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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) 2851-2900
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DEF LEPPARD-Pyromania ★★★ (2021-06-28 17:38:53)
勝負作となる3枚目のアルバムは前作の流れを組むが恐ろしい程メジャー感を強めてきた。個人的にはやり過ぎな印象も拭えないが、ド頭からハードテイストを極上のポップセンスを用いり料理、その味付けは万人に受け入れられるものであり、全編に渡り親しみやすさの中にロックなスパイスを効かせている。ある意味、捨て曲なしの名盤となるのだが、実はリリース当時、批評家の評判は良くなく凡作と言うレッテルを貼られたと言うのだから驚きである。
セールス的に売れたから肩を持つのではなく、音楽として洗練されたものであり、コマーシャル性の中にロックバンドとしての牙を隠している質の高い一品だったのだが雑誌の影響は強く当時の日本では苦戦を強いられた。
今の若い人には信じられないだろうが、それほど、一雑誌の影響力が及ぼされるジャンルの音楽であり、日本人は恐ろしいくらい権威に弱い、自分の耳を信じることもなく一批評
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DEF LEPPARD-Pyromania-Stagefright ★★★ (2021-07-02 19:23:18)
絶妙なメジャー感とハードな質感
メロディアスさが丸みをおびさせている
聴かせ方が上手いがやってんなぁと面は喰らった
DEF LEPPARD-Retro Active-Desert Song ★★★ (2021-08-18 13:23:22)
今聴けば当時ほどの拒否反応は出ないでしょう
時代と折衷したメロディアスハード路線
ダークで妖しげな空気とポップセンス
コーラスの重ね方などいかにもです
今の若い人の方が良い評価を下すでしょうね
加工しすぎたビックヒットアルバムよりは聴き応えがある
DEF LEPPARD-Retro Active-Ring of Fire ★★★ (2021-08-18 13:20:08)
初期の匂いがしますねぇ
丸ごとアメリカンになれない情緒にバンドの本質を見ます
日本人好みの哀愁が滲むメロディと
大味に感じさせない丁寧な作り込みが耳を惹くでしょう
DEFIANCE-Product of Society ★★★ (2022-04-07 17:02:45)
スラッシュ第二世代にあたるバンドになるのだが、その世代からの影響も強いバンドの1st。歌い手の小型チャック・ビリー感がさらに模倣犯確定具合を強めるのだが、そこを逆手にオススメしたい。リバイバルブームは完全に定着、むしろ、この手のスタイルは若い人たちにも受け入れられている昨今、大物達の作品を聴き、あそこがどうだとか、ここがイマイチみたいに感じるが、それは、そのレベルの大物しか聴いていないだけで、このクラスに手を出すと随分と、それまでの評価を改めてしまうモノです。
このバンドは大きな個性や魅力には乏しいかも知れないが、大物クラスの良さを思いっきり確認させてくれるような普通感が丁度良い。なによりベイエリアスタイルを踏襲するスラッシュメタル第3世代と呼ぶに相応しい音楽性を披露しており、その実直な今こそ再考されるべきバンドのような気がする。
DELIVERANCE-Deliverance ★★★ (2019-07-12 13:58:06)
カルフォルニアのクリスチャンスピード/スラッシュHM/HRバンドによる記念すべき1st。日本でクリスチャンのHM/HRと言えばSTRYPERが有名だろうが、アメリカではかなり多くのバンドが存在しており、もし日本がもう少しキリスト系の信者が多ければ、熱心なロビー活動の元に、多くのバンドが紹介されたでしょうね。ちなみにメタル系に限らず旬の音楽性に寄り添い、数多くのクリスチャン○○を世に送り出しています。
このバンド、実にオーセンティックな音楽性を下敷きにしています。その為に新しい発見は幾度なが、代わりに堅実な作り込みを実施、型にハマり過ぎかもしれないが、理論整然とした音楽性は、パワフルかつメタリックなサウンドを求めるマニアには大いに訴えかけるものがあるでしょう。無駄のないドラマ性と言うのも頼もしい限りだ。
多くの先人達からの影響を包み隠さず継承、それは所謂BIG4
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DEMOLITION HAMMER-Epidemic of Violence ★★★ (2017-11-18 16:46:21)
自棄のやんぱちやけっぱちと言わんばかりに、目に入るものすべてをぶち壊しながら突撃してくる様が痛快極まりないですね。
小細工無用とにかく一気呵成に突っ走ります。耳をつんざくばかりの鋭角的なギターサウンドが、恐ろしいまでの殺傷力を伴い切れ掛かってくるんだからね。ブレーキなど踏むきのない暴走ぶり、その一体感を生み出すタイトなリズムプレイにも悶絶します。
SLAYERあたりにも通ずるハードコア・パンクス勢譲りの加速力と、チリチリと五感をザワつかせる集燥感みたいなものも、この手の音楽性の専売特許、ギラついた野心よりも颯爽としたクールな感性は彼らがニューヨーカーたる所以か。
ズルむけの感性が聴き手の良心を破壊するが如き、暴走流儀に則った無愛想な疾走感がスラッシュメタルの根幹を支える最大の魅力だろうと個人的には思っているのですが、彼らは実直にやりきっていますよ。そこが最大の聴きどころ
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DEMOLITION HAMMER-Tortured Existence ★★★ (2019-05-10 14:21:19)
ダイハードなマニアなら知らない人はいないと言われるアメリカンスラッシャーの1st。ゴリゴリと押しまくる弾力のあるへヴィグルーブ、雄たけびを上げるも唄う事を忘れないシンガー、殺傷力満点のリフワークはベイエリア風と、色んなバンドの影響下にある音楽性は、良く勉強されており単なる猿マネに終わっていないのは見事。自分達流の解釈の元、巧みに昇華しておりスラッシュマニアならオープニングから首がウズッきパなしでしょう。
リリース時、何故か全然話題にのぼらず黙殺されていた感が強い。メタルバブル爆発寸前、飽和状態のシーンというのもあった。またスラッシュ勢も多くデビューしてきただけに、また新人出てきたの的なタイミングだったかも知れない。それに90年代の幕開けと言うのも良くなかった。
軽快さと先の読めない展開、スラッシュメタルの流儀に則ったバイオレントな作風は今なお色褪せる事はありま
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DEMOLITION HAMMER-Tortured Existence-Infectious Hospital Waste ★★★ (2018-07-02 13:11:09)
ギターリフの引っ掛かりますね
ヴァイオレントなスラッシュナンバー
骨太なへヴィグルーブも面白い
肉弾戦上等のステゴロメタルは聴いていて気持ちがいいねぇ
DEMOLITION TRAIN-Unleash the Hordes ★★★ (2016-09-02 17:47:39)
マニアご用達の『No Remorse Records』から2015年にリリースした1st(国内盤は我らがSPIRITUAL BEAST)。モーターヘッド、タンク、メタリカと言ったバンド群の影響下にNWOBHMよろしくな荒くれスピードメタルを披露。爆裂感滲み出るパンキッシュで破天荒な響き、そしてツインギターが奏でるは哀愁たっぷりの男臭い勇壮なメロディ、その旨みとストレートな疾走感が噛み合った時のカッコよさは相当な破壊力を秘めていますね。このバンドの核となるスピードとパワー、それらを解き放つ構成力を存分に生かした魅力的なメロディと熱きリフワークが勢いよく駆け抜けてく様には、聴く者の体に火をくべるでしょう。問答無用の漢メタルにマニアならずとも悶絶ですよ
DEMOLITION TRAIN-Unleash the Hordes-Metal Mayhem ★★★ (2016-09-02 17:50:05)
濃いわ
濃厚だわ
コッテリです
この密度の濃さがたまらん
DEMOLITION TRAIN-Unleash the Hordes-Unleash the Hordes ★★★ (2016-09-02 17:53:59)
キレっキレです
バンドの真骨頂とも言える荒くれスピードメタルナンバー
たまらんぜ
DEMON ANGELS-Time of Confusion ★★★ (2018-03-11 13:24:38)
イタリア人ギタリスト、クリス・ファルコが率いたChris Falco's Demon AngelsがDemon Angelsと名を改め再始動したバンドの1st。イタリア人の中に今作でゲスト参加をしたのが、最近ではSurvivorのシンガーも務めたロビン・マッコリー。オープニングのファットなギターリフが聞こえてきたときは、ちょっとギョッとしましたが、クリスの歌心のあるフラッシーなギタープレイも炸裂するが、ロビンの色彩豊かなハーモニーを生かした歌も大切にした、パワフルに正統派HM/HRサウンドを披露。④のようなメロウなハードポップナンバーなんかはロビンにお似合いなのだが、いつも以上に力を入れたパフォーマンスで魅了。パワフルなサウンドと対峙しています。
古典的な手法に則った楽曲は多いが、現代的サウンドプロダクションを用いり古臭さを排除したのが印象的、そこにロビンの有機的なメロディと歌声が
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DEMON BITCH-Hellfriends ★★ (2024-12-03 21:53:09)
アングラ地下室サウンドを展開するアメリカのバンド。時代はまさにNWOBHMとも言えるカビ臭い根暗なサウンド。音質的には褒められたものではないのだが、あえてアナログな低予算サウンドを作り上げたのだろう。
雪崩式なキレの悪いリズム、どこに向かうのは分からない不安定に感じさせるヴォーカルパフォーマンス。とにかく音が悪い。分離の悪い音を出すのは現代的なテクノロジーを上手く引用して、昔の音を再現しているという理解をしているが、全力でこれならば厳しいのだが、とにかく、レトロなサウンドに驚く。
安いジャケ絵、そして嘘みたいなバンド名と、なんかこうtoo muchなんだが、好きな人には離れられなくなるような中毒性が放たれている。
オカルトテイストと、攻撃的かつスピード感を大切にした疾走パート。本当に、80年代の国産メタルバンドのデモ音源でも聴いている気分なんだが、こういう音源が配信され
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DEMON DRIVE-Burn Rubber-Blame It on the Night ★★★ (2011-03-08 04:14:01)
ハードでメロウなミドルナンバー
歌メロも秀逸
ギターソロもカッコいいですね
個人的にはアルバムのハイライト
カッコいいわぁ
DEMON DRIVE-Burn Rubber-Innocent Years ★★★ (2011-05-04 12:33:50)
欧州産ならではの哀愁のあるメロディが映えます
躍動感のあるリズムはハードでしなやか
軟弱にならないアレンジは流石
地味だが良いものは良い
DEMON DRIVE-Rock and Roll Star ★★ (2014-11-19 22:40:04)
マイケル・ヴォスとエンジェル・シェライファーの二人で立ち上げたプロジェクトバンドだったと思います。今作では盟友のエンジェル・シェライファーが抜けマイケルのソロ的なニュアンスも強まりましたが概ね初期の頃から貫かれているアメリカンテイストの強いハードな歌モノ路線、KISSのカヴァーやカナダのメタルクィーン、リー・アーロンとデュエットしたスージー・クアトロのカヴァーなど(カサノヴァのリメイクもあり)明確な方向性が示されており、チョッピリの哀愁と快活なハードサウンドは嫌味なく耳に届き心地よい刺激を与えてくれる。カラカラではない絶妙な湿度を誇るハスキーヴォイスもころ路線にピッタリとフィットしているので彼のファンなら喜んで聴けるでしょうね。2001年リリースの3rd。濡れすぎず、甘く切ないハードポップ路線が好きな方ならイケる口かと思います。
DEMON DRIVE-Rock and Roll Star-She's in Love with You ★★★ (2014-11-19 22:41:22)
主役はリー・アーロンさん
彼女の瑞々しい歌声が聴けて個人的には嬉しかったです
オリジナルのノリを損なわないアレンジもハマってますね
DEMON EYES-Garde a vue ★★★ (2020-02-08 19:43:32)
NWOBHM直径のフランス産スピードメタルバンドの2nd。前作同様基本路線は同じだが、今回は2回目のレコーディングというのもあったのか小慣れた印象もあり、若干だが楽曲の幅が広がっている。スピード勝負からプレスラッシュに、欧州型のパワー&メロディックメタル、さらにはラストにはMetallicaのカヴァーフランス語ヴァージョンをも収録したりと、やりたい放題の大騒ぎ状態である。豪快にすっ飛ばすも平坦で軽めのミックスに足を引っ張られようとも、歩みを止めないフランス産暴走野郎どもの姿勢に変わりはありませんでした。
リリース時が1987年ですからね、そりゃメジャーな感性も持ち込まなければ、やっていけないのだろうが、オープニングのスピードナンバーなどバンドの真骨頂を味わえるだろう。②のギターソロではフーガロックなアレンジを持ち込んだりと、剛だけではない柔軟さが増したという見解で落としどころを見つ
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DEMON EYES-Rites of Chaos ★★★ (2020-01-31 02:45:48)
NWOBHMに触発されたのは間違いないと思わせるフランス産のHM/HRバンドの1st。押して押して押しまくるスピード勝負の楽曲は、垢抜けないイモ臭さがあるにも関わらず、英国でもドイツでもないフランスならではの華麗な印象を抱かせるフレーズも飛び出たりと、強直スピードメタル路線なのに、フランス語の語感が表す温和な空気、そして歌メロの持って行き方なども含め、独自のカラーを持っているのが強い。同時期に活動していたSortilègeあたりを思い出すのだが、ドラマーのボブ・スネイクさんがヘルプで叩いたりと共通点もあり、フランスのメタルシーンの活況と言えばよいのか人材難なのかは分かりませんが、交流があったのは間違いないでしょう。
レーベルは悪名高きエボニーですから、音質云々などの製品としてクオリティは望めませんが、バンドとしての熱量、その技術云々では計り知れない、内に秘めたる野望がエナジーと化し
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DEMON-Better the Devil You Know ★ (2016-01-13 14:22:59)
人知れず再結成を果たしていたDEMONが2005年にリリースしたアルバム。個人的には良質なポップフィーリングを生かしたドラマティックな構成が美しい楽曲が彼らの魅力だと思っているので、今作も前作同様、らしくない作風に走ってる印象が強く、また初期のNWOBHM風味でもないのでDEMONサウンドに拘る方には同名異バンドと映るでしょうね。2005年らしいモダンさも取り込んだ現役の音、正統性も加味するが、英国的なニュアンスや回転するリフワークもない大味なラフさが映えるハードサウンド、やはりアンサンブルとリフワーク、音質とここまで違うと当時の音楽を好み、また彼らのカタログを押さえてきた身としては違和感は拭いされないですね。でもそんな事に思い入れや先入観がなければ、味のあるオールドスタイルの音楽として、懐かしみ楽しむ事も出来るでしょう。
DEMON-Blow-Out ★★★ (2016-01-13 14:40:51)
前年にベスト盤「Anthology」をリリース。メンバーチェンジもあり一区切りをつけたような印象が強いですね。キーボードが抜けた分、それまで極めてきたプログレテイストや突き抜けるキャッチネスさは減退しましたが、エッジのあるギターと軸に、いい意味で古臭いNWOBHMテイストの復活、アコギからハードな流れに展開する「Sacred Heart」の構成や音使いなど流石の一言に尽きます。芸の細かいアレンジと聴かせる技術の高さ、デビューしてからコンスタントに作品をリリースしてきただけの事はありますね。哀愁漂う強烈な伝統美が貫かれた一品。これもDEMONサウンドの一翼を担う作風である事に間違いありませんね。今作リリース後、彼等も時代の波に飲み込まれ解散、完全復活を待つのに2012年まで掛かるのですが、興味のある方はサタニカルな面もフューチャーされたNWOBHM印満載の「NIGHT OF THE DEM
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DEMON-Breakout ★★★ (2012-05-27 01:58:36)
DEMONと言うバンド名と荒廃とした背景にうなだれた男がギターを抱え積み上げられた車の上に佇むジャケットに惹かれ大人買いをしましたね(ずっとCDショップの同じ棚に同じ向きで置いてあったもんね)。名曲②を筆頭に紆余曲折を経てたどり着いた姿を感じさせてくれます。メジャー感もソコソコに英国的なマイナー臭も残し独自の色合いを滲ませてくれます。デイブ・ヒルの歌声も円熟味を増し癖はあるものの「これしかできないんじゃ」という思いがビンビンと伝わってきます。初期のオカルト風なイメージもないし、革新的なサウンドとは縁遠い保守的なスタイルに固執する姿はある意味時代遅れかもしれませんが、こういったサウンドこそ、このメタルの世界に息づき継承して行ってほしいですね。派手さは無いものの職人気質溢れるインスト陣のプレイは実に清々しいです。
DEMON-Breakout-England's Glory ★★★ (2014-08-31 16:26:48)
ノリのよい一曲
彼のキャッチーさが上手く出ています
DEMON-Breakout-Hollywood ★★ (2014-08-31 16:32:16)
英国的ですね
メジャーな感触とデイブ・ヒルが醸し出す渋みが効いていますよ
DEMON-Breakout-Hurricane ★★★ (2014-08-31 16:19:49)
瑞々しいキャッチネスさとハードさ
初期のおどろおどろしいイメージとは違う
彼らの魅力が凝縮されたアダルトな一曲です
良く歌うギターも好きですね
DEMON-Breakout-Life on the Wire ★★★ (2014-08-31 16:17:47)
味のある一曲です
長い歴史が生み出すズッシリとした重みを感じますね
DEMON-Breakout-Living in the Shadow ★★★ (2014-08-31 16:24:11)
キーボードの使い方も効果的です
華やかになりすぎない職人技のハードさに唸らされます
通り一辺倒ではない多彩な面が見事に反映されていますね
DEMON-Breakout-Standing in the Shadow ★★★ (2014-08-31 16:29:17)
こちらも昔からあるキャッチーな面がフューチャーされていますね
ベテランらしい流石な一曲ですよ
DEMON-Breakout-Through these Eyes ★★ (2014-08-31 16:34:21)
少々クドく感じるかも知れませんが渋い一曲です
大人な魅力にむせ返りますよ
DEMON-British Standard Approved ★ (2016-01-13 13:56:15)
DEMONと言えば1stと言われるのですが、今作は1985年にリリースされた4枚目。ギタリスト、メル・スプーナーが1984年に他界。そのテイクを残してのレコーディングなのか詳しいバイオは分かりませんが、クレジットはありますね。そして、その事が少なからず音楽性に影響を与えるのかなと推察も出来るのですが、初期のNWOBHM特有の熱情型サウンドに絡むデイブ・ヒルの塩っ辛いオッサン声に騙されそうになりますが実はメロディはポップな要素が強く、そのニュアンスは2nd以降強くなるのですが、今作ではその面とキーボードを前に出したプログレ要素もアップ、1stのようなおどろおどろしいメタルやエッジの立ったギターを期待すると完全に肩透かしを喰らうし、オッサン声が合うのか合わないのか?気になったら全滅です。でも彼らのカタログを順を追って聴いていると、今作の方向性も後にリリースされる大名盤「Taking the
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DEMON-Cemetery Junction ★★★ (2018-04-24 12:29:07)
デビュー作がオカルトテイストのNWOBHMバンドとして認識された彼ら、でもこのバンドの本質はもっと普遍的なもので英国的な湿り気とポップフィーリングを生かしたハードサウンドを売りで正直、デイブ・ヒルのオッサン声との相性は微妙だったりするのだが、この声が聞こえないとDEMONを聴いた気がしないという個性の確立に一役も二役も買っているの印象的ですよね。
前作から4年、出している音もクラシックな英国スタイルそのもの、昔から変わらないDEMON節とも言える憂いのあるメロディと重厚な世界観、そこにねじ込まれるポップセンスが最大の聴きどころ、派手に仕掛けないがキーボードの使い方も上手く作用させ、音楽性に奥行きを持たせているのも好印象。このバンドならではの威厳と言うものが音に表れていますよ。
ロックな厳つさよりもメロディ重視の作風なのに、けして軟弱な印象を持たせないのも彼らの流儀、地
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DEMON-Hold On to the Dream ★★★ (2015-01-24 13:21:17)
これほど頑なに英国的なサウンドを聴かせるバンドがあるのでしょうか?雰囲気重視の荒くれヴォイスも健在なデイブ・ヒルの歌が聞こえればDEMONなんでしょうが、突き抜ける爽快感、大衆性とドラマ性を讃えたメロディセンスを遺憾なく発揮さえれた今作もやはり素晴らしい。ポップだが憂いを帯びたメロディラインなどまさに英国的、風格すら漂うベテランバンドの腰を据えた重厚なサウンドを前にひれ伏しますね。カラッとした能天気さは嫌だが弾けるポップセンスに満ち溢れた曲が聴きたい、そんな方にはピッタリのアルバムですね。勿論、ダイナミックな演奏とハードな質感を失う事はないので正統派HM/HRマニアにもビンビンと響き渡るでしょう。1stのイメージが強くイマイチ認識されていない面が強いのですが、彼らはメジャー感とポップセンスを巧みに散りばめたハードサウンドを仕上げてくるのが上手いバンドなんですよね。ある意味、この路線こそD
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DEMON-Invincible ★★★ (2024-07-10 01:07:49)
今年はベテランが豊作だ。JPもくだらねぇYouTuberが開発したインスタントラーメンみたいに話題性だけで中身がスカスカの回帰作FIREPOWERというアルバムを世に送り出しガッカリさせられた。あんなもん、JPなら簡単に作り出せたであろう。紆余曲折を経た苦悩や創作に対する前向きさを微塵も感じないインスタントアルバムだったが、彼らがその最大の汚点をInvincible Shieldにて雪ぎ落とした。
SAXONも前作よりも、さらに80年代的なスタイルの音楽性を披露、サクソンアメリカンナイズドなどと寝ぼけたことを言い、手のひらを返し雑誌のレビューに踊らされ、権力者に簡単に抱かれる尻軽連中を嘲り笑った傑作を世に送り出した。
個人的にはたまらん思いである。
Frontiers Musicからリリースされた今作、ここにきてDEMONは自らのアイコンとなるような傑作をリリー
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DEMON-Night of the Demon ★★ (2018-04-24 13:04:25)
あんりまぁ…ずっとコメントしていると思っていましたよ。と言うか…記憶あるんだけどなぁ、コメントした記憶がねぇ。歳かねぇ?
オドロオドロしいジャケットとバンド名、完全にサタニカルなHM/HRバンドだと思っていました。その実、オープニングのSE聴いたら尚更そう思うんですが、実はサタニカルなバンドではなかったんですよね。なんてこたぁない哀愁たっぷりのメロディが耳を惹く普遍的英国HM/HRサウンドを聴かせています。
NWOBHM出身という事でスピーディーなサウンドを期待していたので随分と肩透かしを食らった気分です。初めて聴いたときは一旦sトップボタンを押し、再生ミスをしていないか確認したくらいですからね。
その後も心の整理がつかず暫く見向きもしなかった少年時代、もっと即効性の高いものを好んでいたので完全にスルーでした。時を経て、向き合えばデビュー作とは思えない、いぶし銀
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DEMON-Taking the World by Storm ★★★ (2012-02-25 11:10:38)
1989年リリースの7th
バンドの持ち合わせていた類稀なポップセンスとロック然としたハードな質感が見事に高次元で昇華した名盤です。少々前に出すぎな感のあるKeyの耳馴染みの良いサウンドが肝ですね、やや軽めの音質に今の時代感では物足りなさも感じるでしょうが、英国出身ならではの哀愁と情景を描き出すメロディは聴き手を選ばず納得させるだけの説得力はあります。DEMONなんてNWOBHM出身のどっちつかずのバンドみたいに軽く見ていた自分にとっては目からウロコな作品でした。僕にとってのブリティッシュ・ヘヴィメタルサウンドの一つの形が今作にあるわけです。ツインギターにキーボードと6人編成から織り成すあくまでも英国的なドラマ性に拘った伝統的なサウンドを楽しみ事が出来る名盤です。1990年に入るまでDEMONとSATANがごっちゃになり勘違いしていましたからね。ぱっと見、1stのジャケット似ていま
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DEMON-Taking the World by Storm-Blue Skies in Red Square ★★★ (2012-02-25 11:14:39)
これまた泣かせるイントロですね
極限まで研ぎ澄まされたドラマを感じますね
盛り上げるだけ盛り上げ引っ張ってから
走り出す展開も見事
素晴らしい
そして英国の哀愁に泣かされます
DEMON-Taking the World by Storm-Commercial Dynamite ★★★ (2011-09-20 13:34:18)
アルバムのオープニングを飾る疾走ナンバー
KEYを含む六人編成が織り成すドラマティックな世界観に酔いしれます
こういう曲が聴きたくてHM/HRに倒錯した気がします
DEMON-Taking the World by Storm-Remembrance Day (A Song for Peace) ★★★ (2012-02-25 10:58:08)
淡い情景が目に浮かびます
アイリッシュフレーバーたっぷりな名曲です
泣かせますね
DEMON-Taking the World by Storm-Taking the World by Storm ★★★ (2011-09-20 13:36:14)
哀愁が華麗に疾走します
キャッチーさも散りばめ華やかさすら感じさせますね
でも英国的な湿り気も十分に残っていますよ
アルバムのタイトルトラックに相応しいナンバー
DEMON-Taking the World by Storm-The Life Brigade ★★★ (2011-09-20 13:38:24)
ドラマチックな大作ナンバー
切れ味鋭いツインギターの調べが心地よく刺激を与えてくれます
KEYの使い方も悪くないですね
大げさなアレンジも見事
DEMON-Taking the World by Storm-Time Has Come ★★★ (2012-02-25 11:18:49)
アルバムのラストを締める感動の一代叙情詩
cozy_imaさんの熱いコメントに付け加える必要はありませんね
TENとか好きな人は聴いた方が良いですね
DEMON-Taking the World by Storm-What Do You Think About Hell ★★★ (2012-02-25 11:23:31)
ヘヴィなミドルナンバー
適度な重みが聴き易さを感じますね
デイブ・ヒルの情念が吐き出されています
Keyの使い方が広がりを感じさせますね
DEMON-The Plague ★★★ (2014-09-06 18:13:14)
バンド名のイメージやNWOBHMと言う範疇で語られると1stが一番イメージに合っているのでしょうが、後の活動や音楽性を考えるとこちらのサウンドがシックリきますね。1983年リリースの3rdなんですが見事に化けました。この張りつめた独特の空気感はまさに大英帝国出身、パッと聴きの感触こそハードポップなんて言葉で括られそうですが、ヘヴィな音像とは違うシリアスな重さに軽薄なノリは皆無、安直なポップと言う表現は当てはまらない職人技が冴える品と格を兼ね備えた本気の一品を前に唸りますね。間口も広く奥行きも深い実に高尚な音ながら親しみやすく手に取りやすい、こういうサウンドは一発勝負の大技や分かりやすいギャグでご機嫌を伺うわけではないので即効性は薄いのですが多種多様な曲作りが出来る才を活かした味わい深い一枚です。
DEMON-Unbroken ★★★ (2013-06-14 18:36:37)
まさか今年に入って国内盤が流通されるとは驚きですね。女性ボーカルもなければ、咆哮&普通に唄いますといった今時の手法にまったく頼らない古典的な手法を踏襲、自らの金看板を汚すことのないアレンジが映えまくっています、その充実振りは昔の名前で出ています的な懐古主義など微塵も感じさせる事など無く、NWOBHM特有と言えばよいのか憂いのあるメロディがダイナミックに躍動し駆け抜ける様に彼らが持ち合わせるポップセンスが融合そして見事に昇華する姿は圧巻の一言に尽きます。バンド名からくる初期のおどろおどろしさは薄れていますが、中期から貫かれる洗練されたメロディと躍動するポップセンスとメロディ重視の構成は勿論ですが、派手さは無いものの的確な演奏が聞き手に安心感を与える職人技にあの時代のタイム感を堪能するができ、マニアならずとも至福の時間を約束してくれますよ。各パートのバランス感覚の良さがデイヴ・ヒルの唄に、よ
…続き
DEMON-Unbroken-Fill Your Head with Rock ★★★ (2013-06-13 15:59:44)
キャッチーです
聴かせ方に年季の入り方が違いますよね
カッコいいわ
ベテランバンドの意欲にワクワクさせられます
普遍の魅力溢れる名曲です
DEMON-Unbroken-I Still Believe ★★★ (2013-06-13 16:15:50)
最後まで途切れる事の無かった緊張感
それらを優しく包み込むロッカバラード
捨て曲無しの名盤を締めくくるのに相応しい名曲ですね
素晴らしいアルバムでした
DEMON-Unbroken-Prey ★★★ (2013-06-13 16:19:33)
入魂の一曲ですかね
NWOBHMを感じさせるアルバムのオープニングナンバー
音を重ねることではなく存在に起因する重厚さがたまりません
ベテランバンドが今を駆け抜けていく気概を感じさせますね
頭から恐れ入りました
DEMON-Unbroken-Private Lives ★★★ (2013-06-13 16:06:51)
原始的で豪快なノリが心地よいですね
今を十分に感じさせる面白いアレンジですよ
メロディアスな歌メロも印象的ですね
多彩な顔を見せてくれるミドルナンバー
曲順的にもOKです
DEMON-Unbroken-Shine a Light ★★★ (2013-06-13 16:25:05)
唄いこまれる哀愁のメロディ
そんじょそこらのバンドでは太刀打ちできませんね
妙な妖しさにらしさを感じます
ロック然とした粗さと熟練バンドが醸し出す整合感がたまりません
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