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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) 4301-4350
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GRAND PRIX-Tears & Soul-Down ★★★ (2018-03-12 12:53:52)
抑え気味の山田による哀愁のある歌声がハマっています
ジャジーでスローなナンバー
こういうノリとフィーリングを出せるのがエエ
GRAND PRIX-Tears & Soul-Never Lose Your Love ★★ (2018-03-12 12:55:24)
ピアノをバックの切々と歌い上げます
情感豊かな山田の存在が肝でしょう
ベタ過ぎるのがねぇ
GRAND PRIX-There for None to See ★★★ (2015-03-24 12:26:14)
バーニー・ショウ脱退の後任に迎えられたのがロビン・マッコリー、当時はあの、MSGにも誘われていたが、こちらで歌う事を決めたと言われている興味深い経緯が興味を惹かせる一枚。曲によっては前作よりもアメリカンプログレハード色を強めた感はありますが、根底にあるのは英国的な湿り気と憂いのあるメロディ、リフワークは勿論だがトーン一発にも脈々と流れていますね。バーニーとはタイプは違えど無理に気張ることなくメロウな歌声で華を添えるロビンのパフォーマンスもバッチリとはまり、良質な英国産ハードポップサウンドへの貢献度も高く、見事にフロントマンとしての重責を果たしていますね。ド派手な演奏ではないが、脇を固める演者のパフォーマンスは素晴らしく難解な事をしないプログレスタイルも様になっており、職人気質な姿勢にAOR風の大衆性と叙情性のバランスを配慮した一枚。
GRAND PRIX-There for None to See-Runaway ★★ (2022-02-13 20:09:34)
押しの強い歌声で有名なロビンですが
ここでは無理に気張ることなく歌い上げています
そのおかげで聴きやすいですね
サビも張り上げることなくメロディを歌い上げていますよ
少々売れ線な匂いのする曲ですが
派手さやキャッチーさが嘘くさくないのもまずまずだが
ヒットチャートに食い込ませるほどのインパクトはない
GRAND SLAM-BIG DEAL ★★ (2007-11-06 09:36:00)
メジャーからインディーズにドロップアウトして古巣のデンジャークルーから制作されたミニアルバムです。ノリの良い①キャッチャーできらびやかな④白田のペンによるスピーディーな③グルーブ感の強い②等の彼らの魅力をギュッと濃縮した一枚です。今作の聴き所はアメリカから帰国したEZOの本間のドラムが聴けるところです、この唄心のあるグルーブは必聴ですよ
GRAND SLAM-BIG DEAL-SET ME FREE ★★ (2007-11-11 07:36:48)
ギターの白田のペンによる疾走感溢れるシャッフル調のアメリカンなHRナンバー 吉川のコーラスが良いですね
GRAND SLAM-BIG DEAL-SHAKE SHAKE ★★★ (2007-11-11 07:32:08)
ノリの良い跳ねるリズムがカッコイイですね!ヒロ本間のドラムはこういったナンバーでも素晴らしいプレイを披露してくれます、アンセムしか知らない人は是非聴いてみて下さい。唄メロも良いし彼らの魅力が凝縮されています。ポップでキャッチャーで煌びやかなナンバー
GRAND SLAM-BIG DEAL-SILENT NIGHT ★★★ (2007-11-11 07:45:57)
哀愁の有るメロが印象的な歌謡HRナンバー これも彼らの18番とも言うべき一曲ですね!美しいコーラスが良いですね。
ここまでキラキラしているのにrockしているのが彼らの魅力なのです!甘酸っぱい青春時代を思い出させてくれる歌詞も良いですよ、ここまで来ればね
GRAND SLAM-EASY ACTION ★★ (2007-11-06 09:57:00)
44マグナムもやった各メンバーが一曲づつ中心となりゲストを迎えて各自のキャラを生かしレコーディングした企画もの、広瀬さとしのギターが聴ける純也の①テクニカルなフュージョン北岡の②良質な乾いたバラード③ノリの良い④白田の唄が曲のクオリティを下げてるのが気になるがまぁ企画モノだからね。特筆すべきはバンド演奏のリメイクの⑤です、吉川の書くバラードは本当に泣けます、これ有線とかで話題にしたら売れるのでは?と思うほどメジャーな曲だと思う
GRAND SLAM-EASY ACTION-ANGEL-I STILL LOVE YOU ★★★ (2007-11-11 08:18:01)
バンドアレンジされた名バラード!彼らのバラードの中でも一番美しいナンバーだと思う。分厚いコーラスを重ねたサビが良いですねぇ
GRAND SLAM-FREE ★★ (2007-11-06 10:02:00)
ドラムが見つからず活動が暗礁に乗り上げた時期に制作された企画モノ。この時代アコースティックやアンプラグドなんかが流行った時期だったね。
GRAND SLAM-GOLDEN BAT ★★★ (2021-02-25 13:20:57)
バンドブームの波に押し込まれたジャパニーズハードシーン、その勢いはヴィジュアル系の登場で息の根を止められたが、解散&方向性にメスが入っきた大御所たちも離散集合を繰り返す中で、結成されたのがコチラ、44マグナムにリアクション、プレゼンス、メイクアップの4バンドから集合。特にメインソングライターを担当した44マグナムの吉川は曲作りの上手さに定評があり、彼が主軸のバンドとして活動するのであれば、どういう方向に向かうのか興味もありました。
2曲目のジョーン・ジェットがやった『I Love Rock N' Roll』をカヴァーしたりと、4曲の中にメッセージを込め、端的に魅力を詰め込んできた。
メロディアスでキャッチーなジャパニーズアメリカンロックの①はファンの間では大切な曲らしい、③は明るくアメリカンと、このバンドの本流となる一曲。そして直線的に迫るハードサウンドの④、これもワビサビを
…続き
GRAND SLAM-GOLDEN BAT-D.O.A ★★★ (2021-02-25 13:36:04)
イントロでガツーンといき
Aメロで引く展開
ヴィジュアル系から入った人にも優しい仕様です
本格派のハードサウンド
腕が確かなメンバーが色んな思いを飲み込み時代に合わせアレンジしている
その努力に☆3個献上しますよ
GRAND SLAM-GOLDEN BAT-DON'T YOU ★★ (2021-02-25 13:34:03)
派手なギターソロも決まっています
このバンドらしいアメリカンロック
バンドしての一体感がいいですね
GRAND SLAM-GOLDEN BAT-ONCE MORE KISS ★★ (2021-02-25 13:25:27)
少々狙い過ぎな感はありますが
底抜けにキャッチーなメロディが耳を惹きます
歌詞もティーンエージャー向け
曲調も含めオープニングナンバー何でガツーンと来てほしかった
でも上手いことやって目先を変えている
この判断は正しい
キャッチーな掴みで徐々に始まる本格志向のロックを聴かせるという手腕は評価されるべきでしょうね
GRAND SLAM-GOLDEN BAT-Rocklaw Living Arab (Joan Jett & the Blackhearts Cover) ★★ (2021-02-25 13:30:48)
何故タイトルが違うのだろうか?『I Love Rock N' Roll』なのは間違いないはずである
ん?この曲には他のタイトルヴァージョンがあるのか?
色んな疑問が頭をもたげますがシンガーの加藤純也が以外とハマっています
GRAND SLAM-GRAND SLAM ★★ (2007-11-06 09:46:00)
久々のメジャーからのフルアルバム、今までと違いギターを前面に出したハードロックアルバムとなっている。生々しい演奏が聴けますね、唄もパンチインしてないのでは
これを最後に解散してしまい吉川の書くポップなナンバーが聴けなくなるのは残念ですが目指す方向とVoの適正が最後までかみ合わなかったのが彼らの欠点だと思う。
GRAND SLAM-Inside or Outside ★★ (2007-11-06 09:16:00)
Dsの豊川が脱退し新人の北岡を迎えて制作された3rd、統一感を持たせた良質なHRを聴かせてくれます、ハードなギターリフがカッコイイ①ノリの良いキャッチャーな名曲⑤バラード④彼等らしい⑩等聴き所が多いアルバムです。ドラムの北岡は手数の多いテクニカルなプレイを聴かせてくれる。メロディを重視した曲の中で勢いで押し切れる程、力量の無いVoの好悪に評価の全てが掛かっていると思う、曲は悪くない
GRAND SLAM-Inside or Outside-Are You Ready ★★ (2007-11-11 08:10:13)
これもアルバムには必ず収録されている能天気なアメリカンHRナンバー!適度にヘヴィなグルーブ感が単純明快で良いです
GRAND SLAM-Inside or Outside-Can’t Stop Believin’ ★★★ (2007-11-11 08:07:22)
彼らのお約束バラード。歌謡チックなのが良いです!でも唄に説得力が無いのが気になります
GRAND SLAM-Inside or Outside-Dreams Come True ★★★ (2007-11-06 10:13:39)
男らしい甘さを捨てたHRナンバー、彼らの意欲が伝わります。3rdアルバムの一曲目
GRAND SLAM-Inside or Outside-Into the Night ★★ (2007-11-11 08:03:50)
白田による彼らにしてはヘヴィなナンバー ドラマーもツーバスで迫ってくれてます。
GRAND SLAM-Inside or Outside-Missing You ★★ (2007-11-11 08:01:21)
アップテンポな哀愁のある泣きのHR バッキングのクリーントーンのギターが繊細な曲に合っています、でもギターソロがブアッーっと弾いたって感じがマイナスかなぁ。これもシンプルなプレイが良いですね
GRAND SLAM-Inside or Outside-Nobody Knows ★★★ (2007-11-11 07:57:07)
もの悲しいメロディが印象的なパワーバラード
吉川の作曲センスが光る一曲です!ギターソロも良いですね
白田のメロウなプレイが聴けます
GRAND SLAM-Inside or Outside-Song for You ★★★ (2007-11-06 10:09:47)
甘く切ないキャッチャーなサビメロが印象的なナンバー。彼らの魅力溢れる3rdアルバム収録の名曲だと思う。
GRAND SLAM-Inside or Outside-Under the Sky ★★ (2007-11-11 07:51:51)
いかにも彼ららしいからっと乾いたアメリカンなHR シンプルなアレンジがかえって生っぽくて良い
GRAND SLAM-Rhythmic Noise ★★ (2007-11-06 08:52:00)
90年代に入り日本も解散、脱退したメンバーが集合したスーパーグループが登場しました、新生ラウドネスにSLY(樋口宗孝、二井原実、石原慎一郎、寺沢功一)SPADE(片山圭司、広瀬さとし、山下昌良、忘れた)ジャクスンジョーカーにイエローモンキーなんかもそうでしょう、そんな中で結成されたのがグランドスラムです。VO,加藤純也(リアクション)G,白田一秀(プレゼンス)B,吉川“BAN"裕規(44マグナム)、Ds,豊川義弘(メイクアップ)四人が集まり組まれたこのバンドはベースのBANを中心に結成されたようです。44マグナム時代から目を見張るものがあったソングライティングの才能を見事に開花しています。彼らの代表曲とも言える②ノリの良いキャッチャーな④⑤⑥スピーディーな⑩壮大なバラード⑨等の良質なアメリカンハードロックが聴けます、おもしろいオカズが売りの豊川のドラムも白田のプレイもまずまず良い、彼ら
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GRAND SLAM-Rhythmic Noise-Cookies ★★★ (2007-11-11 09:05:40)
豊川のドラムが引っ張ってくれる疾走感溢れるHRナンバー
このドライブ感がたまりません。勢い重視の佳曲です
GRAND SLAM-Rhythmic Noise-Here We Go ★★★ (2007-11-11 09:13:19)
ノリの良いドライブ感がカッコイイHRナンバー 彼らの代表曲です! 演奏はもっと切れて欲しかったかな?このメンバーに期待していたので
GRAND SLAM-Rhythmic Noise-Tell Me ★★★ (2007-11-11 09:10:26)
歌謡テイスト溢れる泣きの名バラード、メタルを聴かない人にも受け入れられるでしょう。甘酸っぱい歌詞に好悪が分かれるかも知れませんが僕は好きです
GRAND SLAM-infinity ★★ (2007-11-06 09:03:00)
前作の路線をより推し進めた2nd、演奏面で練りこまれていて前作で魅せた勢い見たいなモノは影を潜めていますがノリの良いHRを聴かせてくれる。相変わらずVoのマッチングは気になりますが音楽性の広がりを良しとするかが評価の分かれる所。⑥は陸上大会のテーマソングだったような?
GRAND SLAM-infinity-FARAWAY (I’ll be there for you) ★★ (2007-11-11 08:29:35)
グランドスラム節全開のパワーバラード。一度聴けば口ずさめるメロも良いですね 日本人的な曲が苦手な人にはお勧めしませんが僕は好きです
GRAND SLAM-infinity-LET IT GO ★★ (2007-11-11 08:23:30)
美しいアコギから始まるメロディアスなアメリカンHRナンバー。
キチンと練りこんだアレンジが良い。曲の完成度もまずまずだしこの手のポップな曲が好きな人には受けるのでは?吉川のソングライディングの良さが光ります。
GRAVE DIGGER-Bone Collector ★★★ (2025-01-17 10:40:01)
先行公開された曲からも放たれていた正当背の強い強靱なサウンド。今作はコンセプトアルバムでは無いと言うこともあり、お得意のアイリッシュフレーバーは封印。その判断は大正解で、ド派手に鳴るリードギターのテクニカルなプレイ、近年のメタルはギターソロなんかいらないと言われた時代もあるだけの、ここまで自己主張の強いリードギターは古参マニアにはたまらんでしょう。
また、この打ち鳴らされる剛毅なリズム。その重金属サウンドを叩き出すウネリとヘヴィグルーブに圧倒されます。先行公開された④のようなストレートなロックンロールソングまで飛び出せば、今作の持つ特色を理解できるでしょう。
今作は昔気質のメタルバンドが現代的なテクノロジーとマッシブさを従え、いにしえのクラシックサウンドを再興している。それは過去の焼き回しではない、今を生きるバンドによる過去と向き合い現代に再提示したサウンドだ。年齢を
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GRAVE DIGGER-Clash of the Gods ★★★ (2022-04-19 14:08:15)
ギリシャ神話をモチーフとしたコンセプト色の強いアルバムという事も手伝い、今作はお馴染みの剛直パワーメタル路線に、メロディアスな感性を大導入、そのおかげで楽曲とアルバムの流れにメリハリが生まれ試聴感はかなり良い。ともすればダークなカラーのパワーメタルサウンドは、聴いているとズッシリと重くのしかかり肩もこるのだが、今作はいい意味で洗練されており、絶妙な強弱が存在するために、その辺りの不満は解消されている。
あくまでも、それはこのバンドでの比較であり、並々ならぬ気合いと根性に一切の陰りはなくファンならば安心して手を出せるだろう。また、こういったエピカルなメタルが好きな人にとってもありがたい作風でしょうね。
ギターのアクセル "アイアンフィンガー" リットも技巧に埋没しないメロディックなソロを披露、屈強なパワーリズムの上で華麗な剣劇を披露しています。
とにかく自分たちの音を持っ
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GRAVE DIGGER-Clash of the Gods-God of Terror ★★★ (2022-04-19 13:54:41)
ダス・レッツテ・アインホルンもゲスト参加
お馴染みのパワーメタルと思いきや
中盤に大胆なキーボードソロを導入
そのDP風味満点のソロに魅了
従来のパワフルサウンドにいい意味での間を持たせたアイデアは大正解
今作に対する期待値も大上昇でした
GRAVE DIGGER-Excalibur ★★★ (2014-09-18 13:46:07)
1999年リリース、アーサー王の伝説をモチーフにしたコンセプトアルバム第3弾。3作続けてのコンセプトに特化した作風は前作以上の練り込みを魅せ中世ヨーロッパな雰囲気をふんだんに盛り込んだ内容となり、その成熟ぶりにまずは耳を奪われます。今まで以上にコーラスパートに厚みをもたせたクワイアパートの導入が勇猛さに拍車をかけヒロイックなイメージが増幅された分、男気もUP。パワーコードを奏でるメタルリフ、強靭なビートを刻むツーバスと頑固一徹なジャーマンスタイルを信条に今作はより多彩な面を演出しています。アコギや管楽器を巧みに使い緩急をつけ、少々一本気で流れていきそうな展開にくさびを打ち、物語の起伏を明確なものとした事が、ドラマ性の開花へと繋がります。その練り上げられたメロディの扇情力は過去最高のクオリティを誇り、従来のパワーメタル路線へとの距離を計り柔軟さと、剛毅なスタイルを取り込んだバランスのとれた
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GRAVE DIGGER-Fields Of Blood ★★★ (2020-06-10 20:53:54)
アイリッシュフレーバーたっぷり、ドイツのベテランメタルバンドが選んだのは、お得意のアイルランド物語。剛毅に打ち鳴らされるパワフルサウンドに注がれる叙情的なメロディと、灼熱のメタルスピリットの融合は沸点も高く、勇猛果敢なメタルウォーリアーぶりを発揮。このバンドの持つ強い精神性、紆余曲折はあれど、己が信じるメタル道を突き進む姿勢、時代の流れに抗い続けた男たちに迷いなし、どこかで聴いたことがあるフレーズすらも味方につけ、確信犯的な発想で、ファンが望むものを見事に描いている。リフ一発に込められた思い、キーボードやバグパイプが奏でるアイリッシュメロディ、全てが有機的に絡むことで説得力も倍増、こういうコンセプトが目先を変えるだけではない、地に足がついたものだからこそ聴き手を圧倒するでしょう。
好戦的なエピカルさもあるが、それ以上に賑やかで痛快な剣劇メタル的にカラーを持ち合わせていたのも、今作の
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GRAVE DIGGER-Healed By Metal-Lawbreaker ★★★ (2020-07-05 19:22:28)
何かに似ているなぁなんてアラ探しは御法度のバンドなのです
ですからこれで良いのです
シンプルかつ耳なじみの良いリフワークから弾き出される王道メタルサウンド
パワフルかつ勇壮なバンドサウンドは彼らの真骨頂
この気骨溢れるメタルスピリットと覚えやすいリフレインの大導入
色んな意味でメタルの中のメタルを味わえます
GRAVE DIGGER-Heart of Darkness ★★★ (2014-09-15 13:50:17)
1995年リリースの復帰第二弾。思いっきり歪ませただみ声パワフルシャウトも高らかに、初期の頃から通ずるダークな欧州風味に剛毅な質実剛健スタイルを貫く純度120%のメタルサウンドに思わず笑みがこぼれます。グランジ・オルタナ全盛の時代にスピードで勝負を賭けられぬだけに前作のようなバカテンポは影を潜めましたが、その分、分厚い音が塊となり重心低く突破を掛けるパワーメタルナンバーが増量され“速さ”よりも“力”に重きを置いた作風へとなります。分かりやすいキャッチネスやメロディがない分、とっつきやすいとは言えないのですが“継続は力なり”と言わんばかりの姿勢に頼りがいのある気概を感じますね。継続すると言う事は新たなる魅力も取り込みつつ前に進まなければいけません、やり方を間違えるとカッコ悪くなりますからね。難しい問題ですよ、継続する事は
GRAVE DIGGER-Heavy Metal Breakdown ★★★ (2014-09-14 13:13:09)
1993年に再結成を果たしてからはコンスタントにアルバムをリリースしているドイツの古参バンドが1984年にリリースした1st。今ではドラマ性の高いメロディアスなスタイルで認知もされていますが、今作はパワー&グローリーな血沸き肉躍る胆汁滴るスピーディーなメタルサウンドを轟かせインパクトも絶大です。その小細工無用な突進力、直情すぎる構成に面白味も感じないかもしれませんがメタルってこういうの言うんだよなと強く認識させてくれる問答無用の説得力に溢れており、柔和で大衆性にまみれたポップソングを”そういう曲”として楽しみますが(したり顔でうんちくを語ったりする事はありません)どんなに売れようが世間に認知されようが、ヘヴィメタルと言う名のもとに求心力を持つものは音であり聴き手の精神性を煽る存在感ではないでしょうか、この破綻しかけの突貫型メタルを前に戯言は無用、今も昔も結局は健全なメタルが支持を受ける欧
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GRAVE DIGGER-Knights of the Cross ★★★ (2014-09-15 14:47:41)
1998年リリースのアルバム。今回も十字軍をモチーフとしたコンセプト作に挑み、前作同様の路線を推し進めています。パワー・スピード・メロディと三拍子揃い済みの楽曲は聴き応え十分、強靭なリズムとメロディアスなギターにクリスのパワフルヴォイスが激しくぶつかり合い、力と力が真っ向勝負なパ・リーグの野球を見ているような気分を味わえます。コンセプト=大げさな装飾を纏った方が良いと言う方には、今作は少々、無骨に感じるだろうし、去年の大河ドラマの画が汚いとクレームを付けたどこかの知事みたいな方には共感は得られないでしょうが、リアリズム溢れるメタリックなパワーとメロディアスなフレーズは付け焼刃などでは出来ない美しい調べを奏でており安易なドラマ性を導入したなどと言われる批判を一掃する出来栄えを誇っているでしょう。前作から本格的に取り入れられたコンセプト色がさらなる深化を遂げ従来の剛毅なパワーメタルとの融合を
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GRAVE DIGGER-The Grave Digger ★★★ (2014-09-18 14:27:22)
自らのバンド名を冠した2001年リリースのアルバム。従来のダークな湿度の高いサウンドが復活、Keyも本格的な参戦させ前作までに築き上げたスタイルに本来的な持ち味をより多く加味する事に成功。音質の向上が更なる深化を促し密度の濃い演奏が混然一体となり激しくぶつかってくる様はバンドの真骨頂、重厚でソリッドな面が強化された事によりパワー&メタリックに仕上がると同時に、クドさも倍増したような面もありますが(笑)メロディックなフレーズで楽曲を盛り上げるギターも魅力的に響き剛毅な正統派HM/HRを力強く叩き付けてきます。分かりやすい叙情性とは無縁な不穏な空気漂うダークさとブルータリティ、時代を見据えたアレンジに唸りますね。それにしてもタフな歌声はやはり重要な個性、バンドの金看板を固持していますよ。
GRAVE DIGGER-The Reaper ★★ (2008-09-10 15:48:00)
1993年リリースの通産五枚目にて再結成第一弾
一点の曇りもないドイツ産らしい頑固一徹なパワーメタルサウンドを披露し往年のファンは勿論HM/HRファンなら②を聴いて首を振らずにはいられないでしょう?
当時は久しぶりに聴いたヒットチャートとは無縁の小細工無用な漢らしい勇猛なヘヴィメタルに熱いモノがこみ上げてきましたね、ゴリ押しな展開もブチ切れた唄もダサいと言われようがやり切る姿に胸打たれるのです
トレンドくそ喰らえミクスチャーサウンドに唾を吐く本気の鋼鉄魂が息づいている今作はB級メタルの真髄を見せ付けている名盤である
何度か聴くと飽きの来る音楽ではあるが初期衝動は大きい、今でも年に一度は通して聴きメタルスピリットを取り戻しますね
彼らよりヘヴィなバンドは沢山いるし今流行のバンドの方が洗練されているが彼らの持つ精神性には及ばない、流行とは無縁な清いヘヴィメタル
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GRAVE DIGGER-Tunes of War ★★★ (2014-09-15 14:16:16)
今や独立騒動で話題のスコットランドをテーマにしたコンセプトアルバム。ジャーマン+ケルトは同郷のランニングワイルドも行っているので相性は悪くない、むしろ前作で感じたメロディの弱さを補う事に貢献している、また楽曲にキャッチネスさも補完され聴き易さも戻りパワー・スピード・メロディと充実度も上り従来のオカルトテイストなダークな面は影を潜めましたが叙情味は大幅アップ、大胆なコーラスワークも導入されたりと楽曲においても芸達者な面を魅せる事によりマンネリ打破を試みた展開は多彩なイメージを与えてくれました。とは言え彼らの真骨頂である剛毅に打ち鳴らされるパワーリズムの上での出来事ですからね、彼らのパワフルさが減退されることはないでの安心して聴く事が出来ますよ。緩急を交えた歌声とドラマティックな展開がハマる疾走ナンバー、メル・ギブソン主演の映画でも同じみのウィリアム・フォレストを歌った④など聴けば今作の充実
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GRAVE DIGGER-War Games ★★★ (2014-09-14 14:02:42)
1986年リリースの3rd。常人離れしたパワフルな歌声を前面に押し出しジャーマンパワーメタルの草分け的なダイナミックなサウンドを残しつつも前2作よりも曲調に幅が広がり幾分、垢ぬけてキャッチーさも出てきています。とは言えダークな叙情風味のメロディにビートの効いた強靭なリズムが乗り、NWOBHMからの影響も濃いギターリフとアグレッションとスピード感という金看板を押さえているのも好印象。確かに彼らの個性とも言うべき破天荒さが薄まり過剰なまでの力強さが減退している点に評価も分かれそうですが(NWOBHM的な湿り気とダークさが抜けたのも物足りない)普遍のメタルサウンドを叩きつけた今作は、彼らの順調な成長とメジャーになりつつあるシーンを見定めてのマイナーチェンジと受け取る事で結審がつきそうですね。従来の重さとエッジを残しつつもコマーシャルな部分も取り込んだ意欲作、かなりの力作ですよ。
GRAVE DIGGER-Witch Hunter ★★★ (2014-09-14 13:42:07)
1985年リリースの2nd。NWOBHMにも通ずるしっりとしたメロディと欧州風味のダークな質感に圧倒的なパワーが漲るサウンドが、これでもかと言わんばかりに突進しまくるパワー&スピードを重視したスタイルは成熟度も増し整合感も増量、その分インパクトは削がれましたが、ドラマティックなメロディも飛び出すギター、クリス・ボルテンダールのだみ声&クセのあるヴィブラードの掛けた歌声を軸にバキバキ・ゴリゴリのサウンドに緩急を交えた構成はある意味、耳当たりも良く無駄を排除しようとした方向性は見事に結実しており成長を伺わせます、とは言え音質だって良くないし演奏だってアラもありますが、オシャレを極めたメタル風のデカイ音では味わえない、強い精神性とメタル愛を込めた活きのイイ演奏は、やはり絶大なインパクトを誇り聴き手を魅了するでしょう。ややサイクルの速い飽きを感じさせる面も併せ持つ彼らの作品ですが、ドイツ産のパワ
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GRAVESTONE-Back to Attack ★★★ (2019-01-09 19:10:45)
まずはオープニングから景気よく駆け抜けます。バンドメンバーの結束力も高まったのか前作よりもバラエティの富んだ内容になっており、余りのも遊びのなかった前作の反省を踏まえた音楽性の充実度は高い。
ただ残念なのは前作よりもミックスのバランスが悪くベースの音も目立たず低音の迫力不足感は否めず、せっかくのパワフルなジャーマンスタイルが活きてこないのが残念だ。また名手マティアス・ディートも今作で脱退。この後、SINNERへと参加するのですが、ギターコンビも前作程の見せ場がないように感じるのも残念。ハロウィーン登場前のジャーマンシーンを知る上では外す事の出来ないバンドであり、マニアならずとも聴いて欲しい一枚です。ベンド名やコンセプト的にはGRAVE DIGGER辺りに近いのだろう。個人的にはシンガーの声質も手伝いドイツのLOUDNESS的なスタイルにも感じる。メジャーな存在には成れなかったがアイ
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GRAVESTONE-Creating a Monster ★★★ (2014-02-28 20:59:42)
1986年リリースのアルバム。ドイツ産の正統派HM/HRです。キレのあるシャープな演奏が心地よく二本のギターの絡みも聴き応えがあり。ドイツ的な職人気質の堅さではないメジャー感を味わうことが出来る良質な一枚。その分、やや類型的で面白みに欠ける点もあるでしょうが、今の時代に聞くと懐かしいさを感じてしまい、なんとなくホッとさせられる一枚です。新しいさはないんですが、たまにはこういう作風に身を投じたくなりますね。時代背景もあり音質的にも重さが不足していますが冒頭でも触れましたがジャープな手触りが鋭どく牙をむきハードさをアピール、シンガーの金きりハイトーンヴォイス(松川敏也のソロアルバムでフロントを勤めたクレイジーダイガー稲葉を思い出します)と相まって正統派マニアには堪らない一枚となるでしょうね。真剣に聞きすぎると拝借具合やアラも目に付きますが、僕はこの整合間とはちきれるパワーの融合に安堵を覚えま
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GRAVESTONE-Victim of Chains ★★★ (2019-01-09 18:49:36)
日本でも今一つ知名度を上げれなかった古参ジャーマンメタルバンドの3rd。デビュー時はもっと前衛的でプログレテイストの強い音楽性だったらしく、今作リリースの時点でオリジナルメンバーが不在的なバンドであり古参のヴォーカル、ベルティ・マイダンも元々はベースだったらしい?しかも2枚目のアルバムには不参加、3枚目の今作に復帰であり音楽性がガラリと変わったんだから当然ともいえるのだが、どうしてこのバンド名義で活動を続けガチンコのジャーマンメタルになったかは興味もありますね。
ややこしい経歴のバンドなのですが、彼らがマニア筋のメタルファンに愛される理由は剛毅なジャーマンスタイルのみならず、叙情性を塗した泣きの世界観を巧みに描き上げる点にある。ハロウィーン登場前の気骨のあるACCEPTスタイルとSCORPIONS路線ってのを掛け合わせたのがポイント。
パワフルなギターリフやズンズンと突進して
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