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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) 4101-4150
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GARY MOORE-Rockin' Every Night: Live in Japan ★★★ (2019-05-09 12:27:09)
ギター・クレイジーと称された稀代の名ギタリスト、ゲイリー・ムーアのライブ盤。ニール・マーレイ、イアン・ペイス、ジョン・ロードと豪華ラインナップを従えたCorridors of Powerに伴うライブという事ですが、80年代後半ではアイリッシュなメロディを強調する路線へと舵を切り、トータルバランスで勝負をしてきたゲイリー、そしてブルースやエレクトロニックサウンドなどと流れたのですが、ここで聴けるサウンドはとにかく熱い。感情むき出しのプレイは、ライブならではのラフさと、壮絶な速弾きの数々に悶絶必死、暴れ倒すゲイリーのギターに圧倒されっぱなしです。
自身がギターに専念する意味も込めて専任シンガーを探していたゲイリーは、ルックスの良さに定評のあるジョン・スローマンを抜擢。画になる男はゲイリーを引き立てるのにもってこいだろう。
意地悪なゲイリーサイドと言えなくもないが、ソウルフルな節回
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GARY MOORE-Victims of the Future-Empty Rooms ★★★ (2011-02-27 03:01:58)
泣かせますね
名バラードです
歌い方も自身のカラーを確立していますね
散々引っ張ってからのギターソロも泣かせますね
GASKIN-End of the World ★★★ (2012-02-26 19:11:36)
1981年NWOBHM真っ只中のデビュー作。キャッチーなメロディを生かした英国サウンドを堪能出来る一枚ですね。なんともいえない霧が掛かったような音像と甘さを感じさせる哀愁のメロディが心地よく耳を刺激してくれます。味わいのあるメロディアスなギターは様式美的な要素も感じられコンパクトな楽曲の中で存分に存在感をアピールしています。リーダーが彼なんだから当然ですよね。個人的には①のようなミドルナンバーの中で光るドンヨリとした英国風サウンドに惹かれますね。
GASKIN-End of the World-Burning Alive ★★★ (2012-02-25 12:04:08)
この煮え切らない哀愁感がたまりませんね
ベースも耳を惹きますね
リズムチェンジ後の展開もお約束感丸出しですが良いですね
GASKIN-End of the World-Despiser ★★★ (2012-02-25 12:01:32)
哀愁のメロディラインを歌うガスキンの垢抜けなさと
ハツラツとしたギターの対比が面白い
NWOBHMだなぁ
GASKIN-End of the World-Lonely Man ★★★ (2012-02-26 18:59:11)
英国していますね
エモーショナルなギターソロも渋いですね
ドラミングも派手目に決まっています
GASKIN-End of the World-On My Way ★★★ (2012-02-26 18:57:49)
ノリますね
心地よいリズムプレイにグッときます
地味だけどアルバムの収録順的にもアクセントになっています
GASKIN-End of the World-Sweet Dream Maker ★★★ (2012-02-25 11:58:54)
SWEET DREAM MAKERな甘いメロディと
ロック然としたギターリフがカッコいいですね
ガツンとしたオープニングも良いですが
ガスキンの魅力はこの手のナンバーに感じ取れるのかも知れません
GASKIN-No Way Out ★★★ (2020-03-31 20:11:39)
このバンド、NWOBHMの中では叙情派スタイルのバンドだった。英国的様式美系サウンドの上に乗るのは甘美でポップなメロディ、それをもやっとした霞が包み込むような音像に独自性を持たせていたのだが、アルバムを通して聴けば前作のスタイルを踏襲しつつ間口も広げレベルアップしてるのは間違いない。しかし掴みの弱さが聴き手に良い印象を与えられていないのが残念。
叙情派NWOBHM路線の③も単品で聴けば良いのに、①②の流れでは印象に残りづらい、④も煽りを食らっている。ハードなバッキングの上に乗る、このバンドらしい靄っているスウィートポップメロディも悪くないのに、全体的な軽さが足を引っ張っている。⑥以降も男前度が上がり続け、聴き進むにつれ、このバンドの方向性にブレがなかったことを確認できた。ラストに収められた表題曲のスピード感と攻撃性、そして甘めの歌唱スタイルが似合うメロディと、らしさ全開なだ
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GASTANK-Dead Song ★★★ (2019-06-11 16:27:58)
ハードコアパンクスとメタルの融合を早い段階で確立した新進気鋭の個性派バンドによるインパクト大の1st。とらえどころのないヴォーカルBAKIの叫びは、魂を揺さぶるエモーショナルな響きとなりバンドの音楽性を色づける事となる、勿論、ハートフルメロディと銘打った独特のメロディラインを操るTATSUのねじくれたセンスも同様にキーパーソンとなっているのだが、何物にも属さない強烈無比な個性は、粗削りだが破裂寸前のエネルギーが充満している。そのパワーを後押しするリズムセクションの強力な存在感を誇示。へヴィメタル新時代の幕開けを告げる、シーンへの宣戦布告のようなアルバムでした。
リリース当時は、ありがちなパンクヴォーカルに難色を示し熱心に聴く事は無かったのだが、自分の中で音楽的な感性が成熟していく中で、このバンドがいかに個性を光らせ、他のバンドとは違う路線を進んでいたかを知った時の衝動という
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GASTANK-Gastunk ★★ (2019-01-18 14:46:03)
1985年にDogma Recordsからリリースされた3曲入りのシングル。所謂、GASTANKとして一般的に知られるメンバーが揃ってからの正式音源になります。当時はパンク対へヴィメタルみたいな構図もあったように記憶していますが(もうちょっと前かな?)このバンドはDogmaらしい(G.S.I.MやROSE ROSEと同じレーベル)パンキッシュさが前に出たサウンドであり、そこにTATSUの暗い捻くれたセンスのメロディが乗る独特のギターサウンドをあったりと、そのクロスオーヴァースタイルはパンクサイドのみならずメタルサイドからも支持をウケており、デビュー作から特異なスタンスのバンドだった。
彼らにとって重要なハートフルメロディ色は、この時点では薄めだが、ヴィジュアル的な面も含め個性は際立っていた。
個人的には歌い手の持って生き方が、あまりにもジャパニーズパンクス過ぎるので苦手だが、
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GASTANK-MR.GAZIME (7"EP) ★★★ (2022-03-12 17:57:01)
現在は紙ジャケ仕様で再発もされた、オリジナルは1985年の3曲入りEP。パンクメタルとの事でしたが、思いのほか格式のあるスタイルのサウンドである事に驚かされた。パンクというよりはメタル寄りのスタイルであり、その荒涼としたメロディが耳を惹くオープニングナンバーの『Mr. Gazime』が醸し出す世界観は、個性的であろう。
ベースの刻みから始まる②の面白さ、けして演奏が上手いバンドとは言えないが、荒削りなプレイが逆に生々しいパンクな精神性を反映、曲調に合わせ叫び上げるBAKIのカリスマ性は今作でも十分に感じ取ることが出来る。リリース当時、この手のパンクタイプの歌い手がイマイチ好きになれずにハマらなかったのだが、大人になってからの方がシックリくるようになったGASTANK。アルバム毎に方向性が変わったバンドだけに、どれが代表作で、どの路線が好きかで評価も大きく分かれるだろうが、8
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GEMINI-Gemini ★★★ (2023-10-16 12:02:28)
期待のバンドだったジェミニ。結成当初はルックスの良さも手伝い契約の話が舞い込むも、あれよあれよとグランジブームが到来。中途半端な形でNightmare Recordsからのリリースとなった。シンガーのランス・キングの確かなパフォーマンス、二本のギターはテクニック的に申し分なしの派手なプレイを随所に見せ、華やかなグラム系ハードサウンドの典型的な見せ方で王道を押さえている。今となっては懐かしい音だが、当時としてはやり尽くされた手法だけに、どこまで評価を得られたかは微妙であるが、メンバーは華のあるメンツが揃っているので、ムーブメントに乗れば成功は掴んだろう。勿論、狙いすましたバラードも配置されていますので、アメリカンロックを愛するマニアには丁度良いヤツがバランス良く詰め込まれています。グラム系ハードサウンド幕の内弁当として重宝するでしょうね。
でも、もっとメジャーなヤツがあるから、わざわ
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GENOCIDE NIPPON ★★★ (2012-01-18 04:02:55)
1988年にアメリカのインディーズからリリースの1st
名古屋のクロウリーのようなオドロオドロしいサタニックなメタルサウンドを披露
歌詞が日本語でアメリカからデビューとは驚きですよね。
ハイトーンを駆使するシンガーの歌唱に日本人的な臭いを感じますが
(ダムゼルのシンガーと同系統な金きりハイトーンヴォイス)
シアトリカルなパフォーマンスを見せてくれますね。扇情的なギターもドラマ性を讃え、アルバム一枚で終わったのが残念でなりません。ダークな曲調とサタニックな歌詞、それらを彩る正統性の強いHM/HRサウンドは海外のファンジンを通し高い評価を受け海外のレーベルからリリースされただけの事はありますね。僕が持っているのは9曲入りのCDですが(ボートラのタイトルが自縛霊って)、最近はリマスター版の二枚組みも出ています。ファルセットを多用したシンガーに好みが分かれそうですが
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GENOCIDE NIPPON-Black Sanctuary ★★★ (2012-01-20 01:47:23)
1988年にアメリカのインディーズからリリースの1st
名古屋のクロウリーのようなオドロオドロしいサタニックなメタルサウンドを披露
歌詞が日本語でアメリカからデビューとは驚きですよね。
ハイトーンを駆使するシンガーの歌唱に日本人的な臭いを感じますが
(ダムゼルのシンガーと同系統な金きりハイトーンヴォイス)
シアトリカルなパフォーマンスを見せてくれますね。扇情的なギターもドラマ性を讃え、アルバム一枚で終わったのが残念でなりません。ダークな曲調とサタニックな歌詞、それらを彩る正統性の強いHM/HRサウンドは海外のファンジンを通し高い評価を受け海外のレーベルからリリースされただけの事はありますね。僕が持っているのは9曲入りのCDですが(ボートラのタイトルが自縛霊って)、最近はリマスター版の二枚組みも出ています。ファルセットを多用したシンガーに好みが分かれそうですが
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GENOCIDE NIPPON-Black Sanctuary-A Bullet in the Wrong Heart ★★★ (2012-01-24 02:36:20)
アコギが奏でる静のパートが好きですね
甘いメロディも配していますが
ハードにズンズンと突き進んでいきます
扇情的なギターソロそしてメロディアスに
2曲目らしい王道ナンバーですね
7分越えのドラマです
GENOCIDE NIPPON-Black Sanctuary-Black Sanctuary ★★★ (2012-01-24 02:49:09)
ミステリアスかつダークな世界観が描かれています
一筋縄ではいかないアレンジは流石です
伊達に海外のメディアに認められたバンドではありませんね
サタニックメタルなサウンドを堪能してください
GENOCIDE NIPPON-Black Sanctuary-Doomsday ★★★ (2012-01-24 02:32:48)
金きりハイトーンヴォイスも決まっています
シンプルだがギターリフも好きですね
ブリブリとしてベースプレイも耳を惹きます
サタニックな雰囲気が充満するアルバムのオープニングナンバー
GENOCIDE NIPPON-Black Sanctuary-Landscape of Life ★★★ (2012-01-24 02:43:44)
ドラマチックなヘヴィバラード
ギターソロからの後半の盛り上がりは圧巻です
美しいメロディにやられますね
GENOCIDE NIPPON-Black Sanctuary-Living Legend ★★★ (2012-01-24 02:54:52)
ドゥーミーな重さが光ります
同時にサタニカルな世界観も漂わせ
アルバムを締めるのに相応しいですね
9分近い大作ですが構成力もあるので
ギリギリ飽きずに聞かせてくれます
GENOCIDE NIPPON-Black Sanctuary-Silently Falling ★★★ (2012-01-24 02:52:13)
ドゥーミーな世界観の中で聴こえてくる
この美しいフォーリングに満ち溢れるインストナンバーは素晴らしいですね
心が安らぎます
GEORGE LYNCH-Furious George ★★ (2016-08-21 15:58:31)
マイク・ヴァーニー率いるシュラプネルからリリースされたジョージ・リンチのソロ。インストものではなく歌モノでジョージのルーツたるバンドのカヴァー集。いい意味でリラックスしたジョージのギターは相変わらず、独特の色艶があり、そして彼も多くのギタリスト同様、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジ、エリック・クラプトンからの影響をたっぷり受けているのが手に取るように分かるのが微笑ましい一品。選曲も古典的なモノばかりですからね、この渋みのある楽曲の中で丹念に磨き上げた彼のフィーリングと抜群のセンスとテクニックを前にロックギタリストとしての懐の深さを存分に堪能できますね。またケリー・キーリングのエモーショナルな歌声で華を添えているのも見逃せまねんよ。そして音や感触がメタルっぽいモノじゃないとダメな人は選曲を鑑みても手を出さない方がよいでしょう。
GHOST B.C.-Opus Eponymous ★★★ (2017-04-11 13:49:00)
スウェーデン発、暗黒司祭風のメイク姿で演奏するメンバーの素性を明かさない覆面バンドによる1st。バンド名やコスプレ姿にRise Above Recordsとくれば、サバスティカルな音楽性を想像したのですが、確かにヴィンテージ臭はあれど、メロディックで灰汁の薄いスッキリとした音楽性で勝負、勿論、コンセプト色の強い音楽性ですからね、そのオカルト、ロマン主義を貫く、幽玄でダークな音像で迫ってはいるモノの、歌い手の抑揚をつけず朴訥とした淡い歌声でなぞる事により独自性を強くアピール。
ある意味、オカルトメタル界の始祖とも言えるキングダイアモンド風な雰囲気もあるが、個人的にはBOCの感性が北欧風に消化されたような印象を強く受け、地下室で厳かに行われる闇の宴を覗き見たような、ヒンヤリとした手触りと、身の危険を案じさせる焦燥感と不穏な空気にゾクゾクとさせられます。
全てはオルガンの音色ですね
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GIANT-Shifting Time ★★★ (2022-06-24 19:13:49)
知らない内に再結成を果たしアルバムもリリースしていた彼ら、しかし、ここにはダン・ハフはいない。そしてかつてはテリー・ブロックがリードシンガーを務めていたというのだから、商業誌を読まないとこういう時代を招きますが、浦島太郎おじさんにとっては、いらぬ先入観は必要ないので困りません。
ギターはジョン・ロス、ヴォーカルはケント・ヒッリが担当、リズムセクションは往年の二人が引き継ぎ、バンドの体をなしているという事でしょう。多くのファンにとっては主役はダン・ハフだと思うでしょうが(時代遅れのワシだけか?)脇を固めるアレッサンドロ・デル・ヴェッキオを先頭に外部ソングライターの助力を得て多くのファンが待ち望むメロディアスロック路線に進んでいます。
正直、アメリカンな色は抜けレーベル印のワールドワイドなスタイルへと移行、無駄のないサウンドメイクと聞き心地のよいプロダクションのおかげでアイデアの
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GIANT-Time to Burn-Stay ★★★ (2021-10-08 15:07:00)
売れそうやでぇ
フック満載で哀愁たっぷりの歌メロ
でもサビではパッと明るく弾けます
計算されてますねぇ
見事な黄金比です
ギターも職人技で素晴らしいソロもクールに燃える名演です
リズムプレイも大人のマナーで行儀よく存在感を出していますよ
GILLAN-Future Shock ★★★ (2017-04-11 13:30:27)
所謂ハードロック冬の時代にギランはソロアルバムをリリース、エキセントリックなパフォーマンスを引っ提げ見事に英国チャートを賑やかす事に成功。パープル解散後、一番成功を収めたのがギランだったんですよね。その後の影響力や、日本での認知度ではリッチーやカヴァーデイルなんでしょうが、時代性を見越し的を得たギランの活動は当時のシーンにおいてNWOBHMの架け橋にもなる重要なピースだったとも言えますよね。
今作なんですが1stのような破天荒さは薄まりましたが、パープル風味も落とし込み自身が求められる音楽性をアップデート、バイタリティ溢れるギラン節と、灰汁の強さはあるがマニアックな音楽性に埋没しない多様性のある楽曲が収録されことにより、より高いステージへと上り詰めている姿は実に堂に入ったモノ、これぞギランな④なんて聴かされると尚更そう思いますよ。
何とも言えないキャッチーさとレトロ感、洗練度
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GILLAN-Mr. Universe ★★★ (2015-03-10 13:41:56)
ディープ・パープルなら第三期派な僕にとってイアン・ギランは偉大なシンガーではありませんでした。大人になるにつれChild In Timeの厳かな雰囲気とギランのキレまくったシャウトの凄みを理解してからは彼のソロにおけるキャリアに着手、再結成パープル以降の年々衰える姿を見ているだけに一抹の不安はあったのですが、期待を煽るイントロに①に導かれ激しく疾走する②、味わい深いバラード③、爆裂する④コリン・タウンズの鍵盤プレイが華麗に舞う⑤とバランス良く流れる展開のカッコ良さに痺れました。時代は1979年、パープルファミリーの中でここまでメタル度の高い攻撃的なサウンドで勝負を賭けていたとは驚きです。NWOBHM幕開けにギランは時代を見越した音で火蓋を切っていたんですね。今作は複数のヴァージョンがリリースされており参加メンバーが違うのですが、僕が所持している2007年に再発されたギターがバーニー・トー
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GIOELI-CASTRONOVO-Set the World on Fire ★★★ (2019-04-04 12:39:41)
良質な作品を世に送り出した安定のブランドだが、個人的には食傷気味だったフロンティアレーベルの歌モノプロジェクト。当初は完全に無視を決め込んでいたが、視聴するや否や完膚なきまでに、自身の判断の甘さを叩きのめされました。
お約束だろうがなんだろうが質が高い。このレーベルならではの旨味を味わえるロックプロジェクト、高揚感のあるハードかつマイルドなメロディアスロックで掴みはOK、その後も期待通りの展開で耳を優しくHOTに刺激していきます。
よくよく考えるとジョニー・ジョエリと、ディーン・カストロノヴォの二人は、かつてHARDLINEで同じ釜の飯を食った仲間じゃないかと、話題性もありテンションの上がる要素もありますね。
タイプは違えど唄の上手さに定評のある二人、最近のジョニーは、アクセル・ルディ・ペルの活動で知られていますが、ここで聴ける爽やかでエモーショナルはハードサウンドこそ
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GIOELI-CASTRONOVO-Set the World on Fire-Fall Like an Angel ★★★ (2019-03-23 13:37:42)
イントロからガツーンと掴んできますよね
ドラマ性も有り期待値もあがります
ツインヴォーカルの旨味を堪能できる一曲
このプロジェクトならではのお楽しみでしょう
哀愁とロックな熱量がバランスよく並列されています
GIOELI-CASTRONOVO-Set the World on Fire-Ride of Your Life ★★★ (2019-03-15 21:05:38)
この曲はメロディアスロックマスターのジム・ピートリックが寄稿
豪華な組み合わせじゃありませんか
ここではディーンが主役で歌い上げています
GIOELI-CASTRONOVO-Set the World on Fire-Set the World on Fire ★★★ (2019-03-15 21:00:45)
シンプルにカッコいい
シンプルにめちゃくちカッコいいアルバムのオープニングナンバー
ディーンとジョニーが唄うなんでステキ過ぎです
フックも満載なメロディアスかつハードサウンド
でもって硬派なスタイルも貫いている
恐るべしFrontiers Musicよ
GIOELI-CASTRONOVO-Set the World on Fire-Who I Am ★★★ (2019-03-23 13:35:15)
ベタだがイイ曲だ
ジョニーの熱量高めの唄も良いし
ディーンのエモーショナルヴォイスもクールダウンに効果的
両者の絡みも悪くない
今っぽさも忘れていないのがエエね
GIRL-Sheer Greed ★★★ (2021-08-09 12:43:53)
ミュージックライフ誌がぶち上げた『NWOBHM四天王』なる一大キャンペーンの影響もありビックインジャパン旋風を巻き起こしたグラム系ハードロックバンドの1st。
ソリッドでシャープさと毒気のある⑦のような曲こそ時代の影響を受けていると言えるが、だれがどう聴いてもNWOBHMと呼ぶのには抵抗があるだろうし、ましてや仰々しい四天王のなるカテゴライズに入れられるようなバンドではないのは明白。彼等にとっては、この枠組みは足を引っ張ったでしょうね。
ワタクシがメタルを聴き始めたころには笑い話となっていたNWOBHM四天王、でも雑誌の影響は大きく、2010年くらいにワイルドホーシズとガールをNWOBHM四天王と言って、彼等が与えた影響は大きいと大嘘を叩く奴に出会った頃がある、雑誌偏重って怖いなぁと心の奥底から思うのですが、このバンドに初めて触れる若い人には、そんな先入観を捨ててお楽
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GIRL-Sheer Greed-Hollywood Tease ★★★ (2021-07-02 19:06:58)
彼等のカタログでは唯一NWOBHMの括りに入れたも叱られない曲
シャープでソリッドな質感とグラマラスな雰囲気が猥雑なイメージを増殖
このバンドならではの嘘くささが上手く機能している
でもNWOBHM四天王は畑違いだろう
GIRL-Sheer Greed-My Number ★★★ (2021-08-09 12:46:46)
バンドの本質はコチラでしょうね
退廃的なムードとグラマラスなロックサウンド
ガールと言えば個人的に真っ先に思い出すのはコチラです
ハードな質感もエエ
GIRL-Wasted Youth ★★ (2021-08-10 20:45:18)
ミュージシャンとしては未熟な面を持ちながらもグラマラスなハードサウンドと、パンキッシュなサウンドを引っ提げ産声を上げたバンドだったが、今作は前作から一点、よりハードでソリッドなロックスタイルに軸足を置く事となった。
ドラマーも変わりタイトでラウドなサウンドを手に入れる事に成功、新ドラマーは手土産を持参、その③は毛色の違うファンキーなナンバーを導入、アルバムの中でいいアクセントになっている。雰囲気では誤魔化せない②も新機軸、英国的ハードブギーな⑨もある、前作に負けないくらいバラエティに富んが感覚はあるのだが、プロデュースも含め、どこまでバンドが練り込まれた楽曲を用意したのか疑問の残る作風も見られ、ハッキリ言ってやらされている感が強い。このバンドの本質に目を向ければ出来不出来は別として①④辺りは仕事でしかない。
彼らが所属していた極悪レーベルのJETの仕業だろうけど、彼等
…続き
GIRL-Wasted Youth-Thru the Twilight ★★ (2022-04-08 13:57:40)
雰囲気重視の一曲
硬派なロックを前に出してきた
NWOBHMを意識した作風だろう
GIRL-Wasted Youth-Wasted Youth ★★ (2022-04-08 13:59:40)
重々しいリズムが新鮮です
ヘヴィな面を強調したミドルナンバー
GIRLSCHOOL-Demolition ★★★ (2015-07-22 12:41:20)
NWOBHMが生んだ伝説のガールズメタルバンドの記念すべき1st。時代はまさにNWOBHMまっただ中、モーターヘッドの妹分的な紹介をされていた彼女達ですが(彼らに見出されBronze Recordsと契約)、その呼び名に寸分の狂いなくロックバンドが醸し出す危険な香りと退廃的なムードとヤバさ、なんとも言えぬ煙臭さがたまりませんね。ストレートにドライブする爆裂感と英国風味満点の湿り気、豪快さだけではない心に沁みわたるブルージーなギターの旨味、うねり上げるベースと直情的なビートを刻むドラム、ポッと出とは違いライブで叩き上げた演奏は安定感もあり聴き心地も良く、パンキッシュでアグレッシブな面もあれど聴き易さを感じさせるはコマーシャル性の高さと哀愁を塗したメロディに尽きますね。モーターヘッドやサクソン、バッジーなどの影響下にある今作はNWOBHMマニアは勿論、メタル以外のロック好きにもおススメ出来る
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GIRLSCHOOL-Hit and Run ★★★ (2015-07-22 12:30:31)
NWOBHMが生んだ女戦士が1981年にリリースした2nd。前作でみせたパンキッシュな暴走R&Rサウンドは益々磨きが掛かり、楽曲も練り込まれ整合感もアップ。メロディを際立たせたアレンジやキャッチネスさも分かりやくす伝わりノリの良さも倍増。その中で英国風味満点の哀愁もギラリと光り女性らしさを感じさせてくれます。基本ベースは気合いが充填されまくったモータヘッドスタイルなんだが、個人的には聴いていると、気合いの入った見た目とは裏腹に近づけばエエ匂いがすすし、綺麗に整理整頓された女子力の高い部屋に住んでるんだろうな~っと想像させるような女性らしい細やかさとメリハリの効いたサウンドが彼女達最大の魅力だと思っております。シンプルな楽曲も、たたき上げの彼女達がプレイする事で年季が違ってくるもの、勢いよく突っ走る①、軽快な③、ハードにドライブする④、キュンとなる甘酸っぱさがハードに迫ってくる⑩、ワイルド
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GIRLSCHOOL-Hit and Run: Revisited ★★★ (2022-08-21 16:08:21)
このバンドの魅力を端的に表したと言われるのが1981年にリリースした今作のオリジナル。それを30年後にセルフリメイクするとは洒落た事をしますが、ある意味、ヘタウマ感が最大の魅力を言われるバンドによるセルフリメイクに何処まで価値があるのかは評価の分かれるところでしょう。
円熟味を増した演奏、いい意味で年を重ねた熟女によるハードヴォイス、現代的なタフネスを増強されたサウンドは、昔のは少々プロダクションがショボいと感じる若者にはこちらの方が聴きやすいでしょう。
せーので声を合わせ演奏したような破天荒さが好きな人はオリジナル盤に軍配を上げるでしょう。
2007年に癌で亡くなったケリー・ジョンソンに捧げるという意味、その大きな役割は十分に果たしています。初期衝動をくすぐる問答無用な荒くれハードサウンドの旨味、そのやんちゃで過激な暴走ロックが深みを増して聴き手をねじ伏せてきます。
GIRLSCHOOL-Nightmare at Maple Cross [US] ★★ (2015-07-22 13:57:13)
再びモーターヘッドのレミーが手を差し伸べGWR Recordsへと移籍した第一弾。前2作の方向性を見直し旧来のファンにもう一度振り向いてもらおうと初期の荒々しさを取り戻そうとしつつも拡散した音楽性を巧みに集約した意欲作。荒々しく走りだす暴走感はなりを潜めても根底に流れる自由奔放なR&R色は復活、ハードに突き進みつつもカラフルとも言えるキャッチーさを塗し陽性ガールスクールをアピール、シングルとして出したゲイリー・グリッターと共演した⑥なんかが方向性を決めていますよね。明るくノリのよいパーティーロック風味が多数収録された今作は、メタル然とした貫禄も後退し個人的には前2作よりも問題作のように感じますが前向きに立ち直った彼女達の心意気が詰まった一枚ではありますね。
GIRLSCHOOL-Play Dirty ★★★ (2015-07-22 13:06:39)
いきなり①でシンセが聴こえてきたのにはビックリしましたが、この切ない哀愁がエエ具合に琴線を刺激します。個人的には大好きなタイプの曲なので掴みはOK。前作である程度、サウンドへの変化の対応は出来ていたので驚くほどの違和感はなくすんなり受け止められました。同じ路線の②もキュンキュンとさせるし、T-REXのカヴァーも④全然ハマっています。幅の狭い音楽性でいったりきたりを繰り返すわけにはいかないので、いい意味でメロディックに舵を切った今作の哀愁度を生かしたハードサウンドは実に心地よく、爆走しない彼女達に不良少女が更生して品行方正になったかのような錯覚を覚えるのでしょうが、根っこは完全にロックだし全然音も軽くない。スパーンとキレのあるドラムは健在だしこのような曲調だから余計にメタル然としたワイルドさと貫禄を感じました。哀愁がズパッと切れ込んでくる⑤の洗練度の高さ、スレイドのカヴァーも⑥も今アルバム
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GIRLSCHOOL-Play Dirty-Burning in the Heat ★★★ (2018-06-23 17:39:09)
SLADEのカヴァー
頭からビックコーラスでしょう
イメージからかけ離れているので驚きましたね
こういうナンバーでも
いなたさが彼女達風の味に変えようとしているのだろう
今アルバムのテーマは哀愁だね
GIRLSCHOOL-Play Dirty-Going Under ★★★ (2018-06-23 17:31:24)
哀愁のメロディアスHM/HR
スケ番野良猫ハードコアメタルから脱却しました
最初は戸惑いましたが好きですよ
しっとりと聴かせてくれます
GIRLSCHOOL-Play Dirty-High 'N' Dry ★★★ (2018-06-23 17:34:28)
2曲続けて哀愁のHM/HRサウンドを披露
今アルバムの方向性を決定つけましたね
厳つく走らない彼女達に興味を失うファンも続出でしたが
求心力は失えど
新たなるファン層を開拓する魅力には富んでいる
好きなタイプの一曲ですねぇ
GIRLSCHOOL-Running Wild ★★ (2015-07-22 13:35:37)
アメリカの市場を開拓するべく前作では、彼女達の魅力の一つでもあるパンキッシュな暴走R&Rを封印、新たなる武器を装備し戦場に赴くも大きな戦利品を得る事無くセールス的には敗戦。ブロンズとも手を切り、バンドの顔とも言えるケリー・ジョンソン脱退を受け1985年にリリースした5th。前作以上に甘くなったサウンドに前作で見切りをつけれなかったコアなファンにとっては絶望的とも言える方向性に失意をかくせないでしょうが(ケリー・ジョンソンも音楽性の相違だもんね)メジャー級のアメリカンロックとして聴くとこれが当時としては実に豪快なアリーナロック風のサウンドへと仕上げている。しかしセールス的には大惨敗ボーカルとキーボードにジャッキー・ボディミード、ギターにクリス・ボナッツィを迎え入れた5人編成はジャッキーのソロ転向で短命に終わり、バンドの黒歴史の最たる作品となるのですが、哀愁のあるハードな⑥やクールなイメージ
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GIRLSCHOOL-Running Wild-Running Wild ★★★ (2021-10-25 13:29:30)
バブルの匂いがするなぁ
ガールスクールらしさは微塵もありませんが
前作でモデルチェンジした彼女たちの最終形態でしょう
やり過ぎだがここまでいったら受け入れるしかないでしょう
ソフトケイスされていますが質は高い
バンド名にこだわらなければ問題なしです
GIRLSCHOOL-Screaming Blue Murder ★★★ (2015-07-18 18:41:20)
初見で聴いた時の印象は「女だからやっぱりちょっと軽いよね」それで終わりです。子供でしたね猛省するのはそれから時間は掛かりませんでしたが、女性版モーターヘッドと言われる彼女達らしいハードでブギーなサウンドは英国風味満点、ノリの良さに仄かな哀愁を感じさせる辺りは、ある意味SAXONにも通ずる魅力もあり、性別や媚を売らない実に逞しいアルバムです。適度なハードさと硬派なイメージを損なわない大衆性は見事だし、全体的に漂うクールなイメージも残しつつ、このメロディを際立たせたアレンジは実に聴き易くまとめ上げ、こういう作風はバンドの歴史の中で一度は通るべき道だと感じる部分も強くあり、けっして日和ったわけではないと改めて思いますね。パンキッシュな前2作も良いのですが、個人的には実はアルバムを通して聴く回数では今作が一番多かったりします。切なさが目に沁みる⑥ブンブンと暴力的な⑦陽性な面も新鮮な⑤今作を象徴す
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GIRLSCHOOL-Screaming Blue Murder-Don't Call It Love ★★★ (2018-06-23 17:50:36)
切なげなメロディに乗せてタイトルを連呼するサビが好きですね
次のアルバムへの布石ともいえる一曲でしょう
女の心をロックなサウンドで表現
この時代ならではのストレートなロックサウンドに痺れます
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