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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) 1351-1400
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BARREN CROSS-Rock for the King
BARREN CROSS-Rock for the King-Dying Day
BATHORY-Bathory
BATHSHEBA-Servus
BATON ROUGE-Lights Out on the Playground
BATON ROUGE-Lights Out on the Playground-Slave to the Rhythm
BATON ROUGE-Lights Out on the Playground-Tokyo Time
BATON ROUGE-Shake Your Soul
BATTALION
BATTALION
BATTALION-The Fight for Metal
BATTALION-Underdogs
BATTLE BEAST-Steel-Enter the Metal World
BATTLE BRATT-Battle Bratt
BATTLE BRATT-Battle Bratt-Heat of the Night
BATTLE BRATT-Battle Bratt-Winds of Change
BATTLEAXE-Burn This Town
BATTLEFIELD-We Come to Fight
BB STEAL-On the Edge
BEAST IN BLACK-From Hell with Love-Die by the Blade
BEAST IN BLACK-From Hell with Love-From Hell with Love
BEAST IN BLACK-From Hell with Love-Sweet True Lies
BEDEMON-Child of Darkness: From the Original Master Tapes
BELINDA CARLISLE-Heaven on Earth-Heaven Is a Place on Earth
BELLA BESTIA-Bella Bestia
BELLADONNA-Belladonna
BENEATH THE SURFACE-Race the Night
BENEDICTUM-Uncreation
BENJAMIN ORR-The Lace-Stay the Night
BERGGREN KERSLAKE BAND-The Sun Has Gone Hazy
BERNIE MARSDEN'S ALASKA-Heart of the Storm
BERNIE MARSDEN'S ALASKA-The Pack
BERNIE MARSDEN'S ALASKA-The Pack-S.O.S.
BERNIE MARSDEN-And about time too
BERNIE MARSDEN-Look at me now
BERNIE SHAW-Too Much Information
BERNIE TORMé-Turn Out the Lights
BETRAYEL-Death Shall Overcome
BETSY-Betsy
BEWARP-Funk'd Rapt'd Trash'd
BEYOND THE BLACK-Lost in Forever
BEYOND THE BLACK-Songs of Love and Death
BIFF BYFORD-School Of Hard Knocks
BIFF BYFORD-School Of Hard Knocks-Me and You
BIFF BYFORD-School Of Hard Knocks-Scarborough Fair
BIG GUNS-ON DAGEROUS GROUND
BILLIONAIRE BOYS CLUB-Something Wicked Comes
BILLY IDOL-Rebel Yell-Rebel Yell
BILLY IDOL-Speed (original Sound Track)-Speed
BITCH-Be My Slave

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BARREN CROSS-Rock for the King ★★★ (2018-07-15 02:40:10)

カルフォルニア産クリスチャンHM/HRバンドの記念すべき1st。1990年に再発されたMedusa Records盤にはライブ音源が6曲追加されたものもあります。ちなみに国内盤もあるそうですが見た事無いので詳細が分からん。

英語がサッパリなので歌詞の世界観は分かりませんが曲だけ聴けば、このバンドがクリスチャンメタルとは思えない。バッキバキの正統派US産メロディックパワーメタルサウンドを披露。本当にゴリゴリの王道を闊歩する姿にクリスチャンメタルってのはAOR系のバンドが大半なんだろうという認識を覆される事になりました。

ブルース・デッキンソンから影響を受けたシンガーの歌い回しもドハマりの拘った展開のメタルサウンド、シャープに切れ込んでくるギター、バッキバキのベースとパワフルなドラミング、それらがガッチリとハマった時のスケールの大きさには可能性を大いに感じさせます
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BARREN CROSS-Rock for the King-Dying Day ★★★ (2018-07-15 02:43:12)

オープニングを飾るシャープな疾走ナンバー
メロディックなサビメロなど一発で耳に残るリフレインも用意
彼らと言えばこの曲を上げるマニアも多い

BATHORY-Bathory ★★ (2015-10-08 05:58:29)

アンダーグラウンドの帝王として、その名を欲しいままにした一人ブラックメタルと言われた男クォーソン、その歴史を語る上で外す事の出来ない1st。バンド名ににも由来する、拷問器具「鋼鉄の処女」を作り、ハンガリーの王女エリゼベート・バートリ(美貌を保つため処女の血を貯めたお風呂に入る等、残忍な行為を繰り返し多くの人間を殺した究極のサディスト、召使いを虐待&せっかん死させる逸話などゾッとするし、一ミリも共感出来ない鬼だな。その残忍性は西太后にも負けない稀代の悪女でしょう)その恐るべし世界観を表すかのような、禍々しいノイズの嵐が聴き手の感性を逆なでします。まさにヴェノムを下敷きにセルティックフロストなどにも通ずる迫力と凄みをもっており、万人に受け入れられるスタイルではありませんが、そのサタニカル溢れる音楽性はカルト性と供に多くのマニアを奮い立たせるクオリティを持っておりました。今作に限らず、音質は良
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BATHSHEBA-Servus ★★★ (2020-04-08 19:11:44)

Serpentcultのシンガーだったミッシェル・ノコン擁するベルギー産ドゥームバンドが2017年にリリースした1st。このバンド2014年にはデモを世に出しており、彼らが母体のような形になるのか?掛け持ちだったのか分からないがDeath Penaltyでの活動もあったりと少々入り組んでいるが、音楽性はこちらの方が断然、どんより系の遅重ドゥームサウンドを披露。重くのしかかる悪意まみれの激音と、浮遊する神秘性、その相反する音楽性が交わる瞬間に、この手のバンドのカタルシスの開放となるのだろうが、とにかく彼女の歌声が他のグループの差別化を図っている。ある意味ではゴシック系のも通ずる清廉性のある声なのだが、この暗黒面をフィーチャーしたおどろおどろ系では、彼女が浮遊霊の如くゆらゆらと揺らめいており、その二度と会えない儚さと、神秘性を高める存在感が肝だろう。時には淫靡なサキュバスのように男どもの精を
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BATON ROUGE-Lights Out on the Playground ★★★ (2021-10-25 13:10:12)

90年代というシーンの変遷に巻き込まれ、自分自身も当時の嫌な記憶を消し去っているところがあります。今作もリリース時は、熱心に聴かなかったので、昨今のサブスクリプションサービスのおかげで、消し去った空白の期間を埋めております。いやぁ本当に便利な世の中になったなねぇ。日本じゃ手に入らないマイナー系は勿論だが、購入に躊躇するようなバンドを気安く聴き再考する機会があるのは、何よりも嬉しい限りです。
前作とは打って変わりブルージーな要素を増量、アメリカン度は上がったがコーワスワークなどメロディアスさも忘れてはおらず、現代のシーンを通り抜けてきた耳には何の違和感もなく届くでしょうね。本格派のバンドサウンドは成熟度もあげ、ケリー・キーリングのちょいハスキーな声にはぴったりとハマるでしょうね。とくにギターリフがクールでかっこいいエネルギッシュなオープニングナンバーは珠玉の出来映えを誇り完全に掴んで
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BATON ROUGE-Lights Out on the Playground-Slave to the Rhythm ★★★ (2021-10-24 13:11:29)

かっこいいねぇ
今でもノリノリで聴いていますよ
この時代のバンドと最近は向きある機会が増えています
プチブーム到来なので尚更ノリノリです
ハードエッジなギターは弾き出すご機嫌なリフ
洗練度とアメリカンなブルージー感が絶妙に絡み淡泊になりすぎない男臭さがある
でも野暮ったさなんてものは微塵もない
いい時代のメジャーなサウンドですねぇ

BATON ROUGE-Lights Out on the Playground-Tokyo Time ★★★ (2021-10-25 13:14:10)

ジャック・ポンティ~と叫びたくなります
こういうコーワスワークとサビメロの盛って生き方にジャックの味付けを感じますねぇ
ボンジョヴィぽいのもパクりではありません
彼はブレインの一人だったのです
何度聴いてもエエわ
ワタクシを1991年に連れ戻してくれます

BATON ROUGE-Shake Your Soul ★★★ (2018-12-18 16:11:37)

プロデュースのみならず楽曲制作にも大きく関わっているジャック・ポンティ。そのかいあってかフックに富んだ哀愁のメロディと纏ったサビメロ&コーラスワークが随所に張り巡らされ、熱を帯びた本格派のハードサウンドとの相性も上々で、クールでね熱情が激しく燃えがあるという抜群の相乗効果を生み出している。
タイトで堅実な演奏はライブで培ったもの、新人でも既に貫禄する漂っているのだからね、アメリカのバンドは本当にレベルが高いよ。
90年代を意識してるから当然、華やかで能天気とはいかない、だから軽薄さもなく豪快だが細部に渡り構成された楽曲の質は高いのだ。
しかし残念ながら本国でも時流の流れもあり売れず、日本でも酒井康氏の点数の割に辛辣な意見に引っ張られ、多くのアメリカンロックマニアからも支持を受けられず話題に上る事はなかった。本当に残念である。こういう質の高いバンドにであると出会うと、運も
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BATTALION (2014-06-12 20:59:54)

2001年にスイスにて結成されたバンドです。2006年に正統派スタイルの1stリリース、2010年には音楽性もスラッシュメタルに変貌し2ndリリース。その後ギターのCyril Etzenspergerさんが自殺、訃報を乗り越え2012年に3rdをリリースしていますね。3rdは未聴なんですがどのような方向性に進んだか気になる有望株です。ちなみに1stと2ndのアルバムジャケットが同じものなんで驚かないでください。この辺がマイナーメタルの悲しい性ですね。

BATTALION (2014-06-13 14:39:15)

N.A.ROCKSさん、どうもありがとうございます。AVGUSTの2nd聴いてみたいですね。1stを持っているなら相当の猛者ですね、あのジャケットを見たらビビりますよ。僕にはたまりませんが(笑)フレンチはADXを一枚もっております。そっちは未開でしたね。ロシアンメタルはきっとまだ見ぬ盟友が沢山いるのでしょうが言語もさっぱりわからないし、流通も絶望的、ARIAの旧作はもう手に入らないのでは?かの有名なiTunesでもありませんでしたからね。ARIA以前に特色のつけがたい普通のメタルでは昨今厳しい状況を迎えています。N.A.ROCKSさんにはフレンチメタルのなんたるかを知らしめて頂ければサイトも盛り上がるかも知れませんね。BATTALIONのコメント意識しすぎて盛りすぎたコメントになりました(笑)

BATTALION-The Fight for Metal ★★ (2014-06-13 13:49:45)

2006年リリースの1st。ガッツ溢れる剛直なHM/HRサウンドを披露、ジューダス・プリーストの影響も大ですが、荒削りな面はあるもののスピーディーなパワーメタルからスローバラードも用意、さらにはパンチの効いたエネルギッシュなミドルナンバーも迫力がありバラエティに富んだ内容となっています。ツインギターによる切れ味鋭いリフから繰り出される楽曲は実に真っ当な正統派メタルだしポップでキャッチーさも兼ね備えた80年代風のサウンドを下地に欧州らしい哀愁が見え隠れしているのも見逃せません。NWOBHM風の叙情派HM/HRナンバーの③⑥⑧もイイですが、ガッツィーな④、繊細なバラード⑤、スピード命な①など多様性を孕んだ快活なメタルらしい楽曲が収録されております。まぁ過去の焼き回し的だしB級ドぐされメタルマニアご用達のマイナーサウンドなんですが、個人的にはボーカル兼リードギターのSilvan Etzensp
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BATTALION-Underdogs ★★★ (2014-06-13 14:25:09)

2010年リリースの2nd。予算のなさからくるのか?これが本当の1stとしての位置づけなんでしょうか?どういうわけか、1stと同じジャケットでリリースという不可解な面に不安も覚えました。そこにきて音楽性もガラリと変わり正統派寄りのHM/HRサウンドからスラッシュメタル寄りのパワーメタルへと変貌(1stでもスラッシュ寄りのリフは聴けていましたが)オープニングのタイトルが「Thrash Maniacs」だもんね。気合いの入り方も伺えますが驚きましたね。②は1stにも収録された楽曲でタイトなリズムとエッジの効いたギターが実に心地よいナンバーですが(どっかで聴いたことあるような)どうなんやねんと言う不安がまた頭をよぎります。ですが③以降はツインギターを活かしたスピード感に溢れた楽曲が収録され、クランチーなリフワークは勿論、展開も魅力的だしスリルのあるソロも見事だ。徹底したメタル精神が精悍さを増し
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BATTLE BEAST-Steel-Enter the Metal World ★★ (2020-10-13 14:39:00)

ノリの良いロックアンセムです
キーボードがバリバリ効いていますよ

BATTLE BRATT-Battle Bratt ★★★ (2019-01-23 15:05:09)

珍品ジャケット100選があるのなら間違いなくノミネートされるだろう。二代目麻宮サキ鉄仮面女子の淡いロマンスと名付けたい。夏休みなの宿題だ。自分の彼女がこの程度の画力でドヤ顔してきたら、ハズキルーペの舘ひろし並の優しい声で『この絵好きだなぁ』と応えるしかありません。

音楽性としては、シンガーの歌い回しも含めQueensrÿcheを彷彿とさせるものであり、US産のバンドなのでシャープで都会的だ。それだけにQueensrÿcheとの親和性は高く、本家のようなプログレ臭は難解すぎるなぁと思う方には、こちらの方がストレートにメタルしているので聴きやすいでしょうね。メタリックな質感のギターはテクニック的にも十分、ボトムを支えるリズムプレイも、これまたガチガチのメタルサウンドを支えるに相応しい逞しさがあります。

オリジナルは1988年にU.S. Metal Recordsか
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BATTLE BRATT-Battle Bratt-Heat of the Night ★★★ (2019-01-23 14:50:39)

ニューヨーカーなんで都会的なサウンドだ
夜に濡れる哀愁のメロディ
演奏もタイトでドラマ性を盛り立てている
シンガーもジェフ・テイトタイプなので相性は悪くない

BATTLE BRATT-Battle Bratt-Winds of Change ★★★ (2019-01-23 15:08:02)

メタリックに打ち鳴らされる重厚なオープニングナンバー
堂に入ったパフォーマンスはアルバムの幕開けに相応しい

BATTLEAXE-Burn This Town ★★★ (2016-06-02 14:58:39)

NWOBHMと言えばこれ的な一本筋の通った音がなんとも望郷をそそるマニアックなバンドの1st。NWOBHM直系の単音リフワーク、プリースト、モーターヘッド、AC/DCといったバンドからの影響も顕著な遊び心のないストレートすぎる展開、気合い入っているのに平坦な音作りがメタルな荒々しさに欠け、その魅力がいま一つ伝わりづらいとい微妙なニュアンスの一枚。無難過ぎる曲作りに終始した作風は、刺激を求める若者には厳しいと映るでしょうが、往年のNWOBHMが大好きな猛者にはたまらない一品と心に響くでしょう。また究極にダサい音かも知れませんが、英国の伝統を受け継ぎ、NWOBHMの精神性を強く反映した今作はある意味、一番メタルな音楽性なのかも知れませんね。
日本でも『Far East Metal Syndicate』から1994年に有名なジャケットのまま世界発のCD化と謳われていた記憶があり?そして2
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BATTLEFIELD-We Come to Fight ★★ (2018-12-28 09:10:35)

女性シンガー、コーネリア・エルンストを擁するツインギター編成のスピード/スラッシュ系メタルバンドのデビューEP。シングルノートでガラガラゴロゴロと勢いよく突っ込んでくるが、かなりの粗削りなあらびき団ぶりを発揮する。でもそこがクサレマイナーメタルマニアのハートに火をつける要因。レコーディング技術やテクニックなどクソ喰らえと言わんばかりに、何かをブチ破ろうと型破りなスピード感に、色んな意味で擦り傷まみれの殺傷力がある。
スピードに特化したスタイルではあるが、メロディに気を配しており、楽曲構成にも気を配っている。バランス感覚はけして悪くはない。自主製作故の脆弱な環境がポテンシャルの高さを生かしていない面はあるが、それで切り捨てるには惜しいサウンドだ。
日本でいえばメジャーデビュー前のAIONとかを思い出す、攻撃性とメロディのバランスには通ずる要素もあり、日本人的な感性でも楽しめるだ
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BB STEAL-On the Edge ★★ (2021-09-27 12:45:48)

知る人ぞ知るデフ・レパードのフォロワーバンド。そのなりきりぶりと言うのか完成度の高さに思わず笑みもこぼれます。やり過ぎだと叱るのは簡単ですが、今の時代、こういうの懐かしくないですか?と言いたい。
いそうで探せない全盛期のデフ・レパードスタイルを模倣する音楽性、本家を聴くのもいいけど、別のモンも見て見たいと思う方には絶妙な完成度でしょう。
ハンバーグの中にチーズが入った料理を発明した料理人がいるように、みんなが好きな音楽を作った嫌味のないメジャーロック。親しみやすいメロディに中に知性を封じ込めた本家にも負けない完成度を誇っていますよ。

BEAST IN BLACK-From Hell with Love-Die by the Blade ★★ (2019-02-25 10:43:32)

ノリノリのダンサンブルなナンバー
これはシングル向けにピッタリです
ジャンル不問だから売れるわなぁ

BEAST IN BLACK-From Hell with Love-From Hell with Love ★★ (2019-02-25 10:25:31)

トランスミュージックとへヴィメタルの融合
これからのメタル像を提示しているようだ
これならばジャンルの垣根を超えて色んなフェスに参加しても違和感がない
普段メタルを聴かない人が聴いても楽しめる要素も大だ
BABY METAL同様にハード&へヴィサウンドの入り口になれば良いでしょう

BEAST IN BLACK-From Hell with Love-Sweet True Lies ★★★ (2019-02-25 10:39:17)

大英青春ドラマのような楽曲ですね
伊藤かずえ、松村雄基、名古屋章、国広富之、鶴見真吾、岡田奈々、比企理恵、石井めぐみ、大沢逸美、梶芽衣子、沢向要士、下川辰平、堀ちえみ、寺泉憲、若林豪、宮川一朗太、フローレンス芳賀、竹本孝之、岩崎良美、小沢仁志、湯江健幸、相楽ハル子などなど、頭の中を走馬灯にように、かつての名シーンが思い浮かびます。
天使のアッパーカットだなぁ

BEDEMON-Child of Darkness: From the Original Master Tapes ★★★ (2016-01-20 12:36:26)

USシーンではカルト的な人気を誇り、またドゥームメタルを語る上では外せないバンドの一つペンタグラムのボビー・リーフリングなどペンタグラム人脈が脇を固めているというか同時期に活動していたらしいバンドのデモ集。所謂ドゥーム特有のローファイな音質(敢えて質を落としているのです)極悪なリフと、その酔いどれ感のあるタテノリのリズム。スローテンポな楽曲が煽るのはソワソワと落ち着かない焦燥感、ジリジリとした気分に不穏な空気も漂いますが、そこが一番の聴きどころだったりします。フィードバック奏法万歳な邪悪な雰囲気に満ち溢れた初期の作風も良いが、後半3曲では感触が随分と違い、時代の流れや音楽性の遍歴に興味を持たされます。スネアの抜けが良くなり、リフのドロドロとした情念は薄れていますが、ドゥームな血は脈々と受け継がれており、歌い手もスッキリとした印象を持たせる歌唱に変えているのも印象的で、ライトドゥームリスナ
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BELINDA CARLISLE-Heaven on Earth-Heaven Is a Place on Earth ★★★ (2014-10-01 17:15:21)

弾けるサビメロに胸キュンですね
ちゃらけた意味不明な80年代風のPVも目に浮かびます
エエ曲ですよ
キュンキュンと泣かされます

BELLA BESTIA-Bella Bestia ★★★ (2022-08-16 16:03:35)

参加メンバーの来歴や交流を考えるとスパニッシュメタルを語る上では外すことの出来ないバンドの一つ。黎明期と呼べる70年代の後半から80年代前半にかけて活発になるメタルシーン、このバンドの名前を変えようやく1984年にデビューを果たす。JP風味もあるが、このバンドはメロディを大切にしたナンバーもあったり、派手さには欠けるが堅実な作りとメタルマナーを遵守する音楽性は正統派マニアにとっては大切な領域であり、彼らはそういう意味では侵犯すること無く硬軟交えたアレンジで楽しませてくれる。
次のアルバムでは、よりメインストリーム寄りというのかグラム系に接近、SWEETのカヴァーもあったくらいである。そういう意味もあるのか、ギターの‎マノロ・アリアス‎は、Barón Rojoで活躍する弟の‎エンジェル・アリアス‎、そして今作で唄う‎トニー・クエバス‎らとNiagaraを結成するとい意味では叩き台のよ
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BELLADONNA-Belladonna ★★★ (2023-08-21 10:39:14)

ANTHRAXを解雇されたと記憶しているジョーイ・ベラドンナ。しばらく音沙汰が無かったのだが、無名の新人を引き連れ自身のバンドを結成。1995年に今作をリリースとなるのだが、個人的にはシャリシャリとしたギターの音が好きになれず、ほとんど聴くことがなくラックの底へと潜っていった。
数十年ぶりに聴いたが、やはりギターの音は苦手だが、グランジ・オルタナ全盛の時代に自分の音で勝負していた事実に驚いた。古典的なクラシックアメリカンパワーメタル/スラッシュサウンドは、過激に走る分けではないが地に足の付いたパフォーマンスで魅了。なにより、今聴いても古さを感じさせない独特の世界観を有しており、これは古典に根ざしただけでは無い、新時代を迎え撃つ気概が音に乗っていると言うことだろう。ちゃんとモダンさも取り込む、そこにベラドンナの風格のある歌声が、圧倒しているという状態が音に現れている。
とは言え
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BENEATH THE SURFACE-Race the Night ★★★ (2022-05-06 17:35:05)

知る人ぞ知る幻のNWOBHMによる1st。マイナーなレーベルからの流通の為に、幾度知られることなく埋もれてしまうのだが、これが叙情派英国HM/HRマニアならば、間違いなく心を掴まれるような良質なメロディが顔を出します。フィル・モグ風味の歌声もあるためにスピードアップしたUFOに叙情性を加味したような音楽性となるのだが、今作はライブアルバムという特性もあり、そのバンドとしての荒々しい熱気も加わり実に質の高い叙情派NWOBHMへと昇華している。
この手のバンドと言えば、プレイングマンティスあたりを引き合いにされそうですが、オリジナルリリースの1986年という時代を考えると、こちらのバンドの方が上であり、いい意味での洗練性を加えた英国流儀のサウンドは、多くのマニアにとって潤いと感動を与えるでしょう。それにしても、このバンド、どうして一枚で消えたのだろう?
ツインギター編成、キーボー
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BENEDICTUM-Uncreation ★★★ (2022-12-16 13:49:21)

正統派ヘヴィメタルの世界では知らない人はいないでしょうよと、言いたくなるほどの実力を誇る女性シンガー、ヴェロニカ・フリーマン。ディオのトリビュートバンドをやったり、THE RODSと共演して音源をリリースしたりと、そっち系との人脈も強く、今作のプロデューサーはジェフ・ピルソンである。
日本では女性であるという事は最大の売りであり、ある意味、性を販売する傾向が強い。欧米ではアイドル文化は根付かないだろう、特に恋愛禁止など完全なる人権問題だし、女性アイドルに関しては特に性差別の最たる例でしょうね。そんな文化圏のアジアだからこそ、成立する女性が不必要に色気を売り性的歓喜を行う。アメリカでもそういう時代があったが90年代に入り、そういう行為に対する拒絶が行われた。令和4年であり2022年の日本では、メディアイチオシは、どんなグループだろうか?時代遅れもやり過ぎれば深刻な病である。目先の成功
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BENJAMIN ORR-The Lace-Stay the Night ★★★ (2021-11-19 20:19:57)

大人の魅力全開です
夜の都会が似合う洗練された大人のロックサウンド
しめやかにしっとりと濡らしていきます
これぞ産業ロックでしょうかね

BERGGREN KERSLAKE BAND-The Sun Has Gone Hazy ★★★ (2020-09-21 14:37:21)

ドイツのRazorbackで唄い、アレッサンドロ・デル・ヴェッキオのプロジェクトRevolution RoadやSnakes in ParadiseにThe Company of Snakesでフロントマンを務めたスウェーデン出身のステファン・ベルグレンとリー・カースレイクの二人によるプロジェクトチーム。

曲作りではリーとステファンの二人がクレジットされているが、唄以外にもギター、キーボードにプロデュースと八面六臂の大活躍をするのはステファン。ある意味、ソロアルバム的なニュアンスが強いのだが、出している音は古めかしい古典ロックに彩られた一枚。WHITESNAKE風味満点のブルージーサウンドに、エモーショナルなステファンの歌声は似合うのは既に実証済み、彼は爽快感も持ち合わせているので、砂交じりのざらつき感を緩和さえているのは聴きやすさに繋がっているが、そこが物足りないと思う筋
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BERNIE MARSDEN'S ALASKA-Heart of the Storm ★★★ (2020-12-28 18:04:07)

WHITESNAKEから抜けたバーニー・マースデンが新たに立ち上げたバンドがコチラになります。時代は1984年、多くのバンドがアメリカへの進出を伺う時代、衰退する英国シーンに見切りをつけてとなるのだが、今作は雑誌の評価も低く日本でも話題に上ることなく消失。のちに、同じ英国勢のLIONHEARTは再考の機会を与えられたが、同じような路線のアラスカはダメだった。
端的に言えば、徹底的にブルース臭を抜いたWHITESNAKEとも取れる堅実なプレイと楽曲を用意、もっとブルージーに染め上げた方がバーニーらしいと思うが、それではレコード契約もきつかろうと推察できる。しかし、ファンが求めるものとの乖離が評価を下げたのは間違いなく、何を聴けばよいのかと言いたくなるほど、お気楽なキーボードの登場に脱力するのは間違いない。特に今の感性でいけば、キーボードの音は安売りスーパーの如き軽薄さが漂っている。
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BERNIE MARSDEN'S ALASKA-The Pack ★★ (2020-12-30 18:30:30)

前作から間髪を入れずにリリースされた印象の強い2nd。オープニングからポップセンス全開のライトな曲で幕開け、完全に振り切っているので不自然さは皆無、むしろ前作で免疫が出てきているので問題なし、今作もこっちでいくんだなぁと確信しました。少々ハードタッチの②、AOR調の軽やかな③とハードなものを好む耳では、眠くなるのですが、中盤ではバーニーに期待するブルース臭が香りだし、気分を持ち直す。クリアーな歌声のシンガーの声質にも合う、チョイ足しブルージーのオシャレサウンドで埋め尽くされている。喰い足りなさを誘発するライトロック路線。とにかく、売れることを念頭に置いたサウンド故に、聴き手を選ぶでしょう。
個人的には、オジサンになり守備範囲も広がりましたので、容易に受け入れるのですが、お金出しては行きづらいサウンドではあります(安っぽいキーボードを引っ込めたのも正解)。現在はBRONZE YEAR
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BERNIE MARSDEN'S ALASKA-The Pack-S.O.S. ★★★ (2020-12-30 18:33:10)

癖がないですね
そのクリアーさがコクを薄めているが
バーニーファンにとってはお待ちかねのブルースナンバー
三連が心地よいです

BERNIE MARSDEN-And about time too ★★★ (2018-10-25 12:53:51)

1998年にCD化された国内盤がリリース。まさかのAEVXはBareknuckle、しかもボートラ3曲追加盤です。マニアにとってはエエ仕事をしてくれたなぁとなるのですが、大して話題にならなかったように記憶している。

バーニーのソロ第一弾に相応しく豪華ゲストが客演。コージー・パウエル、サイモン・フィリップス、イアン・ペイス、ジャック・ブルース、ニール・マーレイ、ドン・エイリー、ジョン・ロードが顔をそろえることに、スリリングなインストナンバーは勿論だが、バーニーがヴォーカルと務めるバラードからジャジーなど多彩な楽曲を用意。少々ロック色は薄味かもしれないが独特のタイム感を生かしたプレイは、どれもがエモーショナルな響きを携えており、華麗に舞っている。フレーズの作り方も上手で、味のあるソロアルバムに仕上げてきた。

BERNIE MARSDEN-Look at me now ★★★ (2016-10-17 14:13:22)

ニール・マーレイ、ジョン・ロード、イアン・ペイスの白蛇人脈にコージー・パウエル、サイモン・フィリップスも参加している、英国人ミュージシャンによって仕上げられたホワイトスネイクのギタリスト、バーニー・マースデンの2ndソロ。今作の国内盤CD化をあの、AVEXのBareknuckleが手がけるとは夢にも思わなんだ。1998年と言う事で忘れ去られた感のあるバーニー先生ですが、彼の持ち味とも言えるブルージーなフレーズを随所に持ち込みつつも『HERE I GO AGAIN』の作曲者たるポップセンスも散りばめた楽曲を用意、ギタリストのソロとしては控えめではありますが、曲を聴かせたいという方向性に舵を切っており、白蛇&深紫人脈を駆使したメンバーシップから生みだされる阿吽の呼吸には視聴後の満足を約束するような安定感があり、バーニー先生のソフトだが深みのある歌唱スタイルとの相性も抜群の相乗効果を生みだして
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BERNIE SHAW-Too Much Information ★★★ (2021-01-29 08:09:28)

バーニーがかつて活動を共にしていたミュージシャン、デール・コリンズと共同クレジットで世に出したデュオアルバム。ある意味、バーニーのソロとも言えるのだが、クレジットはBernie Shaw & Dale Collins名義になっている。
90年代の後半、プロモ的な作品をリリースしている両者、バンドのような活動をしていたらしく、今作には、その時代の音源が含まれているらしいが、見たこともない商品を検索して知ったかぶりするのはマナー違反なので止めておきます。

全8曲、40分を切るランニングタイムの心地よさ。バーニーの唄を軸に洗練された大人のロックを披露。流行り廃りとは無縁のオーセンティックな響きに酔いしれます。等身大の魅力を内包したアーバンな古典スタイルは、AOR系のスマートなサウンドを窘めるマニアならグッとくるでしょうね。
バーニーのファン層を意識した哀愁のメロディア
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BERNIE TORMé-Turn Out the Lights ★★ (2019-04-12 20:21:37)

ギャランティの関係などもありGILLANでの活動は実入りの良いものではなかったと不満も有ったギタリストのバーニー・トーメ。それ以前の活動もあり自身がリーダーとなり動き出したプロジェクトが今作になります。ソロ名義ではありますが。当初からバンドとして運営するも、バーニーのロックンロールライフも災いしたのか、メンバーを固定する事も出来ずバンド活動は暗礁に乗り上げてしまった。それ故に、イマイチ知られていないのだが、バーニーのカタログの中では一番、彼のカラーがストレートに投影された作風とも言われ、マニアの中では一番に押される事も多いと言われる一品。
しかしレコード会社であるKAMAFLAGEレコードが倒産した為に、幻の名盤となり実質、バーニーが版権を買い取り再発される1996年まで、世に埋もれていたのも大きな要因だと思う。また、リリース時の活動にも問題があったのは周知の事実だ。

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BETRAYEL-Death Shall Overcome ★★★ (2022-10-13 10:51:45)

Metal Massacre Xに『Sick or Sane?』を寄稿するも時代の煽りを受けバンドは解散、結局、デモ音源のみのリリースで消えたアメリカンスラッシャーが過去の楽曲を復活させたコンピ作がこちらになります。
完全にスラッシュ第二世代とも言うべき、スラッシュメタルからの影響を受けたスラッシュメタルです。初期型のメタリカ、エクソダス、スレイヤー、アンスラックス、デスエンジェル、オーバーキルと言ったバンドの顔が見えてくる音楽性、その先人達からの影響を素直に落とし込んだサウンドは、正にオールドスクール一直線、ダークでイーブルなテイストは禍々しい瘴気に犯されており、毒素に浸食されたスラッシュサウンドで聴き手を魅了するでしょうね。
こんなもん聴くくらいならば、俺は有名バンドのスラッシュメタルを聞き直すよと言われたら反論はしませんが、はやり、狭い協議の中でも新しいモノを見つけた、
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BETSY-Betsy ★★ (2017-01-14 12:45:32)

BITCHと言う名のリードシンガーである、ベッツィ・ビッチ嬢。少々やらされてる感の強い厳つ目の衣装から一転、今作では装いも新たにスタイリッシュに変貌、音楽性もパワフルなHM/HR色を押さえ、ヘヴィで大らかなグルーブを基調としつつもメロディックなアメリカンロックスタイルへと変換。BITCH時代とメンバーは変わらずもバンド名をベッツィの方に変更とマイナーチェンジしております。確かに感触はソフトになりましたが根幹にあるハードなメタルスピリットは失われておらず、彼女の下地のしっかりとしたパワフルヴォイスは健在とL.A風のHM/HRが好きな方なら概ね楽しんでいただけるでょう。個人的には力負けしない歌声だけど、どうしても一本調子に聞こえるのが気に掛りますね。

BEWARP-Funk'd Rapt'd Trash'd ★★★ (2018-10-17 13:20:43)

凄腕ギタリスト、ディック・ビワープ率いるバンドが1992年にリリースした記念すべき1st。世界中を席巻するアメリカンバブルは北欧はスウェーデンの地までも飛び火、音だけ聴けば完全にファンクロック路線のハードサウンドです。
でも隠せないお国柄とも言えるメロディセンスがチョイチョイ絡んでくるのがミソ。全般的にどこかで聴いた事のあるような楽曲がチラホラ顔を出すのはご愛嬌として、ここは頭を空っぽに、北欧産のパーティーロックを楽しんで欲しい。
勝手に身体が動き出すようなノリの良いグルーブをビートをたたき出すリズム隊の華やかさ、スウィープにタッピングとテクニカルなソロは派手さを極めており、時折楽曲に似合わないほどフラッシーなプレイもある。流石はリーダーと言いたくなるのだが、なんとも奇妙な取り合わせだ。とにかくギターは巧者で、キーボードをフィーチャーしている為、ボリュームは抑え気味だがバッキ
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BEYOND THE BLACK-Lost in Forever ★★★ (2017-12-02 14:05:50)

ルックスのみならず卓越した技術を持ち合わせる新進気鋭の女性シンガー、ジェニファー・ハーベン率いるバンドの2nd。前作同様、耽美的だが壮麗で瑞々しいメロディをシンフォニックに味付けしたドラマティックなバンドサウンドを披露。これぞゴシックメタルだと言わんばかりの退廃的ムードに、欧州由来の泣きのメロディを配した力強いメタルサウンドに乗せ、ジェニファーが癒しのウイスパーヴォイスで応戦するという手法は、前作よりもメリハリと抑揚とつける事によって聴きやすさも倍増と、その剛柔のバランス感覚を高めた事によって、ターゲットをより明確に見据えることに成功。間口を逆に広げる事になっている点も見逃せませんね。個人的には今風のメジャー感が増したことで、逆に好みとは外れる形にはなったのだが、この手のゴシックメタルが好きな人なら、無視できないクオリティは誇っていると思いますよ。
特にジェニファーの歌声は前作以上
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BEYOND THE BLACK-Songs of Love and Death ★★★ (2017-12-01 12:57:17)

麗しの女性シンガー、ジェニファー・ハーベンを中心として結成されたドイツ産ゴシカルHM/HRバンドの記念すべきデビュー作。多彩なゲスト参加に、プロデュースにサシャ・ピートが絡んだりと、レーベルの気合いの入りように驚きますが、その期待に応えるように、フォーキーでトラディショナルな音楽とダイナミックなロックサウンドの融合を、諸先輩たちの手法をお手本にガップリ四つ取り込む姿勢に、この手の音楽を愛する方なら身を出さずにはいられない熱量を放出しているでしょう。
才色兼備という言葉が当てはまるジェニファーの歌い回しも、この手のバンドにありがちな、裏声でフワフワのパヤパヤな可愛い奴じゃないので個人的にも大いに楽しめる事になりました。
壮麗なシンフォニックサウンドによる陰影を際立させたアレンジ、そこに絡む有機的な歌声、緩急をコントロールする、若いのに芸達者なバンドサウンド、ダイナミックなグルー
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BIFF BYFORD-School Of Hard Knocks ★★★ (2020-03-01 13:57:58)

早い段階から先行公開された①②を聴き、ビフ・バイフォードのソロは無理無駄のない古典ロックへの邂逅になるのかと感じていた。SAXONと言えばNWOBHMを牽引したバンドとして有名だが、正直、個人的にはSAXONサウンド=NWOBHMと思ったことはない。もっと古典的な英国産ハードブギーを下地に速度を高めたのがSAXONだと思うからです。豪快なノリはバイカーズロックなどと呼ばれ愛されましたが、かび臭い地下室サウンドとは無縁だし、あの鋭利に突き刺さるソリッド感はない、そういう意味でも、ムーブメントの立役者ではあるが、もっと大きな意味で括られるバンドだと思う。特に、NWOBHM勃発前に1stをリリース、フォーキーなナンバーからプログレ風味までの、70年代の英国勢からの影響をもろにうけた内容だった。2枚目以降ムーブメントにのり変貌したSAXON、しかし今作から感じ取れる英国流儀、その音作りには並々な
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BIFF BYFORD-School Of Hard Knocks-Me and You (2021-02-02 14:33:58)

渡米後のサクソンを思い出させるようなアメリカン志向
よもや今になって高評価を受ける時代になるとは夢にも思わなんだ

BIFF BYFORD-School Of Hard Knocks-Scarborough Fair ★★★ (2021-01-16 13:30:48)

ビフのルーツたる曲でしょうね
ロックヴァージョンに仕立て上げ感動も倍増
望郷のメロディ
そしてビフの切ない歌い回し
ベテランの味ですね
こういう曲を取り上げたからバンドでカヴァー集へと向かったのかな?

BIG GUNS-ON DAGEROUS GROUND ★★★ (2020-06-16 16:51:35)

ZEROコーポレーションからリリースされたデビュー作。リリース時が90年代の中ごろというのもあり、日本のみの契約というのが泣かせる。音楽性はメインストリームよりの大衆性を帯びたサウンド、そこに哀愁のあるメロディを織り込み、絶妙なバランス感覚を敷いている。
ロックの持つ大胆不敵な豪胆さ、親しみやすさと対等に自己主張されるハードテイスト、硬軟交えた聴かせ方の上手さにZERO印を感じるが、やや真面目過ぎるきらいがあるのが気になるところ。贅沢な不満なので、これは嗜好の問題。堅実なプレイに裏打ちされた無難な曲作りも功を奏し、この時代に多くの人が渇望していた、古き良き時代のメインストリーム風メロディアスロックサウンドを披露している。スリルと引き換えに手にした安定感、その統率された普遍的スタイルに惹き寄せられますね。

BILLIONAIRE BOYS CLUB-Something Wicked Comes ★★★ (2019-12-10 22:28:06)

天才ギタリスト、ウルフ・ホフマンの影に隠れていたヨルグ・フィッシャーと、稀代の名ヴォーカル、マーク・ボールズらが加わり結成されたバンドのデビュー作。ドラムはアンダース・ヨハンソン、ベースにマルセル・ヤコブとインギー関連の北欧勢も加わるが、マルセルが途中で抜けた為にパー・スタディンらが穴埋めを行い完成したみたいな記憶があります。

参加メンバーのバックボーンを考えると、かなりメジャー志向のサウンドを攻めており、マイナー調の北欧スタイルやジャーマン仕込とは違う、アメリカンな様相も感じさせる無国籍サウンドを披露。多種多様な音楽性は、マークの力強いハイトーンが冴えわたっており、どの曲でも強烈な存在感を発揮している。ヨルグも確かにメインとしては弱いかも知れないが、ACCEPTで鍛え抜かれたギターワークは、こういうワールドワイド志向の中では癖がない分、逆にハマっていると思えるのは重要なの
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BILLY IDOL-Rebel Yell-Rebel Yell ★★★ (2017-12-12 14:20:51)

マット・シナーなどメタル系アーティストも取り上げる事のある
ビリー・アイドルの代表曲
かつて坂上忍がミッドナイトダンスだったかな?そんなタイトルでカヴァーしてました
キーボード主体のポップなニューウェーブサウンドなのだが
ギターのハードさが絶妙に絡む
そしてビリーの悪っぽい歌い方も絶妙だ
この一曲だけは無性に聴きたくなりますね

BILLY IDOL-Speed (original Sound Track)-Speed ★★★ (2017-12-12 14:26:24)

ビリー・アイドルの曲の中で最もハードな部類に入る曲なのかな?
映画の主題歌なのですが
クールなビリーの歌い回しがピッタリと楽曲にあっています
スパイスの効いたハードなギターサウンドがカッコいい
映画のイメージにも良く合いますね

BITCH-Be My Slave ★★★ (2015-10-09 13:42:21)

ビッチ・ベッツィ嬢がフロントを務めるカルフォルニア出身の正統派HM/HR4人組による1st。彼女のパワフルな歌声を軸にガッツ溢れる豪快なサウンドを披露、細かい事は気にしないワカチコワカチコな力技で押し切るスタイルは実にクールだし、このドタバタとけたたましいサウンドはまさにUS産ならでは、レーベルもメタル・ブレイドとお膳立ては揃っていますね。この無愛想な正統派サウンドは好きモノにはたまらないが、苦手な人には少々煩雑とした音として耳触りになるのですが、そこが評価の分かれ目でしょう。それにベッツィ嬢も下手ではないが表情に変わりのない歌唱スタイルなので、聴き進むにつれて気になる、でもそれらを補うだけの曲が用意されているのでマニアにはたまらんものがあるでしょう。聴き手を選びますが昨今の女性をフロントに置き、少々女を前に出し過ぎている、そんな事に疑問を感じる方は、このようなバンドに触れて欲しいですね
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