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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 6051-6100
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THERION-Deggial-Eternal Return
THERION-Gothic Kabbalah
THERION-Lemuria / Sirius B
THERION-Lepaca Crifoth
THERION-Lepaca Kliffoth-Black
THERION-Lepaca Kliffoth-Evocation of Vovin
THERION-Sirius B-The Khlysti Evangelist
THERION-Sirius B-The Voyage of Gurdjieff(the Fourth Way)
THERION-Sitra Ahra
THERION-Sitra Ahra-Kings of Edom
THERION-Symphony Masses: Ho Drakon Ho Megas
THERION-Symphony Masses: Ho Drakon Ho Megas-Dawn of Perishness
THERION-Symphony Masses: Ho Drakon Ho Megas-The Eye of Eclipse
THERION-Theli
THERION-Theli-Invocation of Naamah
THERION-Theli-To Mega Therion
THOMAS LARSSON
THOMAS LARSSON-Freeride
THOMAS LARSSON-Freeride-Ruff Boy
THOMAS LARSSON-Freeride-Someday
THRASHER
THRASHER-Burning at the Speed of Light
THRASHER-Burning at the Speed of Light-Bad Boys
THRASHER-Burning at the Speed of Light-Burning at the Speed of Light
THRASHER-Burning at the Speed of Light-Slipping Away
THREAD WORM-DEATHSIDE DESTROY-PLAY ONLY NIGHT SONG
THREAD WORM-PARASITISM
THREAD WORM-PARASITISM-BEYOND THE FUTURE
THREE MAN ARMY-A Third of a Lifetime
THREE MAN ARMY-A Third of a Lifetime-Butter Queen
THREE MAN ARMY-A Third of a Lifetime-Together
THREE MAN ARMY-Three Man Army Two
THREE MAN ARMY-Three Man Army Two-Irving
THREE MAN ARMY-Three Man Army Two-Polecat Woman
THRESHOLD-Dead Reckoning
THRESHOLD-Dead Reckoning-Pilot in the Sky of Dreams
THRESHOLD-Extinct Instinct
THRESHOLD-Extinct Instinct-Part of the Chaos / Segue
THRESHOLD-March of Progress
THRESHOLD-March of Progress-Colophon
THRESHOLD-Wounded Land
THRESHOLD-Wounded Land-Paradox
TIGERTAILZ-Bezerk
TIGERTAILZ-Bezerk-Action City
TIGERTAILZ-Bezerk-Call of the Wild
TIGERTAILZ-Bezerk-Heaven
TILT-Tilt Trick
TILT-Tilt Trick-WHO’S GONNA WIN?
TIM FEEHAN-Carmalita
TIM FEEHAN-Carmalita-Bad Sister

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THERION-Deggial-Eternal Return ★★ (2007-10-29 22:45:57)

優雅に始まり、6人編成時代のIRON MAIDENを思わせる
リフをフィーチュアしながら、
徐々に速度を上げてドラマチックに盛り上がっていく名曲。

THERION-Gothic Kabbalah ★★ (2007-10-21 21:06:00)

LOUD PARK 07で待望の初来日を果たし、期待通りのドラマチックなショウを展開してくれたスウェーデンの
個性派シンフォニック・メタル・バンドが、'07年に発表した10thアルバム。
壮大なオーケストラ・サウンドが、より自然に楽曲の中に織り込まれた事で、従来の優雅さと劇的さを保ちつつも、
ヘヴィ・メタリックな攻撃性を取り戻した本作は、リーダーのクリストフェル・ユルソンが尋常ならざる創作意欲を
発揮した結果、前作『LEMURIA/SIRIUS B』に続いて2枚組仕様と相成ったわけだが、ボーナス・トラックを含めて
全17曲収録、トータル・ランニング・タイムが90分を超えるボリュームにも関わらず、捨て曲なし、
埋め曲なし、ダレ場なしと、相変わらずそのクオリティの高さには微塵の揺るぎもない。
オペラVoに対抗するマッツ・レヴィンのメタルな歌声、リフに
…続き

THERION-Lemuria / Sirius B ★★ (2007-11-01 19:50:00)

欧州圏における高い人気とは裏腹に、フェードアウト気味だった日本での人気低下に歯止めを掛け、メタル・ファンに
「THERION健在なり」との認識を新たにさせた'04年発表の会心の一作。尚、クリストフェル・ユルソンが
己の創作能力をブーストさせた結果、2枚組仕様にて8th『LEMURIA』と9th『SIRIUS B』の同時リリースと相成った。
DISC-1の①で、いきなり4th『LEPACA KLIFFOTH』以降は封印されていたデス声が炸裂する事からも分かるように、
これまで作品の中核を成していたオーケストラ・サウンドが脇へと引き、代わりに、重厚なリフを刻むG、
パワフルなリズムを叩き出すDs&B、ゲスト参加のマッツ・レヴィンのVoといったバンド・サウンドが
前面に押し出され、メタリックなエッジとヘヴィネスが強調された楽曲が、本編の半数以上を占める。
…続き

THERION-Lepaca Crifoth ★★ (2007-10-25 23:04:00)

北欧メロディック・デス・メタル黎明期の'93年に発表された3rd『SYMPHONY MASSES:HO DRAKON HO MEGACE』は、
その後のシーンの隆盛を予感させる作品の1つだったが、'95年発表のこの4thアルバムに至っては、
そこから更に一足飛びの音楽的進化を遂げ、ファンの度肝を抜いた。
重く禍々しいリフ・ワークと、クリストフェル・ユルソンのアグレッシブなVoスタイルにこそデス・メタルの面影が
残るものの、スピードを控えめにしてジックリとドラマを醸成する曲調や、気品と優雅さを演出するオペラVo、
リフにソロにと大活躍して、楽曲のスケール感を高めるKey、そして何より大幅増量されたクラシカルなメロディの
数々から構成される楽曲は、最早、デス・メタルと言うよりも、シンフォニックなヘヴィ・メタルといった趣き。
勿論、デス・メタリックなブ
…続き

THERION-Lepaca Kliffoth-Black ★★ (2007-10-27 13:49:52)

引き摺るようなヘヴィ・リフに怒号と美しいソプラノVoの
対比も鮮やかな序盤から徐々にスピードを上げて行き、
疾走するリズムの上に、ゆったりとした勇壮なメロディが乗るインスト・パートは、
どことなくジャーマン・メロディック・パワー・メタルを思わせるドラマティックな名曲。

THERION-Lepaca Kliffoth-Evocation of Vovin ★★ (2007-10-27 13:55:22)

疾走するイントロのGとKeyのリフで掴みはOK。
あまり上手くはないが、「聴かせる」メロディを丁寧に紡ぐ
クリストフェルのGも美味しい。
オーケストレーションとオペラティックなコーラスを効果的に使って
アルバムのラストを締めるべく怒涛の盛り上がりを見せる様は、
殆ど「ファンファーレ・メタル」といった趣き。

THERION-Sirius B-The Khlysti Evangelist ★★ (2007-11-01 23:19:45)

怪僧ラスプーチンをテーマにした歌詞に相応しく、
聴いているとロシアの凍土が思い浮かぶ、
寒々しく、荘厳で怪しげな雰囲気が素晴しい。

THERION-Sirius B-The Voyage of Gurdjieff(the Fourth Way) ★★★ (2007-11-01 23:09:44)

“THE WILD HUNT"以来、久々の直球パワー・メタル・チューン。
ただし、オーケストラ・サウンドの使い方が、より洗練されたせいか、
“THE WILD~"よりも遥かにドラマチック。

THERION-Sitra Ahra ★★ (2010-10-23 01:05:42)

マッツ・レヴィン(Vo)やリズム隊が脱退する等、バンドの陣容は大きく様変わりしているものの、ブレインたる鬼才クリストフェル・ユルソン(G)さえ健在ならばそれで万事OKなTHERION、'10年発表の11thアルバム。
シンフォニックな華麗さ以上に、へヴィ・メタリックな重厚感やアグレッションを強調した作風は前2作と同様だが、それもその筈で、本作は8th『SRIUS B/LEMURIA』レコーディング時にクリストフェルが尋常ならざる創作意欲を発揮した結果、膨大に書き溜められ同アルバムには収まりきらなかったマテリアルによって構成されており、実質的には10th『GOTHIC KABBALAH』よりも以前の時系列に位置する作品とのこと。
但し「だからと言って余り物で構成されてるわけじゃないよ」とクリストフェルが語るように、壮麗、劇的、それでいてヘヴィネス漲るOPナンバー①を手始めに、今
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THERION-Sitra Ahra-Kings of Edom ★★★ (2010-10-23 01:19:11)

エキゾチックなメロディ、IRON MAIDENばりに劇的にハモる2本のG、
壮麗なオーケストレーションにオペラティックなコーラス、
山あり谷ありで緩急に富んだ曲展開・・・と
現行THERIONの魅力の全てを結集したかの如き必殺の名曲。
この曲を聴くためだけにでも、『SITRA AHRA』を購入する価値が
あるんじゃないでしょうか?

THERION-Symphony Masses: Ho Drakon Ho Megas ★★ (2007-11-14 20:30:00)

'93年にリリースされ、日本の輸入盤市場でもかなり話題となった、初期メロディック・デス・メタル・シーン
屈指の名作の1つにして、初期THERION(デス・メタル路線)の集大成的作品でもある3rdアルバム。
'90年発表の前作『BEYOND SANCTUM』において、早くもメロディへの拘りを発揮していたTHERIONだが、本作では
そのセンスがいよいよ全面展開。大々的にフィーチュアされ、クラシカルなフレーズや大仰なファンファーレを
奏でるKey、寒々しく悲哀に満ちたメロディを紡ぎ出すG、起伏に富んだダイナミズム溢れる曲展開によって演出される、
宗教的荘厳さやオペラティックなドラマティシズムは、前2作とは比較にならないレベルの高さ。
とは言え、重く、暗く、引き摺るように刻まれるGリフ、ディープなグロウルを響かせるVo、自己主張の激しいB、
要所で炸裂
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THERION-Symphony Masses: Ho Drakon Ho Megas-Dawn of Perishness ★★ (2007-11-18 18:12:38)

THERIONがデス・メタル・バンドから大きく変貌を遂げた事を
端的に物語る、3rdアルバムのハイライト・チューン。
正統派へヴィ・メタリックなリフのカッコ良さが際立っています。
あと、何度聴いても最後の歌詞の部分が
「童貞」「辛いです」というコール&レスポンスに聞こえて仕方がない。

THERION-Symphony Masses: Ho Drakon Ho Megas-The Eye of Eclipse ★★ (2007-11-18 18:20:12)

メロディック・デス・メタル・バンドとしての
THERIONの魅力を判り易く伝える名曲。
暗黒版“FINAL COUNTDOWN"といった趣きのファンファーレを伴って、
ヘヴィなミドル・パートから高速ブラスト・パートまで、
振幅の激しい曲展開は、非常にダイナミック且つドラマチック。

THERION-Theli ★★ (2007-10-24 23:35:00)

LOUD PARK 07での初来日公演を体験して以来、すっかりTHERION熱が高まってしまった為、最近は彼らの
作品ばかり聴いているのだが、その中でも一番のお気に入りは、やはり、この'96年発表の5thアルバム。
ブルータルなデス・メタル・バンドとしてスタートを切ったTHERIONが、メロデス・シーン初期の名作の1つとして名高い
3rd『SYMPHONY MASSES:HO DRAKON HO MEGACE』と、音楽的に大化けを果たした衝撃の4th『LEPACA CRIFOTH』を経て、
遂にTHERION流メタルの基本形を確立するに至った本作は、レーベル移籍によりアルバムの制作環境が整った事で、
サウンド・プロダクションが飛躍的な向上を遂げただけでなく、これまでよりも更に大胆に投入されたKey、ストリングス、オペラVo等の
効果を得て、ドラマ性やス
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THERION-Theli-Invocation of Naamah ★★★ (2007-10-27 14:01:15)

THERION・・・というか、クリストフェル・ユルソンの美意識の結晶と言うべき
美しくも激しく、そして堪らなくドラマチックな超名曲。
『THELI』のハイライト・チューンであるだけでなく、
THERIONの全楽曲の中でも屈指の完成度の高さでしょう。

THERION-Theli-To Mega Therion ★★ (2007-10-27 14:05:40)

彼らのテーマ曲であり、ライブの定番曲でもある。
「THE WORLD WILL BURN BY SORATHS FLAME」
「AND THROUGH THE SOLAR SIGN PROCLAM」
の部分の掛け合いは、THRIONのライブのお約束。

THOMAS LARSSON (2019-12-17 00:26:59)

リッチー・ブラックモア、ウリ・ジョン・ロート、スティーヴ・モーズ、ラリー・カールトンといったミュージシャンに憧れてギタリストの道を歩み始め、18歳の時にSIX FEET UNDERに加入して2枚のアルバムにそのプレイを刻む。
80年代後半から90年代前半にはBALTIMOOREやYEAH BOP STATIONといったバンド/プロジェクトに参加。更にヨラン・エドマン、ジョン・レヴィン、ヘンポ・ヒルデンらとKING SIGURDを結成し、後にここにEUROPEのリズム隊が合流する形で、グレン・ヒューズのバック・バンドが出来上がることになるという。
ジョン・ノーラムの紹介でグレンのソロ『FROM NOW ON…』のレコーディングに関わり、来日公演にも帯同した後、自身初のソロ・アルバム『FREERIDE』を完成させ'96年に日本のみでリリース。'06年には10年ぶりに2ndソロ『H
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THOMAS LARSSON-Freeride ★★★ (2019-12-17 00:31:27)

トーマス・ラーソンと言えば、北欧メタルファンには「スウェーデンのDEEP PURPLE」ことSIX FEET UNDERのメンバーとして知られ、またドラッグ禍から立ち直ったグレン・ヒューズ復活を満天下に知らしめた名盤『FROM NOW ON…』(’94年)の誕生と、同作発表に伴う来日公演にも立ち会ったギタリスト。本作は彼が'96年に発表した初めてのソロ・アルバムで、日本盤は我らがゼロ・コーポレーションから発売されています。
キャリアがキャリアだけに、当然様式美系なサウンドを期待してしまうのが人情というものですが、意外にも本作に託されているのは、ブルージーな泣きのインスト曲からグルーヴィなロックンロールまで、黒っぽいフィーリング携えた渋めのHRサウンド。グレンがゼロに残したソロ諸作にも通じる方向性で、ヨラン・エドマン、エリック・ヤルマーソンらゲストVoの歌い回しもグレン・ヒューズ風。
…続き

THOMAS LARSSON-Freeride-Ruff Boy ★★★ (2019-12-18 00:42:45)

気怠いグルーヴがたゆたう前半はグレン・ヒューズの
ソロ作を思わせる横ノリ進行ですが、中盤で曲調がテンポアップすると
メロディは冷ややかさを、トーマスのGプレイも切れ味を一気に増すという
一粒で二度美味しい仕上がりの7分越えの大作曲。
ヨラン・エドマンがかなりグレンに寄せた歌声を披露していて、こちらも流石の上手さ。

THOMAS LARSSON-Freeride-Someday ★★★ (2019-12-17 01:03:38)

全体としてはブルージーなテイストが色濃いアルバム『FREERIDE』において
最も北欧メタル風味を濃厚に発散しているHRナンバー。
軽快に疾走するリズムに乗せて、哀愁の滲むVoが歌うキャッチー且つ
哀愁を湛えたメロディと、トーマス・ラーソンのよく練られたテクニカルな
Gプレイが、心の琴線もジャカジャカ掻き鳴らしてくれます。

THRASHER ★★ (2009-02-15 17:58:00)

'83年、THE RODSのドラマー(MANOWARの1stデモでもドラムを叩いていた事で知られる)
カール・カネディが、これまたMANOWARのメンバーと関係の深いギタリスト、
元SHAKIN' STERRTのアンディ“DUCK"マクドナルドと共に立ち上げたHMプロジェクト。
'85年にMUSIC FOR NATIONSから発表したアルバムには、ビリー・シーン(MR.BIG)、
故レット・フォリスター(RIOT)、ダン・スピッツ(ANTHRAX)、ジェイムズ・リヴェラ(HELSTAR)、
ダン・ビーラー(EXCITER)、ジャック・スター(VIRGIN STEELE)ら、有名ミュージシャンが
多数参加している事が話題を呼んだ。
THRASHERというプロジェクト名に反して、アルバムで聴けるサウンドは豪快なアメリカンHM路線だが、
面子が面
…続き

THRASHER-Burning at the Speed of Light ★★ (2009-02-15 18:14:00)

THE RODSのドラマーにして、ANTHRAX、OVERKILLといったバンドの初期作のプロデュースを手掛ける等、
当時、NYへヴィ・メタル・シーンのちょっとした顔役でもあったカール・カネディが、元SHAKIN' STREETの
アンディ・マクドナルド(G)と共に立ち上げたHMプロジェクトTHRASHERが、'85年に唯一残した作品で、
ビリー・シーンやダン・スピッツら、日本でも名の知れたミュージシャン連中が多数参加している事でも話題となった1枚。
RIOTファンゆえ、故レット・フォリスター(Vo)の名前に釣られて購入した本作だったが、THRASHERというプロジェクト名に反して、
内容にスラッシュ・メタル色は皆無。どちらかと言えば、豪快なアメリカンHMサウンドがその持ち味で、カールの本職バンドである
THE RODSを思わせる部分もあり、あのバンド
…続き

THRASHER-Burning at the Speed of Light-Bad Boys (2009-02-15 21:00:41)

まぁ、どーっつう事のないロックンロール・ソングなんですが、
これをレット・フォリスターが、あの独特の声質を駆使して
熱唱すると、途端に聴き応えのある佳曲に早変わり。
得難いシンガーでしたねぇ・・・。R.I.P.

THRASHER-Burning at the Speed of Light-Burning at the Speed of Light ★★ (2009-02-15 20:52:38)

アルバム表題曲にして、本編のハイライト的存在の名曲。
ダン・ビーラー(EXCITER)のカミソリVoもインパクト十分ながら、
やはり本曲最大の聴き所は、アンディ・マクドナルド、ダン・スピッツ(ANTHRAX)、
ジャック・スター(VIRGIN STEELE)、そしてSAVOY BROWNのキム・シモンズによる
豪華なGバトルでしょうか。

THRASHER-Burning at the Speed of Light-Slipping Away ★★ (2009-02-15 20:57:19)

アメリカン・へヴィ・メタル調の楽曲が並ぶ本編の中にあって、
この曲はGリフといい、Voの歌うメロディといい、
ブリティッシュHMテイストが色濃く感じられる仕上がり。
ドラマティックなGソロも○。

THREAD WORM-DEATHSIDE DESTROY-PLAY ONLY NIGHT SONG ★★ (2007-11-18 18:23:52)

イントロで溜めてから、猛烈な疾走へと転じるという、
スラッシュ・メタル・アルバムのOPチューンとして
教科書通りの展開を聴かせてくれる1曲。
リフのカッコ良さはなかなかのモノ。

THREAD WORM-PARASITISM ★★ (2007-11-12 22:36:00)

同じSKULL CRUSHER RECORDSに所属するビジュアル系スラッシュ・メタル・バンドで、バンド名の語感も
似ているせいか、時々、北海道出身のGURADGE/CURSE(良いバンドでした)とゴッチャになってしまう事が
あるのだが、本作は大阪出身の4人組THRED WORMが'95年に発表した1stアルバム。
元ROSENFELDのVo、HISAYOSHIがバンドと共同でプロデュースを手掛けているという事で、サウンド的にもROSENFELDと
共通点の多いパワー/スラッシュ・メタルを演っているが(機械的なエフェクトで歪められたVoの歌唱はもろHISAYOSHI風)、
畳み掛けるように疾駆するOPナンバー①から、尋常ならざるアグレッションを発散するラスト・ナンバー⑧に至るまで、
重厚に刻まれるリフ、硬質なビートを叩き出すリズム隊、なかなかに聴かせる
…続き

THREAD WORM-PARASITISM-BEYOND THE FUTURE ★★ (2007-11-18 18:29:34)

デビュー作の中でも一際メロディアスな8分以上に及ぶ大作曲。
メロディアスに歌い上げるVoや、
じっくりと聴かせるGソロなんかを駆使して、
長尺を飽きさせずに最後まで聴かせきる手腕は立派なもの。
この曲のみ、Voに機械的なエフェクト処理が施されていない点も良い。

THREE MAN ARMY-A Third of a Lifetime ★★★ (2016-01-18 21:45:23)

元祖HMギタリストとも言われるエイドリアン・ガーヴィッツが、兄のポール(B)、元SPOOKY TOOTHのマイク・ケリー(Ds)と共に立ち上げたバンドのデビュー作('71年)。
その本作を語る上で、まず外せないのがOPを豪快に飾る名曲①。軽快に刻まれる単音Gリフと、ドタバタ駆け回るリズムにグイグイ先導されて、熱気を放ちながら各楽器陣がドライヴしまくる様が完全にHMスタイルの先取り状態でカッコイイの何の。
この名曲を聴く為だけにでも購入する価値大いにありですが、実はその①は本編において例外的な楽曲で、全体的には70年代HR作品らしい、メロディアスでバラエティに富んだサウンドが志向されていたりして。
それでも、ストリングスに彩られた優美なバラード④で繊細にアコギを爪弾き、一転ワイルドな⑥ではBと息の合ったコンビネーションを披露し、そしてメロトロンをフィーチュアしたプログレ・
…続き

THREE MAN ARMY-A Third of a Lifetime-Butter Queen ★★★ (2016-01-19 22:20:23)

ホットにドライヴしまくるエイドリアンのGのみならず
ドカドカ暴れ回るDs、Gにバチバチ絡んでくるBの
バトルっぷりが堪らなくスリリングでテンション馬鹿上がり。
まさしくHMスタイル先取りの名曲ですね。

THREE MAN ARMY-A Third of a Lifetime-Together ★★★ (2016-01-19 22:27:37)

メロトロンの抒情的な音色がプログレッシブ・ロック的感触も
付与しているアルバムのラスト・ナンバー。
終盤に向けて切れ味と緊迫感を高めていくGプレイのみならず
物悲しいメロディを訥々と歌うシンガーとしても良い仕事しています。

THREE MAN ARMY-Three Man Army Two ★★★ (2020-11-17 01:03:51)

元祖HMギタリストというと真っ先にその名が思い浮かぶアーティストの一人、エイドリアン・ガーヴィッツ(G)が、アメリカからイギリスへ帰国後、兄弟のポール・ガーヴィッツ(B)と共に結成したバンドTHREE MAN ARMY、’72年発表の3rdアルバム。タイトルが『TWO』なのに3rdアルバムとはこれいかに。しかも『3』と名付けられた未発表曲集まで別にあるというのがややこしさに拍車を掛ける。
1stでは複数のセッション・ドラマーが起用されていましたが、今作では(前作同様)名手トニー・ニューマンのみ起用。その効果がてきめんに表れた、名曲“BUTTER QUEEN”に匹敵するメタリックなアグレッションを放射するOPナンバー①を始め、ジェフ・ベックとの活動等で知られるこの腕利きの存在は、サウンドの迫力底上げに大きく貢献してくれています。次曲以降も、ブルージーな泣きが迸る②、疾走感溢れる③、タ
…続き

THREE MAN ARMY-Three Man Army Two-Irving ★★★ (2020-11-17 23:26:19)

どことなくYESの“HEART OF SUNRISE”を思い出したりもする
イントロのマシンガン・リフからしてもろにメタル。
荒れ狂うGに、受けて立つB、緩急の効いた曲展開…
楽器陣の丁々発止の絡みに圧倒されつつ聴き惚れる名曲です。

THREE MAN ARMY-Three Man Army Two-Polecat Woman ★★★ (2020-11-17 23:18:53)

豪快に刻まれるGリフに熱いシャウトといい、
HMのプロトタイプと呼びたくなるハード・ナンバー。
途中から曲の主導権を強引に奪うトニー・ニューマンの
派手なドラミングにも耳を奪われます。

THRESHOLD-Dead Reckoning ★★★ (2019-08-26 00:34:00)

カール・グルーム(G)率いるTHRESHOLDが'08年に発表した7thアルバム。後追いで聴いた次作『MARCH OF PROGRESS』(’12年)の傑作ぶりに感銘を受け、買ったはいいが積んだままにしていた本作も慌ててCD棚から引っ張り出してきましたよ。
EDGE OF SANITY等の活動で知られるフィンランドの鬼才ダン・スウァノがゲスト参加、デス声でコーラスを加える重厚にしてアグレッシブなOPナンバー①が物語る通り、本作においても、精緻に絡み合う楽器陣のアンサンブルとドラマティックな曲展開を活かし繰り広げられるプログレ・メタル・サウンドの切れ味は、一切鈍ることなく健在。メカニカルに刻まれるリフ&リズムが醸し出す冷ややかな空気と、切なさを湛えた抒情メロディやコーラス・パートを美麗に彩るボーカル・ハーモニーとが絶妙に描き出すコントラストは、さながら雲間から差し込む陽光のように聴く
…続き

THRESHOLD-Dead Reckoning-Pilot in the Sky of Dreams ★★★ (2019-08-26 23:41:36)

10分近くある大作ナンバーながら、大仰に構えたところはなく、
憂いに満ちたVoを前面に押し立て、それをGとKeyが抒情的にバックアップする様は
さながらメロディアスHRの如し。特に儚く舞うボーカル・ハーモニーの
泣きっぷりは涙腺を直撃してきますよ。長さを全く感じさせない名曲です。

THRESHOLD-Extinct Instinct ★★★ (2022-12-01 01:20:44)

遅まきながらイギリスのベテラン・プログレッシブHMバンドTHRESHOLDに対する興味が再燃し、00年代以前に発表された彼らの初期のカタログを中古屋で見かける毎にコツコツと買い集めて早数年。彼らの作品は日本盤が出たり出なかったなのですが、’97年発表の早口言葉みたいなタイトルも印象的なこの3rdアルバムは、ファンダンゴから日本盤がちゃんとリリースされています。
前作1枚のみで脱退した2代目Voグリン・モーガンの後任として、初代フロントマン――これ以降も出たり入ったりすることとなる――ダミアン・ウィルソンの復帰という人事異動を経た本作なれど、内容の方は、重々しく刻まれるリフ&リズム、山あり谷ありの険しい道のりを越えた末に美しい絶景が目の前に広がっていくような、複雑にしてダイナミックに編まれた曲展開、その上で潤いに満ちた歌メロを拾っていくダミアンのVoと、デビュー作で提示した音楽性を順
…続き

THRESHOLD-Extinct Instinct-Part of the Chaos / Segue ★★★ (2022-12-01 22:30:03)

8分越えの大作ナンバーですが、重厚且つドラマティックな曲展開といい、
妖しくも叙情的なメロディを朗々歌い上げるVoといい、
プログレというよりは様式美ヘヴィ・メタリックな魅力を放っています。

THRESHOLD-March of Progress ★★★ (2019-04-08 00:02:54)

90年代初頭から堅実な活動を継続し、本国やドイツではチャート入りを果たせるぐらいのファン・ベースを築き上げた、カール・グルーム(G)率いる英国のベテラン・プログレッシブHMバンドが'12年に発表した8thアルバム。
このバンドの作品を購入したのは1st『WOUNDED LAND』(’93年)以来かなり久々でしたが、前任シンガーだった元SARGENT FURYのアンディ・マクダウェルが体調不良のため脱退し(その後腎不全で亡くなられていたとは…)、恋愛体質カップルばりに別れたりヨリ戻したりを繰り返しているダミアン・ウィルソン(Vo)がバンドへ三度復帰を果たした本作は、音作りや構成にやや詰めの甘さも見受けられたデビュー当時とは段違いの成長ぶりが披露されていて、感嘆を禁じ得ませんでしたよ。
プロダクションの質の向上は当然のこととして、収録曲の殆どが7~10分台と相変わらずの大作主義を
…続き

THRESHOLD-March of Progress-Colophon ★★★ (2019-04-08 21:51:39)

引っ掛かり気味に進行するリズムの上で、
泣きのGソロ、冷ややかに滑るピアノ、そして潤いを湛えた
ダミアンの歌声が劇的に絡み合う、精緻でありつつキャッチーという、
THRESHOLD流プログレ・メタルの何たるかを示してくれる名曲です。

THRESHOLD-Wounded Land ★★★ (2017-12-18 00:42:50)

カール・グルーム(G)率いる英国の6人組が'93年に発表したデビュー作で、国内盤は翌'94年に我らがゼロ・コーポレーションからリリースされました。
DREAM THEATERが人気赤丸急上昇中だった当時、ゼロはオランダのプログレ専門レーベルSI MUSICと提携して、それなりの数のプログレ/ポンプ・ロック系作品を発売。試しにその内の何枚かには手を出したりしてみたものですが、血気盛んなボンクラ・メタラーにはどれもイマイチ刺激に乏しく、ピンと来なかったというのが正直なところ。
そんな中にあって、ゴッド(国内盤の解説も書いている)の耳目に留まり、BURRN!!誌レビューでもそこそこの評価を得た本作は、ザクザクと刻まれるエッジの鋭いGリフ、重厚なリズム、壮麗にサウンドを彩るKey、それに独特の「潤い声」が印象的なシンガーの歌唱を駆使してダーク&ドラマティックに繰り広げられる、メタリッ
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THRESHOLD-Wounded Land-Paradox ★★★ (2017-12-18 01:17:47)

確かラジオ『POWER ROCK TODAY』でこの曲を聴いて
CDを買いに走った覚えが…。
劇的なイントロで聴き手をぐっと掴み、
声質自体から泣きが滲むVoの熱唱と、
結構ザクザク刻むG、哀メロと静/動の対比が効いた
ドラマティックな曲展開からなる、
ゴッドが高評価を与えたのも納得の名曲ぶり。

TIGERTAILZ-Bezerk ★★ (2018-12-05 23:08:46)

'87年にデビュー。ケバいルックスとロックンロールを武器に「イギリス初のヘア・メタル・バンド」とも「POISONに対する英国からの回答」とも評されたTIGERTAILZが'90年に発表し、UKチャートTOP40に食い込むスマッシュ・ヒットとなった2ndアルバム。
本作から新Voとしてキム・フッカーが加入しており、このメンバー・チェンジが大正解。テクニック的には決して上手いシンガーではないものの、金属質なシャウトが迫力満点のVoを得て、HMとグラム・ロックという英国の伝統が上手いこと融合を見たサウンドがよりワイルドにビルドアップ。鬼の形相のあんちゃんが睨み効かせるインパクト大なジャケットに相応しく、攻撃的に刻まれるGリフとヘヴィなリズム・セクションが、どこかエキゾチックな雰囲気漂わすストリングスを纏ってズンズン突き進むOPナンバー①の迫力を耳にすれば、「見た目で侮っちゃなんねぇ」とお
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TIGERTAILZ-Bezerk-Action City ★★★ (2018-12-06 23:42:32)

リフの切れ味は鋭く、Gソロはフラッシー、
そしてサビメロも実にキャッチーと、
本場LAにも負けない、ペカーッと輝くような明るさで
躍動するポップ・メタル・ソング。

TIGERTAILZ-Bezerk-Call of the Wild ★★★ (2018-12-06 23:44:00)

ワッボーイ!ワッボーイ!
気が付けばコブシ振り上げながら合唱している
爆走ロックンロール・ナンバー。
こういうアグレッシブな楽曲でアルバムを締め括る姿勢は
HMバンドとして非常に信用できますよ。

TIGERTAILZ-Bezerk-Heaven ★★★ (2018-12-06 23:35:31)

気品を感じさせるピアノの旋律が優美さを演出する
英国のバンドならではの格調とドラマ性を湛えたバラード。
QUEENあたりにルーツを見ることが出来るかもしれませんね。

TILT-Tilt Trick ★★ (2018-08-23 23:06:24)

インディーズ・バンドながら、年間100本以上のライブを行い、全国津々浦々を精力的にツアーをして回ったことから「LIVEの帝王」(CD帯にも誇らしげに謳われている)の異名を取った名古屋出身の5人組が、’89年に発表したメジャー・デビュー作(2ndアルバム)
結成当初はKey奏者も在籍し、プログレ寄りの音楽性を志向していたそうですが、メンバー・チェンジを繰り返すうちにサウンドがブラッシュアップされ、本作で聴くことが出来るのは、AEROSMITH等に通じるハード・ロックンロール。正直、自分好みの作風とは言い難かったため、購入以来長らくCD棚の肥やしの一つになっていたのですが、TILTが近年復活を果たし、ライブ活動を行っているとのニュースを雑誌等で見聞きするようになって、久々に引っ張り出して聴き直している今日この頃。
日本のバンドがこの手の音を演ろうとすると、どうしても寒くなりがちな
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TILT-Tilt Trick-WHO’S GONNA WIN? ★★★ (2018-08-26 00:29:00)

楽曲をエモーショナルに盛り上げるVoとGの歌いっぷり
タメの効いたリズム隊の援護射撃と、
何も知らずに聴いたらアメリカのバンドと勘違いしそうな
埃っぽく乾いた哀愁漂わす入魂のバラード。

TIM FEEHAN-Carmalita ★★★ (2023-03-02 00:04:54)

トロピカルな名曲“LEAVING FOR MAUI”を母国カナダで大ヒットさせたことで知られるエドモントン出身のAORグループFOOTLOSE(同名の青春映画とは無関係)。その中心メンバーであり、グループ解散後はデヴィッド・フォスターに才能を認められ全米デビューも飾っているシンガー/ソングライターのティム・フィーアンが、まだ駆け出し時代の’83年に地元のインディ・レーベルからリリースした2ndソロ・アルバム。
国内盤CDのリイシューを中田利樹主宰のCOOL SOUNDが手掛けていることからもお察しの通り、本作で披露されているのは、80年代らしく軽快にシンセを効かせたポップで親しみ易いAORサウンド。この手の作品は心地良く聴ける反面、刺激に乏しくいつの間にか聴き終わってしまっているボンヤリBGMにもなりがちなのですが、本作はティムの溌剌とした歌いっぷりといい、バックを支える楽器陣の存
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TIM FEEHAN-Carmalita-Bad Sister ★★★ (2023-03-03 00:50:17)

歯切れ良く踊るGに先導されて突き進む曲調は
「ハードロック・ナンバー」と表して問題ない
カッコ良さ。それでいてメロディのフックにも
しっかりと気が払われている辺りが流石です。


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