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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 2351-2400
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GRIM REAPER-Rock You to Hell-Rock Me 'till I Die ★★ (2008-11-05 22:54:10)
3rdアルバム収録曲は、“ROCK YOU TO HELL"とか
“WHEN HEAVEN COMES DOWN"とか、リズム・パターンの乏しさゆえ、
どの曲も非常に似通った印象を受けてしまうのだが、
でもどの曲も無茶苦茶カッコイイんだから仕方ない。
リフのカッコ良さも然る事ながら、この曲の白眉は
やはりスティーヴ・グリメットの張り/艶/伸びの三拍子揃った
強力極まりない歌声でしょうか。
GRIM REAPER-Rock You to Hell-Rock You to Hell ★★★ (2008-11-05 22:39:34)
凡百のメタル・シンガーとの「格」の違いを見せ(聴かせ)つける
スティーヴ・グリメットの強力なシャウトで幕を開ける
3rdアルバムのタイトル・トラックにしてOPナンバー。
シャープなGリフ、英国然とした湿り気を帯びたメロディが
駆け抜けていく、GRIM REAPERというバンドの魅力を
判り易く示した名曲。
GRIM REAPER-Rock You to Hell-Waysted Love ★★★ (2008-11-05 22:56:27)
バラードではないが、3rdアルバム収録曲の中では最も強く
叙情性が滲む、“ROCK YOU TO HELL"と双璧を為す
3rdアルバムのハイライト・ナンバー。
強烈な憂いを発散するサビメロは、
何度聴いても悶絶モノの素晴しさを誇っている。
GRIM REAPER-Rock You to Hell-When Heaven Comes Down ★★★ (2008-11-05 22:49:34)
ヘヴィ・メタルならではのアグレッションと
キャッチーさを兼ね備えた、GRIM REAPERならではの魅力に
満ち溢れた名曲。
煽情度の高いメロディを紡ぎ出すGソロも良い仕事をしています。
GRIM REAPER-See You in Hell ★★ (2008-11-09 17:05:00)
NWOBHMシーン屈指の実力派シンガー、スティーヴ・グリメットを擁し、イギリスはウースター州ドロイトウィッチから
登場した4人組HMバンドGRIM REAPERが、僅か4日間の突貫レコーディング作業の後、'83年にリリースした1stアルバムがこれ。
個人的に、GRIM REAPERの最高傑作と言えば3rd『ROCK YOU TO HELL』で決まりなのだが、デビュー作ならではの
荒々しさに満ち、未洗練ではあるものの、GRIM REAPERの作品の中では最もNWOBHM然としたアグレッシブな作風に
仕上がっている本作も、こと楽曲の完成度の高さにおいては、決して3rdアルバムに引けを取るものではない。
(つか、マニアの間では本作を彼らの最高傑作に押す人も多いと聞く)
劣悪なサウンド・プロダクションを持ってしても、シャープで疾走感に溢れた楽曲のカッコ良さには
…続き
GRIM REAPER-See You in Hell-See You in Hell ★★★ (2008-11-09 17:10:02)
カッコ悪くてカッコイイPVも印象的な、
1stアルバムのOPナンバーにしてアルバム・タイトル・トラック。
如何にもブリティッシュな湿り気を帯びて、
勇壮且つキャッチーに疾走する曲調、
そして堂々たる歌唱を披露するスティーヴ・グリメットのVoが
カッコイイったらありゃしない。
終盤で炸裂するスティーヴのシャウトは圧巻。
GRIM REAPER-See You in Hell-The Show Must Go On ★★★ (2008-11-09 17:14:00)
1stアルバム後半のクライマックスを飾る、
7分以上に及ぶ大作パワー・バラード。
エモーショナルな歌唱で憂いに満ちたメロディを歌い上げる
スティーヴ・グリメットのVo、そしてしみじみとした泣きメロを
紡ぎ出す、ニック・ボウコットのGプレイが聴きモノ。
GRIM REAPER-Walking In The Shadows ★★★ (2020-06-08 00:09:49)
'17年の南米ツアー中重度の完成症に罹患し、右足切断という悲劇に見舞われたスティーヴ・グリメット(Vo)。現在はそれを乗り越えて復帰を果たし精力的に活動を継続している彼が、自らの名を一躍HR/HMシーンに知らしめる切っ掛けとなったバンド、GRIM REAPERを復活させ、'16年に発表した再結成第1弾アルバム(通算4作目)がこちら。
つっても嘗ての中心メンバー、ニック・ボウコットはミュージシャン稼業から足を洗ってしまい不参加。肝心のスティーヴに関しては、LIONSHEARTの2ndからこっち「ちゃんと曲を書ける人材を登用してくれ」と常々感じていたので、無名のメンバーと組んで果たしてどれほどの作品を作れるものか?と、正直事前の期待値はあまり高くなかったという。
しかしコレが聴いて吃驚。本作で披露されているのは、エッジの切り立ったGリフ&軽快に疾走するリズムといい、その上に乗る憂
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GRIM REAPER-Walking In The Shadows-Walking In The Shadows ★★★ (2020-06-09 00:43:16)
適度にアグレッシブで適度にノリ易く、適度にキャッチー。
スティーヴ・グリメットのVoはメロディアスで雄々しく、
ツインGが奏でる旋律はブリティッシュHM然としたドラマ性を帯びていて…と
「GRIM REAPERだなぁ」としみじみ聞き入る1曲。
バンドがこれでPVを作った気持ちが分かります。
GRIMMSTINE-Grimmstine ★★★ (2022-10-13 00:34:02)
スティーヴ・グリメットが急死してしまったのは今年8月のこと。折しも彼が過去に関わったバンドのカタログが一斉にリマスター再発され、コツコツと買い直していたタイミングだったので驚きもひとしおでしたよ。そんなわけで(?)今回紹介させて頂きたいのが、彼が一時期アメリカに住んでいた頃に縁を結んだスティーヴ・スタインなるギタリストと結成したバンド、GRIMSTAINが'09年に残した唯一のアルバムであるこちら。
グリメット+スタインだからグリムスタイン…あんまし購買意欲をそそられるバンド名じゃありませんが、今時のギタリストらしい切れ味鋭いシュレッド・ギターと、オールドスクールなハイトーンVoを組み合わせた正統派HMサウンドのカッコ良さはなかなかのもの。モダンな味付けが目立つ序盤こそ「悪くはない」ぐらいの感想ですが、アグレッシブな疾走ナンバー⑤を境に空気が一変。以降は7分越えのヘヴィ・バラード⑥
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GRIMMSTINE-Grimmstine-Straight as an Arrow ★★★ (2022-10-13 23:50:59)
モダンなシュレッド・ギターと、スティーヴ・グリメットの
力強くオールドスクールなVoをフィーチュアして
ドラマティックな盛り上がりを呈するアルバム後半のハイライト・ナンバー。
冷ややかな抒情性を楽曲に付与するKeyも良い仕事しています。
GRINDER (2011-04-02 23:14:43)
'86年にドイツはフランクフルトにて誕生。JUDAS PRIESTの名曲からバンド名を頂き、GRINDERを名乗る。
2本のデモテープ『SCARED TO DEATH』と『SIREN』を制作した後、METAL HAMMER誌の元編集長チャーリー・リンが興したNO REMORSE RECORDSと契約を結び、エイドリアン・ハーン(Vo、B)、ラリオ(G)、アンディ・ユルゲン(G)、ステファン・アーノルド(Ds、現GRAVE DIGGER)というラインナップで1st『DAWN FOR THE LIVING』('88年)、2nd『DEAD END』('89年)、EP『THE 1st EP』('90年)をリリースし、そのタイトなスラッシュ・サウンドが評判を呼ぶ。また'90年の5月にはトルコのインスタンブールでライブを行い、「初めてトルコでライブを行った外国のHMバンド」の称号も手に入れてい
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GRINDER-Dawn for the Living ★★★ (2011-08-06 00:18:51)
ドイツはフランクフルト出身の4人組が、METAL HAMMER誌元編集長のチャーリー・リンが興したNO REMORSE RECORDSから'88年に発表した1stアルバム。
OPからガツンとカマしてくれるキラー・ソング①が判り易い形で示す通り、タイトでキレのある演奏力を生かし、徹底的に刻みまくる速射リフやドラマティックなメロディを奏でるツインG等のヨーロピアン・スラッシュ然とした要素と、しっかり歌うVoに、陰に篭らずカラッとスポーティな疾走感といったアメリカン・スラッシュ的な要素とが組み合わされて畳み掛けるサウンドは、このデビュー作の時点で実に立派な完成度を誇る。
後のアルバムに比べると、Voの歌唱スタイルは歯切れの良さよりも荒っぽさの方が勝っており、また、次作以降のアートワークを手掛けるアンドレアス・マーシャルの洗練にはまるで及ばないチープなジャケット・イラストの存在も相俟
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GRINDER-Dawn for the Living-Sinners Exile ★★★ (2011-08-07 22:09:52)
1stアルバムのハイライト・ナンバー。
マシンガン・リフと歯切れ良く疾走するリズムに乗って、
Voが朗々と歌うスタイルは、『BREAKING SILENCE』を
発表した頃のHEATHENを思わせます。
GRINDER-Dead End ★★★ (2011-04-03 09:09:11)
ドイツの4人組スラッシャーが、デビュー作に引き続き名手カレ・トラップをプロデューサーに迎えてレコーディング作業を行い、'89年に発表した2ndアルバム。
アンドレアス・マーシャルが手掛けた美しくも不気味なアートワークはデス・メタル調なれど、本作で披露されているのは、シニカルな声質(哄笑が良く似合う)と抜群のリズム感を武器に切り込んで来るVoと、鋭利なGリフを小気味良く刻むG、痛快且つリズミックに疾駆するB&Dsとが一分の隙もなく畳み掛けて来る、キャッチーでタイト極まりないスラッシュ・メタル。
ドイツというよりはアメリカ寄り・・・それもベイエリアではなくNY派を思わせる硬質感とノリの良さを兼ね備えた作風ながら、Voが歌うメロディやGが紡ぎ出す翳りを湛えた旋律には、ヨーロピアンな美意識とドラマ性が宿る。
スピードで一点突破を狙う多くのジャーマン・スラッシュ勢に比べると、その
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GRINDER-Dead End-Agent Orange ★★★ (2011-04-03 20:38:04)
SODOMの名曲を思わせるタイトルだが、実際、同レベルの名曲。
行進のリズムに併せてBがハジかれるイントロだけで体がウズウズしてしまいます。
ハイテンションに畳み掛けて来るVo、キレのあるGリフも最高だが、
何と言ってもこの曲の肝はステファン・アーノルドのタイトなドラミング。
もー気持ちいいったら。
GRINDER-Dead End-Dead End ★★★ (2011-04-03 21:00:17)
鋭利なリフの刻みから緊迫感を演出するリード・パートまで
緻密にこなすGコンビと、シャウトだけでなくしっかりと
メロディを歌うことも出来るVoが楽曲を牽引。
聴き終えて「え?6分もあったの?」と気付くぐらい
長さを全く感じさせない名曲。
GRINDER-Dead End-The Blade Is Back ★★★ (2011-04-04 21:04:59)
1st収録曲“FRENZIED HATRED”の続編で
キレのある演奏が生み出す疾走感は半端じゃない。
それでいてキャッチーなのも良い。
歌もシャウトもいける器用なVo、
エッジの効いたリフの刻みからメロディアスなリード・パートまで
無駄なくこなすG、硬質な音色で全体を牽引するB、
ジャストなタテノリ・ビートをキビキビと叩き出すDsなど、
メンバーも全員良い仕事しまくってます。
GRINDER-Dead End-Total Control ★★★ (2011-04-09 01:12:49)
鋭角的に刻まれるエッジの効いたGリフのカッコ良さ、
タイトに駆動するリズム、抜群のリズム感で畳み掛けるVo等、
個人的に、2ndアルバム後半のハイライト・チューンと
位置付けている名曲。
一緒に叫びたくなる雄々しさを備えた
野郎コーラスもナイス。
GRINDER-Nothing Is Sacred ★★★ (2011-04-04 19:50:59)
専任Bが加わり5人編成となったGRINDERが、'91年にNOISE RECORDSから発表した3rdアルバム。
まるでホラー映画の一場面を切り取ったかのような、おぞましくも詩的な美しさすら漂うアンドレアス・マーシャル画伯の手によるジャケット・アートワークも秀逸な本作は、タイトでキレのある演奏から生み出される、痛快でキャッチーなスラッシュ・メタルという基本ラインに変わりはないが、今回は各楽器間に隙間の設けられた音作りがスラッシュというよりもオーソドックスなHR的。
また、これまで以上にメロディと緩急を重視して組み立てられた楽曲は、よりパワー・メタリックな色合いを強めていて、エイドリアン・ハーン(Vo)がしっかりと「歌う」重厚な⑤、グルーヴィな横ノリ・ナンバー⑧、パンキッシュな⑩辺りの楽曲は、このアルバムならではの味わいと言えるかも。
但し、前2作同様、鋭利なカミソリの如
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GRINDER-Nothing Is Sacred-Hymn for the Isolated ★★★ (2011-04-28 23:20:53)
美しくもどこか恐ろしげな雰囲気漂うインスト序曲
“DRIFTING FOR 99 SECONDS”を皮切りに、
スパスパと切り裂くように走り出す3rdアルバムOPナンバー。
G、B、Ds、楽器陣のキレのある演奏も特筆ものだが、
個人的に最も感心させられたのはVo。
ドイツ人シンガーとは思えぬ滑らかな英詞の歌いっぷり、
そして聴き手をグイグイと引き込むリズム感の良さが
とにかく際立っている。
GRINDER-Nothing Is Sacred-None of the Brighter Days ★★ (2011-04-29 22:04:10)
エキゾチック且つ勇壮なメロディに心躍る
スラッシュ・メタルというよりは
完全にパワー・メタル風味のミッド・チューン。
ただ、Voの歌い回しやバックの演奏にキレがあるため
鈍重な印象は皆無。
GRINDER-Nothing Is Sacred-Nothing Is Sacred ★★★ (2011-04-27 23:17:07)
3rdアルバム表題曲。
スラッシーな切れ味の鋭さと疾走感を保持しつつ、
よりメロディアスに歌うようになったVo、
よりドラマ性を増量したツインGと、
新たな魅力(と方向性)が提示された
同バンド屈指の名曲。
GRINDER-Nothing Is Sacred-Superior Being ★★★ (2011-04-29 22:06:27)
重々しい曲調に絡む、メロディアス且つドラマティックな
Bラインがカッコイイったら。
溜めて溜めて、後半で一気に疾走へと転じる曲展開が
もたらすカタルシスには凄まじいもの有り。
GROUND ZERO ★★ (2009-10-22 22:01:00)
'84年に結成。当初はHRバンドとして活動していたようだが、神楽坂EXPLOSIONへの出演を切っ掛けに
スラッシュ・メタル・バンドへと転向。'86年に3曲入りシングル『ETHERIALIZE』でデビューを飾る。
その後、専任Voが脱退するというアクシデントに見舞われるも、トリオ編成で活動を継続。'87年にオムニバス盤
『SKULL THRASH ZONE VOLUM.1』に、DOOM、SHELL SHOCK、X、JURASSIC JADE、ROSE ROSEら錚々たる面子と共に参加。
同年には6曲入りEP『GATE OF DEATH』を発表し、それが米『MAXIMUM R&R』誌で高評価を得るなど順調に活動を
展開していくものの、相次ぐオリジナル・メンバーの脱退などでライナップが固定されない事がネックとなって
やがてバンドは解散・・・と思いきや、再発
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GROUND ZERO-GATE OF DEATH ★★ (2009-10-22 22:04:00)
80年代のジャパニーズ・メタル・シーンを彩ったスラッシュ・トリオが、'87年にEXPLOSIONから発表した6曲入りEP。
勉強不足ゆえ、彼らの音は『SKULL THRASH ZONE VOLUM.1』でしか知らなかったのだが、本作に詰め込まれているのは、
その『SKULL~』で聴く事が出来たのと同様、ガリガリと荒っぽく刻まれるGリフ、ちょっとデス・ボイス入った
シャウトを繰り出す濁声Vo、それにつんのめり気味のリズムが一塊となって攻撃性剥き出しで突進する、
VENOM、SLAYERといったバンドを彷彿とさせる、実にスラッシュ・メタルらしいスラッシュ・メタル。
正直音質はかなりチープだし、字余り気味の歌詞を強引に捻じ込んでくるVoや、突っ込み気味のDsなど
ドタバタ感溢れる演奏はかなり不安定なんだけど、それは単にヘタクソと言うよりも、己の身の内から溢れ
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GROUND ZERO-GATE OF DEATH-DRIVEN TO THE WALL ★★ (2009-10-24 23:49:08)
多少リズムがズレようが「そんなの関係ねえ!」とばかり
前のめりに突貫する高速スラッシュ・ナンバー。
後発のバンドには再現不可能な、この時期のバンドにしか
生み出し得ないガムシャラな疾走感が素敵だ。
GROUND ZERO-GATE OF DEATH-GATE OF DEATH ★★ (2009-10-25 00:00:22)
EPのタイトル・トラック。
基本はSLAYERばりの殺傷力を備えた
高速スラッシュ・ナンバーながら、
きっちりと緩急の効いた曲展開や
不穏さを湛えた印象的なインスト・パートが
このバンドならではの個性を主張している。
GROUND ZERO-GATE OF DEATH-SUICIDE! ★★ (2009-10-25 17:40:12)
EP収録曲の中では最も正統派HM色が
強く感じられるナンバー。
静と動の大きな落差を備えた
劇的な曲展開が印象に残る。
GROUND ZERO-GATE OF DEATH-WORLD WAR 3 ★★ (2009-10-25 17:37:40)
鋭利なGリフがガリガリと刻まれ、ハイテンションに疾走する
ストレートなスラッシュ・ソングながら、
ちゃんとキャッチーさが効いてる辺りに曲作りの上手さが光る。
GROUNDBREAKER-Groundbreaker ★★★ (2022-03-08 01:05:57)
ベテラン・シンガーと、お抱えの気鋭ミュージシャン/ソングライター達を組ませニュー・プロジェクトとして次々デビューさせるのがFRONTIERS RECORDSの得意技。今回白羽の矢が立ったのは、FMのスティーヴ・オーヴァーランド(Vo)、WORK OF ARTやW.E.Tでの活動で知られるロバート・サール(G)、そしてFRONTIERS RECORDS作品には欠かせないマルチプレイヤー、アレッサンドロ・デル・ヴェッキオ(Key)という顔触れ。
プロジェクト名はGROUNDBREAKER。名前だけ聞くとゴリゴリのパワーメタルでも演っていそうな感じですが、この座組であれば当然そんな筈もなく、’18年にリリースされた本デビュー作で披露されているのは、ポップで華やかなメロディアスHRサウンド。
面子が面子だけに完成度の高さは約束されたも同然で、その鉄壁の仕上がりに驚きや新鮮さは殆ど感じ
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GROUNDBREAKER-Groundbreaker-The Days of Our Lives ★★★ (2022-03-09 00:51:37)
FMじゃまず演りそうもないアップテンポで爽快なHRナンバー。
こういうスポーティな楽曲を伸び伸びと歌い上げる
スティーヴ・オーヴァーランドのVoもかなり魅力的です。
GRUDGE CURSE (2011-07-12 22:00:35)
元HARKENKREUZのメンバーらによって結成され、'96年にSKULL CRUSHER RECORDSから1st『INSANITY BRAIN』を発表してレコード・デビューを飾ったビジュアル系スラッシュ・メタル・バンド・・・という事ぐらいしか彼らについては知らなかったのだが、当サイトのHARKENKREUZのページを参考に調べさせて貰ったら、VoのSADAYAは後に「叫」と変名して下山武徳脱退後のSABER TIGERに加入しているし、他にもHARD GEARやSIXRIDEのメンバーとして知られる境周一(B)や青柳慎太郎(G)らも在籍していたりと、実はSABER TIGERとかなり近しい関係にあるバンドと判明。(というか単に北海道のメタル・シーン繋がりなのだろうが)
SADAYA改め叫がシンガーを務めていた頃のSABER TIGERは何か音源を残してはいないのだろうか?
GRUDGE CURSE (2011-07-14 22:19:47)
ライブをご覧になった事があるってのは羨ましい限りですね。
Vo:叫、Ds:鈴木政行という編成の時にアルバム1枚ぐらいは
作って欲しかったなぁ。残念。
GRUDGE CURSE-INSANITY BRAIN ★★ (2011-07-12 22:03:29)
北海道出身の4人組スラッシュ・メタル・バンドが'96年に発表した最初で最後の作品。
所属レーベルからも察しのつく通り、ルックスの方はもろビジュアル系だが、本作に詰め込まれているサウンドに軟弱さは欠片もない。
序曲代わりの美しいインスト曲①と、人を食ったような曲調でエンディングを締め括る⑧を除くほぼ全編が、ザクザク刻まれる硬質なリフ&リズムと、そして道産子スラッシュ・メタルの元祖、FLATBACKERの山田雅樹の系譜に連なる金属質な声で挑みかかるように歌うVoとが一丸となってパワフルに駆動する、正統派パワー/スラッシュ・メタル・ソングで固められており(ただDsのタム回しはPANTERA登場以降のバンドな味わい)、取り分け、スピード/パワー/メロディが鋭利な切れ味を伴って融合をみた⑤はアルバム屈指の名曲。
またこの曲に限らず、ドラマティックなメロディを随所で豊かに奏で、とも
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GRUDGE CURSE-INSANITY BRAIN-(BE)UNDER(A)CURSE ★★★ (2011-07-14 22:22:20)
アルバム収録曲中、最もストレートにパワー/スラッシュ・メタル色が
打ち出された、それゆえ非常に魅力的な疾走ナンバー。
メロディアスに切り込んで来るGソロが美味しいったら。
GRUDGE CURSE-INSANITY BRAIN-HEATHEN ★★ (2011-07-14 22:26:08)
美しいインスト序曲“CAN LUST BE A SIN?”を打ち破って
スタートするアルバムの実質的OPナンバー。
スピーディだが、雪崩を打つと言うより縦に跳ねるような感じが
如何にも90年代のバンド。とは言え、この曲がカッコイイことに
変わりない。劇的なGソロも◎。
GUARDIAN'S NAIL-MERODICAL RENAISSANCE-SECOND WIND ★★★ (2009-07-12 18:32:18)
これは名曲。昔、新宿のレコード屋で読んだフリーペーパーに
この曲を絶賛するレビューが載っていて、興味を駆られて
『MELODICAL RENAISSANCE』を購入したのだけど、大正解でした。
Voがもっと上手ければ・・・と思わなくもないが、多少の不満は
ドラマティックな曲展開と痒い所に手の届くメロディの魅力に
吹っ飛ぶと言うもの。
できれば、この路線でEPも作って欲しかった・・・。
GUARDIAN-First Watch ★★★ (2017-07-06 00:27:16)
「STRYPERの弟分」(お前もか)として注目を集めたLA出身の4人組が、’89年にENIGMA RECORDSから発表した1st。ちなみにバンド名や、「ジーザス・パワー」というお馴染みのフレーズが飛び出す歌詞等からもお察しの通りのクリスチャン・メタル・バンドです。
レーベルから本作のプロデュースを依頼されたSTRYPERのオズ・フォックスが、試しにメンバーと面会してみたところすっかり意気投合。逆にオズの方がGUARDIANのギタリスト、トニー・パラシオスのギター教室の生徒になってしまった…なんて国内盤解説で語られるエピソードが伝えてくれるように、バンドの実力の高さは折紙付き。そんな彼らが奏でるのはジャンル愛好家が手を叩いて喜びそうな哀愁と美旋律、それに分厚いコーラス・ハーモニーを満載にした、STRYPER直系の優等生ライクなクリスチャン・メタル・サウンド。
流石にSTRYP
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GUARDIAN-First Watch-Rock in Victory ★★★ (2017-07-07 00:08:56)
メタリックに切り込むG、ハード・ロッキンな疾走感、
哀愁を帯びたメロディを伸びやかに歌うVoと
キャッチーなコーラスを分厚く彩るハーモニー…と、
クリスチャン・メタルの魅力が「これでもか!」と詰め込まれた
GUARDIAN屈指の名曲。
これ聴いてピンと来なかったらGUARDIANを聴く必要はないのではないかと。
GUARDIAN-Miracle Mile ★★ (2018-12-03 23:44:08)
GUARDIANといえば、ヘヴィ・メタリックな疾走ナンバーから哀愁のバラードまで揃った1st『FIRST WATCH』(’89年)において、STRYPER直系の正統派HMを聴かせてくれたクリスチャン・メタル・シーンの優等生でしたが、国内盤リリースがなかった2nd『FIRE AND LOVE』(’90年)を間に挟み、'93年発表のこの3rdアルバムでは当時HR/HMシーンを席巻していたブルーズ・ロック・ブームに感化されたのか、随分と落ち着いた、茶色いHRサウンドを聴かせるバンドに変貌を遂げていて、初めて聴いた時は面食らってしまいましたよ。(ちなみにプロデュースは、ディノとジョンのエレファンテ兄弟が担当)
美旋律と分厚いVoハーモニーに彩られた正統派クリスチャン・メタルから、アコースティックギターが乾いた空気と土の匂いを運んでくる渋めのブルーズ・ロック路線へ。未だ折に触れては1stを聴
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GUARDIAN-Miracle Mile-Sweet Mystery ★★ (2018-12-05 23:21:18)
気持ち良さげに掻き鳴らされるアコギと軽快に踊るバイオリンが
乾いた哀愁と土の匂いを運んでくるリラックスしたバラード。
ハスキーなシンガーの歌声も曲の雰囲気にマッチしています。
GUILD OF AGES-Citadel ★★ (2010-01-30 10:59:00)
コロラド州出身で、AXEのボビー・バースのバックアップを受けてデビューを飾ったメロディアスHRバンド、
CAUGHT IN THE ACT改めGUILD OF AGESが'01年に発表した3rdアルバム。(CITA時代も含めると5枚目のスタジオ作)
バンド名を巡ってポップ・グループと揉めた事がトラウマになったのか(?)、改名以降の彼らはどんどん
ヘヴィな方向へと歩みを進め、『神聖なる城塞』という欧州メロパワ・バンドばりの仰々しい邦題が
付けられた本作も、そのタイトルに相応しく、更にHM路線へと踏み込んだ内容に仕上がっている。
尤も、フックの効いた哀メロ作りの上手さには定評あるバンドゆえ、大味だったり無機質だったりする印象は全くなく、
特に今回は、ボビー・バースの伝手でJADED HEARTのマイケル・ボーマン(今や立派なグラミー賞ノミネート・シンガー)
…続き
GUILD OF AGES-Citadel-SO THE COULD BE YOU ★★★ (2010-01-30 11:06:34)
アルバム『CITADEL』のハイライト・ナンバー。
とにかくメロディ愛好派を自認する方なら、
この曲のクライマックスのサビメロを一度聴いてみて頂戴。
よくこんな、美しくも涙を誘う、劇的極まりない
泣きメロを思いつくなぁと、唸らされること請け合いですから。
GUILLOTINE (2011-05-24 23:34:20)
NOCTURNAL RITESのフレドリック・マンベリ(Vo、G)とニルス・エリクソン(B)が、彼らの愛するオールドスクールなスラッシュ・メタルの復権と再評価を目指して'95年に結成したバンド。(結成当初はラインナップが安定せず、殆どデュオ・プロジェクト状態だったらしいが)
3曲入りデモテープの高評価を足掛かりにして、'97年にアメリカのインディーズNECROPOLIS RECORDSから1stアルバム『UNDER THE GUILLOTINE』を発表(タイトルは勿論KREATORの名曲から拝借)。
ジャケットから音質、曲名、楽曲のスタイルに至るまで、溢れんばかりのマイナー・スラッシュ愛に満ちた内容が好き者を中心に支持されたが、本業のNOCTURNAL RITESでの活動が軌道に乗り始めたため、こちらのバンドでの活動は凍結状態に。
どっこい、21世紀に突入し、世界的にス
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GUILLOTINE-Blood Money ★★★ (2011-05-25 20:33:02)
新たにPERSUADERのメンバーの助力を得て正式にバンド体制を整えたGUILLOTINEが、11年ぶりに発表した2ndアルバム。(邦題は『血染めの札束(マネー)』)
デビュー作『UNDER THE GUILLOTINE』は、ドイツ勢を主とした、80年代のマイナーなスラッシュ・メタルに対する深い愛情に満ち溢れた好盤だったが、今回はそこから一気に洗練の度合いを高め、SLAYERに代表される正統派スラッシュ・メタル路線へと接近。
カミソリの如きGリフのインパクトに関しては『UNDER~』に軍配が上がるものの、エド・レプカ画伯が手掛けたジャケット・アートワークから漂う風格に、格段の向上を遂げたサウンド・プロダクションや演奏のタイトさ、そして、ツインG編成への移行により迫力とドラマ性をいや増した楽曲の数々・・・と、総合的な完成度の高さでは間違いなく本作の方が上。(各曲に付けられた仰々
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GUILLOTINE-Under the Guillotine ★★★ (2011-05-24 22:33:39)
チープなジャケット、チープなサウンド・プロダクション、コケ脅し感漂う曲名の数々・・・と、予備知識なしで聴いたら先ず間違いなく「80年代のB~C級スラッシュ・メタル・バンドのアルバム」と思う事は必定だが、実際はNOCTURNAL RITESのメンバーが立ち上げた別バンドのデビュー作。('97年発表)
NWOTMに先んじること約10年、彼らの愛する80年代マイナー・スラッシュ・メタル・サウンドの再現に心血の注がれた本作は、安っぽい音作りのみならず、ダーティな吐き捨て型Voといい、手数多めで刻まれるGリフに、緩急もクソもなくひたすら直線的に突っ走るリズムといい、往年のジャーマン・スラッシュ勢からの影響が特に顕著に感じられ、取り分け、鋭利なカミソリが軽快に振り回されているかのようなGリフのカッコ良さは出色。
本編屈指のキラー・リフをフィーチュアしたバンドのテーマ・ソングたる④や、勢い
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GUILLOTINE-Under the Guillotine-Executioner ★★ (2011-05-26 23:23:34)
このタイトル、このGリフ、このVoの叫びっぷり、
そしてこのリズムの疾走感・・・
80年代マイナー・スラッシュ・メタルの「あるあるネタ」で
固められたようなOPナンバー。
初めて聴いた時は笑ってしまったが、
これが'97年の楽曲だってんだから驚きます。
GUILLOTINE-Under the Guillotine-Guillotine ★★★ (2011-05-26 23:32:35)
バンド名を冠するに相応しいカッコ良さを誇る
アルバム前半のハイライト・ナンバー。
アグレッシブなだけでなく、キャッチーさも
備えたカミソリGリフが素晴しい。
Gソロも◎。
GUILLOTINE-Under the Guillotine-Leprosy ★★ (2011-05-29 01:47:22)
これまた秀逸なGリフをフィーチュアして突っ走る
絵に描いたようなオールドスクール・スラッシュ・ナンバー。
DEATHの2ndアルバムを思わすタイトルだが、
実際、少しは意識してんじゃなかろうか。
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