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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) 6501-6550
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MANOWAR-Kings of Metal ★★★ (2015-08-21 03:24:47)
「偽メタルなど死んでしまえと」今にも言い出しそうな怒気を孕んで劇走する①や派手な事はしてないがメリハリを効かせたメタルアンセム②とオープニングの破壊力は絶大だ。特に②なんて何度聴いても拳を振り上げずにはいられないしコーラス部分は大合唱せずにはいられない。そんなニューヨークが生んだメタルウォーリヤーが1988年にリリースした6th。熱く涙腺を刺激する泣きのバラード③、閣下の激烈ベースが炸裂する④、ヒロイズム溢れる⑤、エリック・アダムス殿下のクドさも最高な⑥、劇的な展開と迫力溢れる熱演が聴く者を一大叙情詩へと誘う⑧、マノウォーならではの密度の高いメタリックなドラマ性と濃厚な世界を堪能できる⑩と名曲が目白押しと前作のイメージを払拭した歴史に名を刻む「メタルの中のメタル」と呼ばれる由縁のとなるメタル愛溢れる入魂の一枚、是非とも多くの人に聴いて欲しい。個人的には今作を聴くと、いつも「お前の為なら死
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MANOWAR-Louder Than Hell ★★★ (2014-09-07 15:16:21)
一聴して耳が行くのはシンプルさと耳馴染みの良いメロディだ、誤解を恐れずに言えば相当なキャッチネスさを誇るし大衆的ですらある。そこに豪快なリズムが小気味よく刻まれ身体が勝手に動き出すというような不動の魅力が溢れており、やはり大衆的な馴染みやすさが溢れています。ヘヴィメタルってなんだと言われたら、これを聴きなさいと言いたくなる徹頭徹尾な作風なんですが、根底にあるものは万人に十二分にウケるであろう分かりやすさと胆汁溢れる剛毅なイメージをデフォルメした芝居がかったサウンドでしょう。メロディの充実と、時にはやり過ぎなヘヴィメタルシャウトに胸焦がれ、一際馴染みやすくシンプルな楽曲が放つ普遍のサウンドに彼らの魅力が最大限に凝縮されていると思います。エリック・アダムスは実に色気のある男ですね
MANOWAR-Sign of the Hammer ★★★ (2015-08-21 18:15:23)
濃厚なマノウォーサウンドが堪能できる初期の代表作。閣下が唱える「偽メタルに死を」を合言葉に集いし猛者にはたまらん、剛毅に高らかと打ち鳴らされる任侠メタルサウンドのオンパレードに脳髄まで痺れさせます。男がむしゃらに突き進むヒロイズム溢れるパワフルで劇的なサウンドを確立、重厚で硬質なメタルサウンドながらも十分すぎるキャッチネスさも併せ持ち、後のシーンにとっても絶大なる影響力をもたらしたと断言したくなる一品。普段はシャラシャラとした歌モノやペシャンペシャンの焼き直しメタルを聴いて細々と楽しんでいるメタル耳のワタクシですが、今作のような閣下が世に示した一代叙情詩に触れ、「コラッ、馬鹿もんがぁ」と雷を落としてもらわないといけないなと思いますね。ヘヴィメタルのバイブルと言えば少々風呂敷を広げ過ぎたかも知れませんが、普遍のロックスピリット溢れるメタルサウンドの輝きは、まさに万物を超越するほどの威厳を保
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MANOWAR-The Final Battle ★★ (2021-08-05 12:06:23)
マノウォーと言えば時代を超越するメタル狂戦士、首をはねるしかない倒す手段のない懐かしのSF剣劇『ハイランダー』や、とうとうというかやはり完結しなかった漫画『ベルセルク』なんて孤高の世界観を世に伝える作品を思い出します。
ヘヴィメタルの世界と真摯に対峙するジョーイ・ディマイオ閣下を筆頭にムキムキマッチョな男たちが脈々と連なりやっているサウンドはシンプル極まりないもの、なんとなく強面で破壊力満点の音楽性をイメージする初心者も多いだろうが、彼等は驚くほどシンプルでありキャッチーなメロディを用意してくれる初心者にも優しいバンドです。気は優しくて力持ちなドカベンスタイルとも言えるのですが、このEPには、その要素が見事に詰まっています。無駄に走り出すことのない豪快なサウンドはドラマ性に彩られ、どれもが濃密な世界観を抽出、キャラクターの濃さと音楽性の密度に寝苦しい夜を味わいそうになります
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MANOWAR-The Triumph of Steel ★★ (2015-08-21 03:47:34)
①から28分越えの大作で始まる7th。これを聴かずして何を聴くんだ、文句があるなら死ねと閣下に言われんばかりの組み曲形式のオープニングに、とにかく圧倒されます。激烈なメタル愛からとは言えやり過ぎ感は拭えないが、これぞマノウォーなのでファンならついて行くしかない媚を売らないメタル魂に敬礼あるのみ、煩わしい方は飛ばして②から聴けば問題なし、毎度おなじみのエリック殿下のクドさも全開、お得意のメタルアンセムが登場します。小爆発を繰り返し劇走する③、ヒロイズム溢れる劇的な展開が眩しい⑥、ドラマ性の高い泣きのバラード⑧とマッチョな男たちが繰り広げる重厚で劇的な構築美が冴えわたるパワー漲る一代叙情詩を披露。一切の妥協を許さぬ閣下の姿勢が貫かれた怒涛のメタル魂に敬服されっぱなしです。それにしてもギターのロス・ザ・ボスのもたらしていたものは非常に大きな要素がありました、メタル云々では語れない普遍のロック色
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MANTAS-Winds of Change ★★★ (2014-08-16 19:52:18)
ギターのMANTASさんがVENOM脱退後の1988年にリリースした1st。バックで高らかに鳴らすキーボードが活躍するメロディックな英国HM/HRサウンドにまずは驚き、そのクオリティの高さに再度驚かされます。VENOM時代のサウンドを期待すると完全に肩透かしを喰らいますが湿り気のある純度の高い正統派HM/HRサウンドの質の高さは聴き応え十分、④⑦⑨のインストナンバーで聴ける華麗なギターワークと軽快なメロディの数々に心踊らされ、それ以外の歌モノもテンポアップされた曲が多くリピート率も高まり、やや平坦な音質ではありますが捨て曲なしの名盤と言いきれるほどのクオリティを誇っていると思います。張りのある歌声のシンガーもこの手の楽曲を歌うには申し分ない逸材で英国的メロディアスHM/HRを嫌みなく表現してくれているのも好印象。キャッチーでメジャー感もあるしスピードと哀愁のメロディが高次元でメタルな世界
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MARC JORDAN-A Hole In The Wall ★★★ (2015-10-02 14:12:08)
多数のアーティストへの楽曲提供でも有名らしく詳細はわかりませんがAOR界ではその名を知らない人などいないと言われる有名人らしいマーク・ジョーダンの3rd。1st、2ndと聴かせてもらったのですが、渋すぎる1st、ウエストコースト過ぎる2ndよりロックテイストと洗練された大人の魅力があり、その筋の名盤程、土着的なメロディや軽過ぎないので今作が一番メタルな自分にはシックリとくる一枚でした。オシャレでエモーショナルなギターが印象的なロック色の強い①タイトルトラックの④とハード楽曲や、ピアノに導かれ静かな感動を運ぶバラードで聴ける優しい歌い口も印象的だが、⑨などで聴ける軽やかなAORサウンドをバックに歌いあげる姿が彼の魅力をより映しているように思います。所謂産業ロックから叙情的でポップなサウンドまでバランス良く収録され、控え目だが切ない哀愁がこぼれ出すロマンティックな楽曲の魅力は今作ならではの味
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MARCHELLO-Destiny ★★★ (2024-10-25 03:02:03)
ギタリストとしても、かなりの腕前だがシンガーとしてもイケる、二刀流ミュージシャン。ジーン・マルチェロ。玉石混交、群雄割拠をひしめくメタルシーンに燦然と登場してきたなぁと、個人的には思うほど、華やかなサウンドと本格派のハードサウンドを絶妙に織り交ぜ、実に聴かせてくれるサウンドを披露している。
耳馴染みの良さとエッジの効き方、流石はアメリカだなぁである。もっと売れて然るべきだし、コンスタントにアルバムのリリースをと思うのだが、セカンドアルバムのレコーディングを済ませるも世に出ることなく、消えてしまいます。
勿体ないですね。リリース時期がもう少し速ければメタルバブルにも乗れたのでしょうが、この本格派のハードテイストとキャッチーさが程よく溶けあい抜群の相乗効果を生み出している。軟弱ではないが聴きやすい、なにより各楽曲の中に盛り込まれるドラマ、無駄を排したアレン
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MARINO-FROM ALL OF US TO ALL OF YOU ★★★ (2013-05-27 17:34:23)
ドイツレコーディングを敢行した3rd.①はハーマン・ラレベルから⑤はルドルフ・シェンカーからとスコーピオンズから2曲も楽曲を提供してもらっている意欲作。スコーピオンズの名前を借りずともオリジナルナンバーのカッコよさが特筆しており威光に頼る必要なし、でも⑤なんてブラックアウトに収録されていてもおかしくなく佳曲でルドルフ並みのキレ味するどいバッキングを令文さんが奏でているのが面白い、あのキレを前面に出したら完全にスコーピオンズですからね。アルバム全般に漲るテクニックのあるメンバーのせめぎあいと国産メタルのバタ臭さを排除しようとするワールドワイドな作風はここでも見事に貫かれ、吉田レオの味わい深さはアジアレベル(ガンバ大阪の宮本みたいなもん)かもしれませんが令文のギター同様エモーショナルな雰囲気を強く漂わせている。伝統的なHM/HRの様式にそりながらも王道を踏み外さない斬新な構成力とバンドが醸し
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MARINO-MARINOⅡ ★★★ (2013-05-27 17:45:58)
1984年リリースの2nd.ドイツレコーディングを敢行した意欲作。関西の重戦車と呼ばれた1stとは違う面を際立たせ軟弱さではなく洗練度をUP、重量感を残しつつも彼ららしい都会的なエッセンスを散りばめた楽曲を収録し大谷令文のセンスを遺憾なく発揮させています。巧みなフレージングに歌心のある哀愁漂うソロとある種のギターヒーロー然とした風格と佇まいが音に現れています。リズムのタフな重厚さ、レオのミドルレンジを生かした歌唱、職人気質溢れたバンドサウンドが醸し出す雰囲気は国内最高峰に位置するものでしょう。個人的には1stが一番好きだったりするのですが、ここで聴ける楽曲も色褪せることの無いエモーショナルなギターを生かした王道サウンドを堪能出来ますね。
MARINO-TARGET ★★ (2009-04-03 06:00:00)
関西の重戦車マリノ待望の1stアルバム
大谷レイブン加入前のマテリアルの曲と加入後の曲調の違いなどもあり
バラエティに富んだ内容となっています。
すでに完成されつつあるバンドだっただけに1stと言えども貫禄の漂う風格すら感じさせてくれ安心して身を任せることが出来ました。
安定感抜群のパワフルなリズム隊、フラット気味だが楽曲に負けない歌声を披露してくれたVoと素晴らしいパフォーマンスを披露、そして主役である大谷レイブンには目を見張るものがあります、微妙なフィンガリングや派手さを兼ね備えたアーミングプレイさらには独特のトーンを使い分け繊細なタッチのギタープレイが楽曲に華をそえています、日本臭さを感じさせつつも古き良き正統派のHM/HRサウンドには惹き付けられる物がありますね。
MARINO-TARGET-(I CAN DO)NOTHING FOR YOU ★★★ (2009-04-03 05:42:39)
吉田レオ隆の熱唱にやられましたね
日本人臭さ全開の曲調も僕は大好きですね
官能的なレイブンのギタープレイに魅了されます
素晴らしいプレイヤーだね
切なさと力強さが共存したパワーバラード
アルバムのラストを飾るのに相応しい名曲です
MARINO-TARGET-IMPACT ★★★ (2009-04-03 05:37:19)
このパワフルに突進するような重厚なリズムプレイと
テクニックのみならず華やかなフレージングが素晴らしい
大谷レイブンのギターと国内トップクラスのバンドが世に出た
関西の重戦車マリノを代表する名曲
MARINO-TARGET-MIDNIGGHT BELIEVER ★★★ (2009-04-03 05:39:27)
ド派手なツーバス、ブリブリとしてベースのカッコイイこと
フラット気味だが吉田レオ隆の唄も悪くない
レイブンのギタープレイがハイライト
勢いのみならず華やかなフレージングで魅了しますね
MARINO-TARGET-OUTLAW ★★★ (2011-05-04 12:42:48)
仄かな哀愁とハードな質感が絶妙です
ギターソロもハイライト
練不足な感もありますがカッコいいなぁ
MARINO-TARGET-RISING ★★★ (2011-05-04 12:49:00)
アルペジオが印象的ですね
キャッチーなメロディも生きています
肩の力の抜け具合もいいですね
扇情的なメロディにキュンっとなりますね
MARINO-TARGET-ROLL TO DEATH ★★★ (2011-05-04 12:46:56)
パワフルさと哀愁が激突しますね
初期ならではの味わいが憎い
地味だが好きですね
強靭なリズムプレイ
華やかなギターと聴き所満載
鎌田のベースの自己主張がハンパない
MARK FREE-Long Way From Love ★★ (2008-08-25 05:02:00)
マーク・フリーの湿り気を帯びたしなやかな歌声を堪能出来るAOR調のハードポップアルバム。切ないメロディが胸を締め付ける①で完全にやられましたね
そして哀愁のハードポップナンバー②の美しいこと、流石は女心のわかる男の中の男だなぁと関心しましたね、その後も全篇に染み渡る透明感溢れる良質なメロディの数々とマークの美声を堪能出来るメロウなナンバーに酔いしれました。
味わい深い芳醇なサウンドとエモーショナルな歌声に癒されます、唄が上手いってのは凄いねぇ
メロディアスなサウンドが好みの方なら楽しんでもらえるかと思いますよ
因みに彼はこの後、性転換手術を行いマーシー・フリー名義でアルバムをリリースします
MARK FREE-Long Way From Love-Look Love in the Eye ★★★ (2020-01-14 21:42:08)
大人の歌声ですね
ムードも満点だし都会的でオシャレな雰囲気もあります
こういう歌モノを様にできるマークが凄い
ランダル親子が大活躍のアルバムですね
MARK FREE-Long Way From Love-Something You'll Come Running ★★★ (2020-01-14 21:45:49)
ありゃりゃ
ずっとコメントしてると思っていました
ため息が漏れますね
この哀愁にやられっぱなしです
サビメロの美しいこと
盛り上がりますなぁ
サビにむかっての展開の妙なんですけどね
MARK FREE-Long Way From Love-State of Love ★★★ (2020-01-14 21:39:46)
マークのチョイハスキーがこれまた艶やかでエエです
哀愁のあるメロディとの組み合わせもバッチリ
エエわ
このフィーリングがメチャクチャええ
MARK FREE-Long Way From Love-Stranger Among Us ★★★ (2020-01-14 21:47:26)
キラキラと眩い光を浴びながら弾けまくっていますよね
溢れるポップフィーリングとマークの力強い歌声
サビでの泣かせ方が半端ないっス
MARK SPIRO-In Stereo ★★★ (2015-10-02 13:50:12)
著名なアーティストに楽曲を提供している事でも知られるマーク・スピロの1st。もろ80年代チックな浮かれ具合も目に浮かぶ打ち込みサウンドと原色のキツイステージ衣装も目に浮かびそうな軽やかな電子音に拒絶反応を示す自分もいますが、フックに富んだメロディを生かしたキーボード主体のサウンドが絶妙な所を突いてくる、大人の魅力溢れるロマンティックなバラード⑤サックスの音色もエエ感じで鳴り響き丁度いい、雄大なメロディを歌い上げる①チャカポコしたリズムも癖になる②バブリーさも逆にエエよと言いたくなる80年代印満載の③、ハード目のダンサンブルな④と多種多様な楽曲を用意しマークのパンチの効いたエモーショナルな歌声を存分に生かしたアレンジを軸に何を聞かせたいかを明確にしている辺りが実に憎い。後半も前半同様ミドルナンバーを中心に軽すぎず適度なロック色を塗した打ち込みサウンドで聴き手を迎えてくれるのでAOR風のロッ
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MARK SPIRO-Now Is Then, Then Is Now ★★★ (2022-01-21 16:20:13)
最近フロンティアからベストアルバムをリリースしたAORマスターと呼んでも差し支えのないマーク・スピロの3枚目のアルバム。既に楽曲提供を行い名を挙げていますが、彼の本文はアーティストであり有能なシンガーでもあります。
その繊細なハスキーヴォイスは、哀愁をまとったアーバンなAORサウンドと相性も良く、ハスキーヴォイスが運んでくる刹那な哀愁がロマンティックなメロディの中で一陣の風となり吹き抜けていきます。思わずコートの襟を立てたくなりますが、哀愁をたたえたサウンドはフックも満載、素直に心に響いてきます。
とにかくAORな唄モノロックを愛する方ならビンビンに響くでしょうね。リリース時が1996年でなければ相当、話題をかっさらうような隙のない作りとクオリティを保持、どうして国内盤がなかったのかと不思議に思うくらい出来が良いです。日本人の心に訴えかける繊細で情緒のあるメロディ、打ち込みベ
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MARSEILLE-Touch the Night ★★★ (2024-12-17 04:38:11)
1978年に1stを翌年には2ndをリリースと順風満帆なデビューを飾る。時代はまさにNWOBHM、その勃興期に彼らの波に乗るのだが、レーベルがあえなく倒産。失意の中、サポートツアー中にバンドは活動停止を余儀なくされる。レーベルとは諸処の問題を訴訟する形となり、このバンドは完全に忘れ去られてしまった。
今作は、1984年にヒッソリとリリースされた3枚目。メンバーチェンジも行い、満を持しての仕切り直しだが、余りにもマイナーなレーベルからのリリースでは、厳しい環境を打破できなかったろう。日本でもゴット伊藤から低評価を喰らい息の根を止められるのだが、英国ロックが好きな人は、今作に流れる正調英国式叙情派ハードサウンドにグッと引き寄せられるでしょうね。ナザレスと同じレーベルからのデビューだっただけに、音楽性も近いスタイルでしたが、彼らはNWOBHMの流れを組むサウンドを引っ提げ再デビューを果た
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MARSHALL LAW-Marshall Law ★★★ (2016-02-07 12:41:12)
国内盤はテイチクからリリースされた1st。僕が所持しているのは中古品で250円の値札付きです。1989年ですから英国国内におけるメタルシーンが縮小する中で最後の砦としてメジャーシーンに出てきた一枚の呼び声が高い一品。洗練されたメジャー感はあるものの、HM/HRならではのダイナミックな躍動感とドラマ性のある展開における完成度の高さは、この手の音楽の醍醐味を実直に伝えるもの、タイトなリズムと鋭利なリフワーク、そして流麗なソロとスピード感溢れる正統派サウンドのお探しの方なら聴いて損はしないでしょう。スカッとするような軽快なナンバーにもコクのあるブリティッシュ風味が漂い、絶妙なポップフィーリングとクールな雰囲気のマッチングも素晴らしい。親しみやすい歌メロとツインギターを軸としたパワー漲る様式美サウンドは1989年という時代には貴重な存在でした。デビューの遅さを悔やまれる一品としてマニアに語り継が
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MARSHALL LAW-Marshall Law-Under the Hammer ★★★ (2024-02-26 22:28:13)
イントロから炸裂しますね
ドラマティックな展開に唸る構成
それでありながらも流麗に流れる
その聴かせ方の妙味に唸る
サビの持っていき方も大正解
興ざめするハイトーンじゃないのが素晴らしい
出せるのに出さなかったのセンスに◎
これぞメタルな質感のリズムも大好き
ヘヴィメタルかくあるべきな魅力が満載ですよ
MARSHALL LAW-Power Crazy ★★ (2016-02-07 12:58:08)
こちらも中古品で200円の値札が付いた一品。投げ売りセールで1stと同時購入、たいした価値も分からず手にしたのですが、まさか高額な商品に化けるとはお得な買い物でしたね。音質の悪さが曲の魅力を見事にスポイルしているな、その一言に尽きる一品。その覇気の無さが1stのアウトテイクと揶揄される要因なんでしょうが、マニア筋が高額な価値をつけたくなる魅力はあるかも知れません。絶妙なキャッチネスさと叙情性を孕んだ歌メロを歌い上げるシンガーの嫌みのない、高音域を駆使するもスクリームしないパフォーマンスはアッパレだし、ツインギターもドラマティックだ。英国流のポップフィーリングと供に打ち鳴らされる硬質なサウンドは快活さと供に充実したメロディがありバラエティに富んだ4曲として耳に響くでしょう。一見ありがちなスタイルと歌い手も、実力派故に無難に聴かせているが、硬質感の中にキャッチーを盛り込んでも軟弱に聴かせない
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MARTYR-Darkness at Time's Edge ★★★ (2020-07-08 11:18:03)
老舗オランダ産HM/HRバンドの2枚目。NWOBHM直系、メイデン印満載の前作から一転、より音楽性を絞り込みスケールアップすることに成功。破天荒なスピード感は薄まったが、アンサンブルの向上と際立ったベースのハリス色を抑え込みトータルバランスで勝負を賭けてきた。
王道スタイルではあるが、個性を磨き上げ鍛練した音楽性は揺ぎ無きメタルスピリット溢れるもの、その実直に彩られたヨーロピアンスタイルのサウンドは、無機質なソリッド感と憂い溢れる情緒が絶妙なバランス感覚を伴い絡み、音楽性に深みを与えている。
メタル特有のドラマ性、その広がりのある激奏激音にカタルシスを感じます。
既に1986年でも古臭い、古典スタイルを真っ向勝負で挑んでいるからです。ここまで、丁寧に作り込み細部に拘られたらメタルを愛するものとしてグッときますよね。
パッと聴けばスピードが足りない、地味だと感じるの
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MARTYR-Darkness at Time's Edge-Into the Abyss ★★★ (2020-07-08 11:20:04)
このアルバムのハイライト
憂いのあるメロディに絡むツインリード
濃密な世界観にはエピックメタルに通ずるドラマ性もある
いい意味での古典の踏襲に拘りを強く感じます
MARTYR-For the Universe ★★★ (2020-06-23 13:53:22)
オランダ産パワー/スピードHM/HR系バンドの1st。冒頭のSEから切り込んでくるのは名曲②、そこでテンションアップも、次はインストナンバーって展開は、少々肩透かし感が滲み出るのだが、曲そのものはシャープな切れ味を伴いスリリングに進んでいくのだが、やはり、どこか水を差されたなぁと感じてしまいます。
スピーディーなプレイからはNWOBHMの影響も大、そこにメイデン大好きと言わんばかりにアタッキーなベースも飛び出し、曲構成からもメイデン印を感じさせる。今となっては貴重なスタイルのバンドだけに、こういうピュアな感性に彩られた欧州型の情緒あふれるスピードメタルの旨味を、若い人にこそ味わってもらいたい。
暗く湿ったダークテイストの切れ味、そのマイナー調のメロディは、どこか切迫感があり、じんわりと肌に汗がにじんでくる。ヘヴィネスさや重々しいグルーブよりも、スピード感に比重
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MARTYR-For the Universe-Speed of Samurai ★★★ (2020-06-23 13:58:36)
For the Universe直訳するなら宇宙の為に
そのイントロから続くのはスピードサムライ
良く意味が分からないのだが曲は無茶苦茶カッコいい
キレのあるスピード
場面展開も巧みに盛り込み
一筋縄ではいかないぞとサムライストーリーを盛り上げます
ジャケットに映る男が宇宙サムライならジェダイマスターってところか?
MARTYR-For the Universe-The Awakening ★★★ (2020-06-23 13:55:06)
ドラマティックな展開を盛り込んだアルバムの楔となる濃厚な一曲
メイデン+キングダイアモンドといった趣がオランダ的とも言えるのだろう
MASA SAITOH MASA 斉藤正壽-日章 ★★ (2009-07-15 19:01:00)
男臭さ全開、軍歌メタルと形容された凱旋マーチのVoマサ斉藤さんの1stソロアルバム。
相変わらず血管ブチ切れのストレートな熱唱スタイルは健在で聴き手を魅了するパフォーマンスは圧巻である。ブラスバンドを取り入れたアレンジに賛否もありでしょうが、このダサさ全開!不器用な男気に日本男児なら目頭も熱くなるでしょう。万人に受け入れられるスタイルではないが今でもたまに聴き萎えそうな根性に蹴りを入れるべく手に取ります。中でも凱旋マーチファンなら涙するパワー溢れる疾走ナンバー④は握りこぶしを振り上げずに入られない名曲ですよ
MASA SAITOH MASA 斉藤正壽-日章-少年 ★★ (2009-07-25 23:33:23)
青春賛歌
マサさんの男らしさの中にある優しさに胸キュンです
こういう昭和フォーク風のアレンジも似合います
MASA SAITOH MASA 斉藤正壽-日章-日本男児の心意気 ★★ (2009-07-25 23:41:11)
男気溢れるストレートなロックナンバー
それに絡ませるブラスバンドと笛の音
なんだこりゃ
このダサいアレンジに咽び泣きます
力強いストレートな歌唱に唸らされましたね
ある意味グラハム・ボネットです
MASA SAITOH MASA 斉藤正壽-日章-覇気 稲妻の如く ★★★ (2009-07-25 23:30:17)
男泣きパワフルな疾走ナンバー
マサさんのノリの良いナンバーに乗る
熱唱に胸躍ります
凱旋マーチファンならずとも握りこぶしを
振り上げられずにはいられないでしょう
アルバムを代表する名曲
MASQUERADE-In Disguise ★★ (2021-11-14 19:58:56)
突如2004年にリリースされたアルバム。詳しいバイオはサッパリなのだが、一枚のアルバムに2枚の作風がパッケージされたような構成になっており、どうしてこうなのかは分からないのだが、聞き手を混乱させるような作風になっている。前半は初期の頃の北欧メロディアス路線なのだが、8曲目を境にグルーブ強めのヘヴィなサウンドへと転換するのが不思議である。ある意味、彼らの全ての時代を受け止めたファンにとっては嬉しい作風だろうが、⑦までノリノリで楽しんでいた身としては、釈然としない気持ちになるし、後味が悪いのは事実だ。しかし、曲自体はけして酷いモノではないので心の準備次第と言うことだろう。日本人の多くは初期のスタイルを支持しているだけに微妙な判定とはなるでしょうね。
MASS-Fighter ★★★ (2016-08-26 16:04:13)
幻の1stとして1982年にあのトム・アロマの手によってプロデュースされた作品が2010年にようやく日の目を浴びた一品。今聴くと古臭いマテリアルだし、ここから4曲が1985年リリースの『New Birth』とかぶってたりするのですが、ミキシングやプレイの違いを堪能できるので希少価値のある作品ではあります。そして音楽性的にも土着的なアメリカンロックのノリと抒情的なメロディを押し込めたスタイルは既に確立しており、哀愁を帯びつつも大衆を惹きつける親しみやすいメロディとハードさを損なわないアレンジは、乾いた声だが憂いを帯びたメロディラインを歌い上げるハイトーンとの相性も抜群で、深みに欠ける音質ではありますが、フックのある曲との組み合わせは絶妙なバランス感覚を伴っています。出ずっぱりではないがギターオリエンテッドな作風のメロディックHM/HRが好きな人には一聴の価値があるでしょう。もっと耳触りのよ
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MASS-New Birth ★★★ (2016-08-25 15:03:18)
ボストン出身のクリスチャンメタルバンドが1985年にリリースしたアルバムなのですが、当時これがあまり話題に上らなかった事がにわかに信じられない程のクオリティを携えている一品。クリスチャンメタルバンドが持つ健康的なイメージを残しつつもハードでメタリックに迫ったサウンドを披露、ストライパーの扇情的なフレーズに攻撃性を増量した音楽性は総じてクオリティが高く、ロマンティシズム溢れるメロディックHM/HR路線にメロディ派なら悶絶必死となるでしょう。その魅力は④のようなメロディックメタルナンバーの次にポップな⑤を放り込んでも違和感を感じさせない洗練度とメロディセンスに代表されるように硬軟交えた懐の深さをアピールする事にも成功、その中核を担うのが歌心を忘れないハードなギターと、強固なアンサンブルが生みだすタイトなうねり、そして自身のカラーに染め上げる包容力のある力強いハイトーン、それらをまとめ上げ爽快
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MASS-Sea of Black ★★★ (2016-08-25 14:32:30)
ボストン出身のクリスチャンメタルバンドが2010年にリリースしたアルバム。良く通る伸びやかなハイトーンとフックに富んだメロディを生かした楽曲はどれも分かりやすく、そのうえでハードさも損なわないアレンジを披露、アコギを生かした楽曲なども用意し時代性を加味した王道アメリカンロック路線のド真ん中を闊歩しています。かつてはシーンの中でありふれた音楽性だったジャンルも今でも貴重な存在、時代性を加味しつつも往年の旨みを損なわないセンスが見事に息づいており、安定感ある演奏と共に安心して身を任せる事が出来ますね。重厚なメロディックサウンドの根幹を支えるハードなギターリフとタイトなリズムプレイが生みだすアンサンブルの強固さ、透明感たっぷりのエモーショナルなハイトーンヴォイスが全てを優しく包み込み、サビメロで昇天させる技法はメロディ派のマニアにとってたまらない構成力を保持しており、まさにクリスチャンメタルバ
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MASS-Voices in the Night ★★★ (2014-06-24 18:23:41)
US産のメロディアスHM/HRバンドがプロデューサーに、ストライパーのマイケル・スウィートを迎え1989年に、あのエニグマからリリースされた2nd。メロディを大切にした透明感溢れるサウンドはまさにストライパーと同路線、ベタベタしすぎない泣きは爽快だし、ハードなギターを軸に分厚いコーラスハーモニーを重ねたスタイルは時代を巧みに反映していますね。80年代らしい華やかさと活きの良さ、そこに嫌みにならない透明感と叙情味溢れるメロディの導入はマニアならずとも食指が動くのではないでしょうか、US産らしいキャッチーさとノリの良さも忘れていませんので品数は多いですよ。
MASTEDON-Lofcaudio ★★★ (2022-07-07 19:09:52)
オープニングナンバーを聴きながら、思わずカンサスでこれやりなさいよと言いたくなりましたね。メロディアスかつハードな極上のサウンドを展開、拘りのアレンジを盛り込み最後まで飽きる事無く聴き手の好奇心を刺激し続けます。
とにかく腕が鳴る演者のプレイ、それでありながらも味付けがクドくないので、リスナーオンリーの人が聴いても全然邪魔にならない。頭がいいですねぇ。JOURNEYやTOTOの美味しいところを放り込み、プログレハードとメインストリーム寄りのスタイルへ行ったり来たりを繰り返す、絶妙なさじ加減が最大の聴き所、苦手な人には居心地の悪さを感じるだろうが、メロディアスなロックを探し求めている方にとっては夢のようなハードサウンドへと仕上がっている。
時代は1990年、国内盤のリリースもなくクリスチャンロック系のレーベルというのもあり認知されなかったのが痛かった。一番の要因はKANSASを
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MASTERMIND-From Here to Eternity ★★★ (2018-11-12 13:08:57)
2ndを大手ポニーキャニオンからリリースした実績もある国産ネオクラパワーメタルバンドの4th。と言ってもリメイク2曲にSE的なインスト2曲の9曲入りの為、情報としては少々弱いのだが、出している音を聴けば納得の一枚。
この手のサウンドを歌うには少々クセの強い歌声なのだが歪みきったハイトーンは個性的であり、バンドの看板として機能している。良く動きベースの存在感、バンドサウンドの推進力となるパワフルなドラムと屋台骨を支えるリズム隊は強固な守りを見せボトムを支えている。クラシカルなフレーズもバンバン決めるメロディアスなツインリードは常にスリリング、そのアイデアはベタなものであろうと、切れ味の鋭さと畳み掛ける迫力のある展開は聴く者を圧倒するだろう。
ギターのフレージングなどにもキメるところとソロやバッキングなどに、両者の違いを設けたりと工夫を凝らし、通り一辺倒になりがちなスタイルのサウ
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MASTERMIND-Song for the New World ★★ (2008-08-20 19:36:00)
2004年にリマスターしリリースされた幻の1stアルバム
同アルバムに収録されている二曲のデモ音源も収録されています
高速ツインリードを軸にパワフルかつメロディアスな正統派のHM/HRサウンドを披露
クセのあるスクリーミングハイトーンヴォイスもこのアグレッシブなサウンドに負けておらず強力な個性を発揮している。マスタマ流様式美とも言えるパワー、メロディ、スピードの三拍子揃った楽曲も収録されファンならずとも安心して聴くことが出来るかと思います。1stとしては及第点を与えることが出来る好盤ですね
MASTERMIND-Song for the New World-Hold on ★★ (2008-08-18 19:58:59)
哀愁のパワーメタルナンバー
MASTERMIND-Song for the New World-Nothing Lasts Forever ★★ (2008-08-18 20:09:22)
パワフルさと哀愁のあるメロディが渾然一体となり
聴き手に迫って来るミドルナンバー
ギターはやっぱり凄い
MASTERMIND-Song for the New World-Run for Your Life ★★★ (2008-08-18 20:12:56)
荘厳的なKEYのイントロから疾走するお約束満載のスピードチェーン。マスターマインドの魅力溢れる今アルバムのハイライト
スリリングなプレイの応酬が素晴らしい
聴き応えたっぷり
MASTERMIND-Song for the New World-Say Your Prayer ★★★ (2008-08-17 18:56:37)
マスタマ節炸裂のメロディアスな疾走ナンバー
高速ツインリードの絡みも素晴らしいですね
MASTERMIND-Song for the New World-The Landscape ★★★ (2008-08-18 20:03:33)
猛烈な泣きを発散するパワーバラード
普遍な様式溢れる名曲です
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