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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 5951-6000
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TED POLEY-Beyond the Fade ★★★ (2024-02-06 00:43:30)
本丸DANGER DANGERは開店休業状態が続き、THE DEFIANTSやTOKYO MOTOR FISTといったサイド・プロジェクトが活況を呈する最中、看板シンガーたるテッド・ポーリーがFRONTIERS RECORDSから’16年に発表した3枚目のソロ・アルバムがこちら。
同レーベルと初めて組んだ前作『SMILE』はアメリカン・メロハーの快作に仕上がっており、テッド的にもその仕事ぶりに満足がいったのか、本作では収録曲の大半をFRONTIERS RECORDS側が用意したソングライター勢に委ねています。プロデュース及びエンジニアリングはアレッサンドロ・デル・ヴェッキオ、曲作りをVEGAのマーティン兄弟らが手掛け、ゲストには歌姫イッサを招く(バラード④でデュエットを披露)等、万全の陣容でレコーディング作業が進められただけに、軽くアベレージ越えの完成度はまぁ当然といったところ。
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TED POLEY-Beyond the Fade-Sirens ★★★ (2024-02-08 00:20:50)
仄かに哀愁も塗された爽やかなメロディが駆け抜けていく
マーティン兄弟提供のハードポップ・チューン。
テッドのVoは多少加齢による枯れを感じなくもないですが
自身が歌うに相応しい楽曲を得て、魅力的な歌メロを
エモーショナルに歌い上げてくれています。
TED POLEY-Modern Art ★★★ (2024-02-27 00:38:23)
本家DANGER DANGERに音沙汰はなくとも、ソロ・ワークに、TRIXTERのスティーヴ・ブラウンと組んだTOKYO MOTOR FISTと、変わらず多忙なミュージシャン・ライフを送るテッド・ポーリー(Vo)が新たに立ち上げたプロジェクトMODERN ARTの1stアルバム。(’18年発表)
スウェーデンで開催されたロック・フェスに出演した際に親交を深めた同国出身の新鋭HRバンドDEGREEDの協力を得てレコーディングが行われており、「なるほど、これまでのソロ作とは趣きを変えて、こっちでは今流行りの音楽に全力で乗っかったサウンドを追求していくわけね」と、現代美術風のジャケット・アートワークを見ながら勝手に解釈していたのですが、実際に聴いてみると、Keyを生かした煌びやかなアレンジやダンサンブルなリズム・ワークは今風でありつつも、楽曲自体はテッドの甘く切ない歌声が映えるメロディア
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TED POLEY-Modern Art-Running For The Light ★★★ (2024-03-05 00:39:24)
劇的なイントロで掴みはOK。
メロディの切なさを増幅するテッドのVoと、
DEGREEDメンバーのフックを効かせた楽曲構築術が
ガッチリと噛み合った名曲です。
TED POLEY-Smile ★★★ (2021-12-14 00:03:55)
目出度くDANGER DANGERのフロントマンの座へ復帰を果たしたテッド・ポーリーが、’07年にFRONTIERS RECRODSを通じてリリースした2枚目のソロ・アルバム。
DANGER DANGERからの脱退――というか解雇――後、残ったメンバーとバンド名の使用権を巡る裁判沙汰に発展…と、ファンをいたく失望させてしまった90年代の反省を踏まえ(ているのかどうかは分かりませんが、ともかく)、1stソロ『COLLATERAL DAMEGE』(’06年)以降は、かなり自らに求められている音楽性に自覚的に曲作りに取り組んでいる印象で、本作で聴けるのも、仄かに哀愁を含んだメロディ、爽やかな曲調、キャッチーなコーラスの三拍子揃った「これぞアメリカン・メロハーの真骨頂!」と膝を打つサウンドです。
OPナンバーに相応しいフックを有する①を聴けば明らかな通り、テッド自身が優れたソングライ
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TED POLEY-Smile-If I Can't Change Your Heart (Then Let Me Blow Your Mind) ★★★ (2021-12-15 00:37:18)
テッドとマーティン兄弟共作による哀愁のメロディアスHRナンバー。
シンガーとして決してテクニカルなタイプではないものの
全霊を込めるような歌いっぷりが楽曲が放つ熱量と憂いを
より一層際立たせてくれています。
TEER-Teer ★★★ (2020-05-20 01:08:28)
中心メンバーのジョン・ティアー(Ds)からバンド名を頂戴してTEERを名乗ったアメリカはフロリダ州出身の5人組が、'00年にNOW AND THEN RECORDSから発表したセルフ・タイトルのデビュー作(…と思ったら、自主制作の1stもあるのね)
本作は'18年に心臓発作で急逝したギタリストで、フロリダHR/HMシーンのちょっとした顔でもあったラルフ・サントーラの全面バックアップを得てレコーディング作業が進められおり、そのせいか、肉厚に刻まれるバッキングの上で、キャッチネスと哀感が程よくブレンドされた流麗なメロディ、分厚く重ねられたボーカル・ハーモニー、テクニカルなGソロとが華麗に舞うメロディアスHRサウンドは、MILLENIUM、EYEWITNESSといったラルフ絡みのバンドに通じる爽やかな味わいに満ち溢れています。
Voの音程が時折怪しいのはご愛嬌ながら、情熱的な歌いっ
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TEER-Teer-Heaven's Not Enough ★★★ (2020-05-21 01:17:00)
肉厚に刻まれるバッキングの上で、爽やかさと
哀愁が程よくブレンドされたメロディと分厚い
ハーモニーが華麗に舞う、このバンドが目指す
音楽性を端的に示してくれるOPナンバー。
TERRA ROSA (2011-10-16 21:16:14)
数年前にリユニオンしたという噂を見聞きしましたが
新作発表に至っていないのが残念でなりません。
TERRA ROSA-Honesty ★★★ (2011-10-13 23:15:22)
ギタリストを三宅庸介から鈴木広美にチェンジして'88年に発表された2ndアルバム。(正式ドラマーとして元MARINOの板倉淳も加入している)
その新Gの腕前が如何なく発揮されたインスト序曲“ME 262”、それに続く軽快且つ劇的な疾走ナンバー“DO YOU GO AS YOU ARE?”を聴いただけで本編のクオリティの高さは確信出来るが、個人的には、赤尾和重(Vo)の歌唱力が大幅UPしている点が何よりの評価ポイント。
男と聴き紛うばかりの迫力を誇っていた反面(昔彼女の名前を「かずしげ」と間違って読んで、男だと思い込んでいた事は内緒だ)、ドスを効かせようと力み過ぎて音程と表現力に堅さも感じられたデビュー作に比べ、今回は、力強さや歌謡曲ばりのコブシの効き具合はそのままに、歌い回しがよりナチュラルな伸びやかさを獲得しており、収録楽曲のクオリティの底上げに大きく貢献。
“湖底の
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TERRA ROSA-Terra Rosa Live from Coda ★★★ (2017-09-18 22:11:05)
2016年に限定的な規模ながらも復活を遂げたTERRA ROSAが、東名阪で行った3夜限りの再結成ライブの模様を捉えた2枚組実況録音盤。
てっきり名曲/代表曲が大盤振る舞いされるベスト選曲ライブと思いきや、収録曲目を見てビックリ。セットリストはTERRA ROSAがメジャー・デビュー前に制作し、様式美HM愛好家の間で評判を呼んだ2本のデモテープ(後年『PRIMAL~TERRA ROSA RARE TRACKS』のタイトルでCD化された)の収録曲がその殆どを占めているという、非常に攻めた構成。勿論「この曲を演らないわけにゃいかんでしょ!」という “刹那の甘露-SASE-”や“ONE OF SECTINOS“LAP”、そしてラストで観客の大合唱を呼び起こす“FRIDAY’S FREE FAIR”といった定番曲はきっちりと押さえられてはいますけども。
斯様に入門者向けとは言い難い本
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TERRA ROSA-The Endless Basis ★★★ (2011-10-12 23:04:32)
日本が誇る様式美HMの雄・・・というよりも、寧ろ「和製様式美HMそのもの」と言った方が手っ取り早い気すらするTERRA ROSA、'87年発表の1stアルバム。(まずMANDRAKE ROOT RECORDSからリリースされ、その後新たにGやB、Keyの一部等を録り直してジャケットも差し替えた新装盤が、メジャーのKING RECORDSから再リリースされた)
頻発するメンバー・チェンジにもめげることなく、バンドとしてのポテンシャルを高め続けて来た強者だけに、本デビュー作の時点で既に、RAINBOW/DEEP PURPLEからの多大なる影響と、日本の(というか大阪の?)バンド独特のコブシの効いたメロディ・ラインとの組み合わせからなる、劇的且つコテコテな様式美HMサウンドの完成形を耳にすることが出来る。
聴き馴染んだ現在はともかく、昔は赤尾のクドイ歌唱が苦手だったんだけど、足立裕
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TERRA ROSA-刹那の甘露—SASE— ★★ (2011-10-14 21:43:29)
ギタリストを今井芳継にチェンジして'90年に発表するも、残念ながらラスト作となってしまった3rdアルバム。
1stのリマスター盤を買い直したら、解説でウリ川本氏が本作について「TERRA ROSAは作品を重ねる毎に音楽性を拡散させた。特に3rdは×」と批判気味に書いていたが、いやいや、んな事はないでしょう。今回もミステリアス且つ重厚なOPナンバー“刹那の甘露”を手始めに「これが様式美HMでなくて何なのか?」と言いたくなる程バリバリのそっち系路線を猛進していますよ!
・・・というか、自分の中では「TERRA ROSA=和製様式美HMそのもの」という図式が確立しているので、彼らが演った音楽がそのまま様式美HMとして認定されるんですけどね。(猪木/一休さん的に言うなら「踏み出せばその一歩が道となる」みたいな)
前2作に比べると楽曲のクオリティにバラつきが見られる点こそ惜しまれ
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TERRAPLANE-BLACK AND WHITE ★★ (2009-12-29 23:40:00)
ダニー・ボウズ(Vo)、ルーク・モーリー(G)、ハリー・ジェームズ(Ds)が在籍し、THUNDERの前身バンド
としても知られる英国はロンドン出身の5人組が'86年に発表した1stフル・アルバム。
THUNDERのようなブルーズ色は殆ど感じられず、如何にも80年代的な煌びやかなKeyサウンドを大々的に纏った
お洒落(当時)な作風は、ポップに弾む曲調、溌剌としたコーラス・ハーモニー、そしてキャッチーなメロディetc・・・
と絵に描いたようなハード・ポップ路線。この手の音楽を歌うには、ダニー・ボウズのVoはちと声が太過ぎる気が
しなくもないが、歌唱力の高さはこの頃から折り紙付きゆえ、それも弱点という程のものではない。無問題。
個人的には、今のメンバーが聴き返した日にゃ悶死するんじゃないかっつーぐらいポップでキュートな③や、ダニーの熱唱と、
ルークのツ
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TERRIFIER (2018-04-11 23:42:39)
'03年に、VoとGによりカナダのヴァンクーバーにて結成。当初はSKULLHAMMERを名乗り、'11年に1st『DESTORYERS OF THE FAITH』を発表。メンバー・チェンジが繰り返されたことから、’12年にTERRIFEIERと改名する。(バンド名は「恐怖心を抱かせる物(人)」の意味するとか)
同年、『DESTORYERS~』をTERRIFEIER名義で再リリース、’13年には3曲入りEP『METAL OF DEATH』の発表、更に地元中心のライブ活動といった精力的な動きが実を結び、より強力な内容に仕上がった2nd『WEAPONS OF DESTRUCTION』でもって日本デビューを飾った。
TERRIFIER-Weapons of Thrash Destruction ★★★ (2018-04-11 23:50:00)
カナダはバンクーバー出身の5人組が、'17年にTEST YOUR METAL RECORDSから発表した2ndフル・アルバムにして日本デビュー作。
お馴染みアンドレイ・ボウジコフ画伯が手掛けたジャケット・アートワークと、『WEAPONS OF THRASH DESTRUCTION』(直訳すると『スラッシュ破壊兵器』)なるストレート極まりないアルバム・タイトルが物語る通り、本作には終始ヤスリ声で叫び倒すハイテンション&ハイピッチVo、2本のGが刻んで刻んで刻みまくるクランチ・リフ、突進に次ぐ突進を繰り返すリズムとが暴風の如く吹き荒れる、80年代風味満点のスラッシュ・メタルが直球ど真ん中で放り込まれています。尤も、嘗てこの手の音を出していたスラッシャー勢に顕著だった「無理を通せば道理が引っ込む」スタイルとは異なり、メンバー全員が精緻な演奏スキルを有して、息つく暇なく性急に駆けずり回るサ
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TERRIFIER-Weapons of Thrash Destruction-Bestial Tyranny ★★★ (2018-04-13 00:31:22)
てめえらの鼓膜から出血させたらぁ!ってな猛烈さで
冒頭からケツまで徹底的に刻み倒されるGリフの嵐と、
縦横無尽に弾きまくられるGソロの乱舞っぷりに
ひたすら圧倒される高速スラッシュ・ナンバー。
TERRIFIER-Weapons of Thrash Destruction-Sect of the Serpent ★★★ (2018-04-13 00:40:21)
6分越えというアルバム最大の長尺曲。
(インスト序曲“RIDERS OF DOOM”も加えると8分越え)
尤も、だからといって構えた部分は殆どなく、
鮮烈に閃くツイン・リードGを始めとする
テクニカルな技巧と、目まぐるしい曲展開を盛り込みつつ、
暴風の如く一気呵成に吹き荒れる楽曲は
スラッシュ・メタル以外の何者でもないカッコ良さを
主張しています。
TERRY BROCK-Back to Eden ★★ (2008-02-10 19:40:00)
KANSAS、STEVE MORSE BAND、JOHNNY VAN ZANT BAND等でキャリアを積み、スコティッシュHRバンドSTRANGEWAYSがリリースした
2枚の名盤『NATIVE SONS』『WALK ON THE FIRE』に参加した事で、メロディアス・ロック・ファンの間で一躍知名度を
高めたアメリカ人シンガー、テリー・ブロックが、イタリアのFRONTIER RECORDSから'01年に発表した初のソロ・アルバム。
様々なバンドで活動してきた彼氏だが、本作で聴かれるサウンドに一番近いのは、やはりSTRANGEWAYSだろうか。
洗練された哀愁のメロディに彩られた楽曲を、テリーがスティーヴ・ペリーばりの、伸びやかでソウルフルな歌唱を
駆使して歌い上げる様は、まさに産業ロックの鏡といった感じの仕上がりで、心地良いったらありゃしない。
特に
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TERRY BROCK-Back to Eden-Back to Eden ★★ (2008-02-10 19:53:38)
テリー・ブロックが、SURVIVERの天才メロディ・メイカー
ジム・ピートリックと競作した、アルバムのタイトル・トラック。
力強くドラマティック、それでいてメロディは
キャッチー且つ哀愁に満ち溢れているという、
隙のない仕上がりの名曲。
TERRY BROCK-Back to Eden-I Wanna Love Someone ★★ (2008-02-10 19:43:47)
SEに続いて、アコギによって刻まれるリフから
軽やかにスタートする、爽やかでキャッチーなHRチューン。
テリー・ブロックの伸びやかな歌声が心地良い。
TERRY BROCK-Back to Eden-Up All Night ★★★ (2008-02-10 19:49:06)
2ndアルバムのハイライト・チューン。
TOUCHのマーク・マンゴールドが、作曲のみならず
プレイヤーとしてもゲスト参加していて、
もろTOUCH風味のKeyプレイを披露してくれている。
サビとブリッジ部分の哀メロがとにかく最高で、
ここまで強力な楽曲は、STRANGEWAYS時代だってそうはなかった。
TERRY BROCK-Diamond Blue ★★ (2010-09-15 22:15:00)
職人シンガー、テリー・ブロックが実に久々に(10年ぶりぐらいか?)発表した2ndソロ・アルバム。
1stソロ『BACK TO EDEN』ではゲスト参加に留まっていた盟友マイク・スラマーが、今回はギタリスト兼
ソングライターとしてアルバム制作に全面的に関わっていると知り、本作に対する期待は一気に高まったが、
実際、伸びやかでエモーショナルなテリー・ブロックの歌声が活かされた、キャッチーなメロディ満載の
アメリカン・メロディアスHRサウンドは、そうした事前の期待を裏切らない見事なクオリティの高さ。
(作曲クレジットにはSTRANGEWAYSのイアン・スチュワートの名前も確認できる)
前作に比べると少々マッタリとした作風で、ハードロッキンなエッジは後退気味な上に“UP ALL NIGHT"級の
名曲も見当たらないとは言え、中盤以降は本編の勢いも盛り返し
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TESTAMENT-Brotherhood of the Snake ★★★ (2016-12-10 11:16:05)
各国で軒並み好評を得た前作『DARK ROOTS OF EARTH』の成功を受けて、新作では更にへヴィ&メロディアスな方向に歩みを進めるものと思いきや。のっけから鋭角的に切り込んで来るOPナンバー①のGリフの切れ味が体現するかのように、今作は再結成以降の作品の中では抜きん出た「80年代度」の高さ。1stや2ndといった初期の名盤に通じる要素を多分に含んだスラッシーなサウンドを実践してくれていてビックリドッキリですよ。
中でも、前掛かりで歯切れ良く突っ走る③⑨や、イントロから猛然と畳み掛ける⑥、80年代のMETALLICAを彷彿とさせる⑧(アレックスの泣きのGソロが素晴らしい)、重厚な導入から一転、暴風の如く爆走を開始する⑩といった楽曲には、往年のTESTAMENTのエッセンスが濃厚に息衝いていて思わず頬が緩みましたね。
と同時に、今も現役感バリバリで戦い続ける彼らが演ること。
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TESTAMENT-Brotherhood of the Snake-Canna-Business ★★★ (2016-12-11 10:10:24)
ツインGによる劇的な導入部が、なるほど確かにJUDAS PRIEST風。
アレックスのテクニカル且つメロディックなGソロを伴って
激走するパートのカッコ良さが際立っています。
TESTAMENT-Brotherhood of the Snake-Stronghold ★★★ (2016-12-11 10:02:02)
捲し立てるチャック・ビリーの歌唱と
歯切れ良く鋭角的な疾走感、
そこに華を添えるアレックスの華麗なGソロ等、
初期2作を発表した頃のTESTAMENTを
思い出さずにはいられないスラッシュ・ナンバー。
TESTAMENT-Dark Roots of Earth ★★ (2012-09-17 00:28:53)
ドラマーをポール・ボスタフからジーン・ホグランにチェンジして'12年に発表された最新スタジオ作。
てっきりジーンの攻撃的なドラミングを活かした押せ押せの作風に仕上がっているものとばかり思っていたのですが、実際のところ、本作の主役は野太くもメロディアスに「歌う」チャック・ビリーのVo。
例えばブラスト・ビートが導入されている②のような楽曲にしても、聴き終えてドラム以上に印象に残るのは、一層の拡充が図られている彼の歌メロといった按配です。
前作までに培ってきた、スラッシュ・メタルならではの鋭角的疾走感と、エクストリーム・メタル然とした図太いヘヴィネスを十二分に保ちつつも、TESTAMENTなりの「聴かせる姿勢」が追求されているサウンドは、現代版『PRACTICE WHAT YOU PREACH』(もしくは『SOULS OF BLACK』)と言った趣きで、ラストに『PRACT
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TESTAMENT-Dark Roots of Earth-True American Hate ★★★ (2012-09-18 22:15:58)
アルバム中、最も濃厚にスラッシュ・メタルしている
激烈なスピード・ナンバー。
たっぷりとフィーチュアされたGソロ・パートでは
アレックス・スコルニックのみならず
エリック・ピーターソンのギタリストとしての
実力も狂おしい程に咲き誇っています。
TESTAMENT-Live at Eindhoven '87 ★★★ (2016-11-17 00:01:22)
TESTAMENTが、'87年に第2回DYNAMO OPEN AIRに参戦した時の模様を収めたライブEP。長らくCD化されずにほかされていましたが、'09年に漸くリマスター再発が実現。その際には当日演奏されたけどEPには未収録だった5曲(内1曲はアレックス・スコルニックのGソロ)も追加された全10曲の完全版仕様でのリイシューと相成りました。
デビュー間もない時期のライブゆえ、選曲に物足りなさを覚える向きもあるやもしれませんが、逆にスラッシュ・メタル・バンドとしてのTESTAMENTのエッセンスが凝縮された名盤『THE LEGACY』収録曲、それも現在ではライブのクライマックスで演奏されるような名曲の数々が、のっけから出し惜しみなく連打される様が猛烈にカッコイイんですよ。チャック・ビリーのVoやMCにしろ楽器隊にしろ、現在の重厚な佇まいとは異なる、若さに任せた前のめり具合も非常に新鮮
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TESTAMENT-Souls of Black ★★ (2008-09-21 20:35:00)
TESTAMENTのライブの定番ソングとして知られ、先日行われたTHRASH DOMINATION 08でも勿論披露された泣きの名バラード“THE LEGACY”を収録する、'90年発表の4thアルバム。
スラッシュ・メタル・シーンが拡散を始めた時期に制作された作品ゆえ、スラッシーな疾走感やアグレッションをグッと控えめに、よりノーマルなヘヴィ・メタル化が進んだ作風(あと、イマイチな音質)が、ファンの間で賛否両論を呼んだ本作なれど、個人的には前作『PRACTICE WHAT YOU PREACH』よりも好きな1枚だったりする。
その最大の理由は、余りにドライな仕上がりだった『PRACTICE~』に比べ、メロディにヨーロピアンな叙情性が戻って来ている点で、その頂点たるのが、TESTAMENT初の本格的なパワー・バラードの⑧。ここで聴く事の出来る、アレックス・スコルニックの艶と光沢
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TESTAMENT-The Formation of Damnation ★★★ (2008-05-25 17:58:00)
チャック・ビリー(Vo)、エリック・ピーターソン(G)、グレッグ・クリスチャン(B)、そして、久々にバンドへと復帰を果たしたアレックス・スコルニック(G)に、元SLAYER~EXODUSの豪腕ドラマー、ポール・ボスタフという布陣で制作、前作『THE GATHERING』('99年)以来、実に9年振りに発表された9thアルバム。
初期の名曲群をリメイクした『THE FIRST STRIKES OF DEADLY』のリリースや、昨今のスラッシュ・メタル・ブームのリバイバルを鑑みるに、新作は恐らく、1st~4thの作風を踏まえた内容になるだろうと(勝手に)予想していたのだが・・・実際に聴いてみると、初期作のようなスラッシーな疾走感はそれほどでもなく、重厚なGリフに、立ち塞がる物すべてを轢き潰すかの如きリズムが地響き立てて前進するという、ここ数作のブルータル・メタル路線もしっかりと踏まえた
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TESTAMENT-The Legacy ★★★ (2007-01-18 21:53:00)
TESTAMENTの全アルバム中、スラッシュ・メタルならではの爆発的な疾走感が最も堪能できる、'87年発表の1stアルバム。
鋭角的に刻まれるクランチ・リフ、力強く雄々しいチャック・ビリーのVo、アレックス・スコルニックの押しと引きを心得た流麗なG、そしてアメリカのバンドとは思えぬ、欧州風味満点のメロディに彩られた楽曲・・・と、このバンドならではの個性は、本作の時点で既に全面開花。
特に、アレックスのGに至ってはこのアルバム最大の聴き所と言っても過言ではないクオリティを誇る。緩急自在の表現力と、強烈な「泣き」を武器にする彼が①⑥⑨で披露するソロには「絶品」以外の形容詞が思い付きません。
音作りや曲の構成にまだ詰めの甘さが残るため、トータルの完成度では僅かに2nd『THE NEW ORDER』には及ばないが、①③⑥⑧といったTESTAMENT史を語る上で欠かす事の出来ない
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TESTAMENT-The New Order ★★★ (2006-07-04 21:21:00)
名曲中の名曲“OVER THE WALL"が収録されているのは1st「THE LEGACY」なれど、作品自体のクオリティでは、この'88年発表の2ndアルバムの方が大きく上回る。俺の中では。
サウンド・プロダクションの向上といった基本的な部分から、切れ味鋭いリフの尋常でないカッコ良さ、スラッシーな疾走感と欧州風味濃厚な叙情性の理想的な融合っぷり、アグレッシブでありながら、実は非常にキャッチーなメロディ・ラインを歌っているチャック・ビリーのVo、そして益々流麗に、艶やかに冴え渡るアレックス・スコルニックのGプレイ!①“EERIE INHABITANTS"のGソロを筆頭に、激しく泣きながらも決してベタ付く事の無い、その冷たい音色に胸を打たれます。
また「最終戦争後の地球」を題材にしたコンセプト・アルバムと言う事で、ダイナミックな曲展開や、インスト曲の配置箇所などアルバム全体の流れ
…続き
TESTAMENT-The New Order-Eerie Inhabitants ★★★ (2006-04-15 00:07:50)
名盤のOPを飾るに相応しい名曲。なのに人気がないのは、
(日本人には)イマイチ分かり辛く、キャッチーさに欠けるタイトルのせいではなかろうか?なんて。
美しくも終末感漂うイントロ、そのしじまをブチ破りザクザク疾走する鋭角的なリフ、
ドスの効いたチャック・ビリーのVoと、絶妙なタイミングで挿入され、
思わず一緒に叫びたくなる野太いコーラスetc・・・
何れも高品質ながら、やはり白眉はアレックス・スコルニックのGプレイ。
特に荒々しい曲調の中に突如として出現する官能的なGソロは、静と動の落差が生み出すドラマ、
そして美しい泣きメロにハッと胸を突かれること必至。
初めて聴いた時はゾワゾワと鳥肌が立ちました。
THE BRAVE (2015-01-28 23:07:36)
テキサスからサクセスを夢見てロサンゼルスへ出て来たメンバーらによって、80年代半ばに結成されたクリスチャン・メタル・バンド。
元KANSASのジョン・エレファンテに見出され、PAKADERM RECORDSと契約を結び、'92年に1st『BATTLE CRIES』でデビュー。80年代風味満点のメロディックHRサウンドが好評を博し、同作は'93年に日本でもリリースされた。
しかし時は暗黒の90年代。この手の音のバンドが順調に活動できる筈もなく、時流を意識した感じの2nd『TRUST』リリース後にはシーンからフェードアウト・・・。
という文章を書くに当たって調べてみて、何とバンドが女性シンガーを迎えて再結成、'14年には3rd『RISE』を発表していると知って驚いた。ネット上で配信されている音源をちょっと聴きましたが、結構良い感じでしたよ。
THE BRAVE-Battle Cries ★★★ (2015-01-28 23:13:32)
LAを拠点に活動していたツインG編成の5人組が、プロデューサーにディノ&ジョンのエレファンテ兄弟、ミキサーにニール・カーノンを迎えて'92年に発表したデビュー作。
所属レーベルはPAKADERM、歌詞はバリバリのジーザス・クライスト賛歌・・・とくれば明らかな通りのクリスチャン・メタル・バンドで、演っているサウンドも、STRYPERが切り開いたメロディとハーモニーを最重要視するメロディック・ロック。グランジ/オルタナ旋風吹き荒れる当時のアメリカでは既に時代遅れ扱いされてた音ですが、クリスチャン・ミュージック・シーンという一種の特殊空間が、こうした80年代風味満点のサウンドを生き延びさせてくれたわけですね。
流石にSTRYPERほどの神々しさは備わっていませんけど、このバンドはとにかくサビメロ作りが上手い。例えばOPナンバー①なんて、ヴァースは土の薫りさえ漂って来そうな感じなのに
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THE BRAVE-Battle Cries-Running All My Life ★★★ (2015-01-29 22:20:15)
アメリカン・ロックらしいヴァースから始まって、
哀愁が滲むコーラス~ブリッジにかけて
盛り上がっていくタイプの楽曲が多い本編にあって、
この曲は冒頭から哀愁と泣きに満ち溢れています。
でまた、哀愁を増幅するクラウス・マイネ似の
声質のシンガーの熱唱が大変素晴らしいのですよ。
THE COMPANY-The Company ★★ (2007-02-12 20:19:00)
HEATHEN消滅後、アメリカのシーンに見切りを付け、ドイツへと渡ったダグ・ピアシーが
地元ミュージシャン達と結成したスラッシュ・メタル・バンド、'95年発表の1stアルバム。
スピーディでメロディアスでドラマチックというHEATHEN的な楽曲を期待すると、叙情性やドラマ性が後退して、
よりアグレッションが強調された感じの作風に肩透かしを食らうのは確実。
リフ&リズムのへヴィさや、マッチョな声質のVoからはモダンな雰囲気も強く漂い、似たり寄ったりの
テンポの楽曲が続く中盤の中弛みっぷりには、「やっぱりHEATHENの要はリー・アルタスだったのね・・・」
と、溜息の1つも吐きたくなるというのが正直なところ。(ダグの流麗なGプレイは随所で確認出来るんだけどね)
しかし、序盤と終盤に配されたスピード・チューンの数々・・・、特に、SE①を経てスラッシーに
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THE DEFIANTS-The Defiants ★★★ (2018-04-29 08:13:09)
ブルーノ・ラベル(B)とポール・レイン(Vo)とロブ・マルチェロ(G)。DANGER DANGERで同じ釜の飯を食った元バンドメイトの3人が、近年のメロディックHR人気の高まりを背景に、FRONTIER RECORDSのバックアップを受けて立ち上げたプロジェクト、THE DEFIANTSが'16年に発表したデビュー作。
侮れない作曲センスでDANGER DANGERを支えるブルーノと、優れたシンガー/ソングライターとしてキャリアを積むポールが再タッグを組んだと聞けばそりゃ期待しないわけにゃいきませんが、事実、ポール在籍時代のDANGER DANGERの諸作をも凌ぐ品質を有する本作は、その期待にきっちり応えたメロディックHRの好盤に仕上がっています。
マカロニ・ウェスタン『夕陽のガンマン』の名曲“争いの後で”をアルバムのOPに据え、パワフルにロックする②へと繋ぐ高揚感溢れる展開
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THE DEFIANTS-The Defiants-Love and Bullets ★★★ (2018-04-30 22:56:57)
イントロにマカロニ・ウェスタンの名作“夕陽のガンマン”の
メイン・テーマがくっつけられた(曲中でもリプライズされる)
アルバムのOPナンバー。哀愁のメロディと美しいハーモニー、
ポール・レインの見事な歌唱に聞き惚れてしまいますね。
THE DEFIANTS-The Defiants-Take Me Back ★★★ (2018-04-30 22:52:03)
一緒に歌わずにはいられないキャッチーなコーラスを
フィーチュアして、ポップに躍動する80年代風味満点の
ポップ・メタル・チューン。爽やかに涼風の如く
吹き抜けるGソロも、楽曲の爽快感を盛り立ててくれます。
DANGER DANGERの“ROCK AMERICA”を愛する向きは
必聴の名曲ですよ。
THE DEFIANTS-Zokusho ★★★ (2019-12-10 00:46:32)
DANGER DANGERにおける曲作りのパートナー、スティーヴ・ウェストが「頑張って作っても売れない(違法ダウンロードされてしまう)」「ライブで求められるのは往年の代表曲ばかり」と、すっかりニュー・アルバムの制作に後ろ向きになってしまったため、新曲作りへの欲求を晴らすべくブルーノ・ラヴェル(B)がロブ・マルセロ(G)、ポール・レイン(Vo)という新旧バンド・メイトを誘ってTHE DEFIANTSを立ち上げたのが'15年のこと。本作はデビュー作から2年のインターバルを経て、’19年に発表された2ndアルバムです。
1stがここ日本で評判を呼んだことへのお礼なのか、漫画風ジャケットや『ZOKUSHO(続章)』なる日本語タイトル等、多分に我が国の市場を意識した要素を入れ込んで来ている本作ですが、サウンドの方にはオリエンタル風味は皆無。前作同様、DANGER DANGERをよりウェットに
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THE DEFIANTS-Zokusho-Stay ★★★ (2019-12-10 23:07:35)
躍動感溢れる曲調に弾けるような歌声、
縦横無尽に駆け巡るG、そして爽快且つ
キャッチーなコーラス・ワークに、
DANGER DANGERファンも思わずニッコリな
秀逸なハードポップ・ナンバー。
THE EXPLOITED-Beat the Bastards ★★★ (2017-11-18 09:30:51)
名前は知っていても、まともに聴いたことはないパンク・バンドってのは結構多く、UKハードコア/パンク界のリビング・レジェンドこと、ワッティ・バカン(Vo)率いるTHE EXPLOITEDもそうしたバンドの一つ。なので彼らが’96年にMUSIC FOR NATIONSからリリースしたこの12thアルバム(多分)を初めて耳にした時はビックリでしたよ。ガリガリと鼓膜を引っ掻くGリフ、性急に突っ走るビートを抜群の安定感で支えるリズム隊、各曲にフィーチュアされ威勢よく迸るGソロ、怒りに満ちた咆哮で聴き手をアジテートしまくるVo等々。こりゃまた何とイカしたクロスオーバー・スラッシュか…というか、これってもう普通にカッコイイ、ストレートなスラッシュ・メタルの快作じゃん!と。
特に純粋な賛辞として「まるでSLAYER」という言葉を贈りたくなる⑥⑪はスラッシュ魂が燃え上がらずにはいられない名曲。当時流
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THE EXPLOITED-Beat the Bastards-Sea of Blood ★★★ (2017-11-18 09:40:14)
ノイジーな音色で破壊的に刻まれるGリフがド迫力。
ズドドドッと地響きと共に疾走疾走また疾走な曲調を、
どっしりと支えるドラムの抜群の安定感も
この曲(のみならずアルバム全体)の肝になっています。
THE EXPLOITED-Beat the Bastards-They Lie ★★★ (2017-11-18 09:36:05)
血管ブチきれそうな勢いでガナりたてる怒声Vo、
ガリガリと鼓膜に突き立つGリフ、猪突猛進のリズム、
その合間を縫って迸るGソロとが、3分弱の
ランニング・タイムを一気呵成に走り抜ける。
パンク?ハードコア?クロスオーバー?
いやいや。SLAYER型スラッシュ・ソングの名曲ですよ。
THE FIRM-Mean Business ★★ (2018-01-29 22:56:47)
BAD COMPANYを解散させたポール・ロジャースと、LED ZEPPELINを解散させたジミー・ペイジのご両人が、多発性硬化症を患うロニー・レーン(元FACES)のために開催されたベネフィット・コンサートを切っ掛けに意気投合。その後立ち上げたTHE FIRMが’86年に発表した2ndアルバムにしてラスト作となったのがこちら。
ペイジが弾き、ロジャースが歌う…こいつぁ凄いことになりそうな予感!とパンパンに膨らんだファンの期待を他所に、デビュー作で提示されたのはZEP色の薄い、シンプルで飾り気のないブルーズ・ロック。バブルに浮かれる80年代真っ盛りのロック・シーンにおいては、「地味」「期待外れ」と芳しい評価を得られなかったと聞き及びますが、後追いリスナーな上に、そもそもZEPには殆ど思い入れがないボンクラゆえ(BAD COMPANYは大好きなのですが)「ポール・ロジャースの上手い歌
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THE FIRM-Mean Business-All the King's Horses ★★★ (2018-01-30 23:15:13)
スペーシーなKeyをフィーチュアした哀感溢れる曲調は
AOR/産業ロックに通じるものがありつつも、そこに
ポール・ロジャースのディープ・ボイスが絡みつくことで、
洗練よりも情念が勝るこのバンドならでは魅力を湛えた楽曲として昇華されます。
それより何よりこの曲の場合、ニンジャとハゲ頭にハチマキ巻いた
サムライが暴れるモノクロ時代劇風PVがまずは必見ですよ。
なぜ時代劇…やっぱり奥様が日本人だったから?
THE FIRM-Mean Business-Spirit of Love ★★★ (2018-01-30 23:02:26)
アルバムのラストに置かれたアップテンポのロック・チューンで
他の収録曲に比べると、この曲からは爽やかな80年代の風が
吹いて来るのを感じます。伸びやかなポール・ロジャースの歌声と、
ジミー・ペイジの軽快なGプレイに心躍らされずにはいられません。
THE GREAT KAT-Bloody Vivaldi ★★ (2007-05-06 15:24:00)
正常な神経の持ち主なら、レジへ持って行くことを躊躇せずにはいられない、負のオーラ撒き散らしまくりの
ゴアゴアなジャケット・アートワーク(血塗れで絶叫するTHE GREAT KAT様)が目印の、'98年発表の4曲入りEP。
女性Voと、ジュリアード卒の腕前を持つG、そしてバイオリンをフィーチュアして激烈に疾走しまくるスラッシュ・メタル・・・
と聞くと、さぞかし芝居がかった格調高いドラマチックなサウンドを想像されるかもしれないが、GREAT KAT様は
そんな常人の予想の遥か斜め上を行く、芝居は芝居でも下北沢の小劇場で公演されてる、チープでビザールな
アングラ芝居の如きイカレた・・・もとい、イカしたスラッシュ・サウンドで我々の度肝を抜いてくれます。
EPのタイトル通り、ヴィヴァルディの“四季"と“カルメン幻想曲"をスラッシュ・メタル風にアレンジした、
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