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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 5001-5050
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SABBAT-Dreamweaver-BEGINNING OF THE END ~ CLERICAL CONSPIRACY ★★ (2007-12-13 22:59:17)
OPナンバーらしく、ストレートに疾走する
高速スラッシュ・チューンだが、重厚且つ劇的なツインGが
大活躍するなど、早くも5人編成となった利点を
存分に活かしてる印象。
SABBAT-History of a Time to Come ★★ (2007-12-11 21:46:00)
マーティン・ウォルキーア(Vo)やアンディ・スニープ(G)らが、学生時代に結成したバンドHYDRAを母体に誕生した、
英国はノッティンガム出身の4人組スラッシャーSABBATが、'86年に制作した2本のデモテープの好評を受け、
ドイツのNOISE RECORDSと契約、'88年に発表したデビュー作がこれ。
スラッシーな疾走感を基調としつつ、そこにアコギ、女性Vo、ドラマティックなメロディを持ち込み、独特のサウンドを
作り上げていた2nd『DREAMWEAVER』に比べると、本作はかなりオーソドックスなスラッシュ・メタル色が濃厚。
幻想的なイントロに導かれてスタートする②にしても、8分以上に及ぶ本編随一の大作⑤にしても、
ダイナミックではあるものの、ドラマティックと言うのとはちょっと違うし、マーティンのVoスタイルが
現在とは異なるシャウト型な事と
…続き
SABBAT-History of a Time to Come-I for an Eye ★★ (2007-12-13 23:13:39)
ストレートなスラッシュ・チューンが揃った1stの中でも、
静と動を巧みに曲中に取り入れたこの曲は、
2nd辺りに収録されていても不思議ではないドラマ性を誇っている。
SABBRABELLS ★★ (2008-11-01 01:51:00)
調べてみたら、本当に再発されるんですねぇ。
しかもDOOMやGROUND ZEROなんかと一緒に!これは嬉し過ぎる・・・。
ついでにHEAVY METAL FORCEシリーズや、SACRIFICEの1stとかも再発してくんないかなぁ。
SABBRABELLS ★★ (2009-03-10 21:47:00)
遂に再発されましたね。
辛抱堪らず、昼休みに会社を抜け出してレコード屋まで買いに走ってしまいました。
まさかこのアルバムを聴く事が出来る日が来ようとは・・・
キングに願掛けした甲斐があったというものです。
この調子でDOOMやSACRIFISEの1stもお願い致します。
SABBRABELLS-One Night Magic ★★ (2007-12-10 22:44:00)
オドロオドロしさとドラマティックな様式美を兼ね備えたサウンドから、「オカルト・メタル」「サタニック・メタル」
と評された、埼玉県出身の5人組へヴィ・メタル・バンドが、'87年に発表した3rdアルバム。
メジャー・デビュー後はカリスマ性がどんどん薄れて、ごく普通のへヴィ・メタル・バンドになってしまったと
批判されることの多い彼らだが(と言ってもインディーズ時代に発表された『SABBRABELLS』を聴いた事がない我が身には
実際の所どうなのか不明なんだけど。そんなわけで願・再発!)、本作では、多彩な楽曲を揃えてメジャー・アクトとして
懐の広さを示す一方、1st収録曲のリメイク⑥、初期からライブのレパートリーだった⑧、オムニバス盤『HEAVY METAL FORCE』に
提供した名曲⑪を、CD盤のみのボーナス・トラックとして収録する等、原典回帰の姿勢も強く
…続き
SABBRABELLS-One Night Magic-Black Hill ★★ (2007-12-13 23:17:29)
1st『SABBRABELLS』収録曲のリメイク。
疾走するリフが非常に個性的且つカッコ良く、
また、インスト・パートで炸裂する
JUDAS PRIESTばりのツインGも聴きもの。
SABBRABELLS-One Night Magic-Darkness World ★★★ (2007-12-13 23:12:21)
タメの効いたイントロからアップテンポで始まり、
Gが濃厚な泣きメロを紡ぎ出す、重く、劇的極まりない
ヘヴィ・パートを経て、再びスピードを上げつつエンディングを迎える、
初期カルメン・マキ&OZがヘヴィ・メタル化したかのような
印象を受ける、3rdアルバム収録曲の中でも1、2を争う名曲。
SABBRABELLS-One Night Magic-ルルドの泉 ★★★ (2006-04-02 00:13:11)
ダーク且つドラマチックなオドロオドロしい曲調は、
流石、日本の元祖(?)サタニック・バンドといったところでしょうか。
でも初めてこの曲を聴いた時に連想したのはカルメン・マキ&OZだったりするのだが・・・。
中古で購入した帯なしの旧規格盤しか持ってなかったので、再発盤に買い直そうと思ったら、
なんと“ルルドの泉"が収録されていない!
アルバムでも1、2を争うこの名曲がカットされてるなんて納得いかんぞ。
SABBRABELLS-Sabbrabells ★★ (2006-04-02 00:15:00)
インディーズで発売されたSABBRABELLS幻のファースト・アルバム。
マニア筋でも「彼らの個性が最も発揮された1枚」と評価が高く、
一日も早い再発が望まれる。
キング様、どうかお願いします。
SABBRABELLS-Sabbrabells ★★ (2009-03-15 21:57:00)
「死ぬまでに一度は聴いてみたい幻の名盤」の中でも5本の指に入ろうかと言う、SABBRABELLSがインディーズ時代に
発表した1stアルバムが、まさかのリマスター再発。しかもオムニバス盤『HEAVY METAL FORCE』に提供した
名曲中の名曲“ルルドの泉"と、第2期SABBRABELLSがレコーディングしていた2曲のデモ音源がオマケ収録されているのだから、
嬉し過ぎて涙が出て来るというもの。CDを聴く前に思わず緊張してしまったのなんて、一体いつ以来やら・・・。
鐘の音と扉の開く音に導かれてスタートする、ダークで劇的な名曲①が象徴するように、大仰な楽曲の数々やシアトリカルな
ライブ・パフォーマンスから「和製サタニック・メタル・バンド」「埼玉(浦和)のBLACK SABBATH」といった
異名を取った彼らだが、流石に現在の耳で聞き直すと、本作にそこま
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SABBRABELLS-Sabbrabells-鏡張りの部屋 ★★★ (2009-03-16 22:35:31)
ヘヴィ且つドラマティックに盛り上がっていく
1stアルバム、後半のハイライトを飾る名曲。
のたうつような中盤の叙情パートを経て、B主導で楽曲が疾走へと
転じる場面のカッコ良さはガッツポーズ物ですがな。
SABBRABELLS-Sabbrabells-束縛 ★★★ (2009-03-16 22:28:03)
歌謡曲的とも言える、絡み付くような情念を発散しながら
哀愁に満ちたメロディを濃厚に歌い上げる高橋喜一のVo、
咽び泣くG、タメの効いたリズムとがグイグイと
盛り上がっていく様に、思わず胸を掻き毟りたくなる1曲。
SABER TIGER-Agitation ★★★ (2011-08-18 02:31:51)
Dsを飯山明寛から、若干20歳の新人(当時)磯田良雄に代えて'94年に発表された2ndフル・アルバム。
安っぽいサウンド・プロダクションと、持ち前の大作主義に更に拍車の掛かった作風、それに90年代の作品らしくヘヴィネスの強化が図られた音楽性が賛否両論を呼んだアルバムなれど、綿密に組み立てられた曲展開の妙や、ヒネリの効いたアレンジなど、一層の洗練を得てドメスティックな色合いが薄まりをみせた本作において、SABER TIGER流HMサウンドは確立を見たと思うのだが、どうでしょう。
先にヘヴィになったと書いたが、朗々と歌う久保田陽子のVoは相変わらずコブシ効きまくりだし、日本人らしい木目細かさで組み立てられた木下昭仁のスリリングでメロディアスなGプレイ、そしてドラマティックなハーモニーを奏でるツインGに彩られた楽曲の数々からは、大味さなんぞ微塵も感じられない。(勿論、疾走ナンバーも
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SABER TIGER-Agitation-Into My Brain ★★★ (2011-08-18 02:35:18)
歌詞は未だ日本語なれど、ジャパメタ色を薄れさせ
良い意味で洗練されたこの名曲からは、
重厚で大仰なドラマ性と、堂々たる威厳が漂う。
久保田陽子のコブシの効いた歌声も圧巻。
SABER TIGER-Agitation-Nightless Quarters ★★★ (2011-08-18 02:38:32)
憂いに満ちたメロディを熱唱するVo、
エモーショナルに上り詰めていく2本のG、
メロウなラインを奏でるB、
タメの効いたDs等、各楽器の見せ場が
無駄なく詰め込まれ、11分超という
長尺を全く退屈させる事なく聴かせきる、
ダークでドラマティックなヘヴィ・バラードの名曲。
SABER TIGER-Brain Drain ★★ (2011-08-30 22:32:59)
日本人離れした声量を誇る不世出のシンガー、下山武徳の力強いな歌声を得て、よりへヴィに、よりアグレッシブにパワーアップを遂げた新編成SABER TIGERが'98年に発表した5thアルバム。
この作品について語ろうとすると、毎度下山の声についてばかり言及してしまうのですが、それはつまり、彼の歌声がそんだけのインパクトを持っていたという事なのだろう。
ただでさえ重厚さを増したサウンドに、更にアクの強い彼のVoが乗ると、最早そのエネルギー量は熱中症を引き起こしかねないレベルのクドさなのだが、それを中和する役割を果たしてくれるのが、木下昭仁(G)の絶品のメロディ・センス。特にアグレッシブながらもきちんとメロディにフックの効いた“TWO DIMENSIONAL SKY”や“MONEY”といった、劇的且つ憂いに満ちた疾走ナンバーはその格好のサンプル的名曲。
初の大舞台ゆえ余裕を欠い
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SABER TIGER-Brain Drain-Money ★★★ (2011-08-31 21:36:30)
歌メロの素晴しさが際立つ疾走ナンバー。
普通のバンドなら最初のサビメロを思い付いただけで
満足しそうなもんですが、このバンドの場合、そこから更に
一捻りも二捻りも加えてメロディを展開させていくところが凄い。
SABER TIGER-Brain Drain-Two Dimensional Sky ★★★ (2011-08-31 21:31:31)
躍動感溢れるリズムの上でテクニカルに踊るGプレイと、
猛烈な憂いを発散するメロディ・センス、双方に冴えを魅せる
木下御大の実力が如何なく発揮された名曲。
勿論、メロディを魅力を損なうことなくパワフルに
歌い上げる下山武徳のVoも忘れちゃいけません。
SABER TIGER-Bystander Effect ★★★ (2016-01-21 21:42:13)
木下昭仁(G)の体調不良に、長らくSABER TIGERの土台を支えてきた木本高伸(B)の脱退といった紆余曲折を経て、'15年に発表された最新アルバム。
しかし、脳梗塞の後遺症なぞまるで感じさせない木下と、ソングライターとしても重要な役割を担う田中康治(G)コンビの火を噴くような高速ツイン・リードGが猛然と牙を剥く①を開巻の合図に、野獣の如き攻撃性、マシーンを思わす複雑精緻な構築力、そして人間的激情の迸りが一体となって渦を巻き、終始高いテンションを保つ本作に、そうしたトラブルの悪影響の影は一切見当たらず。前作でやや気になったドラムの音の軽さもきっちりとアジャストして、迷いも躊躇もなくSABER TIGER流パワー・メタル・サウンドを押し進めています。
あと、今回特筆すべきは久々に日本語詞による楽曲が採用されている点。昔から下山武徳(Vo)は日本語詞を歌ってこそ本領を発揮できる
…続き
SABER TIGER-Bystander Effect-An Endless End ★★★ (2016-01-25 22:50:58)
日本語詞にして大正解、
一言一句にエモーションを込めた
下山の熱傷に心臓を鷲掴みにされる壮絶なバラード。
エンディングのGソロも素晴らしい。
SABER TIGER-Decisive ★★ (2011-09-10 01:08:08)
下山武徳(Vo)のみならず田中康治(G)まで復帰を遂げたからなのか、90年代のプログレ・メタル路線と00年代のパワー・メタル路線の丁度中間を行く、アグレッシブにしてスリリングなHMサウンドが全編に亘って展開されている9thアルバム。
ファン的には復活作というだけで無条件に星3つを進呈したいところなれど、客観的に過去作と聴き比べてみた時、本編中盤に並ぶ楽曲の歌メロの弱さが気になった事は指摘しておきたい。
久々のアルバム制作という事で力み過ぎたのか、従来の「更にここで歌メロにもうひと捻り!」がないため、あともう少しで絶頂に達しそうなのに達せない、微妙なもどかしさが残ってしまう。
とは言えその点を除けば、下山の強靭且つエモーショナルな歌声、御大・木下昭仁(G)が田中と共に紡ぐ技巧を凝らしたGリフに流麗なソロ、タフでタイトなリズム、ドラマティックな曲展開に、憂いに満ちたメロディ
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SABER TIGER-F.U.S.E. ★★ (2011-09-01 23:00:47)
噛み付くように歌う下山武徳のパッション漲るVoと、猛々しいリフの刻みから劇的な構築美を湛えたソロまで、剛柔兼ね備えて流麗に切り込んで来る木下昭仁のGという2本の牙、そしてタフでストロングなリズム隊とが絶妙なフックを効かせつつ猛進する、新生SABER TIGER流メタル・サウンドは健在だが、VoとGとリズムとが激しくぶつかり合って火花を散らしていた前作『SABER TIGER』に比べると、今回はスピードや攻撃性は控えめで若干淡白な作り。
代わりに本編の主役に据えられたのが下山の歌声。グルーヴィなビートやモダンなアレンジの増量で楽曲に適度な隙間(スペース)が生まれた事により、シンガーとして表現力をフルに発揮する機会を与えられた彼氏は、血管がブチ切れそうなパワー全開のシャウトから繊細な表現力に至るまで、アルバム全編に亘ってこれまでの集大成というべき渾身のパフォーマンスを炸裂。下山がここで
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SABER TIGER-F.U.S.E.-Reflecting the Railway ★★★ (2011-09-02 23:43:12)
殺気立った曲調から一瞬空気が変わる、
キャッチーで雄大さ漂うサビメロが秀逸な
ヘヴィ・ナンバー。
感情の振幅の激しい下山の歌声と、
木下のメロディ・センスに唸らされる名曲です。
SABER TIGER-F.U.S.E.-屈辱 ★★ (2011-09-02 23:40:44)
ヘヴィ且つ殺伐とした演奏とドスの効いた下山の歌声が
印象に残るアルバムOPナンバーだが、SABER TIGERらしい
メロディ使いも随所に息衝く。
SABER TIGER-Indignation ★★ (2011-09-02 23:59:12)
野太くパワフル。前任者の下山武徳と似通った歌唱スタイルを持つ新Vo、鈴木勝人を加えた新編成でレコーディング、'05年に発表された8thアルバム。
それゆえシンガー交代による違和感は殆どないのだが、デビュー作ということで気負い過ぎたのか、全体的に歌唱が生硬く、スピーカーを食い破らんばかりの勢いで感情を爆発させていた下山に比べると、表現力という点ではやや物足りない。
尤もそれは『BRAIN DRAIN』で我々の前に登場した際の下山とて同様だったわけで、「あと2、3枚もアルバムを作れば解消される事だろう」と思っていたら、鈴木を擁するラインナップでの作品はこれにて打ち止め・・・。残念。
尚、本作は中庸な魅力を放つミドル・チューン“LORD”が幕開けを飾る事からも察せられる通り、アグレッションに関しては7th『F.U.S.E.』より更に減退している印象なのだが、レコーディングに際
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SABER TIGER-Indignation-Black Eyes ★★★ (2011-09-04 09:25:03)
一瞬たりとも休むことなく動き回る
勤勉な木下のGプレイはもとより、
勇ましく劇的なメロディを堂々と歌い上げる
鈴木のVoが「おぉ」と思わず身を乗り出して
しまうほどにカッコイイ。
このラインナップで作り上げられた
最高の名曲だと思います。
SABER TIGER-Invasion ★★ (2011-08-16 23:14:05)
初の女性Vo、久保田陽子(FASTDRAW~PROVIDENCE)の加入のみならず、コンポーザーとしての才も発揮するサイドGの田中康治を迎え、SABER TIGER史上初めてとなるツインG編成への移行。更には十数年の活動歴において初のフル・アルバムのレコーディング・・・と、初物尽くしで'92年に発表された1stフル・アルバム。
赤尾和重の系譜に連なる、男性シンガー顔負けの力強さでメタル魂を鼓舞してくれる久保田のハスキー・ボイス、劇的な構築美を湛えてスリリングに絡み合うツインG、それにリフ/リズム・チェンジや変拍子の多用、ドラマティックな曲展開といったプログレ・メタル的要素がふんだんにフィーチュアされた楽曲の数々は、80年代のストレートなジャパニーズHM路線とは大きく異なり、また一方で、次作以降に確立されるSABER TIGER流HMサウンドともやや味わいを異する、本作でしか聴くこと
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SABER TIGER-Invasion-Misery ★★★ (2011-08-16 23:20:00)
ツインG編成の威力が如何なく発揮された
イントロだけでハート鷲掴みな大作バラード。
個人的には下山が歌うアコースティック・バージョンの
方がよりお気に入りだが、さりとて久保田バージョンの
素晴しさも抗い難い魅力を放つ。
どっちのバージョンも超名曲っつーことで。
SABER TIGER-Invasion-Storm in the Sand ★★★ (2011-08-16 23:17:18)
久保田陽子加入1発目の楽曲にして
男顔負けのパワーと、繊細な表現力、
そして時折艶っぽさを振りまく
彼女のハスキーな歌声の魅力が如何なく発揮された
勇壮にしてドラマティックな名曲中の名曲。
SABER TIGER-Messiah Complex ★★★ (2012-11-04 22:20:15)
前作『DECISIVE』の感想で「次はもっと早く出して欲しい」と書いたら、本当に1年間隔でのリリースが実現したニュー・アルバム。最初、本作をCD屋で見かけた時は企画盤か何かだと思いましたよ。
勿論、SABER TIGER作品に限って粗製濫造なんてことはある筈もなく、感情剥き出しの下山のVoに、高度な技術力とエモーショナルな表現力を両立させた楽器隊とが一糸乱れずに畳み掛ける、テクニカルなパワー・メタル・サウンドには微塵の曇りもありません。テクニカルと言っても、下手なプログレ・メタル・バンドのごとき些末な辻褄合わせに汲々とするような閉塞感はまるでなく、むしろ豪快さ全開。隙あらば相手の喉笛を食いちぎらんとするアグレッションが全編に亘って渦を巻いているのも、このバンドならではの味。
前作では歌メロのフックに物足りなさを感じたのですが、今回は短いインスト曲を経てスタートする②を聴いただ
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SABER TIGER-Messiah Complex-Bad Visions ★★★ (2012-11-05 22:54:37)
下っ腹にズンズン響くヘヴィネスと
憂いを含んだメロディアスなサビメロが
描き出すコントラストも秀逸なラスト・ナンバー。
振れ幅の大きな下山の歌声が素晴しい。
SABER TIGER-Messiah Complex-Casualties ★★★ (2012-11-05 22:49:10)
各楽器のテクニカルな見せ場を設けつつも
テクニックのみに耽溺することなく、
メロディも強力なフックを有する
SABER TIGER印の名曲。
シャープに、メロディアスに踊るGが印象的です。
SABER TIGER-Messiah Complex-Engrave ★★★ (2012-11-05 22:34:31)
OPナンバーらしい疾走感を湛えつつ
リフもリズムも徹底的に捻くれまくっているという
久保田陽子時代のサウンドを一層ビルドアップしたかのような名曲。
勿論焼き直しなどではなく、
テクニカルでありながら挑みかかるような
アグレッションをも備えているのは
現編成のSABER TIGERならではです。
SABER TIGER-Messiah Complex-Hate Crime ★★★ (2012-11-05 22:57:44)
小気味良くアルバムを締め括る名曲。
重厚な存在感とキャッチーなメロディが
無理なく同居した、先行シングルに
選出されたのも納得の逸品ですね。
SABER TIGER-Messiah Complex-Reminiscence: Path Of Light ★★★ (2012-11-05 22:37:35)
“SPIRAL LIFE”の系譜に連なる
激しくも哀しい劇的な名曲です。
この手の激情迸る楽曲を歌わせると
下山のパフォーマンスには「最高」以外の
形容詞が思い浮かびませんね。
前菜的な小曲“THE MOMENT OR OUR LOVE”と
2曲続けてお楽しみ下さい。
SABER TIGER-Paragraph ★★★ (2011-08-08 22:22:33)
80年代にSABER TIGER名義で発表されたシングルやデモテープ等の初期音源をまとめたコンピレーション・アルバムその1。
現在でもライブの重要なレパートリーとなっている名曲の数々が収録され、後追いファンでもバンドの歴史を手軽に振り返ることが出来る非常に重宝な1枚ではあるのだが、総合的に見ると音質がイマイチなうえ、今の彼らとはサウンド・スタイルもかなり異なるため、若いファンの中には本作を聴いて戸惑いを覚える人もいるかも。(勿論、完成度は高いのだけど)
特に疾走系の楽曲にその傾向は顕著で、シンプルに突っ走る曲調にしろ歌詞にしろ、ストレートに80年代のジャパニーズHM臭が打ち出されていて思わず赤面を誘われる場面もしばしば。(楽器陣の演奏精度の高さに比べVoが弱いのも如何にも80年代のジャパメタ的だ)
但し、インスト曲は勿論のこと収録各曲のハイライトを飾る木下昭仁のGプレイ
…続き
SABER TIGER-Paragraph 2 ★★★ (2011-08-09 22:23:20)
久保田陽子(Vo)加入以前にデモやシングルとして発表された楽曲を取りまとめて収録、SABER TIGERの・・・というか、木下昭仁(G)の道程が手っ取り早く辿れる初期音源集その2。
『PARAGRAPH』同様、彼の劇的な構築美を湛えたGプレイを存分にフィーチュアしつつも、現在のSABER TIGERとはだいぶ異なる、ストレートな80年代ジャパニーズ・メタル色が濃厚に打ち出された音楽性はやはり初心者入門編には不向きの内容なれど、楽曲のクオリティの高さは流石(また『1』に比べると現在へと繋がるSABER TIGER節が更に確立されつつある)。特に、疾走するリズムに猛烈な哀愁を帯びた歌メロが乗る“DEAD ROLL”は、愛して止まない初期SABER TIGERの魅力の粋が詰め込まれた名曲!
歴代シンガーの中でも下山武徳、久保田陽子に並ぶ実力派、渡辺徹(Vo)を擁するラインナップでレ
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SABER TIGER-Paragraph 2-Dead Roll ★★★ (2011-08-09 22:31:47)
歌メロも良いですよね、この曲。
単純な完成度では後に下山武徳が歌い直したバージョンに
軍配が上がるが、いかにもジャパニーズメタルらしい
Voの線の細さが愛しいこのバージョンもかなりお気に入り。
SABER TIGER-Paragraph 2-Recollection ★★★ (2011-08-09 22:28:57)
野太い歌声は好き嫌いが分かれるかもしれないが、
まさに絶唱という表現が相応しい魂の込められた
渡辺徹の歌いっぷりは感動的。
哀愁に満ちた劇的な曲展開の素晴しさと相俟って
涙なしには聴けない名曲に仕上がっています。
SABER TIGER-Paragraph 3 - Museum ★★★ (2011-08-10 22:23:11)
初期音源集その3・・・と言っても、今回は過去2作とは趣きを変え、80年代から90年代にかけて発表されたSABER TIGERの名曲・代表曲の数々を、現シンガーの下山武徳のVoで録り直したベスト盤的性格も感じられる内容。
下山の声を『BRAIN DRAIN』で初めて聴いた時は、失礼ながら「暑苦しい声だなぁ」と余り好印象は持てず、当時は《人見元基に匹敵する実力派!》との評価を見聞きする度に「一緒にするない」と毒づいていたのですが、本作ラストに収められた“MISERY”のアコースティック・バージョンにおける、伸びやかでエモーショナルな歌声を聴いて彼に対する印象がぐるりと反転。確かに日本HR/HMシーン屈指の実力派シンガーだ!と認識を新たにすると共に、先に正しい評価を下されていた方々に深く頭を垂れて謝罪したくなった次第。しかしこれほど感動的な名曲が初回盤限定収録ってのは勿体ない話だなぁ。
…続き
SABER TIGER-Paragraph 3 - Museum-Misery (acoustic version) ★★★ (2011-08-10 22:28:06)
久保田陽子バージョンも紛うかたなき名曲ですが、
下山武徳バージョンも負けず劣らず素晴しい。
というか個人的にはこっちに軍配が上がるかな。
「聴き疲れする暑苦しい声」という偏見を
綺麗サッパリ洗い流してくれる、
下山の伸びやかでエモーショナルな歌声は感動的。
SABER TIGER-Paragraph-Love You ★★★ (2011-08-08 22:32:10)
『PARAGRAPH』収録曲の中では
最も愛して止まないパワー・バラード。
木下昭仁のGも、滝沢貴幸のVoも
猛烈に泣いて泣いて泣きまくる
中盤以降の展開は何度聴いても沁みますね。
SABER TIGER-Project One ★★ (2011-08-26 21:01:13)
限りなく木下昭仁(G)のソロ作に近い、SABER TIGER、4枚目のフル・アルバム。
元KEELのロン・キールがフロントマンとして迎えられた事でも話題となった本作だが、これまで久保田陽子の艶とパワーを併せ持った歌声に慣れ親しんでいた身にしてみりゃ、その後任Voがワイルドで野太いロン・キールってのはギャップがデカ過ぎた。
実際、テクニックより勢いと個性勝負!な彼氏の歌声と、綿密に構築されたSABER TIGERサウンドの相性はあまり良好とは言えず、無理めな高音域を苦しげに歌っているのを耳にすると、そもそも木下御大はもっと広いレンジを備えたシンガーを想定して曲作りを進めていたんじゃねぇかなぁ?と思ったりも。
それでもそこはベテラン、合わないなりに起伏の激しいメロディを何とか歌いこなしているし、他方、余裕綽々でボトムを支える柴田直人&本間大嗣のヘヴィで躍動感溢れる演奏もアル
…続き
SABER TIGER-Project One-Give Me All Your Love Tonight ★★★ (2011-08-26 21:10:07)
バラードって程ではないが、本編収録曲中、
最もメロディアスなラスト・ソング。
木下昭仁の優れたメロディ・センスが
如何なく発揮された名曲で、無理に力む必要がないせいか、
ロン・キールもそれなりに歌いこなしている。
SABER TIGER-Project One-Hard Wire ★★★ (2011-08-26 21:04:53)
秀逸なサビメロは流石、木下昭仁!といったところ。
ベスト盤『凶獣伝説』で下山武徳が歌い直しているが、
あちらのへヴィ・バージョンよりも、メロディの良さが
しっかりと伝わってくる、本作収録の軽快に疾走する
ロン・キール・バージョンの方が好きだ。
SABER TIGER-Project One-Reckless and Young ★★★ (2011-08-26 21:07:11)
前作『TIMYSTERY』に収録されていてもおかしくない、
重厚で劇的なメタル・チューン。
久保田陽子が歌っていたらもっと素晴しい仕上がりに
なっていただろうと思わなくもないが、ロン・キールも
必要十分な仕事はしてくれているし、何より楽曲自体のカッコ良さが
そうした些細な問題を遥か彼方へ吹き飛ばす。
SABER TIGER-Saber Tiger ★★★ (2011-08-31 21:43:59)
前作『BRAIN DRAIN』が仕切り直しの1枚だったとすると、'01年発表のこの6thアルバムは、新生SABER TIGERがいよいよ本領を発揮した1枚と言えるのかも。
『BRAIN~』は、久保田陽子時代の楽曲を下山武徳が歌っているような感触もあったが、本作で木下昭仁(G)は初手から下山の激情迸るVoを念頭に置き、彼専用にチューンアップされた楽曲をクリエイト。そのタフでストロング、それでいて流麗且つ憂いに満ちたメロディが切っ先鋭く切り込んでくるサウンドは、もはや正統派HMというより「パワーメタル」と表現したくなる輪郭線の太さを誇り、取り分けOPナンバー“VAGUE BLESS YOU”は、パワー/スピード/メロディの3拍子揃った、まさしく新生SABER TIGERの魅力を満天下に知らしめる超ド級の名曲。
DUBLE DEALERやアコースティック・ソロ・アルバムの制作といっ
…続き
SABER TIGER-Saber Tiger-Because of My Tears ★★★ (2011-09-01 22:47:24)
下山のアカペラでスタートする構成からも分かる通り、
彼のシンガーとしての著しい成長っぷりが
如実に刻まれた哀愁漂うミドル・チューンの逸品。
この名曲における表現力豊かな歌声を聴くと、
下山がパワー一辺倒のシンガーでないことが
良く分かります。
SABER TIGER-Saber Tiger-Vague Bless You ★★★ (2011-09-01 22:59:08)
勇壮にして流麗な木下昭仁のGプレイに拮抗する存在感を放つ
日本屈指のパワー・シャウター、下山武徳を擁する編成での
SABER TIGER流パワー・メタル・サウンドの最高到達地点が
この名曲かな、と。
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