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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 6251-6300
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TRESPASS-Footprints in the Rock-Be Brave ★★★ (2018-07-07 00:07:50)
ヘタウマVoが歌う曇天模様の歌メロといい、
早歩きのテンポに乗せて、伸びやかにハモるツインGが
奏でる湿った旋律といい、80年代初頭のTRESPASSが
そのまんま現代に蘇ったかのような逸品。
初期PRAYING MANTIS好きにもお薦めです。
TRESPASS-Footprints in the Rock-Footprints in the Rock ★★★ (2018-07-07 00:22:42)
本編中においてはハード寄りな仕上がりを聴かせるアルバム表題曲。
仄暗い緊迫感を湛えてGが奏でるメイン・メロディが耳に残ります。
ツイン・リードGのメロディアスな絡みや、
Voの(良い意味で)垢抜けない歌メロがいかにもNWOBHMな趣き。
HR/HM史に足跡を刻みたいというメンバーの思いが託されたタイトルも秀逸ですよ。
TRESPASS-Footprints in the Rock-Mighty Love ★★★ (2018-07-07 00:14:38)
適度な疾走感と印象的なテーマ・メロディ、
一緒に歌いたくなるキャッチーなコーラスを有する
これまたNWOBHMの匂いを濃厚に現代に伝えてくれる
アルバムのハイライト・ナンバーの一つ。
Gソロも聴き応えあり。
TRESPASS-The Works ★★★ (2016-05-08 09:11:57)
アルバム・デビューこそ叶わなかったものの、若き日のラーズ・ウルリッヒとジェイムズ・ヘッドフィールドがファンクラブに入会していたりと、NWOBHMマニア筋からの評価は高かった英国サフォーク州サドベリー出身の5人組が、80年代初頭に残した3枚のシングルとデモ音源を取りまとめたアンソロジー盤。(最近第2弾がリリースされたらしい)
冴えない音質、靄った声質のヘタウマVo、湿気ったメロディをしっとり歌い上げるツインG…と、「いかにもNWOBHM」な特徴の数々をフィーチュアしつつ、PRAYING MANTISやHERITAGE辺りを引き合いに出して語りたくなる抒情性&透明感も湛えたサウンドは、聴いていると思わず「清貧」という言葉が脳裏をよぎります。
メロウなイントロで掴みはOKな①と、2本のGによる淡いハモりが印象的な②というデビュー・シングル収録曲、ドラマティックな構成が光る⑥、泣きが
…続き
TRESPASS-The Works-Light Smith ★★★ (2016-05-09 22:52:27)
アンソロジー盤『THE WORKS』のハイライトの一つ。
メロウな前半でじっくりと雰囲気を盛り上げてから、
中間部の劇的なツイン・リードGを切っ掛けに
熱くハードに盛り上がっていく構成が美しい名曲。
TRESPASS-The Works-One of These Days ★★★ (2016-05-09 22:59:34)
デビュー・シングル曲にして、コンピ盤『METAL FOR MUTHAS Ⅱ』
にも提供されたTRESPASSの代表曲(でしょうか?)。
哀愁ダダ漏れなイントロの時点で既に泣けますが、
どこか透明感を湛えたツインGの絡みが更に涙腺に沁み入ります。
それでいて「どうだ!」的な押しの強さが感じられず
「生きててすいません」的うらぶれ感が漂ってくる感じが
良くも悪くもこのバンドの個性かなぁと。
TRESPASS-The Works-Point of No Return ★★★ (2016-05-09 22:48:28)
ギターが紡ぐ泣きのメロディのみならず、
声質自体が哀愁を帯びているVoの熱唱も
辛抱堪らんものがありますね。
音質の貧乏臭さも悲哀を盛り上げていると
好意的に解釈したくなりますよ。
TRILLION-CLEAR APPROACH ★★ (2010-01-06 22:08:00)
1st『TRILLION』がクオリティに見合うだけの成功を収められなかった事に失望したファーギー・フレデリクセン(Vo)が
バンドから離脱。その後任として、彼に匹敵する実力派シンガー、トム・グリフィン('06年にメロディアスHRプロジェクト
AMBITIONにおいて、衰え知らずの美声を披露していましたね)を加入させ、'80年に発表した2ndアルバム。
デビュー作のセールス的な失敗と、音楽シーンの潮流の変化を踏まえて制作された本作は、先行シングル曲①に強く
表れているように、全体的にハードさが抑制され、アレンジや曲展開もシンプルに整理整頓。より聴き易く、
取っ付き易いアルバム作りが志向されている。前作をこよなく愛する向きには、大人しく脇役に徹する楽器陣の演奏に
少々物足りなさを覚えなくもないが、その分、じっくりと聴くことの出来るメロディの素晴しさはこれま
…続き
TRILLION-CLEAR APPROACH-CITIES ★★★ (2010-01-10 01:13:51)
TRILLIONのアルバムとしては1stの方が好きな我が身だが、
TRILLIONの楽曲で一番好きなのは、上手い歌、上手い演奏、
そして美しいメロディにドラマティックな曲展開と、
このバンドの美点が全て詰め込まれた2nd収録のこの名曲。
サビメロの泣きっぷりには何度聴いても涙を誘われます。
TRILLION-CLEAR APPROACH-LOVE ME ANYTIME ★★ (2010-01-10 01:09:31)
トム・グリフィンの歌の上手さが「これでもか!」と
堪能できる名バラード。
ポロポロと零れ落ちて行くかのような美しいピアノの旋律と
スパイシーな音色で楽曲が甘口になり過ぎぬようアクセントを
加えるGも良い仕事してます。
TRILLION-TRILLION ★★ (2010-01-05 22:55:00)
'77年、パトリック・レオナルド(Key)とフランク・バーバレイス(G)を中心に、名うてのセッション・ミュージシャン達が
集まってシカゴにて結成、TOTOやLE ROUXでの活動で知られるボーカリスト、ファーギー・フレデリクセンが
在籍したことでも知られる5人組が'78年に発表した1stアルバム。(邦題は『氷牙』)
産業ロックと呼ぶにはハード&テクニカルで、プログレッシブ・ロックと呼ぶにはポップ&キャッチーという、
中期STYXや後発のTOUCH辺りを思い起こさせる、アメリカン・プログレ・ハードのお手本のようなサウンドが
全編に渡って繰り広げられる1枚で、3~5分台というコンパクトにまとめられた楽曲の中に目まぐるしい曲展開を設け、
突き抜けるようなハイトーンで溌剌と歌い上げるVo、欧州風味の湿り気を帯びた旋律を紡ぎ出すG、多彩な音色を駆使して
本
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TRILLION-TRILLION-BRIGHT NIGHT LIGHTS ★★ (2010-01-06 22:00:46)
快活に跳ねるポップ・チューン。
溌剌としたファーギー・フレデリクセンの歌声と
華やかなボーカル・ハーモニーが
楽曲の爽快感を一層高めていますね。
TRILLION-TRILLION-CHILD UPON THE EARTH ★★★ (2010-01-06 22:05:55)
1stアルバム中、最もプログレッシブ・ロック寄りの
アプローチが取られた本編ラスト・ナンバー。
歌うのはGのフランク・バーバレイスだが(上手い!)
しっとりとした歌唱は曲調にぴったりフィット。
タイトル通りスペーシーな雰囲気を演出する
Keyの良い仕事っぷりが光ります。
TRILLION-TRILLION-HOLD OUT ★★★ (2010-01-06 21:55:06)
溌剌としたハイトーンVoに壮麗なボーカル・ハーモニー、
雄弁に歌うG、全編を華麗に彩るKey、快活に弾けるB、
そして爽快に叩きまくるDsと、ポップでメロディアス、
且つプログレッシブなTRILLIONというバンドの魅力が
存分に発揮された1stアルバムのOPナンバー。
間髪入れずに次曲“BIG BOY"に繋がっていく構成も○。
TRIUMPH ★★ (2007-12-30 11:27:00)
リック・エメットが、VON GROOVEのマイケル・ショットンとタッグを組んだAIRTIMEの『LIBERTY MANIFESTO』を購入。
エメット師匠絡みの作品が、久し振りに国内発売されただけでも目出度いが、80年代前半のTRIUMPH黄金時代を
思わせる作風に仕上がった内容の方も非常に秀逸。華麗なリフ・ワークから、パッションとエモーションを
兼ね備えたGソロ、そして強烈な「泣き」を発散する歌声と、持てる才能全てをスパークさせまくるエメット師匠の
勇姿には、「最高」以外の形容詞が思い浮かびません。
特に、ラテン風味にウットリとなるムーディなインスト曲“HEAD STREAM"から繋がる、
(TRIUMPHの名曲“ALL THE WAY"を彷彿とさせる雰囲気を備えた)泣きのハード・ナンバー“RIVER RUNS DEEP"は絶品。
TRIUMP
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TRIUMPH-Allied Forces ★★ (2007-12-19 22:44:00)
ブルース、ジャズ、クラシック、プログレetc・・・と、様々なジャンルからの影響を消化吸収して
独自のサウンド構築し、母国カナダは元より、アメリカでも絶大な人気を誇ったハードロック・トライアングル
TRIUMPHが'81年に発表した、このバンドの自他共に認める代表作として名高い5thアルバム。
3rd『JUST A GAME』で聴かせたメロディ重視のソフト路線と、4th『PROGRESSIONS OF POWER』で試みられた
エネルギッシュなハードロック路線が、理想的なバランスで融合を果たした本作は、正統派HMナンバーあり、ノリノリの
ロックンロールあり、爽快なハードポップあり、ドラマティックな大作あり、胸に沁みる哀メロ・チューンありと、バラエティ豊かな
楽曲がズラリ揃った、まさにTRIUMPHサウンドの完成形とでも言うべき充実した内容を誇る。(邦題『
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TRIUMPH-Allied Forces-Allied Forces ★★★ (2007-12-20 21:31:08)
5thアルバムのタイトル・トラックにして、
TRIUMPHの楽曲の中でも、最もヘヴィ・メタリックな
アグレッションを発散するスピード・ナンバー。
リフ、歌メロ、パワフルに疾走するリズムのカッコ良さ、
いずれも際立っているが、やはり白眉はリック・エメットのG!
繊細な表現力に長けたギタリストだけど、こういう曲で
ハードに弾きまくっている時も最高です。
TRIUMPH-Allied Forces-Fight the Good Fight ★★★ (2007-12-20 21:37:12)
もうイントロのKeyだけで泣けてくる、TRIUNPHが生み出した
名曲の数々の中でも、更に飛び抜けたクオリティを誇る超名曲。
(邦題は“必戦体勢”)
リリカルなKeyに泣き、切ないVoの歌メロに泣き、哀感が滲み出すGにも泣く。
後半はかなりドラマティックに盛り上がっていくが、
それでも一抹の寂寥感を漂わせた曲調が最高です。
それにしてもリック・エメットの歌声は、この手の泣きメロ・チューンを
歌わせると、凶悪なまでの威力を発揮しますなぁ。
TRIUMPH-Allied Forces-Magic Power ★★★ (2007-12-20 21:25:58)
爽やかに駆け抜けていく曲調と、そこはかとなく漂う哀愁が
えもいわれぬ高揚感を生み出す、TRIUMPHを代表する名曲の1つ。
(HUGOがカヴァーしたりしていましたね)
シングル・カットされ、ヒットしたというのも納得のクオリティ。
TRIUMPH-Allied Forces-Ordinary Man ★★★ (2007-12-20 21:44:08)
壮大にして印象的なコーラスからスタートする、7分以上に及ぶ、
プログレッシブ・ロック・テイストも感じられる大作。
カッチリと起承転結が決まったドラマティックな曲展開が
素晴しいが、全編がセンチメンタルな泣きメロで
彩られているせいか、あまり大仰さは感じられない。
TRIUMPH-Edge Of Excess ★★ (2020-05-03 23:38:25)
作曲クレジットをバンド名義にされることに対しかねてから不満を抱いていたリック・エメットが遂に脱退。後任ギタリストとしてフィル・Xことフィル・ゼニースを加え、新たにVICTORY MUSICと契約を交わしたTRIUMPHが’92年に発表した10thアルバム。ちなみにゲストとしてALIASやVON GROOVEのメンバーの名前がクレジットされていたり。
こちとらリック・エメットに思い入れがバインバインなので、ミスターXだかスーパーXだか知らねえが、いい年こいてXなんて名乗ってる輩にTRIUMPHのギタリストの座が務まるわけねーだろ!と上から目線で批判しまくっていたのですが、しかしそのX氏が現在ではBON JOVIのメンバーなのですから、バンドの見る目の確かさに感心するとともに、己の見る目のなさに顔真っ赤という。
ストレートに押して来る骨太なHRサウンドへと回帰を果たした本編では、
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TRIUMPH-Edge Of Excess-Troublemaker ★★★ (2020-05-04 23:55:00)
ホラー映画「ヘルレイザー3」のサントラに提供された
(但しホラーな雰囲気は微塵も感じられない)イキのいい疾走ナンバーで、
正直映画の方は微妙な出来栄えでしたが、新加入のフィル・XのGプレイが
前面に押し出されたこの曲はカッコイイ。ギル・ムーアも歌とドラムで
溜まっていた鬱憤を晴らすようにハジけまくっています。
TRIUMPH-In the Beginning... ★★ (2007-12-16 15:30:00)
リック・エメット(G、Vo)、ギル・ムーア(Ds、Vo)、マイク・レヴァイン(B、Key)の3人編成で、カナダが
世界に誇るハードロック・トライアングルTRIUMPHが、'76年にカナダ国内のみで発表した1stアルバム。
(元々は『TRIUMPH』というタイトルでリリースされ、再発に際して『IN THE BEGINNIG・・・』というタイトルに変更された)
快活に弾む①や、シャープな疾走感がどことなく初期RIOTを思わせる前半から、リック・エメットのGを活かした
バラード・パートの後半へと繋がっていく、2部構成のロック・チューン④⑤のようなイカした楽曲もあるものの、
全体としては、シンプルで荒削りなアメリカン・ロック・スタイルが貫かれていて、80年代全盛期の
TRIUMPHサウンドを期待して聴くと、ちょっと肩透かしを食らいかねない内容に仕上がっている。
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TRIUMPH-Just a Game ★★ (2007-12-17 21:50:00)
前2作の成功を受け、米メジャー・レーベルのRCAと契約。アメリカ・デビューを飾った、'79年発表の3rdアルバム。
荒削りなロックンロール色が強かった初期数作に比べ、最初からアメリカ市場を視野に入れて作られた本作はハードさが後退。
楽曲もコンパクトにまとめられ、キャッチーなメロディが前面に押し出された、マイルドな作風に仕上がっている。
ロックンロール色と共に、“BLIND LIHGT SHOW/MOON CHILD"や“THE CITY"のようなプログレッシブ・ロックの
薫りを漂わせた、複雑でドラマティックな楽曲が姿を消してしまった点は残念だけれども、1曲1曲が丁寧に練り込まれ、
哀愁のメロディと強力なフックに満ちた、洗練された収録曲の数々は、いよいよ「泣きメロ職人」としてのセンスを
スパークさせ始めたリック・エメットのエモーショナル極まりないGプレイ
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TRIUMPH-Just a Game-Hold On ★★★ (2007-12-17 21:56:46)
シングル・カットされた結果、アメリカのラジオ局で
ヘヴィ・ローテーションされ、TRIUMPHの全米進出の
足掛かりとなった名曲。爽やか且つ軽快な曲調が、
えも言われぬ高揚感を生み出しますね。
TRIUMPH-Just a Game-Lay It on the Line ★★ (2007-12-17 22:03:24)
繊細な冒頭のGプレイからして、既に泣けるセミ・バラード。
後のTRIUMPH流バラードの「型」ともなった1曲じゃないかな、と。
それにしてもリック・エメットは、Gだけでなく、
歌声からも猛烈な「泣き」を発散しまっくてますなぁ。
TRIUMPH-King Biscuit Flower Hour Live ★★★ (2017-02-10 00:39:35)
KING BISCUIT FLOWER HOUR放送用に収録された、TRIUMPHが’81年にアメリカのオハイオ州クリーブランドで行ったライブ音源が’97年にCD化。
彼らのライブ盤と言うと『STAGES』がありますが、絶頂期を迎えたバンドの横綱相撲が楽しめるあちらに比べ、栄光を鷲掴むべくガムシャラに突っ走っていた時期のTRIUMPHの姿が生々しく記録されているこちら。ベスト盤的構成のあちらに対し、一本のショウを丸々収録するこちら…といった具合に、同じライブ盤でもその性質は大きく異なっています。
なので本作におけるメンバーのパフォーマンスは、MCも含め全体的にかなり走り気味という。特にシンガーとしてのみならず、ドラマーとしての実力者ぶりも遺憾なく発揮するギル・ムーア(Vo, Ds)の存在が今作の肝。バンド・サウンドの強力な推進剤の役割も担う彼のパワフルなドラミングに呼応するか
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TRIUMPH-Never Surrender ★★ (2007-12-20 22:54:00)
5th『ALLIED FORCES』の大成功を受け、波に乗るバンドの「勢い」が如実に反映された快作で、
これをTRIUMPHの最高傑作として挙げるファンも多いと聞く、'83年発表の6thアルバム。
繊細さと豪快さのブレンド加減が絶妙だった『ALLIED~』に対し、今回は、より幅広いリスナー層にアピールすべく
ハードロック的な快活さは若干抑え気味にして、その分、洗練されたメロディをググッと前面に押し出した作風で、
前作に比べると、やや大人しくなってしまった印象はあるものの、メジャー・アクトとしての風格漂う、
重厚さを増した収録曲のクオリティといい、泣きメロ職人として天才的センスを発揮するリック・エメットをGを筆頭とする
各メンバーのパフォーマンスといい、名盤だった前作にも全く引けを取らない内容に仕上がっている辺りは流石。
特に、TRIUMPH(とい
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TRIUMPH-Never Surrender-A World of Fantasy ★★★ (2007-12-21 23:45:34)
TRIUMPHが生み出した数々のヒット曲の中でも、
最も頻繁にラジオでオンエアされた実績を持つという名曲。
侘しげなイントロからして既に泣けるが、
ポップさと泣きが絶妙に融合した曲調が、これまた絶品。
TRIUMPH-Never Surrender-All the Way ★★★ (2007-12-21 23:50:16)
個人的に、6thアルバムのハイライト・チューンでもある、
泣きのハード・ナンバー。
アップテンポの曲調と、訴え掛ける様に、
声を振り絞って歌うリック・エメットのVo、
そして必殺のGソロが涙腺を激しく刺激する超名曲。
TRIUMPH-Never Surrender-Little Boy Blues ★★★ (2007-12-22 00:14:32)
TRIUMPHのインスト曲では、これが一番のお気に入り。
いつ、なんどき聴いても泣けて泣けて仕方がない、
リック・エメットの「泣きのG」の真骨頂が堪能できる超名曲。
ブルージーな曲調なれど、濃過ぎず、都会的なクールさが
感じられるのが、エメット先生のGプレイにおいて
特筆すべき点でしょうか。
TRIUMPH-Never Surrender-Never Surrender ★★★ (2007-12-21 23:41:22)
リフだけ聴くとレゲエっぽかったりするんだけど、
その上に乗る憂いを帯びたメロディと、
ドラマティックな曲展開には、レゲエ的な緩さは皆無。
大仰なイントロ“OVERTURE(PROCESSIONAL)"と
併せてお楽しみください。
TRIUMPH-Progressions of Power ★★ (2007-12-18 21:23:00)
大西洋の向こう側で勃発したNWOBHMに影響を受けた・・・かどうかは定かじゃないが、ともかく、3rd『JUST A GAME』の
哀愁や叙情性に包まれたソフト路線から一転、再びハード・ロッキンなエッジがより強調された、
アグレッシブな内容に仕上がっている、'80年発表の4thアルバム(邦題は『重爆戦略)。それにしても酷いジャケット・デザインだ(笑)
前作の、リック・エメットのGとVoがメロメロに泣きまくるメロディ重視の作風に比べると、今回はソリッドな音作りに、リズム隊が
楽曲の中心に据えられ豪快にハジける、ギル・ムーア(Ds、Vo)テイストとでも言うべき味わいが色濃い作風で、
正直、前作をこよなく愛する向きにはちょっぴり肩透かしな内容。
それでも、へヴィ・メタリックなエネルギーが漲る溌剌としたOPナンバー①や、ダイナミックな④といった楽曲は
十分
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TRIUMPH-Progressions of Power-Hard Road ★★★ (2007-12-18 21:31:05)
4thアルバムのラストを締め括るに相応しい、
起承転結がバッチリと決まった、ハードで劇的な名曲。
マイク・レヴァインのツボを突いたKeyプレイと、
胸を締め上げてくる切ない泣きメロの炸裂っぷりに痺れます。
TRIUMPH-Rock & Roll Machine ★★ (2007-12-16 16:54:00)
1stと2ndの収録曲をごっちゃにした、アメリカ・デビュー盤のタイトルも『ROCK'N'ROLL MACHINE』なので
結構紛らわしく、輸入盤を購入する際は注意が必要な、'78年発表の2ndアルバム。(斯く言う自分も、昔間違えました)
オーソドックスなアメリカン・ロック色が前面に押し出され、多少古臭さを感じなくもなかった
1st『IN THE BEGINNIG』に比べると、今回は収録曲の曲調に幅が出て来ているし、キャッチーなメロディも
そこココで聴く事ができるしで、いよいよTRIUMPHが本領を発揮し始めた感あり。
仄かな叙情味が心地良いロック・チューン②や、ジャズ/フュージョン風の展開がクールな都会派バラード・パートから、
力強くハードに盛り上がっていく組曲形式の③④、エメット先生の弾きまくりGプレイが圧巻の、エネルギッシュな
アルバム・タイ
…続き
TRIUMPH-Rock & Roll Machine-Blinding Light Show/moonchild ★★★ (2007-12-16 15:36:29)
スピーディなイントロに続いて、たっぷりと叙情味を含んだ
歌メロが流れ始めた瞬間、多くのTRIUMPHファンが
この曲の出来の良さを確信したはず。
静と動の対比が美しい劇的な曲展開、切なさの滲む歌メロ、
そしてリック・エメットの絶品のGプレイと、
この名曲を聴くためだけに1stアルバムを買っても損はないと
断言しましょう。というか買え。
TRIUMPH-Rock & Roll Machine-NEW YORK CITY STREETS(PART1&PART2) ★★ (2007-12-16 17:23:33)
バラード調のPART1から、ハードロッキンなPART2へと
繋がっていく組曲形式のナンバー。
力強いPART2も良いけど、やはり聴きモノはPART1の方で、
ジャズ/フュージョン風味を上手く取り入れた、
お洒落で都会的、且つクールな雰囲気に痺れます。
TRIUMPH-Rock & Roll Machine-The City: War March; El Duende Agonizante; Minstrel's Lament ★★★ (2007-12-16 17:06:40)
ホルストの“惑星"をモチーフにした、重々しく劇的な導入部の
PART1“WAR DANCE"、リック・エメットによる、スパニッシュGの
妙技が炸裂するPART2“EL DUENDE AGONIZANTE"、
そして、聴いてるこっちの顔が思わず歪んでしまうぐらい
VoとGが壮絶に泣きまくり、ドラマティックに盛り上がって
エンディングを迎えるPART3“MINSTREL'S LAMENT"という
3つのパートから構成される、初期TRIUMPH屈指の超名曲。
TRIUMPH-Stages ★★★ (2017-02-08 23:10:48)
TRIUMPH初のライブ・アルバム。代表曲、ヒット曲がズラリ並べられた本編は、これまでの彼らの歩みを総括するベスト盤としても機能するよう、バンドが’81~’85年にかけて行った3つのツアーからベスト・テイクを集めて構成。ただそのせいで各曲のEDがフェードアウト処理されてしまっていて、ライブならではの「うねり」を演出しきれていない点は痛し痒し。またスタジオ録音の新曲が収められているのも少々蛇足な感が無きにしも非ずか。(本作をベスト盤として捉えれば不思議でも何でもありませんが)
それでも、豪快なリフ・ワークから繊細なGソロまで滑らかにこなすリック・エメット、ドラムとシンガーの二足の草鞋を履くギル・ムーア、BのみならずKeyでもサウンドのボトムをガッチリ支えるマイク・レヴァインのHRトライアングルによる、トリオ編成とは思えぬ迫力とスケール感を有するパフォーマンス、会場の熱狂に後押しされ、
…続き
TRIUMPH-Surveillance ★★ (2007-12-24 22:57:00)
レコード会社との関係悪化や、メンバー間の不和など、制作当時、バンド内部の状況は修復不能な程にガタガタだった
らしいが、まるでそうとは感じさせぬ快作に仕上がった、オリジナル編成では最後の作品となる、'87年発表の9thアルバム。
レコード会社からのプレッシャーで、産業ロック的なポップさが強調されていた前作(でも完成度は高かった)に比べると、
今回は、PROLOUEやPRELUDEを随所に配した流麗な構成といい、ハード・ロッキンなエッジと、哀愁のメロディを取り戻した
楽曲の数々といい、ほんのりとながらも、かつてのTRIUMPHらしさを回復。(コンセプト・アルバムなのだとか)
まぁ、基本的には前作『SPORT OF THE KING』の路線を継承するサウンドだし、リック・エメットのGは完全に脇役に
徹していて、ブルーズ風味の泣きメロや、ドラマティックな曲展開
…続き
TRIUMPH-Surveillance-Carry on the Flame ★★★ (2007-12-24 23:04:53)
“ALL THE KING'S HORSES"から組曲形式で繋がる、
憂いとドラマ性、そして透明感を兼ね備えた、
個人的には9thアルバムの中でも一番のお気に入りの超名曲。
1度クールダウンしてから、再び盛り上がっていく場面の
カッコ良さは、何度聴いても鳥肌です。
(Keyアレンジのセンスの良さも◎)
TRIUMPH-Surveillance-Headed for Nowhere ★★★ (2007-12-24 23:01:55)
スティーヴ・モーズのバカテクGが炸裂する
スリリングなスピード・チューン。
全体的にGは大人しめな9thアルバムの中でも、
この曲のハジケ具合は際立っています。
TRIUMPH-Surveillance-Never Say Never ★★★ (2007-12-24 23:00:08)
美しいプロローグを経てスタートする、
ポップでキャッチー、且つ憂いを帯びたメロディが秀逸な、
9thアルバムの出来の良さを確信させるに十分なOPナンバー。
TRIUMPH-The Sport of Kings ★★ (2007-12-22 21:26:00)
二ール・ショーン、エリック・マーティンといった外部ライターとの共作など、アルバム作りに執拗に口を挟んでくる
レコード会社の存在、ロン・ネヴィソンからミック・クリンクへのプロデューサー交代劇、リック・エメット(G)と、
ギル・ムーア(Ds)&マイク・レヴァイン(B)の対立etc・・・と、バンド内部が軋みを上げる中で制作、'86年に発表された8thアルバム。
レコード会社の要望に従い、ポップで穏やかな作風が強調された本作からは、ブルージーな泣きや、
ドラマティックな曲展開といった「濃い」要素が一掃され、収録曲は何れも爽やかでシンプルな仕上がり。
完全にKeyが楽曲の主導権を握っていて、G以上に目立ちまくる場面も多いため、初めて本作を聴いた時は
「随分、産業ロック化が進んだな~」と感じたものだが、ぶっちゃけ産業ロックも大好物なので、個人的には無問題。
…続き
TRIUMPH-The Sport of Kings-Play With the Fire ★★★ (2007-12-22 21:32:16)
リック・エメットが得意とする、
スパニッシュ風味のギター・インスト曲
“EMBRUJO"から繋がる、泣きのハード・ナンバー。
穏やな雰囲気が支配的な8thアルバムの中では
浮いて聴こえるぐらい、かつてのTRIUMPH風味が
強烈に発揮された超名曲。
TRIUMPH-Thunder Seven ★★ (2007-12-21 23:57:00)
RCAからMCA RECORDSへと移籍して、'84年に発表された7thアルバム。一般的に(質はともかくセールス的に)
このアルバムまでがTRIUMPHの黄金時代とされる事が多いが、実際、本作はその評価に違わぬ優れた内容を誇る。
名手エディ・クレーマーがバンドと共同でプロデュースした、スケール感溢れるモダンな
サウンド・プロダクションのもと、これまで以上にKeyを積極活用し、メロディ重視の姿勢が打ち出された作風からは、
ますますHR/HM的なエッジは失われてしまったものの、どっこい、高いドラマ性と強力なフック、
そして哀愁のメロディを兼ね備えた楽曲のクオリティに関しては、未だ一点の曇りもない。
ミディアム・テンポの曲が大半を占めるため、通して聴くとメリハリに乏しく感じられてしまう構成に難あれど、
1曲ずつ取り出してみれば、その完成度の高さは半端な
…続き
TRIUMPH-Thunder Seven-Follow Your Heart ★★★ (2007-12-22 00:01:06)
「キャッチーなロック・チューン」の
お手本のような仕上がりの名曲。
ライブでの大盛り上がりも無理のない、
高揚感溢れる曲調が素敵過ぎる。
TRIUMPH-Thunder Seven-Time Canon / Killing Time ★★★ (2007-12-22 00:09:20)
抑揚の効いたドラマティックな曲展開と、
「華麗」としか表現のしようのない、
リック・エメットとギル・ムーアのツインVoが大変素晴しい、
“MIDSUMMER'S DAYDREAM"~“TIME CANON"から繋がる
組曲のクライマックスを飾るに相応しい名曲。
TRIUMPH-Thunder Seven-Time Goes By ★★ (2007-12-22 00:04:09)
イントロのリフこそ冴えないが、
ヴァースからサビに掛けての猛烈にフックの効いた哀メロと、
中盤のドラマティックな曲展開で、
その失点を一気に挽回する名曲。
TROJAN ★★ (2007-11-18 19:42:00)
'82年に、英国はウィガンにて、ピート・ウェイドソン(G)が中心となって結成。
'85年にROADRUNNER RECORDSより『CHASING THE STORM』でデビュー。
(確か当時、日本盤も発売されたはず)
新たにスラッシュ・メタルが盛り上がりを見せ始めていた欧州圏では、
パワフルでスピーディなサウンドが好評を博したが、
NWOBHMが終焉を迎え、意気下がる一方だったイギリス本国では
その存在は完璧に無視され、結局、そうした状況に業を煮やしたメンバーが
他の活動へと興味を移してしまったため、解散へと至った。
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