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29さんの発言一覧(評価・コメント) 201-250
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JAMES LABRIE'S MULLMUZZLER-MullMuzzler 2 ★★ (2001-12-26 06:29:00)
最近また聴き直してます。
一言でこのアルバムを表現すると、「自分の思うように歌ったジェイムズ・ラブリエの歌はこんなにすばらしかったのか!」ということに尽きます。個人的には3rd以降のDREAM THEATERのアルバムでのラブリエの歌唱は、なんか抑圧された感じというか、彼の本領が発揮出来ていない勿体無い使われ方をしているな、と思っていました。それだけに、彼が自分の歌いたいように歌メロを作ったこのアルバムで、久しぶりに本領発揮!ってな感じです。
楽曲もDTほどではないにしろ、ほどほどのプログレッシブさをもった曲が多くを占めます。DTの場合は周りの演奏のレベルがあまりに高すぎるため、彼ほどの歌い手であっても演奏の中に歌が埋没してしまいがちです。だからこのアルバムのような適度なプログレッシブさがちょうどいいのかな、などと勝手なことを考えてしまいます。個人的には⑤“Stranger"
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JAVAN-SOMEWHERE IN THE NIGHT ★★ (2003-09-23 09:08:00)
以前実家に帰った時に、10年以上前に作ったお気に入りテープを発掘。そこに入ってた“Dreams"なる曲が誰の曲かわからず悶々としていたんですが、ついに発覚!
91年に輸入盤でのみ出てたこのJAVANでした。
当時高田馬場には、B!誌の輸入盤レビューに載ったモノをすぐに入荷するという、メタラーには重宝されるレンタルCD屋があり、これもそこで見つけた1枚でした。
この1枚しか情報も音源もないけど、これはいいですよ!
声域も声質も北欧的な上手いVoが歌い、適度にテクニカルなGが弾きまくり、煌びやかなキーボードが彩りを加える。これほど高品質なバンドが日本盤出なかったのが今でも不思議です。メロディに妙にメジャー感があり、感涙モノのバラードからハードドライヴな曲まで曲調も豊かで、埋もれてしまうには惜しい逸材でした。
今でも中古屋でたまに見かけます。80年代のゴージャスな
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JAVAN-SOMEWHERE IN THE NIGHT-DREAMS ★★ (2003-09-23 09:10:52)
静かなアルペジオで始まり、哀愁を帯びたVoが切々と歌い上げるバラード。
サビにかけての盛り上がり方が凄まじいです。
そしてサビの絶唱!
正に埋もれてしまったバンドの埋もれた名曲。
JOE LYNN TURNER-Slam-Heart Of The Night ★★ (2001-11-17 01:05:35)
改めてジョーの歌はいいなあと実感しました。実は彼の声に触れたのはBRAZEN ABBOT以来かも。まったく衰えていないハリのある声は健在でした。特にこういうバラード系の曲では絶対的な情感の込め方の上手さが光りますね。
そんでこの曲もジョーの声質にぴったり。後期RAINBOWに似た雰囲気もあるので、この1曲のためにアルバム買っても損はしないと思います。
JOHANSSON-Sonic Winter-Enigma Suite (feat. Yngwie Malmsteen) ★★ (2001-10-20 03:18:23)
イェンスとアンダースのヨハンソン兄弟のバンドでの2nd収録の、イングウェイ参加のスリル溢れるインスト曲。
この緊張感を求めてた!近年のイングウェイのバンドでこれほど心を震わすインスト曲があっただろうか?特にイェンスのプレイは圧巻で、まさに凄まじいバトルを繰り広げています。
この曲を聴いて、イェンスのKeyフレーズはピアノで弾いた時にこそボクの心に突き刺さるんだと実感。最近のSTRATOVARIUSでのプレイもいいけど、この曲や、初期SILVER MOUNTAINでのプレイと比較すると、なんかまだ彼の実力をフルに生かしきれてない感じがします。
JOHANSSON-The Last Viking ★★ (2001-08-11 00:49:00)
イェンスにアンダースのヨハンソン兄弟、そんでVoがヨラン・エドマンでGがマイケル・ロメオと、北欧マニアには堪らない1枚。そこで聴ける音楽はもうまさにTHAT'S北欧!THATS'ネオクラ!という感じです。もう各人がその分野で名を馳せたヤツらの集まりなので、安心して聴けます。ロメオのGも、SYMPHONY Xでのプレイは一聴して彼とわかるのですが、ここではその凄まじいまでの個性的プレイは影をひそめ、バンドに合せた旋律をソツなく弾いてます。驚いたのはヨラン・エドマンのVo!こんなに上手かったんだ!と思いました。ソウルフルでありつつ、要所ではすばらしいハイトーンを聴かせてくれます。この人のVoがいいと思ったのは「Eclipse」以来だなあ。
どんな凄腕キーボーティストが現れてもボクの中のKeyヒーロー(笑)はイェンスなので、彼のプレイはここでも安心して聴けます。あえて言うなら、「Enig
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JOHANSSON-The Last Viking-Forest Song ★★ (2002-05-16 22:09:30)
これはかなりの名曲!
イントロのチェンバロフレーズ聴いただけで失禁しそうです(笑)
この曲をありきたりなネオクラシカル曲に留めなかったのは、ヨラン・エドマンのVoによるところが大きいのでは?ソウルフルでややハスキー声で、情感たっぷりに歌い上げていて、ただ高い声が出るだけのハイトーンVoとは深みが違いますよ。
マイケル・ロメオも、自分のバンドではないからか、SYMPHONY Xほど自己主張しまくりでなく、程好いクラシカルテイストを加えてくれています。
JOSHUA-The Hand Is Quicker Than the Eye-November Is Going Away ★★ (2002-06-20 00:50:38)
その昔大量にもらったLPの中にあった心に残る1曲。
物悲しいバラードです。落ち葉舞い散る晩秋とかにタイミング良く失恋とかしたらその時にぴったりな曲です。
でもこのアルバム、ジャケトットがあまりにバカバカしくて、この曲とあわせて考えるとちょっと興醒め…。
JUDAS PRIEST ★★ (2001-11-24 10:42:00)
YOSIさんの文章、非常に興味深いです。まさにおっしゃる通りだと思います。
ボクはリアルタイムで聴いたJPの最初のアルバムは「RAM IT DOWN」でした。当時立派なスラッシャーだったボクにとっては物足りない内容に感じたんですとね。その後の「PAINKILLER」で受けた衝撃は前作での印象とのあまりの違いに驚愕した、って感じでした。そこから過去のアルバムさかのぼって聴きましたが、その時の印象は、「時代時代で全く違う音楽性をやっているんだなー」でした。初期の作品なんてホントRockn'Rollですよね。やはり個人的には「PAINKILLER」「SCREAMING FOR THE VENGENCE」「DEFENDERS OF THE FAITH」あたりのHM的要素が濃いアルバムが好きですが、それぞれの時代の曲にそれぞれそれに見合ったいい曲を提示してきたバンドだと思います。だから新しく
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JUDAS PRIEST-Demolition-Bloodsuckers ★ (2001-08-02 20:41:46)
アルバムでは否定的な発言しましたが、これは中々いい曲ですよ。特にリッパーの金属的なスクリームには痺れました。それでリフがかっこいいですね。JUDASってこんなにリフによった曲書くバンドでしたっけ?
これが21世紀のJUDASとして正しいのかどうかは別として、先入観無しで聴いてかっこいい曲ですね。
KAMELOT ★★ (2003-03-01 13:35:00)
ついに…ついにKAMELOT来日決定!!
詳細はオフィシャルサイト
http://www.kamelot.com にて。6月に大阪1日、新宿リキッドルームで2日間のようで、カップリングに関してはTBA(To Be Announced)なので期待して待ちましょう。ちなみにフランスのパリ公演はSONATA ARCTICAとのカップリングなんすね。
Live盤を聴く限りでは彼らのライブアクトとしての実力も相当のようなので、これは是非とも見ておかねば!
KAMELOT ★★ (2003-03-05 01:22:00)
B!誌によると、カップリングはなんとDREAM EVIL!
昨年10月の来日公演も記憶に新しいですが、これはまた楽しみな組合せだ!
KAMELOT ★★ (2003-06-13 03:21:00)
昨日見てきました。
ロイは歌神です。
KAMELOT-Epica ★★ (2003-03-01 02:06:00)
どうやら6月に初来日公演が決まったようです。こりゃ見逃せない!
前作「KARMA」はあまりの完成度の高さに驚かされましたが同路線ながら引き続き高品質なアルバムを世に送り出してくれました。
「KARMA」は1曲1曲は独立していながらもアルバムトータルでの流れを非常に感じさせてくれるアルバムでした。対して今作はゲーテの「ファウスト」を題材にしたコンセプトアルバムでありながら、逆に1曲1曲の個性がが前作よりも際立っているように感じました。「FOURTH LAGACY」以降の路線は踏襲しつつ、色々な新しい要素を盛り込み、それが楽曲に際立った個性を与えているあたりが凡百のバンドとの違いを感じさせてくれます。
同時期に発売されたSONATA ARCTICAのアルバムが色彩にあふれたフレスコ画だとすると、このアルバムの印象は水墨画って感じでしょうか。一聴すると単調に聴こえるんだけど、
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KAMELOT-Epica-Lost & Damned ★★ (2003-03-01 02:25:20)
「EPICA」の中では1番のお気に入り。
期待感を煽るイントロ、そこに切り込んでくるGメロディのかっこいいこと!そして何よりも歌メロが始まるとその裏で奏でられているのはバンドネオン!新たなジャンル、“タンゴ・メタル"の誕生か!?と思わせますが、いざ聴き通してみるとよく出来たKAMELOT印の疾走曲になってるのが凄い!
このあたりの一筋縄ではいかない展開にこそ、このバンドの魅力をかんじますね。
KAMELOT-Eternity ★★ (2001-11-18 04:21:00)
最近のKAMELOTがヘビーローテしてたので、かなり久しぶりに彼らの1st聴いてみました。確か硬質なHMだったような…。
聴いてみて思い出した!Voがアンドレ・マトスもびっくりの超裏返しクセのある人だった!曲調はドラマティックさを縮小したSAVATAGEにジェフ・テイト風のVoが乗る、というイメージだけど、このジェフ・テイト風が一癖あるなー。普通に歌えば硬質なハイトーンVoなのに、音程外しながら不愉快に裏返る歌唱法は、正直言って生理的に受け付けられない類のモノでした。発売当時(5年くらい前?)はクセがあるなー程度にしか思わなかったけど、あれから耳が肥えたのかな?まあ個性的といえばそうなんだけど、かなり好き嫌いがわかれるタイプです。曲も近作のようなドラマティックさ・大仰さはなく、ひたすらダークで淡々とした硬質なHMが展開されてます。要所にかっこいいGフレーズがあるのが聴き所かな?この
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KAMELOT-Karma ★★ (2001-08-13 00:00:00)
いやー、甘く見てました。ロイ・S・カーン。実はKAMELOTも、そしてロイが以前いたCONCEPTIONも、質は高いものを提供してくれるものの、あと一歩絶賛するに至らないもどかしさを感じてました。
なんなんだ、この完成度の高さは!!ドラマティックで劇的に展開する楽曲に乗る、極上のVo!こりゃたまらん!疾走曲での壮絶ハイトーンから、“Don't You Cry"で聴ける心の奥のセンチメンタル中枢(笑)を鷲掴みするような切ないウィスパー系の歌唱まで、とにかく幅が広い!ロイってこんなにエモーショナルだったっけ?個人的Vocalistランキングでかなり上位にノミネートです。
そしてバックの演奏もまたタイトで隙がありません。ホントに北米のバンドなの?こんな高品質なアルバムが日本盤出てないなんて信じられないっす。
はっきり言って現時点での2001年度ランキング1位アルバム。
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KAMELOT-Karma ★★ (2001-12-26 06:28:00)
上でも書いてますが、おそらく本年度のベストアルバムになるだろう1枚です。
このアルバムは何が素晴らしいって、楽曲の充実にほかなりません。確かに1曲のインパクトとしては「THE FOURTH LEGACY」に収録されていた“Until The Kingdom Come"、“Nights Of Arabia"、“The Fourth Legacy"といった曲の方が上だと思います。事実、ボクは必ずお気に入
りMDに曲を抜き出して聴くタイプなんですが、このアルバムの曲は入れていません。なぜならこのアルバムから取り出して他の曲の間に入れて聴くと魅力が減退するからです。つまり、アルバムの収録順に聴いてこそそれぞれの曲が相乗効果でよく聴こえるんです。それだけこのアルバムの質が高いってことだと思います。久しぶりにアルバム単位で聴きまくった1枚です。
これはボクだけが感じることなのかもし
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KAMELOT-Karma-Don't You Cry ★★ (2001-11-03 23:33:37)
疾走するばかりがドラマティックじゃない!とばかりにロイが切々と歌い上げる絶品のバラード。1枚のアルバムの中にこういう曲があるのと無いのとで全体としてのバランスが全然違ってくると思う。
パワフルな歌い方をしても、そしてこの曲のように哀愁漂うささやくような歌い方をしても、それぞれに質の違う色気を加味出来るロイの歌唱力に脱帽。
KAMELOT-Siége Perilous ★★ (2001-11-15 03:50:00)
ロイ・S・カーン加入後の最初のアルバムにして、バンドとしては3rdにあたるアルバム。
聴いた最初の印象は、「CONCEPTIONみたいだな~」でした。若干ハスキーながら妙な色気を秘めたロイの歌唱が、ダークな曲調の正統HM曲に乗る、というスタイルはまさにCONCEPTIONそのもの。そして受けた印象でもっとも共通してたのは、「楽曲の方向性も演奏も曲の質も高くVoも上手いのに、これといった曲が無い」という点でした。そう、ダークでミドルテンポの曲調がずと続くため、単調になりがちで何度も聴く魅力に乏しかったんです。
その後のアルバム『THE FOURTH LEGACY』『KARMA』での充実ぶりに最近聴き直しているんですが、じわじわと効いてくるアルバムだなーと再認識。確かに「これだっ!!」っていうキラーチューンはないんですが、逆にアルバムとしての統一感はあります。近2作と比べるとやや
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KAMELOT-The Fourth Legacy ★★ (2001-10-13 02:46:00)
しばらく「KARMA」がヘビーローテしてたので久しぶりに聴き返しましたが、やはりかなりクオリティ高いですね。“UNTIL KINGDOM COME"は確かに名曲だと思います。ロイのVoは相変わらず素晴らしいの一言ですが、最う新作と比べるとなんかまだ奥の手を隠してるような唄い方に聴こえてしまいます。気のせいかな?
KAMEROTは確かにロイが加入してメジャー感出てきましたが、初期の頃からこれだけのクオリティを書いてきたトマス・ヤングブラッドはもっと評価されてしかるべき人だと思います。
それにしてもホントいいバンドですね。
KAMELOT-The Fourth Legacy-Nights of Arabia ★★ (2001-11-04 01:30:41)
タイトル通り、中東風の雰囲気を持つ曲。イントロの“Desert Reign"からの展開も見事。
特に疾走してるわけではないけど、曲調はまさにドラマティックの一言に尽きます。ロイの声質もあってか、エスニックな香りがプンプンしてるけど、あくまで正統HMとしての魅力満載です。
KAMELOT-The Fourth Legacy-Until Kingdom Come ★★ (2001-11-03 23:39:53)
アルバムの終盤に来てもう一度の見せ場を演出するドラマティックな疾走曲。シンフォニックなアレンジが見事なほどにマッチングしていて、そこが装飾だけのエセ・シンフォメタルと1枚も2枚も役者が違うことを主張してます。
確かにライブのオープニングを飾るにはぴったりの曲ですね。ボクもお気に入りMDの1曲目に使ってました。
KING DIAMOND-Conspiracy ★★ (2001-10-20 02:51:00)
“陰謀"と銘打たれたヘンな邦題、そしてジャケットで白目を剥くあのキング・ダイアモンド御大。常識的な人であればまず敬遠するであろうファースト・インプレッションに満ち溢れた1枚です。
だが聴いてびっくり、内容は彼ならではのおどろおどろしい、ホラーな印象の楽曲がこれでもかと続きます。が、彼の作品の中では比較的楽曲がコンパクトにまとめられていて、非常に聴きやすいです。よく彼の歌唱が話題になりますが、あのウラ声が無ければ曲としての魅力も半減すると思いますけどね。ダークでありながら美しくそして激しく展開していくそのメロディはまさに激情の一言に尽きます。
KREATOR-Extreme Aggression ★★ (2002-10-06 02:45:00)
高校生の頃よく聴いてた1枚。ミレ・ペトロッツァのデス声スレスレの潰れVoを聴いて、こーゆーのを“デスメタル"っていうんだぁー、と一人早合点してました。当時としてはかなり凄い声でしたよ、これ。
それはさておき、頭から最後まで一気に駆け抜ける疾走感はかなり爽快。スラッシュはやはりこうでなきゃ!切れ味鋭いリフと細かく刻まれるリズムが心地よいっす。確かにSLAYERの「REIGN IN BLOOD」に近似性は感じます。
まさに“Extreme Agression"な1枚。
KREATOR-Terrible Certainty-Blind Faith ★★ (2001-08-24 03:13:49)
速い!とにかく速い!ボクの知る限り最速のスラッシュ・メタルです。(もっと速いの知ってる人いたら教えてください)そこにミレ・ペトロッツァのわめきダミ声が乗ったこの曲を聴いたときはさすがにスラッシュ大好きだった高校生時のボクも「なんじゃこのキ○ガイみたいなVoは!?」と思いましたが、時が流れてデスメタルに慣れまくった耳で聴くとすごいメロディックVoに聴こえてしまうからあら不思議(笑)慣れって恐い。
この曲聴かずにスラッシュ語ることなかれ!と思ってます。
KRUX-Krux ★★ (2003-09-25 10:54:00)
ライフ・エドリングのバンド、Voがマッツ・レヴィンという、個人的に名盤アルバム1枚のみ残して消えたABSTRAKT ALGEBRAをいやでも思い出させます。Gがコレ方面での猛者、マイク・ウィードか元(?)ENTOMBEDの人に代わってますが…。
音的にもCANDLEMASS、ABSTRAKT ALGEBRA直系のダークで重く引きずるようなサウンドです。まあライフ・エドリングのバンドだったら当然か。個人的には「ドゥーム」というと初期SABBATHやCATHEDRALを思い浮かべるので、あまりこの手の音楽をドゥームと思ったことはないんですけど、世間的には「ドゥーム」とカテゴライズされるような音楽性です。
アルバム的には同じようなテンポの曲ばかりなのでちょっとダレます。このバンドなりの速い曲が1曲でもあれば印象違うんですけどね。CANDLEMASSの“Dying Illusion"
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LABYRINTH ★★ (2001-11-15 03:51:00)
最近、所有CDのデータベースを作り始めました。そこでこれを機に、全てのCDに個人的点数を点けているんですが、改めて自分の好きなバンドの方向性がわかってきました。「疾走」「ボーカル」「演奏力」「メロディ」「アグレッシヴさ」等の要素が必要なのは勿論、それら全ての要素に関しても楽曲の方向性にしても「緩急の自在さ」という要素がまさに必要不可欠であることに気付いたんです。アルバム1枚が全部疾走曲だと聴いてて疲れるし、かといってミドルテンポの曲ばかりではダレる。それは楽曲のバラエティの多さっていうことかもしれませんが、攻撃的な楽曲の中にハッするような美しいバラードがあったりするとその他の曲も際立ったりしませんか?そういったシナジー効果も含めて、1枚のアルバムの中に「楽曲の緩急」があると、素直に「いいアルバムだな~」って思えるんです。
前振りが長くなりましたが、このLABYRINTHって、そんな
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LABYRINTH-No Limits ★★ (2002-01-12 09:12:00)
記念すべきLABYRINTHの1stアルバム。Voは現RHAPSODYのファビオ・リオーネがジョー・テリーという名前で参加しています。
基本的な路線は現在と変わらないのですが、個人的にファビオ・リオーネの歌(というよりは声)が苦手なので絶賛は出来ないですね。楽曲の組み立て方もまだ若干の甘さを感じます。1曲1曲にドラマ性を持ち込もうとするあまり、ほとんどの曲が、静かな始まり→徐々に盛り上がっていく、という展開をしていくため、アルバム通しての印象が散漫になりがちです。まあそれが後々のこのバンドの展開の持っていき方の上手さにつながっているけど。
とは言ってもこれが良質なメロディ、疾走感をもった1枚であることは間違いないです。
LABYRINTH-Return to Heaven Denied ★★ (2001-07-17 02:01:00)
LABYRINTHの2ndはちょっと苦手なファビオ・リオーネから、前任者と比べてはるかに柔軟度の高い歌唱力をもつロブ・タイラントにチェンジして、バンドとしての格が1段も2段も上がりました。よく比較されるRHAPSODYですが、確かに曲の練りでは向こうの方が上です。でもアルバム単位で聴くと、RHAPSODYってちょっと疲れないですか?このLABYRINTHも1stの頃は(Voが同じだったからかもしれませんが)ひたすら突っ走る若さあふれるバンドでしたが、この2ndになって全体的な緩急のつけ方が上手くなったと思います。特に⑩NEW HORIZONSはあまりの完成度の高さにびっくりしました。98年のボクのBEST TUNEです。RHAPSODYは全パートが(Voも含めて)一丸となって攻めてくるイメージですが、LABYRINTHはもう少し個々の音像がハッキリとしていて、各パート毎のメロディがきれい
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LABYRINTH-Return to Heaven Denied-New Horizons ★★★ (2001-08-02 20:36:55)
曲のタイプの印いっぱい点け過ぎました(笑)それくらい色々な要素のある完成度の高い曲だと思います。
ドラマを期待させるイントロ、ロブ・タイラントの伸びやかなVoの裏で疾走しまくるかっちょいいリフ、そして細かいですが4'04"から始まるなんとも言えない展開が…悶絶モノです。
でもSONATAとかと比べるとサビのメロディがいまいち煮え切らない感じもするなぁ。
でも好きっス。
LABYRINTH-Sons of Thunder ★★ (2002-01-12 09:38:00)
3rdともなると、音質の方はだいぶ気にならないようになってきました。
曲の作りにも以前より余裕のようなものを感じます。個々の楽曲もかなり練られていて、ロブ・タイラントの歌唱も前作より自然に溶け込んでいる気がします。
と、確実にレベルアップしてるに関わらず、個人的名盤の2ndに及んでいない気がするのは、必要以上に高い敷居を用意して待っていたからかな?予想範囲内での向上だったから、前作のような衝撃が得られなかったのかも。しかし絶対に損はしないヨーロピアン・シンフォニック・スピードメタルの好盤。
疾走感抜群の“Save Me"を1曲目に持ってきたほうがアルバムの構成上よかったのでは?(それにしても邦題「救出」って…)
LABYRINTH-Sons of Thunder-Save Me ★★ (2001-08-06 22:32:34)
典型的なLABYLINTHの曲。
静かなイントロから徐々に盛り上がって、お約束っぽいけどかっちょいい疾走曲に展開していきます。この手の音を出すバンドは多いけど、LABYLINTHの優れているのは緩急のつけ方かすごく上手いこと。押すところは押しまくって、引くべきところは引く。
こういう曲歌わせたらやはりロブ・タイラントは最高です。Voが足引っ張ってるネオクラ・様式美系バンド多いけど、この人がジェフ・スコット・ソートみたいに渡り歩いて歌ったら化けるバンドってありそう。
LILLIAN AXE-Poetic Justice-The Promised Land ★★★ (2002-03-06 22:51:53)
彼らのアルバムは本作しか持っていないのですが、とにかくこのバラードの美しさには感動しました。いわゆるマイナーキーで切々と歌われるもの悲しい曲なんですが、サビでの転調とそこに続く泣きのGソロ…。個人的には“She's Gone"“Long Gone"と並ぶバラードBest3に入る曲なのです…。
LILLIX-Falling Uphill ★★ (2003-10-04 22:46:00)
確かにHMとは縁の無い音楽ですね(笑)
そんな些細なことはさておき、女声POPとしての質は高いですね。
メロディの良さもさることながら、コーラスワークがすごい好きですねー。このコーラス、誰かに似てるんだけどそれが誰か思い出せない…。
アヴリルは真剣にアルバム通して聴いた事は無いので比較は出来ないけど、質として段違いの差があるとは思えません。要は売り方の問題だと思いますよ。
質の高さがそのまま売上枚数に比例したらいいんですけどね…。
LIONSHEART-Lionsheart ★★ (2001-07-12 01:32:00)
これは超のつく名盤ですね。これを聴いた後、GRIM REAPERとONSLAUGHTも買いあさりました。評判悪いこれ以降のアルバムですが、頑張って買って聴きましたが、やはり…(ノーコメント)。
LOST HORIZON-Awakening the World ★★ (2001-08-13 03:35:00)
うおおおおおおおーーーーーっっっっっ!!!!!
って叫びたくなるバンドです。なんて男クサイんだぁぁぁ!!
実はMANOWARって、そのHMに対するアプローチは好きだし、曲によってはすごい感情依移入が出来るんだけど、アルバム単位で聴くと体力消耗して疲れちゃうのでちょっと苦手でした。このLOST HORIZONはそのMANOWARの精神をボクの理想通りに再現してくれたバンドです。特に③“Sword In The Metal World"はまさにMANOWARのいいエッセンスを取り入れて、そこに絶妙なメロディとエリック・アダムスより幅広い歌唱(だと思う)を乗せた名曲だと思います。
他の曲もライヴ映えしそうな曲ばかり。一緒に叫びたくなるサビ多いもんなぁ。祈・来日!今、ライヴ見てみたいバンドNo.1です!
LOUDNESS-HURRICANE EYES-Rock 'n Roll Gypsy ★★ (2001-07-10 03:15:26)
ボクの中のラウドネスはこの曲です。これとS.D.I.かな。マイク・ヴェセーラもまあいいけど、やっぱニイちゃんでしょ。
Lost in the Twilight Hail ★★★ (2001-07-21 01:30:04)
BLIND GUARDIANは個人的には初期の3枚がすごい好きです。「SOMEWHERE~」以降の作品はちょっと懲りすぎかな…。かっこ良くていいアルバムばっかりだけど。
その中でも特に名盤だと思う3rdの中で特にすばらしいのがこの曲。イントロからアウトロまで一瞬たりとも気を抜くスキがありません。とにかくかっこいいメロディが息もつかずに疾走し続けます。けして上手いとは言えないハンズィのVoですがこの音楽性にはこれくらいダーティでラフな声が合います。カイのVoもここではいい味付けになっています。Gソロもかっこいいよな~。ちなみにこのカイのVo、ライブでは観客全員が歌ってそれはそれでかっこよかったです(VALHALLAも同様)
MAJESTIC-Abstract Symphony ★★ (2002-03-15 04:04:00)
脅威のネオクラ鍵盤奏者リチャード・アンダーソンの(と言い切ってしまおう!)バンドのデビュー作。何が凄いって徹底したネオクラシカルな楽曲群と、それを高度なレベルで再現してくれるプレーヤー達の凄さ。特にこれが初お目見えだったリチャード・アンダーソンは「世界にはまだこんな人が隠れてたのね…」と思わせてくれた逸材。
音楽性、楽曲のタイプは確かにイングウェイによって確立されたいわゆる「ネオクラシカル様式メロディックメタル」です。旋律、ソロのあちこちに先人の影響が見え隠れするのも事実。でもその楽曲・メロディの質が高いのもこれまた事実。これを「パクリだ!」と切り捨ててしまうのは簡単だけど、それでは高品質な音楽の1つを聴き逃してしまうことになります。正直、最近の弾き癖まみれの本家よりも新鮮で楽しめましたしね。
だからってバンド内でのワンマン振りや言動の過激さ(ビッグマウス?)までパクる必要は
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MAJESTIC-Abstract Symphony-Crimson Sun ★★ (2001-07-09 13:51:33)
パクリのフレーズが多い等のうわさもチラホラ聞きますが…。単純にこの曲はかっこいい!本職のインギーやロイヤルハントが最近あまりパッとしないので、彼らにも頑張って欲しいです。
MAJESTIC-Trinity Overture ★★ (2002-03-15 04:11:00)
ほ~ら、やっちゃった。イングウェイばりにメンバーを一新してのセカンド。イングウェイさえいれば基本的な路線は変化しないのと同じく、このバンドはリチャード・アンダーソンさえいれば普遍なのだ!逆に考えるとハイレベルなネオクラ曲を様々なVoやGで楽しめるプロジェクト(失笑)ってことで…。事実、楽曲の質はまるで落ちてないし、そのパクリ具合もまるで後退する気配無し!けなしてるんではなくて、個人的にはフレーズの拝借等には寛大なので、良いものは良いとして非常に楽しめます。さすがに①“Entering The Arena"のあまりに露骨な“Rising Force"ぶりはちょっと閉口しますが。
新Voも上手いけど、前任のヨナス・ブルームのハスキー声は好きだったので(というかこのバンドの個性の一つだったのに…)、ちょっと残念。まあ脱退組みのREPTILIANがいるからいいか。
MANIGANCE ★★ (2002-08-11 03:22:00)
もうじき日本盤出ますね。個人的には「ANGE OU DEMON」は去年のKAMELOT「KARMA」に匹敵する衝撃がありました。恐るべく完成度の高い1枚だと思います。
やはりフランス語の歌詞に多少の違和感はありますが、そこがこのバンドの一つの個性に昇華しています。言語の違いなのか曲展開の不思議さなのかはわかりませんが、メロディの展開の仕方がかなり独特で、聴き手の予想をかなり裏切る展開するのがミソです。そういった意味でかなり新鮮でした。
楽曲はあくまでもテクニカルでメロディックな質の高いHMで、各パートの演奏技術もかなりしっかりしています。そして個人的にはこのVoのDidier Delsaux氏がかなり気に入りました。表現力・声域・声質と文句なしです。世の中まだまだ隠れた実力者はいるんだなーと思い知らされました。
最近はこのMANIGANCEも含め、ANOREXIA NE
…続き
MANIGANCE-Ange ou démon ★★ (2002-05-23 13:02:00)
ここしばらくかなりの頻度で聴いてマス。
はっきり言ってスゴいです、このバンド。楽曲の質・演奏の上手さ・Voの上手さが凄いレベルです。そして音質のよさも特筆です。こりゃ日本盤出るな、間違いなく。それだけ完成度の高いアルバムですよ、これ。
プログレッシブというほど複雑ではないと思うけど、かなり展開が激しく各楽器の技術が高いためにプログレメタル風の印象はありますね。Gのソロ、リフのところどころに聴けるフレーズにはかなりの才能を感じました。要所で差し込んでくるKeyの使われ方もかなり効いてます。
そして一番の収穫はこのVo!めちゃ上手い!!歌唱の上手さと、歌メロのかっこよさはロブ・タイラントに通ずるものがあります。高音の伸びもこれまた素晴らしい。歌詞は全てフランス語ですが、違和感は全くありません。逆にそのソフトな発音がこれまた一つの個性になってると思います。
⑤“Ange
…続き
MANIGANCE-Ange ou démon-Ange ou démon ★★ (2002-05-17 23:20:21)
こいつはたまらん!!
高い緊張感を保ちながら美しく複雑なメロディが疾走しまくります。
手数の多いDr、流麗なソロとしっかりしたリフを見事に構築しているG、めちゃ気持ちいいツボを突きまくってくるテクニカルなKey,そしてありきたりなハイトーンではなく艶もあり感情移入たっぷりの美声Voが歌い上げるメロディが加わって、HM的テンションの高い名曲に仕上がっています。
とにかくサビのメロディとそれを歌い上げるVoが見事で聴き惚れますわ~。こりゃかなりなキラーチューーンです。
MANIGANCE-Ange ou démon-Ange ou démon ★★★ (2002-08-11 02:56:44)
聴き込んでいるうちに☆3つに格上げ!
本年度Best Tune候補だっ!
MANIGANCE-Ange ou démon-Dernier Hommage ★★ (2002-08-11 03:09:11)
疾走曲だけでなく、こういったミドルテンポ気味に展開していく曲も魅力的。Gの構築するメロディ・リフがしっかりと印象付けられている感じがします。
それにしてもこのバンドの歌メロは本当に不思議な展開をしますわ。
MANIGANCE-Ange ou démon-En mon nom ★★ (2002-08-11 03:02:22)
アルバムの冒頭を飾る曲。
ドラマを期待させるイントロのシンセに続いて聴こえるのは…フランス語。違和感は無いと思っていたけど、よく聴くとやはり英語とは違いますね。「トァ」とか最後が上がり気味に抜ける発音なんですよね。でも違和感といっても不快な類のものでなく、逆に新鮮に聴こえます。
曲調は特に疾走!というわけではないけど、適度なドライヴ感とボトムのしっかりした音作りとテクニックに満ちた演奏、何よりも表現力たっぷりのVoと聴き所満載。
MANIGANCE-Ange ou démon-MESSENGER ★★ (2002-08-11 03:06:09)
原曲は聴いたことありませんので比較は出来ないですけど、全く違和感無くアルバムに溶け込んでいます。
サビのメロディが非常にキャッチーで耳残りがいい曲です。疾走感も十分で、アルバムを締める曲としての役割もきっちりこなしてますね。
MANIGANCE-Signe De Vie ★★ (2003-03-01 02:38:00)
昨年1stを聴いた直後からずっと探してたMANIGANCEデビューミニ、何と“REMASTER 2003"として再発される運びとなり、無事に聴くことが出来ました。そしてこれがまた期待以上の出来!
「5年も前だし、意外にショボかったりして…」なんて思ってましたが、そんな思いは杞憂におわりました。名盤「ANGE OU DEMON」と同路線のテクニカルでメロディックな正統HMです。Voの印象が違うけど、①“Sans Fard"のリフの組み立て方なんかは往年のPRETTY MAIDSの疾走曲のようです。1stフルよりも、HMとしての純度は高いと思います。
楽曲はそれほど複雑でもなく、その分Voの実力が突出しているような印象があります。その結果、「ANGE OU DEMON」と比較すると歌詞がフランス語であることがより顕著にわかりますね。それによって幾分アクの強い作りになってるかもしれ
…続き
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