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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 1501-1550
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DEMON-British Standard Approved-Proxima ★★★ (2018-07-03 00:15:28)
壮大でドラマティックなバラード。
スティーヴ・ワッツのKeyをバックに
主役として堂々たる歌いっぷりを披露する
デイヴ・ヒルの「実力派シンガー」ぶりが聴きモノです。
DEMON-British Standard Approved-Wonderland ★★ (2018-07-03 00:18:35)
曲調は明るくポップですが
歌詞は「ワンダーランド」(当時の英国)を皮肉っているという
英国バンドらしいDEMONのシニカルなセンスが堪能できる
爽やかなハードポップ・チューン。
DEMON-Heart of Our Time ★★ (2012-05-21 09:21:19)
オリジナル・メンバーのレス・ハント(G)脱退と、喜多郎から影響を受けたというKey奏者スティーヴ・ワッツの加入が重なって、脱HR/HM志向が加速した4th『BRITISH STANDARD APPROVED』と同じ年にリリースされている5thアルバム。このリリース・ペースの早さには盟友マル・スプーナー(G)が肺炎により死去したことが大きく関わっており、後にデイヴ・ヒル(Vo)は「マルの病没後、すぐにでも行動を起こさなければDEMONの歴史はあの時で終わっていたと思う」と述懐している。
で中身の方は、前作よりはHRテイストを回復しているとは言え、Keyが全体の雰囲気を決定付ける役割を担い、コンパクト且つシンプルにまとめられた楽曲はやっぱり随分とポップ。OPナンバー①なんてお洒落な女性コーラスまで取り入れられていて、1stや2ndの頃しか知らない人がこれを聴いたらDEMONだと気付かな
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DEMON-Heart of Our Time-Expressing the Heart ★★★ (2012-05-22 23:06:58)
コンパクトにまとめられた楽曲が並ぶ作中にあって
この曲のみは6分以上の長尺を誇りますが、
実際、神秘的なイントロに始まり、DEMONらしい
泣きを伴ったメロディや曲展開はそれも納得の
ドラマティックな仕上がり。
ところで、Keyが時折奏でる印象的なフレーズは
映画「未知との遭遇」を元ネタにしているのでしょうかね。
DEMON-Heart of Our Time-Genius? ★★ (2012-05-23 07:15:27)
ポップ&モダンな曲調の上で
伸びやかに歌うジョン・ウォータハウスの
Gプレイが胸に沁みます。
デイヴ・ヒルも歌が上手くなったなぁ、と
しみじみ実感させられる1曲。
DEMON-Hold On to the Dream ★★ (2012-05-24 06:52:09)
優れたソングライターとして、そして腕利きミュージシャンとして、デイヴ・ヒル(Vo)と共にDEMONを支えてきたKey奏者、スティーヴ・ワッツの参加最終作となった'91年発表の8thアルバム。とは言え別に両者の関係が険悪化したとか、そういうマイナス要素が脱退の理由ではなかったようで、それはデイヴが本作をDEMONの重要作品の1つに挙げ、スティーヴのバンドに対する貢献の大きさに謝辞を捧げている再発盤CDの解説からも読み取れます。
んで、そのスティーヴ・ワッツの手によるドラマティックなKeyのイントロに導かれ、溌剌として勇ましいOPナンバー①で幕が上がる本作は、大枠としてはブリティッシュHM路線の名盤だった前作の流れを汲みながらも、全体的にドラマ性とヘヴィ・メタリックな荒々しさは薄らいでいる。起承転結がバッチリ決まった雄々しく力強い③はアルバム屈指の名曲と言えますし、続くこれまた劇的な④
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DEMON-Hold On to the Dream-Eastern Sunset ★★★ (2012-05-26 01:06:24)
神秘的なイントロに始まり、
じっくりと盛り上げてから疾走へと転じ、
壮大なスケール感を伴ってエンディングを迎えるという
これぞブリティッシュHM、な起承転結が決まった
ドラマティックな名曲。
間違いなくアルバムのハイライトですよ。
DEMON-Hold On to the Dream-Hold On to the Dream ★★★ (2012-05-26 01:10:28)
VoとGがゆったりと哀愁のメロディを歌い上げ、
DARE辺りに通じるアイリッシュ風味が
仄かに香ってくる高品質な叙情HRナンバー。
DEMON-Night of the Demon ★★ (2012-02-20 23:34:51)
'81年発表の1stフル・アルバム。(邦題は『魔夜』)
BLIND GUARDIANが“DON'T BRAKE THE CIRCLE”をカヴァーした事でこのバンドに興味を持ち、当時折り良くCD化された本作を購入したのですが、BGのカヴァーがバキバキにビルドアップされたスピード・メタル・バージョンであったこと、NWOBHMに属するバンドだし、この名前で、ホラー映画調のジャケット・アートワーク、そしてハッタリの効いた邦題の数々もあって、さぞかしオカルティックでオドロオドロしい(それこそKING DIAMONDみたいな)サウンドが聴けるものとワクワクしながら再生ボタンを押してみたら、始まったのはキャッチーで、時にポップとさえ表現出来そうな展開もみせるハードロック・・・。「期待してたのと違うじゃねぇか!」と勝手に憤慨し、長らく放置プレイの刑に処していたのですが、その後、改めて聴き直してみた
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DEMON-Night of the Demon-Father of Time ★★★ (2012-02-22 23:00:54)
1stアルバムでは“NIGHT OF THE DEMON”に
匹敵する名曲ではないでしょうか。
華はないけど、Vo並に歌い、泣く、
レス・ハントのGプレイが存在感を発揮する
哀愁のバラード。
DEMON-Night of the Demon-Into the Nightmare ★★ (2012-02-22 22:56:28)
邦題は“悪夢への誘い”。
シンプルだが非常にキャッチーな
Gメロディが耳に残る逸品。
レス・ハントが紡ぐメロディには
哀愁成分が多く含まれているのですが、
じめじめしていないのでポップな
曲調の躍動感を殺していない点も
素晴しい。
DEMON-Night of the Demon-Night of the Demon ★★★ (2012-02-21 22:08:13)
デイヴ・ヒルの暑苦し・・・もとい情熱的な歌声と
泣きを含んだツインGがヨーロピアン・メタル然とした
湿り気と怪しげな雰囲気を発散しているが、
同時にどこか楽しげでキャッチーなノリも同居したDEMONは、
「オカルト・メタルでもサタニック・メタルでもなく
《お化け屋敷メタル》である」と評していた人がいましたが
まさに言いえて妙。
DEMON-Night of the Demon-One Helluva Night ★★ (2012-02-21 22:11:47)
邦題は“恐怖の一夜”ですが、そんな雰囲気は
露とも感じさせぬノリノリの曲調が逆に印象に残りますね。
但し、鋭角的なGリフや、ツインGが奏でる
湿り気を帯びたメロディはいかにもNWOBHM出身バンド
といった趣き。
DEMON-Taking the World by Storm ★★★ (2012-03-28 22:42:11)
嘗ての相棒マル・スプーナーは他界、オリジナル・メンバーのレス・ハントも既にバンドを去り、唯1人残されたデイヴ・ヒル(Vo)がDEMONの看板を背負って'89年に発表し、久々に国内盤リリースも実現した7thアルバム。
一時期はプログレ方面への思索を深め、別世界へと旅立ってしまった感もあったDEMONでしたが、その後は徐々に本分を取り戻し、本作では遂に多くのファンが「彼らのベスト作品と言えばコレ」とその名を挙げるレベルの傑作をモノにするに至った。
独特のノリの良さと、印象的なメロディを奏でるツイン・リードGを伴って疾走する楽曲が並ぶアルバム序盤は、往年のDEMONサウンドを更にヘヴィ・メタリックに仕上げたかのような感触ですが、4曲目以降は7分~11分台の長尺曲が連続する大作主義が打ち出されており、中でも、デイヴ・ヒルの新たな曲作りのパートナーでもあるKey奏者,スティーヴ・ワッツ
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DEMON-Taking the World by Storm-Remembrance Day (A Song for Peace) ★★★ (2012-03-28 22:48:23)
曇天の下に広がるスコットランドの雄大で美しい
大地が目に浮かぶような、哀愁と力強いドラマ性に
彩られた7thアルバム屈指の名曲。
デビュー当時はヘタウマ系だったデイヴ・ヒルですが、
この曲では見事な歌いっぷりを披露して聴く者の涙を
誘ってくれます。
(と言いつつ、テクより味で勝負の基本スタイルは不変ですが)
DEMON-The Plague ★★★ (2012-03-26 23:13:27)
NWOBHM然としたツインG主導のHR/HMスタイルから、Keyの存在がカギをプログレ・ハード路線へと、DEMONサウンドがドラスティックな変貌を遂げた'83年発表の3rdアルバム。
邦題こそ『悪魔主義』と恐ろしげですが、時にポップに響く叙情メロディ、Key主体の凝ったアレンジ、トレヴァー・ホーン人脈に連なるエンジニア勢が手掛けた風格漂う音作り、そしてこれまでより一回りも二回りもスケールアップした曲展開を伴うアルバム表題曲①に代表されるように、本作はASIAやMAGNUMといったバンドの名前を思い出すプログレ・ハードの領域へとかなり大胆に踏み込んでいる。
従来のマイナー調のハードネスやロックンロール・テイストが一掃された分、ドラマティックな大作主義が前面に押し出された作風は賛否両論分かれる内容ではあるものの、(上品なジョン・ウェットンやボブ・カトレイの歌唱の真逆を行く)デイヴ
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DEMON-The Plague-Fever in the City ★★★ (2012-03-27 22:28:54)
美しいインスト・パートと、劇的に盛り上がる
歌入りパートの二部構成で組み立てられた
ドラマティックな大作ナンバー。
曲展開のカギを握るのはセッションKey奏者の
アンディ・リチャードで、完璧にプログレ方面に
片足を突っ込んだ仕上がり具合ですが、
デイヴ・ヒルのソウルフルな親父Voと
レス・ハントな泣きを湛えたGプレイがしっかりと
DEMONの刻印の役割を果たしてくれています。
DEMON-The Plague-The Plague ★★★ (2012-03-27 22:36:00)
イントロのメロディが本編終曲“地獄へのステップ”で
再びリプライズされるという、3rdアルバムにおける
プログレ方面への歩み寄りを率直に伝えてくれる
アルバムOPナンバー兼アルバム表題曲。
スペーシーなコーラスに包まれてポップな
メロディを歌うデイヴ・ヒルのVoも
どことなく親父臭を抑え気味のように感じられますね。
DEMON-The Unexpected Guest ★★★ (2012-02-23 05:30:37)
本邦初登場作となった'82年リリースの2ndアルバム(邦題は『招かれざる客』)。
不気味なアートワークに仰々しい邦題、オカルト趣味を前面に打ち出した歌詞、それでいてダークさやオドロオドロしさは控えめに、ブリティッシュな哀愁を湛えて時にポップな表情さえ見せる楽曲の数々・・・と、デビュー作の作風を忠実に受け継いだHRサウンドは健在。
寧ろ、Keyをアクセントに用いて、よりキャッチーに、よりメロディアスに洗練された収録楽曲のクオリティには確かな向上の跡が見て取れ、中でもその筆頭に上げられるのがOPナンバー“DON'T BREAK THE CIRCLE”。和風メロディを取り入れた怪しげな序曲から繋がる劇的な曲展開、味のあるオヤジ声を駆使して憂いを帯びた歌メロをエネルギッシュに歌い上げるデイヴ・ヒルのVo、エモーショナルな泣きメロ携えて切り込んで来るツインG、そして思わず一緒に歌いたく
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DEMON-The Unexpected Guest-Beyond the Gates ★★ (2012-02-25 00:51:49)
邦題は“地獄のゲート”。物々しいですなぁ。
湿り気やミステリアスな雰囲気を
演出するKeyが隠し味的に用いられた
HRナンバーで、ここでも耳を奪われるのは
やはりデイヴ・ヒルの情熱的な歌声と
レス・ハントが紡ぐ泣きのメロディ。
DEMON-The Unexpected Guest-Don't Break the Circle ★★★ (2012-02-23 23:19:22)
和風(?)メロディが聴かれるイントロ“監視”から
繋がっていく、適度な疾走感も伴ったドラマティックな曲展開、
一度聴いただけで「Don'T break the circle~♪」と
合唱せずにはいられないキャッチーな歌メロに、
全編に溢れる泣きのGメロディetc・・・と、この曲には
初期DEMONの魅力がギュギュッと凝縮されていますね。
BLIND GUARDIANのスピード・メタル・バージョンからは
感じられなかった「大英帝国の威厳」が漂って来るあたりも◎
DEMON-The Unexpected Guest-Have We Been Here Before? ★★★ (2012-02-25 00:45:03)
2ndアルバム後半の山場となる泣きのバラード。
全身全霊を込めて振り絞るように歌うデイヴ・ヒルの絶唱と、
濃厚に咽び泣くレス・ハントの哀愁に満ちた
Gプレイには涙腺を刺激されずにはいられません。
DEMON-Unbroken ★★★ (2013-06-12 22:53:18)
'12年発表の14thアルバム。再結成後のDEMON作品を聴くのは今回が初めてなのですが、湿ったドラマ性と適度なノリの良さを併せ持ったブリティッシュHMサウンドは、紛うことなきDEMON節。このクオリティならば、ファン以外の方から「わざわざ日本盤出すほどの作品か」と、後ろ指を指されてしまうこともありますまい。
中期の傑作『TAKING THE WORLD BY STORM』で開眼した作風を基本に、Keyをスパイス的に用いて、楽曲をよりコンパクトに、メロディアスにまとめ上げた本作の魅力は、“バビロンの城門”を思わせるエスニックなイントロ付きの雄々しいOPナンバー“PREY”と、憂いを帯びたアルバム表題曲“UNBROKEN”、歴戦のベテランが演るからこそ血が滾る説得力が滲み出すロック賛歌“FILL YOUR HEAD WITH ROCK”辺りに凝縮。
それにしても、すっかり本格派
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DEMON-Unbroken-Fill Your Head with Rock ★★★ (2013-06-13 23:16:49)
新人バンドが演ったら、もっとアッケラカンと
抜けの良い仕上がりになりそうですが、
DEMONが演ると、ノリの良さの中にも背負った哀愁が漂います。
ベテラン・バンドが紆余曲折を経て辿り着いたこの境地。
若いバンドにゃこの凄味は出せませんよ。
DEMON-Unbroken-Prey ★★★ (2013-06-13 23:18:59)
エスニックなイントロだけで名曲の匂いが
ぷんぷんしますが、雄々しい曲調はその期待を裏切りません。
さりげなく楽曲の叙情性とドラマ性を底上げする
Keyのナイス・アシストっぷりもポイントです。
DEMON-Unbroken-Unbroken ★★★ (2013-06-13 23:21:06)
これぞブリティッシュHM!な憂いと、緩急の効いた
曲展開を飲み込んだアルバム表題曲。
弾きまくりのGソロも痛快です。
あと、やはりこの曲でもさりげなくKeyが良い仕事してます。
DEMONA-Metal Through The Time ★★ (2014-06-18 22:45:14)
80年代メタルにディープな愛情を注ぐ、チリ出身のメタル・ディーヴァ、タンザ嬢率いるDEMONAの1st。
これまでVECTOM、WARDANCE、IRON ANGELといったマニアックなバンドの楽曲をカヴァーしてきた漢前なセンスの持ち主だけに、本デビュー作に託されているのも、噎せ返りそうになるぐらい濃厚なアングラ・メタル・エキスが注入されたスピード/スラッシュ・サウンド。取り分け聴きモノなのが⑨で、POLTERGEIST、DESTRUCTOR、ドイツのWARRANT、日本のSABBAT・・・と、書いてるだけでクラクラ来る面子のシンガー達が順繰りにリードVoを取っていく、まるでB級メタル版“STARS”といった趣きの名曲です・・・ってスイマセン。ちょっと筆が滑りました。(名曲なのは本当)
勇ましく駆け巡るツインGをお供に、リフとリズムが直線的且つ忙しなく突っ込んで来る収録曲は、
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DEMONA-Metal Through The Time-Metal Through The Time ★★★ (2014-06-18 23:05:04)
オールドスクールでスピード・メタリックな楽曲自体の
カッコ良さも然ることながら、やはり聴きモノなのは、
豪華(・・・豪華?)なシンガー達による歌唱リレー。
参加面子はWARDANCEのサンドラ・シューマッハ、
WARRANTのヨルグ・ユラシェク、POLTERGEISTのV.O.パルヴァーに
DESTRUCTORのデイヴ・オーヴァーキル、更に日本からは
SABBATのゲゾル・・・と、「よく集めたなぁ」と感服しきり。
カルトな楽曲をカヴァーするだけでなく、そのバンドのメンバーに
実際に参加を仰いでしまう、タンザ嬢のメタルに賭ける情熱は本物ですよ。
DEMONICA (2014-04-03 23:51:46)
MERCYFUL FATEが開店休業中の時間を使って、ハンク・シャーマン(G)が、FORBIDDENのクレイグ・ロシセロ(G)やマーク・ヘルナンデス(Ds)らと共に結成。
当初はHANK SHERMAN'S DEMONICAと名乗り、単なるプロジェクトに過ぎなかったが、ラインナップが固まってバンドとしての性質が強まったことから、シンプルにDEMONICAと改名。
'10年には、プロデューサーにデイヴ・オーテロを迎えてレコーディングを行ったデビュー作『DEMONSTROUS』を発表している。
DEMONICA-Demonstrous ★★ (2014-04-03 23:53:26)
MERCYFUL FATEやFATEでの活動で知られるハンク・シャーマン(G)が、FORBIDDENのクレイグ・ロシセロ(G)、マーク・ヘルナンデス(Ds)らと共に結成したバンドのデビュー作。('10年発表)
奇怪に蠢くリフ・ワークから、エキゾチックなメロディを妖しく躍らせるGソロまで、表現の振れ幅の大きなハンクのGプレイに彩られたサウンドは、スラッシーな疾走感を全編に亘って横溢させる一方で、高密度な音作りといい、ワビサビに乏しい絶叫型Voといい、今時のエクストリーム・メタル・エキスもがっつり注入。MERCYFUL FATE+FORBIDDENなスラッシュ・メタルを期待すると肩透かしを食う可能性は大。
この顔合わせなら、もっと凄い作品が作れたんじゃないか?との思いは捨てきれませんが、それでも、鋭利なGリフが起伏の激しい曲展開を牽引する②や、ハンク・シャーマンの変幻自在なGプレ
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DEMONICA-Demonstrous-Astronomica ★★★ (2014-04-06 22:23:35)
アルバムのラストにおわす大作インスト・ナンバー。
ハンク・シャーマンのGがVoの不在を埋めるように
時に激しくエキセントリックに、
時に訥々とエモーショナルに、
全編に亘って歌いまくっています。
DEMONICA-Demonstrous-Ghost Hunt ★★★ (2014-04-06 22:20:21)
激烈な疾走パートと、けだるげに
歌い上げられるサビメロの組み合わせは
いかにも今風ですが、そこにハンク・シャーマンの
エキセントリックなGプレイが加わることで
楽曲が他にはない輝きを放ち始めます。
個人的にはアルバムで一番好きな曲。
DEPARTURE-CORPORATE WHEEL ★★★ (2012-05-07 21:12:26)
JOURNEY型の産業ロックを得意とするマイク・ウォルシュ(G)率いるメロディアスHRバンドが、三代目シンガーとしてティモシー・ルイスを迎えて'02年に発表した3rdアルバム。
リリース当時は何故かイマイチぴんと来なくて、買ったはいいものの数回聴いたきりでCD棚に放置してしまっていたのですが、「DEPATURE、復活!」のニュースを耳にして、久々に本作を引っ張り出し聴き直してみたら、これが前2作に勝るとも劣らぬ非常に良く出来た内容であることに気付かされ、「あの頃、俺は一体何が気に入らなかったのだろう?」と思わず過去の自分に対して首を捻った次第。
新Voは前任シンガー達に比肩する伸びやかな歌唱を披露してくれていますし、ツボを心得たマイクのGプレイと、楽曲を華やかに飾り立てるKeyサウンド、美しいハーモニーに気の効いたアレンジの数々、そして都会的な洗練の加えられた哀愁のメロディe
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DEPARTURE-CORPORATE WHEEL-LISTEN TO WHAT I SAY ★★ (2012-05-08 22:37:00)
キャッチー且つ爽快感漂うイントロだけで勝負あり!
本編への期待感を高めるという
OPナンバーとしての役割を見事に果たしている名曲です。
DEPARTURE-CORPORATE WHEEL-SACRIFICE ★★★ (2012-05-08 22:42:26)
個人的に3rdアルバムで一押しのHRナンバー。
清涼で伸びやかなVoの歌声や、
曲調を美しく彩るKeyのセンス溢れる演奏も
素晴しいですが、本曲の主役は何と言っても
全編に亘って雄弁に歌うマイク・ウォルシュの
Gプレイですよ。
DEPARTURE-CORPORATE WHEEL-TIME ★★★ (2012-05-08 22:38:19)
Voの歌いっぷりといい、
優しく包み込むような曲調といい、
本家よりJOURNEYっぽい(?)
JOURNEY型バラードの名曲。
DEPARTURE-DEPARTURE ★★★ (2008-02-28 21:48:00)
ニュージャージー出身で、これまでBON JOVIのメンバーや、アルド・ノヴァ、PROPHET~MESSAGEのディーン・ファザーノらと
活動を共にしてきたというマルチ・ミュージシャン、マイク・ウォルシュ率いる産業ロック・バンドが、'98年に発表した1stアルバム。
JOURNEYを思わせるバンド名とアルバム・タイトル、イマジネーションを刺激する美しいジャケット・アートワークに
聴く前からワクワクさせられる本作だが、実際、その期待が裏切られる事はない。心地良く躍動するリズム、都会的な
哀愁を漂わせる洗練されたメロディ、そして華やかさを増幅するKey(元RAINBOWのデイヴ・ローゼンタールが全面参加)に
よって、キラキラと眩いアレンジが施された、高いヒット・ポテンシャルを秘めた楽曲が多数収録された内容は、
まさに「キャッチーでメロディアスな産業ロック・ア
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DEPARTURE-DEPARTURE-THE WAY YOU SHOW YOUR LOVE ★★★ (2008-02-28 21:54:46)
SURVIVERの名曲“THE SEARCH IS OVER"にも匹敵する、
感動的な名バラード。
肝は、ケン・マイケルズの張り・艶・伸びの
三拍子が揃った絶品のハイトーンVo。
思わず結婚式で流したくなります。
DEPARTURE-HITCH A RIDE ★★ (2012-05-16 08:42:59)
3枚の名作を残して活動休止状態にあったマイク・ウォルシュ(G)率いる産業/メロディアスHRバンドDEPATUREが、10年ぶりに発表した4thアルバム。
デビュー以来、作品を作る度にフロントマンを変えてきた彼らゆえ、本作でもその伝統に倣って(?)スウェーデン出身のニューシンガー、アンディ・クラヴィヤカが加入しているのですが、DEPATUREファンならマイクのお眼鏡に適った彼が確かな実力を有する逸材であることは今更疑わないでしょう。またオリジナル・メンバーのジョン・オコーネル(Key)や、2nd制作時に加入したデューイ・リベステロ(Ds)もバンドに残留しており、意外なところでその結束の高さをアピール。(ちなみにBはマイクのご子息ライアン・ウォルシュが担当)
そうした面々の的確なパフォーマンスもあって、本作はファンの誰もが「おお、DEPATUREだ」と納得するに十分の作風と完成度
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DEPARTURE-HITCH A RIDE-NO WHERE TO GO ★★★ (2012-05-16 22:14:47)
上手いVoが歌う洗練された叙情メロディ、
歌心を感じさせるGプレイと
気の効いたフレーズを奏でるKeyによって
形作られるこのメロハーの名曲を聴いていると
10年に及ぶブランクがみるみるうちに
埋められていきますよ。
DEPARTURE-OPEN YOUR MIND ★★★ (2008-03-06 22:17:00)
デビュー作『DEPARTURE』が、日本とヨーロッパで高く評価された事に気を良くしたマイク・ウォルシュ(G)が、
DEPARTUREを単発のレコーディング・プロジェクトからパーマネントなバンドへと昇格させ、'99年に発表した2ndアルバム。
コンパクト且つキャッチーな楽曲、綿密なアレンジ、都会的な哀愁を漂わす洗練されたメロディ・・・と、美しく瑞々しい
産業ロック・サウンドは1stアルバムと同様ながら、今回は全体のダイナミズムが格段に向上。これは、前作では
完全に脇役に徹していたマイクのGがグッと前に出て来て、楽曲にハード・ロッキンなエッジを効かせている点が大きく、
特に、爽快に躍動するOPナンバー①、ポジティブな曲調の合間に忍ばされる泣きメロが胸を締め付ける②、
物悲しげなメロディにVoの熱唱が映えるバラード③、力強く、高揚感に満ちた④等で披露されてい
…続き
DEPARTURE-OPEN YOUR MIND-100 MIDNIGHTS ★★★ (2008-03-06 23:39:29)
高揚感に満ちた曲調と、泣きまくるマイク・ウォルシュのG、
伸びやかなデイヴ・ボールドウィンの歌唱、
叙情性を増幅するKeyと、全てが素晴しい
ドラマティックな2ndアルバムのハイライト・チューンの1つ。
DEPARTURE-OPEN YOUR MIND-BELIEVER ★★★ (2008-03-06 23:30:07)
ポジティブな曲調の産業ロック・チューン。
マイク・ウォルシュのGが紡ぎ出す、猛烈な泣きメロが
胸を締め付ける名曲。個人的に、2ndではこの曲が一番好き。
DEPARTURE-OPEN YOUR MIND-FAIR WARNING ★★★ (2008-03-06 23:31:53)
1stに比べ、ハードロック度が高まったことを
端的に物語る、躍動感と爽快感に満ち溢れたOPナンバー。
キャッチーで、ひたすら心地良い名曲。
DEPARTURE-OPEN YOUR MIND-YOU WERE MINE ★★★ (2008-03-06 23:35:43)
寂しげな雰囲気の漂う哀メロが胸に沁みるバラード。
新加入のVo、デイヴ・ボールドウィンの熱唱が
曲の完成度を一層高めている。
DEPRESSIVE AGE-First Depression ★★ (2007-03-01 21:08:00)
旧東ドイツ出身の5人組スラッシュ・メタル・バンド、'92年発表の1stアルバム。
作品毎に音楽性を大きく変化させていった彼らだが、このデビュー作の時点ではバリバリのスラッシュ路線を邁進。
そのスタイルは、4th『MENTAL VORTEX』の頃のCORONERに歌えるVoが参加した感じ・・・と言えば分かり易いだろうか?
激しく入れ替わる静と動、要所で用いられるアコギやGアルペジオ、そして流麗にしてドラマチックなGソロが
メランコリックな雰囲気を演出していて、和田誠氏が本作を例えて「メランコリー・スラッシュ」と評するのにも納得だ。
ただメロディの質が、叙情的やキャッチーというのとは少々異なるので、その手の音を期待すると
スカされる事になりかねないので注意が必要かも。湿り気はタップリと帯びているのだが、
もっと硬質(無愛想ともいう)で寒々しい印象が強
…続き
DEPRESSIVE AGE-Lying in Wait ★★ (2017-05-23 21:55:28)
90年代当時、DRAKKARプロモーションのボスだったボギー・コペックの猛プッシュを受けて1st『FIRST DEPRESSIN』で日本デビューを飾った5人組が、’93年にGUN RECORDSから発表した2ndアルバム。
テクニカルな演奏を下敷きに、変則的なリフ/リズム/曲展開で畳み掛けるプログレ掛かったスラッシュ・メタル…という、例えばスイスのCORONER辺りに通じる基本スタイルは今回もそのまま。代わりにスピードはグッと抑え気味にされ、本作ではその分メロディが増量されています。そうした作風を後押しするのが、ぬめっとした声質で、どこかデカダンな浮遊感を湛えたメロディを朗々と熱唱するVoの存在。また、好き嫌いはともかくバンドの個性確立に大きく貢献しているこのシンガーが歌うメロディが、東欧然とした(彼らは東ベルリン出身)寒々しく暗鬱な質感を纏っているのも大きな特徴で、中でも全編を覆
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DEPRESSIVE AGE-Lying in Wait-Psycho Circle Game ★★★ (2017-05-23 22:00:39)
感情移入過多というか、
過剰にエモーショナルなシンガーの歌唱は
好き嫌いが分かれそうですが、全編を覆う
絶望的なまでに暗く物悲しいメロディと組み合わさると、
その味わいがクセになります。
DESPAIR-Beyond All Reason ★★★ (2006-04-24 21:27:00)
全体的に音圧が下がって、アグレッションで聴き手を圧倒するよりも、凝ったアレンジや曲展開で聴き手をグッと惹き込むサウンド・スタイルへと転換が図られているため、スラッシャー的には評価の割れる作品かもしれませんが、個人的にはDESPAIRの最高傑作に押したい'92年発表の3rdアルバム。
尤も、彼らは元々メロディに強い拘りを持つバンドでしたし、本作はそのセンスがここに来て遂に大爆発しただけのこと。特に、2人のギタリストによって紡ぎ出され、アルバム全編で乱舞するクラシカルなメロディは、聴き手の感性のツボをグイグイ刺激してくる絶品さです。
メンバーの高い演奏技術に裏打ちされた攻撃性や疾走感はそのままに、キーボードとアコギの大胆な導入で耽美性が増大。荘厳なイントロダクションに導かれて疾走を開始する名曲中の名曲“DEAF AND BLIND"、ミステリアスな雰囲気の前半と、激しく盛り上がる
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DESPAIR-Beyond All Reason-Deaf and Blind ★★★ (2006-03-11 01:47:02)
やたらドラム・サウンドが軽いのは気になるが、このドラマチックな様式美スラッシュ・チューンの魅力の前には些細な事。
クラシカルなイントロ“BEYOND COMPREHENSION"と併せてお楽しみください。
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