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KROKUS-Headhunter
KROKUS-Headhunter-Headhunter
KROKUS-Headhunter-Ready to Burn
KROKUS-Headhunter-Screaming in the Night
KROKUS-Heart Attack
KROKUS-Heart Attack-Axx Attack
KROKUS-Hellraiser
KROKUS-Hellraiser-Spirit of the Night
KROKUS-Metal Rendez-vous
KROKUS-Metal Rendez-vous-Come On
KROKUS-Metal Rendez-vous-Fire
KROKUS-Metal Rendez-vous-Streamer
KROKUS-Metal Rendez-vous-Tokyo Nights
KROKUS-Stampede
KROKUS-Stampede-In the Heat of the Night
KROKUS-Stampede-Stampede
KRYPTONITE-Kryptonite
KRYPTONITE-Kryptonite-Fallen Angels
KUNI-Lookin' for Action
KUNI-Lookin' for Action-Little Rebel
KUNI-Lookin' for Action-Lookin' For Action
KUNI-Lookin' for Action-Reckless
KUNI-Lookin' for Action-Say Goodbye
KUNI-Lookin' for Action-Shine On
KUNI-Masque
L.A. GUNS-A Fistful of Guns: Anthology 1985-2012-It's Not True
L.A. GUNS-A Fistful of Guns: Anthology 1985-2012-Sex Action (Re-Recorded)
L.A. GUNS-Hollywood Forever
L.A. GUNS-The Missing Peace
L.A. GUNS-The Missing Peace-Speed
LAAZ ROCKIT
LAAZ ROCKIT
LAAZ ROCKIT-Annihilation Principle
LAAZ ROCKIT-Annihilation Principle-Fire in the Hole
LAAZ ROCKIT-Annihilation Principle-Mirror to Madness
LAAZ ROCKIT-City's Gonna Burn
LAAZ ROCKIT-Know Your Enemy
LAAZ ROCKIT-Left for Dead
LAAZ ROCKIT-Left for Dead-Brain Wash
LAAZ ROCKIT-Left for Dead-Desolate Oasis
LAAZ ROCKIT-Left for Dead-My Euphoria
LAAZ ROCKIT-No Stranger to Danger
LAAZ ROCKIT-Nothing$ $acred
LAAZ ROCKIT-Taste of Rebellion: Live in Citta
LANCIA
LANCIA-Lancia
LANCIA-Lancia-Goodbye
LANCIA-Lancia-Sweet Melody
LAOS
LAOS-WE WANT IT

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KROKUS-Headhunter ★★ (2008-11-07 22:49:00)

スイスの国民的人気バンドKROKUSが'83年にリリースした、彼らの最高傑作と名高い7thアルバム。邦題は『髑髏の紋章』
カミソリの如きVo、ソリッドなGリフにタイトなリズム、そして、欧州のバンドならではの翳りを湛えたメロディが
一体となって疾走する楽曲の数々は、(↑上で別の方が指摘されている通り)確かに『KILLNG MACHINE』や
『BRITISH STEEL』の頃のJUDAS PRIESTを彷彿とさせる仕上がりで、実際、プロデュースを担当しているのは
JUDAS PRIESTとの仕事で有名なトム・アロムだし、本家JPからはロブ・ハルフォードもゲスト参加。
だが、何よりも本作最大の魅力は、そのキャッチーさ。この親しみ易いノリの良さがあったればこそ、本作は
全米チャート最高25位にランクイン、ミリオン・セラーを記録する等の商業的大成功を収められた
…続き

KROKUS-Headhunter-Headhunter ★★★ (2008-11-07 22:56:01)

カミソリの如きVo、ソリッドで切れ味鋭いリフ、
タイトに疾走するリズム、そしてヨーロピアンな翳りを
湛えた劇的なツイン・リード・・・と、
HMバンドとしてのKROKUSの魅力がギュッと詰まった必殺の名曲。
アグレッシブでスピーディ、尚且つ非常にキャッチー。
いやー、カッコイイ。

KROKUS-Headhunter-Ready to Burn ★★ (2008-11-07 23:08:54)

メタリックな攻撃力と、適度なノリの良さを併せ持ったHMチューン。
バックVoとしてロブ・ハルフォードがゲスト参加。
一聴してそれと分かる特徴的な声でマーク・ストレイスのVoを
食いまくっていて、そのせいか、この曲のJUDAS PRIEST度は
他の収録曲に比べてもかなり高い。

KROKUS-Headhunter-Screaming in the Night ★★★ (2008-11-07 23:02:15)

名盤『HEADHUNTER』のメロウ・サイドを代表する名曲。
ダークでドラマティックな楽曲自体の完成度の高さも
然る事ながら、エモーショナルな歌声を聴かせてくれる、
マーク・ストレイスのVoが素晴しいったらありゃしない。
カミソリ・ボイスでスピード・ナンバーの切れ味を増す一方、
こういった叙情的な楽曲も情感豊かに歌い上げるんだから、
本当に優れたシンガーですなぁ。

KROKUS-Heart Attack ★★ (2020-06-03 00:09:47)

次世代バンドが続々メガヒットを飛ばすアメリカにおいて、徐々に居場所を失いつつあったKROKUSが、オリジナル・メンバーであるクリス・フォン・ロア(G)復帰と、MCA RECORDSへの移籍を経て'88年に発表した10thアルバム。
安定感のあるパフォーマンスや、マイケル・ワグナーが手掛けたプロダクションからはメジャー・バンドとしての貫禄が溢れてくる一方で、やる気が空回りしたかの如くDEF LEPPARDからWHITESNAKEまで、元ネタがスケスケ過ぎて目のやり場に困るような楽曲が続くため、「KROKUSがやらかした作品」として評価が割れる本作。
これ聴いて立腹するHR/HMファンの気持ちも非常に分かるのですが(当時メンバーは曲作りについてインタビューでどう答えていたんでしょうかね?)、後追いリスナーの気楽さゆえか、ライブで盛り上がりそうなアンセミックな③、『悪徳のメタル軍団
…続き

KROKUS-Heart Attack-Axx Attack ★★★ (2020-06-03 23:49:18)

メイン・リフはACCEPTの“FAST AS A SHARK”っぽいですが、
あの曲のあのリフは世界中のメタル・バンドにインスピレーションを授けた「発明」ですからね。
そこにJUDAS PRIESTの“FREEWHEEL BURNING”までブッ込んでいるのですから、
(オリジナリティはさておき)カッコイイ曲に仕上がらないわけがないという。

KROKUS-Hellraiser ★★ (2020-03-02 00:37:38)

スイスの国民的HRバンドKROKUSが、ドイツのAFM RECORDSに移籍後、1stアルバムのリリースから丁度30年というタイミング(’06年)で発表した15thアルバム。ちなみにプロデュースはPINK CREAM 69のデニス・ワードが担当しています。
タイトルが『HELLRAISER』と何やら厳めしい感じなので、もしかしたら名作『髑髏の紋章』ばりの80年代ヘヴィ・メタリックなサウンドを演ってくれているかも…と、仄かな期待を胸に聴き始めてみれば、立ち上がりからロックンロール・ナンバーが連打されるマッタリとしたお出迎え。やはりAC/DC路線には微塵の揺るぎもなかったという。そりゃそうか。
ただ、母国のアルバム・チャートで№1ヒットとなった前作『ROCK THE BROCK』(’03年)に続き、本作も最高第2位をマークしてゴールド・ディスクを獲得する等、KROKUSの健在ぶり
…続き

KROKUS-Hellraiser-Spirit of the Night ★★★ (2020-03-02 23:29:57)

メタリックに疾走する曲調が、名曲“HEADHUNTER”を
思い起こさずにはいられないスピード・ナンバー。
やればできる子、KROKUS!
メロディックに繰り出されるマンディ・メイヤーの
Gソロも楽曲のテンションを高めてくれています。

KROKUS-Metal Rendez-vous ★★ (2009-01-01 12:56:00)

本作より名Voマーク・ストレイスが加入。サウンド・スタイルも、欧州でのNWOBHMの勃発と歩調を合わせるかのように、
それまでの70年代型HRスタイルから、シンプル且つアグレッシブなエネルギーが迸るヘヴィ・メタル路線へと
転換を果たし、KROKUS躍進の切っ掛けともなった、'80年発表の4thアルバム。
ヘヴィ・メタルといっても、ここで聴く事が出来るのは傑作『HEADHUNTER』('84年)のようなJUDAS PRIEST直系の
それではなく、マーク・ストレイスのカミソリVoを活かして、キャッチーなタテノリのリフ&リズムが疾走するAC/DC路線。
自然に身体が動き出す楽曲の数々は、①を筆頭に理屈抜きの気持ち良さを誇るが、個人的な好みで言えば、
マークの幅広い歌唱力が堪能できる、JPを思わせる重厚なツインGをフィーチュアした③、SCORPIONS風の泣
…続き

KROKUS-Metal Rendez-vous-Come On ★★ (2009-01-01 13:06:24)

全体的にAC/DC色が濃厚な4thアルバムの中にあって、
この曲のJUDAS PRIESTっぷりは一際異彩を放つ。
(特にツインGのハモリ具合とか)
そういう意味では、後の『HEADHUNTER』の伏線となった1曲と言えるかも?

KROKUS-Metal Rendez-vous-Fire ★★ (2009-01-01 13:13:31)

マーク・ストレイスの歌唱が映える横ノリチューン。
Gがタメの効いたソロを聴かせてくれる、
中盤の劇的なインスト・パートは何度聴いてもグッときます。

KROKUS-Metal Rendez-vous-Streamer ★★ (2009-01-01 13:11:36)

揺らめくような叙情性に彩られた曲調が、
ブルージー且つダイナミックに盛り上がっていく名曲。
シャウトだけじゃない、マーク・ストレイスの歌の上手さが
際立つ1曲。Gも良い仕事をしてくれていますね。

KROKUS-Metal Rendez-vous-Tokyo Nights ★★★ (2009-01-01 13:03:21)

BABYESのメンバーから聞いた日本のソープランドでの思い出話を
元にしたという歌詞や、ゲイシャが喋る怪しげな日本語
(ドウカ行カナイデ、愛シテル)だけを取り出すと
単なる珍曲だが、それを彩る哀愁を帯びた曲調や、
マーク・ストレイスの歌う泣きの入ったメロディは非常に魅力的。

KROKUS-Stampede ★★★ (2020-05-06 00:14:10)

’89年発表の『HEART ATTACK』を最後に、ほぼ解散状態にあったというスイスのベテランHRバンドKROKUSが、'91年に帰還の挨拶として放った11thアルバム。(日本盤はVICTORからのリリース)
正直、この頃彼らについては「名前は知ってるけど…まだやってたの?」と完全に興味の範疇外。しかもバンドというよりは唯一残ったフェルナンド・フォン・アルプ(G)のソロ・プロジェクト状態ゆえ、本作に対する期待値は限りなくゼロベースだったのですが、しかし後追いで聴いて吃驚。これが名盤『髑髏の紋章』(’83年)にだって負けない気迫が漲る力作じゃありませんか。
脇を固めるメンバーも、元KILLERのマーニー・モーラー(G)、マーク・ストレイス激似のカミソリ・シャウトが鼓膜をつんざくピーター・マクターナー(Vo)、後にPOLTERGEISTに参加するピーター“ラビット”ハース(Ds)
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KROKUS-Stampede-In the Heat of the Night ★★★ (2020-05-07 00:48:19)

KROKUS版“死の国の彼方に”とでも言いたくなる(単なる印象論)
7分以上の長尺を情感豊かに、且つドラマティックに綴る大作ナンバー。
元HEADHUNTERの新Voピーター・マクターナーの
持てる力全てを振り絞るような熱唱に胸打たれます。

KROKUS-Stampede-Stampede ★★★ (2020-05-07 00:37:48)

「ソロ・プロジェクトだなんて言わせねえぜ!」
とばかりにフェルナンド・フォン・アルプが意気軒高に叩きつける、
タイトル通り荒馬の如く疾走するOPナンバー。
ツインGによる劇的なハーモニーと新Voの塩辛シャウトも
JUDAS PRIEST直系な楽曲のヘヴィ・メタリックな感触を増強してくれています。

KRYPTONITE-Kryptonite ★★★ (2024-12-18 01:13:03)

無敵のスーパーマン唯一の弱点として知られる物質からバンド名を頂戴して(るんじゃないかな?多分)KRYPTNITEを名乗ったスウェーデンの4人組が、'17年にFRONTTIERS RECORDSから発表した1stアルバム。
メンバーはTHE POODLESのヤコブ・サミュエル(Vo)を中心に、近年はPALACEやFIRST SIGNALで良い仕事しまくりのマイケル・パレス(G)、現TREATのポンタス・エグベリ(B)、ECLIPSE、W.E.T.他のロバン・バック(Ds)という、いずれも腕に覚えのある面々。更にプロデュース兼ソングライターとして名手アレッサンドロ・デル・ヴェッキオまで参集しているのですから、アルバムの方向性もクオリティの高さも、メロディ愛好家諸兄であればある程度推察できるのではないでしょうか。(実際その予想は当たっています)
正直なところ、1+1が10や20にな
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KRYPTONITE-Kryptonite-Fallen Angels ★★★ (2024-12-20 07:21:18)

アレッサンドロ・デル・ヴェッキオ提供曲。
ミドル・テンポでじっくり聴かせる哀愁のメロディを
ヤコブ・サミュエルの熱唱型のVoがエモーショナルに盛り上げてくれています。

KUNI-Lookin' for Action ★★ (2008-07-13 22:42:00)

80年代に、アメリカでミュージシャンとして活動を繰り広げ、近年はBIG M.F.代表として、
MANOWARのアルバムにライナーを寄稿したり、ケーブルTV番組の司会を担当したりと、音楽プロデューサー的な仕事を
こなしているKUNI(G)が、渡米時代に制作、'88年にリリースした2ndアルバム。
いかにも「ギタリストのソロ作品」といった印象だった前作『MASQUE』に比べ、メンバーを固定する事でよりバンドらしさを強調し、
アメリカでの成功を手中に収めるべく、ジェフ・スコット・ソートの熱くパワフルなVoを楽曲の中心に据え、
以前よりもグッと「歌」の比重を高めた本作は、親しみ易く洗練されたメロディの魅力が前面に押し出された仕上がり。
曲作りやアレンジメントに、プロデューサーとして参加しているSLAUGHTERのディナ・ストラムや、GIUFFRIA~QUIET
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KUNI-Lookin' for Action-Little Rebel ★★ (2008-07-17 23:44:23)

繊細な表現力に冴えを見せるKUNIのGソロが素晴しい、
哀愁のHRナンバー。

KUNI-Lookin' for Action-Lookin' For Action ★★★ (2008-07-17 23:29:51)

キャッチー且つ哀愁の効いたメロディといい、
溌剌と弾けるリズムといい、
LAメタル的な雰囲気が濃厚に漂う、絶品のポップ・メタル・チューン。
個人的にも、この曲が2ndアルバムのハイライトかな。

KUNI-Lookin' for Action-Reckless ★★ (2008-07-17 23:40:04)

アルバム随一のハードさを誇る疾走ナンバー。
ただ速いだけでなく、メロディにしっかりとフックが設けられているし、
カラフルなGソロも聴き応え十分。

KUNI-Lookin' for Action-Say Goodbye ★★ (2008-07-17 23:36:10)

憂いを帯びたメロディを、情感豊かに、エネルギッシュに
歌い上げるジェフ・スコット・ソートのVoが
素晴しいったらもう。

KUNI-Lookin' for Action-Shine On ★★ (2008-07-17 23:26:12)

下手するとこっ恥ずかしいだけのライブ風演出が
上手くハマッて、高揚感を演出してくれるノリノリのHRチューン。
フックの効いた歌メロと、フラッシーなGソロも○。

KUNI-Masque ★★ (2010-11-03 22:33:33)

上記で失恋船長さんが挙げておられる通り、LA界隈の名の知れたミュージシャン連中の協力を得て制作、'86年に発表された日本人ギタリストKUNIの1stソロ・アルバムが遂にリマスター再発。いや~、カセットテープしか持ってなかった(しかも随分前にラジカセがぶっ壊れてしまってもう聴けない)ので、この再発は嬉しい限りです。
個人的に、彼の最高傑作と考えている2nd『LOOKIN' FOR ACTION』に比べると、何の衒いもなく正統派HM道を突き進んだ内容だが、元ANTHRAXの二ール・タービン(Vo)が参加する攻撃的な疾走曲⑥や、カル・スワン(Vo)のエモーショナルな歌声が映える哀愁のHRナンバー⑧といった一部の楽曲を除くと、それ以外はやや型にハマッてしまっている印象で、粒は揃っているにも関わらず、通して聴くと然程印象に残らない点が何とも勿体ない。
それよりも、ビリー・シーン(B)や
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L.A. GUNS-A Fistful of Guns: Anthology 1985-2012-It's Not True (2017-12-19 00:21:07)

カナダの音楽シーンでスタジオ・ミュージシャンとして活動していたメンバーが結成。CBS/EPICと契約を果たして1st『STRAIGHT LINES』(’80年)でデビューした当時は、ドラマーが二人いるというプログレ・バンドみたいな変則的メンバー構成だった。
キャッチーなメロディを、洗練されたアレンジやテクニカルな演奏に載せて聴かせる音楽性と、セッション畑出身メンバーにより結成されたバンドということで「カナダのTOTO」なる異名を取ったとか。
‘81年発表の2nd『RUN FOR COVER』からは2曲のシングル・ヒットが生まれ、ジュノー賞(カナダのグラミー賞と言われる)にもノミネートされているが、3rdシングルが不発に終わったことでレコード会社がバンドに対する興味を薄れさせ、結果、STRAIGHT LINESは間もなくその活動を停止している。

L.A. GUNS-A Fistful of Guns: Anthology 1985-2012-Sex Action (Re-Recorded) ★★★ (2017-12-20 23:39:27)

「カナダのTOTO」ことSTRAIGHT LINESが'81年に人知れず発表していた2nd。いや、バンドの存在すら最近まで知らなかったくせに「人知れず」も何もねーだろって話ですが。
1st『カナディアン・ロマンス』の完成度に感激し、速攻、世界初CD化が実現した本作も購入。セールス的不振を理由に当時日本盤リリースが見送られている上、『カナディアン~』に比べるとかなりポップな仕上がりとの事前情報をキャッチして、こりゃあもしや退屈な内容なのでは…?という懸念を払拭できずにいたのですが、どうしてどうして。実際は大変素晴らしい出来栄えで万歳三唱・拍手喝采。疑ったりした俺のバカ。
とは言え、サウンドがよりポップになっているのは間違いなく。ドラマティックな名曲“哀しみのステージ”に代表されるような、プログレ・ハード風味が大きく後退してしまった点は残念なれど、その分、楽曲はアレンジや曲展開が
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L.A. GUNS-Hollywood Forever ★★★ (2019-09-16 22:29:58)

「遅れて来たLAメタル・バンド」として人気博すも、中心メンバーのフィリップ・ルイス(Vo)とトレイシー・ガンズ(G)の仲違いにより、2つに分裂してしまった時期もあったL.A. GUNS(現在は両者の関係も修復され一緒に活動しており、バンドもファンも皆ハッピー)。本作はその分裂期にフィル率いる方のL.A. GUNSが発表したアルバムです。
当時はそうした泥仕合の印象が悪過ぎて購入はスルー。その後、安売りされているのを発見して全く期待せずに聴き始めたぐらいの後ろ向きな態度だったのですが、意外や意外。これが結構な完成度を有しており、耳からポロッとイヤフォンが零れ落ちてしまいましたよ。
このバンドらしいバッド・ボーイズ・ロックンロールを基軸としつつも、経年によりサウンドの方には若干落ち着きが感じられるようになっていて、しかし、それによりメロディの哀愁味が明らかに増すという結果オーライ
…続き

L.A. GUNS-The Missing Peace ★★★ (2024-10-14 22:49:33)

共に成功の美酒を味わっても、一旦人間関係が拗れるとその修復が簡単にいかないことはセバスチャン・バックとSKID ROWを例に出すまでもなくよくある話ですが、一方でかつては「もう仲直りなんて無理なんじゃね?」ぐらい派手に舌戦を繰り広げてたのに、恩讐を乗り越えてトレイシー・ガンズ(G)とフィル・ルイス(Vo)が合流、現在に至るまで順調に作品リリースを重ねるL.A. GUNSのようなバンドもいるわけで。
'18年にFRONTIERS RECORDSから発表された本作はL.A. GUNSが'18年に発表した…もう何枚目のアルバムなのかはよう分かりません。ただ両雄のパートナーシップ復活を祝うに相応しいだけの強力な内容を誇っていることは間違いないところ。トレイシーが刻むGには老成とは無縁の力強さが宿り、看板シンガーたるフィルのVoも円熟味を増しつつ独特のクセの強さも健在。妖しく重厚に押し寄せる
…続き

L.A. GUNS-The Missing Peace-Speed ★★★ (2024-10-16 00:49:01)

ヘヴィ・メタリックなGリフに、疾走する曲調に乗っけられた
ライブ映えする掛け声コーラスと、L.A. GUNSの新たなアンセムと
呼べそうな会心の名曲。DEEP PURPLEの“HIGHWAY STAR”の歌メロを
部分的に拝借しているのは、タイトルに引っ掛けているからでしょうかね。

LAAZ ROCKIT ★★ (2008-02-17 09:11:00)

新しいアルバム、作ってくれますかね?
THRASH DOMINATION 05で見たメンバーは、セミ・リタイア状態なのか?
というぐらい、もろ「アメリカの普通のオッサン」ちっくな
ルックスだったんですよね(笑)。
とは言え、ライブ・パフォーマンス自体は楽しめたので、
アルバムを作ってくれればそれに越した事はないんですが。

LAAZ ROCKIT ★★ (2008-08-12 21:42:00)

遂に、待望の新作『LEFT FOR DEAD』が発売になりましたね。
店の人の話では、かなり良い感じの内容に仕上がっているそうですし、
ボーナストラックとして、THRASH DOMINATION 05参加時の音源も
収録されていたりして、心情的には今すぐにでも買いたいぐらいなんだけど、
さて、国内盤が出るのかどうか・・・。

LAAZ ROCKIT-Annihilation Principle ★★ (2006-09-26 21:33:00)

サンフランシスコのクランチ軍団こと、LAAZ ROCKITが'88年に発表した4thアルバム。
彼らの最高傑作は?と聞かれると、よりメロディアスでパワーメタル風味の前作『KNOW YOUR ENEMY』とコレ、
どちらを挙げるべきか悩ましいところなのだが、ライブでは観客の大合唱を誘発する、勇壮なOPチューン①、
DEAD KENNEDYSのカヴァーで、シングル・カットもされたノリノリの⑤、叙情的なイントロから
ドラマチックに疾走を開始する⑧、厳粛な雰囲気漂うパワー・バラード⑨等、LAAZ ROCKITの代表曲、
必聴の名曲、ライブの定番曲がズラリ揃ったこの作品こそが、やはり個人的にはベストだろうか。
そして何より、本作を大きく特徴付けているのが、そのサウンド・プロダクション。特に、壁を築くかの如く
ジャキジャキと刻み込まれるエッジの効いた分厚いG
…続き

LAAZ ROCKIT-Annihilation Principle-Fire in the Hole ★★★ (2007-04-14 21:48:52)

4thアルバムをOPを飾る必殺の名曲。
でも、個人的には『TASTE OF REBELLION』バージョンがイチオシ。
選曲に難のあるライブ・アルバムですが、
この曲における観客の「FIRE IN THE HOLE!」大合唱は
聴いてると血圧が上がるぐらい燃えます。

LAAZ ROCKIT-Annihilation Principle-Mirror to Madness ★★ (2006-04-10 20:19:53)

ドラマチックなイントロからしてガシッと掴まれる突撃スラッシュ・チューン。
カラリとした歯切れの良さ(陽性だが脳天気には非ず)が持ち味の彼らには珍しい
欧州へヴィ・メタリックなリフが非常にカッコイイ。
そこから、もろヨーロピアン風味なパワー・バラード“THE OMEN"に繋ぐ構成も上手い。

LAAZ ROCKIT-City's Gonna Burn ★★ (2007-06-28 22:46:00)

サンフランシスコのクランチ軍団ことLAAZ ROCKITが、'84年に発表した1stアルバム。
3rd『KNOW YOUR ENEMY』以降の、まるでベイエリア・スラッシュ・メタルの権化の如きアグレッシブなサウンドで
知られる彼らも、このデビュー作の時点では、JUDAS PRIESTやIRON MAIDENから大きな影響を受けたと思しき、
オーソドックスなヘヴィ・メタル・テイストが色濃く薫る。ブックレットに大きくロン・キールの名前が
クレジットされているせいか、時に明快なリフ・ワークからはLAメタルっぽさも感じ取れるような・・・。
とは言え、(メンバーのルックスも含めて)マッチョで硬派な本作にチャラチャラと浮付いた雰囲気は皆無。
マイケル・クーンズの男臭く攻撃的なVoは、とてもじゃないけどキャッチーとは言い難いし、流麗なツインGは
欧州的な湿り気
…続き

LAAZ ROCKIT-Know Your Enemy ★★ (2007-02-03 00:54:00)

サンフランシスコのクランチ軍団が'87年に発表した3rdアルバム。上り調子のバンドの勢いが如実に反映された1枚で、
次作『ANNIHILATION PRINCIPLE』と並んで、LAAZ ROCKITの最高傑作に推すファンも多い力作。
その『ANNIHILATION~』がベイエリア・スラッシュ・メタルの王道を行く内容だったのに対し、
本作はメロディ重視の作風で、リフにしろ、歌メロにしろ、流麗なツイン・リードGにしろ、
ヨーロッパ風味の哀愁や湿り気が多分に含まれていて、叙情的に始まり劇的な盛り上がりをみせる
名曲中の名曲④を筆頭に、パワーで圧倒するのではなく、よりメロディを聴かせようとする姿勢が感じられる。
とは言え、前2作に比べれば格段にスラッシュ・メタル度が高まっているのも間違いないのない事実で、
特に、イントロの「これぞLAAZ ROCKIT
…続き

LAAZ ROCKIT-Left for Dead ★★ (2008-12-31 17:21:00)

前作『NOTHING$ $ACRED』以来、実に16年ぶりに発表された待望の新作アルバム。(6th)
・・・と言っても国内盤が出るまでに半年近くかかっており、それって最早新作とは言わんよなぁ。
THRASH DOMINATION 05で見た彼らは、ルックス的には完全に「セミ・リタイアしたアメリカの普通のオッサン」状態だったのだが、
こうしてちゃんと復活アルバムを発表してくれて、しかもそれが全盛期の作品群を彷彿とさせる、素晴しいクオリティを
誇っているのだから驚く。そりゃゼトロやチャック・ビリーも「傑作!」との賛辞を寄せますわな。
一発で掴まれる強力なGリフ、マイケル・クーンズのパワフル且つアグレッシブなVo、そして鋼の如き強靭なリズムとが
一丸となって疾走する高速スラッシュ・チューン①で幕を開ける本編は、(GACK時代の悪夢を払拭する)まさに『NOTH
…続き

LAAZ ROCKIT-Left for Dead-Brain Wash ★★★ (2008-12-31 17:39:56)

OPのGリフが炸裂した瞬間、がっちり掴まれました。
新生LAAZ ROCKITの門出を祝うに相応しい、
パワフル且つスピーディなスラッシュ・ソングの名曲。

LAAZ ROCKIT-Left for Dead-Desolate Oasis ★★★ (2008-12-31 17:41:58)

叙情的にスタートし、へヴィに盛り上がり、
後半はスラッシーの駆け抜けていく
6th『LEFT FOR DEAD』のハイライトを飾る
ドラマティカルな名曲。

LAAZ ROCKIT-Left for Dead-My Euphoria ★★ (2008-12-31 18:45:46)

重心低く、地響きを立てて突進するリフ&リズムがド迫力。
ドスの効いたシャウトを決めるVoと、
流麗にメロディを紡ぎ出すツインGも流石の存在感を示す。

LAAZ ROCKIT-No Stranger to Danger ★★ (2009-08-09 17:13:00)

「ベイエリアのクランチ軍団」の異名を取るLAAZ ROCKITと言えども、デビュー当時はシンプルなHMを演っており
(飽くまでこのバンドにしてはだけど)、特にこの'85年発表の2ndアルバムは、ブライトな音色で刻まれる
Gリフ、シンプルでノリ易いリズム、メロディアスに歌うマイケル・クーンズのVoに、華やかさすら漂わす
コーラス・ハーモニー、曲によっては(③とか⑤とか)「ポップ」とさえ表現できそうなナンバーが収録されていたりと、
彼らのカタログの中でも、一際LAメタルからの影響が強く感じられる作風に仕上がっている。
尤も、そこはLAAZ ROCKIT。デビュー作『CITY'S GONNA BURN』がそうであったように、メロディは常に欧州風味の
湿り気を帯び、流麗に弾きまくる構築度高めのツインGも健在。JUDAS PRIEST風のクールなGリフが映える②
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LAAZ ROCKIT-Nothing$ $acred ★★ (2011-04-29 01:44:53)

'91年中に完成していたものの、所属レコード会社の倒産に巻き込まれたため、'92年になって漸くROADRUNNER RECORDSからリリースされた5thアルバム。
当時は、息苦しさを覚えるほど重厚な作風が負担となって、あまり頻繁に聴き返すことはなかったが、HR/HMシーンが過激化の一途を辿った90年代~00年代を経て、今改めて本作と対峙してみると、案外普通にスピーディでパワフルな良質のスラッシュ・メタル・アルバムに聴こえてしまうんですな、これが。
テクニカルなツインGが華麗に乱舞する中、ド迫力で突っ走る高速スラッシュ・ナンバー①④や、バラード調にスタートし、徐々に速度を増しつつ盛り上がっていくドラマティックな⑧といった楽曲は、まさしく良く出来た「LAAZ ROCKIT印」の名曲ですよ。
とは言え、本作が彼らのカタログ中随一のヘヴィさを誇っているのも確かで、マイケル・ロ
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LAAZ ROCKIT-Taste of Rebellion: Live in Citta ★★ (2007-04-15 17:16:00)

'92年に実現した日本ツアーにおける、川崎クラブチッタ公演の模様を収録した、LAAZ ROCKIT初のライブ・アルバム。
力み過ぎたのか、全体的にイマイチ地味な仕上がりだった5th『NOTHING SACRED』に伴うツアーのため、
ベストとは言い難い選曲に、ドラム・サウンドばかり目立ってしまっているバランスの悪い音作り、
そしてアルバムでは兎も角、ライブでは単調さが気になるマイケル・クーンズのVoと、とてもじゃいないが
「ライブ・アルバムの傑作!」と絶賛できる内容ではないものの、それでも俺もこの作品は大好き。
演奏自体が非常にタイトで聴いていて気持ち良いし、何より、世界規模でのヘヴィ・メタル人気の低下、
オリジナル・ラインナップの崩壊、所属レコード会社の倒産と不運が相次ぎ、どん底の状況化にあって
遂に実現した待望の日本ツアーという事で、バンド
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LANCIA (2017-12-27 22:52:52)

バンド名を頂くシンガーのマイク・ランシアと幼馴染のDsを中心に、'89年にLAで結成。メンバーはGITで学び、クレイマーギター主催のコンテストではカート・ジェイムズ(ご存知?)を破って優勝を果たしたというG、ジョーイ・タフォーラの来日公演に帯同していたらしいB等、なかなかの腕利き揃い。ただ既にLAメタルは下火となっており、活動開始からレコード契約を得るまでに3年の歳月を必要とし、'92年にようやくAIE RECORDSからセルフ・タイトルのアルバムでデビューを飾る。
国内盤の解説では「ヨーロッパでチャート急上昇中」と書かれていますが、本国(並びにここ日本)では大きな話題になることもなく、バンドはアルバム1枚を残して消滅した模様。

LANCIA-Lancia ★★ (2017-12-27 22:53:57)

'89年に結成されたLA出身の4人組が、AIE RECORDSから’92年に(日本盤はポニー・キャニオンを通じて’93年に)リリースした最初で最後のフル・アルバム。
フロントマンであるポール・ランシアの名前をバンド名に冠しているため、何となくBON JOVIフォロワーの連中なのかと思っていましたが、イントロからDsの派手なフィル・インが炸裂し、エネルギッシュなVo、フラッシーに弾きまくるヴァン・ヘイレン・タイプのG、それに対抗するかの如く躍動するBという、全メンバーが対等に火花を散らして疾走するOPナンバー①が、いきなり挨拶代わりにブチかまされることからも明らかなように、スカッと豪快で抜けの良いパーティ・メタル・サウンドがその持ち味だったという。
90年代当時は、華やかなルックスも含めて完全に時代遅れ扱いされていた音であり、殆ど話題に上ることもありませんでしたが、確かな技量及
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LANCIA-Lancia-Goodbye ★★★ (2017-12-29 09:28:17)

スカッと抜けの良いパーティ・メタルがメインのアルバムにおいて
良いアクセントとなっている哀愁のHRナンバー。
本編から浮くことなく、きっちり自分たちらしさを付与して
料理している辺りに、このバンドの地力の高さが感じられます。

LANCIA-Lancia-Sweet Melody ★★★ (2017-12-29 09:23:58)

キャッチーなメロディが溌剌とハジける、
ポップ・メタル・チューン。
思わず「う~ん、あざとい!」と膝を打ってしまいましたよ。
別に批判しているわけじゃなく、それぐらい良い曲であると。
世が世なら大ヒットしていてもおかしくなかったのですが…。

LAOS ★★ (2010-01-15 23:20:00)

ヨルグ・マイケルとゴドラン・ラオスって
確か夫婦でしたよね。(違ったかな)

LAOS-WE WANT IT ★★★ (2012-07-24 07:17:13)

'92年に、ドイツのHR/HM系ミュージシャン達が一堂に会したGERMAN ROCK PROJECTを企画して、シングル『LET LOVE CONQUER THE WORLD』をリリースするなど、欧州HR/HMシーンではちょっとした顔だった英国出身の女性シンガー、ゴドラン・ラオス率いる4人組HRバンドが、'90年に発表した1stアルバム。ちなみにドラマーは彼女の旦那でもあるヨルグ・マイケル。(一緒になったのはバンド解散後らしいですが)
鼻に掛かった掠れ声がセクシーなラオス嬢の歌声を、煌くKeyサウンドと、元LIVING DEATHのフランク・フリッケ(G)ら、確かな実力を有するメンバーが出しゃばらない演奏で盛り立てる本編は、アリーナ・ロック調のスケール感と、フック満載のメロディに彩られた華やかな楽曲が顔を揃え、「覚えやすさ」と「ライブ映え」を念頭に置いて磨き上げられたであろうキャッ
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