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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 6551-6600
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URIAH HEEP-Wake the Sleeper-Tears of the World
URIAH HEEP-Wake the Sleeper-Wake the Sleeper
URIAH HEEP-Wake the Sleeper-What Kind of God
URIAH HEEP-Wonderworld
URIAH HEEP-Wonderworld-Dreams
URIAH HEEP-Wonderworld-Suicidal Man
URIAH HEEP-Wonderworld-We Got We
URIAH HEEP-Wonderworld-Wonderworld
USER OF A COMMON NAME-Freeway
USER OF A COMMON NAME-User
USER OF A COMMON NAME-User-Do You
Under Suspicion
Under Suspicion-Under Suspicion
Under the Guillotine-Guillotine-EXECUTIONER
Untimely Demise-City of Steel
Untimely Demise-Systematic Eradication
V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-At the Movies the Soundtrack of Your Life Vol.1
V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-At the Movies the Soundtrack of Your Life Vol.1-Maniac
V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-At the Movies the Soundtrack of Your Life Vol.1-No Easy Way out
V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-Battle of Metal
V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-Battle of Metal-Shake down
V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-Lead Weight~H.M. Rock Compilation from Neat~
V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-Lead Weight~H.M. Rock Compilation from Neat~-Dowm the Road/bitches Sin
V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-Lead Weight~H.M. Rock Compilation from Neat~-Inquisitor/raven
V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-Lead Weight~H.M. Rock Compilation from Neat~-Soldiers of War/satan's Empire
V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-Melodical Renaissance
V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-Melodical Renaissance-Dreamslave/Volfeed
V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-Melodical Renaissance-Lunatic Theater/Hidden
V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-Melodical Renaissance-Second Wind/guardian's Nail
V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-Metal for Muthas
V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-Metal for Muthas Volume Ⅱ
V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-New Wave of British Heavy Metal/'79 Revisited
V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-Rest in Peace - Thanks to Cozy -
V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-Thunder and Steel down Under - a Tribute to Riot
V2-V2
V2-V2-DYING FOR YOUR LOVE
V2-V2-TOP OF THE WORLD
VADER-The Ultimate Incantation
VAIN-No Respect
VAIN-No Respect-Who's Watching You
VAIN-No Respect-Without You
VALENTINE-Valentine
VALENTINE-Valentine-ONCE IN A LIFETIME
VALENTINE-Valentine-TEARS IN THE NIGHT
VALENTINE-Valentine-YOU'LL ALWAYS HAVE ME
VALKYRIE ZERO-Valkyrie Rising
VANDAMNE-Red Skies
VANDAMNE-Red Skies-To the Bone
VANDENBERG-Alibi
VANDENBERG-Alibi-Fighting Against the World

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URIAH HEEP-Wake the Sleeper-Tears of the World ★★ (2008-06-15 10:37:12)

名曲“EASY LIVIN'"のノリを受け継いだ、
哀愁のメロディをまとってリズミックに飛び跳ねる曲調と、
全編を華麗に彩るボーカル・ハーモニーが印象的な
シャッフル・チューン。

URIAH HEEP-Wake the Sleeper-Wake the Sleeper ★★ (2008-06-15 10:29:23)

伊藤政則氏が、この曲が始まった瞬間に「若い!」と叫んだというも
大いに納得のいく、アグレッシブでスピーディなアルバムのOPナンバー。
ミック・ボックスがハードに刻む、ワウの効いたGリフが一際印象に残る仕上がりで、
これに限らず、本作ではミック・ボックスのGの踏ん張りが
強い光を放っています。

URIAH HEEP-Wake the Sleeper-What Kind of God ★★★ (2008-06-15 10:44:29)

アルバム随一の劇的なドラマ性の高さを誇る、
6分半に及ぶ大作ナンバー。
雄大な前半から繋がっていく、粘りの効いたG、アクティブに動き回るB、
スケール感を演出するKey、突き抜けていくようなボーカル・ハーモニーとが
ガップリと組み合った後半の盛り上がりっぷりには、ただただ涙、涙・・・。

URIAH HEEP-Wonderworld ★★ (2010-08-22 20:57:00)

ゲイリー・セイン在籍時代最後の作品となった、'74年発表の7thアルバム。(邦題は『夢幻劇』)
ブラック企業ばりのアルバム制作スケジュールや、メンバー間の対立、マネージャーへの不信感等から、当時、
バンドはいつ空中分解してもおかしくない状態にまで疲弊しきっていたらしく、そのためケン・ヘンズレーや
ミック・ボックスは、本作について「もっと良い物が作れた筈だ」と自嘲気味に振り返るが、んな事ぁない。
前作『SWEET FREEDOM』に比べ、幾分ハードさを回復したその内容は、収録曲のクオリティといい、
メンバーのパフォーマンスやアンサンブルの冴えといい、相変わらず高いレベルを維持。
本作を最後に解雇されるゲイリー・セインも、とてもヘロイン中毒が取り返しのつかないレベルまで
悪化していたとは思えぬ、素晴しいBプレイを披露してくれています。
まさに邦
…続き

URIAH HEEP-Wonderworld-Dreams ★★★ (2010-08-22 21:15:23)

URAIH HEEPのアルバムのラストに置かれた楽曲は
大抵がドラマティックな名曲ばかりだが、
この曲もその例外ではない。
妖しく、壮大ですこぶるドラマティック。
この曲でもゲイリー・セインのBが印象的な働きを見せていて
このアルバムを最後にバンドを去ってしまうとは・・・
と、何とも複雑な気分にさせられますね。

URIAH HEEP-Wonderworld-Suicidal Man ★★ (2010-08-22 21:02:27)

全楽器が重心を低く刻むイントロがカッコイイ。
骨太なヘヴィさが印象に残る仕上がりながら
Voメロディとハーモニーは華麗さに満ち、
軽快なゲイリー・セインのBランニングもナイス。
ヘヴィさと華やかさのバランスが絶妙な1曲。

URIAH HEEP-Wonderworld-We Got We ★★ (2010-08-22 21:09:41)

邦題は『恋の炎を燃やせ』
軽快に踊るケン・ヘンズレーのシンセ・サウンドと
ゲイリー・セインのBプレイが印象に残る
ノリの良いロック・チューン。
哀愁に満ちたメロディを朗々と歌い上げる
デヴィッド・バイロンのVoも良いわー。

URIAH HEEP-Wonderworld-Wonderworld ★★★ (2010-08-22 21:22:58)

聴き進めるほどに壮大に盛り上がっていくという
アルバムに対する期待感を煽るには持ってこいのOPナンバー。
ドラマティックなんだけど、どこか繊細さが感じられる辺りが
URIAH HEEP印。
これはデヴィッド・バイロンの歌声の特性によるものか。

USER OF A COMMON NAME-Freeway ★★ (2015-06-23 23:49:30)

デビュー作に比べるとパンキッシュな疾走感やハジケっぷりが抑制された2ndアルバム。
その分、モダンなアレンジと叙情メロディが増量された今回は、即効性よりも、繰り返し聴き込むことで味わいが増す「深み」を追求した仕上がりに。ハスっぱさ以上にコケティッシュな魅力を前面に押し出したリンダ・カールステット(Vo)の歌い回しも、アルバムのそうした印象を補強します。
これまで以上にバラエティを広げた本編は、キャッチーな作曲術は相変わらず冴えまくっているのですが、通して聴くと少々メリハリに乏しく感じられるのが惜しい。メランコリックなスロー~ミドル・テンポの楽曲が大半を占めるせいか、後半にもう1、2曲ぐらい疾走ナンバーがあればなぁと。
とはいえ、溌剌としたOPナンバー①や、デカダンな薫り漂う③、悲壮なメロディが胸を締め上げる70年代HR風バラード⑫等、キャッチーな哀メロ・センスが冴え渡る
…続き

USER OF A COMMON NAME-User ★★★ (2015-06-02 23:20:23)

「中古盤が格安価格で買える名盤コンテスト」でも開催したら、上位入賞は確実と目されるスウェーデンの男女混合4人組バンドが、'05年に発表したデビュー作。
澱んだGサウンドに乗っかって、OPナンバーの気怠るげなヴァースが始まった時は「なんだ。評判良いから買ってみたけど、こんなもんか」と失望しかけましたが、勿論それはこちらの早合点。ガラリと雰囲気の変わるサビメロ(叙情性を増幅するKeyアレンジが秀逸)で一気に視界が開けると、そっからはもう本編に夢中ですよ。
先制パンチ役の①や、後に続くガールズ・ポップ的躍動感溢れる曲調に、甘酸っぱいメロディが絶妙に絡む名曲②が証明する通り、とにかくこのバンド・・・というか曲作りを担うリンダ・カールステット(Vo)嬢のメロディ・センスの冴えがグンバツ。時にポップに、時に猛烈な哀愁を伴うメロディは、くたびれきったオッサン・リスナー(俺)の胸さえキュンキ
…続き

USER OF A COMMON NAME-User-Do You ★★★ (2015-06-03 22:43:02)

最高品質のレモンスカッシュの如く、
甘酸っぱくも爽快にハジける曲調に胸踊ります。
でまた、キャッチーなメロディを溌剌と歌い上げる
シンガーのハスキーな歌唱が絶妙なんですよ。

Under Suspicion (2014-09-05 00:07:02)

'99年、それまで数々のセッション・ワークをこなして来たジェフ・アダムス(Vo)、ピーター・ロバーツ(G)、クレイ・シュローデル(Ds)の3人が意気投合。コネのあったFRONTIER RECORDSにレコーディングしたデモテープを持ち込んだところ、そのクオリティの高さに驚かれ、UNDER SUSPISIONの名の下にアルバム制作が決定。
WINGERのキップ・ウィンガー、STARSHIPのミッキー・トーマスらゲストの参加も得て完成したセルフ・タイトルのデビュー作は、'01年に日本でもリリースされ、当時の(アメリカでの)流行の間逆を行く、SURVIVORばりにメロディックで爽快なHRサウンドは高く評価されたが、やはり時期が悪過ぎたこともあって、結局2ndアルバムは作られず終いのままプロジェクトは休止してしまった。

Under Suspicion-Under Suspicion ★★★ (2014-09-05 00:10:15)

こちらのサイトでジミ・ジェイミソンの訃報を知り、ふと思い立って引っ張り出して聴き直しているのが、ジェフ・アダムス(Vo、B)、ピーター・ロバーツ(G)、クレイ・シュローデル(Ds、Key)の3人によって結成されたUNDER SUSPICIONが、'01年に残した唯一作。
ジミとの活動歴がある人達の集まりだけに、その音楽性はSURVIVORと趣きを同じゅうする、スケールの大きなメロディアスHR路線。華美な装飾は必要最低限度に留め、安定した演奏力や類まれなる楽曲構築術といった、素材そのものの良さをストレートに活かしたサウンドは、SURVIVORよりも幾らか精悍な印象あり。
フック満載の収録楽曲はいずれも高いヒット・ポテンシャルを感じさせてくれますが、中でも芯の通った力強さでアルバムの幕開けを宣言する①、Voの包容力溢れる歌唱力が、劇的な曲展開を一層盛り上げるバラード⑤、爽やか且つ
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Under the Guillotine-Guillotine-EXECUTIONER ★★ (2011-05-26 23:26:43)

タイトルにGリフ、スタスタと2ビートで突っ走るリズムと、
80年代マイナー・スラッシュ・メタルの
「あるあるネタ」で固められたような1曲。
初めて聴いた時は笑ってしまったが、
これが'97年の楽曲だってんだから驚く。

Untimely Demise-City of Steel ★★★ (2014-07-13 00:05:23)

カナダのサスカチュワン州出身のスラッシュ・トリオが'11年に発表した自主制作の1stアルバム。
カナダ繋がりなのか、元MEGADETHのグレン・ドローヴァーが、デビューEP『FULL SPEED METAL』に引き続いてプロデュースを担当。のみならずゲストGとしても全面参加して、例えば②のように「MEGADETHの時よりもクオリティ高いんじゃね?」と思わされる、扇情的なGソロを随所で提供してくれています。
スラッシュ/デス・メタル、正統派HM、更にはジャズからも影響を受けたと語るメンバーは、複雑な曲展開もクィックにこなす腕前の持ち主。荒々しくザク切りにされるGリフと、炸裂感溢れるリズム、それにシャウト型Voとが激しく渦を巻き、アグレッシブな曲調を突いてメロディックなGソロが狂い咲くサウンドは、なるほど。確かに「チャック・シュルデナーが加入したMEGADETH」との評価がしっく
…続き

Untimely Demise-Systematic Eradication ★★★ (2014-07-14 22:58:04)

カナダのトリオ・スラッシャーが、新たにサイドGを加えた4人編成となって'13年に発表した2ndフル・アルバム。
エド・レプカの手によるアートワーク(珍しくSFタッチ)に、グレン・ドローヴァーがバンドと共同でプロデュースを手掛け、更にほぼ全曲で鮮烈なGソロを炸裂させる等、今回もデビューから一貫して追及し続けている「チャック・シュルデナーが加入したMEGADETH」ライクなスラッシュ・メタル・サウンドにブレは見られません。これで上手く行ってんだから何を変える必要がある?との自信の声が聞こえて来るかのようですよ。全8曲で30分台と、ザックリまとめられたタイトな収録時間も前作同様。
敢えて変化を探すならば、ツインGがこれまで以上に煽情的なメロディを奏でるようになり、曲展開もドラマティックに整理された点でしょうかね。特に、ハッキリとした起承転結が持ち込まれた②や、押しと引きが活かされた
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V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-At the Movies the Soundtrack of Your Life Vol.1 ★★★ (2021-05-24 23:35:10)

PRETTY MAIDSのクリス・レイニー(G)が発起人となり。PRETTY MAIDSの他にSOILWORK、HAMMERFALL、KING DIAMONDらのメンバーを集めて立ち上げられた、80年代を代表するメガヒット映画の主題歌をメロハー・アレンジでカヴァーするプロジェクトのデビュー作。'20年発表。
コロナ蔓延によるロックダウンの影響でツアーに出れず、仕方なく自宅で映画を見ていた時にアイデアを思い付いたそうで、チョイスされているのは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『ビバリーヒルズ・コップ』『ネバー・エンディング・ストーリー』等々…いずれも映画館やTVの洋画劇場でヘビーローテーションされてきた有名作ばかり。その主題歌ともなれば曲名は知らずとも一度はどこかで耳にしたことがあるお馴染みのメロディ揃いゆえ、懐かしさに思わず頬が緩むというもの。無論ノスタルジーだけに留まらず、改めて
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V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-At the Movies the Soundtrack of Your Life Vol.1-Maniac ★★★ (2021-05-25 22:50:56)

映画『フラッシュダンス』挿入歌。オリジナルを歌っていたのはマイケル・センベロ。
ここではSOILWORKのビョーンと、KAMELOTやTHERIONのリネア・ヴィクストロムが
Voを分け合っています。疾走感溢れる曲調に、憂いを帯びたメロディと
ロック・アレンジがズバリはまった個人的にはアルバムのハイライト・ナンバー。

V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-At the Movies the Soundtrack of Your Life Vol.1-No Easy Way out ★★★ (2021-05-25 23:00:49)

ロバート・テッパーが歌っていた『ロッキー4 炎の友情』主題歌を
SOILWORKのビョーン“スピード”ストリッドをシンガーに据えてカヴァー。
最初にレコーディングされたアルバム作りにおけるキーとなった楽曲だそうで、
両者の声質が似通っていることもあり、殆ど違和感なく楽しめます。

V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-Battle of Metal ★★★ (2013-09-20 23:18:14)

MARINO、RAJAS、HURRY SCUARY、SEXUALという、80年代初頭に関西HR/HMシーンにおいて注目を集めた4バンドの初期音源がまとめて聴ける便利なコンピレーション・アルバムですが、でも本作の主役は何と言ってもMARINOで決まりでしょう。
そりゃ、森川邦子のパワフル&キュートな歌声が華麗に花咲くRAJASや、中間英明のテクニカルなGプレイが閃くHURRY SCUARYは素晴しい。SEXUALは・・・SEXUALはメンバーの顔が凄い。強烈。しかし、MARINOの楽曲が放つ火傷しそうな熱さの前には、全てが霞んで聴こえるというのが正直なところ。流石「関西の重戦車」の異名を伊達じゃねえ。
代表曲“IMPACT”は、パンク・ロックばりのエネルギーを迸らせつつも、大谷令文のGソロはマイケル・シェンカー/ゲイリー・ムーアばりの「気」を放っていますし、ここでしか聴くことの
…続き

V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-Battle of Metal-Shake down ★★★ (2013-09-21 22:21:49)

派手派手なリードB、ラウドに突っ走るDs、
パワー・メタリックなGリフの刻みから
メロディックなソロまでこなすGと、
キャラ立ちまくりな楽器陣に比べると
Voのみが明らかに弱いのですが、このいっぱい
いっぱいな感じが楽曲の持つ焦燥感を盛り上げて
くれていて、これはこれで良し!と。
この曲目当てで本作を買っても損のない名曲です。

V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-Lead Weight~H.M. Rock Compilation from Neat~ ★★★ (2019-11-14 01:43:46)

NWOBHMの盛り上がりが頂点に達した’81年。ムーブメントにおける旗艦レーベルの役割を果たしていた英国はニューカッスルに拠点を置くNEAT RECORDSから、カセットテープのみでリリースされたコンピレーション・アルバム。(後にイタリアではLPがリリース)
参加バンドは同レーベルの看板であったRAVENとVENOMを始め、WHITE SPIRIT、BLITZKREIG、FIST、AXE、AXIS、ARAGORN、BITCHES SIN、WARRIOR、SATAN’S EMPIRE等、全11バンド。NWOBHMコンピ盤の代表作たる『METAL FOR MUTHAS』(’80年)に比べるとIRON MAIDEN級の有名どころは見当たらないものの、どのバンドもGリフ主体に荒々しく押し込んでくる、黴臭い地下スタジオで長髪振り乱して演奏している野郎どもの勇姿が思い浮かぶような、「これぞNW
…続き

V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-Lead Weight~H.M. Rock Compilation from Neat~-Dowm the Road/bitches Sin ★★★ (2019-11-14 23:25:33)

イアンとピートのトゥーミー兄弟により結成されたBITCHES SINが
'80年に制作した7曲入りデモテープに収められた疾走ナンバー。
煮え切らないVoと印象的なGリフを武器にスピーディに押しまくる様は
まさしくTHE NWOBHM!なカッコ良さ。

V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-Lead Weight~H.M. Rock Compilation from Neat~-Inquisitor/raven ★★★ (2019-11-14 23:15:40)

アルバムには未収録で、RAVENとウド・ダークシュナイダーが競演した
12インチ“BORN TO BE WILD”のB面に提供されていた疾走ナンバー。
元祖スラッシュ・メタル・バンドの評価に相応しいスピード感と
アグレッションをまき散らしながら走り抜ける逸品です。

V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-Lead Weight~H.M. Rock Compilation from Neat~-Soldiers of War/satan's Empire ★★★ (2019-11-14 23:30:29)

7分に及ばんとするダークでドラマティックな大作ナンバー。
SATAN'S EMPIREは本作に参加したきりで消息不明になってしまったため
音源のお宝度はアルバム中最も高いと思われる。
ちなみにこれを書くに当たってバンドについて調べてみたら
何と再結成を遂げて'18年に1stフル・アルバムを発表してことを知って驚きましたよ。

V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-Melodical Renaissance ★★★ (2013-11-07 22:08:11)

TERRA ROSAの転生体と聴き紛うコテコテの様式美HMを聴かせてくれる大阪のVOLFEED、歌えるシンガーを擁し展開を多用した技巧派スラッシュ・サウンドで畳み掛ける愛知のHIDDEN、独産風味のパワー・メタルと泣きを含んだ哀愁のVoが組み合わさった東京のGUARDIAN'S NAIL、妖しくも壮大なエピック・メタル絵巻を朗々歌い上げる北海道のFATIMA HILLという、異なる出身地/異なる音楽性/されど一様に高いポテンシャルを秘めた4バンドの音源10曲を収録し、'95年に発表されたコンピレーション・アルバム。
どのバンドも個性がしかと刻印された楽曲を提供してくれていますが、中でも一際印象的だったのがGUARDIAN'S NAILの③。雄々しいジャーマン・メロパワ風味の曲調に、ドン・ドッケン系の哀愁の歌声が乗ったこの疾走ナンバーは、当時西新宿のCD屋で手に取った無料ファンジンで
…続き

V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-Melodical Renaissance-Dreamslave/Volfeed ★★★ (2013-11-09 00:47:32)

パワフルな女性Vo、GとKeyがスリリングに絡み合いながら
TERRA ROSA魂を継承して疾走する和製様式美・・・
というよりも関西様式美HMの魅力爆発なスピード・ナンバー。

V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-Melodical Renaissance-Lunatic Theater/Hidden ★★★ (2013-11-09 00:42:13)

丹羽英彰の伸びのあるハイトーンVoと
テクニカルな楽器陣が高いテンションを保ったまま
7分に及ぶ長尺をダレさずに語り切るスラッシュ・ナンバー。
Voは後にVIGILANTEに加入しますが、HIDDENでも
アルバムをリリースして欲しかったなぁ。
まさしくルナティックでドラマティックな
ツイン・リードGも白眉。

V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-Melodical Renaissance-Second Wind/guardian's Nail ★★★ (2013-11-09 00:32:24)

劇的なイントロだけで胸が高鳴ります。
線は細いが哀愁味満点のVoと、
ジャーマン・メロパワ調の勇壮な曲調の
組み合わせが美味なる名曲。
バンドはこれ以降、プログレッシブな
方向へ進んでしまったのが少々残念でした。

V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-Metal for Muthas ★★★ (2016-05-16 23:04:28)

'80年にリリースされ、NWOBHM勃発を世に告げた伝説のコンピレーション・アルバム(邦題は『へヴィ・メタルへの招待』)。…と持ち上げた端からゲロっておくと、名前は知ってても長らく聴いたことはなかったんですよね。'00年に国内盤がCD化された際に漸く購入した体たらくで。あとタイトルの「マザーズ」も「MOTHERS(おっ母さん)」だと思ったら「MUTHAS(メタル好きの野郎共を意味するスラング)」だったというね…。
しかし、やはり聖典扱いされている作品だけあって、NWOBHM関連のコンピ盤の中では質・量共に充実度はトップクラス。2曲収録という特別扱いで他のバンドとの格の違いを見せつけるIRON MAIDEN(クライヴ・バー加入前で楽曲の攻撃性がアルバム・バージョンに比べ然程でもないのが興味深い)を頭に、メロディアスなツインGを見事に活かし切ったPRAYING MANTIS、オドロオド
…続き

V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-Metal for Muthas Volume Ⅱ ★★★ (2016-05-17 23:14:42)

『METAL FOR MUTHAS』の売れ行きに気を良くしたEMI RECORDSが、逞しき商魂を発揮して、前作リリースから僅かなインターバルで発売まで漕ぎ着けたNWOBHMコンピレーション・アルバム第二弾。(但し日本未発売)
「鉄は熱いうちに打て」との戦略自体は間違っていなかったと思うものの、バンド集めに掛けられる時間が十分でなかったせいか、参加面子が第一弾に比べるとえらく地味。何せ前作でIRON MAIDENが果たしたアルバムのセンター役(OPナンバー担当、2曲提供等)を、今回担っているのがTRESPASSですからね…。
そんなわけでインパクト不足は如何ともし難いものがある本作なれど、しかし「山椒は小粒でもピリリと辛い」との格言通り、面子が地味だからってアルバム自体が退屈かというと、さに非ず。DARK STARの名曲にしてNWOBHMのアンセム“LADY OF MARS”
…続き

V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-New Wave of British Heavy Metal/'79 Revisited ★★★ (2013-09-03 22:29:37)

『LOAD』『RELOAD』発表に伴うインタビューでは、NWOBHMについて「今聴くとあまり良いとは思えないものが多い」「年の取り方が下手な音楽」といった発言をカマしてHR/HMファンをかなりムッとさせたMETALLICAのラーズ・ウルリッヒですが、'89年にNWOBHM10周年を記念して企画、ラーズ自身が収録バンド及び収録曲の選定を担当して'90年にリリースされた本作は、彼の尽きせぬNWOBHM愛が詰め込まれたコンピレーション・アルバムの名盤です。
収録バンドは、大御所から中堅クラス、更にはこのアルバムを聴くまで名前さえ知らなかった(勉強不足で申し訳ない)マイナーどころまでバランスよく取り揃えられていて、後追いファン的には、NWOBHM第一期('79年)を手っ取り早く勉強することの出来る最良のテキストとして、当時非常に重宝しました。「へー、BLACK AXEが改名してWOLFにな
…続き

V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-Rest in Peace - Thanks to Cozy - ★★★ (2013-09-12 23:03:24)

コージー・パウエル突然の逝去に際しては複数のトリビュート・アルバムがリリースされており、個人的にその決定盤として推したいのが、柴田直人プロデュース、元/現ANTHEMメンバーを中心に、実力派ミュージシャン勢の参加を仰いで制作された本作。
収録曲に関しては結構ベタで、8割方がコージーの代表曲で占められているのですが、これは本作がこれ見よがしにコージー・マニア度を誇示する場ではなく、飽くまで真摯な追悼盤だからこそ。であれば、御大の特徴的なドラミングを聴くことの出来る代表曲の類は絶対に外せません。
そうして選出された楽曲の数々を、適材適所に配置され、リスペクトを込めてパフォームする参加ミュージシャン達がこれまた素晴しい。個性全開の者から、完コピぶりが名人芸の域に達している者まで、いずれも深い思い入れを感じさせる熱演を披露してくれています。
中でも強いインパクトを放つのが(個人
…続き

V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS-Thunder and Steel down Under - a Tribute to Riot ★★★ (2015-06-15 23:24:10)

CRYSTAL VIPERのマルタ&バートのガブリエル夫妻が音頭を取って制作。彼らの運営するSKOL RECORDSから1000枚限定で発売され、売上金は故マーク・リアリのお父上に寄付されるというRIOTのトリビュート・アルバム。
参加アーティストについては、既に失恋船長さんが詳細を語って下さっているので省略させて頂きますが、代表曲に正攻法で挑むにせよ、隠れた逸曲を引っ張り出すにせよ、いずれのバンドも――完成度に多少の差はあれど――RIOTに対する敬意溢れるカヴァー・バージョンを提供してくれています。(欧米におけるマイク・ディメオ時代の知名度の低さを実感させられる選曲ではありますけどね)
バラード風にアレンジされた“SOLDIER”を序曲代わりにドラマティックにスタートする“WARRIOR”(AXEL RUDI PELL)、分厚く勇壮なメロパワ調コーラスが印象的な仕上がりの“
…続き

V2-V2 ★★★ (2019-01-31 00:02:10)

V2といっても、第二次世界大戦中にドイツ軍が開発した世界初の弾道ミサイル兵器のことではなく、ましてや小室哲哉とYOSHIKIが結成したスーパー・ユニットのことでもなく。現在はFAIR WARNINGのフロントマンとして知られるトミー・ハート(Vo)が在籍していた、ドイツ出身の5人組のこと。彼らは活動期間中に2枚のアルバムを残しており、本作は’88年発表の1stアルバムに当たる作品です。
ヨーロピアンHMならではのウェットなメロディ・ラインやキレのある疾走感と、大陸産ポップ・メタルを思わす分厚く盛られたコーラス・ワークが合体したOPナンバー①が体現する通り、ここで聴けるのは欧米折衷型HRサウンド。お手本として念頭にあったのが80年代前半のSCORPIONSであろうことは想像に難くないですが、若さ迸るこの時期のトミー・ハートの歌唱がどことなくマイケル・スウィートを彷彿とさせることや、サ
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V2-V2-DYING FOR YOUR LOVE ★★★ (2019-02-01 00:03:39)

欧州HR然とした、VoもGもメロディも歌詞も泣きまくっている哀愁のバラード。
ベタといえばベタですが、ツボなんだから仕方ない。
この頃からトミー・ハートの歌の上手さには際立ったものがありますよ。

V2-V2-TOP OF THE WORLD ★★★ (2019-01-31 23:54:42)

キレキレなGリフとトミー・ハートのシャープなハイトーンVoが
メタリックな高揚感を盛り上げるスピード・チューン。
アルバムの〆に疾走ナンバーを持ってくるバンドは信用できますよ。
躍動感溢れるBも何気に良い仕事しています。

VADER-The Ultimate Incantation ★★★ (2018-06-10 02:10:23)

「ポーランドにVADERあり」と、一躍その名をHR/HMシーンに知らしめた'92年発表のデビュー作。(邦題『秘術』)
帯に刻まれる《世紀末を彩る霊的攻防戦に、我参入せり》なる惹句や、収録各曲に冠された“磔刑の魔徒”“聖者の首級”といった大仰な邦題の数々から迸る、飛ばしまくっていた90年代前半トイズ・ファクトリーの俺ジナルなセンスに痺れる本作ゆえ、さぞかしオドロオドロしいデス・メタルを聴かせてくれる…かと思ったら、この頃のVADER(日本語表記も「ヴェイダー」ではなく「ヴェーダー」)が演っているのは、SLAYERを更に過激にしたようなスラッシュ・メタルだったという。(鼓膜に突き刺さるGソロの狂いっぷりもSLAYER的)
Voは野太い咆哮型デス声ですし、故ドックの苛烈な手技脚技の応酬も既に半端ないものがあり、時にシンセサイザーを用いて荘厳な雰囲気も紡いでみせる手腕はMORBID
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VAIN-No Respect ★★★ (2021-03-25 00:21:04)

デイヴィ・ヴェイン(Vo)というと、スラッシュ・ファン的にはDEATH ANGELの1st『ULTRA VIOLENCE』のプロデューサー。あと個人的に真っ先に思い出すのは喜国雅彦の『ROCKOMANGA』で「宣材写真のポーズがいつも大体同じ人」とネタにされていてちょっと笑ってしまったことなのですが、彼が率いたVAINはデビュー前からKERRANG!!誌の表紙を飾る等して注目を集めたニュー・カマーであり、'90年にISLAND RECORDSから発表された本1stアルバムは、そうした前評判に違わぬクオリティを有していました。
ヴェインのキメポーズ同様、ねっとり絡みつくような爬虫類系の歌声に当初あまり好印象が持てず、「ロックンロール系はパス!」と長らく購入スルーを決め込んでいた本作、しかしアルバムの幕開けを飾るのは意外にも軽快に疾走する①。シングル・カットもされた③もキャッチーな名曲
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VAIN-No Respect-Who's Watching You ★★★ (2021-03-26 00:08:35)

シングル・カットされPVも作られた
アルバムのリーダー・トラック。
軽快に跳ねるキャッチーなメロディ&曲調と
ねっとり絡みつくようなヴェイン独特な歌唱の
コントラストが強い印象を焼き付けます。

VAIN-No Respect-Without You ★★★ (2021-03-26 00:10:47)

クセの強い声質に耳を奪われがちですが、
このドラマティックな泣きのバラードにおける
エモーショナルな熱唱を聴けば、ヴェインが
シンガーとして確かな実力を有していることが
お分かり頂けるのではないかと。

VALENTINE-Valentine ★★★ (2018-03-02 00:26:01)

VALENTINEといってもオランダのロビー様のことではなく、NYはロングアイランド出身の5人組。本作は彼らがプロデューサーにニール・カーノンを迎えてレコーディング作業を行い、'90年に発表したデビュー作。
フロントマンとして伸びやかな歌声を披露しているのは、日本ではソロ・シンガーとしての知名度の方が高そうなヒューゴ。既にこの頃から、口にメントスを含んで歌っているかの如き清涼感に溢れた歌唱と、スティーヴ・ペリーのそっくりさんぶりは確認できます。尚、そんな彼氏の良く伸びるハイトーンVoが映える本作で聴けるのは、ポップでキャッチーなメロディを、分厚いハーモニーとキラキラなKeyで包み、そこにテクニカルなGが適度なエッジを加えるという、まさに教科書通りのメロディアスHRサウンド。
気を持たせるイントロからハード・ロッキンに展開していくOPナンバー①、キャッチーなサビメロが高いヒット
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VALENTINE-Valentine-ONCE IN A LIFETIME ★★★ (2018-03-03 09:25:01)

キラキラなKeyとハード・エッジなGがバランス良く効かされた
初期BON JOVIタイプの哀愁のHRチューン。
湿度がさほど高くない本編にあって、ちょうどいい
アクセントの役割を果たしてくれている名曲。

VALENTINE-Valentine-TEARS IN THE NIGHT ★★★ (2018-03-03 09:28:47)

とにかくこの曲はサビメロの素晴らしさに尽きます。
この手の伸びやかなコーラスを歌わせるとヒューゴは絶品ですね。
あと数年早く発表されていればきっと大ヒットしていたろうに…
と思わされるフック効きまくりのハードポップ・ナンバー。

VALENTINE-Valentine-YOU'LL ALWAYS HAVE ME ★★★ (2018-03-03 09:34:46)

アルバムのフィナーレを感動的に飾るバラード。
哀愁に満ち溢れていますが、泣きよりも
包み込むようなスケール感の方が強く感じられる辺りが
大陸産のHRバンドならでは。
サビを切々と歌い上げるヒューゴのエモーショナルな歌唱が
実に胸を打ちます。

VALKYRIE ZERO-Valkyrie Rising ★★★ (2018-05-25 00:26:50)

女性メンバーを擁するスラッシュ・メタル・バンドは現在じゃ特に珍しくもありませんが、メンバー全員が女性となるとなかなかにレア。しかもそれが日本のバンドとくれば尚のことではないでしょうか。
本作は、80年代末期にデモテープのみを残して解散した大阪出身の4人組が、およそ30年越しで発表に漕ぎつけた1stフル・アルバム。可愛らしいルックスのお嬢さんが華やかに着飾って聴かせてくれるJ-POPテイスト入った今時の邦楽メタルにはあまりピンと来ない我が身なれど(申し訳ない)、革ジャンとバンドTで武装した熟女軍団が「デス声?パワー・グルーヴ?ダウン・チューニング?それ美味いんけ?」と言わんばかりにブチかます、タイム・カプセルで80年代から解き放たれたかのようなオールドスクール極まりないスラッシュ・サウンドには、問答無用で痺れまくりですよ。
特に、ガリガリ刻みまくるSLAYER直系のGリフと疾走
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VANDAMNE-Red Skies ★★★ (2016-02-25 22:56:36)

DEALER?うーん、聞いたことがあるような、ないような…というNWOBHMのマイナー選手(って失礼だな、君は)を前身に誕生したイギリスの5人組VANDAMNEが、'95年にゼロ・コーポレーションを通じてリリースした2ndアルバム。
尤も、本作レコーディング前にリーダーのトレヴ・ショート(Vo、B)を除くDEALER時代のメンバーは脱退済み。しかも今回、曲作りの中心役を担ったのは新加入のギタリストですからね。最早「ニュー・バンド」と表とした方が適当な気もしますけれども。これがどっこい、コマーシャルな方向性も模索していた前作よりも、名曲①やインスト曲②のような疾走ナンバーでスタートを切る本作の方が、よほどDEALER時代に近しい音楽性を追求しているんだから面白い。
つっても全く同じ音というわけでもなく、英国シンガー然とした滋味を保ちつつ確実な技量向上を遂げたトレヴの歌唱と、抒情
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VANDAMNE-Red Skies-To the Bone ★★★ (2016-02-26 22:56:52)

DEALER時代にも負けないアグレションを
放ちながら疾走するアルバムのOPナンバー。
と言っても、シンガーの技量向上とKeyのフィーチュア度の高さ、
あと新ギタリストのセンスフルなフレージングのお陰で
洗練された雰囲気を身に纏うことに成功しています。

VANDENBERG-Alibi ★★ (2009-08-17 21:12:00)

若さや爽やかさをイメージさせた「青色」から、落ち着きを感じさせる「赤色」へと、ジャケット・アートワークの
変化が物語る通り(?)、ヘヴィ・メタリックな疾走感やエッジが後退し、より成熟したHRバンドへと
その音楽性を変化させた、'85年発表の3rdアルバムにしてVANDENBERGのラスト作。
角が取れ、丸みを帯びたモダンなサウンド・プロダクションに、ボーカル・ハーモニーが強化され、ミドル・テンポの
楽曲がズラリ取り揃えられた楽曲と、以前に増して「聴かせる」姿勢が前面に押し出されており、
エイドリアンのGプレイも相変わらずの泣きとドラマ性を湛えつつ、今回は楽曲の1パートに徹しているとの印象で、
前2作で聴かれたような鮮烈な「華」を感じさせるGソロが炸裂する場面は少ない。
有体に言ってしまうとかなり地味な仕上がりの本作なのだが、ポップで溌剌とした③、
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VANDENBERG-Alibi-Fighting Against the World ★★★ (2009-08-17 21:48:16)

やや大人しめにまとめられた3rdアルバムの中にあって、
重厚且つドラマティックなこの曲のへヴィ・メタリックな
カッコ良さは一際耳を引く。


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