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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) 2901-2950
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DEMONA-Metal Through The Time-Earthquake ★★ (2014-04-08 13:08:51)
長めの前奏から歌の入りがたまらん
本当にたまらんわ
一直線に突き進むスピードナンバー
DEMONA-Metal Through The Time-Introduction ★★ (2014-04-08 12:34:04)
妖しげなSEから一気に走りだします
音質の軽さは気になりますが
この問題はアルバム全般の話なので気にすると聞き通すのが辛いかな
DEMONA-Metal Through The Time-Llagas ★★★ (2014-04-10 11:56:17)
シャウト一発からスローパートへの流れがいいね
走る走るばかりだったので
なおさら効果的でした
そして最後はまた走ります
DEMONA-Metal Through The Time-Metal Through The Time ★★★ (2014-04-10 11:49:46)
長めのイントロから一気加勢に突き進みます
6分半の尺も単調に感じさせないからね
男性ボーカルとの絡みも上々ですね
DEMONA-Metal Through The Time-Nightmare ★★★ (2014-04-08 13:12:48)
彼女のシャウト一発で始まる一曲
キャッチーさも携えたスピードメタルナンバー
このバンドの肝となるサウンドでしょう
DEMONA-Metal Through The Time-Pay For Your Sins ★★★ (2014-04-08 12:27:49)
ドタバタと突っ走る突貫スラッシュナンバー
退廃的な歌声がたまらん
DEMONA-Metal Through The Time-Solo Exicte el Metal ★★ (2014-04-08 13:10:35)
2分ちょいの曲です
捻りのないアレンジに笑みがこぼれますね
スケ番野良猫ロックな歌がやっぱり好きです
DEMONA-Metal Through The Time-The Apocalypse ★★★ (2014-04-08 12:30:19)
清いね
なんの捻りもなく心地よく突っ走ります
懐かしいわ
古典的な手法になぞられたスラッシュナンバー
DEMONA-Metal Through The Time-Tormenta ★★ (2014-04-10 11:51:55)
よく動くベースも印象的ですね
のっけからイケイケです
スピードメタルマニアならたまらんでしょう
彼女の歌が絶妙な危うさがこれまたたまらんぜ
DEMONA-Speaking With The Devil ★★★ (2014-04-25 14:17:17)
女性メタルヴォーカリストTanza嬢が率いる南米はチリ産のオールドスピード/スラッシュメタルバンドの2nd。この手のサウンドをお探しのマニアを裏切らない実直なスタイルにまずは笑みがこぼれます。前作よりも予算を掛けれたのか音質もバンドのアンサンブルもグッと引き締まりスケールUPなんですが、だしている音がスケ番リアルチョリースサウンドなんで細かい事は気にしない。彼女の威嚇啖呵シャウトの切れ味を損なうことなく聞こえやはり笑いが、やや一本気なスピード勝負が続くと飽きもくるし、⑧⑨みたいな曲を増やし曲間に散りばめてくれるほうが個人的には聞きやすいのですが、これも彼女たちの個性だからなぁと妙に納得させられますね。馬鹿テンポ一直線激烈に走りまくるスピード感は確実に初期衝動を突き上げメタル魂を鼓舞してくれるから個人的には実に頼もしい存在です。今回のカヴァーも渋い選曲です⑨はスペインのコンピに収録されたC
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DEMONA-Speaking With The Devil-Bad Boy ★★★ (2014-04-25 13:43:51)
パンキッシュな一曲
このバンドにしては劇的なイントロが印象的ですね
リズムチェンジも有り工夫もしてますね
DEMONA-Speaking With The Devil-Cease to Exist (Outro) ★★ (2014-04-25 14:00:05)
しっとりとそして不気味でもあるアウトロ
DEMONA-Speaking With The Devil-Demona ★★★ (2014-04-25 13:45:20)
バンド名を冠したアグレッシブな一曲
速さとパワフルさが見事に描かれています
これくらいのほうがエエですよ
DEMONA-Speaking With The Devil-Dirty Speed Metal ★★★ (2014-04-25 13:36:08)
タイトルが示す通りですね
このバンドの魅力が凝縮されています
激走スピードメタル
DEMONA-Speaking With The Devil-Exordium (Intro) ★★ (2014-04-25 13:32:21)
これから何かが始まる
そんな感じがしますね
DEMONA-Speaking With The Devil-Malvenidos ★★★ (2014-04-25 13:34:54)
走りますね
まずは勢いよく激走します
DEMONA-Speaking With The Devil-Mercenario (Caid Deceit cover) ★★★ (2014-04-25 13:56:24)
Caid Deceitというバンドのカヴァー
迸る情熱が走りますね
このくらいが丁度よいよ
アルバムの中で一番好きだったりします
DEMONA-Speaking With The Devil-Sorcerer's Scapade ★★★ (2014-04-25 13:58:01)
一気加勢に攻め込む激烈スピードナンバー
約6分とようやりますね
DEMONA-Speaking With The Devil-Speaking with the Devil ★★★ (2014-04-25 13:37:31)
アルバムのタイトルトラック
勇壮なメロディが楽曲を引き締めます
それにしても走るな
DEMONA-Speaking With The Devil-Stronger Than the Hardest Stone ★★★ (2014-04-25 13:49:13)
馬鹿テンポだけでは終わらない意欲作
こういう速さだけではない曲をもう少し多くしたほうが個人的には歓迎できます
シンプルだけどね
DEMONA-Speaking With The Devil-Traitors ★★★ (2014-04-25 13:40:06)
キャッチーなメロも激走する一曲
ここまで来たら笑ろてまうわ
DENNIS DEYOUNG-26 East, Vol. 1 ★★★ (2021-06-20 14:59:05)
STYXのシンガーとして知られるデニス・デヤングのソロアルバム。リリースは我らがFrontiers Musicときていますから歌モノマニアなら間違いなく買いの一枚でしょう。
しかも半分の曲をジム・ピートリックと共演となれば尚更ですよ。マニアならずとも見過ごせない共演に期待値も上がりますが、ここでは等身大のデニスの魅力をピックアップ、STYX風味のバランスよく散りばめ、セルフパロディにならぬように配慮、これは純然たるデニスのソロなんだという事を高らかに宣言していますね。
それらしい曲こそデニスの魅力とも言えますが、このアルバムを制作する過程で演者としてのキャリアを終えると宣言した事に驚きを隠せませんが、そんなセンチメンタルな情報は作品の批評に一切影響を与えられない身としては、理屈抜きに良質な歌モノサウンドの出来栄えに目を細めます。
老いて益々盛んなるべし、デニスの味わい深
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DESMOND CHILD & ROUGE-Desmond Child and Rouge (2019-07-25 13:28:52)
数々のヒット曲を手掛けた事で有名な作曲家、デスモンド・チャイルド。彼のキャリアを知る上では外せないのがこのグループ。ミリアム・ヴァイル、マリア・ヴィダル、ダイアナ・グラッセリの女性3人と自身がヴォーカルを務めるグループなのですが、80年代のロックサウンドの寄稿を想像して聴くと肩透かしを喰らうでしょうね。リリース時期も踏まえ、ここで聴けるのはダンサンブルなポップロックやディスコサウンド、よほど守備範囲の広いマニアでないと手が出ない代物でしょう。
曲によっては女性達がリードヴォーカルを務めるヴォーカルグループだから当然と言えば当然なのだが、このアルバム実は国内盤も出ており、当時、日本でも巻き起こった空前のディスコブームに便乗してのリリースだと思うのだが、どうやら一曲、売れた曲があるらしい。どれが売れたのかは詳細を全く知らないので割愛するが、当時のディスコシーンを知る人なら懐かし
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DESMOND CHILD & ROUGE-Desmond Child and Rouge-Our Love Is Insane ★★★ (2023-09-25 14:50:11)
全米TOP40ヒットとなったディスコ・ポップ・ナンバー
のちに売れっ子ソングライターとして活躍するデスモンド・チャイルドの才能は発揮されていますよね
美しいハーモニーとメロディ
門外漢も甚だしいワタクシですが
そりゃヒットするわな
DESMOND CHILD & ROUGE-Runners in the Night ★★ (2019-07-25 13:41:22)
1stアルバムリリース後に早々とリリースされた2枚目のアルバム。オープニングからハードさと言うかロック色がグッと強まっている事に驚く。1stで聴けたズンチャズンチャズンチャチャのリズムも影を潜めミート・ローフとか思い出させる、ドラマ性の高い歌モノサウンドへと変貌。三人の女性シンガーとデスモンドが美しいハーモニーを聴かせるヴォーカルロックグループと言った出で立ちだろう。個人的には3人の女性をはべらせてデスモンドもエロいやっちゃなぁ等と下世話な発想を抱いてしまったのだが、彼は同性愛者なので、とんでもない言いがかりだった事を恥じるし、誠心誠意謝罪したいですね。
1stの延長線上にあるスタイルではあるのだが、甘く切ないメロディはデスモンド節とも言えるし、コーラスの重ね方などもゴージャスだ。ギターの入り方も売れ線志向そのものの出で立ち、ある意味、ロックからデスモンドを知った身としては
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DESPERADO-Bloodied, But Unbowed ★★★ (2018-03-21 12:10:08)
レーベルの意向を受け制作されたTwisted Sisterの『LOVE IS FOR SUCKERS』セールスも振るわなかったが、主役たるディー・スナイダー自身も不満があるのか、いち早くバンド活動に見切りをつけ動き出したプロジェクトがこのバンド。
ギターはパンク畑出身でもあるバーニー・トーメ、ドラムは燻っていたクライブ・バー等に声を掛けレコーディングがスタート、1989年にはリリース予定だったが直前でエレクトラレコードから契約解除、その為に長らく埃に埋もれていた作品が1996年にひっそりとブート盤として世に出回る事に(後年2007年には正規盤がACEというタイトルに変更され出ます)その出来栄えが、実に時代を見越したブルージーかつハードな70年代型のロックを意識したメタルサウンドだった事に驚かされる。流石はディー・スナイダー、先見の目があったんですね。1989年と言えばシーンの潮目と
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DESTINY-Atomic Winter ★★★ (2019-02-01 16:02:07)
ドイツのU.S. Metal Recordsから1988年にリリースされた2nd。音だけ聴けばジャーマン系かとも思うが、彼らはスウェーデンのバンドである。出している音も煌びやかな北欧風とは違う、スラッシーかつ剛毅なパワーメタルサウンドを根幹に、裏でハモンドを鳴らしたり、どこかダークな設えのあるメロディを導入したりと、一筋縄ではいかない楽曲を用意しているのが面白い。そして音楽性もパワフルなメタルではあるが、柔軟さもありコーラスハーモニーの付け方など工夫している。
そして歌い手も喉を潰したような濁声系でスラッシーなパワーメタルを歌っている時のハマり方は中々魅力的であり、このバンドの独自性の拍車を掛けている。やはり北欧風と言うかヨーロピアン調のメロディが切れ込んでくる瞬間などにアメリカ勢にはない、情緒とドイツ勢の武骨な電車道サウンドとは違うアレンジが効いていて、一口で表現するのが難しいサ
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DESTROSE-Destrose ★★★ (2015-03-23 13:58:56)
僕はプライベートでメタル系の話をほとんどしません。たまに共有する趣味の人に出会っても幾度、得るものもなく大体がタイプに分けるとクソの役にも立たないアンチBURRN!が多く、何処かで効いた事のあるぺランぺランの情報を、自らが見つけてきたかのように語るのがダメ。特にアンチは思想が強くタチが悪いのでガン無視するとを決めていますね。それよりもタチが悪いのは定説に縛られた人で、振り上げた拳を下ろせない気持ちも分かるが大人げないこと極まりない、この手の手合いに出会ったら身を隠すのが一番、ネット社会同様、世の中でもスルースキルは身につけておかないと上手くいかないぞと実感しますね。それにいずれの場合も体制を意識して生きる男性と相場が決まっているのが一番の理由かも知れません。5人組による国産ガールズHM/HRバンドが2013年にリリースした1stを購入した理由は、LIVE会場で親しくなった人妻さんに誘われ
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DESTROSE-霖 -Rin- / Maze ★★★ (2014-05-05 16:03:16)
元々女性はメタルを理解しているなと思っています。嬢メタルなどという一過性のものではなく
彼女たちも十二分にメタルを作り上げることが出来るのです。この時代に偏見など無くなったでしょうが
80年代は酷かったね。けっこう女人禁制なノリがありましたよ。逆に女を前面に出しすぎたマネージメントも問題だったし作品名は忘れましたが浜田麻里のライブVT見た時に彼女以外スポットライトが当たらずギターソロも映してもらえない始末、これじゃ佐藤克也が可哀そうだし(トラッシュギャングで玉砕)松本もB’z作るわな。挙句にはローアングルのパンチラじゃあね。そんな時代を知っている身としては、ALDIOUSやCYNTIAを始めとする一連の流れの中ですが麗しい本格派の女性バンドが出てくるのは嬉しい限りですね。激しいメンバーチェンジにより廃盤作品も多いのですが、こちらは全6曲入りのマキシシングル(3曲は歌入りで3曲
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DESTROSE-霖 -Rin- / Maze-Fade out ★★ (2014-05-05 16:21:16)
お約束感満載な歌謡メタルバラード
メタル発な作りなのかメタルっぽい歌謡曲の違いが分かるかで聞こえ方が変わりますよね
DESTROSE-霖 -Rin- / Maze-Maze ★★★ (2014-05-05 16:18:01)
メタルの中にポップセンスをバランス良く散りばめた一曲
聴きやすく上手に料理しています
根っこにあるメタル愛がビンビンと伝わりますよ
DESTROSE-霖 -Rin- / Maze-霖 -Rin- ★★★ (2014-05-05 16:15:54)
馴染み深さと新鮮さを上手に調和させています
女性らしい感傷的なメロディを散りばめたキャッチーな一曲です
DESTRUCTION-All Hell Breaks Loose ★★★ (2016-01-06 14:21:18)
1990年以降多くのバンドが新たなる方向性へと舵を切るのか運命の岐路に立たされたのですが、ご多分に漏れず彼等も多難な道へと進みのですが、紆余曲折を経て追い出されたシューミアの復活、そして音楽性の原点回帰という実にファンにとっては好転した新たなる道しるべとなる一枚ですね。癖のあるマイクのリフワークは冴えわたり、成熟された音楽性が反映された多彩なフレーズの面白さ、ソロなどで聴ける熟練の技に魅入られました。今まで以上に複雑にリズムチェンジする様のカッコ良さに痺れるし90年代を通り抜けてきた時代性も加味したヘヴィとアグレッションがクールに鳴り響きますね。収まるべくして揃ったメンツが放つ強靭なスラッシュサウンドにマニアならずとも仰け反るでしょう。うねるぜぇ!
DESTRUCTION-Bestial Invasion of Hell ★★★ (2021-03-24 17:50:54)
ドイツが生んだ極悪スラッシャー、ディストラクションのデモ音源。2018年に正式な形で商品化された一品ですが、現在は配信盤も世に出ており、簡単に耳に出来る貴重な一品です。
このデモを叩き台に正式な形でアルバムに収録されたりしているのですが、その違いを楽しむのが一番でしょう。個人的には資料的な価値の高い作品だと思っている。
アメリカのバンドの触発されドイツからも現れたスラッシュ三羽烏の一翼を担ったグループですが、1984年の時点でかなり自分たちのスタイルを構築しており、その奇抜なアイデアからくる、ひねくれたリフワークや禍々しい暗黒度、理性を逆撫でするハイテンションな突貫スタイルは健在、少々、唄の迫力は、まだまだキレ不足だったりするが、このバンドが、単なるスレイヤーのフォロワー以上の魅力を持ち合わせていたことを理解できますね。
後年の、欧州スラッシュシーンに対する影響力の強さ
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DESTRUCTION-Cracked Brain ★★★ (2019-06-30 20:56:07)
バンド内のゴタゴタ劇。そして時代の流れというのも意識したのか、このバンド独特のクセの強さが薄まりスリルも減退したと言われるのだが、神出鬼没に飛び跳ねるギタープレイも妙技、複雑な進行や転調もバンド全員で難なく対応出来ており、巷で言われるほど酷い内容にはなっていない。へヴィなグルーブもあるが、メンバーチェンジがもたらした功罪と言えるのか、いままで以上に自由度が増し、シュミーア時代との違いを楽しめるかが最大のポイントだろう。トリッキーなギタープレイは遊び心も満載に映り、こじんまりとまとまった音質のせいで伝わりずらいが、垢抜けた印象さえ受けるんだから面白い。へヴィロックな如きのウネリ、スラッシーなキレ、損なわれなかった攻撃性にバンドの新しい可能性を発見する事が出来ました。トリッキーなフレーズも勿論だが、狂気の感じさせるリフワークなど、マイク・シフリンガーを中心にしっかりと、このバンドらしく仕上げ
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DESTRUCTION-D.E.V.O.L.U.T.I.O.N. ★★★ (2016-01-23 14:40:11)
ヴィーニー・ムーアにゲイリー・ホルト、さらにはジェフ・ウォーターズ、盟友ハリー・ウィルケンズまで客演している事も話題のベテランスラッシャーが2008年にリリースした一枚。旧来のジャーマンスタイルを保持しつつも、時代性を巧みに取り込み昇華させているのも好印象。多彩なリズムセクションは絶妙な緊張と緩和を生み出し、お得意の身も蓋も無いスピード命のスラッシュサウンドは益々磨きが掛かり、そのバラエティに富んだ作風は痛快極まりない仕上がりとなっています。重戦車の如き突進力のあるリフワークとリズムプレイの圧は相当なものだし、一筋縄ではいかないネジくれたアレンジも流石の一言。シリアスでブルータルな面もあるが快活さが生きる剛毅なスラッシュサウンドを奏でれるのはベテランならではの手腕でしょう。
DESTRUCTION-Eternal Devastation ★★★ (2015-05-27 16:16:41)
全体に漂っていた青臭さも払拭しノイジーなリフワークも確立、シュミーアもハイピッチな歌声で応戦と、。欧州的翳りとアングラ臭漂う暴虐性と疾走感溢れるディストラクションサウンドを轟かせた2ndアルバムにて、格段にレベルアップした演奏を堪能できる彼らの出世作。攻撃的なリフワークは益々鋭角的になり、スリルも増し緊張感溢れる演奏に耳を奪われますね。前作以上に特徴のあるメロディの導入も計り、重厚でありながらスピード感も損なわれないバランス感覚も絶妙で、その緻密な構成を基に繰り広げられる轟音鳴り響く過激でスピーディーな楽曲はいずれも凄まじい破壊力と伴い突進あるのみ。スピード感溢れるギターソロとメロセンスの凄みには鬼気迫るものがありますね。
DESTRUCTION-Infernal Overkill ★★★ (2015-05-27 15:54:08)
メタリカやスレイヤーに続けとばかりにドイツから登場したジャーマンスラッシャー。デビュー当時の評論家筋からの不評もなんのその、子供だった当時の僕に音楽的理論などクソ喰らえで、ガリガリ、ジャリジャリと掻きならされるノイジーなサウンドと過激さ命のスピード感にノックアウト、やや単調なリズムプレイと似たような曲調にダレる要素は大ですが、場面展開の多いアレンジと凶暴さが同居した媚を売らない姿勢は実に清々しく映り、時折切れ込んでくる攻撃的ながらメロウなフレーズが醸し出す欧州の香りは相当なインパクトをもたらしています。詰めの甘さはあれど、速いだけではないギターのフレージングを軸とした構成は荒々しくもダイナミックで単純にカッコよかった。
DESTRUCTION-Release From Agony ★★★ (2015-05-27 16:42:06)
邪悪なジャケ同様、凶暴性と過激さも増した1987年リリースの3rd。前作を遥かに凌ぐ、単純に走るだけではない緻密なアレンジとギターリフが、凄まじい迫力でグイグイと襲いかかり聴き手に覆いかぶさります。今まで以上に突き詰めた楽曲の構成と、ツインギター編成になった事による、二本のギターが生み出すせめぎあいにも似た緊張感と破綻をきたさぬドラマ性。シュミーアが吐き出す禍々しい咆哮、4人が1つとなって繰り広げられる劇奏に大いなる興奮と新たなる刺激を受け完全に打ちのめされました。重量感溢れる突進力と鋭角的なリフワークに加え、ダークでカオテイックな雰囲気が滲み出た欧州スタイルながらも、スラッシュという言葉だけでは片付けられない、広がりのある楽曲が収録されているのが今作最大の聴きどころでしょう。アグレッシブながらもメロディアスかつキレのあるギターリフを軸に多彩な構成を織り交ぜた曲展開とテクニカルなソロの完
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DESTRUCTION-The Antichrist ★★★ (2016-01-06 14:32:18)
ド頭からハイテンションで突っ走るシュミーア復帰の第二弾。前作以上に初期の頃を彷彿とさせる曲調とミキシングに懐かしい感覚に囚われますが、安易な焼き回しなのではなく、しっかりと時代性を見据えた重量感たっぷりのバイオレントなサウンドに悶絶必死。引っかかりのある癖が強いリフワーク、ギラギラと艶を増した豊潤なフレージングの旨味、多彩なリズムもタイトにキュッと絞った事により、ストレートなアグレッションが体感できるのも今作の特徴。首筋が疼きっぱなしの45分に往年のスラッシュファンにとってはたまらんでしょうね。それにしてもギターがここまで多彩な表現方法を取るとは思いもしませんでした、意外と耳に残るがアタッキーなパンチ力を損なわないのは流石だな。やはりこの声あってのディストラクションですね。うねるわぁ。
DESTRUCTOR-Maximum Destruction ★★★ (2019-06-28 13:07:17)
耳の早いマイナーメタルマニアからは早くも支持をされていたUS産パワーメタル系バンドの1st。小細工無用なパワフルサウンドは電車道一本勝負の清い姿だが、ボーっとしていると知らんうちに次の曲が始まってしまうようなメリハリに欠ける音質に難を示したくなるが、今聴けば良く構成された楽曲が用意されており、スリルと満ち溢れたエネルギーの高さを味わえる。パンク/ハードコア勢にも通ずる破天荒さ、メタルバンド特有のドラマ性と様式、その旨味を混ぜこぜにミキサーに掛けたが為に、耐性の無いマニアなら食あたりも起きそうだが、楽しく乗って大騒ぎとは違う真摯な姿勢はメタル馬鹿道を極めんとする猛者感がハンパなく漂い、我々マニアのハート熱く滾らせます。
こんなもん力技一辺倒のD級メタルだと酷評されれば、ワタクシはその通りと拳を突き上げ答えます。洗練度などクソ喰らえ、メインストリームよりとは真逆のベクトルを放つ
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DEUCE-Deuce ★★ (2016-10-04 12:03:25)
マーティー・フリードマンがかつて在籍していたバンドのデモ音源を集めたコンピ作。オリジナルはアナログでリプロ盤として1997年に流通した一品。録音時期は1978~1980年らしく⑤⑩を除いてマーティーの若かりし頃のギタープレイを堪能できます。時代が時代なんで懐かしい単音リフに開放弦の響き、音質も薄っぺらいのですが、アメリカ産とは思えない泣きと叙情的なメロディを導入させており、NWOBHMの流れを完全に組んだ方向性なのだが、マーティー自身のメロディに対する拘りと志向は、この時からあったんでしょうか、光るフレーズも随所に散見出来、このパンキッシュで直線的なノリの向こうにある泣かせるフレーズに耳が持っていかれますね。
このバンドは1985年にTensionと改名、その後1986年に1stアルバムをリリースする事に漕ぎつけていますが、今作のような泣きは薄いのですが、マイケル・キスクタイプのハ
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DEXTER WARD-III ★★★ (2023-03-30 02:12:58)
NWOBHM仕込みの正統派HM/HRサウンドを轟かす時代遅れのギリシャメタルバンドによる3枚目のアルバム。お得意のエピカルな空気を持ち込みメイデンヨロシクなドラマ性も散りばめ、往年のメタルバンドが持っていた雰囲気を良い意味でのB級感でコーティング、劇画チックなサウンドに取ってつけたような違和感はなく、この道を不惜身命と言わんばかりに突き進んでいる。
正直、このバンドが醸し出すマイナー臭は、かなり評価を分けると思います。けして上手いと言えない演奏はマイナー臭に拍車を掛けるし、薄っぺらいミックスも同様にアングラ臭を倍増させている。
そういうマニアックな風合いはあれど、やはりUS産のパワーメタルやエピックメタルを聴いてきた猛者ならば、逆にその胡散臭さが魅力に感じる音ではあるだろう。ワタクシも調子が悪いときは、あれ?なんでこれを聞いたん?と思う時もあるのですが、全体的に、何か
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DEXTER WARD-Rendezvous With Destiny ★★★ (2019-03-05 19:08:14)
RIOTのトリビュートアルバムにも参加したギリシャの正統派HM/HRバンドが2016年にリリースした2nd。
エピカルなドラマ性と硬派な質感はへヴィメタルに由来するところも大きいが、このバンドは、そこに親しみやすいメロディも盛り込み大衆性も忘れていないのがポイント。色んな面で亜流的な曲作りも散見出来るのだが、それは逆説的に真摯にメタルへと向き合っている証拠ともとれ、何を期待して聴くかで評価も大きく分かれそうです。メイデンが好きなベースもバキバキと言っていて、ツボを押さえたプレイの数々はメタル魂を擽ってくるだろう。
パワーメタルほど愚直ではなく、エピックメタルのようなむせ返る重厚感はない、でも速さでお茶を濁すような誤魔化しもない分、やはり聴いていて好感がもてる。へヴィメタルならではのドラマ性、そしてパワフルさとメロディアス加減の絶妙感、重すぎず軽過ぎないやり口は、ポピュリズムと
…続き
DEZPERADOZ-The Legend and the Truth ★★★ (2014-12-11 13:20:35)
ウエスタンメタルを墓標とするドイツ産のバンドが2006年にリリースしたアルバム。西部劇を下地に物語が進む構成を取っており、随所に乾いたアメリカンサウンドやカントリー風味がまぶされ埃っぽさも上々に、メランコリックな男哀愁を惜しげもなく押し出しありそうでなかった独特の世界観を抽出しております。時代的に単純に走る曲は用意されておらずヘヴィな質感が弾き出す硬質なサウンドメイクとワビサビがドラマ性を醸し出しアルバムを通して聴くと、よりその世界観が強まり視聴後の満足感はガッツ石松ばりのOK牧場を連発したくなるもの、概ね楽しんでもらえるのではないでしょうか。骨太なリフワークに支えられた男の哀愁溢れる一枚、僕はなぜがこのアルバムを聴くとスキッドロウが聴きたくなる、呼び水的なニュアンスがある一枚でもあります。ちなみに同郷の大物ミュージシャンがゲスト参加していますよ
DEZPERADOZ-The Legend and the Truth-Deadman Walkin' ★★★ (2014-12-11 12:53:50)
西部活劇なパワーバラード
哀愁が目に沁みます
DEZPERADOZ-The Legend and the Truth-Dust of History ★★ (2014-12-11 12:50:18)
気合い一発ガッツィな一曲
DEZPERADOZ-The Legend and the Truth-Earp's Vendetta ★★★ (2014-12-11 13:04:08)
ヘヴィなミドルナンバー
ザクザクと刻まれるリフワークが耳を惹きます
DEZPERADOZ-The Legend and the Truth-First Blood ★★★ (2014-12-11 12:51:29)
キャッチーな歌メロが印象的です
湿り過ぎない乾いた曲調が肝なんでしょうね
雰囲気がありますよ
DEZPERADOZ-The Legend and the Truth-Friends Till the End ★★★ (2014-12-11 13:05:35)
メランコリックなメロが耳を惹きます
ヘヴィなリフも印象的な一曲
パンチ効いてますなぁ
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