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TYSONDOG-Beware of the Dog ★★★ (2019-03-17 17:02:59)
英国はニューキャッスルを中心に活動していたNWOBHMバンドが1984年にリリースした1st。オープニングから切れ味鋭い疾走ナンバーで幕開け、妖しげなメロディが激しく切れ込んでくる様に悶絶。その過激さはプレスラッシュといった迫力があり、早々にグイッとスピーカーに齧りつきそうになるくらい前かがみにさせられます。
どこか煮え切らないが哀愁を帯びたメロディがクールなのにグツグツと沸騰していたり、シャープなのにドンヨリ系のリフなど英国風味満点。これほどの名盤が何故、当時話題にならなかったのか不思議なのだが、雑誌のフォローがなかったというのが一番大きいのだろう。時期的に下火になったNWOBHM、もしこの作品のリリースが2年早ければ、このバンドの価値や歴史は大いに変わっていたろう、攻撃的なドラミングの破壊力たるやね。またレーベルたるNEATのブン投げ仕事がロクなフォローもせずにほったらかしのせ
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TYSONDOG-Crimes of Insanity ★★★ (2019-11-06 16:42:21)
遅れてきたNWOBHMと呼ばれる1986年リリースの2nd。鋭角的に切り込まれるリフワーク、ド派手に打ち鳴らされる攻撃的なリズム、元気一発のコーラスワーク、そして過激な演奏に負けない熱を帯びたクールヴォイス、このプレスラッシュと呼べるスピーディーかつメロディのある楽曲は、まさにNWOBHMの流れを明確に受け継いだものだろう。NEAT謹製の不明瞭な音質が、なにもかもをブチ壊している感はあるのだが、その生々しい粗さが聞き様によっては、過激さを倍増していると取れなくもないのがポイントだろう。
レーベルの性質を理解している身としては不満はもはやないのだが、初見の方は相当驚くでしょうね(このバンドに限らずね)前作から比べると、落ち着きを払ったヘヴィネス路線も増え、全てにおいて成長の跡も見受けられる、それだけに今作を残して解散したのは残念で仕方がないのだが、英国の憂いを纏ったパワフルサウンドを
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TYTAN-Justice: Served! ★★ (2019-12-09 18:54:10)
Angel Witchのベースだった、ケヴィン・リドルスがドラムにJPのレス・ビンクスにカル・スワンらを加え活動していた事で知られる伝説のNWOBHMバンドの復活作。特に局地的に日本で人気があったのは、カル・スワンがいたからだろうが、そんな人気にあやからなくとも幻と謳われた1stは魅力的な作品だった。
今作にカル・スワンの名前は無いが、プロデューサーにクリス・タンガリーディスを迎え、往年の空気を纏ったリアルNWOBHMサウンドを披露している。愛想など良くなくとも、裏切りのない伝統的英国スタイルの継承。好きモノにはたまらないとなるのでしょうが、歌い手のパフォーマンスに不満を感じるマニアも多いでしょうね。過去の復刻盤であれば、こんなものと受け止めるのですが、新たなる門出となるともう少し表現力のある歌い手を所望したくなるのが、マニアの性と言うモノですが、これは趣味嗜好の問題ですので、前作
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TYTAN-Rough Justice ★★ (2008-10-19 14:40:00)
叙情的なメロディと英国らしい威厳に満ちたサウンドが魅力のTYTANが残した唯一のアルバム。2004年にメジャー流通された時は本当に嬉しかったですね
湿り気たっぷり憂いを帯びた歌唱を聴かせるカル・スワンのベストパフォーマンスを堪能出来る作品でもありますね。NWOBHMの流れを組むドライブ感のあるサウンドが懐かしくもあり伝統的な英国産HM/HRの精神性を継承する姿に焦がれます
古典的なスタイルに興味のある方は是非とも試して貰いたい作品ですね
TYTAN-Rough Justice-Blind Men & Fools ★★★ (2008-10-19 15:01:13)
荘厳なイントロと美しいコーラスに導かれ始まるアルバムのオープニングナンバーにて今作のハイライト
転調してからテンポアップする所がいいねぇ
TYTAN-Rough Justice-Cold Bitch ★★ (2008-10-19 14:55:37)
ハードにドライブする英国産HM/HRナンバー
地味だが好きですね
TYTAN-Rough Justice-Far Cry ★★★ (2008-10-19 14:47:22)
湿り気を帯びた叙情的なメロディが耳を惹く哀愁の疾走ナンバー
TYTAN-Rough Justice-Forever Gone ★★★ (2008-10-19 14:52:33)
高速回転するギターリフが好きですね
メロディアスな歌メロもカル・スワンの憂いを帯びた喉と相俟って極上の泣きを発散する
この曲も全篇にわたり英国的な魅力に満ち溢れている
TYTAN-Rough Justice-Money for Love ★★★ (2008-10-19 14:58:40)
叙情味溢れる哀愁のあるミドルナンバー
メロディアスな唄メロがいいですね
TYTAN-Rough Justice-Rude Awakening ★★ (2008-10-19 14:44:58)
暗く湿った英国らしいミドルナンバー
TYTAN-Rough Justice-Sadman ★★ (2008-10-19 14:49:30)
英国的な伝統すら感じさせます重く暗いヘヴィバラード
ファルセットのパートの可憐さとミステリアスさが絶妙
TZIMANI-I Feel Fine ★★★ (2024-11-17 17:13:31)
エディとセバスチャンのバスケス兄弟によるメタルプロジェクト。ドラムを担当するセバスチャン以外のパートはエディが担う方式ですね。ありがちなメタルプロジェクト。もはやテクノロジーの発達は目まぐるしい進化を遂げており、以前よりもズッと楽に録音することが可能。そういうテクノロジーの恩恵があるからこそ、お金も掛けずに簡単にレコーディングができて、才能さえあれば容易に作品をリリースすることが可能。現在は配信のみというのも現代らしい。
アイアンメイデンを初めにメタルの聖典に則ったマナーはまさにNWOTHMというスタイルそのもの、先人達の足跡を見定め古典サウンドを思いっきり踏み鳴らしている。なので、○○に似ているや、まるで○○だなどと、類似性をあげつらい、得意げになる自意識過剰な、いかにもライナーノーツ読み込んでいますなメディア論者は出入り禁止。
こういう古典を楽しみ作法を知
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Takashi-Kamikaze Killers ★★★ (2016-03-26 15:33:13)
NY出身の5人組によるEPが今年に入り復刻、元は4曲入りでしたがCD化に伴い、あのMausoleum Recordsからリリースされたオムニバス『Metal over America』から2曲プラスにデモ2曲追加の8曲入りで2016年2月にリリース。ずっと忘れていたバンドだったのですが、今から4~5年前に懇意にいしていた貴重なメタル仲間から『タカハシ復活したぞ』と一報が入る興奮しすぎてタカシをタカハシと言い間違えるくらいのビックニュースなのかは分かりませんがドエラいテンションが高かった事を思い出します。そして何の復活だったのか?今持って知る由もないのですが、数年後こうしてこの作品がよもや世に出るとは…共有できるツールが増えた副産物の成せる技なのか恐ろしい時代になったなぁと感慨深いものがありますね。誰も知らんし誰が買うねんである。復刻に合わせ久しぶりにオムニバスを引っ張り出し『Kill O
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Take What You Can ★★★ (2010-06-27 23:03:05)
アルバムのハイライト的ナンバー
情熱的な演者のプレイに引き寄せられます
ドッケンプロデュースならではかな
雑誌の厳しいレビューもお構いなし好きですね
Tantrum-Trenton City Murders ★★★ (2022-11-16 15:05:19)
1986年に4曲入のEPをリリースして消えた幻のUS産正統派メタルバンド。今作は2016年にあのCult Metal Classics Recordsからデモ音源やライブ音源など未発表曲も大量に追加されてリリースされた一枚。オリジナルのアナログ盤が高価なレートを維持していただけに、この復刻はマニアにとってはありがたい出来事でしたね。
鐘の音が裏で鳴るオープニングナンバーが示すようにダークでメタリックなサウンドを主体としたガチンコ正統派メタルを展開、一切、媚びへつらう事の無いサウンドは、本来のアメリカンメタルとはこうだったんだよと言いたげなスタンスを見せつけています。
時代はメタルバブルに沸き起こる1986年です、受け皿なきシーンもさることながら弱小レーベルでは太刀打ちなど不可能でしょう。
メロディアスでダークなメタルが好きな方ならば大いに楽しめるでしょう。また、
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Temple Balls-Traded Dreams ★★★ (2018-02-17 15:11:10)
フィンランドの若手4人組による記念すべき1st。いろんなところで語られていますが、ハノイロックスやガンズ、モトリー、スキッドロウなどのワイルド系のロックサウンドを下地に、いかにも北欧らしい糖度の高い甘美なメロディが優美に彩る、活きの良さが満載。どの曲もシングルカットされてもおかしくない快活さに、思わず身体が勝手に動き出すのですが、80年代のメタルを堪能した人には懐かしくもあり、今の若い人にとっては逆に新鮮な響きになるのでしょうかね。
ポップでキャッチーさも豊かだが、ギターオリエンテッドな作風に終始しているので、歯ごたえは十分にありますよ。
それにしても、ここ数年のリバイバルブームには本当に驚かされる。この音が2017年の年末にメジャーレーベルからリリースされるんだからね。しかも北欧でしょ。一頃はメディアから伝わる情報は皆、メロデスばかりだったからね。
勝手に亡き
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The Evil That Men Do ★★★ (2008-09-27 20:00:22)
スミス/ディッキンソンのペンによる哀愁のHM/HRナンバー
朗々と歌うサビが大好きです
カッコイイなぁ
The Fast Forward Music Project-Excalibur-Back to the Highlands ★★★ (2018-05-11 18:21:01)
映画『地獄の黙示録』やM.S.GのライブSEとして有名なワーグナーの『ワルキューレの騎行』
それをロック風にアレンジした一曲
歌うはジョン・ロートンですよ
悪いわけがないでしょう
澄み切った力強く伸びやかな歌声で魅了
流石です
The Fast Forward Music Project-Excalibur-Set the Wold on Fire ★★★ (2018-05-11 18:27:56)
こちらはドヴォルザークの『新世界』
歌うは我らがジョン・ロートン
彼の歌が始まってから一気にヴォルテージも上がりますよ
もうチョイロック色が強い方が好みですが
ロートンは何を歌っても上手い
The Hensley / Lawton Band-The Return ★★ (2020-11-07 15:44:52)
バンド名を見ればお分かりかと思いますが、HEEP黄金期を支えたバンドの頭脳、ケン・ヘンズレーと稀代の名シンガージョン・ロートンが再タッグ、そこにポール・ニュートンも加わり、世に出たのが今作。
名目がファンの集いですから正直、同窓会的な緩さもあるのだが、ここはノスタルジーに乗って思いっきり楽しんでもらいたい。細かいことを言わずに、楽しんだもの勝ちである。
このメンツが集まれば期待されるのはHEEPの再現となるわけですが、その期待を裏切らない選曲&プレイで魅了。
衰え知らず、ロートンのクリアーで伸びやかなパワーヴォイスに酔いしれますが、やはりケンは唄を歌いたがります。そりゃ、自分のソロ時代の曲だからね、歌っていいんだよ。でもね、あれだけ歌えるロートンいるんだから、自分のパートも譲ったらと思わずにはいられません。でもそれをやるとケン・ヘンズレーでなくなりますからね。
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The Inner Sanctum ★★★ (2011-12-10 14:49:16)
2007年リリースのアルバム
雄々しいイメージを抱かせる荘厳なイントロに導かれる①を聴いた時から名盤の臭いがしました。
老いて益々盛んなパワーメタル色と伝統的な英国の色合いが高次元で昇華されている今作の凄味は続く②③で充分に味わえます、④の哀愁のあるサウンドに抱かれメタリックなブギーナンバーにらしさを感じさせられます。恐るべしサクソン!今の時代を完全にリードするような普遍のHM/HRアルバムを叩きつけてくれていますね。いやぁ初めて聞いた時の衝撃はまさにHeavy Metal Thunder だったなぁ。インストを挟んでのラストナンバーのメタリックな威厳に満ち溢れた重量感のある⑩のドラマに酔いしれますね。
The Inner Sanctum-Ashes to Ashes ★★★ (2011-12-10 15:08:24)
ビフの力強い歌声が映えますね
円熟味を迎えたバンドの新たなる黄金期をビシビシと感じます
重量感と哀愁のメロディの絡みも印象的です
凄味味わえる重厚なミドルンンバー
The Inner Sanctum-Atila the Hun ★★★ (2011-12-10 15:12:37)
アルバムの最後を飾るのに相応しい重厚な一曲です
パワー漲るアレンジと強靭なリズムプレイに悶絶です
今作の集大成とも言える強烈な曲ですね
適度なスピード感とパワー、そしてメロディの三拍子揃っています
The Inner Sanctum-Coming Nowhere Fast ★★★ (2011-12-10 15:05:56)
懐かしい時代がしますね
小気味いいギターリフもそんな感じを想起させてくれます
王道を行くミドルナンバー
The Inner Sanctum-I've Got to Rock (To Stay Alive) ★★★ (2011-12-10 15:02:11)
サクソンらしいハードなブギーナンバー
重量感のある様に圧巻
流石ですね
こういったナンバーを聴けばより
今が全盛期といいたくなりますね
The Inner Sanctum-If I Was You ★★★ (2011-12-10 15:04:14)
シングルカットされたナンバー
めちゃくちゃメタルしていますよ
キャッチーな唄メロが印象的です
80年代中期にこれ位な曲で勝負してくれたらなぁ
The Inner Sanctum-Let Me Feel Your Power ★★★ (2011-12-10 14:56:23)
荒々しいリフがかっこいいね
小手先に頼らないパワフルさが憎いね
アグレッシブなサクソン流パワーメタル
The Inner Sanctum-Need for Speed ★★★ (2011-12-10 14:54:58)
パワフルな躍動感が素晴らしい
今の若い人にも充分訴えかけるカッコよさですよ
ラストへの爆発力はハンパない
ドラムもここまでやるとはね
The Inner Sanctum-Red Star Falling ★★★ (2011-12-10 14:58:26)
ベテランならではの円熟味を迎えた
彼らにしか醸し出せない芳醇な薫りがしますね
ドラマティックなロッカバラード
The Inner Sanctum-State of Grace ★★★ (2011-12-10 14:53:04)
荘厳なイントロに導かれるアルバムのオープニングナンバー
パワフルなドラミングが冴えていますね
ビフの力強い歌声も印象的です
流石はサクソン新たなる新機軸を打ち出しましたね
こういったドラマ性の高いメロディスなナンバーを放り込んでくる姿がカッコいい
The Legacy ★★★ (2021-09-11 21:03:39)
お笑い何とか世代ならぬ、スラッシュメタル第2世代の代表として先陣を切ったデビュー作。ベイエリアスタイルとも言えるサウンドを基調に欧州風味溢れるダークなメロディを乗せながら、テクニックに裏打ちされたツインギターコンビの溌溂としたアイデアは既に他のバンドとの個性を際立たせており、そこに起伏のある性急なビートを盛り込み焦燥感を煽り聴き手を魅了、正気ではいられない興奮状態を誘発してくる。
パワーで押し切るだけではない聴かせ方の上手さ、先人たちのアイデアを自分たちの流儀の落とし込み、見事に開花させた賜物でしょう。デビュー作と言う事もあり伸びしろは十分、ツメの甘さが逆に期待値に変換出来たのは、完成度の高いサウンドを披露したからに他ならない。引っ掛かりのあるリフ、流麗なギターワーク、将来性豊かな歌い手、そしてパワフルかつリズミカルなリズム隊が一堂に会してスクラムを組み突進してくるのだからたまりま
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The Man-Ultimate Formation ★★★ (2019-07-17 21:03:55)
ANTHEMのつづりをもじった柴田直人を中心とする究極のカヴァーバンドがTHE MANである。参加メンバーはANTHEM組に島紀史、小野正利、YUHKIという柴田直人のメガネに叶う実力者を迎え入れライブを敢行。今作はそのライブをパッケージした一枚だ。
THE MAN自体が究極のトリビュートバンドという立ち位置の為に、全曲カヴァーとなっているが、これが興味深い。ある意味、ベタ過ぎて避ける曲などが中心の為に、いささかフレッシュ感は少なめとなっているかも知れないが、個人的には逆に、ここまで素直な曲が多いと興味も倍増。ANTHEM組がJPの曲をどう料理するのか楽しみで仕方がありません。柴田直人の趣味嗜好を考えれば以外ではないのだが、やはりHEEPのJULY MORNINGなど、キーボードのYUHKIなしには成り立たない予想外のカヴァーもあり興味は尽きない。
ベタだが、
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The Marcy Band-The New Old World ★★★ (2022-06-25 18:03:38)
EARTHSHAKERの西田昌史がバンドの顔となるロックグループ。マーシーとは縁のある若いミュージシャンを従え実にフレッシュな感性を落とし込んだ普遍的なハードサウンドと展開している。正に『THE NEW OLD WORLD』という事だろう。
昨今流行の男女ツインヴォーカルの相方を務めるのは奈良井恭子ことgi-na。ギターはマーシーと縁の深い、峰正典。ベースは天才少年としてメディアにも取り上げられたKenTも18才に成長、ベースはFIREさん、このリズムセクションがタイトでクール。熱き感情を込めつつもビシッと決めてくれます。なんと言っても生身の人間から叩き出されるグルーブが心地よい。
若々しい感性を秘めたのはギターワークによる貢献も大きい、峰のプレイは基本を押さえつつも大胆に多様な音楽性を取り込んできた。マーシーのオールドスクールなメロディと、若いミュージシャンを繋ぐ峰
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The Number of the Beast ★★★ (2014-01-27 06:31:16)
昔から迷ったら3rd聴けというジンクスがありまして、バンドにとって三枚目は勝負の一枚と位置づけています。僕が知っているメイデンはブルース・ディッキンソンだったわけで、今作は違和感なく聴くことが出来ました。一聴して分かるのは前任者よりも声域が広がり幅広い楽曲に取り組む事が可能になったと思わせること、それが前作以上に楽曲に色艶を輝かせ叙情味溢れるメロディの向上と表現力が増したと認識できることがスケールアップへと繋がります。それはアグレッシブな①ドラマ性を配した起承転結のある②の流れで確信できるし、荒々しい攻撃性も併せ持つメジャー感に早くも王者としての風格が漂います。名曲⑤が醸し出す世界観はまさにこのラインナップならではの出来栄えだろう、ゾクゾクとさせられるナレーションそして爆裂するストレートな疾走感、LIVEでも定番の⑥⑨も収録され今作がいかに彼らにとって転機となる一枚だったかを思い起こさせ
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The Price ★★★ (2016-03-04 14:08:06)
エエわ
バラード歌ってもロックな感触を残しているのがエエ
普遍のアメリカンロックですかね
The Slam-Hit It! ★★★ (2016-08-01 14:48:59)
カナダ産の4人組が2011年にリリースした1st。ビンテージ臭漂う埃っぽさと原始的な感覚を呼び覚ますグルーブと渋いところとついており、①②とその押しの強さをアピール、③④と爽快なメロディを放り込んだナンバーを収録したりとそっち方面なのかなぁと思わせつつも、中盤からはまた違った面も魅せストレートで豪快なノリの楽曲も目立つ仕上がりと一枚の中に色んな顔を飾り立てていますね。その中でザラついたハスキーヴォイスは男臭さとセクシーさをアピール、フロントマンとしての重責を見事に果たしており、②ではヴォイス・オブ・ロックでお馴染みのグレン・ヒューズがゲスト参加でリードボーカルを務めているのですが、そんな話題に頼らなくとも良いキャラクターを確立しております。骨太でドライブ感溢れるリズム、野性味あふれる豪快さの中に、どこか猥雑さを感じさせるのもロックな魅力の一つ、ギミックなし小気味よいハードブギーなロックサ
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The Storm ★★★ (2014-04-24 16:03:00)
こちらはRetrospect Recordsからリ・イッシューされリリースされた女性がフロントを務めるメロディックなAOR系のバンドです。全編において爽快でメロディアスなハードポップがサウンドが収録されており聞きどころも多いですね。詳しいバイオは分かりませんがVoのクリティーナ・ニコルズとKeyのカレン・チャイルズがメインのバンドのようですね。マーク・フリーやVenus & Marsが取り上げたThe Last Timeもありますよ
The Storm-Sweet Surrender ★★★ (2014-04-24 16:59:00)
G.Voクリスティーナ・ニコルズとKeyのカレン・チャイルズの二人を前面に押し出したAOR系のHM/HRバンドが1992年にリリースしていた1st。これほどの作品が日の目を浴びずに消えていたとは時代が成せる悲劇としか言いようがないですね。全編に張り巡らされた哀愁とフックに満ち溢れたメロディとポップセンスが極上の洗練度をまとい練り上げられた名盤と言い切りますよ。やや唐突に終わるものも①からして凄い曲が飛び出しますからね、憂いを帯びたメロディと楽曲に奥行きを持たせるキーボードとこのバンドの魅力が如実になんたるかを物語る一曲に哀メロマニアなら一気に引き込まれるでしょう。またバラードからロックナンバーまで歌いこなすクリスティーナ嬢の巧みさが聴き手を魅了しますよ、語尾のビブラードの掛け方とか大好きですね。彼女の魅力的な歌声を前面にだし、嫌みのないキャッチネスさとメロディを際立たせたアレンジがアルバ
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The Storm-Sweet Surrender-Broken ★★★ (2014-04-24 16:34:32)
哀愁のハードポップナンバー
お約束ですがエエです
The Storm-Sweet Surrender-Do You Wanna Know ★★★ (2014-04-24 16:29:01)
ギターを前に出しハードさを演出しています
甘いのばかりでは飽きますのでチョイ辛さもええですね
実に心得た選曲ですが彼女の歌声は素晴らしいね
メロディアスだがロックな躍動感を損なわない歌唱スタイルは素晴らしい
基礎がしっかりしているからでしょうね
The Storm-Sweet Surrender-Hold on ★★★ (2014-04-24 16:19:53)
華やかさと軽やかさが見事に調和されています
適度な湿り気が能天気さを打ち消しているのがいいですね
THEハードポップな名曲でしょう
The Storm-Sweet Surrender-I'll Be Lovin You ★★★ (2014-04-24 16:16:29)
お約束感満載です
良くできたパワーバラード
ハスキーががった歌声が女心を嫌みなく歌い上げていますね
The Storm-Sweet Surrender-Keep This Love Alive ★★★ (2014-04-24 16:21:49)
哀愁が胸を掻き毟りますね
極上のバラードナンバー
上手いわ
The Storm-Sweet Surrender-Leave Well Enough Alone ★★★ (2014-04-24 16:12:26)
フックに富んだ哀愁のメロディが炸裂しまくる
アルバムのオープニングナンバー
繊細さと強靭さと兼ね備えた女性シンガーの卓越した歌声が響きます
曲もアレンジも演者も全てが良く出来上がってます
The Storm-Sweet Surrender-Someone to Love ★★★ (2014-04-24 16:38:52)
こちらも哀愁を散りばめた極上のハードポップナンバー
刺激は薄いが安定感は抜群です
たまらんわ
The Storm-Sweet Surrender-Sweet Surrender ★★★ (2014-04-24 16:25:59)
ハードなカッティングが耳を惹きますね
そのあとは甘美なメロを生かしたハードポップサウンドへと流れ込みます
安定感のある歌声にブレはなし
どのような曲もしっかりと歌い上げています
ソロの入り方も憎いよね
もう少し弾き倒して欲しいけどね
The Storm-Sweet Surrender-The Last Time ★★★ (2014-04-24 16:36:46)
Venus & Marsの曲です
マーク・フリーも1stで取り上げて哀愁のハードポップナンバー
聞き比べるのも一興ですよ
オリジナルよりもハードな感じが好きです
The Storm-Sweet Surrender-Walk the Line ★★★ (2014-04-24 16:32:31)
ビターな甘さがいいですね
キーボードの使い方も絶妙でそこがハードポップサウンドの黄金比となるのでしょうね
この曲も含めアルバムの中盤は面白いですね
ソロもハードに弾いていますよ
The Treatment-Running With the Dogs ★★★ (2015-07-06 13:05:18)
英国産の若きHM/HRバンドが2014年にリリースした2nd。一聴して耳に飛び込んでくるのはAC/DC直系のリフワーク、そして80年代風のキャッチーなロックサウンドにまぶされた、英国らしいクラシックな音色、アコギを生かした⑧あたりに顕著に表れているでしょう。美しいハーモニーを生かしたコーラスワークも壮大だし、全編に渡るメリハリの効いた構成とダイナミックなロックサウンドが醸し出すグルーブに往年の匂いを嗅ぎつつ、旧態然とした温故知新に頼るだけではない、瑞々しいサウンドには今の風をおもっいきり浴びる事が出来るので、老若男女問わず鮮明にそして新鮮に耳に届くでしょうね。個人的にはブルージーな渋みをましたナンバーや、艶やかで粘り腰のリズムワークに惹き寄せられました。こういう風格漂う楽曲の導入にはプロデューサーでもあり、ドラマーのダーニ・マンズワースの父親でもある元MOREのギタリストでも知られるロー
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The V-Project-Lost Demos ★★ (2022-09-28 17:15:04)
詳しいバイオはサッパリ分かりませんが、オープニングはジェイムズ・クリスチャンが唄います。その後はロビン・マッコリーが登場と質の高いメロディアスロックを披露、ギタリストであるデヴィッド・バッカロを中心に曲作りを行い、中々楽しませてくれます。
その味わい深いギターは、情熱的なフィーリングも伴い、ラテン的なアコースティックギターもあったりと、引き出しの多いメロディックメタルを聴かせてくれます。歌い手のパフォーマンスにも助けられているのですが、ガツーンと来るような派手目な楽曲はないので、その疾走感やノリの良さを重視するマニアには退屈なアルバムとなるでしょう。
その反面、控えめなサウンドは堅実な響きをもたらし安定感を誘発、温かみのあるブルージーなサウンドも手名付け、多様な唄モノロックを展開しています。
今作の性質がイマイチ掴めておらず、アルバムタイトルが示す通りなのかも知れないが
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