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火薬バカ一代さんの発言一覧(評価・コメント) 51-100
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707-The Second Album ★★★ (2019-09-29 23:07:04)
特にタイトルは付けられておらず、単に『SECOND ALBUM』(そのまんまだ)と呼称される’81年発表の2ndアルバム。前作で素晴らしい鍵盤捌きを披露していたKey奏者のデューク・マクファデン('05年に心臓の合併症で死去)が脱退し、後任は迎えずKeyの座はセッション・ミュージシャンで賄ってトリオ編成でレコーディングされています。(元RUNAWAYSのシェリー・カーリーがゲストVoとして⑤に参加)
そのせいなのか、はたまたREO SPEEDWAGONのオープニング・アクトとして全米のアリーナやスタジアムをツアーして回った成果か、本作ではサウンドの主導権がGへと移り、より明るくシンプルなHR路線を志向。抒情味が薄れてしまったため、当初はあまりピンと来ず「全米チャートで150位台に沈んでしまったのもさもありなん」とか思ったりしましたが、メロディは相変わらずキャッチーですし、脇に回った
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707-The Second Album-Live Without Her ★★★ (2019-09-30 23:50:50)
従来の持ち味である胸に沁みる哀愁のメロディ・センスと、
2ndアルバムで増強されたハード・ロッキンなエッジとが
理想的な融合を果たした、2ndアルバムのハイライトを飾る名曲。
91 SUITE-91 Suite ★★★ (2020-09-03 01:06:51)
デビュー前からデモテープが耳聡いマニアの間で話題になっていたというスペイン出身の4人組が、'01年にVINNY RECORDSから発表した1stアルバム。
所属レーベルがスペイン国外での活動に非協力的だったせいで速攻廃盤になってしまった日本盤は結構な高値で取引されており、数年前にCD屋で見かけた際には5,000円オーバーの値が付けられていて魂消た覚えあるのですが(今はどうなんだろ)、ことクオリティに関して言えば、プレミア価格で取引されるのも納得の内容であることは間違いありません。
マイク・マンゴールドとアル・フリッチのDRIVE, SHE SAIDコンビがプロデューサーとして腕を振るう本作で披露されているのは、スペイン産と聞いて想起するような「濃さ」「クドさ」の類は殆ど感じられない、いっそ北欧的とすら言えそうな透明感漂う洗練されたメロディアスHRサウンド(ちなみに歌詞は全て英
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91 SUITE-91 Suite-I Will Stand by You ★★★ (2020-09-04 00:05:56)
ほんのり憂いを帯びて軽快に弾むハードポップ・ナンバー。
涼し気に奏でられるエレピと、要所でメロディアスに切り込んでくる
ヘスス・ディアズのGが楽曲の魅力をグッと底上げしてくれています。
91 SUITE-91 Suite-The Day She Left ★★★ (2020-09-03 23:38:26)
アルバムのOPに相応しい高揚感を伴うハードポップ・チューン。
爽やかな曲調ながら、適度にエッジを効かせるGの踏ん張りが
甘口になり過ぎることを防ぎ、楽曲をHRのフィールドに留まらせています。
91 SUITE-Back in the Game ★★★ (2023-09-27 00:59:56)
00年代初頭に残した2枚のアルバムがメロディ愛好家から好評を博するも、レコード会社の支援に恵まれず解散を余儀なくされたスパニッシュ・メロハーの雄、91 SUITE。中心メンバーのヘスス・エスピン(Vo)とイヴァン・ゴンザレス(G)は、同バンド解散後に結成されたSECRETでも行動を共にしており、その流れの中で91 SUITEの再結成が実現。挨拶代わりのEP『STARTING ALL OVER』(’19年)リリースを挟んで、'23年に満を持してこの復活アルバム(通算3作目)を発表してくれました。
かつて「スペインのBON JOVI」と評された自らのイメージを確信的に踏襲したようなOPナンバー①のイントロには思わず笑ってしまうも、サビメロから溢れ出す濃いめの哀愁は間違いなくこのバンドならではの味わい。のみならず、さりげなくアコギを取り入れる等、アレンジは歳月を重ねて円熟味を増しており、
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91 SUITE-Back in the Game-Sunrise of Your Love ★★★ (2023-09-27 23:29:06)
オフィシャル・ビデオ・クリップも制作された
爽快感溢れるメロディック・ロック・チューン。
バンドがこの曲をリーダー・トラックに選んだのも
納得の名曲ぶりですよ。
91 SUITE-Times They Change ★★★ (2015-01-30 23:47:15)
廃盤の1stがプレミア価格で取引される等、メロハー愛好家の間で根強い人気を誇るスペインの5人組が'05年に残した2ndアルバムにして最終作。
日本盤こそ出ませんでしたが(当時の所属レーベルが国外での活動に協力的でなかったせいだとか)、ドメスティックな色合いよりも、むしろ北欧のバンドに通じる透明感と哀愁が美味しいメロディック・ロック・サウンドは、変わらぬ品質の高さを提示。
美しい序曲①の余韻を、ハードなGの調べが覆す②のカマしっぷりが物語る通り、今回はGの存在感をグッと強調。全体のハードネスの底上げを図ると共に、この手のアルバムにありがちな弱点「メリハリ不足」解消に着手しています。それでいてメロディは大味に堕することなくしっかりと潤いを保持。で、またギタリストのイヴァン・ゴンザレスが良いソロを弾くんですよ。彼のコンパクトに練り上げられたGソロは、ヘスス・エスピンの甘くエモーショ
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91 SUITE-Times They Change-Hopes and Dreams ★★★ (2015-02-03 23:06:55)
アルバムでも1、2を争う秀曲。
涼やかな爽快感を湛えたサビメロが絶品で
スペインのバンドというよりも
北欧のバンドに通じる透明感も美しい。
91 SUITE-Times They Change-Wings of Fire ★★★ (2015-02-03 23:34:04)
メロディの潤いとフックを失うことなく
よりハードさを増量するという試みが
ぴたりとハマった、2ndアルバムの魅力を
体現したかのような名曲。
コンパクトに締まったGソロからも
センスの良さが迸ってます。
A Ⅱ Z (2019-12-25 23:23:32)
デイヴ(Vo)とゲイリー(G)のオーウェンズ兄弟が音頭を取って'79年に英国マンチェスターにて結成。
ご近所さんだったPOLYDOR RECORDSの会計士にデモテープを渡してみたら、本当に同レーベルと契約が成立するという夢のようなチャンスを掴むも、待っていたのは、低予算のライブ・レコーディングでデビューという厳しい現実だったという。
その後もドラマーをサイモン・ライトに替え、スウェーデンのシングル・チャートTOP40に入ったらしい“VALHALLA FORCE”や、ラーズ・ウルリッヒお気に入りの“TREASON”、ラス・バラード作曲のポップな“I’M THE ONE WHO LOVES YOU”等のシングルを発表したが、2ndアルバムの制作前にPOLYDORから契約解除を通告されてしまっている。
A Ⅱ Z-The Witch of Berkeley - Live ★★★ (2019-12-25 23:25:44)
NWOBHM特集の常連バンドで、英国はマンチェスター出身。後にTYTAN、AC/DC、DIO、マイケル・シェンカー等々、様々なバンドに参加する渡り鳥ドラマー、サイモン・ライトが在籍していたことでも知られる4人組、'80年発表のデビュー作。
堂々メジャー・リリースなのに、レーベルにレコーディング費用をケチられたせいで地元でのクラブ・ギグを利用してのライブ録音を余儀なくされるという、駆け出しバンドの悲哀が伝わってくるエピソードとセットで語られる機会の多い本作ですが、必ずしもそれがマイナス方面にばかり作用しているわけじゃないことは、一発録りのハンデをものともしないメンバーのタイトな演奏力と、冒頭の「AⅡZ!」「AⅡZ!」コールに始まり、⑧における熱の篭った掛け合いに至るまで、観衆のホットな盛り上がりにも後押しされて終始高いテンションをキープし続けるイキの良い本編を聴けば明らか。
オ
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A Ⅱ Z-The Witch of Berkeley - Live-The Witch of Berkeley ★★ (2019-12-26 23:24:02)
疾走感溢れる曲調に乗せてブンブンとドライヴしまくるBと、
終盤で朗々響き渡る(タイトルに相応しい)怪しげなコーラスが
印象的なアルバム表題曲。
A Ⅱ Z-The Witch of Berkeley - Live-Treason ★★★ (2019-12-26 23:30:40)
AⅡZ初のスタジオ録音のシングル『NO FUN AFTER MIDNIGHT』の
B面曲で、攻撃的なGリフといい、シンプルかつスピーディな曲調といい
まさに「NWOBHM!」感溢れる名曲。
ラーズ・ウルリッヒ編纂のコンピ盤『NWOBHM '79 REVISITED』('90年)に
選曲されたことでちょっぴり注目を集めました。
A.S.A.P.-Silver and Gold ★★★ (2023-12-12 00:42:13)
IRON MAIDENのエイドリアン・スミス(G)が、7th『第七の予言』(’88年)リリース後の長期休暇中、暇にあかせて嘗てのバンドメイトとレコーディングを行ったところ予想以上の反響を得たため、A.S.A.P.(エイドリアン・スミス・アンド・プロジェクトの略でありAS SOON AS POSIBLEとダブル・ミーニングにもなっている)を名乗って’89年に発表した、彼のIRON MAIDEN脱退の引き金となってしまったことでも知られる曰く付きの作品。
ここで披露されているのは、気の合う仲間とリラックスして作り上げたであろう、Keyをたっぷりとフィーチュアしたハードポップ。低音がまるで効いていない音作り含めて、こりゃIRON MAIDENじゃ出来ませんわなと思わされるサウンドの売れ線志向ぶりで、Voはエイドリアン自らが担当。下手とは言いませんけど(上手くもないが)ブルーズ・ロック歌っ
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A.S.A.P.-Silver and Gold-The Lion ★★★ (2023-12-18 23:48:26)
ポップな音作りや煌びやかなアレンジを纏って
軽やかに走り抜けるOPナンバー。エイドリアンが
アルバムで演りたいことが端的に表現されている名曲です。
A.W.O.L. ★★★ (2016-04-19 23:44:44)
快活にハジけるGに、ノリノリで駆け抜けるリズム、
ひたすらタイトル・ワードを連呼するVoと、
もう理屈じゃねぇ、無性に踊り出したくなる
「同じアホなら踊らにゃ損損」な名曲です。
ABATTOIR-The Only Safe Place ★★★ (2006-11-02 22:03:00)
昔、EVILDEADのアルバムを買ってライナーを読むまで、バンド名をどう発音するのか知らなかった、元HERETICのVoマイク・トレスを擁するLAの5人組スラッシャー「アバトール」(最近のデータだとアバトワール?)の'86年発表の2ndアルバム。
後にAGENT STEELを結成するジョン・サイリースやフォアン・ガルシアが在籍していた事でも知られるバンドだが、両名とも本作発表以前に既に脱退済み。とは言え、作品の完成度には微塵も揺るぎなく、寧ろ、クオリティの高さは1作目をも凌ぐ。
前掛かりのスラッシーなビートに乗って、劇的なメロディ、シャープに斬り込んで来るツインG、強力なハイトーンVoが一丸となって疾走するサウンドは、やはりAGENT STEELを想起させるが、あちらよりもグッと骨太な印象が強く、IRON MAIDEN寄りのテイスト。②⑧⑩等、魅力的なスピード・チューンを揃え
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ABATTOIR-The Only Safe Place-Bring on the Damned ★★★ (2006-11-02 22:21:10)
泣きのインスト序曲“BEYOND THE ALTAR"で徐々に高められたテンションは、
勇壮なリフがドカンと炸裂するイントロ部分で早くも頂点に達する。
慌しい疾走感、野卑なハイトーンVoによって歌われる力強いコーラス、
そして中間部の劇的なツイン・ギター・ソロにも耳奪われます。
ABATTOIR-Vicious Attack ★★ (2011-04-09 01:28:23)
AGENT STEELのジョン・サイリース(Vo)、EVILDEADのフォアン・ガルシア(G)を含むラインナップでレコーディングされ、『METAL MASSACRE Ⅳ』に提供した名曲“SCREAM FOR THE GRAVE”が評判を呼んでCOMBAT RECORDSとの契約を手に入れたABATTOIRが、Voを現ANGER AS ARTのスティーヴ・ゲインズに変えて'85年に発表した1stアルバム。
自分は2nd『THE ONLE SAFE PLACE』を先に聴き、そのJUDAS PRIESTやIRON MAIDENを更に攻撃的にしたかのようなパワー/スラッシュ・サウンドに感銘を受け、後に遡って本作を購入したのだが、ある程度ドラマティックな整合性も感じさせてくれた『THE ONLY~』に対し、こっちはMOTORHEADに通じる破天荒なノリが全編に渡って炸裂。「ハードコアHM」と
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ABATTOIR-Vicious Attack-Ace of Spades ★★★ (2011-04-09 01:38:36)
上手いVo(元HERETICのマイク・トレス)を加えて
JUDAS PRIEST/IRON MAIDEN型のパワー/スラッシュ・メタルを
演っていた2ndに対し、1stではMOTORHEADに通じる
破天荒さを備えたハードコアHMをプレイ。
で、実際にMOTORHEADの代表曲であるところの本曲を
カヴァーしているわけだが、これが見事なハマリっぷりで
他のオリジナル曲の存在が霞む霞む。
ABATTOIR-Vicious Attack-Screams From the Grave ★★★ (2011-04-09 02:00:34)
『METAL MASSACRE Ⅳ』に提供したところ、
ラジオにてヘヴィ・ローテンションされ
バンドの知名度向上に一役買ったという名曲。
実際、正統派HMとMOTORHEADがガップリ
四つに組んだような荒々しくもスピーディな
曲調は非常にカッコイイ。
ABOUT US-About Us ★★ (2023-04-13 01:04:16)
インドはナガランド州ウォカ出身の5人組、ABOUT USが'22年に発表した1stアルバム。
個人的に日本に紹介されるインド産メタル・バンドというと、何となく「スパイシーな要素を塗したデス/エクストリーム・メタル」的な音を想像してしまうのですが、彼らが聴かせてくれるのは、適度にエッジを効かせつつ、ポップで爽やかなメロディが躍動するメロディアスHR。ドメスティックな色合いはほぼなく、これにはインド人ならぬ日本人もビックリですよ。いやでも数年後には中国を抜いて人口が世界一になる(既になった?)といわれている国ですから、探せばこの手のバンドがいるのも不思議な話じゃないか。
洗練された曲作りのセンスと、メンバーの安定したパフォーマンスに支えられたサウンドは、エスニックな飛び道具に頼らずとも聴き手の耳を捉える確かなクオリティを有しており、メロハー梁山泊FRONTIERS RECORDS
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ABOUT US-About Us-Right Now ★★★ (2023-04-18 00:24:58)
アルバムのOPナンバー。キャッチーなメロディ、
モダンなアレンジ、テクニカルな楽器陣の見せ場を
バランス良く盛り込んで仕上げた、このバンドの魅力を
分かり易く伝えてくれる逸品。
ACCEPT-Blind Rage ★★★ (2014-09-08 22:38:17)
絶好調の波に乗る、マーク・トニーロ(Vo)擁する再々結成ACCEPTが、前作から2年という順調なリリース・ペースを守って発表した3枚目のスタジオ・アルバム。
へヴィでアグレッシブだがフックに乏しいという、ACCEPTのアルバムで時々見かける捨て曲パターンにハマったOPナンバー①が始まった時は、さすがに3枚目ともなると曲作りのアイデアが尽きたか?と一瞬不安がよぎりました。
しかし同曲後半で炸裂する、ウルフ・ホフマンの「歌えるGソロ」でグッと盛り返すと、後には硬派な哀愁が光る②が続き、以降は、グリーグ作曲“ペールギュント”の“朝”のメロディを引用しながら突っ走るラス曲⑪まで、荘厳に響き渡るバンカラ・コーラスをフィーチュアしたACCEPT以外の何者でもない、例えるなら昭和の工業高校の応援団哀歌みたいな(?)、雄々しく剛毅なHMナンバーが目白押し。(前述の①も繰り返し聴く内にすっかり
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ACCEPT-Blood of the Nations ★★★ (2010-10-09 01:54:29)
失望の連続だった90年代の長い長い回り道を経て、もはやACCEPTのスタジオ・アルバムには何の期待感も持っていなかったのだが、その彼らが、ここまで完成度の高い作品を引っ提げて再々結成を遂げるとは全くの予想外。
金属を削り出すかの如くガツガツと刻まれる屈強なリフ&リズムに、男臭さ満点の金切りVo、ドラマティックに絡む2本のG、それにお馴染みの「地響きコーラス隊」が堅牢なスクラム組んで威風堂々と突き進むサウンドは、正しく7th『RUSSIAN ROULETTE』の後に来るべき、マッチョで勇壮な「ACCEPT流HM」が徹頭徹尾貫かれ、怒涛のOPナンバー①からラス曲⑭(日本盤のみのオマケ扱いなのが勿体ない程のクオリティ)に至るまで、捨て曲は皆無。
その最大の推進力となっているのが、ウド級の特異性は持ち得ずとも、よりメロディアスな歌唱で楽曲を雄々しく彩る新Vo.マーク・トニーロと、起承
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ACCEPT-Blood of the Nations-Bucket Full of Hate ★★ (2010-10-10 01:31:54)
オルゴールの音色によるイントロからスタートする
猛々しさに満ちたアルバムのラスト・ナンバー。
アラビア風味を湛えたGリフとメロディが初期RAINBOWを彷彿とさせます。
壮大なエンディングが非常にドラマティックで、
ライブの締めに演奏したらさぞかし盛り上がることでしょう。
ACCEPT-Blood of the Nations-Kill the Pain ★★★ (2010-10-10 01:25:42)
個人的にアルバム『BLOOD OF THE NATIONS』の
ハイライト・ソングの一つと位置付けている慟哭のバラード。
聴く者の悶絶を誘うウルフ・ホフマンのGの泣きっぷりと来た日にゃ
演歌も真っ青。
また、歪みを抑えた歌声で、哀愁に満ちたメロディを切々と歌い上げる
マーク・ト二ーロのVoが堪らなくエモーショナルで胸を抉る。
ACCEPT-Blood of the Nations-No Shelter ★★★ (2010-10-10 01:19:37)
マーク・ト二ーロの熱いVo、立ち塞がるもの全てを薙ぎ倒す勢いで疾駆する
リフ&リズム、そして力強いコーラスと、いずれの要素も
「これぞメタル、これぞACCEPT!」と主張しまくっているが
何より心奪われるのはウルフ・ホフマンのGソロ。
『BLOOD OF THE NATIONS』では構築美を備えたGソロを連発してくれている
彼氏なれど、特にこの曲におけるGソロは強力無比。
初めて聴いた時は余りの素晴しさに膝から崩れ落ちそうになりましたよ。
ACCEPT-Eat the Heat ★★★ (2017-08-02 00:38:47)
その昔、ACCEPT最大の問題作と言えば’89年発表のこの8thアルバムが筆頭でした。曰く「売れ線に走るためにウドを追い出した」(実際はもっと込み入った事情有り)、「アメリカナイズされたサウンド」「やっぱACCEPTの声はウドじゃないと」etc…。尤も、ウド擁する編成で復活した再結成ACCEPTの90年代のやらかしっぷりや、マーク・トニーロがフロントマンを務める現行ACCEPTの大躍進を経た今となっては、本作における変化なんぞまるで牧歌的。普通に「良く出来たACCEPT作品」として楽しめますので、若いリスナーの皆様におかれましては安心してご購入下さいませ。
確かに地響きコーラスを控えめに、アメリカ市場を意識したようなライトに弾む楽曲もチラホラ見受けられますが、にしたって余裕でHR/HMの範疇で括れるレベル。流石に捨て曲なしとは行かずとも、「アグレッシブになったSURVIVOR」と評
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ACCEPT-Eat the Heat-Hellhammer ★★★ (2017-08-02 22:54:41)
メロディック&リズミックに弾む曲調と、
キャッチーなサビメロが非常に秀逸。
(思わず一緒に叫びたくなりますね)
デヴィッド・リース擁するACCEPTが目指したサウンドの
理想形に限りなく近づいた名曲ではないかと。
ACCEPT-Eat the Heat-Mistreated ★★★ (2017-08-02 22:59:52)
泣きや哀愁のセンスは従来のACCEPTから引き継ぎつつ
デヴィッドのじっくりと聴かせるエモーショナルな歌唱と
大陸的な雄大なスケール感といった新味も見事に活かした
感動的なロッカ・バラード。尺は9分近くと長めですが
時が経つのも忘れて聞き惚れてしまいますよ。
ウルフ・ホフマンの泣きのGも絶品。
ACCEPT-Eat the Heat-X-T-C ★★★ (2017-08-02 22:49:24)
ウド在籍時代には既に書かれていた楽曲らしく
ウドも気に入ってU.D.O.のライブでプレイしていた。
つまりは「これぞACCEPT!」な名曲であるという。
下っ腹にズンズン来るパワフルなHMナンバー。
ACCEPT-Stalingrad ★★★ (2012-06-20 07:09:50)
ACCEPTの新作アルバムを聴くに当たって、全く不安を感じずに済んだのって一体いつ以来でしょうかね・・・と、ふと考え込んでしまった'12年発表の最新作。
前作『BLOOD OF THE NATIONS』発表に伴う長期ツアーで得た手応えと自信は、しっかりと本作の内容の方にもフィードバックされており、参加2作目にして完全にバンドの「看板」としての存在感と説得力をモノにしたマーク・トニーロの金属質な歌声に、聴く者を鼓舞する雄々しいメロディ、マッチョなリフ&リズムの鉄壁を築く楽器隊、そして厳粛極まりない地響きコーラスとが一体となって、威風堂々と突き進むACCEPT流HMサウンドは相変わらず強力無比。シンガーばりにエモーショナルに歌うウルフ・ホフマンの泣きに満ちたGプレイをフィーチュアする、屈強な疾走ナンバー①と、戦争の激しさと悲しみを歌い上げる戦場の挽歌チックな②を聴いただけで完璧にハート
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ACCEPT-Stalingrad-Hung Drawn and Quartered ★★★ (2012-06-20 22:01:12)
アルバムのOPをパワフル&雄々しく疾走する
コレ1曲でアルバムが傑作であることを確信させてくれる名曲。
戦う男の哀愁を背負った
ウルフ・ホフマンのGプレイも素晴しい。
ACCEPT-Stalingrad-Shadow Soldiers ★★★ (2012-06-20 22:15:32)
イントロのアコギからして「演歌かい!」
っつーぐらい泣き倒していて涙腺が緩みます。
濃厚な哀愁を背負いつつも、メソメソした軟弱さを
微塵も感じさせないあたりがACCEPT印。
ウルフ・ホフマンのGに負けないエモーションを
迸らせるマーク・トニーロの熱唱も胸を打ちますよ。
ACCEPT-Stalingrad-Stalingrad ★★★ (2012-06-20 22:03:54)
地響きコーラスが映える重厚なヘヴィ・ナンバー。
今の彼らなら、もっとドラマティックに
磨き上げられたのでは・・・と思わなくもないですが、
ウルフ・ホフマンの入魂のGソロがとにかく圧巻なので
文句なしの星三つ進呈。
ACCEPT-The Rise of Chaos ★★★ (2017-09-09 00:53:44)
アルバム・セールス、そのリリース・ペース、そして提示される作品の質と、あらゆる面において第二次黄金期を迎えた復活ACCEPT、’17年発表の新作アルバム。
90年代に流行に擦り寄って痛い目を見た後悔が骨身に染みている彼らゆえ、再結成4作目となる本作でも微塵も揺るぐことなく、雄々しく屈強なACCEPT流HMサウンドの王道を堅守。ともすればマンネリと受け止められかねない頑固な変わらなさですが、定まった型の中であれ、楽曲は毎度微妙にタッチを変えて練り上げられていて、特に今回は、本国ドイツのチャートで№1の座を獲得した前作『BLIND RAGE』の成功に後押しされたのか、全体的にマーク・トニーロのVoの柔軟性や、合唱を誘発するコーラス・ワーク、メロディ・ラインに気を配った「キャッチー」と評したくなる作風を選択。例えるなら6th『RUSSIAN ROULETTE』収録の名曲“MONSTERM
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ACCEPT-The Rise of Chaos-Carry the Weight ★★★ (2017-09-11 23:04:41)
タイトに飛ばす疾走ナンバー。かと言って勢いで誤魔化すことなく
メロディにはフックが効いていて、特に滲み出す哀愁に
思わずガッツポーズ決めたくなるサビメロは特筆モノ。
劇的なツインGのハモリから、泣きのGソロへと雪崩れ込んでいく
インスト・パートも素晴らしい。
要するに隙のないアルバムのハイライト・ナンバーってことで。
ACCEPT-The Rise of Chaos-Die by the Sword ★★★ (2017-09-11 22:49:07)
厳めしいイントロを経て
拳を突き上げるのに丁度いい速度で
パワフルに突き進むOPナンバー。
勇壮なコーラスにも思わず唱和を誘われます。
ACCEPT-The Rise of Chaos-The Rise of Chaos ★★★ (2017-09-11 22:57:53)
これぞHM!という雄々しさと屈強さを誇示しつつも
曲調はノリやすく、コーラスは数回聴けばすぐに
一緒に歌える/歌いたくなるぐらいキャッチー
(ポップという意味には非ず)という
本作の方向性を象徴するような逸品。
アルバム表題曲なのも納得ですよ。
ACCUSER-Agitation ★★ (2011-06-08 22:30:48)
一時はSCARTRIBEと変名して活動を行っていたドイツのベテラン・スラッシャーが、バンド名をACCUSERに戻して'10年に発表した復活作。
嘗ての中心メンバー、エーベルハルド・ヴェイエルの名はラインナップに見当たらず、フランク・トムスがバンドの牽引役を担っている事からも察せられる通り、本作で聴く事が出来るのは80年代のパワー/スラッシュ路線ではなく、90年代にフランク主導で制作された『REPENT』や『REFLECTIONS』といった作品を彷彿とさせる、ある程度モダンな要素も飲み込んだゴリゴリの強面サウンド。
フィル・アンセルモ風味の怒号Voや、歪みまくった音色のGに、迫力不足のドラム・サウンドといった味気ない音作りには不満を覚えなくもないが、とは言え、スラッシーな疾走感を大幅回復させて突っ走る硬質な楽曲のカッコ良さ、それに何より、デビュー当時から一貫してこのバンド最大の
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ACCUSER-Agitation-Century of the Fall ★★★ (2011-06-09 19:47:25)
Voこそマックス・カヴァレラ+フィル・アンセルモ
といった趣きの怒号スタイルだが、外向きに
アグレッションを撒き散らしながら疾走する曲調は
スラッシュ・メタルならではの旨みに満ちている。
それに何といっても、時に美しく、時にドラマティックに
ハモるツインGの素晴しさときたら!
ACCUSER-Agitation-Prophecies ★★ (2011-06-09 22:08:23)
一気に畳み掛けて来るスラッシュ然とした
スピード・ナンバーながら、メランコリックな
インスト・パートも強い印象を残す。
物悲しいが、決してベタベタしない
硬派な味わいがこのバンドならでは。
ACCUSER-Double Talk ★★★ (2008-01-01 21:47:00)
ドイツはルール地方、ズィーゲン出身の4人組スラッシュ・メタル・バンドACCUSERの日本デビュー作となった、'91年発表の3rdアルバム。
これを最後に、バンドの中心人物だったエーバハルト・ヴェイエルが脱退。4th『REPENT』以降は、スピードよりも重さ
重視の所謂「モダン・へヴィネス」路線へと傾倒していく事となる彼らだが、とりあえず本作までは、
男らしいシャウトを響かせるVoといい、ガツガツと刻まれる硬派なGリフといい、ダイナミックに
疾走するリズムといい、バリバリの正統派ジャーマン・スラッシュ・メタル路線を邁進。
CD用ボーナス・トラックとして収録されている、初期の代表曲⑨⑩⑪と聴き比べてみれば明らかなように、
リフ・ワークやリズム・パターンに更なるヒネリが加えられ(一筋縄では行かない曲展開が炸裂する④はその筆頭か)、
俄然ダイナミズムを増
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ACCUSER-Double Talk-Money ★★★ (2008-01-01 21:53:47)
男らしく硬派なシャウトを響かせるVo、切り裂くように
刻まれるシャープなGリフ、バキバキと鳴りまくるB、
ダイナミックなリズムを叩き出すDs、そしてメロディックな
Gソロと、4thアルバムの魅力をギュッと凝縮したかのような名曲。
静と動の対比を劇的に演出する、メロウなアコギの導入も
非常に効果を上げています。
ACCUSER-Double Talk-Revolution ★★★ (2008-01-01 22:02:59)
アコギによって爪弾かれる序曲“INDISTINCT ARTICULATION"から
繋がっていく、4thアルバムのハイライト・チューンの1つ。
歌に入る前の一捻りなど、凝ったリフ・ワークや
リズム・パターン、アコギの導入といった
豊富なアイデアが詰め込まれた、劇的且つダイナミックな曲展開が素晴しい。
ACCUSER-Reflections ★★ (2011-06-12 00:23:55)
前作『REPENT』は「90年代に発表されたスラッシュ・メタルの名盤コンテスト」でも開催した日にゃ上位入りは確実の力作だったが、唯一、最後にオマケ収録されていたDIE KRUPPSのカヴァー曲の存在に妙な胸騒ぎを覚える内容でもあった。果たして、その一抹の不安は'94年リリースのこの5thアルバムにおいてバッチリと的中する。
痛快な疾走感を薄れさせ、スピードよりもヘヴィネスとグルーヴ感重視のリズムに乗って、ジェイムズ・ヘッドフィールド・フォロワーからフィル・アンセルモ・フォロワーへとスタイル・チェンジを果たしたVoの怒号と、無機質に刻まれるGリフとが重心低く押し出してくる作風は、まさしく90年代に猛威を振るった「モダン・へヴィネス症候群」の作法に則った仕上がりで、正直、初めて聴いた時は結構落胆させられた次第。(まぁジャケット見た時点である程度覚悟は出来てましたけどね)
尤も今こ
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ACCUSER-Repent ★★★ (2011-05-28 10:52:17)
前作『DOUBLE TALK』を最後に、中心メンバーだったVo兼Bのエーベルハルド・ヴェイエルが脱退。元メンバーのレネ・シュッツ(G)を呼び戻し、セカンドGのミラン・ペシェルがBにチェンジ、更にリードGのフランク・トムスがVoも兼任する・・・というドラスティックなバンド内改革でこの難局を乗り越えたACCUSERが、'92年に発表した4thフル・アルバム。
お馴染みの「ULTORON 6」のイラストを止め、よりシリアスなデザインが採用されたジャケット・アートワーク、場面によってはメロディアスにも歌っていた前任者に対し、ジェイムズ・ヘッドフィールド似の野太い咆哮を轟かすVo、ダウン・チューニングでヘヴィさをいや増したリフ&リズム、生々しい音像のもとマッチョにビルドアップされた楽曲の数々・・・と、いかにも90年代然としたダークな雰囲気(というかMETALLICAからの影響)が全体を支配す
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ACCUSER-Repent-Rotting From Within ★★★ (2011-06-08 21:38:27)
重々しいイントロから一転、地響きが聴こえてきそうな勢いで
突貫するOPナンバー。デス・メタルばりのダークネスが渦巻いているが、
ジェムムズ・ヘッドフィールド+マックス・カヴァレラといった趣きのVoは
デス声の一歩手前で力強く踏み止まっているし、歯切れの良い演奏が
もたらすカタルシスは、間違いなくスラッシュ・メタルならではの味わい。
マッチョな曲中で流麗に奏でられるツインGも素晴しいアクセントになっていますね。
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