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VICIOUS RUMORS-Plug in and Hang On: Live in Tokyo
VICIOUS RUMORS-Razorback Killers
VICIOUS RUMORS-Soldiers of the Night
VICIOUS RUMORS-Vicious Rumors
VICIOUS RUMORS-Vicious Rumors-Don't Wait for Me
VICIOUS RUMORS-Warball
VICIOUS RUMORS-Welcome to the Ball
VICIOUS RUMORS-Word of Mouth
VICTORY-Culture Killed the Native
VICTORY-Culture Killed the Native-On the Loose
VICTORY-Culture Killed the Native-So They Run
VICTORY-Temples of Gold
VICTORY-Temples of Gold-Standing Like a Rock
VICTORY-You Bought It, You Name It
VICTORY-You Bought It, You Name It-God of Sound
VICTORY-You Bought It, You Name It-Rebel Ready
VIKING-Do or Die
VIKING-Do or Die-Do or Die
VIKING-Man of Straw
VIKING-Man of Straw-Creative Divorce
VIKING-Man of Straw-Hell Is for Children
VILLAIN
VILLAIN-CHEQUERED PAST
VILLAIN-ONLY TIME WILL TELL
VILLAIN-ONLY TIME WILL TELL-KAMIKAZE
VILLAIN-ONLY TIME WILL TELL-SHE'LL MAKE YOU FALL(IN LOVE)
VINCE DICOLA-Only Time Will Tell
VINCE DICOLA-Only Time Will Tell-Miracles
VINCE DICOLA-Only Time Will Tell-Suffer the Children
VINNIE VINCENT INVASION-All Systems Go
VINNIE VINCENT INVASION-All Systems Go-Love Kills
VINNIE VINCENT INVASION-All Systems Go-That Time of Year
VIO-LENCE-Eternal Nightmare
VIO-LENCE-Let the World Burn
VIO-LENCE-Let the World Burn-Screaming Always
VIO-LENCE-Oppressing the Masses
VIO-LENCE-Oppressing the Masses-Torture Tactics
VIOLENT FORCE
VIOLENT FORCE-Malevolent Assault of Tomorrow
VIPER-Maniacs in Japan
VIPER-Soldiers of Sunrise
VIPER-Soldiers of Sunrise-Knights of Destruction
VIPER-Soldiers of Sunrise-Nightmares
VIPER-Soldiers of Sunrise-Soldiers of Sunrise
VIRGIN STEELE-Life Among the Ruins
VIRGIN STEELE-Life Among the Ruins-Last Rose of Summer
VIRGIN STEELE-Life Among the Ruins-Love Is Pain
VIRGIN STEELE-Virgin Steele
VIRGIN STEELE-Virgin Steele-Children of the Storm
VIRGIN STEELE-Virgin Steele-a) Minuet in G Minor / b) Danger Zone

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VICIOUS RUMORS-Plug in and Hang On: Live in Tokyo ★★ (2007-04-12 21:40:00)

4th『WELCOME TO THE BALL』に伴う日本ツアーの中から、川崎クラブチッタ公演の模様を捉えた'92年発表のライブ・ミニ・アルバム。
数多くの名曲を生み出してきたバンドだけに、たった8曲のみの収録では「あれもない、これもない」という物足りなさは残るし、
ミドル・テンポの楽曲中心の選曲なので今ひとつ全体の流れに緩急が乏しい等、聴いていて気になる点も幾つかあれど、
VICIOUS RUMORSから日本のファンへのちょっとしたプレゼントである本作に対し、あーだこーだ言うのは野暮というものだろう。
過去4作から漏れなく選曲された楽曲は(そのテンポに多少の偏りはあれど)ツボは外していないし、
何より、重量感溢れるサウンドに乗っかって、パワフルなメタル・ソングの数々を見事に歌いこなす
カール・アルバート(Vo)の確かな実力がタップリと堪能出来るのが嬉
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VICIOUS RUMORS-Razorback Killers ★★★ (2011-04-26 22:54:33)

ジェイムズ・リヴェラに代わる新たなフロントマンに、無名の新人ブライアン・アレンを起用して再スタートを切ったVICIOUS RUMORSが、数年ぶりに発表した記念すべき10枚目のスタジオ・アルバム。
いやー、凄い。前作『WARBALL』も、バンドの長い迷走にケリをつけ「VR IS BACK!」を高らかに宣言した力作だったが、本作はそれすらも軽く凌駕する出来栄え。
故カール・アルバートに比肩するポテンシャルを発揮しつつ、そのカールよりも攻撃的な歌唱を轟かせる新Voの加入に伴い、『WARBALL』の弱点だった歌メロのフック不足が解消。また80年代ばりの密度で絡み合うドラマテックなツインGに、マッチョなBとドスの効いたDsからなる強靭なリズム・セクションに支えられ、パワーとメロディが絶妙な融合をみた楽曲の数々は、4th『WELCOME TO THE BALL』以来の充実っぷりを誇って
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VICIOUS RUMORS-Soldiers of the Night ★★ (2007-04-02 21:54:00)

北カリフォルニアで結成され、ヘヴィ・メタルの空洞化現象が危惧されていた80年代のアメリカで、
METAL CHURCHやSAVATAGEと並んで気を吐き、紆余曲折を経た現在もしぶとく活動を続ける
ジェフ・ソープ率いるベテラン・パワー・メタル・バンドが、'85年に発表した1stアルバム。
JUDAS PRIESTを始めとする欧州HM勢からの多大な影響を受けた、勇壮且つドラマチックなパワー・メタル・サウンドという
このバンドならではの個性は既にガッチリと確立済みで、アルバム・タイトル・トラックの④や、
劇的な名曲⑥を筆頭に、収録曲のクオリティも押し並べて高い。
しかし、それよりも何よりも本作で特筆すべきトピックは、やはり「早弾き四天王」ことヴィニー・ムーア(G)の存在。
ソロ活動でのステップUPを図る為にVICIOUS RUMORSを踏み台にした男と
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VICIOUS RUMORS-Vicious Rumors ★★ (2007-04-04 21:57:00)

前作『DIGITAL DICTATOR』のような名盤を作り上げながらも、SHRAPNELレコードからドロップアウトして
2年以上もの沈黙を余儀なくされたVICIOUS RUMORSが、一発逆転、メジャー・レーベルのATLANTICと契約を交わし、
満を持して'90年に発表した3rdアルバム。
タイトルにバンド名を冠している事からも、彼らがこの作品に賭ける意気込みの大きさが伝わってくるが、
実際、勇壮且つパワフルなVR史上屈指の名曲①で幕を開ける本作は、音作りがグッと洗練され、
スッキリと垢抜けたメジャー感漂うメタル・チューンがギュウと詰まった、ハイクオリティな内容を誇る。
メジャー・レーベルへの移籍効果でサウンド・プロダクションが格段に向上。音に厚みと重量感が生まれた事により、
①③⑦といったスピード・チューンの突進力、②④⑥といったドスの効いた
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VICIOUS RUMORS-Vicious Rumors-Don't Wait for Me ★★★ (2007-04-04 22:03:46)

3rdアルバムのOPでガツンとカマされる、雄々しいサビメロと、
ドスの効いたコーラスの対比が最高な超名曲。
3rd収録バージョンも勿論良いが、個人的にイチオシなのは
『PLUG IN AND HANG ON』収録のライブ・バージョン。
ドラマチックな“MARCH OR DIE"のエンディングを
ググ~ッと引っ張ってから、本曲のイントロ・リフが
ドカンと炸裂する場面は、失禁モノのカッコ良さを誇る。必聴。

VICIOUS RUMORS-Warball ★★ (2007-04-08 20:27:00)

アルバム・タイトルといい、ジャケット・デザインといい、そして何より楽曲といい、長い回り道を終えたVICIOUS RUMORSが
新Voとして元HELSTAR~DESTINY'S ENDのジェイムズ・リヴェラを迎え入れ、'06年に発表した会心の9thアルバム。
カール・アルバート亡き後に発表された作品は、どれも今ひとつパッとしない内容で、ジェフ・ソープへのお布施代わりに
購入はしても、殆どまともに聴く機会もないまま放置プレイの刑に処してしまっていたのだけど、この復活作は似合わない
現代ラウド・ミュージックからの影響をスッパリと削ぎ落として、ホント、お世辞抜きに最高の内容に仕上がっている。
パワフルに疾走するリフ&リズムの上に、ロブ・ハルフォードばりの耳をつんざくハイトーンVoが乗っかる
「これで掴みはOK」なスピード・チューン①に始まり、力強く勇壮なミド
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VICIOUS RUMORS-Welcome to the Ball ★★ (2007-04-05 22:40:00)

ヘヴィ・メタルの空洞化現象が取り沙汰されていた'91年に、時代の逆風を突いて発表された実にヘヴィ・メタルらしい
ヘヴィ・メタルを聴かせてくれる作品として、特に日本のファンから高い評価を得た4thアルバム。
ベテラン・バンドならではのどっしりとした貫禄を身に付け、一皮剥けた印象の前作『VICIOUS RUMORS』で開眼した
アメリカン・パワー・メタル路線を更に強力に推し進めた本作は、速い曲は更に速く、へヴィな曲は更に重くと、
よりアグレッシブな姿勢が前面に打ち出された作風で、例えばマイケル・ローゼン印の分厚い
サウンド・プロダクションのもと、パワフルなリフ&リズムが前へ前へと押し出してくる①からして既に圧巻。
それでいて大味になる事なく、疾走するキラー・チューン②や、中庸な魅力を放つ⑤、欧州風味の湿り気を
帯びたリフが炸裂する⑥、VC初のヘヴィ・
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VICIOUS RUMORS-Word of Mouth ★★ (2007-04-07 00:16:00)

ジェフ・ソープが両腕に毛根管症候群を発症して7ヵ月間もGを弾けなくなるわ、ATLANTICレコードから契約を切られるわで、
踏んだり蹴ったり状態のVICIOUS RUMORSが、再起を賭けて'94年に発表した5thアルバム。
妙にシンプルなジャケットを見た時から予想はしてたけど、実際、気だるげな①のイントロを耳にした瞬間、予想は確信へと変わった。
全体的にドロンと澱んだ空気に覆われた、シアトル・サウンドからの影響が色濃く伺える1枚で、
ザクザクとした歯切れの良さが薄れてしまったリフには、これまでの聴き手を一発で虜にする即効性のインパクトはないが、
そのマイナス分を補うかのような踏ん張りみせるのが、Voのカール・アルバート。
パワーと表現力を兼ね備えた彼のメロディアスな歌唱は、ともすれば地味に落ち着きがちな楽曲の魅力を
力ずくでワンランク上へと引き
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VICTORY-Culture Killed the Native ★★★ (2017-04-24 22:42:22)

現在は敏腕プロデューサーとして名を馳せるトミー・ニュートンを中心に結成されたドイツの5人組が、家庭の事情により脱退したチャーリー・ハーンの後任に、オーディションの末フェルナンド・ガルシア(Vo)を迎え入れて’88年に発表した4thアルバム(邦題は『ネヴァー・サティスファイド』)。ちなみにそのオーディションには、元TYGERS OF PAN TANGのジョナサン・ディヴァリル、THUNDERHEADのテッド・ブレットらが参加していたことはよく知られた話(特にテッドは加入寸前まで行ったらしい)
本作は、エネルギッシュに歌うVoによってもたらされるアリーナ・ロック的スケール感や、合唱を誘う開放的コーラス・ワークに加え、ツインGが奏でる劇的にして湿ったメロディという、アメリカン・ロックと欧州HMの特色を併せ持ったVICTORY流HMサウンドの完成形が提示された名盤です。嘗てはそうした折衷ス
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VICTORY-Culture Killed the Native-On the Loose ★★★ (2017-04-25 23:08:32)

ドイツのバンドらしいハードネス、胸打つ哀メロ、合唱を誘う
キャッチーなコーラスとがハイレベルな融合をみた
アルバムのハイライト・ナンバー…というか、
VICTORYの数ある名曲の中でも1、2を争うぐらい
愛して止まない哀愁のHRナンバーですよ。

VICTORY-Culture Killed the Native-So They Run ★★★ (2017-04-25 23:03:42)

フェルナンド・ガルシアのどこか憂いを帯びた熱唱が
楽曲の放つ哀愁を増幅するメロディアスHRナンバー。
Voに負けじと歌うツインGも威力抜群です。

VICTORY-Temples of Gold ★★★ (2017-03-09 22:40:01)

5th『CULTURE KILLED THE NATIVE』が全世界で25万枚以上のセールスを記録。ツアーも成功裏に終わり、更に“NEVER SATSFIED”のビデオ・クリップがアメリカのMTVでも好評を博する等、バンド史上最大のサクセスの季節を迎えたVICTORYが、その余勢を駆って’90年に発表した6thアルバム。
全盛期謳歌中のバンドの充実具合は、託された音の方にも如実に表れています。持ち前の灼熱のメタル声を駆使して歌いまくるフェルナンド・ガルシアのVoと、それを援護する爽快で抜けの良いコーラス・ワーク、軽くなり過ぎぬようサウンドの重石となるトミー・ニュートン&ハーマン・フランクのGコンビ、そしてソリッドなリズム隊がエネルギッシュに躍進する収録曲には、ライブ映えするアメリカンなノリの良さ、スタジアム・ロック的スケール感に加えて、独産バンドならではエッジの鋭さや、湿り気とドラ
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VICTORY-Temples of Gold-Standing Like a Rock ★★★ (2017-03-09 22:47:40)

シャープに刻まれるGリフに軽快な疾走感、
熱いシャウトと、威勢良くハジけるキャッチーなコーラス、
それに華やかに駆け巡るGソロと
全盛期のVICTORYの魅力が凝縮された逸品です。

VICTORY-You Bought It, You Name It ★★ (2017-01-03 21:57:00)

本国では安定した支持基盤を築くも、当面の進出目標であったアメリカでは、折からのグランジ/オルタナ・ブームで従来型HR/HM人気に壊滅的な地盤沈下が発生。またここ日本において90年代に盛り上がったジャーマン・メタル・ブームにも、(典型的独産パワー・メタルとは異なる)どちらかと言えばアメリカンなノリが強く打ち出されたその音楽性ゆえ乗り損ねたドイツのVICTORY。本作は、そうしたシーンの潮流の変化の狭間で試行錯誤を重ねていた時期(’92年)に発表された7thアルバムである。…って知った風に書いてみましたけど、これが自分が初めてまともに聴いたVICTORYの作品でしたよ、確か。
上記のような理由もあって、当時のバンドはサウンドの拡散化がかなり進行。正直なところ、ホーンを取り入れてみたりファンキーに跳ねてみたりと、今聴き直しても収録楽曲はストライク・ゾーンにハマっているとは言い難い作風でし
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VICTORY-You Bought It, You Name It-God of Sound ★★★ (2017-01-03 22:02:46)

ツインGを活かした欧州HMらしい湿り気とドラマ性、
それにサビを彩るビッグなコーラスとが合体した
VICTORYの魅力爆発な逸品。
フェルナンド・ガルシアのVoも熱い。

VICTORY-You Bought It, You Name It-Rebel Ready ★★ (2017-01-03 22:14:36)

溌剌と疾走するビートに乗って
リズミカルに刻まれるGリフが妙にクセになる
アルバムのOPナンバー。
元気よく吹き鳴らされるホイッスルを聞くと
つい条件反射的に走り出したくなりますね。

VIKING-Do or Die ★★★ (2011-03-07 22:52:18)

METAL MASSACREシリーズへの楽曲提供が縁で、METAL BLADEからデビューを飾ったLA出身の4人組、VIKINGが'88年に発表した1stアルバムで、LAと聞いて思い浮かべる、青い空、燦々と降り注ぐ太陽、モダンな都会に美男美女・・・なんてお洒落キーワードとはビタ一文無縁の、暗くて湿気ってて貧乏臭い、だが最高にバイオレントで血沸き肉踊るスラッシュ・メタル・サウンドが堪能できる逸品。
アンサンブルがバラける寸前まで前傾姿勢を取り、ハイテンションに畳み掛けるVoと、ガリガリと高速で刻み込まれるGリフ、猪突猛進を繰り返すリズム、それにヒステリックなGソロとが土砂崩れ式に押し寄せる作風は、初期SLAYERやDARK ANGELを彷彿。(彼らをもっとハードコア化した感じか)
また直球勝負のバンド名に相応しく、好戦的且つ殺伐とした空気が全編に渡って充満しているのも本作の特徴
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VIKING-Do or Die-Do or Die ★★★ (2011-03-07 22:54:22)

凄まじい突進力で1stアルバムを締め括る
高速スラッシュ・ナンバー。
クールなGリフと、サビの“DO OR DIE!”を
メロディアスに歌うVoが、そこはかとなく
パワー・メタリックな雰囲気を漂わしているような。

VIKING-Man of Straw ★★ (2007-02-28 21:14:00)

LA出身の4人組スラッシュ・メタル・バンド、'89年発表の2ndアルバム。スラッシャーの間では、
後に中心メンバーの1人であるブレット・エリクセン(G)がDARK ANGEL入りする事で知られているバンドだが、
音楽性の方も「小型DARK ANGEL」的な味わいが濃厚。(そのD.Aからロン・ラインハートがバックアップVoとして⑦に参加している)
デビュー作『DO OR DIE』から格段に向上したサウンド・プロダクションのもと、楽曲に緩急を取り入れ、
時にツインGがメロディアスなフレーズを紡ぎ出したりと、意欲的に表現の幅を広げに掛かった姿勢には
好感が持てるのだけれど、スピードにしろリフにしろメロディにしろ、今ひとつパンチ不足で、
例えば先輩格のDARK ANGELと比較すると、小さくまとまってしまっているとの印象は否めない。
しっかりと歌うVo(
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VIKING-Man of Straw-Creative Divorce ★★ (2007-03-18 18:06:12)

切迫感を漂わせたリフ・ワークにリード・プレイと、
Gが非常に良い仕事をしている高速スラッシュ・チューン。
スリリングなソロも◎。
テンション高めなVoも勢いに溢れていてカッコイイ。
2ndアルバムではこの曲が一番好きかな。

VIKING-Man of Straw-Hell Is for Children ★★ (2007-03-18 18:11:09)

パット・べネターの名曲のカヴァー。
きっちり自己流に料理されていて、正統派へヴィ・メタリックな
仕上がり具合がなかなかにカッコイイ。
Voがメロディアスに歌っているのだが、これがまたかなり上手い。
また、先輩バンドのDARK ANGELから、
Voのロン・ラインハートがバッキングVoとして参加している。

VILLAIN ★★ (2009-02-04 21:47:00)

JUDAS PRIEST、IRON MAIDEN、RAINBOWといったバンドに影響を受けたギタリスト、レオン・B・スミスが中心となって
'83年にカリフォルニア州はモデストにて結成。Bはトミー・シスコ、Voの座には、進展のないRUFFIANSでの活動に
見切りをつけたカール・アルバートと、後にVICIOUS RUMORSに参加する事となる面子が顔を揃えていた。
'86年、レコード契約を得るべく自主制作で、7曲入りEP『ONLY TIME WILL TELL』をレコーディング。
非常に優れた内容にも関わらずレコード会社からは完全に無視され、VICIOUS RUMORSにカールが引き抜かれた事もあってバンドは解散へと追いやられてしまう。
'95年、『ONLY TIME WILL TELL』が日本でCD化され(リミックスを担当したのはVICIOUS RUMORS
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VILLAIN-CHEQUERED PAST ★★ (2009-02-07 01:03:00)

カール・アルバートにも匹敵する実力派シンガー、ジェリー・デレオンを獲得して復活を遂げたVILLAINが、'95年、
そのカールの死去とほぼ同時期に発表した再結成アルバム。(内パケに載せられた、在りし日のカールの姿を捉えた写真が泣かせます)
'86年に自主制作されたEP『ONLY TIME WILL TELL』が、1st~2ndの頃のVICIOUS RUMORSを思わせる、劇的なパワー・メタルの
名盤だったのに対し、今回は、4th『WELCOME TO THE BALL』以降のVICIOUS RUMORSを思わせるアメリカン・パワー・メタル路線。
当時、アメリカで猛威を振るっていたモダン・へヴィネス症候群に目もくれない硬派な姿勢は非常に好ましいものの、
復活作と言う事でやや力み過ぎたのか、メロディにフックが不足気味で(これは『WELCOME~』以降のVICIO
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VILLAIN-ONLY TIME WILL TELL ★★ (2009-02-04 21:49:00)

'95年に突然の交通事故で他界した不世出の名シンガー、カール・アルバートが、VICIOUS RUMORS以前に
参加していたことで知られる、カリフォルニア州モデスト出身の5人組パワー・メタル・バンドVILLAIN。
本作は、その彼らが'86年に200枚限定で自主制作した7曲入りデビューEP(1stフルなのか?)に当たる。
'95年に発表された再結成アルバムでは、幾らかモダンな要素も飲み込んだアメリカン・パワー・メタルを演っていた彼らだが、
ここで聴く事が出来るのは、欧州風味が色濃く薫る、混じりっけなしの正統派パワー・メタル。JUDAS PRIEST直系の
Gリフにドスの効いたリズム。劇的なメロディを紡ぎ出すツインG、そして楽曲を印象的に彩るボーカル・ハーモニー等、
初期VICIOUS RUMORSとの共通点も多々感じられるそのサウンドの要は、やはりカー
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VILLAIN-ONLY TIME WILL TELL-KAMIKAZE ★★★ (2009-02-04 21:58:26)

スピーディ且つアグレッシブな、まさにタイトル通りの
勇壮さに満ちたパワー・メタル・チューン。
JUDAS PRIEST直系のシャープなGリフのカッコ良さだけで
正統派HMファンならノックアウトは確実かと。

VILLAIN-ONLY TIME WILL TELL-SHE'LL MAKE YOU FALL(IN LOVE) ★★ (2009-02-06 23:03:53)

ピアノとアコギを用いてバラード調に始まり、
途中、へヴィ且つ雄々しく盛り上がりつつ、
最後は再びバラード調に戻って幕を閉じるという
教科書通りのドラマティックな展開を聴かせてくれる名曲。

VINCE DICOLA-Only Time Will Tell ★★★ (2022-02-21 22:23:39)

映画『ステイン・アライヴ』や『ロッキー4』のサントラに参加したことで、音楽シーンでの知名度を一気に上げたマルチ・アーティストのヴィンス・ディコーラが、長年にわたり様々なミュージシャンとコラボして作り溜めて来たマテリアルを取りまとめ、'21年にソロ名義で発表した作品。
ゲストVoとして招かれているスティーヴ・ウォルシュ(KANSAS)、ボビー・キンボール(TOTO)、ジェイソン・シェフ(CHICAGO)、スタン・ブッシュetc…といった顔触れから、てっきり歌モノのロック・アルバムに仕上がっているものと思いきや、開幕を告げるOPナンバー①はなんとゴリゴリのプログレ・メタル・ナンバー。いきなり意表を突かれましたが、聞けば元々はプログレ畑でミュージシャンとしてのキャリアをスタートさせた方のようで、脇役に埋没せず、アレンジの要となって曲展開を引っ張るKeyのリード楽器ぶりや、アルバムを壮大に
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VINCE DICOLA-Only Time Will Tell-Miracles ★★★ (2022-02-23 01:11:01)

80年代に世に出ていたならば、映画やドラマの主題歌、あるいはCMソングに
起用されてきってヒットを飛ばしていたろうに・・・と思わずにはいられない
フックの効きまくったバラード。歌っているのはCHICAGOのジェイソン・シェフ。

VINCE DICOLA-Only Time Will Tell-Suffer the Children ★★★ (2022-02-23 01:22:17)

アルバムを締め括る8分以上に及ぶ大作ナンバー。
ヴィンス・ディコーラがプログレッシブ・ロックに捧げる
愛情の程が伺えますが、難関さよりも映画のサントラ的な
壮大さを前面に押し出し、メロディも叙情的でキャッチー。
あくまで親しみ易い仕上がりな辺りにも
この人の曲作りの拘りが見て取れます。

VINNIE VINCENT INVASION-All Systems Go ★★ (2008-02-02 13:13:00)

KISS相手に訴訟を起こした結果、敗訴。今やケツの毛まで毟られそうな勢いのヴィニー・ヴィンセントが、
嘗て、そのKISS脱退後に結成したVINNIE VINCENT INVASIONから、'88年に発表した2ndアルバム・・・というか、
珠玉の名バラード“LOVE KILLS"を収録した作品としての方が有名か?
斯く言う自分も“LOVE~"目当てで本作を購入し、それ以外の曲は殆どまともに聴いて来なかったりするのだが、
今回、改めて腰を据えて聴き直してみたら、これが結構良い曲が多くて嬉しい驚きを覚えました。
と言っても、やはりカラッと明るいアメリカン・ロック調の楽曲は肌に合わず(クオリティよりも単に好みの問題)、
また、マーク・スローターの超音波ハイトーンVoも、迫力ではあるものの、ずっと聴いていると一本調子で
疲れてしまうので、ここは通して聴くの
…続き

VINNIE VINCENT INVASION-All Systems Go-Love Kills ★★★ (2008-02-02 13:38:28)

VINNIE VINCENT INVASIONと言えば、
やはりこの珠玉の名バラードがトドメを刺す。
とてもアメリカのバンドとは思えない、
切なくもドラマティックな曲調が泣けて泣けて仕方がない。
この1曲のためだけでも、「ALL SYSTEMS GO」を買う価値あり。

VINNIE VINCENT INVASION-All Systems Go-That Time of Year ★★★ (2008-02-02 13:42:11)

“LOVE KILLS"と同タイプの盛り上がりを見せる
ドラマティックな名曲。
超音波ハイトーンで知られるマーク・スローターのVoだが、
個人的には、この曲で聴けるような無理に力まず、
中音域をメインにした歌い回しの方が好み。

VIO-LENCE-Eternal Nightmare ★★★ (2017-03-21 22:02:45)

現MACHINE HEAD、ロブ・フリンとフィル・ディメルのGコンビが在籍していたサンフランシスコ出身の5人組が、MCA傘下のメタル専門レーベルMECHANIC第1弾アーティストとして'88年に発表した1stアルバム。邦題は『悪夢』。(ジャケが秀逸っすな)
アメリカのスラッシュ・メタル第1世代のデビュー作の多くには「NWOBHMの洗礼を受けた過激な正統派HM」という体のサウンドが封じ込まれていましたが、対して彼らに影響を受けて活動をスタートさせた第2世代以降のバンドの場合は、デビュー作からして完全にスラッシュ・メタル路線に焦点が定まっていて、何なら1stアルバムが最も強力にスラッシュしている連中が殆どじゃね?ぐらいのもので。
そういう意味では、ショーン・キリアンの熱に浮かされたようなハイピッチVo、音数を詰め込んでせかせか疾走する焦燥感溢れるリズム、そして鼓膜をジャキジャキと
…続き

VIO-LENCE-Let the World Burn ★★★ (2022-06-23 23:34:19)

現MACHINE HEADのロブ・フリンらを輩出したことでも知られるVIO-LENCE。00年代に入って復活を遂げるも、散発的にライブを行う程度に留まっていた彼らが、フィル・ディメルがMACHINE HEADを脱退してVIO-LENCEに本腰を入れたことで活動が加速。’22年、遂に待望の新作リリースと相成りました。しかもギターの片割れが元OVERKILLのボビー・ガスタフソンというサプライズ人事まで引っ提げてのご帰還ですよ。
多少なりとも時流に影響された仕上がりだったVIO-LENCEの最終作『NOTHING TO GAIN』や、フィルのMACHINE HEADでのお仕事を踏まえると、出来栄えに関しては多少懐疑的にならざるを得なかったのが正直なところでしたが、聴いて吃驚、ショーン・キリアン(Vo)の切迫感を煽るシャウトといい、鼓膜を切り裂かんばかりにジャキジャキと刻まれるGリフの質
…続き

VIO-LENCE-Let the World Burn-Screaming Always ★★★ (2022-07-06 00:30:01)

鋭くエッジの切り立ったGリフ、独特の切迫感で畳み掛けるリズム、
そして何よりショーン・キリアンがシャウトするサビ部分が
猛烈に「ああ、VIO-LENCEっぺー」となるスラッシュ・ナンバー。

VIO-LENCE-Oppressing the Masses ★★★ (2006-10-05 23:02:00)

1st『悪夢』をいきなり米メジャー、MCA傘下のMECHANIC RECORDSからリリースして華々しくデビューを飾るも、それ1枚きりであっさりドロップ。その後、ベイエリア・スラッシャーといえばここ!のMEGAFORCEと新たに契約を結び、’90年に発表した2ndアルバム。タイトルは『オプレッシング・ザ・マッセズ』…って、これにも何か気の利いた邦題をつけたれよと。シュールなジャケットはなかなかのインパクト。
VIO-LENCE作品に初めて触れたのが本作で、その割には碌に聴きもせず長らく箪笥の肥やしにしていましたが、ここ最近の(己の中での)ベイエリア・スラッシュ熱の高まりが昂じて、改めて引っ張り出して来て聴き直してみたら…いや、なかなかどうして力作でした。
LAAZ ROCKITにも匹敵する獰猛な音色で切り刻まれる、輪郭のクッキリとしたクランチ・リフ、切迫感を醸し出す上擦り気味
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VIO-LENCE-Oppressing the Masses-Torture Tactics ★★★ (2017-03-21 23:59:27)

日本盤では2ndの5曲目に収録されていましたが、
拷問について歌った歌詞が検閲に引っ掛かり海外盤ではカット。
後にEPとしてリリースし直されるという経緯を辿ったことで、
「VIO-LENCE=やばいバンド」とのイメージを決定付けた発禁ソング。
そうした二次情報がなくとも、十分にカッコ良さの伝わる
スラッシュ・ナンバーなんですけどね。

VIOLENT FORCE ★★ (2008-05-10 09:49:00)

'84年、西ドイツはヴェルバートにて結成。レミー(Vo、G)、スタッケル(G)、ヴァルディ(B)、そしてアトミック・シュタイフ(Ds)という
ラインナップで活動を開始。初期の頃はMORTORHEADの影響下にある音楽を演っていたが、その後、徐々にスラッシュ路線へと移行。
'85年制作の『DEAD CITY DEMO'85』『VELBERT DEAD CITY』と、'86年制作の『DEAD CITY-THE NIGHT』という3本のデモ・テープが評判を呼び、
噂を聞き付けたROADRUNNER RECORDSとレコード契約を結ぶ。
デビュー作のレコーディング直前に、アトミック・シュタイフが脱退するというアクシデントに見舞われるも
(彼はその後LIVING DEATHへと参加)、後任にユルゲン・ヒレブランドを加入させ事なきを得る。
この時、残された難易度の
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VIOLENT FORCE-Malevolent Assault of Tomorrow ★★ (2008-05-10 02:12:00)

ジャーマン・スラッシュ・シーン屈指の名ドラマー、アトミック・シュタイフが、そのキャリアをスタートさせた
バンドとしても知られる、5人組スラッシャーVIOLENT FORCEが、'87年に発表した最初で最後のフル・アルバム。
・・・なんだけど、実の所、本作のレコーディング前に既に彼氏は脱退済み(その後、LIVING DEATHに参加)。
アルバムでは後任のユルゲン・ヒレブランドがDsを叩いているが、ドラム・パートの難易度が非常に高かったため、
アトミック・シュタイフがレコーディング中に、付きっきりでアドバイスを送ったという、ちょっと良い話あり。
その甲斐もあって本作は、タイトに畳み掛けてくる、手数の多いDsを中心にガッチリとまとまり、メロディを無視して
吠えまくるアグレッシブなVo、攻撃的に動き回るB、そして、マシンガンの如き刻みの細かいリフから、
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VIPER-Maniacs in Japan ★★ (2017-01-04 22:26:46)

ブラジルのVIPERが、'93年に川崎クラブチッタで行った初来日公演の模様を捉えた実況録音盤。
メロディック・パワー・メタルの名盤と評判の『THEATER OF FATE』(’89年)で一躍注目を集めるも、間もなくアンドレ・マトスが脱退。その後発表された3rd『EVOLUTION』(’92年)における大胆な音楽性の刷新がファンの間で賛否両論(つか圧倒的に「否」の意見が優勢だった)を巻き起こす中敢行された来日公演ということで、タイミング的には最悪もいいところ。動員もあまり良くなかったと記憶しておりますが、にも拘らずここに収められたライブが熱狂的な盛り上がりを聴かせてくれるのは、当日会場に集結したのが(批評に左右されない)筋金入りのVIPER MANIACSだったこと。そして、メタルというよりはロックンロール/パンキッシュな疾走感に貫かれたサウンド(QUEENの“WE WILL ROC
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VIPER-Soldiers of Sunrise ★★★ (2017-12-03 00:01:31)

ブラジルのHR/HMシーン黎明期をSEPULTURAと共に支えた功労者、VIPERの記念すべきデビュー作。('87年発表)
マニアのハートと涙をカツアゲした必殺の名曲“MOONLIGHT”収録の2nd『THEATER OF FATE』は、アンドレ・マトス(Vo)主導でクラシカルなメロディが大幅増量された、後のANGRAにも通じるメロディック・パワー・メタル作品でしたが、収録曲の殆どが’85年~’86年頃に書かれているという本作で聴かれるのは、エピック・メタル調の「いかにも」なアートワークとイマサンな音質の下、スラッシーなササクレ感を撒き散らすGリフが刻まれ、リズムは若さに任せて疾走に次ぐ疾走を繰り返す、IRON MAIDENやNWOBHMの洗礼を受けた荒々しいパワー・メタル・サウンド。
尤も、バンマス役を担うピット・パシャレル(B)の演奏はスティーヴ・ハリスというよりマーカス
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VIPER-Soldiers of Sunrise-Knights of Destruction ★★★ (2017-12-03 00:07:52)

荒々しく刻まれるGリフ、いっぱいいっぱいで危なっかしい
マトスのVoやDs等、全体的に勢い任せな部分が目立ちますが
いやでもカッコイイ。歌メロの組み立てからは次作で
大きく花開くドラマティックなメロパワメタルの萌芽が聴き取れますし、
マーカス・グロスコフばりに派手に動き回り、疾走感溢れる楽曲を
牽引するピット・パシャレルのBプレイにも耳惹かれます。

VIPER-Soldiers of Sunrise-Nightmares ★★★ (2017-12-03 00:16:46)

うーん、メイデン。
メロパワ・メタルというよりもIRON MAIDENやNWOBHMからの
影響がストレートに打ち出されたアグレッシブに畳み掛ける疾走チューン。
サビメロに被さる「オ~オオ~♪」コーラスが
ダサイんだけどカッコ良く、聴く度にアガります。
この感覚的EUROPEの“SEVEN DOORS HOTEL”のコーラスに近い感じか
個人的にはアルバムのハイライトですよ。

VIPER-Soldiers of Sunrise-Soldiers of Sunrise ★★★ (2017-12-03 00:11:30)

長尺を物ともしないドラマティックな曲展開といい、
今にも引っ繰り返りそうで危なっかしいVoといい、
確かに『WALLS OF JERICHO』を発表した頃の
HELLOWEENを彷彿とさせます。
バンドの秘めたポテンシャルを感じさせてくれる、
アルバム表題曲に相応しいエピック・ナンバー。

VIRGIN STEELE-Life Among the Ruins ★★ (2020-02-13 00:04:31)

前作『AGE OF CONSENT』(’89年)における大胆な音楽性刷新の試みが不首尾に終わり、開店休業状態に陥っていたデイヴィッド・ディフェイ(Vo)率いるNY出身のパワー・メタルの雄VIRGIN STEELEが、4年のブランクを経て'93年に発表した5thアルバム。
ちなみに自分が初めて買った彼らのアルバムがこれ。何でよりにもよって迷走期の作品を?と我ながら思いますが、当時は彼らの初期作は殆どが廃盤で入手困難、本作のみゼロ・コーポレーションから国内盤が発売されたので、これ幸いと購入したんだっけなぁと。あの頃はゼロのカタログを片っ端から買い漁ってましたし。…なんて思い出話はさておき。
クラシカルな小曲④から重厚な⑤へ繋ぐ展開に往年の残り香を微かに留める程度で、基本的に本編の主体となるのはバラード系の楽曲。パワーメタル色ほぼ皆無のアメリカンHR路線が更に突き詰められている今作
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VIRGIN STEELE-Life Among the Ruins-Last Rose of Summer ★★★ (2020-02-14 00:13:35)

アルバムをしっとりと締め括るリリカルなバラード。
歌唱能力に関しては評価が割れがちなデヴィッド・ディフェイですが
ピアノをバックに、ファルセットを駆使して、エモーショナルに、
切々と歌い上げるこの曲におけるパフォーマンスからは、
立ち昇る「実力派シンガー」のオーラを幻視することができますよ。

VIRGIN STEELE-Life Among the Ruins-Love Is Pain ★★★ (2020-02-14 00:07:14)

エピック・メタルの面影は欠片も見当たりませんが、
そこはかとない哀愁と爽やかなポップ・センスが同居した
秀逸なメロハー・チューンに仕上がっています。
デイヴィッドの濃いVoも意外にキャッチーな曲調にマッチ。
VIRGIN STEELEの名前で演る必要があったかどうかはさておき
名曲であることは疑う余地がありませんよ。

VIRGIN STEELE-Virgin Steele ★★★ (2020-02-16 23:56:29)

USエピック・メタルの開祖バンドの一つとして名前が挙げられるVIRGIN STEELEが、MUSIC FOR NATIONS第一弾アーティストとして’82年に発表した1stアルバム。ちなみに当時ちゃんと日本盤もリリースされていて、その際の邦題は『危険地帯』だったという。
さてその本作、'82年という時代を考慮しても音が悪い。また彼らならではの大仰でオペラティックなサウンドを期待すると、本編の半数を占めるのはラフなノリのロックンロールだったり、ついでにデイヴィッド・ディフェイ(Vo)が繰り出すシャウトは「子犬の鳴き声」と評したくなる線の細さだったりと、VIRGIN STEELE入門盤にチョイスするにはなかなかクセの強い仕上がりです。
要は個性確立を模索する過渡期の作品と言えるのかもしれませんが、クラシカルなイントロ序曲からパワフルに炸裂するアルバム表題曲にして、VSの名をマニア
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VIRGIN STEELE-Virgin Steele-Children of the Storm ★★★ (2020-02-17 23:01:09)

勇壮にしてアグレッシブ。Keyの導入も自然且つ効果的で
VIRGIN STEELEというバンドの原石の魅力が凝縮された名曲。
VoとGが互いにバチバチ火花散らして「どやさ!」と好き勝手
自己主張しまくっているのですが、それがむしろ楽曲のテンションを
ギンギンに高める好結果に繋がっているという。

VIRGIN STEELE-Virgin Steele-a) Minuet in G Minor / b) Danger Zone ★★★ (2020-02-17 22:53:17)

ドラマティックなHRバージョンにアレンジされたバッハ作曲(実は別人の作曲らしいですが)
“メヌエット ト短調”をイントロ代わりに荒々しく炸裂するVIRGIN STEELEを代表する名曲の一つ。
評価が割れるデイヴィッド・ディフェイのVoですが、この曲におけるシャウトは個人的には
嫌いじゃない…というか寧ろ、野生動物が外敵を威嚇しているような攻撃性の迸りが感じられ、
結構曲調にハマっているのんじゃないかと。


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