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ATTACK
ATTACK-Revitalize
ATTACK-Revitalize-Death Rider
ATTACK-Revitalize-Wonderland
ATTACKER-The Second Coming
ATTENTAT ROCK
ATTENTAT ROCK-Le gang des saigneurs
ATTENTAT ROCK-Le gang des saigneurs-Cœur de pierre
ATTENTAT ROCK-Le gang des saigneurs-Trans-Europ-Express
ATTENTAT ROCK-Strike
ATTENTAT ROCK-Strike-I Want You
ATTENTAT ROCK-Strike-Ouverture / Forces of the Dark
ATTENTAT ROCK-Strike-Sandy
AUTOGRAPH-Missing Pieces
AUTOGRAPH-Missing Pieces-When I'm Gone
AUTOGRAPH-Sign In Please
AUTOGRAPH-Sign In Please-Friday
AVATARIUM-Avatarium
AVENGER-Blood Sports
AVENGER-Blood Sports-You'll Never Take Me (Alive)
AVENGER-Killer Elite
AVENGER-Killer Elite-Revenge Attack
AVENGER-Prayers of Steel
AVENGER-Prayers of Steel-Adoration
AVERSION-Fall From Grace
AVERSION-Fall From Grace-Dignity
AVERSION-Fall From Grace-Make It Go Away
AVERSION-Fit To Be Tied
AVERSION-Fit To Be Tied-Falling Full Circle
AVERSION-The Ugly Truth
AVERSION-The Ugly Truth-Death Trip Picture Show
AVERSION-The Ugly Truth-Inertia
AVERSION-The Ugly Truth-Welcome to Society
AWFUL TRUTH-Awful Truth, The
AWFUL TRUTH-Awful Truth, The-Circle
AWFUL TRUTH-Awful Truth, The-Higher
AXE-Axe
AXE-Final Offering
AXE-Final Offering-Land of Our Fathers
AXE-Living on the Edge
AXE-Nemesis
AXE-Offering
AXE-The Crown
AXE-V
AXEL RUDI PELL-Between the Walls
AXEL RUDI PELL-Black Moon Pyramid
AXEL RUDI PELL-Eternal Prisoner
AXEL RUDI PELL-Made in Germany
AXEL RUDI PELL-Magic
AXEL RUDI PELL-Nasty Reputation

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ATTACK ★★★ (2016-02-23 23:46:43)

90年代は、別段ジャーマン・メタルに興味のなかった我が家にさえ
ATTACKの作品が一通り揃っていたぐらいで、
あの頃の彼の地のメタルの勢い(日本での人気)には凄まじいものがあったなぁと。
「全楽器を一人でこなすマルチ・ミュージシャン」と聞くと
通常は天才肌のイケメン音楽家とかを想像するのですが、リッキーに関しては
「友達いないのかな」と妙に心配になったことを思い出します。(余計なお世話)
 今復活したら結構受けると思うんですよね

ATTACK-Revitalize ★★ (2014-07-27 23:42:25)

90年代のジャーマン・メタルの盛り上がりを(主に底辺方面から)支えマニアに愛された、リッキー・ヴァン・ヘルデン大将率いるATTACKが、当時誰も欲しがらなかった・・じゃなくて入手困難だった初期作、並びに近作の楽曲をリミックス&リ・レコーディング、更にそこに新曲も加えて発表したベスト盤がこちら。
IRON MAIDENとHELLOWEENの中間ぐらいに位置する正統派HMサウンドを志向しながらも、リッキー自身のへなちょこボーカルと、調子っ外れなコーラス、不安定な演奏にしょっぱいプロダクションが足を引っ張って、彼らについて語る際には常に「ATTACK(笑)」と、名前の後に(笑)マークが付いて回っていたような気がするのですが、どっこい、キラリと光る大将の曲作りの才は決してバカにしたもんじゃありませんでした。
取り分け“WONDERLAND”と“DEATHRIDER”(共に『DESTI
…続き

ATTACK-Revitalize-Death Rider ★★★ (2014-07-28 23:27:23)

ATTACKのカタログの中でも『DESTINIES OF WAR』の
完成度の高さは目立っていましたが、その中でも
スピード/メロディ/劇的な曲展開と、三拍子揃った
この大作曲の突出ぶりは尋常ならざるものがありましたね。
「腹ペコなカイ・ハンセン」みたいな弱弱しいリッキーのVoも
これだけ楽曲自体がドラマティックな仕上がりなら
目を瞑ろうという気になるってもんですよ。

ATTACK-Revitalize-Wonderland ★★★ (2016-02-24 23:25:32)

クドイぐらい引っ張るイントロで「こいつは何かやってくれそうだ!」と
ドラマティックな雰囲気を目いっぱい盛り上げ、リッキーの
へなちょこVoが入って来た途端「こいつ何やらかしてくれてんの」と膝が砕ける。
でも楽曲自体はいかにもジャーマン・メタルらしい勇壮な疾走ナンバーの名曲。
当時は「上手いVoを入れればのに」とか思ったものですが
今となってはこの声でこそATTACKだよなと。ワンダラー

ATTACKER-The Second Coming ★★★ (2014-02-02 21:39:47)

BON JOVIのお膝元ニュージャージーにおいて、そのBON JOVIとは「白馬の王子様」と「類人猿」ぐらいかけ離れたムサ苦しいパワー・サウンドを追及し続けるトゥルー・メタル軍団、ATTACKERが'88年に放った2ndアルバム。(再発盤のジャケットはリバーシブル仕様なんですが、両方ともちっとも嬉しくないクオリティなのがこのバンドならでは)
若ハゲにビール腹という、外見上のハンデを物ともしないストロングな歌唱を轟かせる新Vo、ジョン・レオーネ(故人)の加入により、SHRAPNELメタルにも通じる肉食系USパワーメタル・サウンドが格段にビルドアップ。(エンジニアはアレックス・ペリアラス&ロブ“ワッコ”ハンターで、この顔触れからして既に暑苦しい)
RIOTの“THUNDERSTEEL”を更にマッチョ化したような①や、緩から急へと突貫する③、戦車の如く突き進む⑧といった、ハイピッチ
…続き

ATTENTAT ROCK (2016-03-16 22:34:13)

フランスの南東部に位置する都市、ヴォクリューズ県アヴィニョンにおいてに結成されたHMバンド。
NWOBHMの盛り上がりがフランスへも伝播する中、シングル『BOLOUSON NOIR』を'80年に発表してデビュー。‘87年の活動停止までの期間中に1st『ATTENTAT ROCK』(’81年)、2nd『LE GANG DES SAIGNEURS』(’84年)、Voをディディエ・ロケットからマーク・クーに変えた3rd『STRIKE』(’85年)という3枚のアルバムを発表、フレンチ・メタル・シーンの盛り上がりに貢献した。
'88年にはエルヴェ・レーナル(G)が抜けた編成でPINK ROSEと改名し、アルバム1枚を残しているが、こちらは短命に終わってしまった模様。’08年に再結成。

ATTENTAT ROCK-Le gang des saigneurs ★★★ (2016-03-16 22:51:50)

80年代のフレンチ・メタル・シーンは、バンドの粒が非常に揃っていたことでマニアから高く評価されていますが、アヴィニョン出身の4人組、ATTENTAT ROCKが'84年に発表したこの2ndアルバムも、そうした中に加えられて然るべき1枚。
ジャケット・デザインや音作りは多少チープですけど、IRON MAIDEN、JUDAS PRIESTからの影響を糧に、荒っぽいシャウトを滾らせるVo、熱くドライヴしまくる2本のG、骨の太いソリッドなリズムとが、「セコセコした小細工なんざいらねぇ!」とばかりに正面突破を図る、タイト&ガッツィーなHMサウンドは火傷しそうなぐらいに熱い仕上がりで最高です。
“ヨーロッパ横断特急”の名に相応しいキレと疾走感に満ちた③や、ツインGが劇的にハモるイントロだけでその名曲ぶりを確信させられるアッパーな④といった、プリミティブな正統派HMの魅力を凝縮したかのよう
…続き

ATTENTAT ROCK-Le gang des saigneurs-Cœur de pierre ★★★ (2016-03-17 22:26:17)

3分ちょいのタイトなランニング・タイムの中、
灼熱Voを伴いソリッドに駆け抜けるリフ&リズム、
その合間を縫って2本のGにより繰り返し奏でられる
テーマ・メロディの勇ましさには、
身の内に宿るメタル魂に火が点される思いですよ。

ATTENTAT ROCK-Le gang des saigneurs-Trans-Europ-Express ★★★ (2016-03-17 22:31:08)

ザクザク刻まれるGリフとリズムによって生み出される
力強い疾走感が、まさしく風を切って突き進むヨーロッパ横断特急の
雄姿を彷彿とさせます。・・・いや乗ったことないんですけどね。

ATTENTAT ROCK-Strike ★★★ (2016-03-19 10:09:21)

タイトルが『STRIKE』で「おお、メタルっぽくてカッコイイじゃない」とか思ったら、ジャケットではボウリングをプレイ中の女がニッコリ。…ストライクってそっちのストライクかよ!とまぁ、トホホ臭半端ない脱力アートワークが目印の'85年発表の3rdアルバム。
しかし内容は素晴らしい。晴れてVIRGIN RECORDSとの契約を得たことで、プロダクションの厚みが格段に増しただけでなく、本編開巻を告げる序曲なんて「あれ?俺、間違って別のバンドのアルバム買っちゃった?」と思わされるほど大仰且つシンフォニック。メジャー資本の後ろ盾を得た成果がガッツリ反映されています。
だからと言って浮かれて足元を見失ったり、ポップ路線に日和ったりしていない点もナイス。全曲英語仕様となった収録曲は――汗が飛び散るような熱さこそ薄れたものの――Gリフの切れ味もリズムの疾走感も損なうことなく、よりメロディック&
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ATTENTAT ROCK-Strike-I Want You ★★★ (2016-03-19 23:23:21)

アルバムB面のハイライト。
疾走感溢れる曲調を彩る劇的なGと、
そこに絡みながらリード楽器的な役割も果たす
Dsの良い仕事ぶりがキラリと光っています。

ATTENTAT ROCK-Strike-Ouverture / Forces of the Dark ★★★ (2016-03-19 23:13:50)

いきなりカマされるシンフォニックな幕開けに
意表を突かれるOPナンバー。
しかし雷鳴と共に走り出す楽曲自体は前作同様、
正統派HMナンバー以外の何者でもありません。
音作りの向上と、Keyを有用したアレンジの洗練もあって、
かなりキャッチーさが強化された印象あり。

ATTENTAT ROCK-Strike-Sandy ★★★ (2016-03-19 23:20:10)

アコギをバックにVoが歌い上げる抒情的なイントロを経て疾走を開始。
音質の向上に、緩急を活かしたアレンジから曲展開に至るまで
バンドの成長ぶりをしかと物語るアルバムのハイライト・ナンバーの一つ。
ピロピロとメロディックに弾きまくるGソロも◎。

AUTOGRAPH-Missing Pieces ★★★ (2023-02-21 00:14:16)

タッピングの名手スティーヴ・リンチ(G)と、ハスキー声が特徴的なスティーヴ・プランケット(Vo)という二人のタレントを擁し、80年代に3枚のアルバムを発表。シングル“TURN UP THE RADIO”をヒット・チャート上位に送り込むも、善戦及ばず解散へと至ったLAの5人組AUTOGRAPHでしたが、マニア筋からの評価は一貫して高く、バンド解散後にUSG RECORDSのヨルグ・ダイジンガー(BONFIRE~SABU)から「未発表曲とかないの?あったらウチからリリースするで」と声を掛けられたことをきっかけに発売が実現した蔵出し音源集がこちら。(日本盤は'94年にテイチクからリリースされています)
内容の方は、これが嬉しくなるぐらいAUTOGRAPHらしさ満点のアメリカンHRサウンドが徹底。それというのも元々は幻に終わった4thアルバム用にレコーディングされたデモテープ収録の楽曲が使
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AUTOGRAPH-Missing Pieces-When I'm Gone ★★★ (2023-02-23 00:24:14)

お蔵入りしてしまったのが残念でならない、
世が世ならヒット・チャートを賑わせていたって不思議ではない
フックの効いたこのバンドらしい名曲です。

AUTOGRAPH-Sign In Please ★★★ (2019-07-18 00:52:07)

VAN HALENの前座を務めたことを切っ掛けにチャンスを掴み、’84年に発表すると米ビルボード・チャートの20位台まで上昇するヒット(最終的に70万枚を売り上げゴールド・ディスクを獲得)となった、LA出身でKey奏者を擁する5人組の1stアルバム。
LAメタル・ブームの隆盛期に発表されているだけあって、ミドル・テンポの楽曲を中心として、全楽器がユニゾンで刻むシンプルなリズム、きらきらシンセ、スティーヴ・プランケットのハスキーな(オッサン声ともいう)Voとハーモニーを活かした覚え易いコーラス・ワーク、そしてGIT講師も務めていたというタッピングの名手スティーヴ・リンチのテクニカルなGプレイがフィーチュアされた本作で聴けるのは、まさに「LAメタルど真ん中」といった趣きのサウンド。NIGHT RANGERとの比較は確かに的を得ていて、あちらを更にカラッと高温の油で揚げた感じのような音…
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AUTOGRAPH-Sign In Please-Friday ★★★ (2019-07-19 00:25:26)

花金(死語?)のワクワク感を体現するかのような、
今となっては郷愁さえそそられるパーティ・メタル・チューン。
明るい躍動感に溢れつつも、メロディはどこか胸キュンを誘う。
フラッシーなGとKeyも実に華やかに楽曲を彩ってくれています。

AVATARIUM-Avatarium ★★★ (2014-04-19 06:54:32)

底なし沼に足を囚われているような重たげなリフとリズムのコンビネーションは、紛うかたなきレイフ・エドリング印。しかし、そうしたドゥーム・メタリックなバッキングの上に、清廉な女性Voが乗ることで、CANDLEMASSとは異なる、プログレッシブ・ロックにも通じる叙情的且つ幻想的な空気が立ち込め、本作を独特な立ち位置へと導きます。
特にフロント・ウーマン、ジェニー・アン・スミス嬢の存在はこのバンドの肝。元ポップ・シンガーという出自に裏打ちされた繊細な表現力は元より、陰影をつけて声を張ると、北欧土着宗教の巫女か神官か・・・といった神秘性や威厳が漂う歌声をもって、CANDLEMASSばりのへヴィ・パートと、フォーキーな叙情パートがホログラムの如く組み合わされた①や、詩的な歌詞も素晴らしい②といった、先制パンチとして申し分ない破壊力を有する名曲を一層ドラマティックに彩ります。
似通ったテン
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AVENGER-Blood Sports ★★★ (2021-02-18 00:34:18)

ブライアン・ロスを中心に複雑に絡み合うNWOBHM人脈の中で産み落とされたバンドの一つ、イギリスのAVENGER(RAGEの前身として知られるドイツのAVENGERとは別バンド)が’84年にNEAT RECORDSから発表した、RAVENのワッコが友情出演したみたいな殺気立ったジャケットがインパクトを放つ1stアルバム。
'84年といえば大西洋の向こう側では明るく華やかなLAメタル勢の本格的な躍進が開始された時期ですが、本作に託されているのはほぼその逆を行く、暗くてジメジメと湿気った著しく華に欠けるHMサウンド。英国シンガー然とした煮え切らない声質の持ち主イアン・スウィフトの青い炎が揺らめくようなVoといい、鋭利なリフを小気味良く打ち出しウェットなメロディを紡ぐGに力任せに押し込むリズムといい、そしてNEAT謹製の見通しの悪い音質(これでも次作よりはだいぶマシというのが恐ろしい)等
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AVENGER-Blood Sports-You'll Never Take Me (Alive) ★★★ (2021-02-18 22:50:54)

ガムシャラな勢いだけでなく、勇壮にして
キャッチーなメロディ・センスにも冴えが
感じられる疾走ナンバー。サビメロのカッコ良さは
本編随一じゃないでしょうか。Gソロも◎

AVENGER-Killer Elite ★★★ (2019-01-21 23:43:40)

元々は「VOICE OF NWOBHM」ことブライアン・ロスにより結成されたバンドでしたが、アルバム・デビュー直後に彼は脱退。その後SATANに加入したロスと入れ替わるように、SATANで歌っていたイアン・スウィフトをリクルートして(METAL CHURCHとREVERENDみたいなシンガーの交代劇)、AVENGERが’85年に発表した2ndアルバム。
一聴して先ずビックリさせられるのが音の悪さ。スピーカーの前に襤褸でも垂らせているのか?と耳を疑うぐらい輪郭の不明瞭なサウンドは、まさにNEAT RECORDSの貫禄。但し楽曲は最高です。のっけからブチかまされるアルバムのハイライトたる名曲①のGリフのカッコ良さにアガらないメタル者がいましょうか。それ以外にも、鋭角的に切り込んでくるGメロディが印象的な③、NWOBHM界隈において指折りの実力派シンガーだったイアンのハイトーンが冴え渡る
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AVENGER-Killer Elite-Revenge Attack ★★★ (2019-01-21 23:48:33)

音の悪さもなんのその。
イントロのGリフのカッコ良さだけで星3つ進呈は確実。
疾走するリズムの上で湿ったメロディを熱唱する
イアンのVo、劇的に組み立てられたGソロも熱い。
遅れて来たNWOBHMの名曲。

AVENGER-Prayers of Steel ★★ (2020-06-12 00:55:24)

ピーヴィー・ワグナー(Vo、B)やヨルグ・マイケル(Ds)が率いたAVENGERが'85年にNOISE RECORDSから発表した1stアルバム。
同時期に活動していたイギリスの方のAVENGER――ミスターNWOBHMことブライアン・ロスも在籍――から、デビュー作のクレジット欄で《ドイツの紛い物》扱いされてしまっていた彼らですが、今となってはAVENGERの名を聞いて大方のHR/HMリスナーが想起するのは、RAGEの前身バンドたるこのドイツのAVENGERの方ではないでしょうか。
本作で披露されているのは、武骨なGリフを武器にストレートに押して来る、NWOBHMからの濃厚な影響が感じられるオーソドックスなHMサウンド。リフ・ワークを始め、楽曲からはRAGEほど特異な個性は感じられず、まだまだ発展途上といった趣きのピーヴィーの青いVoや、名手ヨルグ・マイケルを擁しながらも全体
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AVENGER-Prayers of Steel-Adoration ★★★ (2020-06-15 23:36:55)

RAGE的なクセの強さは然程でもなく、HELLOWEEN登場以前の
ジャーマン・パワー・メタルらしい荒々しさを伴って
雄々しく疾走する、アルバム『PRAYERS OF STEEL』ハイライト・ナンバー。
頼りないピーヴィのハイトーン・シャウトが微笑ましい。

AVERSION-Fall From Grace ★★ (2007-04-28 21:25:00)

ルカ・シニョレッリの壁画「罪されし者を地獄へ追いやる天使」をアルバム・ジャケットに用いた、
カリフォルニア出身のトリオ・スラッシャー、'95年発表の3rdアルバム。
前作『FIT TO BE TIDE』は、ハードコアがかったスピード・ナンバーが次々に繰り出される
爽快極まりないスラッシュ・メタル・アルバムだったが、本作もスタイル的には全く変化なし。実際に聴くまでは
時節柄、モダン・へヴィネス症候群でも患ってるんじゃないかと不安に思っていたのだが、
OPナンバーの①が勢いよく疾走を開始した瞬間、その心配は吹き飛んだ。
ただ、今回は締まりに欠けるサウンド・プロダクションがイマイチで、前作の大きな魅力だった、
硬質さと柔軟性を兼ね備えたリフ&リズムが、一丸となって突進して来るかのような迫力が
やや薄まってしまっているのが残念。代わりにラフでパンキ
…続き

AVERSION-Fall From Grace-Dignity ★★ (2007-04-28 23:48:54)

3rdアルバム最速ナンバー。
タイトなリフ&リズムが一丸となって突進する様がド迫力。

AVERSION-Fall From Grace-Make It Go Away ★★ (2007-04-28 23:58:57)

切羽詰ったように疾走する高速スラッシュ・チューン。
タイト極まりない楽器陣も良い仕事をしているが、
リーダーのBが兼任するVoの硬質な歌声が非常に魅力的なのも
このバンドの大きな武器だと再認識させてくれる名曲。

AVERSION-Fit To Be Tied ★★ (2006-04-26 21:52:00)

とにかくタイト。この一言に尽きる作品。
パンク/ハードコアからの影響を感じる無駄を削ぎ落とした2~4分台の楽曲もそうだが、
特筆すべきは演奏面のタイトさ。
疾走曲のみならず、ミッドテンポの曲でも聴き手の体を勝手に反応させてしまうこの演奏の歯切れの良さは驚異的。
あまりの気持ち良さに何度も聴き返したくなるこの中毒性は、確かにかなり強力だ。

あと、最後に1フレーズだけ有名バンドの有名なリフが登場するのだが、どうしてもその曲名が思い出せない・・・。

AVERSION-Fit To Be Tied-Falling Full Circle ★★★ (2006-04-26 21:44:40)

引っ掛かりのあるリフがヘヴィに刻まれる前半でグッとエネルギーを溜め込み、
それを後半の疾走パートで一気に爆発させる展開が痛快極まりない。
(そしてまたヘヴィ・パートに戻って曲が終わる構成も美しい)
リフのカッコ良さ、及び、しなやかさと歯切れの良さを兼ね備えた楽器陣(Voも含めて)のパフォーマンスも特筆モノ。

AVERSION-The Ugly Truth ★★ (2008-01-22 22:46:00)

スラッシュ・メタルが斜陽の時を迎えていた90年代に、優れた作品を連続して発表し、マニア筋から高い評価を得た
カリフォルニア出身のトリオ・スラッシャーAVERSION、'91年発表の1stアルバム。
噛み付くようなシャウトがイカスVo、切迫感を煽りまくるG、タイト極まりないリズム隊とが一丸となって突っ走る、
ソリッドでスピーディな楽曲といい、1曲平均2分とコンパクトに凝縮された楽曲でガンガン畳み掛け、30分ちょいの本編を
一気呵成に駆け抜ける構成といい、このデビュー作の時点で、既にAVERSIONならではの個性はガッチリと確立済み。
何より、メンバーの確かな演奏技術によって生み出される、カタルシスに満ち満ちた疾走感と、
極めて中毒性の高いキャッチーさは、このバンドの強力な武器だ。
中でも、印象的なベースのイントロから間髪いれずに加速する①、性急に動
…続き

AVERSION-The Ugly Truth-Death Trip Picture Show ★★ (2008-01-22 22:49:25)

ベースによるイントロを聴いただけで、
「あ、名曲だ」と分かってしまう、
ソリッドでスピーディなアルバムのOPチューン。

AVERSION-The Ugly Truth-Inertia ★★★ (2008-01-22 22:56:17)

畳み掛けるように疾走する曲調と、
噛み付くようにシャウトする硬派なVo、
短いながらもハイテンションなGソロ、
そしてIRON MAIDEN風のテーマ・メロディが
一丸となって突進する、1stアルバム屈指の名曲。
個人的にはAVERSIONの全楽曲の中でも、この曲が一番好きだ。

AVERSION-The Ugly Truth-Welcome to Society ★★ (2008-01-22 22:52:50)

不穏さの漂うイントロでグッとエネルギーを溜め込み、
それを本編で一気にスパークさせる高速スラッシュ・ナンバー。
「童貞!」「童貞!」と連呼するコーラスが最高。
(本当は「GONE MAD!」と言ってるのかな?)

AWFUL TRUTH-Awful Truth, The ★★ (2006-11-17 23:04:00)

GALACTIC COWBOYSの前身として知られるトリオ・バンド、AWFUL TRUTH(オーフル・トゥルース)が唯一残した'89年発表のデビュー作。
サウンド的には「スラッシュ・メタル+70年代ロック÷プログレッシブ・ロック」といった趣きで、
これも一種のクロスオーバー現象の産物なのだろうか?正直、スラッシュ・メタルというジャンルに
入るかどうかは微妙だけど、ブンブン唸りをあげるBが刻む骨っぽいリフには、確かにスラッシーな感触が宿る。
後にGALACTIC COWBOYSで全面開花する、キャッチーなメロディ、浮遊感を湛えた歌メロ、美麗なVoハーモニーと、
スラッシーなリフが生み出すミスマッチの妙・・・という独特な味わいは、この時点で既に殆ど完成の域に達している。
GCと異なる点と言えば、こちらの方がより叙情的でドラマチックという部分だろうか。
…続き

AWFUL TRUTH-Awful Truth, The-Circle ★★★ (2012-08-16 00:35:12)

重たくも冷やかな音色のBと変幻自在のDs、
エキゾチックなメロディを奏でるGとが絡み合い作り出す
スペーシーな音空間を浮遊する、物憂げなメロディを歌うVoと
美しい三声ハーモニー・・・
久し振りに聴き直しましたが、確かに素晴しい曲です。

AWFUL TRUTH-Awful Truth, The-Higher ★★★ (2006-05-17 21:27:56)

ブンブン唸りを上げるBが刻むヘヴィ・リフと、その上に乗っかる柔和なボーカル・ハーモニー・・・
この絶妙なミスマッチ感は確かにクセになる。(GALACTIC COWBOYSより正統派メタル色が濃いのもポイント)
7分以上に及ぶアルバム随一の長尺曲ながら、浮遊する哀メロが胸締め付ける叙情パート、
スラッシーな疾走パート、摩訶不思議な(としか表現しようのない)インスト・パートと、
クルクル目まぐるしい曲展開に退屈する暇は全くなし。

AXE-Axe ★★ (2010-01-17 21:20:00)

ボビー・バース(Vo、G)を中心にコロラド州にて結成されたBABYFACEが、更なる飛躍を求めて活動拠点をフロリダへと移し、
マイケル・オズボーン(Vo、G)加入を契機にAXEとバンド名を改め、'79年にMCA RECORDSから発表した1stアルバム。
厳ついバンド名とは裏腹に、この時期のAXEが聴かせてくれるのは、STYXやQUEEN辺りからの影響も垣間見える、
ポップなプログレ・ハード・サウンド。殊に「美しさ」「泣き」「哀愁」といった要素にかけては、本作は
AXEの作品の中でも最高クラスで、個人的に彼らのアルバムではこのデビュー作を一番愛聴していたり。
特に、スペーシーなKeyのイントロからして既にメロメロに泣きまくっている大作ラスト・ナンバー⑨は、
哀愁に満ちた美旋律、個性の異なる2人のシンガーによる甘美なツインVoと、まるで水晶細工の如く繊細
…続き

AXE-Final Offering ★★★ (2019-10-30 22:51:22)

70年代後半に結成され、アルバム・リリース毎に人気を高めるもその最中に主要メンバーが不慮の死を遂げ解散。90年代に一度復活を遂げましたが、今度はバンドの要であるボビー・バース(G)がBLACKFOOTにリッキー・メドロックの後任として加入することとなったため、再び長い沈黙期間へと入ってしまっていたAXEが、前作『THE CROWN』(’00年)以来、実に19年ぶりに発表した7枚目のスタジオ・アルバム(’19年)がこちら。
代表作『OFFERING』(’81年)と関連付けたアルバム・タイトルやアートワークを採用して原点回帰の姿勢をアピールする割に、1曲目がいきなり埃っぽい渋めな楽曲なので、「おいおい、BLACKFOOTのメンバーとして活動する内に身も心もサザン・ロック親父になっちゃったのかよ」と一瞬不安を覚えなくもありませんでしたが、重厚なリーダー・トラック②以降は、ボビーの泣きのG
…続き

AXE-Final Offering-Land of Our Fathers ★★★ (2019-10-31 22:19:15)

哀愁を帯びたボブ・ハリスのVoと美麗なハーモニーを活かして
じっくりと盛り上がっていくアルバム前半のハイライト・ナンバー。
しみじみと泣くボビー・バースのGも実に滋味で美味。

AXE-Living on the Edge ★★ (2010-01-18 22:37:00)

6分を越えるような大作曲が姿を消し、プログレ・ハード色がやや後退。楽曲が2~3分台とコンパクトに絞り込まれ、
全体的にテンポアップが図られた'80年発表の2ndアルバム。(THE FOUR TOPSの大ヒット曲のカヴァー⑥を収録)
歌モノ志向が強かったBABYFACE時代に始まり、作品を重ねる毎にHM度を高めていくという、普通のバンドとは
逆のパターンを辿ったAXEだが(この手のバンドはAOR路線へと向かうのが通例のような?)、本作で聴けるのは
初期プログレ・ハード路線と後期HM路線の丁度中間を行くサウンド。個人的にAXEと聞くとこの頃の音が真っ先に思い浮かびます。
“FOREVER"や“BATTLES"のようなメロメロに泣きまくるドラマティックな名曲こそ見当たらないものの、
その分、一層キャッチーに磨き上げられ、テンポ良く次々に繰り出される収録楽曲は
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AXE-Nemesis ★★ (2010-01-23 01:52:00)

ATCO RECORDS移籍以降は一気にHM色を強めたAXEだが、'84年発表のこの4thアルバムでもその路線は堅持・・・というか
寧ろ、今回は前作以上にその傾向を強めた内容に仕上がっており、正直、チープなイラスト・ジャケットの下、
フックに乏しい大味なHMナンバー①が疾走し始めた時には、一瞬「やべぇ」と頭を抱えそうになったが、どっこい②以降は
スペーシーな音色で叙情性を高め、楽曲に奥行きを演出するKeyサウンドを上手く活かした、AXEらしい哀愁のメロディを
纏った楽曲が並んでおり、ホッと一安心。曲名といい曲調といい、アメリカンなノリが強く打ち出された⑥のような
ロックンロール・ソングですら、大味にも能天気にも仕上げない彼らの曲作りの手腕はやはり頼もしい。
ただ、全体的に叙情性が薄れ、カラッとしたアメリカンHM風味が増強されているのは間違いなく、また劇
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AXE-Offering ★★ (2010-01-21 07:19:00)

MCA RECORDSからのリストラ、Bのメンバー・チェンジといったゴタゴタを乗り越えて、'82年に発表された3rdアルバム。
欧州でのNWOBHM勃発と歩調を合わせるように、荒々しさを増したGサウンドが前面に押し出され、
Keyやボーカル・ハーモニーの使用頻度が下がる等、全体的にHM度が大幅アップを遂げた本作は、
この方向転換が奏功したのか、AXEの作品史上最高のセールスを記録(米ビルボードの81位にランクイン)。
欧米では彼らの代表作としてこのアルバムの名を挙げるファンも多いと聞く。
繊細さよりもヘヴィさ重視の作風とは言え、本編に潤いをもたらすウェットなメロディ・ラインのフックには
相変わらず微塵の鈍りもなく、例えばAXEが誇るヒット曲①なんて、“ROCK'N'ROLL PARTY IN THE STREETS"という
バカっぽさ丸出し(失礼
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AXE-The Crown ★★ (2010-01-28 22:07:00)

'97年発表の5th『FIVE』で復活を果たしたAXEが、新メンバーとしてCAUGHT IN THE ACTの
ダニー・マルティネスを加え、ツインG編成となって'00年に発表した6thアルバム。
そのせいと言うワケでもないのだろうが、重たいGサウンドとBラインが強調された楽曲は、これまでにない
輪郭線の太さを誇っており、正直、のっけの①のヘヴィなイントロを耳にした時はヒヤリとしたのだが、
曲そのものは、キャッチーなサビの哀メロが耳を捉える秀曲だし、アルバム自体も、ラストに置かれたカヴァー曲⑪
(ケヴィン・チャルファントのソロ作収録のバラード)まで、聴き終えてみれば「いかにもAXEらしい作品」との
評価に落ち着くので安心されたし。特に、OPナンバー①や重厚な⑥は、HM然としたアグレッションと、AXEならではの
ドラマ性が巧みに組み合わされた、本作の
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AXE-V ★★ (2010-01-24 11:38:00)

中心メンバーの1人だったマイケル・オズボーンの交通事故死という、突然の悲劇により解散を余儀なくされたAXEが
(それ以外にも解散の理由は色々とあったようだが)、再評価の高まりを受けて再結成を果たし、'97年に発表した復活作。
通算5枚目のアルバムだから『FIVE』と、実にシンプルなタイトルが付けられた本作は、実験的な方向や、
流行の音楽スタイルに妙な色目を使うことなく、過去4作で披露した自分たちのサウンドの美点を素直に受け継ぐ
内容となっており、確かにこのアルバム・タイトルはしっくりと来るな、と。何せ往年の名曲“BATTLES"の
リメイク⑩が全く浮いて聴こえないんだから、(良い意味で)その不変っぷりが分かろうと言うもの。哀愁に満ちた
メロディや、美しいボーカル・ハーモニーを満載した本編を聴いて失望するAXEファンはまずおらんでしょう。
(個人的
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AXEL RUDI PELL-Between the Walls ★★ (2009-05-04 21:57:00)

3rd『ETERNAL PRISONER』から、Keyプレイヤーを紅一点のジュリー・グローにチェンジして'94年に発表された4thアルバム。
味わい深く爪弾かれるムーディなイントロ①に導かれて、勢い良くスタートする名曲②を筆頭に、アメリカンHM風味も
強く感じられた前作に比べ、ロックンロール色が後退し、暗く湿った欧州へヴィ・メタリックな質感が前面に押し出された本作は、
速弾きはともかく、印象的なメロディの構築にかけては見事な冴えを発揮するアクセルのGプレイ、
ジェフ・スコット・ソートのパワフルな灼熱Vo、そしてヨルグ・マイケル&フォルカー・クラウツァクの
リズム隊が叩き出すタイトなビート・・・と、メンバー間のコンビネーションも一層強固なものとなり、
いよいよ「アクセル・ルディ・ペル」と聞いて、ファンが想起するサウンドの方向性が固まり始めた感あり。
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AXEL RUDI PELL-Black Moon Pyramid ★★ (2009-05-05 08:43:00)

「らしさ」炸裂のアルバム・タイトルに、お馴染みマーク・クリナート画伯が手掛けた美しく壮大なジャケット・アートワーク、
要所にインスト曲を配して、全編をドラマティックに物語っていく手法、「エジプト」をコンセプトにファンタジー色を強めた
歌詞の数々etc・・・と、アクセル・ルディ・ペル(G)ならではの様式美HMワールドが遂に完成を見た、'96年リリースの5thアルバム。
これ以降の彼は、今度は完成された「型」の中で如何に優れた楽曲を生み出すかに腐心していく事となる。
サービス精神が勝ち過ぎたのか、全15曲で70分を越える収録時間は幾らなんでも詰め込みが過ぎ、通して聴くと
若干の「ダレ」を覚えるのが難点なれど、1曲1曲の楽曲は相変わらずしっかりと練り上げられていて聴き応えは十分。
RAGEのピーヴィ・ワグナーがゲスト参加を果たし、硬質なBプレイを聴かせてくれ
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AXEL RUDI PELL-Eternal Prisoner ★★ (2009-05-04 01:05:00)

Voをロブ・ロックから、必殺仕事人シンガーことジェフ・スコット・ソートにチェンジして'93年に発表された3rdアルバム。
その他の面子は、ヨルグ・マイケル(Ds)にフォルカー・クラウツァク(B)と前作と同じ布陣で(Keyのみメンバーは流動的だが)、
個人的には、よりバンドらしさを強め、長く続いたこのラインナップの時代に一番思い入れを感じていたり。
スピーディなHMナンバーあり、叙情バラードあり、ドラマティックな大作あり・・・と、前作『NASTY REPUTATION』で
確立した音楽性をしっかりと継承しつつも、軽快なノリを持った⑤や、AEROSMITHばりにファンキー&グルーヴィな⑥、
ライブでの盛り上がりが容易に想像できる⑨といった楽曲を収録する等、アクセルの作品の中では一際アメリカンHM風味が
色濃く薫る本作。とは言え、ゴリゴリのHMのみならず、こ
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AXEL RUDI PELL-Made in Germany ★★★ (2019-04-25 00:07:33)

ソロ・デビュー以来、一貫してRAINBOWにルーツを置く様式美HMサウンドを追求し続けてきたアクセル・ルディ・ペル、'95年発表の初の実況録音盤。当時の最新作『BETWEEN THE WALL』リリースに伴う母国ドイツで行ったライブの模様を収録しています。
キャリア初期とはいえ既に名曲を山ほど抱えている彼らゆえ、全8曲というボリュームではやはり少々物足りなく、他人のカヴァー③を演っとる場合か?と思わなくもありませんが、(アルバム・タイトル含めて)これも偏にアクセルの抑えきれないブラックモア愛の発露だと思えば微笑ましく許容できるというものですよ。
前任Vo時代の楽曲も余裕綽々で歌いこなし、堂々たるフロントマンぶりで場を盛り上げるジェフ・スコット・ソートといい、スタジオ版以上のエネルギーを楽曲に注入するヨルグ・マイケルのドラミングといい、腕利き揃いのメンバーのパフォーマンスは高め
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AXEL RUDI PELL-Magic ★★ (2009-05-05 22:55:00)

日本では、所属レコード会社をテイチクからビクターに変えて'97年に発表された6thアルバム。
ブックレットにて、気合の入った魔法使いのコスプレ姿を披露してくれているアクセル・ルディ・ペル(G)の
勇姿(笑)が端的に物語る通り、前作『BLACK MOON PYRAMID』にて完成を見たRAIBOW~DIO直系の様式美HM路線を
順当に継承しつつ、疾走曲はよりスピーディに、バラードはよりエモーショナルに、大作ナンバーはよりドラマティックに・・・
と、その作風は更に発展を遂げ、また、詰め込み過ぎが災いしてやや散漫さも感じられた『BLACK~』の構成を
反省したのか、今回は収録曲が全10曲と、無駄なくタイトに絞り込まれて中弛みがない点も好印象。
シャープな疾走感も然る事ながら、練り込みの跡が伺えるサビメロの展開が秀逸なスピード・ナンバー②③⑦⑧、
アクセ
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AXEL RUDI PELL-Nasty Reputation ★★ (2009-05-03 01:52:00)

多数のゲスト・ミュージシャンが迎えられ、如何にも「ギタリストのソロ・アルバム」といった雰囲気を漂わせていた
デビュー作『WILD OBSESSION』に比べ、シンガーの座に現IMPELITTERIのロブ・ロック、リズム隊には
以後、7th『OCEAN OF TIME』に至るまで不動のメンバーとなるドイツ屈指の実力派ドラマー、ヨルグ・マイケルと、
STEELER時代からの盟友フォルカー・クラウツァク(B)を起用し、格段にバンドらしさを高めて制作、
'91年に発表されたアクセル・ルディ・ペルの2ndソロ・アルバム。
LAメタル調の②を収録する等、現在ほど「様式美HM路線」が徹底されているわけではないが、何れの楽曲も
ジャーマンHMならでは哀愁とドラマ性に彩られ、何より、強力なフックを備えたメロディを見事に歌いこなす、
メタル魂を燃焼するかの如きロブ・
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