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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 301-350
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ANTHEM-Absolute World-Pain ★★★ (2014-11-18 00:51:30)
硬派なれど無愛想ではなく
哀愁に満ちてはいるけどベタつかない。
パワーとメロディが絶妙なバランスで同居した
これぞANTHEM!というか、ANTHEM以外には作りえない逸品。
坂本英三が歌ってもきっとハマったことでしょうが
森川が歌うことで、より情念渦巻くウェットな仕上がりになったような?
ANTHEM-Absolute World-Stranger ★★★ (2014-11-18 00:43:11)
開始早々に血管がぶち切れそうな勢いの
「オゥイエェェェッ!!」シャウトを聴いた途端
おかえりなさい、と思わず言いたくなりましたよ。
全編が荒々しい疾走感で貫かれながらも
ゆったりとした歌メロを後ノリ気味に乗せていく
森川の歌唱法が、スケール感とメロディアスな
取っ付き易さを付与してくれています。
ANTHEM-Anthem ★★ (2011-09-19 00:20:21)
BURRN!!の大野奈鷹美女史がライナーを執筆しているのが今となっては時代を感じさせる、ANTHEM、'85年発表の1stアルバム。(副題は『パワー・メタル戒厳令』)
5Xのジョージ吾妻がプロデュースを手掛けている本作だが、全体的にとにかくラフで荒削り。音質はもとより収録曲にしても、ファンに広く認知されている現在のANTHEMサウンドとは大きく異なる、整合性よりも初期衝動をダイレクトに叩きつけて来る勢い任せな作風で、再結成以降にバンドのことを知ったリスナーがコレ聴いたらさぞかし面食らうに違いない。取り分け、青さ全開の坂本英三の歌唱にはほっこりさせられますねぇ。
しかし、ギラギラとした若さ剥き出しのANTHEMサウンドってのはここでしか聴けないレア物であり、その筆頭たるACCEPTばりの突撃パワー・メタル・チューン“WARNING ACTION!”は、発表当時イギリスにおいて高
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ANTHEM-Anthem-Warning Action! ★★★ (2011-09-19 00:39:18)
イギリスで高い人気を誇ったという、
初期ANTHEMならではのパワー・メタル・チューン。
ACCEPTばりのGリフのカッコ良さも然る事ながら
福田洋也のドラマティックに疾走するGソロが
大変素晴しい。
ANTHEM-Anthem-Wild Anthem ★★★ (2011-09-19 00:32:34)
まさにANTHEMのアンセム。
坂本の声は未だ青臭いが、曲の良さは文句なし。
先日リマスター盤を購入したらボーナストラックとして
歌い直しバージョンが収録されていて、
聴き比べてみたら坂本の歌唱力の違いっぷりに
思わず笑ってしまいましたよ。
ANTHEM-Black Empire ★★★ (2011-10-08 00:49:01)
レコーディング終盤、出来上がってきたサウンドに不満が生じたため、クリス・タンガリーディスにミックス作業のやり直しを依頼するというゴタゴタが発生したものの、その甲斐あってか、硬質でタイトなリズムの「鳴り」の良さにかけては過去最高レベルを獲得した、'08年発表の12thアルバム。
時にKeyを交えて、屈強さよりもメロディ重視の姿勢が貫かれた作風は前作『IMMORTAL BIND』と同様だが、所謂「昭和歌謡メタル」的な臭みを伴ったメロディが聴かれる場面は徐々に減少傾向にあり、特にそれは坂本英三(Vo)の歌メロに顕著に表れている。
例えばアルバム表題曲“BLACK EMPIRE”はヴァース部分こそ森川時代を彷彿とさせるANTHEM節なのだが、サビメロに関しては、より洗練されたスマート且つキャッチーな歌い回しでまとめられていて、従来の思わずコブシが回る歌唱は影を潜めている。
尤も
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ANTHEM-Black Empire-Black Empire ★★★ (2011-10-08 00:53:48)
ヴァース部分は“GYPSY WAYS”辺りを想起させる
古き良きANTHEM節なのですが、Keyを巧みに用いて
鮮烈に展開するキャッチーなサビメロは
これまで余り聴かれなかったパターン。
「ならでは」の魅力と新鮮さが同居した名曲ですね。
ANTHEM-Black Empire-Emptiness World ★★ (2011-10-08 01:15:37)
ヘヴィに刻まれるリフ&リズムの上を華麗に舞う
サビメロの、何と哀しくキャッチーなことよ・・・
ANTHEM-Black Empire-Go Insane ★★★ (2011-10-08 01:02:25)
イントロのGリフだけで「勝負あり!」となりますが、
実際のところ本曲の主役は図太くタイトな演奏で全体を牽引する
本間大嗣のドラミングのような気がしなくもありません。
ANTHEM-Black Empire-Heat of the Night ★★★ (2011-10-08 00:58:51)
本間大嗣がパワフルに叩き出すリズムが
気持ち良いったらありゃしない。
坂本英三の熱いVoが映える歌メロに
思わずコブシを突き上げたくなるアルバム屈指の名曲。
ANTHEM-Black Empire-Walk Through the Night ★★★ (2011-10-08 01:10:21)
バラード・・・かどうかは聴く人の判断に
委ねられるところでありますが、無性に泣ける
叙情ナンバーの名曲であることは間違いありません。
この手のメロディ歌わせたら、坂本英三の歌声の涙腺破壊力は
半端ないです。
ANTHEM-Bound to Break ★★★ (2011-09-20 22:31:30)
国内アーティストには点が辛いBURRN!!誌のレビューコーナー(当時)において、90点台のハイスコアを叩き出した事でも話題となった、'87年発表の3rdアルバム。
多くのファンが「初期ANTHEMの最高傑作」と太鼓判を押す本作は、名手クリス・タンガリーディスのプロデューサー起用がドンピシャでハマリ(以後、長い付き合いとなる)、サウンド・プロダクションの格段の向上はもとより、ヘヴィ・メタリックな硬質感やアグレッションは維持したまま、これまで作品全体を濃厚に覆っていたNWOBHM風味のマイナー臭や荒っぽさが取っ払われ、よりメロディアスに、よりキャッチーに洗練された楽曲からはメジャー・アクトとしての風格さえ感じられるようになった。
前2作にはやや地味めな存在の楽曲も散見されたが、今回はアルバム表題曲“BOUND TO BREAK”を手始めに、緊迫感を孕んで切り込んで来る“EMPTY
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ANTHEM-Bound to Break-Empty Eyes ★★★ (2011-09-20 22:39:36)
ダークな緊迫感を孕んだ疾走ナンバー。
音質の向上により、よりクリアに聴こえるようになった
柴田直人の快調なBランも気持ち良いです。
ANTHEM-Bound to Break-Headstrong ★★★ (2011-09-20 22:48:35)
重厚でキャッチーなヘドバン・ソング。
ライブ映え前提の勇壮な曲調には
問答無用でコブシを振り上げたくなります。
ANTHEM-Bound to Break-Machine Made Dog ★★★ (2011-09-20 22:44:43)
骨太で力強くも、どこか哀愁漂う曲調が大変美味。
スタジオ盤も良いが、ライブ・バージョン(『THE SHOW CARRIES ON!』)
の独特の高揚感も捨て難い。
ANTHEM-Bound to Break-No More Night ★★★ (2011-09-20 22:37:47)
あまり顧みられる機会のない楽曲ながら、
個人的にはアルバム中、1、2を争う名曲と確信する
埋もれてしまった名曲。
サビメロにシャープに絡む
福田洋也のGプレイがカッコイイったら!
ANTHEM-Bound to Break-Show Must Go On! ★★★ (2011-09-20 22:50:23)
イントロの劇的なGリフだけで完全に掴まれましたね。
これといい、“HEAD STORNG”や“MACHINE MADE DOG”といい
『BOUND TO BREAK』は優れたミドル・チューンが多数収録された
アルバムだったんだなぁ。
ANTHEM-Burning Oath ★★★ (2012-11-25 00:11:33)
不動のメンバー(再結成以降)の一角にヒビが入ってしまったものの、それをモノともせずにハイクオリティな作品を提示してみせたANTHEMの胆力にまず感服。
UNIVERSAL RECORDSへの移籍や、プロデューサーにロイ・Zを招聘する等、よりワールドワイドな活動を見据えてアルバム作りが進められた・・・と小耳に挟んだので、「じゃあ、日本的な(歌謡曲的な)メロディの減少傾向が更に加速してんだろうなぁ」と、残念に思いながら本作を聴いてみてビックリ。まるで何かが吹っ切れたようにその手のメロディがそこかしこで噴出しているじゃありませんか。坂本英三(Vo)はこのタイプのメロディを歌ってこそ輝くと信じて疑わない身としては嬉しい限りですよ。
特に、ゲスト参加の高浜裕輔(!)のKeyプレイが華を添える、昭和の特撮ヒーローばりの哀愁を背負った“UNBROKEN SIGN”、“OVERTURE”から
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ANTHEM-Burning Oath-Dance Alone ★★★ (2012-11-25 22:28:01)
ハードネスとキャッチネスが絶妙な融合をみた
軽快に駆け抜けていくHRナンバー。
作曲は清水なんですね。Gプレイのみならず
作曲面でも素晴しい仕事をしてくれました。
ANTHEM-Burning Oath-Evil One ★★★ (2012-11-25 22:14:37)
強靭に刻まれるGリフに表れている通り
ストロングでキャッチー。
再結成ANTHEMの得意パターンというべき楽曲で、
これが先行シングル&OPナンバーに
選ばれたのも大いに納得です。
ANTHEM-Burning Oath-Get Away ★★★ (2012-11-25 22:25:32)
これまた高浜祐輔のKeyがスケール感と
フックを構築する重厚且つ劇的なヘヴィ・ソング。
楽曲のドラマ性を効果的に高める清水のGソロも◎。
『NO SMOKE WITHOUT FIRE』収録の
“BLINDED PAIN”の系譜に連なる楽曲ですかね。
ANTHEM-Burning Oath-On and On ★★★ (2012-11-25 22:20:35)
序曲から繋がっていく華のある疾走曲。
ゲスト参加の高浜祐輔のKeyプレイが
絶妙なフックを作り出していて、
聴いていて何となく『NO SMOKE WITHOUT FIRE』の頃を
思い出したりも。
ANTHEM-Burning Oath-Unbroken Sign ★★★ (2012-11-25 22:17:18)
泣かせに来る清水のGソロといい、
アルバム中、最もクサいメロディが
聴かれる哀愁のHRナンバー。
この手のメロディを歌わせると
坂本英三は絶品ですよ。
ANTHEM-Domestic Booty ★★ (2011-09-25 21:46:56)
福田洋也の後任に無名の新人ギタリスト、清水昭男を抜擢してレコーディング、'92年に発表するも、残念ながらANTHEMのラスト作となってしまった7thアルバム。
新メンバー加入で気持ちが若返ったのか、はたまた90年代HR/HMシーンの潮流の変化を読んだのか、ともかくサウンドがマッチョにビルドアップされているのが本作の特色で、情念は抑え気味にパワー重視の歌唱を聴かせる森川之雄のVoも、そうした印象に拍車を掛けている。パワフルに畳み掛けて来るOPナンバー“VENOM STRIKE”はそうしたアルバムの特性が見事結実した名曲ですね。
まぁ、正直に申さば、艶に欠ける森川のガナり気味Voは一部楽曲の大味さを冗長させており、必ずしもアルバムにとってはプラスに作用していない印象なのですが・・・。
個人的には、前作『NO SMOKE WITHOUT FIRE』に引き続きゲスト参加を果たし
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ANTHEM-Domestic Booty-Cry In The Night ★★★ (2011-09-26 22:05:28)
ドン・エイリーのKeyがしょっぱなから良い仕事しまくりの
哀愁のハードロック・ナンバー。
森川が感情移入たっぷりに歌うメロディが胸に沁みます。
(一部“SHADOW WALK”の歌メロと似てますが)
ANTHEM-Domestic Booty-Gold & Diamonds ★★★ (2011-09-26 22:02:12)
柴田直人のリッチー・フリークぶりが強く出た1曲。
エキゾチックに刻まれるGリフにドン・エイリーのKeyが絡むと
そこはもうくつろぎのRAINBOWワールド。
ミステリアスな歌メロを朗々歌い上げる森川のVoも良い仕事してます。
ANTHEM-Domestic Booty-Silent Cross ★★★ (2011-09-26 22:33:50)
“STARGAZER”調の重厚なヘヴィ・チューンなのですが、
タメを効かせつつ、全身全霊を込めて熱唱する森川の歌声が
楽曲全体に猛烈な悲壮感を漂わし、結果、バラード的な
メランコリックな空気を醸成するに至っています。
ANTHEM-Domestic Booty-Venom Strike ★★★ (2011-09-26 19:32:28)
ゴツゴツと角張ったリフ&リズムが
猛然とラッシュしてくるパワー・チューン。
噛み付くように歌う森川のVoも強力だ。
ANTHEM-ENGRAVED ★★★ (2017-08-25 00:43:05)
絶対的支柱である柴田直人(B)と、昨今HR/HMシーンでも猛威を振るうガンとの闘病という一大事を乗り越えて、’17年にANTHEMが発表した新作。そうした緊急事態がレコーディング作業にどの程度影響を及ぼしたかは知る由もありませんが、本作のクレジットを確認して先ず吃驚するのが、収録曲の半数近くを清水昭男(G)が手掛けている点。復活前を含めてもこんなことなかった!(よね?)ってな前代未聞の大事件ですが、それでいて聴き終えてみると「やっぱANTHEM最高」という会心の仕上がりになっているのですから2度吃驚ですよ。
いやこれまだって清水は曲作りにタッチしてましたし、多数の有名アーティストに楽曲提供をして来た作曲家としての実力に疑問符なんぞ付きようもありません。しかしこうしてANTHEMの重責をこれまで以上に柴田の親分と分け合っているのを目撃すると、「アラ~、ANTHEMさん家の昭男君が立派
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ANTHEM-ENGRAVED-FAR AWAY ★★★ (2017-08-28 23:30:15)
メタリックな強靭さと哀愁とキャッチネスが
絶妙な塩梅で配合された、アルバム『ENGRAVED』の
作風を端的に表しているかの如き名曲。
練りに練られた清水のGソロも美味しい。
ANTHEM-ENGRAVED-MIDNIGHT GROWL ★★★ (2017-08-28 23:25:58)
キャッチーなようでいて、
ドラムを始め、楽器隊が結構難易度の高いことを
さらっとこなしている印象のメロディック・メタル・チューン。
憂いが溢れ出すサビメロに掴まれますね。
ANTHEM-Eternal Warrior ★★★ (2011-10-05 22:07:27)
再結成から早3作目を数え、内容的にもホップ・ステップ・ジャンプの要領でグレードアップを遂げた、'04年発表の記念すべき10thアルバム。
坂本英三の劇画チックな灼熱Vo、清水昭男のテクニカル且つキャッチーなGプレイ、タイトなビートを刻む柴田直人&本間大嗣のパワフルなリズム隊・・・と、メンバー間のコンビネーションやケミストリーは更に磐石なものとなり、タフネスと哀愁兼備の「情に篤いマッチョ」とでも表したくなる(?)新生ANTHEM流HMスタイルは、前2作を軽く凌駕するハード&へヴィなアグレッションを有するだけなく、硬派な哀愁を湛えたメロディのフックにも益々磨きが掛けられているのが強み。
特に、熱く激しく、それでいてキャッチーに畳み掛けて来る屈強なOPナンバー“ONSLAUGHT”と、胸抉られる程の悲壮感を湛えたメロディに、坂本の男泣きVoが映えまくる“LIFE GOES ON”は
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ANTHEM-Eternal Warrior-Distress ★★★ (2011-10-05 22:15:34)
これ清水昭男が作った楽曲だったんですね。
ギタリストのみならず、作曲者としての彼の豊かな才能が
如何なく発揮された、濃厚な哀愁に胸が詰まりそうになる
ヘヴィ且つメランコリックな名曲。
ANTHEM-Eternal Warrior-Life Goes On ★★★ (2011-10-05 22:12:05)
まさに男泣き!
こんな悲壮なメロディを思いつく柴田直人のセンスは脱帽もの。
そして、それをコブシ効かせてエモーショナルに歌い上げる
坂本英三の哀愁背負った歌唱も絶品です。
ANTHEM-Eternal Warrior-Onslaught ★★★ (2006-04-02 00:21:25)
未だにこんな名曲を生み出せてしまう、柴田直人の計り知れないポテンシャルに脱帽。
まさに天才。
こういう曲を歌わせたら、坂本英三の歌も天下一品!
ANTHEM-Gypsy Ways ★★★ (2011-09-22 22:54:10)
『BOUND TO BREAK』という名盤をモノにしながら坂本英三が脱退。バンドは直ちに後任として「和製グラハム・ボネット」の異名を取る逸材Vo、森川之雄を加入させ、再びクリス・タンガリーディスをプロデューサーに起用してレコーディング作業に突入、'88年にこの4thアルバムを発表した。
まさにメタルを歌うのに打ってつけだった坂本の金属質な歌声を「剛」とするなら、日本人離れしたパワーのみならず、情の深さも感じさせる森川の歌声は「柔」。そうした彼のしなやかな歌唱を得た事で、HM以外の何者でもなかった前3作のガチガチに硬派な鋼鉄路線に比べると、今回はKeyを隠し味に使用しサウンドが一気にスケールアップ。また、時に歌謡曲的臭みを発するメロディがこれまで以上に哀愁を帯びてキャッチーに練り込まれる等、より幅広いリスナー層にアピールし得る魅力を備えるに至った。
本作のハイライト・ナンバーた
…続き
ANTHEM-Gypsy Ways-Cryin' Heart ★★★ (2011-09-23 22:17:15)
アルバム中盤の山場を飾る疾走ナンバーだが、
ガチガチのHM路線をひた走っていた1st~3rdの頃と比べると、
肩の力が抜けて、より哀愁を帯びたメロディを
「聴かせる」姿勢が感じられる仕上がり。
ポップになったわけではなく、貫禄がついたと表現すべきか。
ANTHEM-Gypsy Ways-Gypsy Ways (Win, Lose or Draw) ★★★ (2011-09-23 19:25:15)
同じようにパワフルさを誇りながら、
直線的な坂本英三のVoとは趣きを異する
まろやかな感触も備えて朗々と歌い上げる
森川のVoが、楽曲にこれまでになかった
スケール感を与えている。
ANTHEM-Gypsy Ways-Legal Killing ★★ (2011-09-23 20:26:25)
大内貴雅のドスの効いたドラミングがこの曲の肝。
森川が凄んで歌うメロディは案外キャッチーだ。
ANTHEM-Gypsy Ways-Love in Vain ★★★ (2011-09-23 20:19:04)
これまでになかった、
都会的な洗練と哀愁を湛えて駆け抜ける
HRナンバーの名曲。
ANTHEM-Gypsy Ways-Shout It Out! ★★★ (2011-09-23 19:27:59)
ライブでの盛り上がりを約束する
勇壮且つキャッチーなHMナンバー。
アルバム・バージョンもカッコイイが、
『LAST ANTHEM』で聴ける観客との掛け合いを
効果的に取り入れたライブ・バージョンも素敵だ。
ANTHEM-Gypsy Ways-Silent Child ★★ (2011-09-23 20:21:07)
雄々しさと歌謡曲的な哀愁が同居した曲調は
何となく昭和アニメのOP曲っぽい雰囲気が漂います。
ANTHEM-HERALDIC DEVICE ★★ (2011-10-09 02:00:15)
こっちが「新生ANTHEM」だの「復活ANTHEM」だの言っている間に、当のバンドは順調にアルバム・リリースを重ねて本作で早13作目に到達。再結成してからは6枚目のフル・アルバムということで、気が付けば、あと1作で前期ANTHEMの作品数に並ぶところまで来てしまった。随分あっという間な気がするのはバンドの活動がそれだけ順調だった証でしょうね。
で。肝心のアルバムの内容に関しては、ANTHEM以外の何者でもないHMサウンドを展開しつつ、タフネスよりもメロディ重視という11th『IMMORTAL BIND』以降の方向性が今回も堅持されており、また、減少傾向にある昭和歌謡メタル的なクサメロよりも、洗練されたスマートでキャッチーなメロディが多く聴かれる辺りも近作の例に倣う。
それゆえ、柴田直人のB主導で突っ走るOPナンバー“THE SIGN”や、その勢いを引き継いでハジける“CONT
…続き
ANTHEM-HERALDIC DEVICE-CODE OF THE SILENCE ★★★ (2011-10-09 02:05:05)
アルバム収録曲としても、清水昭男作曲のインスト・ナンバーとしても
ハイライト・ソング級の存在感を放つ名曲。
繰り返される勇壮なテーマ・メロディに、思わずメタル魂が燃え上がります。
ANTHEM-HERALDIC DEVICE-THE SIGN ★★★ (2011-10-09 02:07:55)
柴田直人のBとKeyがリード楽器の役割を果たす
異色曲だが、その上に乗る硬派な哀愁を帯びた
メロディは紛うかたなきANTHEM印。
アルバムOPナンバーにして、個人的には
本編のハイライト・ソングの一つですね。
ANTHEM-HERALDIC DEVICE-WAYFARING MAN ★★★ (2011-10-09 02:09:52)
これこれ。こういう坂本英三の熱唱が映える、
劇的且つ胸締め付ける哀愁を帯びた
メロディ展開がないと、ANTHEMのアルバムを
聴いた気がしませんね。
ANTHEM-Heavy Metal Anthem ★★★ (2011-09-27 21:51:04)
セットリストに関してはこちらのサイトが参考になるかもしれません。
ttp://www.geocities.co.jp/MusicStar-Live/7185/
(HYSTORYの項目からセットリストのページに飛ぶ事ができます)
ANTHEMの名曲をグラハム・ボネットが歌い上げるという、ファンに取っちゃまるで盆と正月が一緒に来たような贅沢極まる企画盤。しかもこれがANTHEM再結成への呼び水になったのだから、確かにこんなに嬉しい事はないですね。
選曲に関しては、やはり殆どが「和製グラハム・ボネット」こと森川之雄が歌っていた時代からのチョイスとなっており、また“WILD ANTHEM”や“NIGHT AFTER NIGHT”といった定番曲が外されているのも、本作がベスト盤ではなく、飽くまで柴田直人が「グラハムに歌って欲しい、もしくは彼に合う楽曲」を優先的に選出
…続き
ANTHEM-Hunting Time ★★★ (2011-09-23 22:19:00)
ANTHEMファンなら一度ぐらいは、自分が「坂本英三派」と「森川之雄派」のどちらに属するのか考えた事があるかと思いますが、活動後期にバンドに興味を持った我が身は断然森川派で(飽くまで再結成以前の話)、特に'89年リリースの本5thアルバムは、そんな彼のパワーと表現力を併せ持った絶品の歌声と、起承転結が完璧に決まった劇的極まりない曲展開とがガップリ四つに組んだ名曲中の名曲“HUNTING TIME”を収録した作品として、ファン人気の高い1枚として知られている。
全8曲とボリューム的にはやや小ぶりな内容ながらも、無駄に詰め込み過ぎるよりはずっと賢明な構成だし、収録曲一つ一つの完成度もハイレベル。前作『GYPSY WAYS』は森川の情念に満ちた歌声が映える歌謡曲的なメロディ使いが目立っていたが、今回はそうした要素は抑え気味に骨太でストレートな楽曲が顔を揃えており、殊に前述の“HUNTIN
…続き
ANTHEM-Hunting Time-Hunting Time ★★★ (2011-09-24 21:55:28)
獲得票数を見れば一目瞭然な通り、
ANTHEMの数ある名曲の中でも特に高い人気を誇る
起承転結が完璧に決まった名曲中の名曲。
個人的にも「ANTHEM=この曲」なイメージがあります。
ANTHEM-Hunting Time-Tears for the Lovers ★★★ (2011-09-24 22:01:47)
濃厚なエモーション背負って絡み付くような歌メロに
「よっ森川節!」と大向こうから声をかけたくなる、
重厚且つ劇的なヘヴィ・ナンバー。
収録位置もばっちりですね。
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