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HALESTORM-The Strange Case of...-Rock Show ★★★ (2012-05-03 21:50:19)
ダンサブルなビートに乗せて
「ライブの楽しさ」について歌われるロック・ナンバー。
実際、リズミックなノリがライブでは盛り上がりそうな感じで
アレンジだけ取り出すとマドンナとかに通じるものを
感じたり感じなかったり。
HALESTORM-Vicious ★★★ (2018-10-24 23:42:38)
並の野郎シンガーじゃ束でかかっても鼻息だけで吹き飛ばされそうな強靭な喉の持ち主、リジー・ヘイル(Vo)率いるバンドが、EP『REANIMATE 3.0』(’17年)でタッグを組んだニック・ラスクリネッツを再びプロデューサーに迎えて、’18年に発表した4thアルバム。
作風的には3rd『INTO THE WILD LIFE』の延長線上で、横ノリのグルーヴとモダンなアレンジに彩られたサウンドはいかにも今時のアメリカンHMといった趣き。但し、今回はヘヴィ・メタリックな疾走ナンバー③があったかと思えば、サビメロに被さるGの泣きのフレージングが印象的な④や、アコギ・バラード⑥、憂いを帯びたコーラスが秀逸なアルバム表題曲⑪のような楽曲があったりと、全体的にアグレッションやダイナミズム、及びメロディのフックに関しては大幅な強化が図られていて、聴き終えた後の満足感は『INTO~』を大きく上回ります
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HALESTORM-Vicious-Vicious ★★★ (2018-10-25 23:42:48)
近作に顕著なモダンなアレンジ・センスと
デビュー以来磨きを掛けてきたメロディ・センスとが
リンゴとハチミツばりに恋をした(BYバーモントカレー)
4thアルバム表題曲。
憂いを帯びたサビメロとそれを絶唱するリジーのVoに胸打たれます。
HALLOWEEN-Don't Metal With Evil ★★ (2019-01-29 00:38:27)
HELLOWEENではなくHALLOWEEN、ドイツではなくアメリカはミシガン州デトロイト出身の4人組が、'85年に地元のインディー・レーベルMOTOR CITY METAL RECORDSから発表した1stアルバム。
メンバーの早過ぎた白塗りメイクと、《DETROIT’S HEAVY METAL HORROR SHOW》の肩書が何やら怪しげな雰囲気漂わす本作は、チープなプロダクションから台所事情の苦しさが透けて見えますが、カイ・ハンセンに通じる(やや弱々しい)味わいのハイトーンVoをフィーチュアして、ササクレ立ったアグレッションを放ちながらスピーディに畳み掛けるスラッシュ・メタルの一歩手前…いわゆる「スピード・メタル」に分類されるサウンドは、バンド名同様に4人編成時代のカボチャ軍団に似通う趣きあり。但しメロディに欧州民謡調のクサ味やドラマ成分は控えめで、収録曲のランニング・タイム
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HALLOWEEN-Don't Metal With Evil-Trick or Treat ★★★ (2019-01-29 23:41:00)
'84年に発表されたデビュー・シングルでもある
HALLOWEENの代表曲。Voは少々弱いが
その分、鋭角的に切り込んでくるGリフのカッコ良さが
疾走感溢れる曲調をグイグイと牽引してくれます。
HALLOWS EVE-Death & Insanity ★★ (2007-04-01 17:23:00)
音質、楽曲、全体の構成と、デビュー作『TALES OF TERROR』から格段のクオリティUPを遂げた、'86年発表の2ndアルバム。
多分にIRON MAIDEN的というか、正統派へヴィ・メタリックな要素を残していた前作に比べ、
サウンド・プロダクションの著しい向上に伴い、音の輪郭がハッキリして、切れ味の鋭さと重量感を得た本作は、
いよいよスラッシュ・メタルらしい硬質な歯応えの感じられる、よりビルドアップされた内容に仕上がっている。
(ちなみに、バンドと共同でプロデュースを手掛けたのは、METAL BLADE社長のブライアン・スラゲルだ)
鋼の如き強靭なリフが刻まれるパワフルな②、アコギ・イントロから勇壮に疾走する⑤、問答無用の高速スラッシュ・ナンバー⑥、
腰の据わったヘヴィ・チューン⑦、ドラマチックなインスト曲を経て、まるで土砂崩れのように押し寄せ
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HALLOWS EVE-Death & Insanity-Nobody Lives Forever ★★ (2006-05-17 21:33:08)
ダイナミックな展開が魅力の名曲。
それをガッチリとキレのある演奏で支える楽器陣も、1stアルバム時より格段にスキルUPを遂げており、
中でもリフ/リズム/ソロに、時にメロディアスに、時にアグレッシブにと、縦横無尽に動き回る
デイビッド・スチュアートのGプレイは白眉。勇壮且つハイテンションなVoパフォーマンスも迫力十分。
HALLOWS EVE-Evil Never Dies ★★ (2007-04-01 17:39:00)
'88年発表の3rd『MONUMENT』以降、さっぱり音沙汰の無かったHALLOWS EVEが、
突如'05年に発表した、実に17年ぶりとなる復活のニュー・アルバム。(通算4作目)
ローランDEATHさんの仰る通り、初期のオカルトちっくなオドロオドロしい雰囲気が復活を遂げていて、デス声を多用するVoや、
ブラック・メタルにも通じる禍々しいリフを刻むG、時にブラスト・ビートまで炸裂させるリズム隊などの存在もあって、
全体的に、これまで以上にヘヴィネスとダークネスを強調した仕上がりのように感じられる。(特にデス・メタルからの影響は大)
重心の低いヘヴィ・リフがザクザクと刻まれ、Voがパワフルに歌いまくり、後半の疾走パートでは
ツインGが劇的なメロディを紡ぎ出す①の出来は文句なしで、聴いた瞬間に「おお、あのHALLOWS EVEが帰って来た」
と実感さ
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HALLOWS EVE-Monument ★★ (2006-11-16 20:30:00)
快活なアメリカン・パワー/スラッシュ・メタルを聴かせる5人組の、'88年発表の3rdアルバム。
良くも悪くもB級スラッシュという印象の強かった前2作に比べ、本作は一皮ベロリと剥けて、本格派の装いのその身に纏わせている。
とにかく音の太さがまるで違う。そこに宿る重量感もこれまでの比ではない。お陰で①(タイトルもズバリ“SPEED FREAK")を
筆頭にスピード・チューンには迫力が出たし、③④のようなヘヴィ・チューンにも説得力が増した。特に、ブッ太いリフが
力強くザクザクと刻まれるミドル・チューンのカッコ良さは、本作の肝。ドスの効いたVoと、歯切れの良い演奏、
そして以前よりも練り上げられたGのフレーズと相俟って、聴いていると勝手に体が動き出します。
ちなみに②はQUEENの有名曲のカヴァーだが、元々、カラリと湿度の低いサウンドが持ち味のバンドなので、
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HALLOWS EVE-Tales of Terror ★★ (2007-03-28 21:15:00)
末期ラインナップには、必殺仕事人ことジェイムズ・マーフィ(G)がその名を連ねていた事で知られる、
ジョージア州はアトランタ出身の4人組スラッシャー、'85年発表の1stアルバム。
日本デビュー作となった3rd『MONUMENT』では、スカッと爽快で歯切れの良いアメリカン・パワー・メタルを披露していた彼らだが、
この1stの時点では、IRON MAIDENを始めとする欧州へヴィ・メタル勢からの影響も濃厚な、暗く湿ったスラッシュ・サウンドを実践。
音質がイマイチで全体的に垢抜けない印象は拭えないが、それがまた、ダークな楽曲の味わいを増す結果になっていて、
特に、スピーディな③から間髪入れずに繋がる④、バンドの代表曲でもある勇ましい⑥、そして序曲⑦を経て、
ドラマチックに盛り上がる大作⑧といった楽曲はメチャ強力。ドスを効かせた低音や金切シャウトだけでなく、
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HALLOWS EVE-Tales of Terror-Hallows Eve (including Routine) ★★ (2006-05-16 21:18:09)
一皮剥けた3rd「MONUMENT」では、堂々たるアメリカン・パワー/スラッシュ・メタルを披露していた彼らだが、
1stアルバムの時点ではまだ青さが先行気味で、この8分に及ぶ大作曲にも、どこか垢抜けなさが漂う。
んが。そんなものは、この「IRON MAIDEN大好き!」と主張しまくりの攻撃的なリフと力強い曲調、
しかもその曲のタイトルにバンド名を冠して、自分達のテーマ・ソングにしてしまう
直球勝負のメタルバカっぷりの前には些細な問題。
実際、後半のドラマチックな盛り上がりは、かなり聴き応え有り。
HAMMERCULT (2014-04-30 22:55:15)
イスラエルはテルアビブから登場した、限りなくデス・メタル寄りのスラッシュ・サウンドを聴かせてくれる5人組。(CD屋ではデス・メタルのコーナーに陳列されてること多し)
'11年に出場した「WACKEN BATTLE」で最優秀バンドに輝いたことから、元NOISE RECORDS創始者カール・ウォルターバックが新たに設立したSONIC ATTACK RECORDSとの契約をゲット。同年、EP『RISE OF THE HAMMER』を発表してデビューを飾る。
'12年には1stフル『ANTHEMS OF THE DAMMED』を、そして'14年には日本盤も発売された2nd『STEELCRUCHER』をリリースしている。
HAMMERCULT-Anthems of the Damned ★★★ (2014-04-30 22:56:00)
元NOISE RECORDS総帥、カール・U・ウォルターバックに見出された5人組が、'12年に、その彼が新たに興したSONIC ATTACK RECORDSから発表したデビュー作。
デス/ブラック・メタルの洗礼を通過した暴力性をもって、けたたましく吹き荒れるリフ&リズムの暴風に晒される本作は、「イスラエル出身」と聞いて、勝手にエキゾチックな要素を期待してしまうこちらの先入観を爆砕する、タイトに締まったバイオレントなスラッシュ・サウンドが持ち味。
その一方で、本編半ばに鎮座ましますのは、アートワークの世界観を反映したかのような野蛮にしてエピカルな雰囲気も湛えた③⑥⑧。かと思えば、終盤にはANNIHILATOR風のロックンロール・スラッシュ⑩、パンキッシュな⑫、クリスマス・キャロルとブラック・メタルが悪魔合体した(その結果、なぜかジャーマン・メロパワ・メタリックな仕上がりになった
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HAMMERCULT-Anthems of the Damned-Black Horseman ★★★ (2014-05-01 22:43:19)
嵐のようなドラムの連打で幕が上がる
スパルタンな曲調、このバンドにしては
長尺の4分弱というランニング・タイムが
エピック・メタル/ヴァイキング・メタルに通じる
雄々しさでもって聴き手の闘争心を煽り立ててくれます。
HAMMERCULT-Anthems of the Damned-Hell's Unleashed ★★★ (2014-05-01 22:49:38)
2分台のタイトなランニング・タイムを
好戦的に駆け抜けていくストロング・スタイルの
スラッシュ・ナンバーですが、テンポダウンして
壮大に展開するサビメロは、勇猛且つドラマティックで
メタル魂を大いに盛り上げてくれます。
HAMMERCULT-Built for War ★★★ (2015-11-09 22:47:23)
イスラエルから世界に向かって飛び出した5人組、'15年発表の3rdアルバム。
順調なリリース・ペースが彼らの活動の好調ぶりを物語りますが、充実した内容の方でもそれをしかと裏付ける。映画のサントラを思わすスペクタキュラーな序曲①に導かれる本編は、バンドの主戦場たる昨今の欧州メタル・シーンの嗜好を踏まえたのか、従来作に比べるとエクストリーム・メタル成分を減退させて、メロディック且つ戦闘的なヴァイキング・メタル成分を増量した印象あり。幕開け役の②が圧倒的スピードで押しまくるのではなく、闘争心を煽り立てる「ヘイ!ヘイ!」コーラスを伴ったエピカルな仕上がりであることもその証左かと。
無論、続く③がヤケクソ気味に飛ばしまくる高速スラッシュ・ナンバーであることからも分かる通り、作品の根幹を成すバイオレントで炸裂感溢れるスラッシュ・サウンドのテンションの高さには微塵も緩みなし。中でもスピード
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HAMMERCULT-Steelcrusher ★★★ (2014-05-01 22:54:51)
デビュー作『ANTHEMS OF THE DAMNED』の高評価をバネに、プロデューサーにKILLSWITCH ENGAGE等との仕事で知られるクリス“ゼウス”ハリスを迎え、ジャケット・アートワークを名匠アンドレアス・マーシャルが手掛けるという万全の布陣を敷いてレコーディング、'14年に発表された2ndアルバム。
本編収録のカヴァー曲⑭⑮⑯の存在が端的に物語る通り、ACCEPTの重厚な突進力、RUNNING WILDのエピカルな構成力、そして聴き手を煽動するノリの良さをMOTORHEADから抽出した上で、それらを現代的にアップデート、更にデス/ブラック・メタル/パンク/ハードコアのブルータリティで攪拌したかのようなスラッシュ・サウンドは、勿論今回も健在。
エピック・メタリックな勇ましさと野蛮さを撒き散らしながら猛然と突進する②④⑦⑬や、聴いてるだけで思わず暴れ出したくなるバイ
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HAMMERCULT-Steelcrusher-Burning the Road ★★★ (2014-05-06 08:59:21)
スラッシュ・メタルならではの突進力、
エピック・メタルに通じる勇猛果敢さ、
そして体を揺するシンプルなノリの良さ等、
このバンドの持つ様々な魅力が凝縮された
アルバム一押しの名曲。
HAMMERCULT-Steelcrusher-Steelcrusher ★★★ (2014-05-06 08:54:46)
バイオレントなスラッシュ・ナンバーでありつつ
欧州パワー・メタリックな血沸き肉踊る野蛮さ、
勇壮なドラマ性が増量された仕上がりは、
まさしくアンドレアス・マーシャルのイラストを
ジャケットに戴くに相応しい出来栄え。
HAMMERHEAD-Heart Made of Steel ★★ (2024-08-09 00:08:23)
個人的にイアン・パリーの名前を初めて意識するようになったのは、旧ユーゴスラビア出身のギタリスト、ミシャ・カルビンのソロ作にゲスト参加した辺りだったと記憶していますが、勿論彼氏はそれ以前から様々なバンドを渡り歩いてキャリアを地道に積み上げてきており、イギリスからオランダへと活動拠点を移す切っ掛けともなったこのHAMMERHEADもそうしたバンドの一つ(ちなみにDsは後にTWISTED SISTERに加入するジョー・フランコ)
本作はHAMMERHEADが'85年に残した最初で最後のフル・アルバムで、わざわざ元RAINBOWのKey奏者デイヴ・ローゼンタールをプロデューサーに招聘する等、かなり気合を入れてレコーディング作業が行われたにも拘わらず、所属レーベルの方針転換により遭えなくお蔵入りとなってしまった不運な1枚。ゴリゴリにヘヴィ・メタリックではないものの、メロハーというほどポップで
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HAMMERHEAD-Heart Made of Steel-Down 'n Out ★★★ (2024-08-12 21:52:14)
タイトに疾走するHRナンバー。
イアン・パリーがこの手の楽曲を歌っているのも貴重といえば貴重。
思わず合唱したくなるキャッチーなサビメロが秀逸です。
HARDLINE-Danger Zone ★★★ (2019-05-12 23:00:58)
1st『DOUBLE ECLIPSE』(’92年)の名盤ぶりはつとに有名でも、再結成以降の活動については殆どフォローしてこなかったので、'12年に発表され、久々に購入した本作がHARDLINEの4thアルバムと知ってビックリ。いつの間にかそんなにアルバム・リリースを重ねていたとは…。
すでに兄ジョーイ・ジョエリの姿はラインナップにはなく、今やジョニー・ジョエリ(Vo)のソロ・プロジェクト的な色合いが濃厚に漂う現在のHARDLINEですが、ジョニーのホットなハスキー・ボイスによって歌われる楽曲には、ベタつかない哀愁と大陸産らしいスカッと爽快な抜けの良さという、デビュー作で披露されていたメロディックHRサウンドの美点が脈々と受け継がれていて、これならバンド名の継承にファンから異議を申し立てられることはないのではないでしょうか。
流石に“LOVE LEADS THE AWAY”クラ
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HARDLINE-Danger Zone-Stay ★★★ (2019-05-14 00:37:36)
哀愁のメロディをホットに歌い上げるジョニー・ジョエリのVoと
爽快に舞うコーラスが、まるで澄み切った真夏の青空へ
溶け込んでいくかのような錯覚を覚える、これぞHARDLINE!な名バラード。
HARLOT-Room with a View ★★★ (2015-04-11 00:26:38)
ROYAL HUNTの母体になったことでも知られるデンマークのWITCH CROSS。そこのシンガーだったアレックス・サヴェージが、新たに(つっても80年代の話ですが)立ち上げたバンドの唯一作。
WITCH CROSS時代は、肩イカらせてNWOBHM風味の荒くれパワー・メタル・ソングを歌っていた彼氏ですが、ここでは打って変わって小洒落た衣装に身を包み、“So Much For Happy Ending~♪”と明るく伸びやかな歌声を披露していて、加藤みどりも「なんということでしょう」と度肝抜かれるレベルの劇的改造ビフォーアフター。
見た目だけに留まらず歌唱力の方も、表現力から何から見(聴)違えるような成長を遂げていますし、何よりも本作に託されている、煌びやかなボーカル・ハーモニーとKeyを惜しみなく注ぎ込んだ、80年代ど真ん中のメロディック・ロック・サウンドは、WITCH CR
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HARLOT-Room with a View-So Much for Happy Endings ★★★ (2015-04-13 22:40:19)
ポジティブな歌詞から、爽やかなKeyを纏って
ポップに跳ねる曲調、美しいハーモニーに彩られた
キャッチーなサビメロまで、WITCH CROSS時代とは
まるで異なる仕上がりの楽曲ながら
これはこれで全然あり!な北欧ハードポップの名曲。
アルバムのリーダー・トラックではないでしょうか。
HARLOT-Room with a View-Spirits ★★★ (2015-04-13 23:14:32)
北欧ハードポップ路線のアルバムの中においては
比較的重厚且つ大スケールに盛り上がっていく
曲調が異彩(ってほどでもないけど)を放つナンバー。
中盤には“Ich bin ein Berliner”の文句で知られる
ケネディ大統領のベルリン演説(だよね?)の音源が引用され
ドラマティックな曲展開に華を添えます。
HARMONY-Chapter II: Aftermath ★★ (2009-10-17 01:00:00)
スウェーデン出身の5人組様式美HMバンドが'08年に発表した2ndアルバム。(国内盤リリースは'09年)
ここ最近、この手の音楽性のバンドとはトンとご縁がなかったのだが、評判の高さに釣られて思わず本作を購入、
早速聴いてみて「なるほど、こりゃ確かに素晴しい作品だ」と膝を打った次第。
重厚に刻まれるリフ&リズムは、デビュー作がMASSACRE RECORDSから出ていたのも納得のいくダーク&へヴィさを
誇っているが、アルバム全編を、北欧のバンドならではの悲哀と冷気に満ちたクラシカルなメロディが劇的に
彩っているため、大味感や無機質さは皆無。流麗にネオ・クラシカルなフレーズ紡ぎ出すGや、重心低くパワフルに
疾走するリズム隊が非常に良い仕事をしているが、何と言っても本作の主役を張るのは、泣きの入ったハイトーンを駆使して
顔が歪む程の強烈な「憂い」を撒き
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HARMONY-Chapter II: Aftermath-Inner Peace ★★★ (2009-10-17 01:05:23)
疾走するリズムに乗って流麗にクラシカルなフレーズを
紡ぎ出すGやKeyといい、寒々とした歌メロを熱唱するVoといい、聴いてるだけで「これぞ北欧様式美HM!」と
思わずガッツポーズ取りたくなってしまう名曲。
HARMONY-Dreaming Awake ★★ (2010-05-05 17:37:00)
日本デビュー作となった、2nd『CHAPTER Ⅱ:AFTERMATH』が各所で高く評価された
スウェーデン出身の5人組HMバンドが、'03年にMASSACRE RECORDSからリリースしていたデビュー作。
北欧のバンドらしい叙情性と冷気は保ちつつ、へヴィネスとダークネスを増量して、よりパワー・メタル色を
強めた『CHAPTER~』に比べると、本作はオーソドックスな北欧ネオクラ・メタル寄りの作風で、
コブシの回りまくるVoの歌いっぷりもあって、ヨラン・エドマン在籍時のイングヴェイ・マルムスティーンを
彷彿とさせる部分多し。(ブルーズ色は皆無だけどね)
特に、短いインスト曲をイントロに配して疾走するスピード・チューン②⑦は、劇的なメロディを流麗に紡ぎ出すGといい、
楽曲全体を華やかに/冷やかに彩るKeyといい、そして何より「これぞネオ・クラシカル
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HARMONY-Theater of Redemption ★★ (2015-02-14 00:20:26)
'08年屈指の名曲“INNER PEACE”でこっちに強烈なインパクトを焼き付けながらも、その後はとんと音沙汰がなかったマーカス・シグフリードソン(G)率いるHARMONYから、久々に届けられた新作アルバム。
前作では、その“INNER PEACE”1曲のみのゲスト参加に留まっていた元LOST HORIZONのダニエル・ハイメン(Vo)が今回は正式参加。全曲で自慢の強靭な喉を披露していることもトピックな本作ですが、音楽性の方は、これまでの疾走感溢れるネオクラ・パワー・メタル路線から若干の軌道修正有り。
全編を冷え冷えと彩るミスティックなメロディは健在なれど、スピードダウンした代わりにエピカルでプログレッシヴな大作感を強調した感じの楽曲は、昨今の欧州メタル・シーンの嗜好を踏まえた仕上がり。クラシカルな疾走チューン⑪が日本盤用ボーナス・トラック扱いなことからも、バンドの基本姿勢は
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HARROW ★★ (2009-01-08 22:29:00)
VENDENBERGのギター・ローディとして来日経験もあるハリー・ヴェイリング(G)が、ジョニー・フレイターマン(B)を
誘って結成した、オランダはオーファーアイセル州ロッシャル出身の5人組パワー・メタル・バンド。
'93年に6曲入りEP『THE RISING PHENIX』をリリースしてデビュー。
VICIOUS RUMORSばりのパワー・メタル・サウンドが好評を博し、
'94年には、1stフル『THE PYLON OF INSANITY』で日本デビューも果たす。
次作『CALL OF THE UNBORN』('97年)がBURRN!!誌で高得点を獲得、
同作に収録されていたRIOTの名曲“ROAD RACIN"のカヴァーがちょっとした話題となるなど、
順調に活動を展開していくが、メタル冬の時代の逆風には抗い切れず、
'99年リリースの4
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HARROW-CALL OF THE UNBORN ★★ (2009-01-09 21:51:00)
NOISE RECORDSからのドロップ、新たに契約を交わしたレコード会社の倒産、メンバーの脱退といった数々の困難を
乗り越えて'97年に発表された2ndアルバム。
プロデューサーに、当時、OVERKILLに在籍していたジョー・コミューとセバスチャン・マリノを迎えただけあって、
スラッシュ・メタル色を一気に強めた本作は、別人のように逞しいVoの歌いっぷりといい(歌メロの魅力も向上)、
破壊的なGリフの刻み具合、腰の据わったリズムの突進力、そしてダイナミックな曲展開といい、ドスの効いたヘヴィ・サウンドは
前作『PYLON OF INSANITY』からベロリと一皮向けて、ある種、威厳や貫禄のようなモノを漂わすまでに成長。
疾走チューン④⑪、重々しく劇的な⑤⑧、凝ったアレンジで聴かせるインスト曲⑦、ヘヴィ・バラード⑩といった楽曲は、
彼らの影響元である
…続き
HARROW-CALL OF THE UNBORN-DEMOLITION ★★ (2009-01-09 23:29:20)
疾走パートも織り交ぜつつ、ダイナミックに盛り上がっていくヘヴィ・ナンバー。
歌メロの構築に難のあるバンドだが、この曲は結構フックが感じられて好印象。
劇的なインスト・パートも良い感じ。
HARROW-CALL OF THE UNBORN-FRIENDS ★★ (2009-01-09 23:32:26)
序盤のクリーンな歌い上げといい、
後半の振り絞るようなシャウトといい、
Voの歌唱力向上がハッキリと確認できる
ドラマティックなバラード。
HARROW-CALL OF THE UNBORN-ROAD RACIN' ★★★ (2009-01-09 23:35:04)
言わずと知れたRIOTの代表曲のカヴァー。
シャープで軽快な原曲、へヴィ且つパワフルにリメイク。
これがバンドの音楽性ともマッチしていて非常にカッコいい。
2ndアルバムはこの曲を聴くためだけにでも購入する価値あり!
と、思わず断言したくなる出来栄え。
HARROW-EMBRACE THE WORLD ★★ (2009-01-09 21:52:00)
惜しくもHARROWのラスト作となってしまった、'99年発表の3rdアルバム。
今回は「母なる大地、父なる自然を守ろう」というエコな主張の込められたコンセプト・アルバムと言う事で、
曲間をSEで繋ぎ、楽曲にはKeyを積極導入、シンフォニックなアレンジを施す等、よりスケールの大きな曲作りが
試みられている点が特徴で、また、生々しくシンプルなサウンド・プロダクションや、ヒステリックなシャウトを
多用するようになったVo、重心を低く落としてヘヴィにうねるリフ&リズムには、当時のアングリー・ミュージックからの影響が伺える。
流行を取り入れつつも自らの個性は見失わず、メロディとドラマティックな曲展開への拘りをきっちりと
貫き通しているのは流石で、特にイントロ(SE)を経てスタートする、ヘヴィ極まりない演奏の上に憂いに満ちた
歌メロが乗る②、破壊的な曲調の中
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HARROW-EMBRACE THE WORLD-DON'T WAIT FOR ME ★★★ (2009-01-09 23:43:48)
3rdアルバムにボーナス・トラックとして収録されている
VICIOUS RUMORS屈指の名曲のカヴァー。
「演ったらハマるだろうなぁ」とは思っていたが、
予想以上のハマリっぷりで思わず笑ってしまった。
HARROW-EMBRACE THE WORLD-NATURE'S CRY ★★ (2009-01-09 23:41:22)
ダークなノリの前半を経て、
メロディアスなGソロ、美しいアコギ、
Keyによるシンフォニックなアレンジなどによって
聴き進むにつれてドラマティックに盛り上がっていく
ヘヴィ・チューン。
HARROW-THE PYLON OF INSANITY ★★ (2009-01-08 22:42:00)
'93年に自主制作したEP『THE RISING PHENIX』が評判を呼び、ドイツのNOISE RECORDSとディールを交わした
オランダの5人組HMバンドHARROWが、スヴェン・コンクエストをプロデューサーに迎えてレコーディング、
'94年に発表した(本邦デビュー作ともなった)1stフル・アルバム。
VICIOUS RUMORSやMETAL CHURCHからの影響が伺える、ダークでドラマティックなパワー・メタル・サウンドは
デビューEPの作風の延長線上にあるが、今回は'94年という時節柄、よりへヴィさに拘った内容に仕上がっており、
特に、肉厚な鉈の如きGサウンドと、重厚感をいや増したリズム・セクションにその拘りが顕著に表れている。
とは言え、へヴィネス一辺倒に陥ることなく、疾走曲を要所に配し、叙情メロディにもちゃんと気を配っているのが
こ
…続き
HARROW-THE PYLON OF INSANITY-ETERNAL CHASE ★★ (2009-01-08 22:51:35)
1stアルバムはヘヴィネスに拘った分、歌メロの弱さが気になる
仕上がりだったが、この曲は歌メロの弱さをインスト・パートの
劇的さでカバー。ドスの効いたコーラスもカッコいい。
HARROW-THE RISING PHENIX ★★ (2009-01-08 22:31:00)
元VANDENBERGのクルーで(同バンドが'84年に行った来日公演にも帯同した)ギタリストのハリー・ヴェイリングが
中心となり、オランダはオーファーアイセル州ロッシャルにおいて結成された5人組パワー・メタル・バンドが、
'91年に発表した自主制作による6曲入りデビューEP。(後に日本のみで、TYTAN、IRON MAIDEN、TYGERS OF PAN TANG、
MSG、DEEP PURPLE等のカヴァー曲を追加収録したスペシャル・エディション盤がリリースされている)
そのサウンドは、ザクザクと力強く刻まれるGリフと重厚なリズム・セクションの上に、ヘタウマなVoとメロディックな
ツインGが乗っかった、NWOBHMにも通じる垢抜けない雰囲気を漂わせたパワー・メタル。よりコアな方向へと歩みを
進める後の作品に比べると、本作はグッとオーセンティックなHM
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HARROW-THE RISING PHENIX-BLUE LIGHTNING ★★ (2009-01-08 22:35:34)
後の作品ではスラッシュ化が進む彼らなれど、
歌い上げるVoといい、強力なGリフといい、疾走感といい、
この曲はもろパワー・メタリックな仕上がり。
初期HARROW屈指の名曲。
HARTER ATTACK (2014-05-11 09:16:52)
80年代半ば、リチャード・ハーター(Vo、G)によってアメリカはニュージャージーにおいて結成。当初は後にNUCLEAR ASSAULTに参加するグレン・エヴァンス(Ds)や、元RIOTのキップ・レミングス(B)を含む編成だったが、その後メンバー・チェンジが発生。リチャード、ニック(B)とジョージ(Ds)のチェホールズ兄弟という陣容に落ち着いた。
しかしバンドを去った後もグレン・エヴァンスとの友情は続いており、彼らが'89年に発表した1stフル『HUMAN HELL』ではグレン(及び彼の運営するレーベル)がプロデュース&配給を手掛けるのみならず、ダン・リルカやアンソニー・ブラマンテらNUCLEAR ASSAULTのメンバーも本編にゲスト参加して作品に花を添えていた。
HARTER ATTACK-Human Hell ★★ (2014-05-11 09:17:33)
グレン・エヴァンスがプロデュースを手掛け、彼の運営するARENA RECORDSからのリリース。加えてダン・リルカが曲作りに関与し、更に⑥ではアンソニー・ブラマンテがリードGとして客演・・・といった具合に、NUCLEAR ASSAULTの全面バックアップを受けるニュージャージー出身のトリオが、'89年に残した最初で最後のフル・アルバム。
そうした縁ゆえか、音楽性の方も「小型NUCLEAR ASSAULT」といった趣き。上擦り気味のハイピッチVoに、限定的な音域を忙しなく行き来するGリフと、オカズ少なめのリズムとが直線的に突っ走る、コンパクト且つソリッドに締まったスラッシュ・サウンド。
これといった突出した楽曲が見当たらないため、NUCLEAR ASSAULT程のインパクトは感じられない・・・というのが正直なところですが、それでも、ハードコアな突破力とへヴィ・メタリックなエッジ
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HATRIOT (2013-04-14 22:16:56)
EXODUS離脱後は、趣味で演ってるAC/DCのカヴァー・バンドや、TENET、DUBLIN DEATH PATROLといったプロジェクトでプレイする以外は、ほぼセミ・リタイア状態にあったスティーヴ“ゼトロ”サウザ(Vo)が、ライブ会場で出会った若きギタリスト、コスタ・ヴァルヴァタキスの存在にモチベーションを刺激されて、'11年に結成したニュー・バンド。
同年、セルフ・タイトルの4曲入りデモテープを制作した後、ドイツのMASSACRE RECORDSと契約。'13年には、ゼトロの実子、コーディ(B)とニック(Ds)を含むラインナップで1st『HEROES OF ORIGIN』を発表している。
HATRIOT-Dawn of the New Centurion ★★★ (2014-04-15 23:47:43)
サウザ・ファミリーと、俊英コスタ・ヴァルヴァタキス(G)により結成されたスラッシュ・メタル・バンドが、デビュー作から1年という短いスパンで発表した2ndアルバム。
あまりに特徴的なゼトロのカミソリ声、切れ間なく撃ち出されるリフ&リズムの機銃掃射、その合間でメロディックなツインGが曳光弾の如く閃く・・・。ライブでの煽動効果も計算に入れた、EXODUSをよりキビキビと引き締めた感じのスラッシュ・サウンドは、本作においてもブレていません。
ゼトロの帰還を満天下に知らしめるべく、敢えて攻めの姿勢を全開放していた前作に比べると、今回は重厚感や曲展開の妙、ダイナミズム演出にも気を払う等、プレッシャーから開放されて、より伸び伸びと音楽性の幅を広げにかかっている感触。
それでも本作が純然たるスラッシュ・アルバムであることは、血気盛んな①②④⑨といったスピード・ナンバーを聴くまでもなく明
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HATRIOT-Dawn of the New Centurion-The Fear Within ★★★ (2014-04-17 23:17:59)
直線的なアグレッションのみならず、
噛み付くように歌うゼトロの歌メロのカッコ良さから
2本のGを効果的に用いたドラマティックな曲展開まで
より緩急とダイナミズムを重視した2ndアルバムの
作風を象徴するような名曲に仕上がっています。
HATRIOT-From Days Unto Darkness ★★★ (2020-04-05 01:01:07)
本業であるEXODUSの活動が多忙となり、二足の草鞋を履けなくなった看板シンガーのスティーヴ“ゼトロ”サウザが脱退。後任は迎えず、息子のコーディ・サウザがBとVoを兼任する4人編成へと移行したHATRIOT、'19年発表の3rdアルバム。
既に散々言われてますが、でもやっぱり本作を聴いて驚かされるのは父子の歌声が激似なこと。昔友人の家に電話を掛けたらそいつの親父が出て、あまりに声が似ていたので暫く気付かずに一方的に話し続けてしまった学生時代の思い出が不意に蘇るぐらいのそっくりさ加減。何も知らなければメンバー・チェンジにさえ気付かなかったんじゃなかろうか?。
そうした編成替えを経て、父親の目も届かなくなったことだし大胆に作風を刷新だ!…なんてことはなく。イントロで抑え込んだ衝動を一気に解き放つOPナンバー①の苛烈な突撃ぶりが物語る通り、今回も前2作のスタイルを継承するスラッシュ
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HATRIOT-From Days Unto Darkness-Frankenstein Must Be Destroyed ★★★ (2020-04-06 00:11:03)
ゼトロそっくりのヤスリ声でシャウトするVoと
ガリガリと鼓膜に突き立つ鋭角的なGリフ、
鮮烈なGソロが硬質なリズムに乗って突撃。
7分以上の長尺を一切テンション緩ませることなく
走り抜ける、HATRIOTというバンドの魅力が
分かり易く詰まったスラッシュ・ソング。
HATRIOT-HEROES OF ORIGIN ★★★ (2013-04-14 22:17:37)
EXODUS脱退後は、単発プロジェクトにバイト感覚で参加する程度だったスティーヴ“ゼトロ”サウザ(Vo)が、コーディ(B)とニック(Ds)という2人のご子息を伴い、自身のバンドを率いてシーンへと戻って参りました。しかも、情け無用に炸裂するリフ&リズムの絨毯爆撃といい、テクニカルに乱れ咲くGソロといい、聴いているだけでケツに火が点く、バリバリのEXODUS路線スラッシュ・メタルへのご帰還ですよ。
ブラスト・ビートも難なくこなす剛性なリズム・セクションの存在もあり、本家に比べ強面な印象も受ける本作ですが、それでもゼトロがTENETで聴かせたエクストリーム・メタル・サウンドよりは「気楽に殺ろうよ」(c藤子不二雄)的なノリの良さが感じられ、やっぱりこの手のスタイルの方が、ゼトロのボン・スコット系へしゃげ声は映えますね。
特に、衰え知らずのカミソリ・シャウトと研ぎ澄まされたGリフが、鼓
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