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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 1151-1200
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CIRITH UNGOL-One Foot in Hell-Chaos Descends
CIRITH UNGOL-One Foot in Hell-Nadsokor
CIRITH UNGOL-Paradise Lost
CIRITH UNGOL-Paradise Lost-Chaos Rising
CITIES-Annihilation Absolute
CITIES-Annihilation Absolute-Cruel Sea
CITIES-Annihilation Absolute-Deceiver
CITIES-Annihilation Absolute-In the Still of the Night
CITIES-Annihilation Absolute-Not Alone in the Dark
CITY BOY-The Day the Earth Caught Fire
CITY BOY-The Day the Earth Caught Fire-The Day the Earth Caught Fire
CLIF MAGNESS-Lucky Dog
CLIF MAGNESS-Lucky Dog-Shout
CLIF MAGNESS-Lucky Dog-Unbroken
CLIMB-Take a Chance
CLIMB-Take a Chance-Girl Like You
CLOCKWISE-Nostalgia
CLOCKWISE-Nostalgia-Run the Race
CLOVEN HOOF-Cloven Hoof
CLOVEN HOOF-Cloven Hoof-Cloven Hoof
CLOVEN HOOF-Cloven Hoof-Gates of Gehenna
CLOVEN HOOF-Cloven Hoof-Laying Down the Law
CLOVEN HOOF-Cloven Hoof-Return of the Passover
CLOVEN HOOF-Dominator
CLOVEN HOOF-Dominator-Fugitive
CLOVEN HOOF-Dominator-Reach for the Sky
CLOVEN HOOF-Dominator-Rising Up
CLOVEN HOOF-Dominator-Road of Eagles
COASTLINE-Coastline
COASTLINE-Coastline-Masterplan
COASTLINE-Coastline-Miracle
CODE RED
CODE RED-Fang of the Sun
CODE RED-WOLVES OF WARFIELD
CODE RED-WOLVES OF WARFIELD-DESTROY
CONCEPTION-Flow
CONCEPTION-Flow-Cardinal Sin
CONCEPTION-In Your Multitude
CONCEPTION-Parallel Minds
CONCEPTION-Parallel Minds-Parallel Minds
CONCEPTION-Parallel Minds-Silent Crying
CONCEPTION-The Last Sunset
CONCEPTION-The Last Sunset-Among the Gods
CONCEPTION-The Last Sunset-The Last Sunset
CONCERTO MOON-Make It Shine Vol.2-Change My Heart
CONDITION CRITICAL
CONDITION CRITICAL-Operational Hazard
CONDITION CRITICAL-Operational Hazard-Morning Sickness
CONTROL DENIED-The Fragile Art of Existence
CORONER-Mental Vortex

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CIRITH UNGOL-One Foot in Hell-Chaos Descends ★★★ (2015-03-07 09:27:50)

「数ヶ月便秘が続いてる人inトイレ」みたいな呻き声からスタート。
BLACK SABBATHを野蛮にした感じのGリフ、
制御不能な奇声Voと、ドカドカ打ち鳴らされるドラムが
豪快に渦を巻いてうねるまくる様がド迫力のエピック・ソング。

CIRITH UNGOL-One Foot in Hell-Nadsokor ★★ (2015-03-07 09:35:06)

ドッカンドッカンと力の限りブッ叩かれるドラムが
リード楽器役を担い、そこに薄っすらと被る
「オ~オ~オ~」というお経みたいなコーラスが
エピック・メタルな雰囲気を盛り上げます。
中盤で突如、哀愁に満ちたメロディを奏で始める
Gソロも良いアクセント。

CIRITH UNGOL-Paradise Lost ★★★ (2015-05-06 10:53:57)

'91年発表の4thアルバムで、個人的に初めて聴いたCIRITH UNGOLの作品がコレ。当時はどういった来歴のバンドか殆ど何も知らぬまま、「雑誌レビューで褒められてたから」という単純極まりない理由で購入。で、シンガーの調子っ外れな歌唱がどうにも受け入れられず、1、2度聴いたきりでCDラックの奥の方へ放り込んでしまいました。
しかし、その後初期作に触れる機会を経て、このバンドの個性(Voの歌唱スタイル含む)をそれなりに咀嚼した上で聴き直したらば、実は独特のチープネスやクサ味、アクの強さが抑えられた分、ドラマティックな曲展開やキャッチーなメロディといった、普遍的な正統派テイストの増強された本作が、彼らのカタログの中でも頭抜けた「取っ付き易さ」(及び完成度の高さ)を有していることが理解できた次第。
IRON MAIDENエキスが筋肉注射された勇壮な④を始めとするアルバム前半もなか
…続き

CIRITH UNGOL-Paradise Lost-Chaos Rising ★★★ (2015-05-06 22:52:19)

押しと引きのツボを心得たGに
緩急を飲み込んだリズム、
そして荘厳且つ大スケールの曲展開とが
8分以上の長尺をテンション高く引っ張ります。
すっぽ抜けのハイトーンが気になるVoも
ここでは変幻自在な歌唱で楽曲の
ドラマティックな盛り上がりに貢献。
この声あってこそのCIRITH UNGOL!
と思わせてくれますよ。

CITIES-Annihilation Absolute ★★★ (2011-06-13 22:33:17)

TWISTED SISTER全盛期の屋台骨を支えたドラマー、A.J.ペロが在籍し、ファミリー・ツリーを眺めてみると、ANTHRAXやNUCLEAR ASSAULTといったNY出身のスラッシュ・メタル・バンドとの繋がりも見えてくる4人組パワー・メタラーが、'85年に発表した6曲入りEPに、ジャケットやドラム・パートの差し替え、更に新規トラック追加収録等のマイナー・チェンジを施して、'86年にMETAL BLADE RECORDSから再リリースした1stフル・アルバム。(国内盤リリース時の邦題は『暗黒の戦い』)
勇壮なメロディをしっかりと歌い上げるVo、金属的色艶を帯びて刻まれるGリフと、ラウドに打ち鳴らされるリズム、テクニカルで歌心に溢れたフレーズを紡ぐGソロがフィーチュアされたバンドの代表曲“IN THE STILL OF THE NIGHT”に代表されるよう、本作はヨーロピアンH
…続き

CITIES-Annihilation Absolute-Cruel Sea ★★★ (2011-06-15 21:29:06)

アルバム『ANNIHILATION ABSOLUTE』収録曲中、
最もメロディアスで最もドラマティックな名曲。
思わずコブシを振り上げたくなる、力強く
勇壮な曲調にメタル魂が燃え上がります。

CITIES-Annihilation Absolute-Deceiver ★★★ (2011-06-13 22:56:04)

邦題は確か“裏切り者”だったかな。
アルバムの幕引きの役割を担うHMナンバーで、
疾走するGメロディが劇的ったらありゃしない。
前曲“SHADE OF BLACK”のクラシカルな
インスト・パートから間髪入れずに繋がる
ドラマティックな構成も白眉。

CITIES-Annihilation Absolute-In the Still of the Night ★★★ (2011-06-14 23:26:33)

IRON MAIDENの“審判の日”を思わせるイントロから
スタートするバンドの代表曲。
Gソロは、この時期のギタリストらしく音数がぎゅっと
詰め込まれているが、しっかりとしたメロディの流れが
感じられる構成ゆえ、単なるテクニックのひけらかし的な
印象はない。

CITIES-Annihilation Absolute-Not Alone in the Dark ★★ (2011-06-14 23:29:36)

「夜の都会に佇む一匹狼」的なイメージが脳裏に浮かぶ、
ハードボイルドな緊迫感に満ちたHMナンバー。
“暗闇に生きて”という邦題も良かった。

CITY BOY-The Day the Earth Caught Fire ★★★ (2021-11-11 01:00:04)

CITY BOYといえば、大竹まこと、きたろう、斉木しげるの3人からなるコント・ユニット…ではなく、KANSASのスティーヴ・ウォルシュと結成したSTREETS、あるいは様々なメロディアスHRプロジェクトへのメンバー/プロデューサーとしての関わりで知られるマイク・スラマーのキャリアの出発点ともなったイギリス出身の6人組のこと。彼らの代表作といえば、シングル・カットされ英米でスマッシュ・ヒットを飛ばした名曲“君のナンバー5705”を収録する4th『BOOK EARLY』(’78年)ということになるのでしょうが、個人的に最も聴き直す機会が多いのはこの5thアルバム(’79年)ですよ。
一層の成功を求めてアメリカに拠点を移してレコーディングが行われているため、てっきり更にポップな方向を追求した作風に仕上がっているかと思いきや、ハードネスと優美なドラマ性が程よくブレンドされたOPナンバー①
…続き

CITY BOY-The Day the Earth Caught Fire-The Day the Earth Caught Fire ★★★ (2021-11-12 01:20:45)

アルバムのOPナンバーにして表題曲。
生オケや壮麗なハーモニーが生み出す優美さと
バンドのハードな演奏とがドラマティックな融合を果たした、
イントロで高まるこちらの期待を微塵も裏切らない名曲です。
ちなみにヨルン・ランデがソロ・アルバムでカヴァーしている模様。

CLIF MAGNESS-Lucky Dog ★★★ (2020-12-29 00:45:47)

ジェイ・グレイドン、グレン・バラードと結成し、デビュー作『A HEART FROM THE BIG MACHINE』(’91年)が日本でスマッシュ・ヒットとなったPLANET 3での活動や、様々なアーティストへの楽曲提供で知られるシンガー/ソングライターのクリフ・マグネスが、1st『SOLO』(’94年)以来、24年ぶりにリリースした2ndソロ・アルバム(’18年発表)。
雲ひとつない青空、パームツリー、アメ車、あと犬…と、わたせせいぞう感溢れるジャケットから想起される通り、クリフのクセのないハイトーンVoが伸びやかに響き渡る、ポップで爽快なメロディアスHRサウンドが心地良い1枚。前作がメロディ愛好家から「まるで青春映画のサントラのよう」と絶賛されていたことを踏まえると、変わらない魅力を湛えつつも、どこか過ぎ去った日々を懐かしむような郷愁が漂ってくる本作は同窓会映画のサントラ的趣き
…続き

CLIF MAGNESS-Lucky Dog-Shout ★★★ (2020-12-30 01:35:16)

力強くロックする曲調に、哀愁のメロディと、合唱せずには
いられないキャッチーなコーラス(バックVoにロビン・ベック参加)
が華を添えるアルバムでも1、2を争う名曲。HR然としたエッジを
加えるトミー・デナンダーのGプレイも光っていますよ。

CLIF MAGNESS-Lucky Dog-Unbroken ★★★ (2020-12-30 01:29:27)

「80年代にCMで使われていました」と言われたら
全く疑わずに信じてしまいそうなパワー・バラード。
むしろ現在CM(あるいはドラマ)に起用されていないのが
不思議なぐらいですよ。

CLIMB-Take a Chance ★★ (2020-08-13 01:11:33)

巨人軍の歴代助っ人外国人選手の中でも抜きん出た知名度と人気を誇ったウォーレン・クロマティが、ドラマー兼エグゼクティブ・プロデューサーとして関与していることで話題を呼んだプロジェクトCLIMB、'88年発表の唯一作。(と思ったら2ndもあるらしい)
当時BURRN!!誌で、ゴッドが「Voじゃなくて良かった」的なレビューしていましたが、こっちとしては寧ろ「なんでぇ、歌ってねえのかよ。つまらん」と急速に興味を失い、購入は見送ってフォアボールを選んでしまいました。ところが先日、古本屋のCDコーナーで本作を発見し、懐かしさに駆られて衝動的に購入してみれば、聴いて吃驚。質の高いAOR/産業ロック・アルバムに仕上がっていて、「やったねクロマティ!明日はバンド・ホームランだ!」と思わず声をかけたくなったという。
それもその筈で、作曲陣にはラス・バラード、ビリー・スタインバーグといったヒットメ
…続き

CLIMB-Take a Chance-Girl Like You ★★★ (2020-08-14 01:02:56)

確かシングル・カットもされていたアルバムのOPナンバー。
タイトルがFOREIGNERっぽいですが、方向性としてもそっち路線。
メロディは程よく哀愁が効き、コーラスも実にキャッチー、
シンセBが80年代の薫りを運んでくるお洒落なハードポップです。
YOUTUBEで探すと楽しそうにドラム叩いているクロマティの勇姿も拝めますよ。

CLOCKWISE-Nostalgia ★★★ (2013-04-29 21:33:58)

北欧メタルの魅力を凝縮した名盤『MAKING GOLD』を引っ提げて彗星のように現れたスウェーデンのFORTUNE。その中心メンバーだったベニー・スドベリ(Vo、Key)が、GLORYのヤン・グランウィック(G)らと共に立ち上げたプロジェクトのデビュー作。
FORTUNEでは流行に擦り寄った結果、現れた時と同じぐらいのスピードで人気を失ってしまったベニーですが、本作では初心に立ち返ったのか、煌く美旋律と繊細な泣きメロを満載にした、ファンの期待に応える『MAKING~』路線のサウンドを実践。
相変わらず生硬い歌唱は今ひとつですが(それでもFORTUNE時代よりは格段の進歩)、この絶品の歌メロ及び作曲センスと、楽曲を時にリリカルに、時にドラマティックに彩るKeyプレイの素晴しさが、それを補って余りありますよ。
特に、楽曲のクオリティが3曲目を過ぎた辺りから急カーブを描いて上
…続き

CLOCKWISE-Nostalgia-Run the Race ★★★ (2013-04-30 22:45:44)

決して上手くはないものの、寒々しく憂いに満ちた
メロディを拾っていく朴訥としたVoから、
クラシカルなドラマを盛り上げるKeyソロまで
「ベニー・スドベリここにあり!」な
北欧様式美メタルの粋を結集したかのような名曲です。

CLOVEN HOOF-Cloven Hoof ★★★ (2017-07-14 00:49:08)

CLOVEN HOOFつったら、大英帝国印の正統派HMサウンドが詰め込まれた2nd『DOMINATOR』が愛聴盤でして。ゆえに初めて’84年発表のこの1stを聴いた時は「え。こんなに演ってる音楽性が違ってたの?」と結構驚いたという。まぁ本作と次のアルバムとの間にメンバーの大半が入れ替わっているので、それも道理なわけなのですが。
とは言うものの、シケシケな音質が如何にもNWOBHMな地下室臭を醸し出す中、テクよりも芝居がかった「味」で勝負するVo(後にフランスのメタル・バンド、H-BOMBに参加)や、英国然とした湿気まみれのリフとメロディを紡ぐG等、それぞれ「地」「水」「火」「風」を名乗る4人のメンバー(後で「雲」とか「山」とかも加わると思ったんだがなぁ←それ違う作品)によって奏でられるサウンドは、全編がダークな色彩と大仰な大作主義に貫かれていて、確かにこっちの音の方が「悪魔の蹄」を
…続き

CLOVEN HOOF-Cloven Hoof-Cloven Hoof ★★★ (2017-07-17 22:23:01)

OPナンバー兼バンドのテーマ・ソングに相応しく、
静と動を行きつ戻りつする大仰な曲展開といい、
歌ったりガナったり語ったりと忙しいVo、
湿度の高いメロディを奏でるG、
「エコエコアザラク エコエコザメラク」と
オカルト風味全開の歌詞世界etc.と
CLOVEN HOOFというバンドの何たるかが
ギュッと凝縮された名曲です。

CLOVEN HOOF-Cloven Hoof-Gates of Gehenna ★★★ (2017-07-17 22:28:48)

デビューEP『THE OPENING RITUAL』のOPナンバーでもあった楽曲。
1stアルバム・バージョンでは、重厚なインスト曲“MARCH OF DAMMED”から
繋がっていくドラマティックな構成が用意されています。
Voの歌唱法といい、G主導で導かれる少々プログレ掛かった劇的な曲展開といい、
『運命の翼』を発表した頃のJUDAS PRIESTからの影響が濃厚に息衝く逸品。

CLOVEN HOOF-Cloven Hoof-Laying Down the Law ★★★ (2017-07-17 22:33:20)

ギミックは排して、シンプルなGリフで押して行く
メタリックな曲調は、『STAND UP AND FIGHT』を
発表した頃のQUARTZに通じるものあり。
NWOBHMらしさを前面に出した、こういう楽曲も
また味わい深くてカッコイイ。

CLOVEN HOOF-Cloven Hoof-Return of the Passover ★★★ (2017-07-17 22:43:04)

チリチリと不吉なイントロが
幾ばくかのオカルト臭を醸し出すものの、
湿ったメロディを豊かに紡ぐGに主導される形で
長尺をドラマティックに紡いでいく楽曲自体は
正統派のブリティッシュHMの伝統美に満ち溢れていますよ。

CLOVEN HOOF-Dominator ★★★ (2015-03-21 23:39:37)

派手なメイクのメンバーが、それぞれ「地」「水」「火」「風」を名乗る等、南斗五車星な要素・・・じゃね、シアトリカルな要素を売りにHR/HMシーンへ打って出た英国ウルヴァーハンプトン出身の4人組、'88年発表の2ndアルバム。(ジャケットに戴くは、WHITE DWARF誌の表紙を飾ったことでも知られるジョン・ブランシェ画伯のアマゾニア・ゴシックのイラストですよ)
ラインナップの大幅刷新を経て、メンバーのルックスも名前もノーマルに落ち着いてしまった本作なれど、託されているサウンドは、変わらず・・・というか一層筋肉質に鍛え上げられた、トゥー・マッチ・ピュアな正統派HM。例えSF映画風のコンセプトを擁していようとも、大袈裟なSEやKeyによる味付けは用いず、またポップ・メタルやスラッシュ・メタルといった当時流行の音にも目もくれず、「マイナー」「古臭い」と謗られようとも、徒手空拳で真っ向勝負を
…続き

CLOVEN HOOF-Dominator-Fugitive ★★★ (2015-03-23 00:26:12)

勇壮なバッキングの上に、憂いを帯びつつも、
どこか透明感漂わす歌メロが乗っかり
アグレッシブだけど押し付けがましくないという
英国産メタル独特の醒めた雰囲気も形成する疾走ナンバー。

CLOVEN HOOF-Dominator-Reach for the Sky ★★★ (2015-03-23 00:15:34)

正統派HMのカッコ良さを体現する
イントロのGメロディだけでやられますが、
ブリティッシュな憂いを湛えた歌が入ってくると更に良い。
シャウトに逃げずに、丁寧にメロディを歌い上げる
シンガーの大変素晴らしい仕事ぶりに星3つ。

CLOVEN HOOF-Dominator-Rising Up ★★★ (2015-03-22 23:56:32)

見(聴)違えるように逞しく生まれ変わった
新生CLOVEN HOOFを猛烈アピールするOPナンバーにして
ACCEPTばりのパワフルさを誇る疾走曲・・・と思ったら
中盤で“FAST AS A SHARK”風Gリフがちらり登場。

CLOVEN HOOF-Dominator-Road of Eagles ★★★ (2015-03-23 00:31:40)

他の収録曲と若干趣きを異する、
完全にエピック・メタル路線が取られた本編ラス曲。
時に語り、時に朗々歌い上げる
大仰な曲調に対して一歩も引かない
シンガーの実力者っぷりが堪能できる名曲です。

COASTLINE-Coastline ★★ (2019-02-13 00:08:28)

紅一点の女性シンガー、ヘレナ・ローゼンタールを擁し、“名前のない馬”や“銀色の髪の少女”等のヒット曲で知られるイギリスのフォーク/ロック・グループAMERICAのアルバム・タイトルからバンド名を拝借して、「COASTLINE」を名乗ったスウェーデンの5人組が、'03年にVINNY RECORDSに残した最初で最後のフル・アルバム。
Keyが軽やかに弾むイントロからして絵に描いたようなメロハー感を醸し出すOPナンバー①や、明るくキャッチーな③が作品全体の方向性を示唆する通り、本作はポップな「歌」を主役に据えたメロディアスHRアルバム。お世辞にも上質とは言い難いプロダクションと、ベタ足気味のリズム・ワークが、本来サウンドが持ち得る筈の躍動感を多少スポイルしている感は否めないものの、ヘレナ嬢の耳に心地よく響く健康的な歌声と、そのVoをメロディアスな演奏で堅実にサポートするG、煌めくKey
…続き

COASTLINE-Coastline-Masterplan ★★★ (2019-02-13 23:54:41)

甘く軽快な曲調にヘレナ嬢の可憐な歌声が映えるハードポップ・ナンバー。
キャッチーに弾むメロディを聴いていると
こちらの荒んだハートもいつしか弾み出すという塩梅で。

COASTLINE-Coastline-Miracle ★★★ (2019-02-13 23:24:24)

緩急を効かせてアルバムの最後を哀愁たっぷり且つハードに締め括る名曲。
切ないフィーリングを発するヘレナ嬢の歌声のみならず、
要所でテクニカル且つ泣きに満ちたメロディを噛ませてくる
Gの活躍ぶりにも耳惹かれます。

CODE RED ★★ (2010-07-30 23:39:00)

CDデビューを飾ったのは最近のことながら、結成は90年代前半まで遡るという(その頃はMINDFIELDと
名乗っていた)、息の長い活動歴を誇る神奈川県出身のスラッシュ・メタル・バンド。
これまでに彼らが発表した、デモテープやCD-Rの数々については公式サイトに詳細なデータが
あるのでそちらをどうぞ。(サンプル音源なんかも聴けますよ)
'08年に発表され、バンドの知名度向上に大きく貢献したデビュー作『WOLVES OF WARFIELD』から早2年。
そろそろ2ndアルバムが聴いてみたいぞ、と。

CODE RED-Fang of the Sun ★★★ (2018-02-08 23:28:26)

横浜のスラッシュ・メタル・バンドが'17年に発表した2ndフル・アルバム。彼らの音源に触れるのは随分と久し振りな気がしますが(FASTKILLとのスプリットEP以来?)、こっちが知らなかっただけでバンドは弛まぬ研鑽を積んでいた模様。いつの間にかVoがチェンジして、4人組のツインG編成になっていたことにも驚かされましたよ。
Gリフが機銃弾の如く撃ち出され、情け無用!ファイア!とばかりに連続炸裂するリズム。その上で急降下爆撃機の風切り音を思わすGソロと、兵士の断末魔ばりのシャウトが吹き荒れる、常在戦場スピリッツに貫かれたスラッシュ・サウンドは、「戦争」を曲作りの重要なテーマに据えるバンドに相応しい殺気を放っています。
一方で今回のメンバー・チェンジは、メロディと重厚感の増量という点において、多少なりとも本作に変化をもたらしており、特に「聴かせる」Gソロが疾走する④、メロディアスな
…続き

CODE RED-WOLVES OF WARFIELD ★★ (2010-07-30 23:40:00)

横浜出身のスラッシュ・メタル・トリオが'08年に発表し、雑誌等で高い評価を受けたというデビュー作。
バンド名やジャケット・アートワーク、戦争をテーマにした歌詞の数々がSODOMっぽさを漂わせているが、
実際、整合性よりも勢い重視の荒々しく好戦的なスラッシュ・サウンドは、『NUCLAER WINTER』『AGENT ORANGE』
の頃のSODOMと重なる部分多し。(Voはトム・エンジェルリッパーというよりもミレ・ペトロツァってな感じだけど)
何より、結成が90年代初頭のベテラン・バンドが演ってるとはとても思えぬ、若々しく刺々しい初期衝動に塗れた
楽曲の数々がカッコイイったら。特に、畳み掛けるように疾走するリズムの上に、ささくれ立ったGリフと、
攻撃的且つキャッチーな歌メロが乗っかった④は、どうしても似たり寄ったりの楽曲が多くなってしまう、
この手
…続き

CODE RED-WOLVES OF WARFIELD-DESTROY ★★★ (2010-07-30 23:58:38)

ガリガリと刻まれるSLAYER~SODOM直系のGリフ、
豪快に打ち鳴らされるリズム、
ヒステリックに喚き立てるVoが怒涛の如く突進する
アグレッシブでキャッチーな高速スラッシュ・ソング。
溜めたエネルギーを解き放つようなサビが問答無用の
カッコ良さ。聴く度に頭振りながら一緒に叫びたくなりますね。
デストローイ!

CONCEPTION-Flow ★★ (2018-06-03 23:52:10)

ノルウェーのCONCEPTIONの最終作となった、'97年発表の4thアルバム。
ロイ・S・カーン(Vo)の艶やかな歌唱と、トゥーレ・オストビー(G)の変幻自在のGプレイを軸に、ジャーマン・パワー・メタル勢からの影響&北欧メタルらしい透明感を湛えるメロディをトッピングしたドラマティックなサウンドを聴かせてくれた初期の頃から、作を重ねる毎に今時メタル(といっても'97年当時の話)要素も拡充。空間を活かした揺らめくヘヴィネスやグルーヴ、エフェクト類、ダンサンブルなアレンジの数々が投入された本作では、モダンでプログレッシブなHM路線へと完全にシフト・チェンジを済ませています。
正直、当時は「どんどん地味になっていくなぁ」とあまり感心した覚えがなかったのですが、凝ったリズムを織り込んでテンポ良く駆け抜ける④、妖しくも神秘的なロイの熱唱が映えるバラード⑤、ストリングスをフィーチュアした
…続き

CONCEPTION-Flow-Cardinal Sin ★★★ (2018-06-04 23:33:51)

KeyとトゥーレのGが奏でる浮遊感と透明感を
湛えた抒情メロディ、立体的に編まれた
リズムに絡みつくロイの妖艶でしなやかな歌唱が
緊迫感を漂わせつつ駆け抜ける、
この時期のCONCEPTIONならではの名曲。

CONCEPTION-In Your Multitude ★★★ (2020-06-19 00:50:44)

CONCEPTIONが再結成作をリリースしたのをきっかけに、まだ感想を書いていなかった’95年発表のこの3rdアルバムを引っ張り出して聴き直している今日この頃。
所属がビクター、プロデューサーはトミー・ニュートン、解説をキャプテン和田が寄稿という、数え役満でメロパワ・メタルの一群に括っていたCONCEPTIONが、直線的な疾走感は控えめに、技巧を凝らしたグルーヴや複雑に編まれた曲展開といった、プログレ・メタルのエレメントをより強調したサウンドへと軌道修正を図る端緒となった1枚で、全体を覆うドヨンと薄暗い空気感、ブン回すように刻まれるヘヴィ・リフ等は、明らかに90年代の流行りからの影響が感じられます。正直彼らのカタログにおける存在感は薄めであまり聴き返す頻度は高くなかったのですが、ロイ・S・カーン(Vo)とトゥーレ・オストビー(G)の歩みを俯瞰で見ると、現在に至るまで2人が追求してい
…続き

CONCEPTION-Parallel Minds ★★ (2008-09-15 18:13:00)

CONCEPTIONの日本デビュー作にして、ファンからはバンドの最高傑作との呼び声も高い、'93年発表の2ndアルバム。
優れた内容ながら、今聴き直すと、サウンド・プロダクションや曲作りの点に置いて、ややチープな感が無きにしも非ずな
1st『THE LAST SUNSET』(でも、個人的に一番好きなアルバムだったりもする)に比べ、プロデューサーに独メタル・ファンには
お馴染みの、名手トミー・ニュートンを迎えて制作された本作は、先ずサウンド・プロダクションが飛躍的に向上。
ザクザクと刻まれる重厚なGリフや、疾走感はそのままにヘヴィネスとダイナミズムを増したリズム、そして、様式美HM然とした
ドラマティックな曲展開のカッコ良さ/迫力が、一層ダイレクトに伝わって来るようになった。
また、スパニッシュ風味は減退してしまったものの、相変わらずエキゾチカルなフレー
…続き

CONCEPTION-Parallel Minds-Parallel Minds ★★★ (2008-09-15 18:20:27)

泣きのバラード“SILENT CRYING"の
静かな余韻を切り裂いて、この曲の劇的なイントロが
疾走を始めた途端、勝負あった。
この流れは、間違いなく2ndアルバムのハイライトかと。

CONCEPTION-Parallel Minds-Silent Crying ★★★ (2008-09-15 18:16:59)

繊細なアコギと、零れ落ちていくようなピアノの音色、
そしてエモーショナル極まりないロイ・S・カーンの歌声が
聴く者の涙を搾り取る悲痛なバラード。
猛烈な「泣き」を発散するトゥーレ・オルスビーの
Gソロの素晴しさも、筆舌尽くし難いものあり。

CONCEPTION-The Last Sunset ★★ (2008-09-13 17:43:00)

現在はKAMELOTで活躍中の名シンガー、ロイ・S・カーンのプロ・キャリアの出発点として知られる、
南ノルウェーはトーテン出身の、Keyを含む5人組HMバンドCONCEPTIONが'92年にリリースした1stアルバム。
作品を重ねる毎にプログレッシブ・メタル色を強めていった彼らだが、このデビュー作で聴く事が出来るのは、
北欧のバンドならではの、透明感溢れる哀メロをその身に纏った、メロディックなパワー・メタル・サウンド。
特に本作は、新人バンドならではの勢いと荒々しさに満ちた作風で、彼らのディスコグラフィーの中でも
随一のヘヴィ・メタリックさを誇る仕上がり。
北欧のバンドにありがちな、線の細い頼りないハイトーン・シンガー達とは一線を画す、ロイのしなやかで艶やかかなVoと、
バンドの中心人物、トゥーレ・オレスビーの流麗且つラテン・フレーバー薫るGプレ
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CONCEPTION-The Last Sunset-Among the Gods ★★★ (2008-09-13 17:58:36)

プログレ・メタル風味の緊張感とドラマ性に満ちた曲展開、
随所に散りばめられ、強力なフックとなるフラメンコ・タッチの
メロディとGプレイ、そして、起伏に富んだメロディを
堂々と歌い上げる、ロイ・S・カーンの神々しい歌唱・・・。
まさにCONCEPTIONというバンドの何たるかが、ギュっと詰め込まれた1曲。
どことなく、TRIUMPHの名曲“THE CITY"を思い出したりも。

CONCEPTION-The Last Sunset-The Last Sunset ★★★ (2008-09-13 17:53:47)

曇天の隙間から射し込む陽光の如き、
ロイ・S・カーンの色艶と表現力を兼ね備えた歌声に涙を絞り取られる、
まさに、アルバムのジャケット・アートワーク通りの仕上がりと言える
絶品の名バラード。

CONCERTO MOON-Make It Shine Vol.2-Change My Heart ★★★ (2006-04-02 00:49:37)

この超名曲を初めて聴いたのはオムニバス・アルバム「MAKE IT SHINE VOL.2」において。
同シリーズ1作目に完成度の高い様式チューンを提供していた
CRYSTAL CLEARのGとZENITHのVo・Key・Dsが結成した新バンドの曲という事で
聴く前からある程度の期待はしていたが、その完成度の高さはこちらの予想の遥か上を行くものでした。
イントロが流れ出した瞬間、早くもガッツポーズ。
ギターが素晴しいのは言わずもがな、良い仕事してるKey、コブシの効いた歌を聞かせるVoも素晴しい。

CONDITION CRITICAL (2014-06-12 23:30:52)

QUIET RIOTのアルバムからバンド名を取った・・・なんてことは絶対になかろうが、「重体」を意味するバンド名を名乗る、アメリカはニュージャージー州において'11年に結成された若きスラッシュ・メタル・バンド。
GとDsがネット上で知り合い、実際にジャムって手応えを感じたのを切っ掛けにバンド活動がスタート。メンバー・チェンジを繰り返してラインナップを固めた後、'12年に発表した3曲入りデモ『BREAD TO KILL』が各方面で好評を得る。
勢いに乗ったバンドは'13年に自主制作のデビュー作『OPERATION HAZARD』を発表。こちらも高く評価されている。

CONDITION CRITICAL-Operational Hazard ★★ (2014-06-12 23:33:16)

公共の場で広げた日にゃドン引きもんの、エド・レプカ謹製『ZOMBIO/死霊のしたたり』チックなゴアゴア・ジャケットを目印に戴く、ニュージャージー出身の若き4人組が'13年に発表した自主制作の1stアルバム。
スラッシーな攻撃性とスピード感の醸成に主眼を置きつつも、引っ掛かり気味に進行するダイナミックな曲展開や、鮮烈に噴き出すメロディックなGソロを、バイオレントな楽曲のアクセントに用いるスラッシュ・サウンドから、「DEMOLITION HAMMER Jr」なるニックネームを頂戴しているという彼ら。他にもMGADETH、VIOLENCE、SEPULTURA、TESTAMENTの名を影響源として挙げており、事実、そうしたバンドからの影響はアルバムの随所に息衝いています。
特に思わず血管が拡張する③④のカッコ良さは格別。目の粗い鑢で削ぎ卸すように刻まれるGリフ、巨大肉食獣が喉を鳴らし
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CONDITION CRITICAL-Operational Hazard-Morning Sickness ★★★ (2014-06-14 00:37:36)

少々とっ散らかった印象もありますが、
緊迫感を伴って刻まれるGリフ、
煽りまくるVoとコーラス、
劇的に噴き出すGソロと、
前のめりな勢いがそれをカヴァーして余りあります。

CONTROL DENIED-The Fragile Art of Existence ★★★ (2022-06-27 23:22:44)

故チャック・シュルデナー(G)が「もっとオールドスクールなHMを追求したい」という己の欲求を解消するべく、DEATHとは別に立ち上げたバンドのデビュー作。’98年発表。
国内盤が出るものと思っていたのに、なぜか当時日本発売は見送られてしまい(チャック没後にボーナス・ディスクを加えた2枚組デラックス盤のリリースが実現)、もしや酷い内容なのか?メロパワ・メタルでも演っていたらどうしよう?いやでもそれはそれでスゲェ聴いてみたいか?等とグルグル考え込みつつ買い求めてみれば、スラッシーな猛進から、シートベルトが体にめり込むような急ハンドルに急制動、穏やかなクルーズ・モードから一転して再びアクセルを床まで踏み抜いての急加速…と、これがもし路上だったら一発アウトを食らうであろう危険運転っぷりで聴き手を振り回す、例えるならDEATHの最終作『THE SOUND OF PERSEVERANCE』を歌
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CORONER-Mental Vortex ★★ (2006-12-16 00:04:00)

スイスの技巧派スラッシュ・メタル・トリオ、'91年発表の4thアルバム。
神経質なまでにリフ/リズム・チェンジを繰り返す、複雑怪奇な曲展開がストレートに整理整頓されているのが
本作の大きな特徴で、それゆえ、発表当時は「地味」「大人しくなってしまった」との評価を受けたが
(実際それは当たってる)、個人的には、この「聴き易さ」を支持したい。
派手な展開が抑えられ、アコギの効果的な導入等で「静」の表現力に磨きが掛けられたことで、
このバンドが持つメロディ・センスの良さが浮かび上がって来たし、何より、これまでどうにも取っ付き難い
印象の強かった楽曲に、キャッチーさが備わった点が大きい。
その最大の成果が、アルバムの幕開けを飾る7分に及ぶ大作①。スラッシーな疾走感と叙情的な
インスト・パートの対比も絶妙なドラマチックな名曲。また、疾走するGソロがパワ
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