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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 5151-5200
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SAMSON-Joint Forces-Tell Me
SAMSON-Riding With the Angels: The Anthology
SAMSON-Shock Tactics
SAMSON-Shock Tactics-Communion
SAMSON-Shock Tactics-Riding With the Angels
SAMSON-Survivors
SAMSON-Survivors-Tomorrow or Yesterday
SAMSON-Survivors-Wrong Side of Time
SANCTUARY-Refuge Denied
SANCTUARY-The Year the Sun Died
SANCTUARY-The Year the Sun Died-Frozen
SANDROSE
SANDROSE-Sandrose
SANDROSE-Sandrose-Vision
SANTANA-Marathon
SANTANA-Marathon-Stay (Beside Me)
SANTERS
SANTERS-Guitar Alley
SANTERS-Guitar Alley-Baby Blue
SANTERS-Guitar Alley-Can't Shake You
SANTERS-Guitar Alley-Dreaming
SANTERS-Guitar Alley-Hate to Love You
SANTERS-Racing Time
SANTERS-Racing Time-Mistreatin' Heart
SANTERS-Racing Time-Mystical Eyes
SANTERS-Racing Time-Road to Morocco
SANTERS-Shot Down in Flames
SANTERS-Top Secrecy
SANTERS-Top Secrecy-Tearing Us Apart
SANTERS-Top Secrecy-Top Secrecy
SANVOISEN-Exotic Ways
SANVOISEN-Exotic Ways-Time Is Not
SANVOISEN-Exotic Ways-Under Permission
SARACEN-Heroes, Saints & Fools
SARACEN-Heroes, Saints & Fools-Ready to Fly
SARACEN-Marilyn
SARACEN-Marilyn-Marilyn
SARACEN-Red Sky
SARACEN-Red Sky-Heroes, Saints & Fools
SARACEN-Red Sky-Horsemen of the Apocalypse
SARAYA-Saraya
SARAYA-Saraya-Gypsy Child
SARAYA-Saraya-Healing Touch
SARAYA-When the Blackbird Sings...
SARAYA-When the Blackbird Sings...-Into the Shade of the Sun
SARGANT FURY-Still Want More
SARGANT FURY-Still Want More-Don't You Know
SARGANT FURY-Still Want More-Loosing Control
SATAN JOKERS-Les Fils du Métal
SATAN JOKERS-Les Fils du Métal-Tokyo Geïsha

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SAMSON-Joint Forces-Tell Me ★★★ (2023-05-31 23:33:26)

ブリティッシュHM然とした重厚な曲調を、
ニッキー・ムーアの愁いを帯びた歌声と
ポール・サムソンの泣きのGが援護射撃。
SAMSON侮り難し!となる名曲ですよ。

SAMSON-Riding With the Angels: The Anthology ★★★ (2016-05-19 23:14:21)

'02年発表。SAMSON復活の狼煙になる筈が、首魁ポール・サムソンの急死(ガンだったとか)により、図らずも遺作になってしまった2枚組ベスト・アルバム。
「SAMSON?普通のHRバンドだぞ。ブルースの歌唱も今ほど劇的じゃないし」との前評判と、背伸びしたい盛りのヤングだった身には、SMスナイパーばりの覆面姿で檻の中に納まるサンダースティック先生の神々しいパフォーマンスが、ズバリ申し上げて「アホじゃねえの?」と子供騙しに思えたこともあり、その音に触れる機会を逸し続けていたSAMSONを見直す切っ掛けともなった、個人的に非常に恩義を感じているベスト盤でもあります。
ブルーズ・ベースのHRサウンドを、ブルース・ディッキンソン(Vo)がダイナミックな歌唱で盛り立てる2nd『HEADS ON』に、名盤の誉れ高い3rd『SHOCK TACTICS』のみならず、こうしてまとめて聴いてみると
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SAMSON-Shock Tactics ★★★ (2018-05-15 23:29:20)

現IRON MAIDENのブルース・ディッキンソンや、覆面レスラー…もといドラマーのサンダースティックらを擁したNWOBHMの雄、ポール・サムソン率いるSAMSON、'81年発表の3rdアルバム。(邦題は『魔界戦士』)
彼らのカタログの中では、ポリスに通報待ったなしの変質者感バリバリな勇姿でサンダースティックがジャケットを飾り、そこに邦題『魔人襲来』がコクのある味わいを加えてくれていた2ndがお気に入りなのですが、勿論SAMSONの代表作として名高い本作も、質の高さで引けを取るものじゃありません。
IRON MAIDENばりにケレンの効いた音を期待すると拍子抜けしてしまう、HMというよりはHRと呼びたくなる70年代の残り香を漂わせたシンプルな作風は前2作を踏まえつつ、今回はこれまで以上にリフ志向が強まりリズムも疾走感を増す等、タイトに洗練された楽曲は、プロダクションの向上でシ
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SAMSON-Shock Tactics-Communion ★★★ (2018-05-16 23:54:39)

邦題は“霊界通信”。(丹波先生の顔が思い浮かびますが)
アルバムを締め括るドラマティックなバラードで、この曲における、
楽曲の魅力を十全に引き出すブルース・ブルースのダイナミックな熱唱は
既に実力派シンガーの貫禄たっぷり。その彼のVoとサンダースティックの
派手なドラミング、それにポール・サムソン入魂のGとが入り乱れる
終盤の盛り上がりには胸が熱くなりますよ。

SAMSON-Shock Tactics-Riding With the Angels ★★★ (2018-05-16 23:46:35)

音質の向上によりシケシケ感が薄れ、
Gリフ主導でタイトに突っ走る様は
完全に80年代仕様のHMナンバー。
このハードな楽曲を手掛けたのが、
“I SURRENDER”や“SINCE YOU'VE BEEN GONE”の
イメージが強いラス・バラードってのが意外です。
個人的にはサンダースティックがもっと
派手に暴れてくれると尚良かったのですが。

SAMSON-Survivors ★★★ (2018-07-09 01:01:31)

NWOBHM勢の中ではいち早くデビューを飾ったSAMSONが、シングル『TELEPHON/LEAVING YOU』(’78年)に続いて’79年に発表した1stアルバム。
散々言われている通り、本作に関してはNWOBHMそのものな音を期待すると間違いなくスカされますんで要注意。邦題からジャケット・デザイン、サンダースティックのドラミング、そして楽曲に至るまで、ブルース・ディッキンソンが加入して飛躍的なパワーアップを遂げる次作『魔人襲来』(’80年)に比べると、ブルーズ、ブギー、ロックンロールのエッセンスと、70年代HRのノリを色濃く宿したサウンドは、イマイチ華に乏しいポール・サムソンのVoと相俟って、地味な印象が拭いきれないのは間違いありません。
但し、そうした諸々の注意点を飲み込んだ上で改めて聴き直せば、地味さは「味わい深さ」に早変わり。収録曲の粒は必要にして十分揃っているこ
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SAMSON-Survivors-Tomorrow or Yesterday ★★★ (2018-07-09 23:36:47)

NWOBHM勃発を世に知らしめたオムニバス・アルバムの名盤
『ヘヴィ・メタルへの招待』にも提供されたSAMSONの代表曲の一つ。
ゲスト参加のコリン・タウンズの抒情的なピアノをフィーチュアして
バラード調に始まり、中間部はハード且つドラマティックな盛り上がりを
聴かせてくれる曲展開は、ほんのりプログレッシブ・ロックからの影響も感じられます。
やいのやいの言われるポール・サムソンのVoですが、
ここで聴くことのできる哀愁に満ちた歌声は実にあじわい深くグーですよ。

SAMSON-Survivors-Wrong Side of Time ★★ (2018-07-09 23:43:07)

名曲“TOMORROW OR YESTERDAY”のインパクトに掻き消されがちですが、
こちらも英国産HRらしい陰気なメロディと気だるげな雰囲気を身に纏わせて
終盤ぐぐっと盛り上がっていく様がなかなか聴かせてくれる
バラードの逸品に仕上がっています。

SANCTUARY-Refuge Denied ★★★ (2006-11-23 17:31:00)

MEGADETHのデイヴ・ムスティンによるプロデュースと、強烈なハイトーンを操るワレル・ディーンのVoが
話題になった、シアトル出身のパワー/スラッシュ・メタル・バンド、'88年発表の1stアルバム。(邦題は『新たなる聖地へ』)
歌メロや曲展開にキャッチーさの欠けるQUEENSRYCHEタイプのスラッシュ・メタル・バンドってのは
苦手中の苦手なのだが、本作はその数少ない例外の1つ。アグレッシブでありながらも非常にキャッチーな名曲③や、小気味良く疾走する⑧、「押し」と「引き」を心得たワレルの歌唱が堪能できる、“支配者の仮面”なる邦題の冠されたドラマティックな⑨といった楽曲の存在はやはり大きい。全体的に良い意味で分かり易い作風なのだ。
デイヴ・ムスティンがプロデュースを務めている関係からか、各楽曲からそこはかとなく漂うMEGADETHっぽい雰囲気も、個人的にはプラスに
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SANCTUARY-The Year the Sun Died ★★ (2014-11-09 12:06:12)

ブックレットに目を通すと、終末に関するコンセプト・アルバム的な雰囲気も感じられる、'14年発表の3rdアルバム。
SANCTUARY待望の復活作と言えども、今更彼らがデビュー作『新たなる聖地へ』('88年)みたいな作風へ回帰するとは思ってませんでしたし、事実、本作に託されているのは、NEVERMOREでの活動を踏まえたダークでムーディでテクニカルなHMサウンド。ウォレル・ディーン(Vo)もコップの割れそうなハイトーンは控えめに、ディープな低音をメインに妖しく歌い上げています。これ聴いてから2nd『INTO THE MIRROR BLACK』('90年)を聴き直すと、当時は地味に感じられたあの作品でさえも、スラッシーなエレメントはそれなりに残っていたんだなぁ、と。
さりとて、では本作が駄作なのかと言うと、それは大間違い。キレのある演奏から繰り出される、高い求心力を有するクランチ
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SANCTUARY-The Year the Sun Died-Frozen ★★★ (2014-11-09 22:03:57)

本編中において例外的に、1stと2ndの中間ぐらいのレベルで
スラッシーな色合いも加味されたナンバー。
それでも、浮遊感を湛えてウォレルが朗々歌い上げるサビメロは
現在のSANCTUARYならではの味わい。
流麗に切り込んでくるツインGも素晴らしい。

SANDROSE (2017-12-10 23:28:07)

60年代からキャリアを積んでいたジャン・ピエール・アラルサン(G)が、自身の音楽を追求するべく、それまでの活動を通じて知己を得たミュージシャン達をメンバーに迎えて結成したプログレッシブ・ロック・バンド。特に女性シンガー、ローズ・ポドウォイニーのパンチの効いた歌唱はこのバンド大きな個性。
音楽性の相違やメンバー間の対立もあって、僅か1年足らずでバンド活動には終止符が打たれてしまったものの、彼らが唯一残したアルバム『SANDROSE』は、CATHDRALのリー・ドリアンを始めとする70年代ロック好事家から今も熱烈な支持を受け続けている模様。

SANDROSE-Sandrose ★★★ (2017-12-10 23:32:01)

紅一点の女性シンガー、ローズ・ポドウォイニーを擁するフレンチ・プログレッシブ・ロック・グループが'72年に残した唯一作。
歌詞は全曲英詞で、サウンドの基軸を成すのは、妖艶な歌唱から感極まったような「泣き」の入った熱唱まで、パンチの効いた歌声が耳惹くローズ嬢のVoと、ジャン・ピエール・アラルサンの繊細さと豪胆さを併せ持つ変幻自在のGワーク。そこに全編を抒情的に包み込むオルガンやメロトロンの幽玄な旋律が絡み、2~3分台の美しい小曲と、10分以上に及ぶドラマティックな大作曲が交互に配置される等、非常に分かり易くKING CRIMSONやGENESIS辺りに通じるプログレ・スタイルが提示されています。フレンチ・バンドらしいメランコリックな泣き――少年漫画や劇画チックな滂沱の如く溢れる熱い滝涙ではなく、キラキラ光りながら零れ落ちていくような少女漫画ライクな感傷的な泣き――のメロディを前面に配
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SANDROSE-Sandrose-Vision ★★★ (2017-12-11 23:10:10)

エキゾチックな響きを湛えてかき鳴らされるアコギと
オルガンやメロトロンの幽玄な音色に彩られた曲調は
どちからといえば「静」の魅力を湛えているのですが
その上に乗るローズ嬢のVoは今にも泣き出しそうというか、
感情が溢れ出さんばかりに熱を帯びてソウルフル。
この取り合わせの妙が本曲を名曲たらしめています。

SANTANA-Marathon ★★★ (2022-06-07 00:18:36)

HR/HMファンからは、JOURNEYのニール・ショーンがかつて在籍していたバンドとして認知を得る、カルロス・サンタナ(G)率いるSANTANAが'79年に発表した12thアルバム。
新たにGIANT等での活動で知られるアラン・パスカ(Key)が加入。またプロデューサーにはFOREIGNERとの仕事で名を上げたキース・オルセン&デヴィッド・デボーのコンビを起用する人事からも明らかな通り、ここではSANTANAならではのラテン・ロックを基軸としつつ、そこにAOR/産業ロック・テイストも大量投下した売れ線(当時)サウンドを志向。何も彼らがこれを演らんでも…と思う向きもありましょうが、キャッチーなメロディが軽快に弾む曲調がBOSTON辺りを彷彿とさせる④や、思わずステップを踏みたくなるポップかつリズミカルな⑩等は、従来の持ち味と新味が上手いこと折り合いをつけた秀逸な出来栄えを誇っています
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SANTANA-Marathon-Stay (Beside Me) ★★★ (2022-06-08 00:25:05)

ラテンロックらしい躍動感溢れる曲調といい、張りのあるハイトーンVoが
歌い上げるキャッチーなメロディといい、梅雨のジメジメを吹っ飛ばしてくれる
ザ・夏!な雰囲気漂う爽快なポップ・チューン。

SANTERS ★★ (2008-01-15 22:17:00)

'79年にトロントにて結成された、リック(Vo、G)とマーク(Ds)のサンターズ兄弟と、
リック・ラザロフ(B)の3人編成からなる、カナディアン・ハード・ロック・バンドで、
'81年に1st『SHOT DOWN IN FLAMES』、'82年に2nd『RACING TIME』、'84年に3rd『GUITER ALLEY』を発表、
同郷の先輩バンドTRIUMPHにも通じる、メロディアスなハード・ロック・サウンドで好評を博す。
(制作されたままお蔵入りとなった4th『TOP SECRECY』もある。ボックスセットで聴く事が可能)
そのTRIUMPHとの親交は深く、3rdアルバムのプロデュースを務めたのはリック・エメットだし、
リック・サンターズが『THE SPORT OF KINGS』『SURVEILLANCE』に楽曲提供をしたり、
TRIUMPHの
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SANTERS-Guitar Alley ★★★ (2008-01-17 22:50:00)

カナダのメロディアス・ハード・ロック史に残る名盤の1つにして、SANTERSの代表作、そして彼らのラスト・アルバムともなった、'84年発表の3rdアルバム。
質は高いが、やや大人しくまとまり過ぎていた感のあった2nd『RACING TIME』に比べ、ハード・ロッキンなエッジと躍動感を取り戻しただけでなく、都会的とも言える、スマートな哀愁に彩られたメロディにも一層の磨きが掛けられ、まさにバンドの最高傑作の名に相応しい内容に仕上がっている本作。とにかく哀メロ・チューンだろうが、ロックンロールだろうが、バラードだろうが、サビメロには必ず耳を捉える強力なフックが備わっていて、全10曲、捨て曲なし。
中でもSANTERSの代表曲にして指折りの名曲①、リリカルなKeyの装飾が胸に沁みる④、躍動感と叙情性が程好くブレンドされた⑦、キャッチーなリフをフィーチュアした⑨、そして泣きの滲むバラー
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SANTERS-Guitar Alley-Baby Blue ★★ (2008-01-17 23:11:40)

軽快なリズムの上で刻まれる、
物悲しくもキャッチーなリフが印象的なロック・チューン。
くいくいと涙腺を刺激するフレーズを積み重ねるGも
良い仕事をしています。

SANTERS-Guitar Alley-Can't Shake You ★★★ (2008-01-17 23:03:49)

3rdアルバムのOPチューンにして、「掴みはOK」となる
SANTERS屈指の名曲の1つで、
この曲のビデオがMTVでも頻繁に流され、バンドの知名度UPに
大きく貢献したという、まさに代表曲。
躍動感溢れる曲調と、強力なフックを備えた哀メロ、
そしてキラキラとしたKeyのアレンジが秀逸過ぎます。

SANTERS-Guitar Alley-Dreaming ★★★ (2008-01-17 23:14:56)

イントロのGからして既に泣ける名バラード。
この曲を聴くと、リック・サンターズがエモーショナルな
GとVoの腕前に、更なる磨きを掛けていることが良く分かる。
3rdのプロデューサーを務めたリック・エメットに
相当鍛えられたんじゃなかろうか?

SANTERS-Guitar Alley-Hate to Love You ★★ (2008-01-17 23:07:53)

アップテンポの溌剌としたロック・チューンながら、
曲が進むにつれて哀愁が滲み出してくる展開、
特に終盤における、美麗なVoハーモニーと、切なさを倍増させる
Keyの組み合わせが堪りません。

SANTERS-Racing Time ★★ (2008-01-16 20:33:00)

デビュー作『SHOT DOWN IN FLAMES』の好評を受け、オジー・オズボーンとのツアーを終えてトロントへと
戻ったバンドが、ジャック・リチャードソンをプロデューサーに迎えて制作、'82年に発表した2ndアルバム。
サウンド・プロダクションの向上、曲調の幅の広がり、そして、しっかり腰を据えて制作されたことで、
より練り込まれた収録曲の数々と、上昇気流に乗ったバンドの勢いが如実に反映された、充実した内容を誇る本作。
特に、メロディの哀愁度がググっとアップしている点が大きなポイントで、Keyを導入した洗練されたアレンジが
産業ロック的な雰囲気を感じさせる①、劇的なリフ・ワークをフィーチュアした②、爽やかでキャッチーな③という
冒頭のメロディック・ロック・チューン3連発は、かなり聴き応えあり。そして何より、本編のハイライトにして
SANTERS屈
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SANTERS-Racing Time-Mistreatin' Heart ★★ (2008-01-16 20:50:54)

シンプルな楽曲が多く並んでいた1stに比べ、
2ndではグッと哀メロ度がアップした事を端的に物語る
アルバムのOPチューン。
産業ロック的なKeyのアレンジが秀逸で、
シングル・ヒットとなったのも納得のキャッチーさを誇る。

SANTERS-Racing Time-Mystical Eyes ★★ (2008-01-16 20:53:36)

OPのリフ一発でガッチリと掴まれる、
コンパクトにまとめられていながらも
憂いを帯びた曲調が非常にドラマティックな名曲。
劇的さを盛り上げるインスト・パートも○。

SANTERS-Racing Time-Road to Morocco ★★★ (2008-01-16 20:46:40)

メロディは素晴しいが、やや大人しめな曲が揃った
2ndアルバムの中でも、一際輝く劇的な超名曲。
やや青さが残るものの、声を振り絞るようにして歌う
リック・サンターズのVoが、曲が持つ哀愁を増幅させている。
胸に沁みるフレーズを紡ぎ出すGでも良い仕事をしています。

SANTERS-Shot Down in Flames ★★ (2008-01-15 21:58:00)

トロントにて'79年に結成された、リック(G、Vo)とマーク(Ds)のサンターズ兄弟と、リック・ラザロフ(B)の
トリオからなる、カナディアン・ハード・ロック・バンドSANTERSが、'81年に発表した1stアルバム。
同郷の先輩バンド(同じくトリオ編成の)TRIUMPHにも通じる、哀愁とフック満載のメロディアスなロック・サウンドで
人気を博したバンドだったが、僅か1週間で突貫レコーディングされたというこのデビュー作の時点では、彼らの
代表曲の1つ④を聴けば分かる通り、未だシンプルでオーソドックスなノリのハードロック色が支配的。ぶっちゃけ荒削り?
楽曲の「練り」や「哀愁」と言う点では物足りなさが残るが、とは言え、既にキャッチーなメロディは
そここで聴く事ができるし、②のソロや、⑦のエンディング・パートにおける盛り上げっぷり等、リック・サンターズの
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SANTERS-Top Secrecy ★★ (2008-01-18 22:31:00)

'86年に制作されながらも、日の目を見ることなくお蔵入りしてしまった、SANTERS幻の4thアルバム。
しかし、その理由が「出来の悪さ」故でない事は一聴瞭然で、今ひとつ求心力に乏しい①こそ掴みとしては弱いものの、
②以降は、如何にもSANTERSらしい、フック満載のメロディアス・ロック・チューンが数多く並ぶので安心されたし。
80年代的なモダンさが強調されたサウンド・プロダクションといい、ブルージーな泣きや劇的さを控えめに、あっさりスッキリ
お洒落にまとめられた楽曲といい、Keyを前面に押し出したアレンジといい、かなり産業ロック的なポップ化が進行した作風ながらも、
相変わらずキャッチーで、哀愁を帯びたメロディの魅力には全く鈍りがないため、それも大きな弱点にはなっていない。
特に、本編のハイライトと言うべき、シャープな哀メロ・チューン②、ポップ且つ爽や
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SANTERS-Top Secrecy-Tearing Us Apart ★★★ (2008-01-18 23:07:30)

産業ロック度をグッと高めた4thアルバムの中でも、
その成果が強く表れた都会的なバラード。
ブルージーな泣きよりも、洗練された哀メロが印象に残る。

SANTERS-Top Secrecy-Top Secrecy ★★★ (2008-01-18 23:02:55)

4thアルバムのタイトル・トラックにして、
アルバムのハイライト・ナンバー。
シャープに駆け抜ける哀メロ・チューンで、
1曲目を飛ばして、2曲目のこの曲から聴き始めると
アルバムの印象がグッと向上する。

SANVOISEN-Exotic Ways ★★ (2011-01-29 00:22:49)

90年代前半、独産メロパワ・メタル人気に目を付けた日本のレコード会社が、その手のバンドのカタログを大量にリリースしまくってた時期がありました。隠れた名盤からカスみたいな駄盤まで玉石混合だった、それら無名バンドの作品群の中にあって、良作の一つとして比較的印象に残っているのが、ツインGを擁するシュツットガルト出身の5人組が、NOISE RECORDSから'94年に発表したこのデビュー・アルバム。
プロデュースはジャーマン・メタル・ファンにはお馴染みのトミー・ニュートンで、重厚な音作りにザクザクと刻まれるGリフは確かにパワー・メタル風なれど、スピードよりも、卓越した歌唱力を誇るVoや楽器陣の達者な演奏を活かして、細かく作り込まれたアレンジとミドル・テンポの楽曲主体で本編をじっくりと盛り上げていく作風は、メロパワというよりもQUEENSRYCHEの流れを汲むプログレ・メタルといった趣き。(
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SANVOISEN-Exotic Ways-Time Is Not ★★★ (2015-01-31 10:52:03)

RAINBOWの名曲“RAINBOW EYES”を思い出すバラード。
哀愁に満ちたメロディの素晴らしさも胸を打ちますが
何よりヴァゲリス・マラニスの歌唱が白眉。
濃厚な泣きを発散するハイトーンVoにゃ涙目にならざるを得ませんて。

SANVOISEN-Exotic Ways-Under Permission ★★ (2015-01-31 11:01:35)

摩訶不思議な動きのするエキゾチックなメロディを
余裕を持って朗々歌い上げるシンガーの歌唱に
耳を奪われてしまう疾走系ナンバー。
ヴァゲリス・マラニスは、近年はスタジオでの裏方仕事が
メインのようですが、もう歌は唄ってないんでしょうかね。

SARACEN-Heroes, Saints & Fools ★★ (2010-09-12 00:54:00)

幼馴染のロブ・ベンデロウ(Key)とリチャード・ロウ(G)、フォーク畑出身のビル・イェーツ(B)らによって、
70年代半ばに結成されたLAMMERGIERを母体に誕生した、英国はマトロック出身の5人組が、SARACENと改名後の
'81年に発表し、当時『シンフォニック・ヒーローズ』なる邦題で国内盤もリリースされた1stアルバム。
どこか神々しく響くハイトーンが『運命の翼』を発表した頃のロブ・ハルフォードを思わせるVo、スペーシーな
音色で楽曲にスケール感と奥行きを演出するKey、そして豊かな情感とドラマ性を湛えたメロディアスなGを
三本柱として、NWOBHM由来のハードネスを効かせつつ、壮大且つ劇的に構築されたサウンドは
これがデビュー作の新人バンドの手によるものとは思えぬ、圧巻の奥深さ&クオリティの高さを誇る。
特に、トリプルVoをフィーチュア
…続き

SARACEN-Heroes, Saints & Fools-Ready to Fly ★★★ (2010-09-12 17:52:38)

1stアルバムのラスト・ナンバー。
プログレ・テイストも色濃く薫る同作において、この曲は
シャウト一発でスタートする景気の良いOPからして
ストレートにNWOBHMからの影響が打ち出されている。
荒々しい曲調が印象的ながらも、メロディの煽情度に
鈍りは全く見られず、取り分け、クライマックスで炸裂する
ロブ・ベンデンロウの壮絶なGソロは言葉を失うほどに
エモーショナルでドラマティック。
熱いシャウトと入魂のGソロが煽り合う
エンディング・パートなんて、涙なしには聴けませんぜ。

SARACEN-Marilyn ★★ (2012-01-02 23:18:45)

ハリウッド女優の代名詞ことマリリン・モンローの波乱に満ちた生涯と、その死を巡るミステリーを取り上げたコンセプト作でもあるSARACENの新作アルバム。
自分が購入したお店では《US産メロハーの良作》との宣伝文句が付けられていて、それを読んだ時は「プププー、SARACENはメロハー・バンドじゃねぇだろ」と失笑を漏らしてしまいましたが、実際に聴いてみたら、これが本当にメロハー風の内容に仕上がっていて驚いた。暫く聴かぬ間に一体彼らに何が・・・。
まぁでも、マリリン・モンローを主人公に据えたストーリーを、ダーク且つプログレッシブに物語るも相当無理があるんで、このスタイルで正解なのかな?
程好く取り入れられた、サックスの落ち着いた音色がモダンな雰囲気を演出する本編に併せてロブ・ベンデロウのGプレイも大人しめで、ドラマ性控えめの楽曲と共に全体的にコンパクトにまとめられた作風ではある
…続き

SARACEN-Marilyn-Marilyn ★★★ (2012-01-02 23:24:46)

アルバムのOPを飾るインスト曲のテーマ・メロディが
再び用いられている、コンセプト・アルバムの幕引き役に
相応しいドラマティックな表題曲。
全体的にコンパクトにまとめられている本編中にあって
この曲におけるロブ・ベンデロウの猛烈な泣きを発散する
Gプレイはデビュー作での名演を思い起こさせてくれます。
ロビン・ベックのエモーショナル極まりない歌声も圧巻。
 
ちなみにこの後にシークレット・トラックも収録。

SARACEN-Red Sky ★★ (2010-09-20 18:05:00)

80年代に数枚の作品を残して解散した英国のSARACENが復活を遂げ、'03年にリリースした3rdアルバム。
収録楽曲の半数近くが、過去の名曲や、LAMMERGIER時代のマテリアルのリメイクで占められた構成は、
正式な3rdアルバムと呼ぶにはちょいと変則的だが、美麗なハーモニー、ベテラン・バンドらしい重厚感、
それに壮大なスケール感がそれぞれ増量されて蘇った往年の名曲群は、これはこれで十分カッコイイ。
(若々しい躍動感は薄まってしまったが)
相変わらずロブ・ハルフォード風味が漂うVoと、スペーシーなKeyによるイントロが付け加えられ、
一層コスミック且つドラマティックに蘇った①なんか元バージョン以上に魅力的なぐらいのものだし、
力強く展開していくヘヴィ・ナンバー②、2本のサックスと泣きのGが哀愁の競演を果たしたインスト曲⑨、
女性Voとの
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SARACEN-Red Sky-Heroes, Saints & Fools ★★★ (2010-09-12 17:46:33)

叙情的な前半を経て、曲調がテンポアップする後半は
プログレ調の浮遊感溢れるKey、3人(2人?)のリードVo、
そして猛烈に泣きまくる辛抱堪らんGとが、濃密に絡み合いつつ
クライマックスへ向けて盛り上がっていく、
1stアルバムのタイトル・トラックにして、
アルバムのハイライトを飾るSARACEN屈指の超名曲。
これまた復活作でリメイクされとります。

SARACEN-Red Sky-Horsemen of the Apocalypse ★★★ (2010-09-12 17:38:28)

黙示録の四騎士を歌詞の題材に取り上げ、
IRON MAIDENやディオ期のBLACK SABBATHを彷彿とさせる曲調に、
このバンドの個性たるロブ・ハルフォード風Vo、
楽曲をコスミックに味付けるKey、
そして猛烈な泣きを発散しつつメロディックに歌うGを
フィーチュアしたSARACEN印の名曲。
後に復活作でリメイク。

SARAYA-Saraya ★★★ (2020-01-07 00:50:26)

VIXENの成功が契機だったのか、80年代後半から女性ミュージシャンをフィーチュアしたバンド――ゴリゴリのHM路線ではなく洗練されたメロハー系――がポツポツと日本デビューを飾るようになり、個人的にその中でも印象残っているバンドの一つが、サンディ・サルヴァドールをフロント・パーソンに戴き、彼女のセカンド・ネームからバンド名を取ってSARAYA(サライヤ)を名乗ったニュージャージー出身の5人組。
2枚のアルバムを残して解散してしまったこの短命なバンド、本作は彼女らが'89年に発表した1stアルバムで、プロデュースはKANSASやゲイリー・ムーア等との仕事で知られるジェフ・グリックスマンが担当。開幕役を担う①がブルージーな味わいの、どちらかと言えば地味めな楽曲ゆえ「またぞろブルーズ・ブームにいっちょ噛みするべく現れた連中か」と警戒してしまいましたが、続く②は初期BON JOVIを思わせる
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SARAYA-Saraya-Gypsy Child ★★★ (2020-01-08 00:23:03)

洗練されたアダルトな雰囲気も漂うロック・チューン。
ハードポップ・ナンバーのみならず、勢いだけでは誤魔化せない
この手のムーディな楽曲を書き上げ、かつ説得力十分にパフォームする
バンドの実力の程が伺える名曲。終盤のサライヤ嬢の熱唱に◎を進呈したい。

SARAYA-Saraya-Healing Touch ★★★ (2020-01-08 00:17:51)

適度にKeyの効いた初期BON JOVI風味のメロディアスHRナンバー。
サライヤ嬢のほんのりハスキーな歌声が、楽曲が纏った哀愁味を
より一層引き立たせてくれています。

SARAYA-When the Blackbird Sings... ★★ (2022-12-08 00:53:25)

TESLAのギタリスト、ブライアン・ホイートの嫁さんでもあるという(国内盤CDの解説書情報)サンディ・サライヤ率いるSARAYAが、新メンバーとして日本ではイングヴェイとの仕事で知られるバリー・ダナウェイ(B)を加入させる等して態勢を整えた上でレコーディングを行い、'91年にPOLYGRAM RECORDSから発表した2ndアルバム。先頃、長らく入手困難な状態が続いていた1st『SARAYA』(’89年)の国内盤がようやく再発されたので、当然一緒にラインナップされるものかと思いきや、本作の方はスルーされてしまっていて「なにゆえ?」と首を捻った次第。
いやまぁ前作に比べると、Keyのフィーチュア度を下げた代わりにギターの存在を前面に押し出しヘヴィさを強調、更にブルーズ色の増強も図るという、90年代にリリースされたロック・バンドの2ndアルバムとしては(良くも悪くも)非常にありがちなス
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SARAYA-When the Blackbird Sings...-Into the Shade of the Sun ★★★ (2022-12-08 23:35:18)

じっくりと盛り上がっていく憂いを帯びた曲調に、
ハスキーボイスを振り絞るように歌うサライヤ嬢のVoがマッチした
アルバムのハイライト・ナンバー。

SARGANT FURY-Still Want More ★★★ (2023-05-06 02:16:54)

イギリス人のシンガー、ドイツ人のギタリストとドラマー、それにオランダ人のサイド・ギタリストとベーシストという多国籍な顔触れにより結成され、90年代に3枚のアルバムを残したドイツはハノーファー出身の5人組SARGANT FURY。本作は彼らが共同プロデューサーにトミー・ニュートンを起用してレコーディングを行い、'91年にメジャーのWEA RECORDSから発表した1stアルバム。
一昔前は中古CD屋のワゴンセール・コーナーの常連として、一山いくらで投げ売りされているのをよく見かけた作品でしたが(流石にリリースから30年以上が経過して最近はあまり見かけなくなったかな)、裏を返せば、それだけよく売れた=高く評価されたことの証でもあるわけで、実際本作の内容は中古盤価格に反比例する高いレベルをキープしています。
後に英国のプログ・メタル・バンドTHRESHOLDにも参加することとなる、
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SARGANT FURY-Still Want More-Don't You Know ★★★ (2023-05-09 23:45:09)

哀愁たっぷりにアルバムの幕を引く名バラード。
アグレッシブな疾走ナンバー“LOOSING CONTROL”から
この曲へと
繋げていく流れもドラマティックで良し。

SARGANT FURY-Still Want More-Loosing Control ★★★ (2023-05-09 23:41:34)

ジャケットだけ見るとメロハー・バンドっぽいですが、
この曲はヘヴィ・メタリックな疾走ナンバー。
なかなかのカミソリっぷりを発揮するGが
楽曲をタイトに引き締めてくれています。

SATAN JOKERS-Les Fils du Métal ★★ (2016-03-24 22:30:20)

SATAN SLAVESとGIPSY JOKERSなる地元暴走族2組からバンド名のアイデアを頂戴し、SATAN JOKERSを名乗ったフランス出身の4人組が、’83年にPHONOGRAM RECORDSから発表したデビュー作。
最初、メンバーが豪快に立小便してんのかと目を疑ったジャケット・デザインはしょうもなさ過ぎますが(つか、この時期のフレンチ・メタル・バンドのアートワークはどれも微妙な気が…)、そんな本作がフランス国内において瞬く間に1万枚以上を売り上げる大ヒット作となり得たのは、何もメンバーがイケメン揃いだったからだけではなく(それもかなり大きかったらしいけど)、アルバム自体が確かな品質を備えていたからこそ。
一応は正統派HMの範疇に入る音を出しつつも、タイトな演奏力を誇る楽器陣(特にリズム隊)と、ツインVoによる華やかなハーモニー、そして人を食ったようなアレンジ・セン
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SATAN JOKERS-Les Fils du Métal-Tokyo Geïsha ★★★ (2016-03-24 22:39:24)

タイトル聞いただけで真面目に聴く気になれない方も
いらっしゃるかもしれませんが、いやこれがなかなかの名曲。
リズムの跳ね具合から、Gが奏でるメロディ、
何より「トーキョー・ゲイシャー!」「ゲイシャー!」「ゲイシャー!」
と連呼するVoの血の涙を流すかの如きシャウトっぷりに、
そんなに芸者さんと遊びたかったのか…と心揺さぶられる(?)
エモーショナルな名曲。


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