この曲を聴け!
火薬バカ一代さんのページ
火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 351-400
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 | 49 | 50 | 51 | 52 | 53 | 54 | 55 | 56 | 57 | 58 | 59 | 60 | 61 | 62 | 63 | 64 | 65 | 66 | 67 | 68 | 69 | 70 | 71 | 72 | 73 | 74 | 75 | 76 | 77 | 78 | 79 | 80 | 81 | 82 | 83 | 84 | 85 | 86 | 87 | 88 | 89 | 90 | 91 | 92 | 93 | 94 | 95 | 96 | 97 | 98 | 99 | 100 | 101 | 102 | 103 | 104 | 105 | 106 | 107 | 108 | 109 | 110 | 111 | 112 | 113 | 114 | 115 | 116 | 117 | 118 | 119 | 120 | 121 | 122 | 123 | 124 | 125 | 126 | 127 | 128 | 129 | 130 | 131 | 132 | 133 | 134 | 135 | 136 | 137 | 138 | 139 | 140 | 141 | 142 | 143 | 144 | 145
ANTHEM-Immortal ★★★ (2011-10-06 22:13:09)
新生ANTHEMのハード&へヴィな側面を追求したかのような屈強な作風に仕上がっていた10th『ETERNAL WARRIOR』から一転、曲によってはKeyを導入し、キャッチーなメロディ重視の姿勢を打ち出す等、新味を増量して曲調の幅を広げに掛かった'06年発表の11thアルバム。
“ONSLAUGHT”や“LIFE GOES ON”クラスの名曲が見当たらないため、購入当初は「前作には及ばない出来かなぁ」とも思ったものですが、繰り返し聴き込む内にジワジワと楽曲の良さが五臓六腑に浸透し始め、印象が向上。
“IMMOTAL BIND”や“ECHOES IN THE DARK”といったANTHEM印の名曲を手始めに、フック満載のメロディに彩られた捨て曲なしの楽曲群がぎゅう詰めの本作は、トータルの完成度ではラスト2曲が弱かった『ETERNAL~』をも上回るクオリティを有する印象。(その代
…続き
ANTHEM-Immortal-Mob Groove ★★★ (2011-10-06 22:17:49)
Keyを巧みに用いて
ミステリアスに浮遊するサビメロが出色。
ちょっとRAINBOWっぽさを感じたりも。
個人的にもアルバムのハイライト・ソングに推したい1曲。
ANTHEM-Immortal-Soul Motor ★★ (2011-10-06 22:27:19)
MOTORHEADというか、80年代前半のスピード・メタリックな
Gリフに当初は違和感感じまくりでしたが、
聴き込む内に愛着が湧いてきました。
クセになる味がありますよね。
ANTHEM-Immortal-The Beginning ★★★ (2011-10-06 22:24:54)
リフとリズムは図太いが
哀愁を纏って歯切れ良く弾む曲調はキャッチー。
サビが良いねぇ。
ANTHEM-Last Anthem ★★ (2007-02-19 22:36:00)
皮肉な事に、ANTHEMのアルバムで一番最初に購入したのがこの作品でした。(バンド名は以前から知ってたけど)
いま改めて聴き直すと、音質やプレイ面で色々と粗も目立つものの、初めて聴いた時は単純に、
次々に繰り出されるハイクオリティなメタル・チューンの数々(選曲は文句なし。勿論漏れはあるが)と、
森川之雄の熱唱に「日本人でもこんなにパワフルに歌えるシンガーがいたんだなぁ」と圧倒されまくり。
彼の歌う“WARNING ACTION!"“LAST ANTHEM"“NIGHT AFTER NIGHT"“BOUND TO BREAK"といった、
ANTHEM初期の名曲群は、やはり強力だ。(1st時の坂本英三の歌唱も大概なもんだったしね/笑)
柴田直人のインタビューを読む限りでは、再発される事はあり得ない作品のようなので
(それともファンの声が高まれば封印が
…続き
ANTHEM-No Smoke Without Fire ★★ (2011-09-24 22:04:15)
初の海外(ロンドン)レコーディング、元RAINBOWのドン・エイリー(Key)のゲスト参加、そして福田洋也(G)最後の参加作品・・・と、様々な話題を背負って'90年にリリースされた6thアルバム。(ちなみにタイトルは『火のない所に煙りは立たぬ』の意)
爆走する“THE VOICE OF THUNDERSTORM”“DO YOU UNDERSTAND?”のようなパワー・メタル・ナンバーを収録しつつも、作品自体は、これまではサウンドの隙間を埋めるための小道具程度の扱いに過ぎなかったKeyが完全にアレンジの一部に組み込まれて機能していたり(ドン・エイリーの存在が影響しているのかな)、またアリーナ・ロック調の“POWER & BLOOD”みたいな楽曲も収録する等、ANTHEMのアルバムの中では比較的ライトな作風に仕上がっている・・・と言えるかも。(飽くまで「彼らにしては」レベルだけどね)
…続き
ANTHEM-No Smoke Without Fire-Blinded Pain ★★★ (2011-09-25 21:44:41)
この手の情念渦巻くムーディな楽曲歌わせると
森川は天下一品ですね。
終盤のエロチック(?)な熱唱が
息苦しい程の盛り上がりを演出してくれます。
ANTHEM-No Smoke Without Fire-Love on the Edge ★★★ (2011-09-25 21:42:46)
“SHADOW WALK”と並ぶ、アルバム『NO SMOKE WITHOUT FIRE』の
ハイライト・ナンバー。Keyが演出する軽快さはある意味「ポップ」とさえ
表現できそうだが、メロディはしっかりと泣いています。
ANTHEM-No Smoke Without Fire-Shadow Walk ★★★ (2011-09-25 21:39:29)
イントロのGリフ一発で虜となってしまう
“HUNTING TIME”と並ぶ森川時代屈指の名曲。
ANTHEM-Official Bootleg ★★★ (2017-12-30 23:33:47)
これまで未発表だったデモ音源やライブ映像、それに現在では入手困難なEXPLOTION RECORDS発のオムニバス盤『HEAVY METAL FORCE』に提供した楽曲等を、蔵から引っ張り出して来て柴田直人(B)監修のもと取りまとめた、CD2枚・DVD1枚からなる正に『OFFICIAL BOOTLEG』の名に相応しい作品。この手の高価なBOXセットは、資料価値に釣られて大枚はたいて購入するも、その行為自体に達成感を覚えてしまい、結局本編は大して聴かずに放置という本末転倒なことになりがちで、本作もしばらく棚で埃を被ってしまっていたのですが、EP『READY TO RIDE』の再発を切っ掛けに初期ANTHEMに対する情熱が再燃。ここ暫くは毎日のように聴いている次第で。
特にANTHEM初代フロントマンにして、ジャパメタ愛好家からは藤本泰司(G)率いるDANCERのシンガーとして有名な前
…続き
ANTHEM-Overload ★★★ (2011-10-04 22:50:21)
森川之雄(Vo)時代の楽曲を坂本英三(Vo)が歌っているような印象もあった再結成第1弾アルバム『SEVENTH HILL』に比べ、メロディのフックライン強化はもとより、星飛馬が瞳を燃やしながら泣いているかの如き(何だそりゃ)劇画チックなOPナンバー“REVENGE”、図太いリフの刻みから繊細なバッキングまで清水昭男の振れ幅の大きなGプレイが光る“VOICES”、ドスの効かせて突き進む“DEMON'S RIDE”という強烈な先制パンチを浴びせてくる冒頭3曲が雄弁に物語る通り、収録楽曲が一層屈強に鍛え上げられて「新生ANTHEMはこの路線で行くぜ!」との柴田直人(B)の気合が伝わってくるかのような、タフでストロングな作風に仕上がった、'02年発表の9thアルバム。
頭3曲は勿論のこと、中盤にはライブに欠かせないアルバム表題曲“OVERLORD”、後半にはノリ良く突っ走る“GOTTA G
…続き
ANTHEM-Overload-Gotta Go ★★ (2011-10-04 23:02:09)
ああ、そうか。
言われて見れば一時期のLOUDNESSを
思わせる1曲かもしれませんね。
“GOTTA FIGHT”辺りと(タイトルだけでなく曲調的にも)
共通点が見出せるかも。
ANTHEM-Overload-Revenge ★★★ (2011-10-04 22:56:21)
こういう曲を歌わせると坂本英三は天下一品。
昭和のスポ根アニメばりに燃えながら泣いている歌声に
メタル魂を炙られますね。
ANTHEM-Overload-The Voices ★★★ (2011-10-04 22:54:10)
歌メロのカッコ良さと華のある清水のGプレイが光る名曲。
先行シングルに相応しく、アグレッシブだけどキャッチーな
仕上がりなのも素晴しい。
ANTHEM-Ready to Ride ★★★ (2017-12-29 09:59:41)
バンド自身のプロデュースでレコーディング作業を行い’85年に発表された、初見時に思わず「ダサッ」と呟いてしまった若気の至り感溢れるジャケットと、レーベル面に印刷された《今やパワー・メタル全開!A面に針を落とした瞬間からもうインパクトの連続!成長したアンセムの怒涛のようなサウンドにメタルゾンビも逃げ出す!?》という昭和センス爆発のひょうきん(死語)な叩き文句が目印の5曲入りEP。
長らくCD化が待望され続けたレア・アイテムで、内容は福田洋也(G)のペンによるキャッチー&ワイルドな“READY TO RIDE”と、終盤に繰り出される扇情的なGフレーズにグッとくる疾走ナンバー“SHED”という2曲の新曲に、1st『ANTHEM』収録曲である“STEELER”“ROCK’N ROLL STARS”“LAY DOWN”の英詞バージョンを加えた全5曲からなる構成。新曲・既発曲共に若さ漲るパワー
…続き
ANTHEM-Seven Hills ★★ (2011-10-03 20:58:21)
柴田直人(B)、坂本英三(Vo)、清水昭男(G)、本間大嗣(Ds)というラインナップで復活を遂げたANTHEMが、'01年に発表した通算では8枚目となるニュー・アルバム。
上記面子での再結成がアナウンスされた当初は「Voは森川之雄じゃないのか・・・」との考えが一瞬脳裏を過ぎりもしましたが、アニメタルの大ヒットにより常に第一線でHMソングを歌い続け、持ち前の「メタルを歌うためにある灼熱声」に磨きを掛けていた坂本ほど新生ANTHEMのフロントマンの座に相応しい男はなく(森川も『まんが日本メタルばなし』を演ってたけどね/笑)、それはHMならではの硬質感と哀愁に満ちたメロディが同居する先行シングル曲“GRIEVE OF HEART”における、彼の堂々たる歌唱を聴けば明らか。
新生ANTHEMがこれ以降も傑作/力作を連発した事もあって、改めて対峙するとやや色褪せて聴こえる部分が無きにし
…続き
ANTHEM-Seven Hills-Grieve of Heart ★★★ (2011-10-03 21:05:37)
これはまさにANTHEMにしか作り得ないタイプの名曲。
「歌謡メタル」ってのはけだし名言ですね。
個人的には森川時代を思い起こさせる楽曲なのですが、
それを見事に歌いこなす坂本のシンガーとしての
成長っぷりにも瞠目させられます。
ANTHEM-Seven Hills-Running Blood ★★★ (2011-10-03 21:00:58)
聴き手を鼓舞する勇ましさだけでなく、
キャッチーなノリの良さを備えている辺りも
素晴しいですね。
ANTHEM-The Show Carries On! ★★★ (2011-09-21 22:27:21)
2nd『TIGHTROPE』がアメリカでCMJチャート入りした事を追風に、渡米してLAのクラブで敢行したコンサートの模様を捉えたライブ盤。坂本英三最後の参加作品であり、ビデオ版も3ヵ月後にリリースされている。
これ以前にも、既にLOUDNESSやVOW WOWが海外でのライブを成功させていたわけだが、彼らは英詞メインで活動していたバンドであり、果たして日本語で歌うANTHEMが海外で受け入れられるもんなの?と恐る恐る聴いてみたら、これが大ウケしていて驚くやら安心するやら。
英会話能力の不足からかMCが単純なセンテンスの繰り返しに終始していたり、時々気不味い「間」が開いてしまったりする辺りには親近感を覚えずにはいられませんが(笑)、例えそれらを差し引いたとしても、全身全霊を込めてシャウトする坂本の灼熱のVoを手始めに、和製エディ・ヴァン・ヘイレンこと福田洋也のフラッシーなGプレ
…続き
ANTHEM-Tightrope ★★ (2011-09-19 21:33:31)
1st『ANTHEM』との間にEP『READY TO RIDE』のリリースを挟んで'86年に発表された2ndフル・アルバム。
セルフ・プロデュースの上、殆ど一発録りに近いノリでレコーディングされたという本作は、音の悪さにかけてはANTHEMのアルバムの中でも1、2を争うが、その分ホットで荒々しい勢いが損なわれる事なく封入されており、全編に満ちる攻撃性の高さにおいてもANTHEMのカタログ中トップクラス。
デビュー作だって相当に荒っぽい内容だったが、未熟さゆえ図らずもラフな仕上がりになってしまったあちらに対し、今回は意図的に荒々しさが前面に押し出されているのが大きく異なる点で、例えばキャッチーなアカペラ・パートからスタートする“VICTIM IN YOUR EYES”、スラッシュ・メタルばりの突進力を誇る“DRIVING WIRE”、激烈にラストを締め括る“BLACK EYED
…続き
ANTHEM-Tightrope-Driving Wire ★★★ (2011-09-19 21:35:51)
確かにバンド史上最速ナンバーかも。
それでいてメロディにもちゃんとフックが効いていて
大味に流さない辺りが流石ANTHEM。
ANTHEM-Tightrope-Night After Night ★★★ (2011-09-19 21:45:51)
整合性よりパワー重視の楽曲が並んだ
2ndアルバムの中にあって、
後のANTHEMの方向性を指し示した必殺の名曲。
バンカラちっくな哀愁背負って疾走する
キャッチーなメロディに思わず男泣き。
ANTHRAX-Among the Living ★★ (2006-09-25 21:36:00)
Voが二ール・タービンからジョーイ・べラドナに代わって2作目、バンドの体制もより一層強固なものとなり、
いよいよ本領発揮といった感じの、'86年発表3rdアルバム。
前作「SPREADING THE DISEASE」では、未だ欧州へヴィ・メタルからの影響の名残りがそこかしこに見受けられたが
(そこがまた素晴しかったわけだけど)、今回はそうした要素は一掃・・・というか、その手の影響を完全に消化しきって
自らの血肉へと変え、METALLICAの構築美とも、SLAYERの破壊力とも、MEGADETHの複雑さとも違う、
エネルギッシュでスポーティな(汗の似合う)ANTHRAX流スラッシュ・メタルの創出に、見事成功している。
ヨーロピアン風味の湿り気は大きく後退したものの、躍動感溢れる縦ノリのリズム、引き締まったリフワーク、
そして、どことなく体育祭の応援
…続き
ANTHRAX-Fistful of Metal ★★ (2006-09-23 02:34:00)
スラッシュ四天王の中で、個人的に最も思い入れが少ないのが実はANTHRAXだったりする。他の3バンドと違って
ライブを見た事がないからか、はたまた、アメリカンなネアカさが一番強く感じられるからか・・・理由は自分でも
よう分からんのだけれど、しかしそんな不届き者ですら、彼らの初期3枚のアルバムの完成度には、脱帽せざるを得ない。
特に、この'84年発表の1stは、他のスラッシュ四天王やEXODUSのデビュー作がそうであったように、NWOBHMからの影響が
微笑ましいぐらいにモロ出しで非常に好感が持てる1枚。中でも、アルバムをOPを猛スピードで駆け抜ける①や、
JUDAS PRIESTばりの攻撃的且つ華麗なツイン・リードGがドラマチックな④といった欧州風味の湿り気を帯びた楽曲は、
この1stでしか聴く事の出来ないタイプの名曲。実力的にはジョーイ・べラドナに及
…続き
ANTHRAX-Fistful of Metal-Panic ★★★ (2007-01-25 22:28:16)
劇的なツイン・リードに欧州へヴィ・メタルからの影響が色濃く薫る、
『FISTFUL OF METAL』でしか聴く事の出来ないタイプの名曲。
ANTHRAX-For All Kings ★★★ (2016-04-09 10:06:14)
ジョーイ・ベラドナ(Vo)復帰2作目、SHADOWS FALLのジョナサン・ドネイズ(G)を擁するラインナップで'16年に発表されたニュー・アルバム。
今回は初手からジョーイの存在を念頭に置いて曲作りが進められたとのことで、そのためか、全体的にオーセンティックなHM風味が増強。方向性は2nd『狂気のスラッシュ感染』に通じるのですが、しゃにむに限界を押し広げようとする爪先立ち感覚が、スラッシュ・メタルならではの焦燥感/疾走感として具現化していたあのアルバムに比べると、本作はメンバーの技量や作曲能力が格段に洗練され、またサウンドの中核の為すジョーイの歌唱が余裕綽々なこともあり、随分とメロディアスな仕上がりになったとの印象が。
尤も、それが「ユルい」なんて意味じゃないことは、エピック・メタル調のインスト序曲①に続き、スラッシュ界屈指のリズム・カッター・トリオ、チャーリー・ベナンテ(
…続き
ANTHRAX-For All Kings-For All Kings ★★★ (2016-04-11 22:04:11)
朗々歌い上げられ、エピック・メタルと聴き紛うメロディアスなサビメロが
象徴するように、ジョーイ・ベラドナのVoが主役を張るアルバム表題曲。
聴いてるだけで身体が動き出すチャーリー・ベナンテのリズム・ワーク、
ジョナサン・ドネイズのメロディアスなリード・プレイはここでも良い仕事してます。
ANTHRAX-For All Kings-You Gotta Believe ★★★ (2016-04-11 21:57:00)
スラッシュ・メタル・シーン屈指のリズム・カッター・トリオが
歯切れ良く刻むリフ&リズムを伴って、タテノリで突っ走るアルバムOPナンバー。
ジョナサン・ドネイズのメロディアスなGプレイも大々的にフィーチュアされ、
これ1曲でニュー・アルバムの大体の方向性が把握できるという塩梅。
ちなみにCDジャケットだと1曲表記なんですが、実際は序曲〝INPALED”と
“YOU GOTTA BELIEVE”の2曲から構成されています。
ANTHRAX-Spreading the Disease ★★ (2007-04-17 21:36:00)
Voが二ール・タービンからジョーイ・べラドナに交代。陣容を整えて戦闘体勢に入った感のある'85年発表の2ndアルバム。
ANTHRAXの初期3作品はいずれも甲乙付け難いハイクオリティな内容を誇るが、中でも本作は
3rd『AMONG THE LIVING』と並んでバンドの最高傑作の呼び声も高い逸品。
とにかく、未だ欧州へヴィ・メタリックな雰囲気を色濃く残しつつも、デビュー作『FISTFUL OF METAL』から
格段にスピーディ且つエネルギッシュに研ぎ澄まされた収録曲のカッコ良さが半端じゃない。
何しろ、ビデオクリップも作られたバンドの代表曲③が、この中に並ぶと平凡に聴こえてしまうのだから、
本作のレベルの高さが分かろうというもの。勿論、捨て曲なし。
歌メロがIRON MAIDENを思わせる②、重々しくもメロディックな⑤、バラード調に始まりドラマ
…続き
ANTHRAX-Worship Music ★★★ (2012-04-25 22:32:34)
ジョーイ・べラドナ(Vo)が出戻ったご祝儀代わりに購入したのですが、想像以上にイカした内容に驚かされた10thアルバム。
名手チャーリー・ベナンテの爆発的ドラミングに導かれてスタートする本作とは言え、今更彼らがストレートなスラッシュ路線へと後戻りするわけもなく、ここで開陳されているのは流行に敏感なANTHRAXらしく、疾走感はそこそこに、ヒネリを加えて刻まれるリフ&リズムと、肉厚でしなやかなグルーヴ、それに今風の空気感もしっかりと捉えられたメタル・サウンド。
そんなわけで2ndや3rdのノリを期待するとスカされること確実ですが、しかしながら昨今のスラッシュ・リバイバルに触発されたのか、はたまた、ここ数年アメリカのモダンなメタル・サウンドが一周回って正統派HM色を強めている事の証左なのか、本作がその端々においてオールドスクールな要素を増量している事は紛れもない事実。シンガーが快
…続き
ANTHRAX-Worship Music-Fight 'Em Til You Can't ★★★ (2012-04-26 22:05:08)
シーン屈指のリフ・カッター、
スコット・イアンの妙技を堪能するならこの1曲。
タテノリで刻まれるリフ&リズムや、メロディックなGソロは
往年のANTHRAXを、憂いを帯びたメランコリックな
メロディ使いからはモダンな感覚も伝わって来る。
つまり両者の美味しいとこ取り。尚且つキャッチーなのも素晴しい。
この曲にピンと来たら、本アルバムは購入する価値ありですよ。
ANTHRAX-Worship Music-I'm Alive ★★★ (2012-04-28 01:15:37)
ズンズンと力強く刻まれるリフ&リズムに
「オ~オ~オ~♪」というエピック・メタル調の
コーラスが乗った勇壮なメタル・ナンバー。
曲調に併せてエモーショナルなソロを奏でる
ロブ・カッジアーノが良い仕事してます。
ANTHRAX-Worship Music-In The End ★★★ (2012-04-28 01:20:35)
弦楽器による短いイントロからスタートする
ヘヴィなミッド・チューン。
故ダイムバック・ダレルに捧げられているだけあって
全編が悲壮感に満ち溢れているが、メソメソせずに
空を仰いで黙って慟哭するかのようなソリッドな曲調が
このバンドならでは。
熱の篭ったジョーイ・べラドナの歌唱も素晴しい。
ANTHRAX-Worship Music-The Devil You Know ★★★ (2012-04-26 22:12:52)
ジョン・ブッシュが歌ってもハマりそうな曲調ですが、
ジョーイ・べラドナが歌ってこそのこの躍動感でしょうかね。
キャッチーで憂いを帯びたサビメロが秀逸で、
かつてのANTHRAXと現代のANTHRAXのサウンド・スタイルが
無理なく融合をみています。
1stシングルなのも納得。
ANVIL ★★ (2009-05-19 22:54:00)
映画雑誌を読んでいたら、『ANVIL! THE STORY OF ANVIL』という
ANVILのドキュメンタリー映画(!)の記事が目を引いた。
ツアーに出れば散々な目に遭い、CDを自主制作してもレコード会社から
「ロートルに用はねえよ」と門前払いを食ってしまうというドン底状態のANVIL。
だが映画のクライマックス、'06年に日本のLOUD PARKに出演した彼らは大観衆から喝采を浴びるのだった・・・
という紹介文を読んでるだけでかなりグッと来るものがあった。
日本でも公開してくんないかなぁ。
ANVIL ★★ (2009-08-11 10:23:00)
ANVIL ★★ (2009-10-10 01:31:00)
雑誌でANVILの特集が組まれたり、LOUD PARK 09での来日が決まったりと
数ヶ月前の状況が嘘のような盛り上がりっぷりで嬉しい限り。
LOUD PARK 06の時は、FAIR WARNINGの再結成公演とバッティングしたせいで
見に行けなかったので、今回こそは生で見られるといいなぁ。
ANVIL ★★ (2009-11-02 23:45:00)
俺も見てきましたよ、映画。
ドキュメンタリー見に映画館へ行ったのなんて何年ぶりだろう?
ともあれ内容は最高でした。
月並みな表現ですが、笑えるし、泣けるし、感動的。
特にクライマックスのLOUD PARKのシーンは、その前にヨーロッパ・ツアーで
酷い目に遭ってるANVILの姿を散々見せられてるだけに、一層感動的に映りましたね。
(客が4、5人しかいないライブも悲し過ぎるが、個人的にもっと痛かったのは
1万人収容できる会場に客が100人しか来てないライブでしょうか)
尚、映画を見た帰り道『THIS IS THIRTEEN』を購入した事は言うまでもありません。
ANVIL ★★ (2010-04-21 00:02:00)
ANVILの東京公演二日目に行って参りました。いやー、良かった。
「平日だし、雨降ってるし、客入り悪かったらバンドに申し訳ないなぁ」
とか戦々恐々としながら足を運んだのですが、ちゃんと会場は
埋まっていましたし、何よりファンの尋常ならざる盛り上がり具合が
凄まじかった。自分らだけでなく、バンドにも喜んで貰いたいという
献身が感じられてちょっとホッコリしましたね。
心底嬉しそうな笑顔を浮かべながら動き回るリップスが、非常に
チャーミングなオッサンっぷりを発揮していて、そりゃファンも
献身的になるよなぁ、と妙に納得。また、全く休むことなく百面相を
炸裂させながらドラムセットと格闘する、ロブの豪快なドラミングも痛快でした。
この後には大阪と広島公演もあるようなので、行こうかどうか
まだ悩んでいる方は、是非とも足を運ぶ事をお薦めさ
…続き
ANVIL CHORUS-The Killing Sun ★★ (2010-02-11 01:24:00)
元HEATHENのダグ・ピアシー(G)が在籍し、EXODUSやMETALLICAといった数多くのスラッシュ・メタル・バンドに
影響を与えた事で知られるベイエリアのレジェンド、ANVIL CHORUS、デビュー20数年にして初となるフル・アルバム。
とはいえ、そうしたゴツいイメージを持って本作に挑むと、⑤⑧のような「ポップ」と表現して差し支えない
楽曲をも収録したオーセンティックな作風に(cri0841さんの仰る通り)肩透かしを食らう事は必至。
どこか浮遊感のあるメロディを歌うヘタウマVo、劇的にハモるG、分厚くスペーシーなボーカル・ハーモニー、
単なるバック・グラウンドの埋め草に留まらぬ活躍っぷりを魅せるKey、そして作り込まれた曲展開から成る楽曲は、
メンバーがNWOBHMとプログレッシブ・ロックからの影響を公言する通り、丁度、両者を足して2で割った
…続き
ANVIL CHORUS-The Killing Sun-European ★★ (2010-02-11 08:53:32)
ポップ且つ憂いを帯びたメロディを歌うVo、
そのVoに負けないぐらい歌うGに、
曲展開の鍵を握るKey、そして軽快な曲調と、
全体を包み込むプログレ・ハード的な雰囲気が魅力。
ANVIL CHORUS-The Killing Sun-Once Again ★★ (2010-02-11 09:00:01)
'82年発表のデビュー・シングル『BLONDES IN BLACK』にも
収録されていた、彼らの代表曲の一つで、
本編収録曲中、最もプログレ方面からの影響が感じられる
メロディアスでドラマティックな名曲。
KeyとGが良い仕事してます。
ANVIL CHORUS-The Killing Sun-Phase to Phase ★★ (2010-02-11 08:44:59)
アメリカのバンドとは信じられないぐらい
NWOBHMの遺伝子が組み込まれた哀愁のHRナンバー。
泣きながらハモるツインGがPRAYING MANTISを
彷彿とさせるが、実際、メンバーはマンティスから
影響を受けているのだとか。
ANVIL CHORUS-The Killing Sun-The Blade ★★ (2010-02-11 08:48:31)
エッジの立ったGリフの刻みや、
リフとリズムが低い姿勢でズンズンと進んでいく様が
初期VICIOUS RUMORSを思わせるパワフルな1曲。
IRON MAIDEN調のツインGが印象に残ります。
ANVIL-Absolutely No Alternative ★★★ (2021-07-12 22:49:34)
前作のジャケットではアコギをぶっ壊していましたが、今回はオーディオを完膚なきまでに破壊する金床ジャケットが目印の’97年発表の8thアルバム。
『断じてオルタナティブに非ず』という表題が力強く宣言する通り、本作でも徹頭徹尾、オールドスクールなパワーメタル・サウンドが炸裂。何せOPナンバー①のタイトルからして“OLD SCHOOL”というヒネリのなさ。この直球勝負の姿勢は楽曲の方にも反映されていて、重厚感を増した音作りの下、耳に突き刺さるリップスVo、手の骨折を押して弾きまくるG、相変わらずの音数の多さで荒れ狂うロブのDsとが、これまで以上にヘヴィネスを伴い押し寄せる様は、群がる観衆を蹴散らしながら花道を入場してくる昭和の外人プロレスラーばりの威容を誇っています。特に①における、2、3曲分の音符を無理やり1曲の中に詰め込んだみたいなロブのリード・ドラムっぷりは笑っちゃうぐらいに圧巻。
…続き
ANVIL-Absolutely No Alternative-Old School ★★★ (2021-07-13 23:52:22)
愚直なタイトルそのまんまに、ゲンコでガンガンぶん殴りに
くるような迫力に満ちたパワー・ナンバー。
ドラムキットと格闘するロブの姿が目に浮かぶような
ギュウギュウに音数を詰め込んだドラミングが痛快です。
ANVIL-Forged in Fire ★★ (2010-05-04 22:31:00)
意表を突いて、妖しくドゥーミーなヘヴィ・チューンで本編の幕が開く'83年発表の3rdアルバム。
と言っても、おどろおどろしいリップスの歌唱が映えるその①は、現在でもライブに欠かす事の出来ない
ANVILの代表曲の一つだし、それ以外にも本作には、より雄弁に歌うようになったリップスのVoと、音数の多い
ロブ・ライナーのドラミング(ちょっと不安定だけどね/笑)を活かして前へ前へと押し出してくる、
彼ららしいパワフル且つキャッチーな名曲・佳曲がズラリ顔を揃えている。
スラッシュ・メタル勃興に大きく貢献した、前作『METAL ON METAL』に比べると幾らか荒々しさは減ったものの、
その分、重厚感、整合性、それに金属的色艶は格段に増しており、ちょっとRAVENの『ALL FOR ONE』を
思い起こさせる方向性かな、と。(そういやANVILの映画にちらっ
…続き
ANVIL-Forged in Fire-Free as the Wind ★★★ (2010-05-04 22:22:27)
従来のANVIL流メタルとは趣きを異する
どちらかと言えば様式美HM寄りのナンバー。
個人的に彼らの作品で一番好きなのは
『METAL ON METAL』だけど、曲単位なら
このドラマティックな名曲が一番好きだ。
ANVIL-Forged in Fire-Winged Assassins ★★ (2010-05-04 22:30:02)
唸りを上げるB主導で重心低く突進する、
アルバムのラスト・ナンバー。
これより速い曲は同アルバム中にも存在するが、
攻撃性にかけてはこの名曲が一番。
ANVIL-Hope in Hell ★★ (2014-02-10 22:57:18)
輸入盤が出回り始めてから随分と経つのに、いつまでも国内盤が発売されず「まさか今回は出さないつもりでは・・・」とヤキモキしていたところで、漸く昨年末に国内盤のリリースが実現したANVILの15thアルバム。ちなみにHELLHOUNDのCROSSFIRE氏が思い入れたっぷりの解説文を寄稿していて、これはナイス人選。
映画にも出演していたグレン・ファイヴ(B)が脱退してしまいましたが、最早リップスの熱血VoとGプレイ、ロブ・ライナーの暴れ太鼓さえあればANVILサウンドが成立することは衆目の一致するところであり、今作も「らしさ」は微動だにせず。あと後任ベーシストが元CITIESってのもピッタリな人事過ぎてちょっと笑っちゃいましたよ。
重厚な仕上がりだった前作『JUGGERNAUT OF JUSTICE』の反動か、今回は全体的にシンプルなロックンロール・ナンバー中心の構成が取られてい
…続き
MyPage