劇的且つ力強く展開していくナンバー。
サビを彩るファンファーレ調のKeyメロディが印象的。
MAGNUM-Into the Valley of the Moonking-The Moon King ★★★ (2010-06-09 23:01:04)
ブルージーに始まり、じっくり劇的に盛り上がっていく
アルバム表題曲にして本編のハイライト的名曲。
憂いに満ちたメロディを熱唱するボブ・カトレイのVo、
燻し銀の魅力を放つトニー・クラーキンの泣きのG、
スペーシー且つ壮大なマーク・スタンウェイのKeyと
MAGNUMの三本柱が揃って良い仕事しまくり。
またTHUNDER解散後、復帰を果たしたハリー・ジェイムズの
堅実なドラミングも楽曲のドラマ性向上に
大きく貢献しているように感じられます。
MAGNUM-Into the Valley of the Moonking-Time to Cross That River ★★★ (2010-06-09 23:13:58)
なぜか知らねどライブ風の歓声が付け加えられた、
淡く美しい叙情バラードの名曲。
こうした楽曲を歌うボブ・カトレイの歌声は本当に素晴しい。
忘我の境地で聞き惚れてしまいます。
エモーショナルに爪弾かれるクラキンさんの
アコギと、楽曲のおセンチさを高める
マーク・スタンウェイのKeyも素晴しいったら。
MAGNUM-Kingdom of Madness ★★ (2008-03-15 02:15:00)
'72年の結成以来、紆余曲折を経ながら現在も活動を続けるベテランHRバンド、大英帝国の至宝ことMAGNUMが、E.L.O.との仕事で知られる
ジェイク・コマンダーをプロデューサーに迎えて制作、'78年にJET RECORDSからリリースした1stアルバム。(邦題は『狂気同盟』)
起伏に富み、場面転換の激しい曲展開、美しく華麗なコーラス・ハーモニーやテープの逆回転など、初期QUEENを
彷彿とさせる凝ったアレンジの数々、曲間を排し、アルバム本編をまるで1つのストーリーのように流麗に物語っていく
構成etc・・・と、MAGNUMのカタログ史上、最もプログレッシブ・ロック・テイストが色濃く感じられる本作。
優雅にしてファンタジック、それでいてハード・ロック的なエッジもピリリと効いた、彼らならではのドラマティックな
HRサウンドは既に完璧に確立済みで、その筆頭
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MAGNUM-Kingdom of Madness-All That Is Real ★★ (2008-03-15 02:27:30)
穏やかな叙情味に包まれた前半から、
スリリング且つハードなインスト・パートへと雪崩れ込んでいく、
ダイナミックな曲展開が魅力の名曲。
MAGNUM-Kingdom of Madness-In the Beginning ★★ (2008-03-15 02:20:52)
場面展開の激しいオペラティックな曲展開といい、
叙情的で、どこか郷愁を誘うメロディといい、
テープの逆回転を用いたアレンジといい、
初期QUEENを思わせるプログレッシブ・ロック・マインド溢れる名曲。
MAGNUM-Kingdom of Madness-Invasion ★★★ (2008-03-15 02:31:19)
邦題は“侵略"で、個人的には“KINGDOM OF MADNESS"と並ぶ
1stアルバムのハイライト・チューン。
劇的なGリフと、ビシバシと打ち込まれる「キメ」が
最高にカッコイイ疾走曲。
MAGNUM-Kingdom of Madness-Kingdom of Madness ★★★ (2008-03-15 02:24:33)
MAGNUMが屈指の代表曲にして、永遠の名曲。
繊細なアコギと、幻想的なフルートの音色を経て、
劇的なGリフが勇ましく刻まれ始めた瞬間にノックアウト。
中間部のメロウ・パートから、再度、激しく曲が
盛り上がっていく場面は、何度聴いても鳥肌モノのカッコ良さ。
MAGNUM-Lost on the Road to Eternity ★★★ (2018-03-13 23:23:43)
'18年発表の最新スタジオ・アルバム。前作『SACRED BLOOD“DIVINE”LINE』から2年足らず、リ・レコーディング曲を含むバラード集『THE VALLEY OF TEARS』からは僅か1年のブランクでリリースという、他のベテラン・バンドにも見習わせたいフットワークで活動を続けるMAGNUM。長らく三本柱の一柱だったマーク・スタンウェイ(Key)と、再結成以降のバンドの土台を支え続けたハリー・ジェイムズ(Ds)を失いながらも、本作の完成度の高さには全く揺るぎがないのですから、トニー・クラーキン(G)とボブ・カトレイ(Vo)の看板コンビの旺盛な創作意欲には脱帽ですよ。
音楽性に大きな変化は見受けられず、大英帝国産の貫禄と威厳をその身に纏わせつつも、周囲を睥睨するよりも聴き手に寄り添い、そのハートを芯からポカポカと温めるかのような「遠赤外線メタル」ぶりも健在。マンネリ?とん
…続き
MAGNUM-Lost on the Road to Eternity-Lost on the Road to Eternity ★★★ (2018-03-13 23:37:15)
Keyによる壮大且つシンフォニックなイントロを経て、
ボブ・カトレイとトビアス・サメットのツインVo体制のもと、
ブリティッシュHMならではの憂いとドラマ性を帯びた
サウンド絵巻が、力強く、ドラマティックに展開。
合唱を誘うコーラス等、ライブ映えするパートが
しっかりと組み込まれている曲作りの巧みさも
心ニクいアルバム表題曲。
MAGNUM-Magnum II ★★★ (2008-03-18 23:08:00)
素っ気無いアルバム・タイトルとジャケット・デザインが災いしたのか、MAGNUMのカタログの中では、イマイチ地味な扱いを
受けがちの'79年発表の2ndアルバム。(プロデュースはTEN YEARS AFTERのレオ・ライオンズが担当)
確かにここには、聴き手を一発で虜にする“KINGDOM OF MADNESS"級の強力な名曲は収められていないものの、
どっこい、1st『KINGDOM OF MADNESS』の音楽性を受け継いだ、優雅で劇的、且つファンタジックな
叙情派HRサウンドには一片の曇りもなく、収録曲のクオリティも押し並べて高め。
前作に比べると、大作主義やプログレ色がやや後退し、楽曲がコンパクトに練り込まれているのが特徴で、
リチャード・ベイリー(Key)を中心にまとまったインスト・パートよりも、本作発表前にボーカル・トレーニングを
受け
…続き
MAGNUM-Magnum II-All of My Life ★★★ (2008-03-18 23:29:05)
ジャジーな雰囲気も漂うクールな前半から、
テンポアップして盛り上がっていく、
アルバムのラストを締めるに相応しいドラマティカルなナンバー。
MAGNUM-Magnum II-Great Adventure ★★★ (2008-03-18 23:14:03)
シンセによる劇的なイントロで一発K.O.となる、
スケールの大きなOPナンバー。
5分に満たないランニング・タイムの中に、
多彩且つドラマティックな曲展開が詰め込まれた名曲。
MAGNUM-Magnum II-If I Could Live Forever ★★★ (2008-03-18 23:18:51)
荘厳なイントロ部分だけで掴みはOK。
憂いを帯びたメロディを、エモーショナルに歌いこなすボブ・カトレイのVoと、
気品漂う叙情性を演出するリチャード・ベイリーのKeyが
胸を締め付ける名曲。
MAGNUM-Magnum II-Reborn ★★ (2008-03-18 23:24:00)
プログレ色が濃厚なダイナミックな曲展開を備えた、
レコードでいうところのA面ラスト・ナンバー。
格調高いピアノ・サウンドにシンセ、フルートをもって、
楽曲のドラマ性を高めるリチャード・ベイリー(Key)の
八面六臂の活躍っぷりが最大の聴きどころ。
MAGNUM-Magnum II-So Cold the Night ★★★ (2008-03-18 23:26:55)
ホルストの組曲「惑星」の“火星"を思わせる
重厚な導入部を経て、雄々しく、ドラマティックに展開していく
プログレ・テイストが色濃い名曲。
MAGNUM-On a Storyteller's Night ★★★ (2008-03-29 10:14:00)
所属レーベルの倒産等、数々の不運が重なり、活動休止(というか事実上の解散)へと追い込まれたMAGNUMが、'84年の
レディング・フェスティバルへの参加を機に復活を果たし、新たにFM RECORDSと契約を結び、'85年に発表した5thアルバム。
全英チャート24位にランクインしたのを筆頭に、欧州全土で好セールスを記録し、MAGNUM起死回生の一撃となった本作は、
ロドニー・マシューズの手による、幻想的なジャケット・アートワークが端的に物語る通り、如何にも英国然とした
湿り気をタップリと含んだ、ファンタジックでドラマティックなHRサウンドが、最初から最後までギッシリと詰め込まれ、
多くのファンが、このアルバムをMAGNUMの最高傑作に推すのも納得のハイクオリティを誇る。
ハード且つソリッドな作風が印象的だった前作から一転、暖かく包み込むようなサウンド・
…続き
MAGNUM-On a Storyteller's Night-How Far Jerusalem ★★★ (2008-03-29 14:22:33)
静かな冒頭から、ボブ・カトレイの熱唱に引っ張られる形で
力強く盛り上がっていく、5thアルバムのOPナンバー。
絶妙な節回し、抜群のリズム感など、
単に音程が正確というだけでは歌いこなすことの出来ない、
この手の楽曲を説得力十分に歌いきる彼のVoを聴いていると、
やはり凄いシンガーだなぁ、と、しみじみと感心。
MAGNUM-On a Storyteller's Night-Just Like an Arrow ★★★ (2008-03-29 14:24:35)
シングル・カットもされた、MAGNUMの代表曲の1つ。
憂いを帯びた、キャッチーなメロディが印象的な
洗練されたポップ・ナンバーで、
後の音楽性を変化を予感させる名曲。
MAGNUM-On a Storyteller's Night-Les Morts Dansants ★★★ (2008-03-29 14:34:40)
憂いに満ちた静かな導入部から、
タメを効かせながら、じっくりと盛り上がっていく
スロー・ナンバー。ある種、神々しさすら備えた曲自体の
完成度の高さも然る事ながら、この曲を更に一段上のレベルへと
高めているのは、間違いなくボブ・カトレイのVoパフォーマンス。
エモーショナルとはこういう事だ!という彼の歌唱は
涙がチョチョ切れそうになるほど感動的。
MAGNUM-On a Storyteller's Night-On a Storyteller's Night ★★★ (2008-03-29 14:28:44)
5thアルバムのタイトル・トラックにして、
アルバムのハイライト・ナンバー。
初期のプログレッシブ・ロック・テイストをホンノリと残した、
雄大且つドラマティックな曲展開と、
胸に染み入る、温かみを帯びた叙情メロディが絶品。
この手の曲を歌わせると、希代のストーリーテラー、
ボブ・カトレイの右に出る者なし!
MAGNUM-On a Storyteller's Night-The Last Dance ★★★ (2008-03-29 14:37:56)
ラストを感動的に締め括る名バラード。
5thアルバムでは、シンセをメインにしたモダンなKeyプレイに
終始するマーク・スタンウェイが、
ここで遂に炸裂させるピアノ・サウンドが
楽曲の一層の盛り上がりを演出しています。
MAGNUM-On the Thirteenth Day ★★★ (2013-05-18 00:38:28)
久し振りに国内盤のリリースが実現した'13年発表の16thアルバム。アートワークは勿論ロドニー・マシューズが手掛けていますが、何かちょこっとテイストが異なるような?
ここ数作の流儀に則り、初期作の如きファンタジックな色合いを抑えた作風は派手さも控えめですが、トニー・クラーキン(G)が匠の業でクリエイトする楽曲の数々は、さり気ない所作から大英帝国の威厳や格式が匂い立ち、例えアレンジや曲展開を大袈裟に盛らずとも既に十二分にドラマティック。
MAGNUM印の荘厳さとスケール感を併せ持つ①②、王宮でダンスのステップを踏むが如き③、アタッキーなリズムが映える④、聴き手を勇気付けるような高揚感に満ちた⑤⑦、重厚なバラード⑧、雄々しくエピカルな⑪等、ボブ・カトレイの深い包容力を湛えた歌声によって綴られる本編は、(彼の歌声同様に)火傷しそうな熱さではなく、体を芯からじんわりと活性化させてくれ
…続き
MAGNUM-On the Thirteenth Day-All the Dreamers ★★★ (2013-05-19 21:39:15)
7分のランニング・タイムの中に
威厳、スケール感、人間的暖かみ等
「大英帝国の至宝」たるMAGNUMの魅力が
ぎゅっと凝縮されたOPナンバー。
MAGNUM-On the Thirteenth Day-Blood Red Laughter ★★★ (2013-05-19 21:44:09)
まさしくブリティッシュな湿り気と重厚感が漂って来る楽曲。
国内盤にはボートラとして本曲のアコースティック・バージョンも
収録されていますが、メロディの質が高いので
どっちのバージョンでも魅力が削がれていることがありません。
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