この曲を聴け!
失恋船長さんのページ
失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) 1701-1750
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 | 49 | 50 | 51 | 52 | 53 | 54 | 55 | 56 | 57 | 58 | 59 | 60 | 61 | 62 | 63 | 64 | 65 | 66 | 67 | 68 | 69 | 70 | 71 | 72 | 73 | 74 | 75 | 76 | 77 | 78 | 79 | 80 | 81 | 82 | 83 | 84 | 85 | 86 | 87 | 88 | 89 | 90 | 91 | 92 | 93 | 94 | 95 | 96 | 97 | 98 | 99 | 100 | 101 | 102 | 103 | 104 | 105 | 106 | 107 | 108 | 109 | 110 | 111 | 112 | 113 | 114 | 115 | 116 | 117 | 118 | 119 | 120 | 121 | 122 | 123 | 124 | 125 | 126 | 127 | 128 | 129 | 130 | 131 | 132 | 133 | 134 | 135 | 136 | 137 | 138 | 139 | 140 | 141 | 142 | 143 | 144 | 145 | 146 | 147 | 148 | 149 | 150 | 151 | 152 | 153 | 154 | 155 | 156 | 157 | 158 | 159 | 160 | 161 | 162 | 163 | 164 | 165 | 166 | 167 | 168 | 169 | 170 | 171 | 172 | 173 | 174 | 175 | 176 | 177 | 178 | 179 | 180 | 181 | 182 | 183 | 184 | 185 | 186 | 187 | 188 | 189 | 190 | 191 | 192 | 193 | 194 | 195 | 196 | 197 | 198 | 199 | 200 | 201 | 202 | 203 | 204 | 205 | 206 | 207 | 208 | 209 | 210 | 211 | 212 | 213 | 214 | 215 | 216 | 217 | 218 | 219 | 220 | 221 | 222 | 223 | 224 | 225 | 226 | 227 | 228 | 229 | 230 | 231 | 232 | 233 | 234 | 235 | 236 | 237 | 238 | 239 | 240 | 241 | 242 | 243 | 244 | 245 | 246 | 247 | 248 | 249 | 250 | 251 | 252 | 253 | 254 | 255 | 256 | 257 | 258 | 259 | 260 | 261 | 262 | 263 | 264 | 265 | 266 | 267 | 268 | 269 | 270 | 271 | 272 | 273 | 274 | 275 | 276 | 277 | 278 | 279 | 280 | 281 | 282 | 283 | 284
BLOOD MONEY-Battlescarred ★★★ (2023-07-21 12:13:29)
遅れてきたNWOBHM。スピードメタル番長として知られるバンドによる2枚目のアルバム。レーベルは悪名高きEbony Recordsということで音質はアレですが、スピード狂ならば首の疼きも止まらないスピード勝負、スラッシュメタルじゃない正統性の強いストロングメタルをスピード重視でやり切っている。ガナるのではない伸びやかな歌唱スタイルも、この手のバンドとしては希少、歌い込めるシンガーと加速度のあるサウンドは、歌を後ノリさせることでよりスピード感が増すという技巧を披露、はち切れんばかりのパワーは、強靱なリズムが後方支援とばかりにド派手に打ち鳴らしバンドサウンドの底上げに貢献、まさにパンク仕込みのNWOBHMという名目を示していますよね。
分離の悪いごちゃっとした音質、彼らの魅力を削いでいる愛のないレーベルの仕打ちに殺意も抱きそうですが、3割4割と割り引いてもこのテンションの高いスピードメ
…続き
BLOOD MONEY-Red, Raw and Bleeding! ★★★ (2021-11-02 12:50:48)
かの有名な商業誌のレビューにてゴット伊藤がボロカスの評価を下した為に完全に死んでしまったバンドの1st。そういう評価があったことを知らないのでなんとも言えないのだが、メタルに対するスピードを求めるマニアならば首も疼きぱなしの爆裂メタリックサウンドがてんこ盛り、全10曲、ランニングタイムが30分を切る潔い展開に持って行かれますよね。
プレスラッシュと呼ぶに相応しい加速度を増した楽曲群の放つ切れ味と攻撃力は半端なく、まるでビルの解体現場で大暴れすドデカい鉄球のついた重機が制御不可能に陥ったような過激で凶暴なスピードメタルを展開しています。
しかし、このバンドが凄いのは、そういう破天荒メタルにありがちな雰囲気重視の歌声で突っ込んでくるのではない、実力者がしっかりとメロディに乗せて伸びやかな歌声を披露することで、バックのイケイケドンドンの演奏との対比がより体感スピードを上げ、そんじょ
…続き
BLOOD OF THE SUN-Blood of the Sun (2020-05-11 01:42:03)
↑
ご指摘ありがとうございます。
私がコメントしたかったのは3枚目のアルバムで、こっちじゃないです。誤って記入したようですね。
こちらは未聴。私が知っているのはデレク・セント・ホルムズの歌っている奴。これじゃないっす(苦笑)
こうやって誤記入他にもあるのかなぁ。
BLOOD OF THE SUN-Death Ride ★★★ (2019-11-03 19:44:12)
マルチプレイヤーとして活躍する元COVENANTのデイヴ・グライダーとドラマーのヘンリー・ヴァスケズらが中心となり結成されたUS産のガソリン臭さをまき散らす、図太いハードドライヴィングサウンドが売りの古典HM/HRバンドの3枚目。
今回はヴォーカルにデレク・セント・ホルムズを迎え準備万端、危険な香りが充満する古典ロックと、酒臭さに胸焼けする濃厚なハードブギー、それらを牽引するのがデイブの、歪みまくったへヴィなハモンドの音色、そして濃密な絡みを魅せる酔いどれリズムの強烈なグルーブ、そして二本のギターが噛みつくほどに獰猛な雄たけびを上げ弾き倒されるのだから、これはロック好きにはたまらんものがあるでしょう。狙ったように、先人達からの影響も散りばめた楽曲とプレイは、今のご時世、逆に新鮮に耳に届くから不思議なものです。
ロックの原点たるブルースの濃度を高め、サイケデリックを隠し味に、豪
…続き
BLOOD TSUNAMI-Grave Condition ★★★ (2019-03-25 16:23:34)
ノルウェーはオスロ出身の中堅スラッシャー、通産4枚目のアルバムはノリの良いへヴィグルーブを従える切れ味鋭いスラッシュサウンドを叩きつけてきました。NWOTSMの中でもトップクラスの実力を誇っているだけにスピードに特化しつつもバラエティに富んだ楽曲を収録、そのアイデア豊富なアレンジと曲作りの上手さに目を細めてしまいます。
ハインテンションで突っ走るリフ、リズムの嵐、どこか切迫感に満ち溢れており、聴き手の焦燥感をジリジリを煽るような緊張感が、これまた癖になるほど魅力的に映る。ハードコア・デス系という要素もあるが正統的なメタルアプローチもあったりと、アングラ感満載のブラッケンドメタルが轟かせる爆音の破壊力は並はずれたものがある。それでありながらも計算を尽くした無軌道ぶりの演出力も魅力的だ。野蛮な音を聴き憂さ晴らしがしたいと思うマニアにはもってこいのサウンドだろう。
北欧なのに、何故
…続き
BLOODBOUND-Book of the Dead ★ (2015-01-20 15:01:14)
彼らのアルバムは3rdが初体験でした。今作はその前にリリースされたアルバムなのですが、洗練度アレンジ供に類型的で垢ぬけないパワーメタル路線だったんですね。シンガーはマイケル・ボーマンなんですが、かなりヘヴィな歌い回しに終始しており、甘美な歌メロも本来の持ち味と違うように感じられなんとも噛み合わせが悪いように聞こえます。これならボーマンでなくてもと人選にピンとこないのですが、パワー&メロディ&スピードとメイデンを軸に北欧風チョイ足しジャーマンなサウンドが好みの方なら楽しんでもらえるのではないでしょうか?
BLOODBOUND-In the Name of Metal ★★★ (2015-01-20 15:27:40)
ガッツィーな①から幕が開ける通算5枚目のアルバム。3枚目でシャープでソリッドなスタイルを見せたのですが4枚目は類型的なアルバムになり今作はその反省を活かしたのか良い意味で王道をいく重心の低い腹に響くヘヴィなサウンドへと舵をとり勇壮でエピカルなスタイルへと進んでいます。北欧らしいシャープに切れ込んでくる甘美なメロディ、古さを感じさせないキンキンと打ち鳴らされるメタリックでタイトにシェイプされたサウンドメイク、普遍の王道スタイルと新機軸を打ち出したサウンドに今を生き抜く彼らの強い姿勢を感じ嬉しく思います。もう少し分かりやすいメロディがあった方が愛想も良くウケもよいのでしょうが、適度なハードさと北欧風の甘さが絶妙なバランス感覚を保ち、グルーヴィーなベースとタイトなドラム、技巧的かつ叙情的な味を損なわないギターを配した楽曲は王道を基盤とするも新しい風が吹いており個性を生みつつあります。おじさんに
…続き
BLOODBOUND-Tabula Rasa ★★★ (2015-01-20 14:43:18)
シャープな切れ味に古臭さを感じさせません。北欧はスウェーデン産らしくメロディへの拘りの相当なものでフックに富んだ歌メロに甘味を含んだ北欧スタイル、そこにソリッドなメタルテイストを放り込み、潤いと光沢のあるヘヴィなサウンドへと見事に磨き上げています。王道のど真ん中を闊歩するスタイルですが安易な焼き回しではない安定感があり、1,2回も聴けば飽きるようなB級スピードメタルではないので叙情的な正統派サウンドが好きな方らなグッとくるでしょうね。またサクッと聴けるランニングタイムも尺が丁度よく贅肉を削ぎ落したアレンジセンスもキャリアのなせる技でしょう。演奏もしっかりしているし枠組みも綻びがこないようにしっかり仕上げていますよ。適度なハードさと良質なメロディに刺激を欲している方なら手を出しても損はしないでしょうね。
BLOODGOOD-All Stand Together ★★★ (2016-02-02 13:37:41)
メロウなメロディックサウンドは健在、1991年という時代背景を飲み込みつつもらしさを失わないのは流石。作風的には3rd路線のメロウなアメリカンロック、ポップなメロディ、硬質なギター、そこに重量感のあるリズムが支え、シャウト一発にも色気が漂う唄、硬軟絶妙なバランス感覚を誇る作風は洗練された歌モノロックとしての印象を強く与え完成度の高さを伺わせます。アルバム毎に作風が落ち着かず、タイムリーな音楽性とならなかった事がブレイクに繋がらなかったのかも知れませんが、メロディックなアメリカンロック好きには安心して進める事の出来る一枚ですね(今作が一番クリスチャンメタルっぽい)。その後巻き起こったグランジ・オルタナブームの波に飲み込まれシングル一枚、LIVE盤一枚をリリース後、1994年にバンドの歩みは一旦停止。2004年ごろに復活遂げ、2013年にはツインギター体制となり(ギターとしてストライパーのO
…続き
BLOODGOOD-Bloodgood ★★ (2016-02-01 13:25:13)
US産クリスチャンHM/HRバンドの1st。ストライパー程、スウィート路線ではありませんが、メロディックなスタイルにはクリスチャンメタルらしい壮麗なハーモニーを生かしたりと、曲調によっては大きな効果をもたらしています。良く伸びるチョイハスキーな歌声もリードギターも上手いのですが、低音域の迫力不足、ドラムのシャリシャリした音にはゲンナリさせれるも、バラエティに富んだ楽曲が多数収録されバッサリと断罪するほど憎めないのが今作の魅力。後半の尻上がりに盛り上がっていくのもまた途中でSTOPボタンを押させない要因ですね。
BLOODGOOD-Detonation ★★★ (2016-02-01 13:41:29)
派手目のリードプレイが印象的な①で幕が開けるクリスチャンメタルバンドの2nd。重量感のあるメリハリのある展開が耳を惹く②と続き前作で感じたSTRYPERにも通ずるような甘さを排除。よりソリッドに硬派な仕様に変更してきた意欲作。音質もだいぶマシにはなったがダイナミズムに欠ける甘い作りが残念。これではこの路線がいかせんわなぁと思いますが、まさにメイデンやプリーストといったスタイルを踏襲するクリスチャンメタルという住み分けが無用の硬派なスタイルにはグイグイと引き寄せる要素も大。メロディを生かした正統派サウンドが好きな人なら大いに楽しめるでしょうね。1987年にポップにならず逆にハードに迫る心意気が憎いじゃありませんか。
BLOODGOOD-Out of the Darkness ★★★ (2016-02-02 13:16:05)
キレのあるシャープな疾走ナンバーで幕が開ける4th。前作で魅せたアリーナロック風の作りから一転、硬派なスタイルへと回帰した彼らの代表作を押されることのある一枚。躍動するリズムの上を優美に踊るのは憂いのあるメロディ、ラフ&ワイルドな歌声も丁寧に歌い上げ叙情派メタルが好きな人にはたまらんものがあるでしょう。カミソリの如きシャープなギターが切れ込んでくる様のカッコいいこと、マイルドだがウエッティなメロディとの相性も抜群に良く、2ndと3rdの良いところを取り込み緻密に組み立てなおした作風には飛躍的な成長の跡を伺わせ、ハードさとポップセンスの融合が高次元で果たされているのも目を見張るもの、更には甘さの中にスパイシーな要素を加え軟弱にならぬよう工夫を凝らしているのも印象的でした。またハードな質感を与えるアメリカンなグルーブも癖になりますね。
BLOODGOOD-Rock in a Hard Place ★★★ (2016-02-01 13:53:16)
US産クリスチャンメタルバンドの3rd。時代は1988年、当時の背景をそのまま反映したような作りが印象的です。前作よりポップな要素も増えブルージーなアメリカンさも加味されていますがギターオリエンテッドな作風が貫かれており軟弱さは皆無、むしろ大衆性を纏いよりメジャー感もスケールもUP。マイナーなバンドでは終わらないポテンシャルの高さを存分に発揮している今作の作風は、バンドのイメージと合致しておりメロデイックなUS産メタルが好きな人ならたまらんものがあるでしょう。ライトではないキャッチネスさメロウなフレーズを盛り込みつつもハードな質感を損なわないバランスが素晴らしいです。シンガーの太くソウルフルな歌声の類似点も含めラフカットやハウスオブローズ辺りが好きな人ならグッとくるかと思いますよ。
BLOODLUST-Guilty as Sin / Terminal Velocity ★★ (2015-12-12 04:47:24)
オリジナルは1985年リリースの7曲入りの1stにスラッシュ化した1988年リリースのミニEP(⑧から⑪)とカップリングでOld Metal Recordsより2007年にCD化もされた一品。クールな印象を与えるメロディと何処か埃っぽさのあるサウンドはタンク風のヤサグレ感もあり、あそこまで男の哀愁を纏っていませんが、US産の乾いたコンクリートメタルサウンドが好きな方なら聴いて損はしないでしょう。ヘヴィメタルとはヘヴィな曲であって勢いやテンポの速さを競うスピード感とは違う魅力が大切だと思う身としては、やや一本気な面はあれど、重厚なミドルナンバーやスカッとするようなストレートな楽曲を用意し、ドタバタとしたけたたましUS産ならではのあの音にゾクゾクと期待を煽られる瞬間があり、マニアックな世界に導かれる一枚として、3年に一回は通して聴きますね。
BLOODROCK-Bloodrock ★★★ (2021-01-17 21:34:52)
よもやブラッドロックの初めての登録をワタクシが行うとは夢にも思っていませんでした。アメリカ南部はテキサス出身の古典HRバンド。そのうねりを上げるヘヴィグルーブとギター、そこにオルガンが絡みバンドサウンドの厚みも倍増。一曲の中に緩急も設け、濃密な初期型ヘヴィロックサウンドを鳴り響かせている。MC5やBLUE CHEERのような生々しいガレージ臭はないが、上記のバンドやGRUND FUNKなどとアメリカンハードシーンの支えたグループとして有名ですね。
特にグラミー賞を取ったWOLFMOTHERにも多大なる影響を与えているバンドとして認知もされています。WOLFMOTHER自体は少々2000年代ならではのオシャレロックなエッセンスが入っていて、個人的にはやりに行ってる感がダメでしたが、こちらはオリジナルたる本物の響きを持っているので、古典HRを知りたいマニアなら是非とも聴いて欲しい一品で
…続き
BLOODROCK-Bloodrock 2 ★★★ (2021-01-17 21:57:51)
前作同様グランドファンクのプロデューサーとして成功するテリー・ナイトを迎え制作された2枚目。前作同様ヘヴィな音楽性を継承しているが、幾分スマートになった印象を受ける。また、バンドとして実験的な要素も見えたりと次作の布石を感じさせるもポイント。スマッシュヒットを記録する原動力となったシングルの⑦もあり、バンドの名前を一躍ミュージックシーンに轟かせる形となった。
ブルージーな味わいもあるが、ハモンドとコーラスワークも色鮮やかな色彩美を魅せ、ロックの基礎となるアンサンブルの上を革新的な風合いで駆け抜けたりと、当時としては斬新と言えるスタイルを築いていた。
ブルースロックにだけ留まらないエモーションを込めたギター、時には冷徹に響くリズムの上で情熱的に輝く。ソウルフルな歌声は南部らしいが、このグループは、濁りよりも清々しいメロディを盛り込み、繊細さとロックの醍醐味たる野性味を際立たせて
…続き
BLOODVALE-Lobotomy ★★★ (2021-06-15 12:19:42)
ドイツの4人組が奏でるのはテクニカルな要素を孕んだオールドスクールスラッシュ。その清々しいまでの清い姿勢には爽快感すら漂います。自主制作ですからあれなんですけど、サブスクで簡単に聴けますから無問題です。
欧州由来の叙情的なフレーズもありますが、そのメロディアスなフレーズの導入とテクニカルな要素からはAnnihilatorのようなバンドを想起させ、苛烈なるアグレッションさからはArtilleryのような個性もくみ取れる、勿論、Metallicaを始めとしExodusやSlayerなどの王道的なスタイルの類似点はあれど、それは皆がシェアするアイデアでしょうと好感すら持て古くて新しい現代に蘇った古典スラッシュを前に笑みもこぼれます。
今風のプロダクションを生かしたサウンドは鮮度も抜群、弾力のあるヘヴィグルーブも変化自在、刻まれるリフもいい、なによりメロディアスなパートの導入
…続き
BLUE BLUD-The Big Noise ★★★ (2010-10-25 02:43:21)
発売当時はアルバムジャケットを見ただけで胸焼けいっぱいでした
当時はメタルバブル全盛「もうえいわい」と見向きもしませんでした。
で、期待せずに数年後聴いたら猛反省でしたね
英国風の伝統を伝える叙情味溢れるメロディが涙腺を刺激します
もう少し透明感のある声質の歌い手だったなら個人的には良かったのですが
良質なメロディと華やかでポップなアレンジに引き寄せられるでしょう
当時をど真ん中の青春時代で過ごした身としては懐かしいです
メロディアスなサウンドに興味のある方は③⑤あたりを聴いて欲しいです
BLUE BLUD-The Big Noise-Don't Turn Out The Light ★★★ (2010-10-25 02:23:40)
同郷のマグナムにも負けていませんよ
哀愁を讃えたメロディの大洪水
適度な重量感
メタルファンならグッとくるでしょう
コーラスワークも良いねぇ
BLUE BLUD-The Big Noise-I Can't Wait ★★ (2010-10-25 02:29:30)
英国ならではの湿り気
キラキラとした89年ならではのゴージャス感
メロディを生かしたアレンジ
単純明快なハードポップサウンドとは違う質感に惹かれます
BLUE BLUD-The Big Noise-Never Rains In England ★★★ (2010-10-25 02:32:27)
今アルバムのハイライト
歌い手は好みではないが
このメロディ
英国の伝統が息づいています
哀愁とドラマティックなアレンジに
グッときますね
BLUE BLUD-The Big Noise-One More Night ★★ (2010-10-25 02:16:48)
アルバムのオープニングナンバー
爽快感溢れる洗練されたサウンドが懐かしい
でも英国的です
BLUE BLUD-The Big Noise-Running Back ★★ (2010-10-25 02:20:51)
英国産ならではのメロディ
良質なハードポップナンバー
適度なエッジの効かせ方が良い
懐かしい時代を思い出させてくれますね
BLUE BLUD-Universal Language ★★ (2019-05-27 21:06:49)
BLUE BLUDでデビューするも、実は今作リリース時にバンド名をBLUE BLOODへと改名。前作よりもメインストリーム寄りのサウンドを志向。英国的な匂いが減った分、前作を支持するマニアには不満もあるでしょうが、端正なルックスを引っ提げたメンバーショットを見せつけられると、この音に違和感は何もない。
音云々で言うのであれば、このバンドのメインメンバーのマーク&ポールのサトクリフ兄弟はNWOBHMのTRESPASSにいた。だから驚きは余りない。むしろメジャーデビューの困難さを強く認識した次第だ。そして止めないで活動していたんだねと、ねぎらいの声を掛けたいくらいであろう。
英国的な湿り気や煮え切らなさはないかわりに普遍的スタイルを身にまとっている。そのシリアスなサウンドは拘りの展開もあり一朝一夕では成しえない成果が形となって表れたのだろう。もう少し曲調に色をつけ
…続き
BLUE CHEER-The Beast Is Back ★★★ (2021-02-10 16:29:43)
野獣が帰って来たぜ、みたいなタイトルもカッコいいね。USハードサウンドの始祖的な元祖○○バンドと崇められる伝説のロックバンドが復活したのですが、半分は昔のリメイクという仕様になっており復活作と呼ぶには微妙な空気も流れるのだが、彼等と言えばな②も再録されたりと、往年のファンも新規さんも迎え撃つ準備は出来ているといいそうな空気は充満している。
個人的には初期のガレージ臭溢れるハードサウンドが好きだった、それだけに少々80年代仕様にはなっている今作は物足りなさがある。それでも、テクノロジーに頼り切らない生々しいサウンドメイクは、彼等のヒリつく研ぎ澄まされた剥き出しの感性を伝えるには十分な魅力も感じたりと、楽しめる要素もある。
何を期待するかで評価も分かれそうだが、ブルースベースの唸りを上げるハードサウンドの凄み、野獣が帰って来たに相応しい轟音サウンドは復権したようだ。
個人的
…続き
BLUE CHEER-Vincebus Eruptum ★★★ (2015-11-06 14:12:58)
アメリカではヘヴィメタルの始祖とも言われる彼らの記念すべき1st。名曲「Summertime Blues」に始まり②はB.Bキングのカヴァーと馴染みやすい曲を聴かせてくれるのですが、これが実に強烈な仕上がりで特に①の歪みっぷりたるや、荒れ狂うリズムと癖になるしゃがれた歌声、そこに吐きそうになるくらいファズの掛かった凶暴なギターが轟音を撒き散らし激しく演奏される様にトリップ感も誘発され、とんでもなく危険なものに手をだしたような錯覚に陥ります。鼻孔を付くサイケデリックな匂いと供に、やるせないロックな倦怠感、そこに揺らめく凶暴性とのたうちまわる荒れ狂うリズムが分厚い音の塊りとなり迫ってくる様に仰け反りますね。カオスな世界が口を開けまっている独特の世界に身を投じロックな初期衝動を突き動かすのには最適な一枚として今でも手に取る一品です。それにしても1968年作とは恐れ入りました。
BLUE CHEER-Vincebus Eruptum-Summertime Blues ★★★ (2021-07-02 19:19:08)
こんな狂暴になる
ライブヴァージョンはさらにエグイからね
ある意味彼等の持ち歌です
夏になるとヘヴィロテになる名曲
唸り上げるヘヴィグルーブ
ヤバい空気が充満しているぞ
BLUE MURDER-Nothin' But Trouble-We All Fall Down ★★★ (2020-10-13 14:28:10)
SEでサイレンが使われる曲はカッコいい説を唱えたい
そんな期待を裏切らないアイリッシュフレーバーもあるハードロック
屈強な男のダンディズムが漂うのがいい
でもサイクスの声もリジィをイメージさせるなぁ
狙ったかね
BLUE OYSTER CULT ★★★ (2024-03-13 18:48:17)
先行公開された曲の出来が素晴らしいBOC。間を開けずアルバムをリリースしてくれるなんてと喜んでいたら、噂では次のアルバムがバンドにとっては最後のアルバムとなるらしい。これが事実なら残念な出来事ですが、ボロボロになる前に余力を残しての引退なんだろう。たしかにシワクチャの爺さんになってまで若い格好をしてステージに立つ姿は痛々しいものだからね。
雑誌読んでないので本当のところは分かりませんが、MC5のカヴァーソングもあるし、期待大ですね。
BLUE OYSTER CULT-Agents of Fortune-(Don't Fear) The Reaper ★★★ (2008-04-21 12:59:35)
アメリカのホラー作家スティーブ・キング氏が映画のサントラに使いたいと言った名曲です。僕が始めてBOCの曲で聴いたのがこの曲でしたが、爽快感のなかにある妖しさと言うべきか幻想的な魅力に溢れた名曲です、中盤で聴けるインストプレイは何度聴いてもゾクっとさせられる
BLUE OYSTER CULT-Club Ninja ★★ (2010-12-28 03:48:03)
商業誌にてボロクソに言われたのとアルバムタイトルに二の足を踏む人も多かったでしょう
個人的にはそんなにヘヴィなバンドでもないし、酷評されるほど聴きたくなる人なので
ヘンに期待せずに購入。そうしたらあ~た①の美しいメロディを奏でるドラマティックなナンバーにグッときたものです。
④の叙情味溢れる湿り気すぎない哀メロナンバーも好きだし、捨て曲のないアルバムなんか
めってにお目に掛かれないやんと思う立ちなので充分に楽しみましたね
時代は1986年ですからね、彼らが取った作風も今となっては僕は頷けますよ。
毛嫌いせずにメロディ派なら是非①だけでも聴いて欲しいですねぇ
BLUE OYSTER CULT-Club Ninja-Dancin' in the Ruins ★★★ (2010-12-28 03:35:29)
仄かな哀愁漂うメロウなナンバー
サビで明るくなるところもギリギリですね
時代性を感じるとこう言う曲調もありでしょう
僕は好きですよ
BLUE OYSTER CULT-Club Ninja-Make Rock Not War ★★★ (2011-04-17 21:06:54)
仄かな哀愁の王道HM/HRナンバー
しなやかなリズムと扇情的なメロディ
若い頃は気づかなかったカッコよさにグッときます
地味かも知れませんが普遍の魅力溢れる名曲です
BLUE OYSTER CULT-Club Ninja-Perfect Water ★★★ (2010-12-28 03:49:27)
これまたドラマティックなナンバー
サラリとした感触も魅力の一つ
エモーショナルなギタープレイも秀逸
名曲です
BLUE OYSTER CULT-Club Ninja-White Flags ★★★ (2010-12-28 03:38:47)
今作のハイライト
素晴らしい叙情味溢れるメロディ
ドラマ性を感じさせる展開もカッコいい
五分をきる一代ドラマに泣かされます
いつも正座をして聴いていますよ
BLUE OYSTER CULT-Cultösaurus Erectus ★★★ (2024-04-23 12:24:27)
前作の失敗を受けハードさが復権した意欲作。彼らの遊び心も満載と何が飛び出すか分からない仕様のアルバムとなっている。①②という流れはスリルとファニーさが混同しているが、実に親しみやすく初期の頃のサイケな色合いもねじ込みつつ分かりやすいポップセンスを遺憾なく発揮、そのあとに出てくる③が効いている。
80年代という時代も見据えた先取りの感性、ある意味、前作よりも聴きやすいと思っている。エネルギッシュな二本のギターは当時としては派手な部類に入る。ソングライティング力の充実。けして突出した歌の上手いメンバーがいるわけでもないのに、担当する曲では自由奔放にロックな歌声で聴き手を楽しませてくれる。
最初は派手さに驚くが、聴きすすめると、このバンドの持つインテリジェンスな面が随所に設けられており、前作では押さえたロックな独創性をよりいっそう剥き出しにしてきた。
イマイチ、日本では人気の
…続き
BLUE OYSTER CULT-Fire of Unknown Origin ★★★ (2010-12-28 04:02:09)
若かりし頃に聴かされた時は「こんシャカシャカした音を聞かせるな」友人に怒ったものでした。
血気盛んな自身が恥かしいですね。良く出来たアレンジが絶妙はポップサウンドと哀愁のメロディの数々に魅了されます。派手さより堅実さは彼らの専売特許、流石はブルーオイスターカルトと言いたくなりますね。浮遊感を感じさせるボーカルハーモニー、流麗なフレーズを奏でるギター、このサウンドを支えるキーボードのプレイと聴き所が多いです。派手なメタルサウンドや分かり易さではない、味わい深さがここには有りますね。この渋さが分かる歳になったんだと思わせる。シミジミと楽しませてくれる名盤です。
BLUE OYSTER CULT-Fire of Unknown Origin-Burnin' for You ★★★ (2008-04-21 13:13:54)
哀愁のあるフレーズをポップに仕上げた名曲です
独特のリズムプレイがらしさを感じさせてくれます
BLUE OYSTER CULT-Fire of Unknown Origin-Fire of Unknown Origin ★★★ (2010-12-28 04:03:40)
派手さはないが堅実なプレイが印象的な
妖しげな魅力溢れる名曲ですね
BLUE OYSTER CULT-Fire of Unknown Origin-Joan Crawford ★★★ (2008-04-21 13:08:28)
狂おしいまでに劇的なピアノのフレーズに導かれ始まる一代ドラマ 一筋縄ではいかないアレンジセンスとオカルトな世界観を見事に昇華させた名曲です
BLUE OYSTER CULT-Ghost Stories ★★ (2024-05-02 18:07:47)
前作はとてつもない強烈なインパクトを残してシーンにBOC健在をアピールした。衰えていかなった創作意欲。昔の名前だけで飯を喰わない現役バンドとしての気概に胸が打たれました。らしさと新機軸を打ち出した先行公開された曲も素晴らしい内容。アルバート・ブーチャードがPVに映り込む姿、コロナ渦ながら彼らは見事にBOCの刻印を押した。
そういう流れがあったとは言え、今作までのインターバルの短さに驚いたが、蓋を開けると内情はMirrorsからRevolution By Nightのアウトトラックを収録したというお話。なるほど、シーンに埋もれ亡霊と化した楽曲を蘇らせる、それは、彼らの足跡を知らしめる一因でもある、そういう意味で見るとアルバムタイトル、GHOST STORIESの味も変ってくるのだが、正直、先行公開された曲から発せられた、当時のパッケージを封じ込め現代に蘇らせた手法、その古めか
…続き
BLUE OYSTER CULT-Heaven Forbid ★★ (2007-08-07 05:38:00)
当時の音楽シーンの流れを彼らなりに取り入れ、らしさを失わない復活作となっています。それは①②③の流れに現れていると思う。良質なメロディと重さと怪しさを兼ね備えた好盤ですね。チャック・バーギのドラムプレイは実に素晴らしい やはりHRはドラムが要だね
BLUE OYSTER CULT-Heaven Forbid-Cold Gray Light of Dawn ★★ (2008-04-21 12:44:08)
味のあるボーカル、渋いギターフレーズ、力強い躍動感
派手さはないものの味わい深いミドルナンバー
アルバム単位で今でも引っ張りだしてよく聴きますよ
BLUE OYSTER CULT-Heaven Forbid-Harvest Moon ★★★ (2007-08-07 05:49:20)
甘いメロディラインが印象的な名曲です
中盤劇的に盛り上がるところもスリルがあって良い
派手さは無いもののツボを押さえたプレイが実に心地よい
BLUE OYSTER CULT-Heaven Forbid-Live for Me ★★★ (2008-04-14 05:03:33)
哀愁のあるメロディをしっとりと歌っています
この切ない雰囲気の中に都会的な洗練されたニヒリズムが
彼らの魅力なのでしょう。派手さは無いもののツボを押さえた
プレイが耳を惹きます。今作のなかでは初期の臭いがするナンバーですね
BLUE OYSTER CULT-Heaven Forbid-Power Underneath Dispair ★★★ (2008-04-21 12:35:28)
ヘヴィでタフネスなガッツ溢れる疾走ナンバー
メロウな抒情性も感じさせてくれているところがらしさなのかな?
BLUE OYSTER CULT-Heaven Forbid-See You in Black ★★★ (2007-08-08 09:44:47)
グイグイと躍動感溢れるリズムとモダンな魅力がカッコイイ名曲です 詩の内容もクール「喪服姿のお前が見たい」だもんねぇ
BLUE OYSTER CULT-Heaven Forbid-Still Burnin' ★★ (2008-04-14 05:07:36)
退廃的なムードの漂うHM/HRナンバー
浮遊感のある唄がより妖しげなムードに拍車をかけます
BLUE OYSTER CULT-Heaven Forbid-X-Ray Eyes ★★ (2008-04-21 12:39:57)
浮遊感のある唄がほのかに哀愁を伴いポップ感を残しつつ甘いフレーズを歌い上げています
グッときますねぇ
BLUE OYSTER CULT-Imaginos ★★★ (2020-11-15 18:49:01)
今となっては、古くからあったアイデアをアルバート・ブーチャードが暖め過ぎて機を逃した為にお蔵に成りかけたマテリアルをBOCの名の下に復活させたと言う裏話もあるコンセプト作。
そのもとはサンディ・パールマンのアイデアなのだが、バンドに見切りをつけ勝負を賭けたアルバート、1984年には完成していたアルバム。しかしL.Aバブルを目前としていた時代に、こういった玄人好みのサウンドに二の足を踏むコロンビアレコードの判断もあり、お蔵入りとなった。
そこに実質、解散状態にあったBOCの復活劇に結びつけるには丁度良い素材でしょう。古くからあるアイデアだけに、妙な色気はない、むしろ全盛の音源と比較しても遜色のないクオリティを誇示しており、BOCの名の下にリリースされるべき一枚へと仕上がっています。
どこまでアルバートが仕上げたものに、後から来たメンバーが関与したかは分からないが、けしてア
…続き
MyPage