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ANGELICA-Walkin' In Faith
ANGELICA-Walkin' In Faith-Soul Search
ANGI SCHILIRO-White Lady
ANGRA-Angels Cry-Carry On
ANNIHILATOR
ANNIHILATOR
ANNIHILATOR
ANNIHILATOR-Alice in Hell
ANNIHILATOR-All for You
ANNIHILATOR-Annihilator
ANNIHILATOR-Annihilator-Coward
ANNIHILATOR-Annihilator-The Trend
ANNIHILATOR-Bag of Tricks
ANNIHILATOR-Bag of Tricks-Fantastic Things
ANNIHILATOR-Ballistic, Sadistic
ANNIHILATOR-Ballistic, Sadistic-Lip Service
ANNIHILATOR-Carnival Diablos
ANNIHILATOR-Carnival Diablos-Epic of War
ANNIHILATOR-Criteria for a Black Widow
ANNIHILATOR-Double Live Annihilation
ANNIHILATOR-Feast
ANNIHILATOR-Feast-Deadlock
ANNIHILATOR-Feast-Fight the World
ANNIHILATOR-Feast-One Falls, Two Rise
ANNIHILATOR-For the Demented
ANNIHILATOR-For the Demented-Altering the Alter
ANNIHILATOR-For the Demented-Pieces of You
ANNIHILATOR-King of the Kill
ANNIHILATOR-Live at Masters of Rock
ANNIHILATOR-Metal
ANNIHILATOR-Metal-Haunted
ANNIHILATOR-Never, Neverland
ANNIHILATOR-Refresh the Demon
ANNIHILATOR-Remains
ANNIHILATOR-Schizo Deluxe
ANNIHILATOR-Set the World on Fire
ANNIHILATOR-Set the World on Fire-Knight Jumps Queen
ANNIHILATOR-Set the World on Fire-Sounds Good to Me
ANNIHILATOR-Suicide Society
ANNIHILATOR-Suicide Society-Creepin’ Again
ANNIHILATOR-Suicide Society-My Revenge
ANNIHILATOR-Triple Threat
ANNIHILATOR-Waking the Fury
ANTERIOR-Echoes of the Fallen
ANTERIOR-Echoes of the Fallen-Blood in the Throne Room
ANTERIOR-Echoes of the Fallen-To Live Not Remain
ANTERIOR-Echoes of the Fallen-Venomous
ANTERIOR-This Age of Silence
ANTHEM-Absolute World
ANTHEM-Absolute World-Don't Let It Die

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発言している21曲を連続再生 - Youtube



ANGELICA-Walkin' In Faith ★★★ (2019-09-04 00:09:53)

カナダ出身のクリスチャン・メタル・バンドANGELICAが、'90年に発表した2ndアルバム。但しバンドといっても、シンガーはデビュー作で歌っていたクリスチャン・メイトのロブ・ロックから、近年はスティーヴ・ウォルシュのソロ作に参加していたりするジェローム・マッツァに交代しており(これ1枚きりで脱退)、不在のドラマーの座はドラムマシンで補う等、リーダーのデニス・キャメロン(G)とその相方ロバート・バレン(B)のデュオ・プロジェクトとしての性格が益々強まっているのですが。
それでも、透明感を湛えたハイトーンVoと、全編を優しく包み込むボーカル・ハーモニーがいかにもCCMらしい柔和な雰囲気を醸し出すポップ・メタル・サウンドは質の高さをキープしており、美しいインスト曲⑩を始め、たっぷりと尺を取って弾きまくるバカテクぶりを誇示しながらも、楽曲の邪魔をしない(むしろ曲の一部として見事に機能して
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ANGELICA-Walkin' In Faith-Soul Search ★★★ (2019-09-05 00:15:15)

本編中においては比較的ハード寄りの楽曲ながら
聴き終えて強く印象に残るのはキャッチネスや爽やかさ
という辺りがこのバンドならでは。
テクニカル且つ歌心を感じさせるGプレイと、
伸びやかなハイトーンVoもそうした印象を増幅してくれます。
しかしBがうるさい(笑)

ANGI SCHILIRO-White Lady ★★★ (2020-05-28 23:15:07)

スイスから現れ、ハモンド・オルガンをフィーチュアした様式美HR寄りのサウンドをもって一部のメタル愛好家に強いインパクトを与えたSTORMBRINGER。その中心メンバーたるアンジー・スキリロ(G)がバンド解散後、映画のサントラを手掛けたり、CHINAへの楽曲提供、PAGANINIのアルバムへの参加といったバイト仕事を経て、'93年にFEMS RECORDSから発表し1stソロ・アルバム。(レコーディング自体は'89年に行われた模様)
OPナンバー①こそイングヴェイ風味も感じられるネオクラシカル調の疾走ナンバーですが、演奏にしろ作曲スタイルにしろ、リッチー・ブラックモア&ゲイリー・ムーアからの強い影響が伺える作風はSTORMBRINGER時代から変わっておらず、オール・インストの本編は、基本的に抒情メロディとクラシカルな美旋律が優しく耳に沁み込んでくる、ミドル~スロー系の楽曲を主体と
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ANGRA-Angels Cry-Carry On ★★★ (2019-06-10 23:41:47)

NWOBHMにもLAメタルにも第一次北欧メタルブームにもリアルタイムでは間に合わなかった身にとって、
「後世まで語り継がれるHR/HMの名曲」とは、己がこのジャンルを聴くようになるずっと以前から
既に厳然として存在する楽曲ばかりだったわけですが、考えてみればそんな自分にも
「後世まで語り継がれる名曲誕生にリアルタイムで立ち会えたかも」
と思わせてくれた楽曲の一つが、この“CARRY ON”だったなぁと。
当時それぐらいのインパクトを受けた名曲でありました。

ANNIHILATOR ★★ (2007-04-13 23:54:00)

新譜の発表、キングへの移籍など、舞台は完璧に整った・・・。
というわけで、今年も開催されるであろうTHRASH DOMINATION 07には、
是非、ANNIHILATORの招待を何卒どうか宜しくお願い致します。

ただ、これで呼ぶと“SOUND GOOD TO ME"とかは
演ってくれそうもないんだよな・・・。

ANNIHILATOR ★★ (2007-06-06 23:15:00)

「THRASH DOMINATION」での来日が決まったようですね。
共演はNUCLEAR ASSAULTにDESTRUCTIONにNEVERMOREだとか。

ANNIHILATOR ★★ (2007-09-30 00:12:00)

1回ならともかく、複数回の機材トラブルは、明らかに盛り上がりに水を差しちゃいましたよね・・・。
(これはトリを務めたNUCLEAR ASSAULTにも言えたことですが)
考えてみれば、初来日の時はサイドGが病気で急遽シングルG編成でのライブだったし、2度目はジェフが
Voを取ってた時期だったので、初期のメロディアスな楽曲が歌いこなせずメロメロだったし、
3度目は仕事の都合で見に行けなかったしで、今度こそ完璧な編成でのANNIHILATORが楽しめる!と
期待していただけに、少々残念な結果に終わってしまいました。
とはいえ、相変わらずジェフ・ウォーターズ先生の正確無比なGプレイは光っていましたし、
バンドのパフォーマンス自体は非常に熱の篭ったモノで文句なし。
出来れば、今度は単独で来て欲しいなぁ、と。

ANNIHILATOR-Alice in Hell ★★ (2006-08-02 21:26:00)

ジェフ・ウォーターズ率いる技巧派スラッシュ・メタル・バンド、'89年発表のデビュー作で、
ANNIHILATORのアルバムの中では、比較的ストレートな疾走感が堪能できる1枚。(飽くまで「彼らにしては」だけど)
物語を感じさせるアルバム・ジャケットといい、クセの強いVoの存在といい、シアトリカルな曲展開といい、ついでに発売元が
同じROADRUNNERである事といい、本作を例えて「スラッシュ化したKING DIAMOND」とは正に言い得て妙。座布団1枚!
KING DIAMONDがホラー・メタルなら、こちらはサイコ・ホラー・メタルとでも形容すべき独特の雰囲気が漂っていて、
それを主に演出するのが、ランディ・ランペイジのヒステリックなキ○ガイVo、そして、痙攣の発作の如き執拗なリフの刻みと、
高いドラマ性を有しながら、どこか不安を掻き立てるメロディが印象的
…続き

ANNIHILATOR-All for You ★★ (2006-08-17 22:28:00)

3枚の作品を残して、逸材Voジョー・コミューが脱退。代わりに無名の新人デイヴ・パッデンを加えて、'04年に発表された10thアルバム。
その新Voは、この御時世アメリカには掃いて捨てる程いそうな、クリーンボイスと怒号を使い分けるタイプだが、
流石ジェフ・ウォーターズの眼鏡に適っただけあって、③のようなスラッシュ・チューンも、④のようなバラードも
歌いこなせる確かな実力の持ち主。力んでもしなやかさを失わない声質は、前任者の「硬」の対して「軟」。
スタイル的には三代目Voのアーロン・ランドールに近い感じ?
そんな今風のVoの存在ゆえか、本作はモダンな空気が強いように感じられるかもしれないが、どっこい。
腰を据えて聴き込んでみると、スピーディでメロディアス、且つドラマチックというANNIHILATORサウンドの基本は
きっちり守られていることに気付く。
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ANNIHILATOR-Annihilator ★★ (2010-06-05 18:28:00)

ANNIHILATOR史上、最もハードコアな面構えのアリス嬢がアートワークを飾った13thアルバム。
ここ近作同様、エキセントリシティは控えめに、コンパクト且つシンプルにまとめられた作風で、個人的に
「デイヴ・パッテンを擁するラインナップの最高傑作では?」というぐらい気に入っていた前作と比べてしまうと
“HAUNTED"のようなドラマティックなナンバーが見当たらず、中盤に並ぶ楽曲にやや面白味が欠けていたりと、
多少物足りなさを覚えるのも事実だが、そうした不満点を補って遥かに余りあるのが、精密なリフ・ワークから
構築美を湛えたメロディアスなソロ・パートまで、目まぐるしくこなす名手ジェフ・ウォーターズのテクニカルなGプレイ。
『METAL』では大挙参加してくれたゲスト・ギタリスト達に花を持たせていた彼氏なれど、今回はもう最初から
最後まで鬼のように弾
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ANNIHILATOR-Annihilator-Coward ★★★ (2010-06-06 00:14:37)

猛烈なスピードで駆け抜けていく高速スラッシュ・ソングながら
アグレッシブなだけでなく、キャッチーな魅力も備えた
アルバムのハイライト・ナンバーの一つ。
この曲における炸裂感とドラマ性を併せ持った
ジェフ・ウォーターズのGプレイはもう絶品。

ANNIHILATOR-Annihilator-The Trend ★★ (2010-06-06 00:05:07)

7分越えを果たす大作だが、
実のところ3分のイントロと4分の本編から構成された
ストレートなスラッシュ・ナンバー。
個性的なリフ・ワーク(“ALISON IN HELL風のパートも有り)
のみならず、時にデイヴ・パッテンのメタルコア風Vo以上に
魅力的に歌うジェフ・ウォーターズのGがとにかく魅力的。

ANNIHILATOR-Bag of Tricks ★★ (2008-01-10 21:59:00)

'94年に、ROADRUNNNER RECORDSから離れるに当たってリリースされた、未発表曲&未発表バージョン/テイク集。
この手の企画盤には余り興味が沸かない性質なので、ジェフ・ウォーターズへのお布施のつもりで購入こそしたものの、
碌に聴きもせず長らく放置してしまっていたのだが、ここでの評価の高さにつられて、殆ど10年振りぐらいに
棚から引っ張り出して聴いてみたら・・・いや、確かに良いですよ!これは。
ROADRUNNERの名物A&Rモンテ・コナーが、わざわざ詳細な収録曲解説を寄せている事からも、本作が単なる契約消化用の
企画盤とは一線を画す事が分かるし、楽曲のクオリティの高さは今更に言うに及ばず、1st~3rdの美味しい部分を摘んだ
選曲といい、資料的価値も高い未発表バージョン/テイクの数々といい、ANNIHILATORファンは勿論、
それ
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ANNIHILATOR-Bag of Tricks-Fantastic Things ★★★ (2008-01-10 22:09:02)

ANNIHILATORのメロウ・サイドの魅力を端的に表した名曲。
個人的には“SNAKE IN THE GLASS"よりも、この曲を3rdに収録して欲しかったが、
これを入れちゃうと、アルバムの作風がポップ方向に傾き過ぎの印象を受けたかな。
Voを取っているのはBのウェイン・ダーレイ。上手い。

ANNIHILATOR-Ballistic, Sadistic ★★ (2020-04-01 00:54:29)

カナダが誇るベテランHMバンド、ジェフ・ウォーターズ(Vo、G)率いるANNIHILATORが'20年に発表した最新アルバム。
最初に言っておけば今回もジェフのGは最初から最後までキレキレ。自ら「初心に立ち返った」と語り、名盤『NEVER, NEVERLAND』の頃のスタイルを目指したと明言しているだけあって、バラードさえ排した本編は徹底してファスト&テクニカルな仕上がり。もしファンであれば、そうしたサウンドの中を俊敏に動き回り、蝶のように舞い蜂のように刺す「モハメッ度」高めのジェフのハイテンションなGプレイを聴くためだけにでも本作は購入する価値ありですし、逆にANNIHILATORに興味がないというリスナーも、このGプレイには一聴の価値がありまっせ!と強力にお薦め致します。
ただ、収録曲の方向性が初期スタイルに寄せられた分、高低差の激しいメロディをエキセントリックに歌い上げ
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ANNIHILATOR-Ballistic, Sadistic-Lip Service ★★ (2020-04-02 23:54:53)

Gリフ、Bライン、Voの歌メロ、醸し出されるグルーヴまで
(恐らく意図的に)“KNIGHT JUMPS QUEEN”そっくりのミッド・チューン。
新曲というよりはリメイクと言うべきか。
“KNIGHT~”にはない、ジェフ・ウォーターズのトレードマークといえる
アルペジオを交えたGソロ・パートのメロディアス且つドラマティックなアレンジは〇。

ANNIHILATOR-Carnival Diablos ★★★ (2006-08-14 22:47:00)

人気ないなー、このアルバム。個人的にはANNIHILATORの最高傑作!と断言したくなるぐらい気に入っているんだけど・・・。
快作「CRITERIA FOR A BLACK WIDOW」で、それまでの迷いを断ち切り完全復活を遂げたANNIHILATORが、'01年に発表した8thアルバム。
「CRITERIA~」でバンドに電撃復帰を果たしたランディ・ランペイジが、案の定、アルバム1枚きりで脱退(というか解雇)、本作からは、その後任として元OVERKILLのジョー・コミューが参加しているのだが、これがアグレッシブなシャウトから、ロブ・ハルフォードばりのスクリーム、更にはブルース・ディッキンソン風の雄々しい歌唱まで幅広くこなせる、二代目フロントマン コバーン・ファー以来の逸材。
「歌える」Voの加入効果か、楽曲の方も意図的に激しさ/複雑さが前面に押し出されていた前作に対し、
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ANNIHILATOR-Carnival Diablos-Epic of War ★★ (2006-07-27 21:49:29)

「最近のANNIHILATORは、Gソロはメロディアスでも、曲自体がメロディアスな事は余りないよな」
とボヤいていた頃に、ガツンとカマされた勇壮な疾走チューン。
1st~3rdの頃を思わせる、欧州へヴィ・メタリックなリフと、
ドスの効いたシャウトだけでなく、しっかりと「歌う」事も出来る
ジョー・コミューの確かな歌唱力が素晴しい。
勿論、細部にまでコントロールの行き届いたプレイで楽曲をドラマチックに盛り上げる
ジェフ・ウォーターズのGにも文句なし!

ANNIHILATOR-Criteria for a Black Widow ★★ (2006-08-12 01:27:00)

アルバムのOPをダイナミックに駆け抜けるスラッシュ・チューン①“BLOODBATH"が始まった瞬間、
「ANNIHILATOR復活!」と大声で叫びたくなる'99年発表の7thアルバム。いや復活も何も、バンドはコンスタントに
作品を作って順調に活動を続けていたわけなのだが、明らかに進むべき方向性に迷いの感じられたここ数作の作風から一転、
(私生活でのトラブルを乗り越えた開放感からか)本作では徹底的に原点回帰の姿勢が打ち出されているのだ。
アルバム・ジャケットにアリス人形が再登場、初代Voランディ・ランペイジの戦線復帰といった表面的な部分はもとより、
ここのところシンプル化著しかった楽曲に、叙情的なメロディ、リフ/リズム・チェンジを多用して畳み掛けてくる
ドラマチックな曲展開といった、1st~3rdの頃を彷彿とさせる要素が戻って来ているのがナイス。

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ANNIHILATOR-Double Live Annihilation ★★ (2006-08-26 19:41:00)

'03年発表の2枚組ライブ・アルバム。9th「WAKING THE FURY」に伴う欧州ツアーの模様を捉えたものらしいが、
偏りのない選曲はなかなかツボを突いていて、これなら確かにベスト盤としても十分に機能すると思われ。
勿論、「漏れ」も結構あるけど、歴史の長いバンドだけに致し方なしと言ったところか。
DISKⅠに比較的新しめの曲を、DISKⅡに初期の名曲を集めた構成になっていて、やはりDISKⅡの怒涛の盛り上がりは圧巻。
実験色の濃いサウンドだった「WAKING~」からの楽曲も、こうして装飾の取っ払われたライブで聴くと、
非常に純度の高いスラッシュ・メタル・チューンと化していて面白い。
ジェフ・ウォーターズ(G)を筆頭に、楽器陣の一糸乱れぬ、それでいてライブならではの熱さと
前のめり感を漂わせた、素晴しく達者な演奏ぶりは今更言うに及ばず、歴代フ
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ANNIHILATOR-Feast ★★★ (2013-09-27 22:49:16)

前作『ANNIHILATOR』でリーガン・マクニールばりのブルータルなご尊顔を披露していたアリス嬢が、今回はとうとうゾンビ化。一体この娘はどこへ行こうとしているのか・・・と、つい余計な心配をしてしまいたくなる(しないか)アートワークが目印の新作アルバム。
頭3曲で完璧に首根っこを押さえられた前作のテンションの高さに比べると、今回はSLAYERを思わせる剃刀スラッシュ①こそ強力な名曲ですが、以降は「らしさ」を維持しつつも、ファンキーに跳ねる楽曲があったり、ロケンロールな楽曲があったりして、(好みの差はありましょうが)個人的には今ひとつ気分がアガりきらず。精密射撃を行う最新式アサルト・ライフルの如きジェフ・ウォーターズのGプレイは、相変わらずエキサイティングなんですが。
しかし叙情バラード⑥を境に、本編後半は雰囲気が一変。構築美を湛えたGソロが激走する⑦、メロウなイントロを引き裂
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ANNIHILATOR-Feast-Deadlock ★★ (2013-10-02 22:27:48)

刺々しいGリフから、シャープ気味に吐き捨てる
デイヴのシャウトまで、ここまでSLAYER調の
スラッシュ・ナンバーをジェフ・ウォーターズが
演るのは珍しいような。
彼が手がけている以上は勿論、ちゃんと
ANNIHILATOR印が刻まれていますが。

ANNIHILATOR-Feast-Fight the World ★★★ (2013-10-02 22:52:38)

叙情的なイントロから一転、
アクセルべた踏みで突っ走る展開は
スラッシュ・ナンバーのお約束とも言えますが
ジェフのキレキレな演奏でこれをやられると
やはりテンションが上がります。Gソロも美味。

ANNIHILATOR-Feast-One Falls, Two Rise ★★★ (2013-10-01 23:16:03)

バラード調にスタートして一気に加速した後、
ジェフ・ウォーターズのテクニカルなGプレイが
映えるインスト・セクションを経て、再び叙情的に
締め括られるという、8分以上に及ぶ長尺曲。
落差の効いたドラマティックな曲展開といい、
現行ANNIHILATORの魅力全部入りな名曲です。

ANNIHILATOR-For the Demented ★★★ (2018-01-09 23:00:45)

ジェフ・ウォーターズ自身が担当する国内盤解説を読み「最初期ANNIHILATORの雰囲気がある作品」とのお言葉に、聴く前から期待値がMAXまで跳ね上がった'17年発表の新作。
何せ1曲目のイントロからして“ALICE IN HELL”風でニヤリとさせられますし、以降もスラッシュ・メタル然とした突撃ナンバーあり、抒情バラードあり、シアトリカルな曲展開を有する楽曲あり…と、本編は非常にバラエティに豊んだ仕上がり。原点回帰が志向されたサウンドの中を水を得た魚の如く縦横無尽に泳ぎ回り、聴き手の情緒を不安定する、美しくも不穏なアルペジオを巧みに織り交ぜたジェフの高速Gプレイも、唯一無二のセンスを携えて益々冴え渡っていますよ。
イントロの一捻りから激烈な突進へ転じる①、美しいメロディと凄惨な歌詞の歪んだコントラストが秀逸な④、本編ハイライトに推したい劇的な疾走曲⑦、“BRAIN DANC
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ANNIHILATOR-For the Demented-Altering the Alter ★★★ (2018-01-09 23:38:43)

浮遊感のあるイントロを鋭利なGリフが蹴散らして
スラッシーな激走へと転じるスピード・ナンバー。
この手の楽曲は打ち込みでなくドラマーに叩いて欲しいとか
プロダクションは作り込み過ぎない方が豪快さが演出できるのでは?
といった無い物ねだりは、ジェフの流麗且つドラマティックなGソロによって
綺麗サッパリ昇華されていきました。

ANNIHILATOR-For the Demented-Pieces of You ★★★ (2018-01-09 23:12:45)

歌詞はカニバリズムを扱ったゴアゴアなものなのに
曲調はバラードでメロディはどこまでも美しい。
倒錯したセンスと歪んだ詩情がANNIHILATOR印の逸品。

ANNIHILATOR-King of the Kill ★★ (2006-08-02 21:44:00)

ジェフ・ウォーターズ率いる技巧派スラッシュ・メタル・バンド、'94年発表の4thアルバム・・・と同時に、
裏ジャケにジェフ1人しか写っていない事からも明らかな通り、なかなか安定しないバンドのラインナップに業を煮やした彼が、
遂に開き直って自らVoも担当、ANNIHILATORのソロ・プロジェクト化を宣言した最初の作品でもある。
前作の(日本でのみ好評を得た)メロディ重視路線から、若干、アグレッシブ方向へ軌道修正が図られている感じで、
ジェフの荒々しい歌唱スタイルと相俟って、かなりヘヴィな印象を受けるかもしれないが、実際に聴き込んでみると、
疾走チューンあり、バラードあり、穏やかなイントロから一転、ドラマチックな盛り上がりを見せる曲あり・・・と、
これまでの作風と大差はない事に気付く。寧ろ、コンパクトに練り上げられた楽曲が次々に繰り出される様は爽快ですら
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ANNIHILATOR-Live at Masters of Rock ★★ (2010-03-13 02:11:00)

チェコ共和国のメタル・フェスティバル『MASTER OF ROCK』に3rdビルとして登場した際の
ライブの模様を捉えた、ANNIHILATORの3枚目となる実況録音盤。『IN COMMAND』は過去の蔵出し音源集で、
『DOUBLE LIVE ANNIHILATION』は'02年に行われた欧州ツアーのダイジェストだったわけで、
1ステージをそのまま収録したライブ盤は本作が初めてとなる・・・のかな。
フェス仕様のセットリストゆえマニアックな選曲は望むべくもなく、収録楽曲は前の2枚と被りまくりだが、
Voが違うのでそこから受ける印象はかなり異なるし、何より、腕利き揃いのメンバー達の手により、
一筋縄では行かない捻りと攻撃性を兼ね備えた楽曲の数々が、流麗に構築していく様はやはり圧巻。
特に光っているのがフロントマン、デイヴ・パッテンの存在で(勿論、名
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ANNIHILATOR-Metal ★★ (2007-04-13 23:32:00)

傑作です(断言)。直球勝負のタイトルも頼もしいこの12thアルバムは、名作と名高い3rd『SET THE WORLD ON FIRE』以来、
久々にポップ・フィールドにまで曲作りの幅を広げたバラエティ豊かな作風ながら、「らしさ」もしっかりと維持した
ANNIHILATORのここ数作のアルバムの中でも、ズバ抜けてハイクオリティな内容に仕上がっている。
マイケル・アモット、アレキシ・ライホ、イェスパー・ストロムブラッドら、キラ星の如く参加している
ゲスト・ミュージシャン勢に何かと話題が集まりがちな作品なれど(全員、非常に良い仕事をしてくれていますが)、
それ以上に印象に残るは、メロディの素晴しさ。特に叙情的でキャッチーな歌メロが抜群に良い。その好例が、
憂いを帯びたメロディが軽快に疾走する、名曲“SOUND GOOD TO ME"を彷彿とさせる②や、バック
…続き

ANNIHILATOR-Metal-Haunted ★★★ (2007-04-13 23:48:56)

スラッシュ・メタルならではの疾走感、
ダイナミックな曲展開、劇的なインスト・パートと、
ANNIHILATORの魅力の粋を結集して作り上げられたかのような
8分以上に及ぶIRON MAIDENばりの名曲。

ANNIHILATOR-Never, Neverland ★★ (2006-08-05 09:46:00)

その完成度の高さから、ANNIHILATORの最高傑作に推すファンも多いと聞く、'90年発表の2NDアルバム。3rd以降の音楽的変化を考えると、
確かに、攻撃性と叙情性のバランスが絶妙なこの作品こそ、初期テクニカル・スラッシュ路線のベスト盤かな、と。
前作では、曲展開が唐突だったり強引過ぎたりと、やや未整理な部分(そこがまた魅力だったわけだけど)が目に付いたが、
ここではそうした無駄が省かれ、カッチリと整理整頓。激烈スラッシュ・チューン⑧⑩を収録しつつも、
ストレートな疾走感よりダイナミズムが強調された楽曲は、シャープ且つテクニカルなリフ、流麗なGソロ、構築美を感じさせる曲展開と、
三拍子揃った隙のない仕上がり。中でも、これぞANNIHILATOR!たるシアトリカルな曲展開の①“THE FUN PALACE"
勇壮なパワー・メタル・チューン④“STON
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ANNIHILATOR-Refresh the Demon ★★ (2006-08-09 22:09:00)

'96年発表の5thアルバム。丁度この時期は、メロディ志向の日本市場と、ヘヴィ志向の欧米市場のギャップが
埋め難いほどに広がってしまっていて、メロディとヘヴィさのバランスこそ最大の武器であったANNIHILATORにとっては
「あちらを立てれば、こちらが立たず」ってな具合で、最も活動が困難な時期だったのではなかろうか。
そんなわけで(?)本作は、複雑でドラマチックな曲展開を控えめにした、かなりヘヴィでソリッドな仕上がり。
前作の経験を踏まえて、自分の荒々しい声にあった、ストレートなアグレッシブ・チューンをズラリ揃えた
その判断は的確で、作曲能力の高さも含めて、流石、ジェフ・ウォーターズといったところなのだが、
問題はその作風が、叙情メロディと劇的な曲展開を愛する日本のファンには、余り受け入れて貰えなかった点か。
(美しいバラード“INNOCENT
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ANNIHILATOR-Remains ★★ (2006-08-10 22:45:00)

ANNIHILATOR最大の問題作と言えば、やはりこの'97年発表の6thアルバムでしょうか。
何せレコーディング・メンバーはジェフ1人(全てのパートを担当)という、文字通りのソロ・プロジェクト状態。
内容の方も、シンプルというか素っ気無いデザインのアルバム・ジャケットに嫌な予感を覚えつつCDを再生してみれば、
1曲目から聴こえてくるのは、明らかに打ち込みのDs、無機質なリフ、エフェクトのかかりまくったVoといった、
如何にも90年代風の(当時としては)モダンなサウンド・・・そりゃファンもドン引きするわ。
2曲目以降も似たようなスタイルの楽曲が続く事からも明らかな通り、彼らのアルバムの中でも最も実験色の濃い1枚で、
複雑な曲展開を排して、ひたすらシンプルにアグレッシブに攻めてくる楽曲は兎も角、全般的にGソロに冴えが見られないのが痛い。
どうやら、
…続き

ANNIHILATOR-Schizo Deluxe ★★ (2006-08-23 22:23:00)

前作「ALL FOR YOU」に引き続きベーシスト不在のまま、ジェフ・ウォーターズが兼任する形でレコーディング
(リフが印象的な佳曲⑧ではリードVoも披露)、'05年に発表された11thアルバム。
似たようなスタイルを2作続けない事を旨とする(?)ANNIHILATOR。前作が大作主義に傾いたシアトリカルな作風だった事への
反動か、今回はコンパクトにまとめられた(彼らにしては)直線的な楽曲がズラリと並ぶ。バラードもない、かなり硬派な仕上がり。
ただ、ここで気になるのは、器用だがパンチに欠ける声質のデイヴ・パッデン(Vo)のありがちな歌唱スタイルが、
せっかくの楽曲の個性をスポイルしてしまっているように聴こえる点。③⑤⑨のようなドラマチックで多彩な表現力を
必要とする楽曲におけるハマリっぷりは、相変わらず最高なんだけど・・・。
とは言え、疾走感と勇
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ANNIHILATOR-Set the World on Fire ★★ (2006-07-26 21:33:00)

ジェフ・ウォーターズ率いる技巧派スラッシュ・メタル・バンド、'93年発表の3rd。
・・・なんだけど、ここまで曲調に広がりが見られると、最早スラッシュ・メタル・アルバムと言っていいのかどうか。
エッジの立ったリフの刻みと、場面転換の激しい⑩“BRAIN DANCE"にその面影を留める程度で、
例えばスピード・チューンの②“NO ZONE"にしても、スラッシーと言うよりは
JUDAS PRIEST型の正統派HMチューンといった趣き。(実際、そのJPのカヴァー曲“HELL BENT FOR LEATHER"を収録)
泣きの叙情バラード⑤“PHOENIX RISING"、メロウに駆け抜ける⑦“SOUNDS GOOD TO ME"等、
ANNIHLATORのポップ・サイドを代表する名曲を収録した本作は、彼らのカタログ中、最もコマーシャルな作風の1枚で、

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ANNIHILATOR-Set the World on Fire-Knight Jumps Queen ★★ (2006-03-09 22:24:00)

(皆さんが仰るとおり)ブンブン唸りながら刻まれるキャッチーなベース・ラインが◎
「SET THE WORLD ON FIRE」のポップサイドの代表曲が“SOUNDS GOOD TO ME"なら、へヴィ・サイドの代表曲はこれだ!
疾走曲、複雑な展開を持つ曲は言うに及ばず、こういうシンプルなミッドテンポの名曲も書けちゃう辺り、ジェフ・ウォーターズの懐の深さが感じられます。

ANNIHILATOR-Set the World on Fire-Sounds Good to Me ★★★ (2007-04-13 23:43:58)

ANNIHILATORが誇る異色の名曲。
都会的な哀愁をまとって、軽やかに疾走する
ポップでキャッチーなメロディが非常に素晴しい。
ただ、この曲のインパクトが余りに強過ぎたため、
その後のバンドのアグレッシブ路線への方向転換に対する
拒否反応が大きくなってしまったような気がしなくもない。

ANNIHILATOR-Suicide Society ★★★ (2015-10-20 22:36:39)

フロントマンであり、2ndギタリストであり、長らくジェフ・ウォーターズのサイドキックでもあったデイヴ・パッデンがまさかの脱退。そのためジェフが久々にシンガーも兼任する形で'15年に発表された最新作。
つっても、既にご承知の通り「ANNIHILATOR=ジェフ・ウォーターズ」なわけで、本作のクオリティにデイヴ脱退の影響は皆無。ヘヴィに弾む楽曲、美しくメロウな楽曲、そして高速スラッシュ・ナンバーと、コンパクト且つバラエティ豊かにまとめられた本編は、ここ数作の流儀に則ったANNIHILATOR以外の何者でもない仕上がり。その中で鋭利なリフを刻み、時に美しく/時に不気味なメロディを爪弾き、ソロはテクニカルに決めたりと、縦横無尽に飛び回るジェフの軽業師ばりのGプレイも、相変わらず抜群の切れ味を誇っています。
懸案事項であった歌唱力についても90年代とは雲泥の差。何よりメタルの「芯」を感
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ANNIHILATOR-Suicide Society-Creepin’ Again ★★★ (2015-10-22 22:34:44)

キビキビとタイトな疾走感溢れる曲調の中で奏でられる、
神経症的というか、どこか不安感を掻き立てる
メロディの使い方が、まさにANNIHILATOR。
メロディックなコーラスも印象的です。
1stや2ndに収録されていてもおかしくなさそうな、
“MY REVENGE”と並ぶアルバムのハイライトの一つ。

ANNIHILATOR-Suicide Society-My Revenge ★★★ (2015-10-22 22:28:00)

ANNIHILATORのファンなら心鷲掴まれずにはいられない
アルバムのハイライト・ナンバー。
初期METALLICA風のスピーディに曲調に
ちょいとジェイムズ・ヘッドフィールド入った
ジェフ・ウォーターズのVoが映える。
それでいて中間部で奏でられる美しいアルペジオが
紛うかたなきANNIHILATOR印を焼き付けています。

ANNIHILATOR-Triple Threat ★★ (2017-02-25 09:25:06)

ANNIHILATORがドイツのBANG YOUR HEAD Fest.に出演した際の模様を収めたライブ盤(Disc-1)とBlue-ray、それにスタジオ収録のアコースティック・セッション(Disc-2)という3要素を1つに取りまとめた作品。タイトルはそれに因み『TRIPLE THRAT』。でも日本盤はBlue-rayが付属してないため、表題に込められた意味がイマイチ伝わり難いという。
とまれ内容は高品質です。まずDisc-1のライブ盤に関しては、メンバー全員テクニシャン揃いゆえ、複雑にして精緻、且つライブならではの白熱具合も存分に伝えてくれるパフォーマンスには何の不安もなし。初期の名曲を中心に構成されたセットリストはフェス仕様ですが、必ずしもANNIHILATOR目当てで集まったわけではない観客すら大合唱させてしまう“W.T.Y.D”や“ALISON HELL”といったキメ曲を
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ANNIHILATOR-Waking the Fury ★★ (2006-08-16 22:05:00)

前々作、前作と、ANNIHILATORの理想像に忠実な作品を発表してきたジェフ・ウォーターズ先生が、
久々に頭をもたげて来た実験精神を全開にして作り上げた、'02年発表の9thアルバム。また、ジェフ自身が兼任してて時期を除けば、
同じシンガーのまま、2枚目のアルバムを作る事が出来たという意味でも画期的(笑)な作品。
さて本作。CDを再生すると、いきなり斬り込んでくるノイジーなギター・サウンドに思わず仰け反らされる。
前作「CARNIVAL DIABLOS」はキャッチーとも言える仕上がりをみせていたが、今回は「獣性を呼び起こせ」の題名通り、
再びアグレッシブ方向に揺り戻されていて、凄まじいアグレッションを撒き散らしながら疾走する①、
鉈で両断されるが如きリフの刻みが強烈な③、殆どハードコア・チューンなノリの⑩、
といった楽曲に代表されるように、全体
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ANTERIOR-Echoes of the Fallen ★★★ (2011-11-13 17:13:58)

てっきり解散したものとばかり思っていましたが、どっこい健在だったANTERIORの2ndアルバム。しかもこれが、元MENDEEDのスティーヴ・ニクソン(G)ら新メンバーを補充しつつ、積極的にツアーやライブ活動を行う等して地道に研鑽に励んでいたらしく、4年以上の長期ブランクがちゃんと作品のクオリティに反映された充実作に仕上がっているのだから素晴しい。
デビュー作ではIRON MAIDENはもとより、SHRAPNELメタル辺りからの影響も感じさせる、テクニカルなツインGが乱れ咲くメタルコア・サウンドを聴かせてくれていたが、今作ではそのメタルコア分が一気に減退。これまで以上に緩急とドラマ性が盛り込まれた曲展開や、より劇的且つメロディックに絡み合うツインGが搭載された楽曲は、最早オールドスクールな正統派HMそのものと言って決して過言ではないような?
イントロのみでバッチリ掴まれるOP
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ANTERIOR-Echoes of the Fallen-Blood in the Throne Room ★★★ (2011-11-18 21:00:37)

スピーディ且つアグレッシブな曲調に併せて
鮮烈に弾きまくる2本のGの美味しさといったら。
しかも無意味な速弾きではなく、ちゃんと考え抜かれた
ドラマティックでメロディアスなソロを聴かせてくれる点も
評価ポイントです。

ANTERIOR-Echoes of the Fallen-To Live Not Remain ★★★ (2011-11-18 20:58:25)

前作より格段にダイナミズムを増した
(ヘヴィ・メタリックになった)音作りの下、
起承転結がばしっと決まったドラマティックな曲展開が、
アルバムの出来の良さすら確信させてくれます。

ANTERIOR-Echoes of the Fallen-Venomous ★★ (2011-11-18 21:03:22)

地響き立てて突進する、アルバム中最もストレートで
アグレッシブな疾走ナンバー。
勿論、IRON MAIDENの遺伝子を受け継ぐ
印象的なGハーモニーを聴くことも出来ます。

ANTERIOR-This Age of Silence ★★ (2009-01-18 22:25:00)

イギリスは南ウェールズ・トレデガー出身のツインGを擁する4人組が、METAL BALDEから'07年に発表した1stアルバム。
「BULLET FOR MY VALENTINEやTRIVIUMから影響を受けた若手メタル・バンド」と言うと、嫌でもメタルコア的なモノを
想像してしまうが、このANTERIORの場合、音作りや怒号スタイルのVoにこそソレっぽい雰囲気が漂うものの、
随所で劇的なハーモニー・プレイをキメまくる、メロディックなツインGを大々的にフィーチュアして、スピーディに疾走する
収録楽曲は、かなり正統派HM色が濃厚な仕上がり(と言うか正統派HMそのもの)。ドラマティックな①~②の流れを筆頭に、
日本人好みの作風にも関わらず(RACER Xのカヴァー曲も収録)、国内盤は悲しいぐらい売れなかったとか・・・何故?
Gが兼任するハードコア調のVoには余
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ANTHEM-Absolute World ★★★ (2014-11-16 23:00:36)

嘗てはバリバリの森川之雄派として鳴らした我が身ですが、ANTHEM再結成以降は坂本英三の素晴らしい仕事振りにシビれまくっていたので、今回のフロントマンの交代劇には、喜びよりもまず不安が先立ちました。
でもそれも、実際に本作を聴くまでのお話。高浜祐輔のKeyをお供に、疾走ナンバー固め打ちの本編前半で早くも炸裂する、森川のリキの入った「オゥイェー!!」のシャウトを耳にした途端、そうした不安は完璧に雲散霧消しましたね。
メンバーの屈強且つタイトなパフォーマンスと、グッと胸に染み入る哀愁のメロディとが熱く脈動するANTHEM流HMサウンドの本分はそのままに、激しく燃え盛る坂本のVo→沸々と煮え滾るような森川のVoへとバンドの「声」がバトンタッチしたことで、個々の楽曲が放つ印象も少なからず変化。具体的に言うなら、タメの効いた歌唱を得てよりウェット且つメロディアスな味わいが強まったかな?
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ANTHEM-Absolute World-Don't Let It Die ★★★ (2014-11-18 01:01:16)

アグレッシブに刻まれるリフ&リズムの応酬と、
その上に噛み付くように歌うVoが乗る序盤は
何となく“THE JUGGLER”を彷彿。
2ndヴァースのメロディが「もうこれがサビでいいじゃん」
と思うぐらいの素晴らしさなのですが、更にそこから
哀愁を湛えてメロディアスに展開される真のサビメロが
輪をかけて素晴らしい!
脳内「今年のベスト・チューン候補」上位にランクインする名曲です。


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