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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 1951-2000
SABRINA-サブリナ-デンジャー・ナイト
CRASHDIET-The Unattractive Revolution
CRASHDIET-Rest in Sleaze
NORDIC UNION-Second Coming-Walk Me Through the Fire
CREYE-Creye
CREYE-Straight to the Top
WHITESNAKE-Lovehunter
NUCLEAR SIMPHONY-Lost in Wonderland
VIOLENT FORCE-Malevolent Assault of Tomorrow
TOKYO YANKEES-Pre-Emptive Strike
GROUNDBREAKER-Groundbreaker
CRY OF DAWN-Cry of Dawn
浜田麻里-Gracia
Kairos-Queen of the Hill
DESMOND CHILD & ROUGE-Runners in the Night
DESMOND CHILD & ROUGE-Desmond Child and Rouge
DREAM CHILD-Until Death Do We Meet Again
CHAINSAW-Smell the Saw
Diamond-Diamond
HERMAN RAREBELL-Herman's Scorpions Songs
The Man-Ultimate Formation
CROWLEY
RattleSnake-Samurai Crash
ELIZA-Lovin' Hittin' Scratchin'
HERMAN RAREBELL-Nip In The Bud
DELIVERANCE-Deliverance
LITTERER-Romancing the Night-Rock This City
LITTERER-Romancing the Night-Ghost Town Park
DRAMA-Take It Away
DRAMA-Breaking Away
EISLEY / GOLDY-Blood, Guts and Games
OSTROGOTH-Full Moon's Eyes
PRETTY MAIDS-Future World
PRETTY MAIDS-Motherland
PRETTY MAIDS-Louder Than Ever
PRETTY MAIDS-Kingmaker
SHINING LINE-Shining Line-Unbreakable Wire (Brunorock)
SHINING LINE-Shining Line-Follow the Stars (Phil Vincent) [European]
SHINING LINE-Shining Line-Under Silent Walls - Part II; Alone (Michael Bormann)
SHINING LINE-Shining Line-The Infinity in Us (Michael Voss)
SHINING LINE-Shining Line-The Meaning of My Lonely Words (Michael Shotton)
SHINING LINE-Shining Line-Can't Stop the Rock (Mikael Erlandsson)
SHINING LINE-Shining Line-Heat of the Light (Robin Beck)
SHINING LINE-Shining Line-Strong Enough (Robbie Lablanc)
SHINING LINE-Shining Line-Amy (Harry Hess)
SHINING LINE-Shining Line-Highway of Love (Erik Martensson)
SHINING LINE-Shining Line-Homeless' Lullaby (Ulrich Carlsson)
SHINING LINE-Shining Line-Still in Your Heart (Bob Harris)
SHINING LINE-Shining Line
DYNAZTY-Sultans of Sin
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SABRINA-サブリナ-デンジャー・ナイト ★★★ (2019-08-10 19:06:04)

アルバムの中では出色のハードエッジな疾走チューン
高橋彰こと小柳彰史(元アンセム)の面目躍如
田中志摩子さんもピッタリハマっている

CRASHDIET-The Unattractive Revolution ★★★ (2019-08-06 21:06:08)

シンガーでもあり中心人物でもあったデイヴ・レパードが自殺と言う最悪の道を選びバンドは一旦消滅。その後や遺族や関係者の後押しも手伝い、後任にRECKLESS LOVEのオリ・ヘルマンを迎え再始動。
類似性の高いバンドからの加入だけに違和感もなくバンドに溶け込んでいる。前作同様、何を聴かせたいかを明確に示せるバンドの強みを前面に押し出しラフでワイルドだがメロディアスでキャッチーと言う離れ業を披露。いい意味でのごった煮感がエグイぞ。その闇鍋サウンドは、何が飛び出すか分からないスリルは無く、皆が無難な食材を選んでくれたおかげで美味しいものになりました。
新しい刺激は無いが、毒気とケバさの中にある健康さもバンドの魅力となり響いている。個人的には国産バンドのプレゼンス+リアクション+北欧風味120%のように聴こえて面白かった。

この時代からリバイバルブームも巻き起こり、グラ
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CRASHDIET-Rest in Sleaze ★★★ (2019-08-06 20:55:04)

ラフでワイルドだが色気のあるポップセンスをねじ込む事で発生するケバケバしい毒気、その猥雑さにロックのもつ中毒性も高まるのだが、先人達をお手本とした音楽性に、驚くような展開は無いが、正攻法で迫ってきた清い姿勢は大いに支持できる。
明確なメロディラインを持つ歌メロ、派手なサウンドを司るギターワークも鮮烈な印象を与える。そしてツボを押さえたアレンジが効果的に機能と無理と無駄を省いた展開はデビュー作としては申し分ない。北欧版のプリティ・ボーイ・フロイドってとことなのかな?このバンドの方が芸が細かいので聴き応えは十分にあるぞ。
ヘアメタル、グラムロック、そういう言葉に引っ掛かるマニアなら聴く価値は十分にあるでしょう。死んだから神格化されてしまった感があるのだが、粗さの目立つ唄も、こういう胡散臭いロックにとっては、逆に魅力を倍増させるんだから不思議なものだ。

NORDIC UNION-Second Coming-Walk Me Through the Fire ★★★ (2019-08-06 20:37:34)

大人が聴いても恥ずかしくない骨太なハードサウンドと哀愁美
大げさにならずとも感動を運んできます
速いだの音がデカイだのが重要な方には無用なサウンドでしょうが
こういう普遍的な魅力に富んだ一曲を聴き
熱い夏に身体をクールダウンしつつロックな感性を燃やしたいですね

CREYE-Creye ★★★ (2019-08-06 20:31:53)

バンドの中心人物たるギタリストでありメインソングライターでもあるアンドレアス・グルストランドのプロジェクトバンドと言っても差し支えない彼らが2018年にリリースした1st。
今作からシンガーの座に、ALIENでお馴染みのジム・ジットヘッドの息子、ロビンが歌入れを行うなど、デビュー作としては申し分ない話題性もある。そのおかげで聴く前からの期待値も高まりますが、キーボードのジョエル・ローニングのプレイを前に出しつつも、ギターと互いを高め合うような絡みを魅せアンサンブルを強化。ともすれば薄っぺらになりがちなAOR風味満点の歌モノロックの中に、楔となるドラマ性を大導入、ツボを押さえた展開と壮麗なメロディに涙腺が緩みますよ。

また外部ライターも招聘、その成果はてき面に表れ、北欧ならではの爽快感と甘美な陶酔感を味わえるメロディアス路線を極めています。その充実度はデビュー作として申
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CREYE-Straight to the Top ★★★ (2019-08-06 20:14:10)

2017年に無料配布されたプロモ用の3曲入りEP。輸入盤屋などで手に入れたラッキーなマニアも多いでしょう。ここで聴けるサウンドは、スウェーデン出身のバンドらしいAOR風味満点のメロディアスHM/HRサウンドを披露。しかもロバート・
テッパーの名曲『No Easy Way Out』を収録とマニアにとっては期待を裏切らない選曲と展開に、思わず笑みもこぼれるでしょう。バンドと呼べるほどメンバーも固定されていませんが、ギタリストのアンドレアス・グルストランドを中心に動いているようです。ここで美声を披露するのはArt Nationのアレクサンダー・ストランデル、彼のエモーショナルかつホットな歌声は、清涼感たっぷりの叙情派サウンドに、疾風の如くギラリと駆け抜けていきます。
キーボードをフィーチャーした、お約束の北欧スタイル。歌モノロックが好きな方なら満足する事間違いなしの安定感があります
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WHITESNAKE-Lovehunter ★★★ (2019-08-06 01:38:10)

スライドギターがエエねぇ
ファンキーなブルースロック
若々しいがカヴァーディルの声は成熟していると思わせるのが素晴らしい

NUCLEAR SIMPHONY-Lost in Wonderland ★★★ (2019-07-31 12:29:35)

イタリア産のテクニカルスラッシャーによる1st。トリオ編成ならでは最小限に演出された展開は、緻密な要素が強く構成力の高さに唸らされます。オープニングから、少々アイデアの拝借もあったりするのだが、スラッシュ由来のドラマ性と攻撃性、無駄流れを感じさせないクールさ、それらを飲みこんだ威圧感はスラッシュマニアにとっては頼もしく映るでしょうね。

時代的に雨後の筍のごとく氾濫したスラッシュ勢、国内盤もテイチクから出ているが大きな話題になる事無く消えてしまった。次の一手がなかったと言うのも消えたスピードの拍車を掛けているのが残念。無名だから云々言われそうだが、リズムの乱れもないし、プレイ全体から漲る迫力はデビュー作をは思えない充実感を誇っている。古典を踏襲した旬な音だから、説得力と厚みがあったのも好印象だった。

VIOLENT FORCE-Malevolent Assault of Tomorrow ★★★ (2019-07-31 12:08:42)

オープニングからMOTORHEADやVENOMばりの暴走R&Rで幕が開けるジャーマンスラッシャーの1st。その手の埃っぽい暴走スタイルで勝負を掛けるかと思いきや、②以降はキレキレのスラッシュナンバーが速射砲の如く打ち鳴らされる。合間に正統性の強いインストを放り込んだりと、NWOBHMを何倍も過激に演奏される楽曲は聴き応え十分。いい意味で粗削りな感触が残っているのも個人的には好印象。欧州的なクールさと加熱するアグレッション、全体的に漂う暴力的な野性味が聴き手を鼓舞するでしょう。草食系男子?肉を喰らえ肉を!そんな音がテンコ盛りでしょうね。

こうして改めて聴くと、毛色の違う①はアルバムのイントロ的な立ち位置だと思えるし、初期スラッシュバンドならではの多様なスタイルが詰まっている。スラッシュバンドからの影響以外も色濃く溢れているのが印象的だ。

刻みまくるリフはスラッシ
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TOKYO YANKEES-Pre-Emptive Strike ★★★ (2019-07-31 11:29:46)

X-JAPANの子分的な立ち位置でデビューを果たした暴走HM/HRバンド。そのド派手なメイク姿は、ヴィジュアル系そのものだったのだが、音楽性が本格的なものであったが為に、ヴィジュアル系ファンからはウケが良くなかった。それでなくとも狭く洋楽至上主義が多いメタルシーンでは、このバンドなど見向きもされなかったのが実情だ。本当に難しい問題である。

ヴィジュアル系と括られる事でメジャーデビューも果たしが、バンド内の運営は順風満帆とはいかなかった。そんな苦悩の中で辿りついたのが、今まで以上にマッシブでタイトなサウンドを手に入れる事となる。ここには、色眼鏡で見られるような変な色気は微塵もない。ダイハードな男達がガチンコの暴走HM/HRサウンドで勝負を掛けてきたのだ。
今まで以上にタフな声を手に入れたUMEMURAの成長には驚かされる。兄弟分のユースクエイクにも負けないドスの効いた咆
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GROUNDBREAKER-Groundbreaker ★★★ (2019-07-28 18:06:34)

バンド名だけみれば、ドイツあたりのパワーメタルバンドかと思いますが、レーベルはFrontiersでしょう。唄うはFMのスティーヴ・オーヴァーランド、ギターはW.E.Tのロバート・サール、そしてアレサンドロ・デルペッキオの名前もあるとくれば、出てくる音はメロディアスな叙情派サウンドに決まっていますよね。

先行されたPVをみてオーヴァーランドも歳喰ったなぁと感じますが、相変わらずの美声を維持、マルチプレイヤーのロバートの奏でる美旋律との相性も抜群とFrontiersかくあるべきなサウンドを披露しています。
AOR風のロックサウンドからメロディアスハードまで見事にフォロー、大衆性を加味したメインストリームロックの魅力が詰まった今作に隙などなく、叙情味溢れるメロディラインを歌い上げるオーヴァーランドのパフォーマンスに魅了されまくるでしょう。曲によっては○○感を感じなくもないが
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CRY OF DAWN-Cry of Dawn ★★★ (2019-07-27 17:55:35)

インギー歴代No.1シンガーはヨラン・エドマンだと思っているワタクシにとって、ヨランは常に気になる存在である。クリアーなクリスタルヴォイスを持つヨランの声質は北欧のイメージそのもの、そして彼は中低音域を駆使してポール・ロジャース顔負けのエモーショナルさも併せ持つ非常に人間臭い唄を聴かせる稀有な存在です。

そのヨランの歌声をサポートするのは安心安定のブランド、我らがFrontiersと来ていますから音楽性も想像がつくでしょう。オープニングから炸裂する哀愁のメロディと叙情味溢れるウエッティなサウンド、そこに絡むミスター北欧ヴォイスの期待を裏切らないパフォーマンス、早くも涙腺が緩みます。
それもそのはず、脇を固めるのがプロデュースも務めるダニエル・フローレス、マイケル・パレス、FIND MEのゾーレン・クロンクヴィスト等が前面バックアップ。期待を一ミリも裏切らないメロディア
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浜田麻里-Gracia ★★★ (2019-07-26 12:59:00)

麻里ちゃんはへヴィメタルのキャッチコピーでデビューを果たした元祖メタルクィーン。その後、音楽的な変遷がありJ-POPの世界で成功を収める存在となった。その為に幅広い客層から支持を受ける結果となったのだが、近年の作品は、その両面を上手くフォローする形での作品をリリース。一本筋の通った作風は、彼女の客層を考えると上手く硬軟を交える形となっている。特に毎度お馴染みの豪華ゲスト陣によるレコーディングも、所謂国内組と海外組で音楽性を変えているので、ファンなら安心して聴く事が出来るでしょう。
特筆すべきは衰え知らずの唄の上手さ、迷いのない音楽性がもたらす事で、メロディの質も高く、ある意味J-POP的な臭さを無くしことで成し得た普遍性に、浜田麻里と言う目線で表情を付ける事により、独自性を高める事に成功している。その幅広い表現力は、いかなるタイプの楽曲にも無理なくフィット。ハードなギターと対峙する
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Kairos-Queen of the Hill ★★★ (2019-07-26 12:28:31)

スウェーデンの若手5人組による2nd。シャリシャリとしたシャープな音像には現代的な要素を感じるが、出している音は王道ど真ん中のHM/HRサウンドを披露。ヨラン・エドマンのいたMADISONなどにも通ずる甘さと透明感もあるがイーブルなダークさが手触りとしてあり、より攻撃的でソリッドなサウンドは勢いがある。その流れで一気に聴かせるかと思いきや、しっかりとスローナンバーを放り込み、硬軟のバランスを加える事でアルバムにメリハリを生み出しているのはありがたい。
どこかありがちなスタイル故に、こういう作品を聴く側の趣味趣向が大きく評価に反映されるのだが、北欧らしいメロディを臭さを排してねじ込んできた音楽性は、時代の流れに左右される事のない絶大的な普遍性が根っこにある為に、安心して聴く事が出来るのが嬉しい。反面スリルは皆無故に飽きのサイクルが早まるのも事実。そんな中で親しみやすいメロディと現代的
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DESMOND CHILD & ROUGE-Runners in the Night ★★ (2019-07-25 13:41:22)

1stアルバムリリース後に早々とリリースされた2枚目のアルバム。オープニングからハードさと言うかロック色がグッと強まっている事に驚く。1stで聴けたズンチャズンチャズンチャチャのリズムも影を潜めミート・ローフとか思い出させる、ドラマ性の高い歌モノサウンドへと変貌。三人の女性シンガーとデスモンドが美しいハーモニーを聴かせるヴォーカルロックグループと言った出で立ちだろう。個人的には3人の女性をはべらせてデスモンドもエロいやっちゃなぁ等と下世話な発想を抱いてしまったのだが、彼は同性愛者なので、とんでもない言いがかりだった事を恥じるし、誠心誠意謝罪したいですね。

1stの延長線上にあるスタイルではあるのだが、甘く切ないメロディはデスモンド節とも言えるし、コーラスの重ね方などもゴージャスだ。ギターの入り方も売れ線志向そのものの出で立ち、ある意味、ロックからデスモンドを知った身としては
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DESMOND CHILD & ROUGE-Desmond Child and Rouge (2019-07-25 13:28:52)

数々のヒット曲を手掛けた事で有名な作曲家、デスモンド・チャイルド。彼のキャリアを知る上では外せないのがこのグループ。ミリアム・ヴァイル、マリア・ヴィダル、ダイアナ・グラッセリの女性3人と自身がヴォーカルを務めるグループなのですが、80年代のロックサウンドの寄稿を想像して聴くと肩透かしを喰らうでしょうね。リリース時期も踏まえ、ここで聴けるのはダンサンブルなポップロックやディスコサウンド、よほど守備範囲の広いマニアでないと手が出ない代物でしょう。

曲によっては女性達がリードヴォーカルを務めるヴォーカルグループだから当然と言えば当然なのだが、このアルバム実は国内盤も出ており、当時、日本でも巻き起こった空前のディスコブームに便乗してのリリースだと思うのだが、どうやら一曲、売れた曲があるらしい。どれが売れたのかは詳細を全く知らないので割愛するが、当時のディスコシーンを知る人なら懐かし
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DREAM CHILD-Until Death Do We Meet Again ★★★ (2019-07-21 19:43:05)

死ぬまで私たちは再び会えるのか?と訳せる意味深なタイトルにグッとくるものがあります。グレイグ・ゴールディを筆頭に、サイモン・ライト、ルディ・サーゾとDIO組も参加。ある意味、またDIO組の集金活動かと冷ややかな気持ちになるのだが、ここで聴けるサウンドは真正DIOサウンドと呼ぶに相応しい細部に拘った出来栄えを披露。
安易な着想による焼き回しではなく、DIOが存命なら、こういう曲を作り歌ってもらえるといった趣向だ。シンガーであるディエゴ・バルデスもDIO風の節回しで歌い上げる姿もマッチ、皆が足並みを揃えリスペクト以上の何かを色濃く残している。その何かは聴き手の趣味嗜好によるだろうが、様式美系の王道サウンドを愛するマニアなら激しく共感出来る魅力が散見できるでしょう。一歩間違えばパロディになるスタイルを、彼らは罠にハマる事無くやってのけた。その気力と充実度だけでも、聴く価値があると思います
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CHAINSAW-Smell the Saw ★★★ (2019-07-20 23:11:29)

オールドスクール丸出しのサウンドで勝負するカナダの4人組による1st。とにかく懐かしい音色の剛直HM/HRサウンドを披露しています。スラッシュ風味もあれば、粗暴なR&Rにガチャガチャとしたホルモニックメタルに、スピードメタルもありと、メタル馬鹿一代を地で行く姿に笑みもこぼれますが、昨今の洗練されたへヴィサウンドに慣れ親しんだ耳には、相当クソダサく聴こえるでしょうね。メタル禅問答的な、お前が好きなのは流行りもんか?時代に左右されないガチンコなヤツかと問いかけられますね。
洗練度なのクソ喰らえ、ひたすらにブチまかれるむさ苦しいメタル愛。こんなもん聴いているのと馬鹿にされそうだが、ワタクシの貧相な耳にはビンビンに響き渡る愛すべきクサレメタルです。

そんなワタクシでも時折、臭すぎて居心地が悪いなぁと感じる面があるのも事実ですが…
裸の女を跪かせ、チェーンソーを突きつける
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Diamond-Diamond ★★★ (2019-07-19 14:27:55)

ギタリストのミッチ・ダイアモンドひき入る叙情派US産メロディックバンドが1986年にリリースした1st?なのかEPなのか?7曲入りの30分チョイのボリュームの作品ですが、とにかくオープニングから泣かせのメロディアスメタルが炸裂。その叙情的なフレージングを紡ぎギタープレイを中心とした曲作りのソツの無さに感動。丁寧に作り込んだ音はド派手とはいかないが、実に地に足を付けたパフォーマンスを披露。シンガーも個性は薄いが儚さを倍増させる繊細な歌い回しもバッチリとハマり、このバンドの顔役を見事に果たしています。
ヨーロッパのバンドがDOKKENを意識したような作り込は、その筋のマニアにはたまらないでしょう。③曲目に収録された『Mirror, Mirror』など、様式美系と呼んでも差し支えない音楽性を見せる、特にキーボードの使い方などUS産的ではないのだが、全般的にどこかマイルドでライトな音色にな
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HERMAN RAREBELL-Herman's Scorpions Songs ★★ (2019-07-19 14:04:52)

スコーピオンズにいられなくなった男と言われるハーマン・ラレベルの企画モノ集。作詩や作曲でハーマン自身が関わった曲からの抜粋の為にマイナーな曲も多いのだが、豪華ヴォーカル人のゲスト参加のおかげで食指も伸びやすい内容になっている、とは言いつつもドラムはハーマンだが、相棒のベースもギターも知名度的にイマイチでプレイも無難とハーマンの集金活動のように感じると手が出ない、微妙な空気感が否めないのが今作の問題点だろう。

オリジナルソングの良さや参加シンガーの豪華さに助けられた感は強めだが、久しぶりに聴いた曲もあったりと、やはりスコーピオンズがエエ曲が多いなぁと再確認、個人的には箸休め的な立ち位置として多いに楽しみました。
この手の企画モノは熱心に聴くと粗が目立ったり、どこかプロのカラオケ臭が匂ったりと真剣に聴けない部分があるので、個人的にはリラックスして楽しむ程度のものです。その
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The Man-Ultimate Formation ★★★ (2019-07-17 21:03:55)

ANTHEMのつづりをもじった柴田直人を中心とする究極のカヴァーバンドがTHE MANである。参加メンバーはANTHEM組に島紀史、小野正利、YUHKIという柴田直人のメガネに叶う実力者を迎え入れライブを敢行。今作はそのライブをパッケージした一枚だ。

THE MAN自体が究極のトリビュートバンドという立ち位置の為に、全曲カヴァーとなっているが、これが興味深い。ある意味、ベタ過ぎて避ける曲などが中心の為に、いささかフレッシュ感は少なめとなっているかも知れないが、個人的には逆に、ここまで素直な曲が多いと興味も倍増。ANTHEM組がJPの曲をどう料理するのか楽しみで仕方がありません。柴田直人の趣味嗜好を考えれば以外ではないのだが、やはりHEEPのJULY MORNINGなど、キーボードのYUHKIなしには成り立たない予想外のカヴァーもあり興味は尽きない。

ベタだが、
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CROWLEY ★★★ (2019-07-14 18:17:50)

ケリーこと古久根吉紀さんがお亡くなりになったようです。今年になって脱退したのは、そういう事情があったのですね。志半ばでしょう残念ですね。ご冥福をお祈りします。ライブ見たかったなぁ。

RattleSnake-Samurai Crash ★★★ (2019-07-14 18:02:45)

大阪発ハード&ワイルドなへヴィブルースR&Rバンドの6曲入りEP。リリースは1991年だが、骨太なロックは時代を超越する魅力を発散。タイトなバックの演奏に対峙するシンガーの足立次郎のシャウトは噛みつく程に激しく威嚇を交えながらも、ざっくりだが歌い込んでくるのが印象的だ。
この手のR&Rサウンドは雰囲気モノが多い、その雰囲気で酔わせる事が出来るかが重要なのだが、6曲入りでは少々尺が足らず、物足りなさを覚えさせてしますのが難点。逆を言えばそれだけ充実しているとも言えるのだが、上手いバックの演奏と、シンガーのかみ合わせに違和感を覚えると完走するのは難しいでしょうね。
ちなみにベースの関勝美はウルフだし、ドラムの出原卓はハリースキュアリーで鳴らした猛者ですよ。

ワイルドかつへヴィなサウンドを信条とする硬派なバンドスタイル。垢抜けないかもしれないが、粗野なボーカルと生かし
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ELIZA-Lovin' Hittin' Scratchin' ★★ (2019-07-14 17:42:59)

ド派手なルックスに負けない、親しみやすいアメリカンサウンドと泣かせの欧州テイストを織り交ぜた本格派のサウンドがうりのバンドだった北海道の勇者。今作は1990年にリリースされたフルアルバム。
音楽性としてはマイルドでライトな要素が増え、シャープで小気味の良い疾走感や攻撃性を抑え、親しみやすさを増量してきた。その為に、今まで以上にJ-ROCK度が強まり、チョイとしたハズさも倍増と微妙な空気を生み出している。その空気感を膨らますのが、唄を前に出したペラペラのミックス、これじゃあドラムの小寺さんもベースの小鴨さんも浮かばれないよと思いつつも、コンパクトな楽曲と持ち前のノリを良さを生かして最後まで聴かせる手腕は持っているだけに、バランス的にも不可解なミックスに難を示してしまいます。
折角のCD音源なのだからお金も時間もかけて欲しかったなぁと、愛着のあるバンドだけについつい厳しい言葉も飛
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HERMAN RAREBELL-Nip In The Bud ★★★ (2019-07-12 14:17:15)

スコーピオンズのドラマーとして知られる、ハーマン・ラレベルのソロアルバム第一弾がコチラです。ドラマーそのソロなんで、けたたましいドラミングを前に出したミキシングはしていますが、音楽性はあくまでもバンドサウンドで勝負。ドイツの音楽と言うよりは英国的なニュアンスが強くアタック感の強いリズムを軸に、ハード&ブルージーな古典芸能で勝負。ギターもワイルドだし良く唸っています。
ヴォーカルの持って生き方も含め一番近い音楽性はZEPあたりを思い出すのですがいかがでしょうか?

ブルージーと言っても泥臭さを払拭したエッジの効いたサウンドなので臭さは少ない、またウリ・ロート時代の音楽性にも通ずる曲もあり、期待を裏切っていないのが憎い演出だ。そして主役たるハーマンのドラムをフィーチャーしているで、彼のファンなら大いに満足出来る仕様だろう。
ちなみに邦題『奇襲攻撃』ってのも、スコーピオ
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DELIVERANCE-Deliverance ★★★ (2019-07-12 13:58:06)

カルフォルニアのクリスチャンスピード/スラッシュHM/HRバンドによる記念すべき1st。日本でクリスチャンのHM/HRと言えばSTRYPERが有名だろうが、アメリカではかなり多くのバンドが存在しており、もし日本がもう少しキリスト系の信者が多ければ、熱心なロビー活動の元に、多くのバンドが紹介されたでしょうね。ちなみにメタル系に限らず旬の音楽性に寄り添い、数多くのクリスチャン○○を世に送り出しています。

このバンド、実にオーセンティックな音楽性を下敷きにしています。その為に新しい発見は幾度なが、代わりに堅実な作り込みを実施、型にハマり過ぎかもしれないが、理論整然とした音楽性は、パワフルかつメタリックなサウンドを求めるマニアには大いに訴えかけるものがあるでしょう。無駄のないドラマ性と言うのも頼もしい限りだ。

多くの先人達からの影響を包み隠さず継承、それは所謂BIG4
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LITTERER-Romancing the Night-Rock This City ★★★ (2019-07-10 20:42:57)

派手目に駆け抜けるイントロ
でも泣かせのパートが登場
熱く濡れる哀愁美とキャッチネスさが絶妙だ
1stアルバムのタイトルトラックなだけはある
キーボードとのカウンターで登場するギターもカッコいい
単体で再発してくんないかなぁ
曲順はオリジナルのアナログの方がいいんだよ

LITTERER-Romancing the Night-Ghost Town Park ★★★ (2019-07-10 20:39:26)

胸を締め付ける哀愁のメロディ
アメリカのバンドなのでべた付かない泣かせ具合も上々
ハード&エッジに欠けるぺらい音質だが
フックに富んだ哀メロに泣かされます

DRAMA-Take It Away (2019-07-10 20:30:30)

ノルウェーのアイドルバンドと思われる6人組が1987年にリリースした3枚目のアルバム。1983年に2枚目のアルバムを出した後に、仲違をしてバンドは二つに分かれるも、関係者の力添えもあり関係を修復、再びフルアルバムリリースに漕ぎ着けた。成長を遂げたメンバーの集合体は年齢も重ねた事により音楽性に厚みも出てきた。デビュー作しか知らないのだが、随分と垢抜けて溌剌としたものに変貌と、思春期に少年から大人に変わる~♪壊れかけのRADIOを歌いたくなる瞬間が訪れる。

あまりにもソフト過ぎて全然聴く気に成れないし眠たくなる。職人技が炸裂する大人の歌モノロックとはターゲットが違う為に、耐性がない。アイドル的なソフトロックがイケる口のマニアなら需要もあるだろう。

個人的にはどうでも良い事なのだが、ジャニーさんの訃報を聞き、一日中、同じニュースを見せられたので、人生で一番アイドルに
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DRAMA-Breaking Away (2019-07-10 20:20:57)

90年代の中盤から後半にかけて、ハマったのがAOR系の歌モノサウンドだった。このジャンルは以外と受け皿が少なく地道に活動するアーティストも多く、日本でも大きく紹介される事はなかった。それでもお気に入りのアーティスト関連を調べ、手の出していたのですが、そんな時代に友人から教えてもらったのがコチラになります。
そんなソフトなの聴いているなら、こういうのはどうなの?渡されたのが中学生くらいの男の子が映り込むジャケット。どうやらこれがメンバーショットらしい?…いくらなんでもやり過ぎだろう。

舐められているなぁとは思ったが、出している音はアイドルポップス丸出しの可愛いソフトロック。恐らくシンガーも一人ではなく複数リードを担当しているようで、やはりアイドル臭がエグイ。
そんなにのめり込むような音ではないが、そこはかとなく漂うロマンティックなムードはアイドル路線にピッタリだし
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EISLEY / GOLDY-Blood, Guts and Games ★★★ (2019-07-09 18:05:38)

バンド名と言うかプロジェクト名なんだろうけど、元布施明の嫁であるハリウッド女優のオリビア・ハッセーの旦那として知られる、便利屋デイヴィッド・グレン・アイズレーとクレイグ・ゴールディが中心となり結成。同じ釜の飯を喰ったジェフリア組のチャック・ライトも参加、ミキシングとキーボードでアレサンドロ・デル・ペッキオも顔を揃え、そしてレーベルはFrontiers Recordsという期待値を煽る万全の体制でリリースされたのが今作。アメリカンなミュージシャンが揃えど、出てくる音は、湿り気はあるがアーバンな空気感を纏った、洗練度の高い大人のハードサウンドを披露。キーボードも前面に送り出し、狙うはジェフリア路線とも言える音楽性は、参加メンバーに対する期待通りの答えとなっています。
じっくりと聴かせる仕様の為に派手さに欠ける面はあるので、ストレートな疾走感やハードさを好む方には少々退屈に聴こえるかもし
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OSTROGOTH-Full Moon's Eyes ★★★ (2019-07-08 21:11:22)

スピードメタルマニアなら押さえて欲しいベルギー産のスピード/パワーHM/HR系バンドのデビューEP。リリースが1984年と言うのも有り、まだまだNWOBHMの影響は引きずっているが、欧州産ならではの湿り気のあるメロディと東欧的な癖の強さが絶妙にマッチ、小細工無用の突破力だけでは終わらない芸があるのも見逃せません。
こうして聴き比べれば我が国のレジェンドLOUDNESSの初期の姿にも重なるものがあり、国は違えど同じベクトルを放つバンドとして、個人的には愛聴する所存でこざいます。愛すべきMausoleumレーベルからリリースされているも、マニアとしては購買欲に火を付けたりするのですが、このバンドはMausoleumの中でもトップクラスのクオリティを保持していますから、マニアならずとも手にとって欲しい一品です。
B級バンドにありがちな無頼な疾走感だけのインパクト勝負じゃない、クール
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PRETTY MAIDS-Future World ★★★ (2019-07-08 20:47:13)

大物プロデューサー、エディ・クレイマーを招聘してリリースされた意欲作。欧州大陸の高貴な香りと叙情性、そして大衆性を完備するポップフィーリングを高次元で融合。ハード&ファストなのにポップで聴きやすいと言うオープニングの①など顕著に表れているだろう、またギターリフのキレも特筆すべきだ。
全般的に未完成な部分もあるのだが(②⑥などEUROPEみたいに聞こえる)。ロニー・アトキンスも、どんなキャラで歌うのか決めかねていると言えるだろう。それが欠点にならず将来性の豊かさに繋がっているのが、このバンドの魅力の一つだろう。

新加入のKEYを前面に絡ませつつも、音楽的な路線を押し広げる事に留まっているのも好印象。大衆性とハードサウンドの融合、欧州的な翳りと叙情性、その湿った感触がべたつかずに絡むのもワールドワイド仕様とも言え、おしなべてクオリティの高い楽曲が揃っているだけに視聴感も上
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PRETTY MAIDS-Motherland (2019-07-07 21:54:42)

まずは一部のマニアを覗いて評判の悪いJUNP THE GUN時代を彷彿とさせるナンバーの登場に驚いた。そこに最新のテクノロジーを導入しているのだからパワーメタル路線を期待するファンにとっては肩すかしを喰らうだろう。次の②も同様の路線となっているのも同じく驚きである。ケンとロニーの二人のアイデアなのか?それともレーベルの意向なのかは想像でしかないのだが、今や盟友と呼んでも差し支えのない、自身もミュージシャンでありギターも唄もやる、プロデューサーのジェイコブ・ハンセンの助力によるところは間違いないだろう。
古さに埋没しない現代的なサウンドプロダクション。その為に全体的に軽めに仕上がっている。ギターもシャリシャリとしたものとなり、ファットなへヴィサウンドとは一線を画すものである。全てにおいてワールドワイド仕様の為に、このバンドの個性と言うのが薄まっているのも残念だが、今の時代にアジャスト
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PRETTY MAIDS-Louder Than Ever ★★★ (2019-07-06 22:24:33)

現体制によるセルフリメイクと言われていたが蓋を開ければ①④⑨⑫が新曲という構成。そして再生させたのも90年代以降のらしくないと言われガチな時代のものに着手する構成となった。
これも人から貰ったものなのだが、有名な曲をあえて排除したのが拘りなのだろう、個人的には知らない曲が多く、また余り聴いていないアルバムからの選曲だったりと、以外性が高く大いに楽しんだ。思わず棚から埃の被ったCDを探し出し聴き比べたモノのです。古くて新しい現代的なスタイルへアップデート。やや加工臭はキツ目だが、これをテクノロジーの導入として受け止めれるかで評価も大きく分かれるでしょうね。
現役感を知らしめるフレッシュなへヴィサウンドは今の時代を無理なく押し込める事に成功。ワタクシのようにお久しぶりネ、だからそう聴こえるのかも知れないが、90年代の楽曲も違和感なくハマりフレッシュ感を増幅しているのが肝だ。メロデ
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PRETTY MAIDS-Kingmaker ★★★ (2019-07-06 22:11:12)

ベテランバンドも時代の流れには逆らえず音楽性の方向転換があった。それと同時に老いていくメインキャストに痛々しさを感じイマイチ手が出なくなってしまったバンド。今作も人からただ同然で貰ったものなのだが、ここで聴けるサウンドは現代的な要素と自らが培った欧州パワーメタルサウンドを巧みに融合。見事に古くて新しいサウンドを引っ提げ復活している。長い付き合いになりつつあるFrontiers Recordsのアドバイスは間違いなくあるのだろうが、テクノロジーの導入によるドーピングに目をつむれば(こんなに歌えません)往年の姿を重ね合わせても違和感のない仕様になっているのが最大のポイント。そしてメイズ節と言えるハードでへヴィなのにキャッチー、という親しみやすさを現代的に盛り込んだ手腕は見事だ。

この歳になっても③のようなポジティブハードポップをやっても様になるのも頼もしい限りですね。これもFr
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SHINING LINE-Shining Line-Unbreakable Wire (Brunorock) ★★★ (2019-07-05 22:02:45)

複数のシンガーが名を連ねる
メロディアスかつハードなナンバー
派手なギターソロも決まりカッコ良い

シンガーとしてクレジットされているのは
Tygers Of Pan Tangのジャック・メイル
HungryHeartのグラツィアーノ・デムルタス
Brunorock等のブルノロック
アレサンドロ・デル・ペッキオです

SHINING LINE-Shining Line-Follow the Stars (Phil Vincent) [European] ★★★ (2019-07-05 21:54:02)

客演したソロギターもバッキングもツボを突いていますねぇ
エエ感じで盛り立てています
唄も含め皆が主役ですという作り込みが素晴らしい

SHINING LINE-Shining Line-Under Silent Walls - Part II; Alone (Michael Bormann) ★★★ (2019-07-05 21:49:58)

インストナンバーに挟まれマイケル・ボーマンが色気のある唄を聴かせてくれます
濃密なロッカバラードです
タップリとムーディーに酔わせてくれます

SHINING LINE-Shining Line-The Infinity in Us (Michael Voss) ★★★ (2019-07-05 21:45:29)

甘ったるいのが続いたんでソロソロ飽きたなぁなんて思うんですが
マイケル・ヴォスが登場する哀メロナンバーの完成度に引き込まれます
ソロではヴィニー・バーンズも登場
キーボードも丁寧な仕事を行い楽曲に奥行きを与えています
それにしてもここでマイケルを登場させた慧眼ぶりに唸らされましたね
曲作りと曲順の妙を味わっています

SHINING LINE-Shining Line-The Meaning of My Lonely Words (Michael Shotton) ★★★ (2019-07-05 21:39:53)

メロディアスHM/HRマニアならVon Grooveのマイケル・ショットンが7曲目に登場
もうお腹一杯でしょうね
期待に応えてロック色の強めなロッカバラードを歌い上げています

SHINING LINE-Shining Line-Can't Stop the Rock (Mikael Erlandsson) ★★★ (2019-07-05 21:35:57)

ミカエル・アラードンソンの枯れセン具合もたまりません
LAST AUTMN'S DREAMにも通ずる魅力のあるハードさもポイントでしょう
マイケル・ヴォスがギターで客演
イタリアとドイツ連合ですね

SHINING LINE-Shining Line-Heat of the Light (Robin Beck) ★★★ (2019-07-05 21:32:45)

情感豊かなピアノの音色
それに負けない主役たるロビン・ベックの熱唱
彼女の魅力をタップリをフィーチャーしています
流れ的にも絶妙なタイミングで切ないハードポップを放り込んできた

SHINING LINE-Shining Line-Strong Enough (Robbie Lablanc) ★★★ (2019-07-05 21:26:33)

元FURYのロビー・ラブランカが参加(ブライアンもバックコーラスにクレジット)
衰え知らずに熱い喉を披露してくれます
キャッチーでメロディアスな楽曲にラブランカの声が良く似合う
この曲に限らずゲスト参加するギタリスト達も華を添えていますねぇ

SHINING LINE-Shining Line-Amy (Harry Hess) ★★★ (2019-07-05 21:17:02)

チョイハスキーな声が爽快な風を送っています
甘くチョイ切ないハードポップ
デルベッキオ繋がりですかねマイケル・ロスが客演していますよ

SHINING LINE-Shining Line-Highway of Love (Erik Martensson) ★★★ (2019-07-05 21:13:22)

マルチプレイヤーとして知られるエリック・マーテンソンがシンガー務めます
彼の歌を聴くのはエクリプス以来ですね
どっしりと構えたアルバムのオープニングナンバー
アルバムの幕開けにピッタリです

SHINING LINE-Shining Line-Homeless' Lullaby (Ulrich Carlsson) ★★★ (2019-07-05 21:03:31)

M.Ill.Ion のウルリッヒ・カールソンとDOMAINなどで知られるカルステン・シュルツが共演
熱くハードなメロディアスサウンドが躍動しています
男臭さもあってエエですよ

SHINING LINE-Shining Line-Still in Your Heart (Bob Harris) ★★★ (2019-07-05 20:55:56)

スー・ウィレッツとボブ・ハリスが唄い分けるロッカバラード
この二人が唄うんだから曲が弱いじゃ許されませんよ
二人の為に素晴らしい曲を用意してくれました
リズム隊でもある中心人物の二人のモンティは素晴らしい才能だね
ギターソロはDANTE FOXのティム・マンフォードが客演

SHINING LINE-Shining Line ★★★ (2019-07-05 20:42:02)

ピアパオロ・モンティとアモス・モンティの二人が中心となり立ちあがったAOR系のHM/HRプロジャクトによるフルアルバム。曲登録に記載されている通り、実力派シンガーが多数ゲスト参加。ベタな曲だが、各自が彩りと潤いを与え見事に華を添えてくれます。また合間にギターソロでヴィニー・バーンズを筆頭に、マニア筋を喜ばすメロディアス系バンドからも客演もあったりと(DANTE FOXとか懐かしいぞ)楽しみ方も色々とありますが、正直、楽曲はありがちなタイプ故に、大きな発見や興奮は薄めだ。
しかし、その代わり質の高さは折り紙つきで、日頃のハードなモノを中心に音楽を楽しんでいる同士なら、ここで繰り広げられる安定感抜群のAORサウンドに、身も心もスッキリリフレッシュと癒し効果を味わって頂けるでしょう。
耳休めにピッタリなんですよね。そして、甘口なモノを聴いた後には、反動により親の仇のような鬼へヴィサ
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DYNAZTY-Sultans of Sin ★★★ (2019-07-03 20:28:51)

パワフルなのにメロディアスでキャッチーというロックの美点を詰め込んだNWOTHMバンドによる4Th。先人達の影響下にあるスタイルなれど、その質は高く、若さに溢れたエネルギッシュなサウンドの視聴感は実に爽快だ。
外部からの血を導入した事による楽曲もバラエティに富んでおり、質の高さも補完。新時代のヒーローと呼ぶに相応しい普遍性とファンベースの広さを感じさせる音楽性。キャッチーなメロディを搭載した強度の高いメロディアスロックの親しみやすは、多くのファンに訴求するだけの魅力があると思う。

ともすればありがちと切り捨てられる音楽性なれど、極めて都会的に洗練されたサウンドは、古くて新しい現代的なエッセンスを残しているので、古さに埋没することなどなくフレッシュ感は満載だ。
スピードと言うか勢いを殺さないアルバムだが、バランスよくバラード系を放り込み緩急をつけているも芸が細かい
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