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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 2101-2150
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FORTUNE(BOSTON)-Storyline...
FORTUNE(BOSTON)-Storyline...-Latin Thing
FORTUNE(BOSTON)-Storyline...-One Bridge I Should Burn
FORTUNE(L.A)
FORTUNE(L.A)-Fortune
FORTUNE(L.A)-Fortune-Out on the Streets
FORTUNE(L.A)-Fortune-Smoke From a Gun
FORTUNE(L.A)-Fortune-Stacy
FORTUNE(L.A)-Fortune-Stormy Love
FORTUNE(L.A)-Fortune-Thrill of It All
FORTUNE(L.A)-Fortune-Thrill of It All
FORTUNE(L.A)-II
FORTUNE(L.A)-II-Freedom Road
FORTUNE(L.A)-II-Shelter of the Night
FORTUNE-Making Gold
FORTUNE-Making Gold-Eyes of Ice
FRANKE & THE KNOCKOUTS
FRANKE & THE KNOCKOUTS-Makin' the Point
FRANKE & THE KNOCKOUTS-Makin' the Point-You Don't Want Me(like I Want You)
FRANKE & THE KNOCKOUTS-Makin' the Point-You're All That Really Matters
FREDERIKSEN-DENANDER
FREDERIKSEN-DENANDER-BAPTISM BY FIRE
FREDERIKSEN-DENANDER-BAPTISM BY FIRE-LET HIM GO
FREDERIKSEN-DENANDER-BAPTISM BY FIRE-NEVER TRY TO LOVE AGAIN
FREDERIKSEN-DENANDER-BAPTISM BY FIRE-RIGHT HEART, WRONG TIME
FREE SPRIT-Pale Sister of Light
FREE SPRIT-Pale Sister of Light-Pale Sister of Light
FROM THE FIRE-THIRTY DAYS AND DIRTY NIGHTS
FROM THE INSIDE
FROM THE INSIDE-Visions
FROM THE INSIDE-Visions-21st Century
FROM THE INSIDE-Visions-If It's Not Love
FROM THE INSIDE-Visions-Listen to Your Heart
FUELED BY FIRE
FUELED BY FIRE-Plunging Into Darkness
FUELED BY FIRE-Plunging Into Darkness-Evoke the Curse
FUELED BY FIRE-Spread the Fire
FUELED BY FIRE-Spread the Fire-Betrayal
FUELED BY FIRE-Spread the Fire-Command of the Beast
FUELED BY FIRE-Spread the Fire-Spread the Fire!!!
FUELED BY FIRE-Spread the Fire-Thrash Is Back
FUELED BY FIRE-Trapped In Perdition
FUELED BY FIRE-Trapped In Perdition-Catastrophe
FUELED BY FIRE-Trapped In Perdition-Rotten Creation
FUMIHIKO KITSUTAKA'S EUPHORIA-DREAM CASTLE ~BEST OF FUMIHIKO KITSUTAKA~
FUMIHIKO KITSUTAKA'S EUPHORIA-FUMIHIKO KITSUTAKA'S EUPHORIA
FUMIHIKO KITSUTAKA'S EUPHORIA-FUMIHIKO KITSUTAKA'S EUPHORIA-JUSTICE OF BLACK
FUMIHIKO KITSUTAKA'S EUPHORIA-FUMIHIKO KITSUTAKA'S EUPHORIA-絶望という名の…~THE ROOM (NAMED DESPERATION)~
Face of Despair
Face of Despair-The Infantry Corps

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FORTUNE(BOSTON)-Storyline... ★★ (2013-05-27 07:08:43)

デビュー作を高く評価してくれた日本のHR/HMファンに対する特別の感謝が捧げられたブックレットを読んだだけで応援したくなる(もう解散してしまいましたが)、ボストンのFORTUNEが'96年に発表した2ndアルバム。
前作はプログレ・ハード風味も飲み込んだ都会派AOR/産業ロック路線の力作でしたが、今回はシンプルな音作りの下、グルーヴィなノリが増強。ラテン・ミュージックの影響が伺えるインスト曲から、果てはレゲエ調の楽曲まで、多彩というか節操なくというか、ともかく様々なタイプの楽曲が盛り込まれた本編を聴くと、90年代という時代と格闘するバンドの試行錯誤する姿が浮かび上がってくるかのようです。
正直、かなり迷いの感じられる作風ではありますが、相変わらず「優れたメロディ・センス」「非凡なアレンジ術」「美しいハーモニー」が作品にビシッと筋を通しているので、散漫さや退屈を感じる場面は少な
…続き

FORTUNE(BOSTON)-Storyline...-Latin Thing ★★★ (2013-05-31 23:58:12)

インスト曲、しかもタイトルから分かる通り
ラテン調・・・と、2ndアルバムの音楽性の
拡散振りを如実に伝える楽曲ですが、
これがなかなか侮れたものではない・・・
というか、優れたメロディ/アレンジ・センスと
ラテン風味のマッチングが抜群で、
アルバムでも1、2を争う名曲に仕上がっていますですよ。

FORTUNE(BOSTON)-Storyline...-One Bridge I Should Burn ★★★ (2013-05-31 23:55:09)

音楽性を拡散させた2ndアルバムの中にあって
最もデビュー作の作風を色濃く受け継いだ
アメリカン・メロディアスHRナンバー。
楽曲に引っ掛かりを生み出すだけでなく
叙情性も増幅するKeyが良い仕事しています。

FORTUNE(L.A) (2013-05-23 21:53:52)

80年代初頭、ミック(Ds)&リチャード(G)のフォーチュン兄弟がLAにて結成。
名うてのメロディ・メイカーとして知られたL.A.グリーン(Key)とロジャー・スコット・クレイグ(Vo)が合流してラインナップが完成すると、プロデューサーにケヴィン・ビーミッシュを迎えてレコーディングした、1stアルバム『FORTUNE』をMCA傘下のCAMEL RECORDSよりリリースしてデビュー。('85年)
シングル・カットされたバラード“STACY"がヒットを飛ばすものの、アルバム自体の売り上げは然程伸びず(プロモーション不足が原因とも言われる)、バンドはアルバム1枚のみで解散してしまう。
その後、L.A.とロジャーはCM音楽や映画のサウンド・トラック等を手がける職業ライターとして活躍しつつ、'90年代後半からはメロディアスHRプロジェクトHARLAN CAGEを始動。FORTU
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FORTUNE(L.A)-Fortune ★★★ (2013-05-23 21:58:35)

HARLAN CAGE等の活動を通して、日本のメロディアスHRファンから篤い信頼を得る哀メロ職人、L.A.グリーン(Key)とロジャー・スコット・クレイグ(Vo)のコンビが在籍していた事でも知られるバンドが'85年にリリースした、最初で最後のフル・アルバム。(国内盤の邦題は『聖未来』だったか)
グリーンとロジャーがメイン・ソングライターを務めているため、音楽性はHARLAN CAGEのそれと同一線上にある、歌心に溢れたVoと、ツボを押さえたGが紡ぎ出す洗練された泣きメロに、分厚いボーカル・ハーモニー、そしてキャッチーなKeyをたっぷりフィーチュアした美しき産業ロック・サウンド。
但し「HARLAN CAGEのアルバムだってここまで楽曲は粒揃いじゃなかったぞ!」というぐらい収録曲の平均レベルはバカ高く、取り分け、BON JOVIの名曲“RUNAWAY"を思わせるKeyのイントロ
…続き

FORTUNE(L.A)-Fortune-Out on the Streets ★★ (2008-12-09 22:49:24)

憂いを帯びたメロディが軽快に跳ねるポップ・チューン。
分厚いコーラスに包まれて、哀感の滲み出すサビメロは
どことなくPRAYNG MANTISを彷彿とさせるような?

FORTUNE(L.A)-Fortune-Smoke From a Gun ★★★ (2008-12-09 21:53:31)

憂いを帯びたメロディをエモーショナルに歌うVo、
派手さはないがツボを押さえたプレイを聴かせてくれるG、
そしてキャッチーな美旋律を奏でるKeyとが一体となって
聴く者の涙を搾り取る、プログレ・ハード的な
壮麗な雰囲気を纏ったドラマティックな名曲。

FORTUNE(L.A)-Fortune-Stacy ★★ (2008-12-09 22:45:03)

アルバム『FORTUNE』の中において、
唯一、アメリカンな空気が漂うヒット・バラード。
サックスの調べが良いアクセントになっています。

FORTUNE(L.A)-Fortune-Stormy Love ★★★ (2008-12-09 22:53:50)

アルバム後半のハイライトを飾る、メロメロに泣きまくる
感傷的なバラードの名曲。
切々と憂いに満ちた旋律を歌い上げる歌心に溢れたVoと、
泣きメロ大盤振る舞い状態のKeyの良い仕事っぷりが
キラリ光り輝く逸品。

FORTUNE(L.A)-Fortune-Thrill of It All ★★★ (2008-12-08 21:25:26)

美しいKeyのイントロ(BON JOVIの“RUNAWAY"風)を聴いただけで
その出来の良さを確信する、泣きメロ満載のOPナンバー。
後にHARLAN CAGEのアルバムでリメイクされたのも納得の、
FORTUNEというバンドの魅力全部入りの名曲。

FORTUNE(L.A)-Fortune-Thrill of It All ★★★ (2008-12-09 21:48:23)

美しいKeyのイントロを聴いただけで、その出来の素晴しさを
確信する、泣きメロ満載のOPナンバー。
後にHARLAN CAGEのアルバムでリメイクされたのも納得の、
FORTUNEというバンドの魅力全部入りの名曲。

FORTUNE(L.A)-II ★★★ (2019-05-18 07:06:19)

あのFORTUNEが帰ってきた!と喜んでも「だからどのFORTUNEだよ?」と突っ込まれるぐらい、HR/HMシーンには同名バンドが存在していますが、こちらはスウェーデンでもボストンでもなく、1st『聖未来』(’85年)が未だメロディ愛好家の間で神盤として奉られているLA出身のFORTUNEのこと。本作はイギリスで開催されたロック・フェスへの参加を契機に再結成を遂げた彼らが、34年ぶりに発表した2ndアルバム。
レコーディングは、リチャード(G)とミック(Ds)のフォーチュン兄弟に、映画『トップガン』のサントラへの楽曲提供や、HARLAN CAGEとしての活動で知られるLAグリーン(Vo)といったお馴染みの面子によって行われていて、HARLAN CAGEでグリーンと行動を共にしていたロジャー・S・クレイグの不参加が惜しまれるものの、ソングライターとしては制作過程に関わってくれているよ
…続き

FORTUNE(L.A)-II-Freedom Road ★★★ (2019-05-20 01:34:41)

哀愁味の強い“SHELTER OF THE NIGHT”の後を受け、
ポジティブな空気を纏って力強く盛り上がっていく
アルバムのハイライト・ナンバーの一つ。
バンドがリーダー・トラックに選んだのも納得です。

FORTUNE(L.A)-II-Shelter of the Night ★★★ (2019-05-20 01:29:54)

名盤と評判の前作に収められていても違和感のない
完成度を誇るメロハー・チューン。イントロから
リリカルに弾むKeyといい、憂いに満ちた歌メロを拾うVoといい
哀愁を増幅するGといい、「FORTUNEかくあるべし」な名曲。

FORTUNE-Making Gold ★★ (2009-01-12 21:56:00)

スウェーデンはストックホルムにて、ベニー・ズドベルクとジャン・ルンドの2人が中心となって結成された、
4人組HRバンドFORTUNEが'93年に発表した(幻想的なジャケット・アートワークも秀逸な)衝撃のデビュー・アルバム。
90年代前半に、日本のみで勃発した第2次北欧メタル・ブームを代表する名盤として、北欧メタル・ファンの間では
高い人気を誇る本作で聴く事ができるのは、テクニカルなGが紡ぎ出す美旋律と、水晶の如き透明感を演出するKey、
そして哀愁を漂わせた弱々しいVo(笑)によって歌われる、泣きメロ満載の王道様式美HRサウンド。
当時、ラジオから①のリリカルなイントロが流れ出して来た途端、速攻でCD屋へ買いに走った事を思い出しますね。
パワーもピッチも不安定なVoは、確かにこのバンドの弱点だが、個人的には、この何とも頼りなさげなVoが歌う
寒々
…続き

FORTUNE-Making Gold-Eyes of Ice ★★★ (2009-01-12 22:25:02)

FORTUNEというバンドのみならず、
北欧メタルの魅力の粋を結集したかのような
リリシズム溢れる超名曲。
頼りないVoの歌声が、また哀愁を誘う。

それにしても、悲哀に満ちた曲調と能天気な歌詞のギャップは
何度聴いても凄まじいモノがある。

FRANKE & THE KNOCKOUTS ★★ (2009-09-29 21:20:00)

シンガー/ソングライターのフランク・プレヴァイト(Vo)が中心となって、ニュージャージー州にて結成され
3枚のオリジナル・アルバムを持って80年代を彩ったAOR/産業ロック・バンド。
アメリカではセルフ・タイトルのデビュー作に収録された名曲“SWEETHEART"の大ヒットで知られ、
日本のHR/HMファンの間では、BON JOVIのティコ・トレース(Ds)が一時在籍し、またDREAM THEATERの初代Vo、
チャーリー・ドミニシが彼らの1stアルバムにバッキングVoとして参加していた事でお馴染み・・・か?
一度、90年代末に3枚のオリジナル・アルバムがCD化され、ESCAPE RECORDSからリリースされたが、その後速攻で
廃盤となり、現在ではかなり高額なプレミア価格で中古盤が取引されている模様。
「1stや2ndも一緒に買っておけば良か
…続き

FRANKE & THE KNOCKOUTS-Makin' the Point ★★ (2009-09-29 21:23:00)

アメリカはニュージャージー出身で、フランク・プレヴァイト(Vo)率いる5人組AOR系バンドのラスト作となった、
'84年発表の3rdアルバム。(ジャケットがBAD COMPANYの『STRAIGHT SHOOTER』と似てる?)
日本のHR/HMファンの間では、BON JOVIのティコ・トレース(Ds)が一時在籍していたバンドとしても知られ、
また、そのBON JOVIのデビュー作に収録されていた名曲“SHE DON'T KNOW ME"と異名同曲である
“YOU DON'T WANT ME(LIKE I WANT YOU)"が収めれている事でもちょっぴり話題を呼んだ本作。実際ここで
聴く事ができるのは、初期BON JOVIをグッと洗練して産業ロック寄りにしたかのような極上のハードポップ・サウンドで、
キャッチーなメロディを歌う張りのあるハイトーンVo
…続き

FRANKE & THE KNOCKOUTS-Makin' the Point-You Don't Want Me(like I Want You) ★★★ (2009-09-29 21:31:12)

BON JOVIの1stアルバムに収録されている
“SHE DON'T KNOW ME"と異名同曲だが、
こちらはVoとKeyが前面に押し出されたHR色の
薄いアレンジが施されているため、印象はかなり異なる。
といってもどっちも名曲には違いない。
Voの上手さに関しては本曲の方に軍配が上がるかな。

FRANKE & THE KNOCKOUTS-Makin' the Point-You're All That Really Matters ★★★ (2009-09-29 21:28:32)

クサさが漂う一歩手前で踏み止まってさめざめと泣くG、
キャッチーなメロディをエモーショナルに歌い上げるVo、
楽曲の叙情性を効果的に高めるKeyと、
「産業ロック斯くあるべし!」といった感じの
洗練されたバラードの名曲。

FREDERIKSEN-DENANDER ★★ (2010-01-11 18:55:00)

AORプロジェクトRADIOACTIVEを通じで知り合った、TOTOファミリーに属するファーギー・フレデリクセンと
トミー・デナンダーの2人がタッグを組んで立ち上げたメロディアスHRプロジェクトで、
'07年にFRONTIERS RECORDSからデビュー作『BAPTISM OF FIRE』を発表。
素晴しい楽曲を素晴しい演奏の下、素晴しいシンガーが歌っているんだから質が低いわけはなく、
TOTOのメンバーやSURVIVORのジム・ピートリックら、多彩なゲスト・ミュージシャン達の存在も
本編に華を添える、非常に高品質なメロディアス・ハード/産業ロック・アルバムに仕上がっていた。
RADIOACTIVE、TOTO、SURVIVORといったバンド名にピンと来た人なら、購入する価値が
大いにある作品じゃないかと。これ1枚で終わって欲しくないプロジェクト
…続き

FREDERIKSEN-DENANDER-BAPTISM BY FIRE ★★ (2010-01-11 18:57:00)

TRILLIONやTOTOでの活動で知られるファーギー・フレデリクセン(Vo)と、コンポーザーとしても
ミュージシャンとしても(ついでにプロデューサーとしても)傑出した才能を誇るトミー・デナンダー(G)とが
タッグを組んで'07年に発表した作品。ファーギー・フレデリクセン・ファンとしては、'95年に立ち上げられた
FREDERIKSEN/PHILLIPSに続く「ギタリストとのコラボ・シリーズ第2弾」としても楽しめる1枚、か?
で、その内容はと言えば、これがこの顔合わせに対するファンの期待に見事に応えるメロディアス・ハード/産業ロック路線。
TOTOのメンバーやSURVIVORのジム・ピートリックを筆頭に、名だたるミュージシャン連中が楽曲共作者として名を連ね、
客演もこなしているのだからクオリティが低いわけはないが、実際、洗練された哀愁と高揚感を伴うメロ
…続き

FREDERIKSEN-DENANDER-BAPTISM BY FIRE-LET HIM GO ★★ (2010-01-11 20:37:36)

力強く刻まれるDsに引っ張られて
劇的に展開していくOPナンバー。
とは言え、上手いVoに心打つメロディ、
それに凛としたKeyの存在もあって
ヘヴィな印象はそれほど強くない。

FREDERIKSEN-DENANDER-BAPTISM BY FIRE-NEVER TRY TO LOVE AGAIN ★★★ (2010-01-11 20:45:49)

本編後半のハイライトを飾るポップ・チューン。
心を浮き立たせる、爽快なコーラス・ハーモニーが
鮮烈な印象を残す名曲。

FREDERIKSEN-DENANDER-BAPTISM BY FIRE-RIGHT HEART, WRONG TIME ★★★ (2010-01-11 20:43:46)

『BAPTISM BY FIRE』の中で最も愛する1曲。
とにかく舞い上がっていくような高揚感に満ちた
サビメロの素晴しさを一度聴いて頂きたい。
聴く度にハート鷲掴み状態。

FREE SPRIT-Pale Sister of Light ★★★ (2023-10-03 00:13:00)

アメリカ産タバコの銘柄みたい名前ですが、こちらはフィンランド出身でツインGにKey奏者を擁する6人組。本作は'09年にリリースされた1stアルバムとなります。
世が60年代なら確実にピースフルなフラワー・ロックでも演っていそうなバンド名に反して、彼らが聴かせてくれるのは豊かなボーカル・ハーモニーと冷ややかな哀メロが全編に亘って大盤振る舞いされる、北欧メタル然とした魅力に満ち溢れたサウンド。メンバー全員このバンド以前に目立ったキャリアはなく、豪華なゲストや、FRONTIERS RECORDS作品のような腕利きソングライター勢による助っ人もなし。曲作りもプロデュースも全て自分達でこなすというピカピカの新人バンドっぷりながら、フックの効いた収録曲のクオリティ、わけてもメロディ・センスの冴えには、既に職人顔負けの技前が存分に発揮されています。
哀愁に彩られたサビメロにグッと来るOPナ
…続き

FREE SPRIT-Pale Sister of Light-Pale Sister of Light ★★★ (2023-10-04 23:40:20)

蒸し暑い夜に聴けばスッと体感温度が2、3度下がる
(ような気がする)冷ややかな哀メロが北欧メタル然とした
魅力を主張するアルバム表題曲。甘い声質のVoもこの手の
サウンドにマッチしていますね。

FROM THE FIRE-THIRTY DAYS AND DIRTY NIGHTS ★★★ (2018-11-14 00:32:11)

NY出身の5人組が、ジーン・ボヴアー(CROWN OF THORNS)のプロデュースを得て'92年に発表したデビュー作。結構長い間オフィシャルなCDが日本盤しか存在しなかったため、世界中のメロハー・マニアの間で争奪戦が繰り広げたレア・アイテムとして知られる1枚でしたが、現在はYESTERROCKからリマスター盤が再発済み。安価にて容易に購入が可能なのですから良い時代になりましたなぁ。(その昔大枚叩いて中古盤を落札してしまった我が身の嘆きをともかくとすれば)
それはさておき。本作がプレミア価格で取引されていたのは単に「希少盤だったから」という理由だけではなく、その内容の素晴らしさがあったればこそ。本編はRASPBERRIESの名曲“GO ALL THE WAY”のカヴァーを含めて全9曲を収録。捨て曲の類は当然一切なし。特に哀愁のメロディをJ.D.ケリーがエモーショナルに歌い上げ、それ
…続き

FROM THE INSIDE (2018-12-02 00:53:27)

90年代の逆風を受けてTYKETTOが解散した後も地道にシンガーとして活動を続けていた
ダニー・ヴォーン(Vo)が、イタリアのFRONTIER RECORDSから提案を受けて立ち上げたプロジェクト。
「外部ライターが書いたメロディアスHRナンバーをダニーが歌う」という企画意図のもと、
'04年と'08年に2枚のスタジオ・アルバムを発表。但し後者においてはダニーも積極的に曲作りに関与し、
またメンバーも固定されたバンド・スタイルが取られている。(が、これ以降作品のリリースはない)

FROM THE INSIDE-Visions ★★★ (2018-12-02 00:54:25)

“FOREVER YOUNG”の名曲ぶりが未だメロディ愛好家の間で語り継がれるアメリカのバンド、TYKETTOのフロントマンだったダニー・ヴォーン。彼が主役を務めるプロジェクトFROM THE INSIDEが’08年に発表した2ndアルバムがこちら。日本盤は当時キングからリリースされたものの既に廃盤で(キングは廃盤になるのが早いね)、現在では中古盤市場で1st共々結構なプレミア価格で取引されていることで知られる1枚であります。
レコーディングはイタリアのメロハー梁山泊FRONTIER RECORDSの仕切りで行われ、プロデューサーにはファブリッツオ・グロッシを起用。更にVEGAで活動するトムとジェームズのマーティン兄弟が曲作りに関与と、「細工は流々、仕上げを御覧じろ」とばかりにお膳立てはほぼ完璧。そうして出来上がった、掴みに持ってこいの①、劇的なバラード③、サビメロの絶妙なメロディ
…続き

FROM THE INSIDE-Visions-21st Century ★★★ (2018-12-02 23:45:30)

力強く駆け抜けるメロディック・ロック・ナンバー。
ダニーの熱唱とテクニカルに閃くGソロが得も言われぬ爽快感も運んできてくれます。
このレベルの楽曲がゴロゴロ収録されているのですから
本作がダニー・ヴォーンが関わった作品の中でも1、2を争う傑作と
高評価を受けているのも納得です。

FROM THE INSIDE-Visions-If It's Not Love ★★★ (2018-12-02 23:38:58)

ダニー・ヴォーンの熱い歌声が映える名バラード。
彼がピアノをバックに切々と歌う前半、
楽器隊が加わってエモーショナルに盛り上がる後半、
どちらも涙ちょちょ切れる思いですよ。
日本盤にはアコースティック・バージョンが収録されていることからも
バンド側がこの曲をリーダートラックに位置付けていることが伝わってきます。

FROM THE INSIDE-Visions-Listen to Your Heart ★★★ (2018-12-02 23:32:54)

心地よい疾走感を伴って哀愁のメロディが駆け抜け
聴き手を勇気づけるようなダニー・ヴォーンと
テクニカルなGソロがその上を爽快に舞うアルバムでも
1、2を争う名曲の一つではないかと。

FUELED BY FIRE (2011-06-19 00:42:04)

'00年に、カリフォルニア州はノーウォークにてカルロス(Ds)とリカルド(G)が音頭を取って結成したスラッシュ・メタル・バンド。
ジオ(Vo、G)加入後にレコーディングしたデモテープや自主制作アルバム『SPREAD THE FIRE』、並びに積極的なライブ活動が実を結んで、'06年、METAL BLADE RECORDSとディールを締結。ARMORED SAINTのジョーイ・ヴェラの手によりリミックス/リマスター作業が行われた新生『SPREAD THE FIRE』をもって、バンドは日本デビューも飾った。('07年には、NWOTMの嚆矢的役割を果たしたPERFECT CRIME RECORDS編纂のオムニバス盤『THRASHING LIKE A MNIAC』(邦題『狂気のスラッシュ講座』)にも参加)
あと、実はカナダのRAZORらと共にこっそり来日公演を行った実績も持つ。
…続き

FUELED BY FIRE-Plunging Into Darkness ★★ (2011-06-20 22:38:41)

期待の新人スラッシャーとして注目を集めながら、2作目で早くも音楽性を広げにかかって「時代は繰り返すのね・・・」とガックリさせられるバンドが目立ち始めた昨今、彼らの変わらぬ「スラッシュ馬鹿」ぶりにはホッと安心させられるモノがありますね。何せこの2ndアルバム、威勢の良いインスト曲①に始まり、中盤に息継ぎ代わりのアコギ・パートを用意して、あとはササクレたスピード・ナンバーで終始強気に攻め立てまくる・・・という構成からして、デビュー作の作りをほぼそのまま踏襲しているわけでして。
無論、音作りや演奏の精度等、成長すべき点はしっかりと成長を遂げており(メンバー・チェンジに伴う悪影響も皆無)、特にサウンドがストレッチされ、一層研ぎ澄まされた楽曲がその攻撃性と疾走感を倍化させている点は大きな評価ポイント。良くも悪くも勢いと愛嬌が最大の武器だった前作に比べ、アマチュア臭が抜けた本作からは「これでS
…続き

FUELED BY FIRE-Plunging Into Darkness-Evoke the Curse ★★★ (2011-06-21 22:25:36)

アコギ・インスト曲“INTRO”を経て、
後半戦開始を宣言する高速スラッシュ・ナンバー。
マシンガン・リフに畳み掛けるように疾走するリズム、
前任者よりハードなシャウトを炸裂させるVo、
それに攻撃的に弾きまくる(そして時に印象的にハモる)
ツインG・・・と、これぞスラッシュ・メタル!な
旨みに満ちた2ndアルバムのハイライト・ソング。

FUELED BY FIRE-Spread the Fire ★★★ (2011-06-19 22:29:04)

'06年レコーディングの自主制作盤にリミックス/リマスターのお色直しを施して、新たにMETAL BLADE RECORDSから再リリースされた1stアルバム。
ササクレ立って疾走する③⑥⑨といった高速スラッシュ・ナンバーの数々が端的に示す通り、彼らが聴かせてくれるのは、カラッと乾いた音作りに、ヒステリックなシャウト・スタイルのVo、刻みの細かいGリフと、暴れ馬の如く跳ね回るリズム等、EXODUSの名盤『BONDED BY BLOOD』からの多大なる影響が根っこに据えられた80年代テイスト満点のストレートなスラッシュ・メタル。
もっさりとした演奏のせいで垢抜けないB級感覚が漂うものの、IRON MAIDEN、JUDAS PRIEST由来のメロディックなツインGの存在が十二分に活かされた、スラッシュ一歩手前の「ハードコアな正統派HM」・・・例えばHALLOWS EVE辺りを思い起
…続き

FUELED BY FIRE-Spread the Fire-Betrayal ★★★ (2011-06-19 22:37:31)

劇的なイントロでぎゅっと掴まれる
アルバムのハイライト・ナンバー候補。
リフ&リズムの冒頭の猛烈なシュレッディングは
スラッシュ・メタルそのものだが、
楽曲自体は本編でも屈指の正統派HM度の高さを誇る。
ドラマティックなハーモニーを聴かせてくれる
ツインGが素晴しいったら。

FUELED BY FIRE-Spread the Fire-Command of the Beast ★★★ (2011-06-19 22:40:05)

タイトルからも察しがつく通り、
切れ味鋭い走りっぷりがEXODUS風味・・・というか
“BONDED BY BLOOD”風味満点の高速スラッシュ・ナンバー。
本編の幕引きに持って来いの名曲だ。

FUELED BY FIRE-Spread the Fire-Spread the Fire!!! ★★ (2011-06-19 22:34:31)

思わず一緒に叫びたくなる、
カラッと弾けるようなノリの良さを備えた
ライブでの盛り上がりが容易に想像できる
キャッチーなアルバム表題曲。

FUELED BY FIRE-Spread the Fire-Thrash Is Back ★★★ (2011-06-19 22:32:46)

帯に書かれた秀逸なキャッチコピー
「俺達、どうしようもなくスラッシュ・メタル!」
を地で行く疾走ナンバー。
執拗なリフの刻みはスラッシュ・メタルそのものだが
スピードは飽くまで頭を振り易いレベルに留められており、
キャッチーなノリの良さが感じられる辺りは
HALLOWS EVEに通じるものあり。
IRON MAIDEN由来の劇的なツインGも美味しい。

FUELED BY FIRE-Trapped In Perdition ★★★ (2013-10-09 23:29:10)

スラッシュ・メタル・バンドの3枚目のアルバムともなると、ぼちぼち「クリーン・ボイスで歌い上げてみようかな」とか「モダンな要素を取り込もうかな」とか「バラードでも演ってみっかな」といった、音楽的変化に対する欲求が鎌首をもたげ始める頃ですが、このカリフォルニア出身の5人組はそうしたことには一切頓着せず、メロディ無視で激情を吐き出すVo、鑢のように刻み目の粗いGリフと性急なリズムとが、脇目も振らず突進する、極めてオールドスクールなスラッシュ・メタル道を、全身全霊をこめて邁進しております。別に変化に興味がないのではなく、サウンドの幅を広げることよりも、自身のスタイルを一層深く掘り下げることにのみ集中していると言うべきか。
プロデューサーにエリック・ルータンを迎えた成果も、図太さを増したGサウンド、時に禍々しくトグロを巻くへヴィネス演出、そしてアグレッシブな曲調と対比を為すかのように劇的に噴
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FUELED BY FIRE-Trapped In Perdition-Catastrophe ★★★ (2013-10-10 23:15:13)

荒っぽく鋭角的に刻まれる湿度低めの
Gリフに前へ前へと突進するリズムが
「俺たちどうしようもなくスラッシュ・メタル!」
を地で行くOPナンバー。
暴力的な曲調に相反して、劇的な構築美を
感じさせるGソロも美味しいです。

FUELED BY FIRE-Trapped In Perdition-Rotten Creation ★★★ (2013-10-10 23:20:56)

ストレートに突っ走る、実にスラッシュ・メタルらしい
スラッシュ・ソングなんですが、この曲の白眉は
激情を吐き出すかのように2本のGが荒れ狂う
後半のインスト・パートにあり。

FUMIHIKO KITSUTAKA'S EUPHORIA-DREAM CASTLE ~BEST OF FUMIHIKO KITSUTAKA~ ★★★ (2010-12-06 21:34:32)

AROUGEに始まり、筋肉少女帯、X.Y.Z→A、そしてソロ・ワークに至るまで、橘高文彦(G)というハイテク・ギタリストの25年に及ぶこれまでの音楽活動歴を、お手軽に振り返る事の出来る便利なベスト盤。
ビジュアル系のルックスと、筋肉少女帯のメンバーという出自から、彼のことを色眼鏡で捉える向きもあろうが、ジャケットに描かれたヨーロッパの城塞の如き堅牢な構築美を宿した楽曲作りのセンスと、ギター・オーケストレーションを用いてブライアン・メイばりにポップにGを歌わせたかと思えば、一転、イングヴェイを彷彿とさせるネオクラシカルな速弾きまで流麗にこなす、確かなテクニックと表現力に裏打ちされたこの人のGプレイは間違いなく本物。
取り敢えず、HR/HMファン・・・分けても様式美HM好きを自認している人で、未だ⑨⑫辺りの名曲に触れた事がないというのは、ミュージック・ライフにおける大きな損失です
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FUMIHIKO KITSUTAKA'S EUPHORIA-FUMIHIKO KITSUTAKA'S EUPHORIA ★★ (2008-06-24 21:46:00)

BLIZRD辺りに通じる、王道ジャパニーズHMサウンドを聴かせた東京出身の5人組 AROGUE出身で、
現在は、再結成を果たした筋肉少女帯や、X.Y.Z→A等で活動中の橘高文彦(G)が、DEAD ENDの湊雅史や、
ZIGGYの宮脇“JOE"和史ら、多数のゲストを迎えて制作、'94年にEUPHORIA名義でリリースした1stソロ・アルバム。
(ちなみに、今ではその名前は、彼が運営する自主レーベルに受け継がれている)
筋肉少女帯時代、バンド唯一のメタル畑の人間として、“詩人オウムの世界"“スラッシュ禅問答"“再殺部隊"
“小さな恋のメロディー"といった、数多くの名曲を生み出してきた彼氏のソロ作ということで、さぞかし、カッコイイ
HMナンバーが詰め込まれている事だろう、と期待して購入したのだが・・・実際のところ、バリバリのHMソングは、
華麗な序曲①
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FUMIHIKO KITSUTAKA'S EUPHORIA-FUMIHIKO KITSUTAKA'S EUPHORIA-JUSTICE OF BLACK ★★★ (2008-06-25 22:26:58)

繊細且つ美しいクラシック・ギターから、流麗な速弾きまで、
橘高文彦の構築美溢れるGプレイが
これでもか!と堪能できるインスト・ナンバー。
起承転結がバッチリ決まった、ドラマティックな曲展開も素晴しい。

FUMIHIKO KITSUTAKA'S EUPHORIA-FUMIHIKO KITSUTAKA'S EUPHORIA-絶望という名の…~THE ROOM (NAMED DESPERATION)~ ★★★ (2008-06-25 22:23:27)

ドラマティックなイントロから、
期待通りに疾走へと転じる、アルバムのハイライトを飾る
様式美HMナンバー。
この曲を聴くためだけに、アルバムを買っても損はない・・・かな?

Face of Despair ★★ (2006-12-05 21:23:00)

折からのスラッシュ・メタル・ブームを追い風にデビュー作『地獄の叫び』(’86年)がヒット。PHONOGRAM RECORDSとの間で「アルバム8枚契約」というDEF LEPPARD以来と言われた大型ディールを成立させ、'89年に満を持して発表した2ndアルバム。一般的にMORTAL SINの代表作と言えばやはり本作でしょうか。
メジャー・レーベルへの移籍効果か、プロデュースを名手ランディ・バーンズが手掛けたことによりサウンド・プロダクションが飛躍的に向上。各メンバーの演奏のキレ味も増していて、特に「バンド名がバンド名だけに仕方がない」とジョークのネタにされること多々あったドラムのモタリ具合も改善され、全体的にも、自主制作ゆえの垢抜けなさが感じられた前作から、一皮も二皮も剥けた印象を受ける仕上がりと相成りました。
ところがどっこい。スキッと垢抜けたことで、逆に楽曲からNWOBH
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Face of Despair-The Infantry Corps ★★ (2007-12-12 22:04:07)

小刻みにリフ/リズム・チェンジを繰り返しながら、
畳み掛けるように展開していく、
2ndアルバムの中でも一際輝く(俺の中で)名曲。
スリリングに炸裂するツインGも堪りません。


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