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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) 4651-4700
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HOLY MOSES-Redefined Mayhem
HOLY MOSES-The New Machine of Liechtenstein
HOLY MOSES-World Chaos
HOLY RAGE-Holy Rage
HOLY SOLDIER-Holy Soldier
HOLY TERROR-Terror and Submission
HOLYHELL-Apocalypse
HOLYHELL-Holyhell
HORIZON-Master of the Game
HOUSE OF LORDS-Big Money
HOUSE OF LORDS-Demons Down
HOUSE OF LORDS-House of Lords
HOUSE OF LORDS-House of Lords-Jealous Heart
HOUSE OF LORDS-Sahara
HOUSE OF LORDS-The Power and the Myth
HOUSE OF LORDS-The Power and the Myth-The Power and the Myth
HOUSTON-Houston
HOUSTON-Houston-Hold On
HOUSTON-II
HOUSTON-II-On the Radio
HOUSTON-III
HOUSTON-IV
HOUSTON-Relaunch
HOUSTON-Relaunch II
HOUSTON-Relaunch II-Justice for One
HOUSTON-Relaunch II-Love Is Blind
HOUSTON-Relaunch III
HOUSTON-Relaunch-Brief Encounter
HOUSTON-Relaunch-Carrie
HOUSTON-Relaunch-Didn't We Almost Win It All
HOUSTON-Relaunch-Don't Ever Wanna Lose Ya
HOUSTON-Relaunch-Don't You Know What Love Is
HOUSTON-Relaunch-Runaway
HOUSTON-Relaunch-Without Your Love
HOWE II-High Gear
HUGHES TURNER PROJECT-Hughes Turner Project
HUGHES TURNER PROJECT-Hughes Turner Project-Against the Wall
HUGHES TURNER PROJECT-Hughes Turner Project-Devil's Road
HUGHES TURNER PROJECT-Hughes Turner Project-Fade Away
HUGHES TURNER PROJECT-Hughes Turner Project-Heaven's Missing an Angel
HUGHES TURNER PROJECT-Hughes Turner Project-Missed Your Name
HUGHES TURNER PROJECT-Hughes Turner Project-Mystery of the Heart
HUGHES TURNER PROJECT-Hughes Turner Project-On the Ledge
HUGHES TURNER PROJECT-Hughes Turner Project-Ride the Storm
HUGHES TURNER PROJECT-Hughes Turner Project-Sister Midnight
HUGO-Time on Earth
HUMMING BIRD-ハミングバード
HUMMINGBIRD-Hummingbird
HUNTER-Sign of the Hunter
HURRICANE-Over the Edge-Spark in My Heart

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HOLY MOSES-Redefined Mayhem ★★ (2017-01-31 21:05:41)

94年に一旦活動に区切りをつけるも2000年に復活、今作は再結成されてから4枚目にリリースされた1枚。そして個人的には再結成後、初めて触れたアルバムでもあります。まずはサビーネ嬢の歌声のびっくり、衰えるどころか、益々獣性帯びており、その殺気立った歌声には恐怖心さえ覚えます。
もう少し単純明快に走るのがバンドの真骨頂なのでしょうが、時代性を無視せず新しいアイデアを盛り込みアジャストしつつも、往年のジャーマンスラッシュスタイルを根幹に置く姿は頼もしい限り、シングルギター編成に淋しさも覚えつつも、今風のギタープレイはテクニカルで多彩な表現法を持ち入り、現存する意味合いを雄弁に物語っていますね。布陣は変われどダイハードなスタイルを貫いた心意気は大いに買いですよ。

HOLY MOSES-The New Machine of Liechtenstein ★★ (2016-04-12 14:26:42)

今では信じられないでしょうが、当時は完全にイロモノ的な扱いを受けていたこのバンド、サビーネ嬢が女性なのに濁声一本ってのも支持されなかったというのもありましたね。またドイツってのも格下扱いを受けていた事を覚えています、更にはスラッシュだから、その差別的待遇は更なる拍車を掛けていました。当時、このバンドなんて良識のあるメタルファンからはケチョンケチョンの扱いを受けていた事を鮮明に覚えています。世に出たのが早すぎた、今はそう感じずにはいられません。1989年リリースの3rdですが、時流に流されることなく自らが進むべき道をばく進、ジャーマンらしい生真面目なアレンジを際立たせるメロディックなギターは聴き応え充分、細かく刻まれるリフワークやベースとのユニゾンプレイなど艶やかで、ある意味聴き易さを演出していますね。しかし妙に耳障りな軽めのスネアの音に馴染めず、重量感の欠落が個人的には聴いていてイライラ
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HOLY MOSES-World Chaos ★★★ (2017-01-31 20:44:07)

今なら誰も信じてもらえないでしょうが、このバンドはとにかく評判が悪かった。ワンパターンの楽曲と言う批判も多かったが、一番は美系なのに、濁声吐き捨てシンガーのサビーナ嬢の存在に対する苦言たるや、権威ある商業誌における酷評ぶりには、ファンじゃなくとも、そこまで言わんでもと擁護したくなるほど最低の評価でした。それは当時の話で、今は時代が違いますよでは済まされない、それはそれはの罵詈雑言でしたね。おかげさまで随分と肩身の狭い思いをしましたよ。

時代は90年代、その新時代の幕開けに乗り遅れる事無く、スピード感よりもバキバキと唸るソリッドな硬質感をアップ。このバンドの魅力たるヘヴィネスさは健在だが、スピーディーで印象的なメロディが減った分、やや喰い足りなさを覚えるが、バイオレントな作風に終始したスタイルは、ダイナミックな曲構成とサビーネ嬢のタフな歌声が生みだす相乗効果を際立たせ、新時代
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HOLY RAGE-Holy Rage ★★★ (2017-06-24 16:47:43)

アル・アトキンスを支えてきた男達が結成したバンドの1st。主役たるアル・アトキンスの渋いパワフルヴォイスを中心とした、パワー溢れるアグレッシブな正攻法で迫る、ドがつくHM/HRサウンドで勝負。勿論2000年以降のヘヴィロックを無視しておらず、お得意の温故知新だけでは、終わらない作風となっているのが肝でしょう。
どこか聴いた事ある風はご愛敬、ある意味、HM/HRの教科書とも言えるJPを無視しても仕方が無いので、そこは目を瞑り多いの楽しみましょう(潔癖な人にはご立腹でしょう)。でもやりすぎ感に未練でもあるのかと突っ込みを入れたくなるんですがね(笑)。歴史的バンドを不本意な形で追い出されたとも言われるアル・アトキンスですが、俺こそがJPのオリジナルシンガーなんだという威厳ある気合いの入ったパフォーマンスを存分に堪能できる一枚。ソロ作よりもアッパーな楽曲が多いので、こちらの方が取っ付きやす
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HOLY SOLDIER-Holy Soldier ★★★ (2021-11-14 19:40:41)

いかにもクリスチャンメタルバンドっぽいバンド名&アルバムタイトルをひっさげデビューしたクリスチャンメタルバンドの1st。90年代に入りましたが、彼らが鳴らすのは80年代的なメインストリーム寄りの正攻法で迫るバンドサウンドを披露。今となっては40代以上のメタルーハートを喚起させるスタイルということなのだが、バラードありロックアンセムありとクリスチャンメタルという素地を生かした楽曲はどれもが粒そろい、その反面全般的なデジャブ感は拭えないのだがブランドに対する信頼度の表れでもあり、ここは大いに評価を分けるポイントでしょう。1stとして考えれば充実感の高い作風になったのはメロディに対する拘りと唄を前にしつつも、ギターオリエンテッドな作風になっていると感じさせるバランス感覚の賜では無いだろうか、メタリックなギターサウンドを上手く展開させ硬軟のバランス感覚を操ったのが功を奏したろう。ラストナンバーな
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HOLY TERROR-Terror and Submission ★★★ (2018-10-12 13:52:55)

スラッシュマニアの間では幻の名盤として誉れ高い栄誉を得ている幻のバンド。活動期間も短かったためレア感も増量されているのだが、そんな幻の作品が2017年にDVD付きの5枚組で復活していますので、往年のスラッシュムーブメントに興味のある方は是非ともチェックして欲しいですね。

メインソングライターを務めるカート・キルフェルトはアメリカ国籍なのに、思いのほかブリティッシュテイスト満載のへヴィメタルサウンドを信条としており、ハードコア顔負けの破壊力のある楽曲にスピーディーでスリリングなリードはメロディアスな響きで潤っている。アメリカ人なんで湿っては無いが濡れている独特の感性はあるが、このバンドはそういったUS勢の中でもかなり特殊な音を奏でている。
溢れるエネルギーがド派手さを誘発、終始ハイテンションなのに、叙情的とも言える芳醇なフレーズが随所にねじ込まれスラッシュメタルと呼ぶに
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HOLYHELL-Apocalypse ★★ (2014-05-15 17:01:25)

WANOWORのバックアップを受けているのでしょう。ジョーイ・ディマイオ閣下の支援を受けて、レーベルはマジックサークルときていますからね。Gにはレーベルメイトのジョー・スタンプにDsは元マノウォーのライノですからこりゃ凄い話です。紅一点女性シンガー、マリア嬢をフロントに添えるシンフォニックでクラシカルな音楽が鍵となり、壮麗で厳粛な正統派サウンドを奏でおります。4曲入りなんですが②がカヴァーで③がエンハンスト方式のLIVE映像となり(メイデンのカヴァーじゃない有名なミュージカルの方ね)こちらはなんとマノウォーのエリック・アダムス殿下とのデュエットなんですが殿下の艶のあるパワフルな歌声に圧倒されます。マリア嬢の女性らしい瑞々しい歌声は良いのですが、やや線の細さが気になり楽曲に負けている感も有り、4曲のうち2曲カヴァーと言うこともあり、今ひとつバンドの実情もつかめてこないのですが、1本筋の通っ
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HOLYHELL-Holyhell ★★★ (2014-05-15 17:34:02)

2009年リリースの1stフルアルバム。マリア嬢の可憐で清楚な歌声を生かしたシンフォニックなパワーメタルサウンドを披露、重厚かつ荘厳なクラシカルサウンドにジョー・スタンプのギターが絡むネオクラ風味が懐かしいです(キーボードのバトルもあるけど大味な時代劇の殺陣みたいに今ひとつ興奮に欠ける)。プロデューサーに我らがジョーイ・ディマイオ閣下の名前もあるし、ドラマーもライノですからね、ナヨナヨした音作りなんて無縁の一枚へと仕上げ、前作のミニアルバムは何だったと言いたくなるくらいバンドサウンドがパワフルになりテクニカルな要素も盛り込まれ格段にスケールUP、線は細いのですが以前よりも迫力も表現力も増し、黒髪のロン毛が美しいマリア嬢の成長も著しく感じる事が出来ますね。マリア嬢が歌うキャッチーながらもリリカルな歌メロとゴシカルな調べにうっとりとさせられ、美と剛が激しくも儚く交り合う③のような曲を聴かされ
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HORIZON-Master of the Game ★★★ (2023-09-07 12:53:48)

オランダのメロディックメタルバンドによる1st。SAVEGEのメンバーが、どういう経緯で合流となったのかイスラエル系の実力派シンガーとして知られるシュムリック・アビガルと合流、アビガルのロニー・ジェイムズ・ディオやジョン・ロートンを彷彿とさせる力強くクリアーな歌声は、この力強くもメロディアスなサウンドにフロントマンにピッタリ、泣かせの叙情性を含んだメロディな湿り気もタップリ、メリハリを効かせたドラマ性を構築することでアルバムを通して起伏があり、一枚通して楽しむことが可能。
皆が主役であり、突出した偏りの無さも安定感に拍車を掛け、とにかく上手い唄と演奏に酔いしれる事が可能。これほどのクオリティを有しながらバンドは程なくして解散。残念極まりない出来ことですよね。
適度にハードでガッツがり、そこにとどめなく溢れ出る哀愁美、メロディ派のマニアにはたまらんぞである。基本路線は硬派、これ
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HOUSE OF LORDS-Big Money ★★★ (2016-12-12 17:16:41)

ブルージーでソウルフルなハスキーヴォイスが魅力のシンガーでもあり稀代のメロディメイカーでもある、ジェイムズ・クリスチャン率いるバンドが2011年にリリースした一枚。所謂洋楽を聴かない人でもX-JAPANのギタリストのソロで歌っている事で知っている人もいるでしょうね。弾力のあるリズムが生みだす官能的で生々しいグルーブ、その頂点に君臨するはジェイズム・クリスチャンなのですが、衰え知らずの歌声を存分に披露。普遍性の高い楽曲と歌を中心とした作りは少々地味に映るでしょうが、職人肌の堅実なリードギターも要所要所でポイントを突き楽曲に華を添えているのも見逃せませんね。ブレる事無きアメリカンロックの響き、③みたいな曲は、どんなに時代が移り変わろうともアメリカの良心として後世に伝えて欲しいですね。

HOUSE OF LORDS-Demons Down ★★ (2017-07-13 14:43:25)

アメリカンプログレハードのANGEL、そしてGIUFFRIAと名乗りミュージックシーンの第一線を駆け抜けていたグレック・ジェフリア率いるバンドが1992年にリリースした3rd。90年代と言えばガンズの成功に触発されシーンがBACK TO 70年代へと進み、多くのバンドが方向展開を伺う事に(その後訪れるのがグランジ/オルタナブーム)、いつまでキラキラとした、お花畑ソングが受け入れられるわけが無く時代は、より生々しいモノを求めリアルサウンドへと回帰する事に、その煽りはヘアメタルと揶揄されるようなグラム勢にとっては皆が討ち死にを果たす事を予感させるモノとなり、多かれ少なかれシーン全体の潮目となりましたが、ご多分に漏れずこのバンドもシフトチェンジを果たす事に、ジェフリアのメロセンスを生かした叙情派アメリカンロックとハードなギターの融合、その頂点に君臨するはミスターエモーショナル、ジェイムス・クリ
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HOUSE OF LORDS-House of Lords ★★★ (2017-07-11 14:25:45)

ジーン・シモンズが立ち上げたレーベルの力添えもあり、プロキャリアの長いグレック・ジェフリアが主導権を握り、実力のあるメンツを集め結成されたのがこのバンドの成り立ちなんだとか、当初はボーカルにディヴィット・グレン・アイズリーだったのに、ジーンのアドバイスもあり当時は無名だったジェイムス・クリスチャンにチェンジ(ボーカル変わらんかったらGiuffriaそのもんじゃん)、そのソウルフルな歌唱力は無名とは思えない仕上がりを魅せ、流石はアメリカやぁと思わせる人材の宝庫ぶりを噛みしめる事に、彼の歌声を軸にダイナミックなアメリカンロックとジェフリアのセンス溢れるメロディ志向が見事に合致、外部ソングライターの手を借りクオリティの高い歌モノロックサウンドを仕上げてきましたね。
マンディ・メイヤーが寄稿した②、スタン・ブッシュの⑤、ジェフリアとディヴィット・ロバートツの⑩とか好きやでぇ。⑦なんてこのバ
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HOUSE OF LORDS-House of Lords-Jealous Heart ★★★ (2017-07-11 14:29:12)

アルバムのラストを飾る叙情派アメリカンロックナンバー
爽快だが切なげなメロディにキュンとさせられますね
コーラスもエエですよ
ジェイムス・クリスチャンの歌声もバッチリハマっています
コンパクトな楽曲ですが演者のスキルの高さが詰まっていますよ
上手いってのは素晴らしい事です

HOUSE OF LORDS-Sahara ★★★ (2017-07-11 15:00:36)

ジーン・シモンズのバックアップを受けデビューを果たした名うてのミュージシャンが集いしバンドの2nd。前作でギターを弾いていた芸の細かいレニー・コルドラから日本で人気の高かった苦労人ダグ・アルドリッチに変更、曲そのものは前作とは違いバンドメンバーで手掛けたモノが大半を占め、その充実ぶりに華を添える形で貢献、堅実なスタジオワークで期待に応えていましたね。正直プレイ内容自体はダグでなくても良かったんですがね。
ジェイムスの熱を帯びたハスキーヴォイスとジェフリアのメロセンスの導入により、ありがちなアメリカンロック路線の中で他のバンドとの違いを決定的なモノとしてるかが評価を分ける最大のポイントとも思え、個人的には燃え上がるエモーションと軽快なノリにロックの真髄を垣間見たような心地よさがあり、上手いバンドサウンドの旨みを味わえる好盤だと思いますね。とにかく皆が上手いんですよ。排気量が違うもんね
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HOUSE OF LORDS-The Power and the Myth (2017-07-13 15:07:51)

2004年に突如復活を果たした叙情派アメリカンロックバンドがメロディ派には安心安全の名ブランドFrontiersよりリリースされた復帰作。リズム隊はL.A界隈における、必殺お助けコンビのチャック・ライトとケン・メアリーの二人と、1stでギターを弾いたレニー・コルドラが復帰と3名とも1stの『HOUSE OF LORDS』のメンバーに、そしてシンガーは勿論ジェイムズ・クリスチャンなのですが、肝心要のジェフリアの名前は見当たらず、作曲者クレジットにパット・トーピーが参加したりしていますが、叙情派アメリカン歌モノロックとは一線を画す結果となり、少々残念な気分を味わいます。
HOUSE OF LORDSというよりは、ジェイムスのソロと言ったニュアンスが強めで、その辺りに評価も大きく左右されそうですが、次作ではジェフリアの名前もあり、復帰への足がかりに繋がったとするならば価値ある作品だと思い
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HOUSE OF LORDS-The Power and the Myth-The Power and the Myth ★★ (2017-07-13 15:08:39)

アーシーですね
憂いのある歌声ですね
そのバランス感覚が丁度良いです

HOUSTON-Houston ★★★ (2016-08-17 12:41:26)

シンガーのハンプス・ハンク・エリックスとドラマーのフレディ・アレンの二人による北欧産のAOR系のメロディックロックプロジェクトによる記念すべき1st。オープニングから北欧風初期ボンジョヴィで幕が開け掴みはOK、次では早速女性シンガーをゲストに迎えデュエットも披露、⑧は北欧屈指のシンガー、トーマス・ヴィクストロームと競演など多彩なゲストが参加、キーボードではマッツ・オラウソンの名前もありますね。そのキーボードが主体となる歌モノロックと北欧産の涼しげなメロディとの相性は抜群の相乗効果を生みだす事に成功、彼らのルーツと思われるSTYXなどにも通ずるメロディックなアメリカンロックの影響も強く、朗らかで叙情的なフレーズが満載、そのお約束感満載の楽曲には新たなる発見や冒険心は皆無なのですが、壮麗なコーラスワークに涙を誘われ、爽快なメロディに清々しい気分を味わい、どの曲もサビで大円団を迎えるという構成
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HOUSTON-Houston-Hold On ★★★ (2018-07-26 22:09:12)

哀愁のハードポップサウンドに胸キュンですね
フックに富んだサビメロが大好物です

HOUSTON-II ★★★ (2018-06-28 14:13:24)

歌モノロックを愛する方には安心安全のブランド国スウェーデンのバンドが放つオリジナルアルバムの第2弾。前作は彼らのルーツたるカヴァー集だったが、オリジナルもそんなカヴァー集に比肩出来るクオリティを保持。
爽快感MAXのメロディと嫌みのない透明感溢れるハーモニー、その高い音楽性を押し広げるキーボードの空間演出の旨味、この手の歌モノでもドラムは生だし、何よりギターで参加するトミー・ディナンダーを筆頭とする職人たちの安定感は、驚くような展開はないが期待を裏切らないツボを心得たプレイで魅了。デュエット相手を務めるミナ・カールソンを始めとするコーラスワークも華を添え、すきのない的確な作り込みに脱帽です。
メタリックさやスピード感とは無縁のメロディックロックは、ダイハードな方には軟弱極まりない音楽と映るでしょうが、華やかな美旋律とロックなフィーリングを同時に楽しみたいメロディ派なら必ずや満
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HOUSTON-II-On the Radio ★★★ (2018-08-13 13:08:27)

この時期にピッタリの胸キュン哀メロナンバー
大好物な一曲
癖のない素直なメロディが心に潤いを与えます
ほろっとさせるんだよなぁ

HOUSTON-III ★★★ (2018-07-25 14:26:55)

AORロックの旗手として大活躍する若手ソフトロックバンドの3枚目のオリジナルアルバム(合間にカヴァーアルバムあり)。先人達からの影響も包み隠すことなく自分たち流に磨き上げた音楽性は今作でも健在。
潤いに満ちた哀愁美と爽快感溢れるメロディ、そのフックに富んだ癒しのハードポップサウンドは益々磨きが掛かり手抜かりはない。この手のスタイルに大きな変革を求めるマニアもいませんから安心安定のブランドとして楽しんでもらえるでしょう。
商業的な成功も視野に入れた普遍的メロディックロックの旨味、彼らは、その魅力を存分に現代に知らしめていますよ。

HOUSTON-IV ★★★ (2021-10-15 16:45:40)

北欧のAOR系メロディアスロックバンド待望の新作。前回から4年のブランクがありましたが、今回はイタリアの名門フロンティアからリリースとなりました。少々キラキラ系のキーボードが増えたなと、打ち込みチックなリズムセクション、そしてギターサウンドと、気になる点が増えましたが楽曲によっては違う印象を受け、チグハグな感じもしたりするのですが、全般的に、このバンドらしい北欧風味の叙情的なメロディが冷ややかな風を吹かせメインストリーム路線を楽曲を包み込む仕様に変わりはなく、先人達からの影響を一切隠さない清い姿勢でやり切っています。
今までも作風を支持する方は問題なく楽しめるでしょう。ミックスの関係は好みですので、こちらも問題ないでしょうね。哀愁のHOUSTONサウンド、華やいだメロディアスロックはリラックスしたムードに包まれ絶妙なコマーシャル性を維持しながらロックな手ごたえを残しつつ最後まで走り
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HOUSTON-Relaunch ★★★ (2016-08-17 12:51:46)

北欧産AOR系のハードロックプロジェクトが2011年にリリースしたカヴァー曲を中心とあした2nd。9曲中カヴァーが①~⑥まで⑦が新曲(女性シンガーとデュエット)⑧⑨は1stのアコースティックヴァージョンとなるので、純粋に2ndと呼んでいいのか疑問なのですが、素晴らしい仕上がりで原曲もメロディ派のマニアには馴染み深い曲も多く聴き比べるのも楽しみに一つかと思います。相変わらず音質は良くないのですが、その欠点を補って余りうるパフォーマンス力の高さに唸らされます。歌モノロック好きを自負するマニアなら迷わず手にとって欲しいですね。

HOUSTON-Relaunch II ★★★ (2018-06-28 14:27:59)

スウェーデンのAOR系のHM/HRバンドが放つカヴァー集&新曲によるアルバム。このシリーズは2枚目ですね。
全開のカヴァーも渋かったが今回も渋い、現曲を知らないものもありますが、概ね今までのイメージを損なわない作風になっており、その合間にねじ込まれた新曲と違和感なく聴く事が出来ます。
個人的には生ドラムが激減した事が残念で正式メンバーがいなくなったのかなぁと物足りなさを覚えていますね。それも企画モノとして割り切っているのですが、やや打ち込み感が強まったのはロックを愛する者にとっては重要な要素でしょう。歌モノ臭と折り合いをつけれない方はチョイと厳しいですね。
北欧の甘美で壮麗なメロディが踊るハードポップサウンドはマニアにとっては安心のブランド、オリジナルを知っている人には聴き比べる楽しみも増えたでしょう。個性は薄いが安定感のある一枚でした。

参考までに下記が
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HOUSTON-Relaunch II-Justice for One ★★★ (2023-01-02 01:02:38)

オリジナルはカナダのミュージシャン
メロディ派のマニアからは絶大な支持を受けるジョン・ファーナム
オリジナルの味を損なわず北欧風味をサラリとねじ込んだセンスに目を見張りますね
そしてオリジナルの素晴らしさを再確認させてくれました

HOUSTON-Relaunch II-Love Is Blind ★★★ (2023-01-02 01:07:48)

オリジナルはジョン・オバニオンが唄っています
こうして改めて聞き直すとオバニオンに寄せて唄っていますね
こういう曲をチョイスするセンスに唸ります
何よりメロディアスなサウンドに相当精通しているアーティストですね
こういうところに着目できるセンスにワタクシも共感します
オリジナルに対する思い入れが強いので部が悪いのだが
まっさらな気分で聴けば素晴らしいパフォーマンスだと認知するでしょう
文句のつけようなどないのだがオリジナルを聴きすぎた

HOUSTON-Relaunch III ★★★ (2023-07-24 14:23:45)

②Marc Jordan ③Atlantic ⑤David Pack ⑦Van Zant ⑧VAN STEPHENSON ⑨Prophet ⑩Franke & The Knockouts ⑪Urgent

クレジットがないので、100%の保証はしませんが上記アーティストの楽曲をカヴァーしたお得意の企画モノ。どれが新曲でカヴァーか判別が付かないほど統一感があり、①④⑥も新曲なのか自信がありませんが、いずれにしろ極上のAORソングが詰まっています。

このバンドは、オリジナル曲も○○風が多いのでさほど気になりません。企画モノもオリジナルアルバムも境界線が曖昧みたいなところがあるのですが、有名な曲をカヴァーするのではなく、歴史に埋もれた名品を発掘するという信念のもと制作されているのがポイント。
これを聴いて原曲を辿るというのが一番のお楽しみです。そして向こうも気に
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HOUSTON-Relaunch-Brief Encounter ★★★ (2016-08-17 13:01:03)

オリジナルはジェイソン・ボーナムがドラムを叩いている事で知られるはエアレース(渋い)
キース・マレルの歌も良かったがこちらもエエ感じです
メロディの自己主張のエグさが凄い曲です
良質なメロディの波状攻撃に泣かされます

HOUSTON-Relaunch-Carrie ★★★ (2016-08-17 12:56:21)

オリジナルは首が太い男でお馴染みのマイケル・ボルトン
北欧風の繊細なタッチが加わりメロウになりましたね
歌い手の資質もマッチしており本家よりも好きです

HOUSTON-Relaunch-Didn't We Almost Win It All ★★★ (2016-08-17 13:10:41)

オリジナルはローラ・ブラニガン
原曲を聴いた事がないので比較できませんが
美しいメロディとエモーショナルな歌声が胸を打つバラードです

HOUSTON-Relaunch-Don't Ever Wanna Lose Ya ★★★ (2016-08-17 13:08:09)

オリジナルはニューイングランド
完璧な仕上がりの原曲を無理に崩すことなくカヴァーしています

HOUSTON-Relaunch-Don't You Know What Love Is ★★★ (2016-08-17 13:05:26)

オリジナルはAOR系ロックバンドのタッチ
そのタッチからマーク・マンゴールドがVo.Keyで参加
その甲斐あっては素晴らしい出来栄えですね
ある意味オリジナルですよ

HOUSTON-Relaunch-Runaway ★★★ (2016-08-17 12:54:37)

オリジナルはダコタ
本家にも劣らない好カヴァー
リスペクトしてますね
愛を感じます愛を

HOUSTON-Relaunch-Without Your Love ★★★ (2016-08-17 13:13:05)

女性シンガーとのデュエットソング
前作にも通ずる扇情的なメロディと壮麗なコーラスワークが映えす名曲
歌モノHM/HRが好きな人にはたまりませんね

HOWE II-High Gear ★★★ (2020-05-02 14:25:18)

シュラプネルから世に出た黒人ギタリストのグレッグ・ハウは兄のアル・ハウをシンガーに迎え結成されたバンド。以前、兄とバンドを組んでいたので、夢が叶ったというところだろう。タイプは違えど、ヴァン・ヘイレンタイプのノリのよいアメリカンロックを主軸に、グレッグのテクニカルなギターを楽しめる仕様。本来、グレッグはこういうギターを弾きたいんだというのが分かる。スリリングなプレイが多彩な色彩美を放ち滑らかに滑り出す、そのリフワークやソロにおける天才的なリックの数々も、既に片鱗を発揮と聴かせる部分が多い。
デビューソロが、少々退屈なネオクラサウンドだったけに、面目躍如というには十分過ぎるほどのプレイアビリティを披露する形となった。曲調に合わせ自然体で挑んだソロやバッキングプレイは当時としては確実に新鮮な空気を運んでいた。MR.BIGやエクストリームの成功前に、グレッグはグルーヴィーでファンキーなノ
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HUGHES TURNER PROJECT-Hughes Turner Project ★★ (2008-11-21 19:53:00)

二大スター夢の競演グレン・ヒューズとジョー・リンターナーの名シンガーのコラボレーションが実現した名盤です。パープル、レインボーといったクラシックなHM/HRサウンドをそつなく料理し彼らに求めているファンの思いを叶えている
この手のクラッシックなHM/HRを古臭いの一言で切り捨てられるなのは残念至極
僕もパープルやレインボーなんてリアルタイムで聴いたわけではないが
血となり肉となり身体の中に息づいている。
今の時代を生きる骨太なクラシックサウンドに酔いしれて欲しいですねー
少なくともこの二人の歌声を同時に楽しめる楽曲がありだけで充分聴く価値があるかと

HUGHES TURNER PROJECT-Hughes Turner Project-Against the Wall ★★★ (2008-11-21 18:48:26)

ファンキーなリズムプレイとソウルフルなツインヴォーカルの絡みが素晴らしい
二人のプライドが激しくぶつかっていますね
わりとメロディックなギターも悪くない

HUGHES TURNER PROJECT-Hughes Turner Project-Devil's Road ★★★ (2008-11-21 18:29:20)

二大スターの競演に幕を飾るアルバムのオープニング
自らの偉業の足跡を辿るクラッシックなHM/HRナンバー
渋みを増したジョーもヴォイスオヴゴットのグレンの歌声も素晴らしい

HUGHES TURNER PROJECT-Hughes Turner Project-Fade Away ★★★ (2008-11-21 18:54:00)

哀愁溢れるドラマティックでメロディアスなミドルナンバー
グレン、ジョー共に素晴らしい歌声で楽曲に息吹を与える
素晴らしいパフォーマンスだなぁ

HUGHES TURNER PROJECT-Hughes Turner Project-Heaven's Missing an Angel ★★★ (2008-11-21 18:41:25)

ロングトーン一発サイクスのギターに悶絶
グレンの唄に惚れ直し涙しました
ラストの絶唱に正気ではいられない

HUGHES TURNER PROJECT-Hughes Turner Project-Missed Your Name ★★★ (2008-11-21 18:31:48)

カッコイイ大人のHM/HRナンバーだねぁ
グレンの歌声は本当に凄いなぁ
この疾走感がたまりません

HUGHES TURNER PROJECT-Hughes Turner Project-Mystery of the Heart ★★★ (2008-11-21 18:35:11)

淡いロマンティックな香りが漂うハードポップナンバー
ジョーにこの手の曲を歌わせたら右に出るものなし
ギターもいいなぁ
ドラムも分かってるなぁ

HUGHES TURNER PROJECT-Hughes Turner Project-On the Ledge ★★★ (2008-11-21 19:00:31)

アルバムのラストを飾るミステリアスな雰囲気も感じられるバラードタイプの曲
一筋縄では行かないアレンジセンスが光りますね
緊張感漲るツインボーカルの絡みも素晴らしい
派手なKEYソロも面白い

HUGHES TURNER PROJECT-Hughes Turner Project-Ride the Storm ★★★ (2008-11-21 18:44:23)

リッチー色の強いクラシックなHM/HRナンバー
二大シンガーの火花散る歌声に震えます
そして梶山のギターソロには恐れ入った
インギーやリッチーの猿真似では語ることの出来ない
超絶プレイを炸裂します

HUGHES TURNER PROJECT-Hughes Turner Project-Sister Midnight ★★★ (2008-11-21 18:37:56)

オルガンがいいですね
二人の持ち味を存分に生かした曲です
個人的にはアルバムの裏ハイライト的な名曲です
ヴォーカルの絡みは鳥肌ものです
渋い泣けるなぁ

HUGO-Time on Earth ★★★ (2021-04-06 22:03:18)

スティーブ・ペリーに声が似すぎているで話題になったヒューゴのソロアルバム第2弾。ギターはヴィニー・バーンズが参加とお膳立ては揃っています。粒だった楽曲と上手い唄、リードギターもそこそこに技を見せ、教科書通りとも言えるようなお約束のロックをやりまくっています。
それだけにスリルはありませんがクオリティに対する保証は間違いなし、どこか深夜の通販番組みたいな嘘くささもあったりするのだが、素直な耳で聴けば、心もハレバレになる爽快感たっぷりの、チョイ切ない叙情派サウンドがテンコ盛り。遠くの空を見つめ、心も穏やかな気分に浸れます。
唄が上手いってのは素晴らしいね。⑩では、カナダのTriumphの曲をカヴァー。これも流れ的に問題なく溶け込み、ヒューゴが作り出すメロディアスロックに華を添えています。
参加メンバーも複数クレジットがあり、どういう経緯で制作されたのか?気になる面もあります
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HUMMING BIRD-ハミングバード ★★ (2016-09-24 13:56:24)

JAM Projectのヴォーカリストとして活動する福山芳樹が本格デビューしたバンドの1991年リリースの1st。HM/HRと呼ぶには少々ライトな作りですが日本からのメジャーデビューとなればこんなもんでしょうね。同時期に活動していたMAKE-UPの分裂組のGrand Prixや葛城哲哉や五十嵐公太のいたTVなどもカラッとしたアメリカン路線の音楽であり、70年代のオーソドックスな音楽性を投影したスタイルを盛り込んでいたように思います。ハートフルなラブソングあり、ポップスあり、アコースティカルなナンバーあり、ロックありのごった煮スタイルは聞き手の嗜好をくすぐる遊び心満載、確かな技術に支えられてれいるので安心して聴いていられますね。ロックバンドとしての物足りなさはあるし、それは本人達が一番痛切に感じているのかもしれませんが、根底にあるハードなモノが好きなんだという思いを隠し切れていない作風が顔
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HUMMINGBIRD-Hummingbird ★★ (2017-12-15 14:21:11)

第二期ジェフ・ベックグループにいた、ボブ・テンチ、マックス・ミドルトン、クライブ・チャーマンらが結成したバンドの1st。どこかジャジーな雰囲気のあるブルースベースのロックサウンドを中心にファンキーなグルーブを取り込んだりと、ロックのもつ埃っぽさとジャジーな洗練さを同居させた仕上がりは、独特の味わいを醸し出し英国的な魅力を発散しています。
曲によってはボブの歌声を生かしたAOR風味からマックスのキーボードを前面に出したジャズロックもあったりと、ハードでエッジの立った音楽性が好みの方には、退屈極まりない一枚となるでしょうが、ジェフ・ベックなブルースロックの⑤なんて、渋くてカッコいいですよ、滋味深いギターのバニー・ホランドのプレイに引き寄せられますね。

HUNTER-Sign of the Hunter ★★ (2016-08-14 23:29:27)

ドイツはマンハイム出身の5人組が1985年にリリースする1st。所謂、ドイツと言えば○○だよなぁというような特徴的なサウンドとは違う、これでもかと言わんばかりのオーセンティックなHM/HRサウンドを披露。演奏も特筆するべきものは無いし歌も雰囲気モノだし、派手な仕掛けも無く無難な曲作りと演奏に面白みも少ないと感じますが、逆にそこが魅力的だ。もっとフックに富んだメロディやキャッチーさがあればウケも良いのにと思いますが、逆に親しみやすさを排除した姿勢を打ち出し特徴的な個性は無くとも聴きこむほどに感じさせるのは”堅実さ”そこに猛烈なジャーマン気質を感じる事が出来ますね。走らないし親しみやすくないバンドの何を聴けば良いのかと言われると返答に困りますが、この究極の無難さもあって良いのかなと思います。色のつきすぎた音楽やキャラ重視に飽きたぁと思う方にコッソリとおススメしますね。

HURRICANE-Over the Edge-Spark in My Heart ★★★ (2021-10-11 03:35:55)

少々オカルトホラータッチの鐘の音
イントロで鳴るのですが展開が読めない
そこから男らしい硬派なメロディアスロックに流れる
十分大衆性も完備しているが真面目な音は頼もしいし素直にカッコいいと思う
映画悪魔のいけにえ3には勿体ない曲ですね
何度聴いても襟を正したくなる凛とした佇まいと裏切りがカッコいい中盤の陽性パートもクール
個人的には歴史に残る名曲だと思っている


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