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重々しいピアノから始まるイントロダクション。

悪魔のような声で語られると電子ノイズが本当に不気味で、
この先がどれほど危険で甘美かがよくわかりますね。

元々がインダストリアルサウンドになっておりましたが、
こちらはプログレッシブメタルに作り直されてますね。
かなりヘドバンしやすいですし、キャッチーなのですが、
相変わらず裏がかなりトリッキーだったりします。
それが彼らしいので大好きなのですが。

10分もの大作となった表題作。

あさきの生への執着が凝縮されているのではと思うくらい、
彼の音がコレでもかというくらいに詰め込まれており、
その息吹はまさに人の生命そのもの。
彼がこのアルバムの利き所で、唯一聴いてほしいと語るのも頷ける。

牧歌のような演奏と可愛い歌声に思わずジャケットを調べた人、多数ｗ
かと思ったら、いきなり濃厚な歌声がシレッと乱入しているわ、
突然ピアノが暴れまわるわとやっぱり一筋縄ではいかないあさきであった。

でも、最初に聴いた人は次にこう叫ぶ

「誰だお前は！？」と。


まぁ、ラストはいつも通りすごく不穏な終わり方なんですけどね！

待望の2ndアルバム。

前作も前作で濃厚でしたが、今回はまさに和製プログレメタルと言っても差し支えないでしょう。
今回を例えるのであれば、ある国の中で起きた泥まみれになりながらも生きようとしている人々。
モブを克明に描いたらこうなりますよという作品と言っても良いのではないでしょうか。
世界観に引きずり込む技術はすでに確立しているので言うまでもありませんが、
今回は前作に比べて音が上方向へ広がろうとしているように聴こえました。
単に外に出すだけなら他のミュージシャンも行っているのですが、
彼だけは真上に解き放とうとしているんです。そうしたら星になると信じて。
そう、私はこのアルバムの人々は星として愛し生きたいのではないのかと考えています。
一見、簡単そうですがすごく難しい、それも生々しすぎる生き方ではありますが、
そうあり
…続き

オリジナルに比べたらかなりトランス寄りの音になっています。
カバも音によってはここまで綺麗になれるんですよね。
そう考えると、DJって音のパズルマスターなのかも。

本物のギタリストであるgood-cool氏を迎えたスピードコア。
こんなリフ…メタラーでもよほどのスピード今日じゃないと刻めるかってのｗ
なので、この曲ではヘドバン推奨。そんな曲なんです。

繊細な音とズシンと響き渡るガバキック、さらに暴れまわるフーバーシンセはまさにタイトル通り。
MC NatsackのMCの煽りもあり、かなりノレるトラックだと思います。
途中からの展開はギターリフを聞いているかのような錯覚を起こすほど。
ハードコアテクノ入門編として是非聴いておきたい楽曲。

1/fゆらぎを持つシンガーというのは非常に珍しいですが、
彼女の場合は透明感のある性質がさらに曲の良さを引き立てていると思います。
オールラウンダーではありますが、透明感を持つ曲を歌わせたら彼女の土壇場。
この歌声は一聴の価値があるのではないのでしょうか。

メタル入門にもってこいとも取れる一枚。
結構ゴリゴリしていて、それなのにすごくキャッチー。
しかもパイレーツモノなので日本人にもわかりやすい。
だみ声も題材が題材なのですごくキュートなんですよ。
（メタルアルバムとしてその評価はどうよ…）
定番と一緒に薦めてみるといいかもしれません。

意外にも彼らの項目がなかったので作成しました。

キャッチーだけどクサくて良質。
まるでコルピじゃないですか。
題材もわかりやすいので、メタル入門編として十分薦められるバンドです。
金太郎飴になりがちですが、題材が題材なのでそれでも十分許容範囲。
こういうバンドがあるから海外メタルは大好きなんです。
きっと、ディズニー好きも気に入るでしょう。

このころはまだパンクテイストが残っているバンドサウンドで、
音も結構軽いですがアプローチがメタルなんですよね。
ただし、この作品は比較的ミドル、スローナンバーが多いので
どちらかといえばゴサー向けの作品かも。
退廃的な世界が好きな人は手にとって見ていいかもしれませんね。

緊迫の序盤からキラキラときらめくような後半の流れが素敵です。
ストリングスパートが時々迫力を出してくるんですが、
ピアノとメロディが見事に争うかのよう二キラキラしているんです。
これがけっこうクサいんですよね。

ギターソロは普通ですがね。

冷たいピアノとストリングスにタイトなバンドサウンド。
そこにゆんさんのヴォーカルが加わることで面白い音楽になる。
でも、新しいアルバムを聴いた後だと物足りない…。

教会音楽をモチーフにしたインストルゥメンタル。
これがエラくクサいんですよｗ
間奏なのにこんなにクサくていいんでしょうか…？

メランコリックなバラード曲。
徐々に盛り上がっていく様はドラマチックで、
ピアノソロ→ギターソロのコンボはかなりヤバいです。

バラード好きのメタラーにも聞いてほしい一曲。

美しいピアノやストリングスにヴォーカルが載ると
かなり透き通った世界なんですが、これに爆走パンクが追加されると
これまだ不思議な世界が完成するんですから不思議ですね。
ゴシカルなんですが、シンフォニックでもあるので聴き応えもあります。

Rhapsodyみたいなパンクを聞きたい人向けかな。

やたらと不穏な音を繰り出すクリーンな音たち。
後のダーク路線を予感させる、ひたすらに救いのなさそうな曲。
かと思えば途中でふと明るくなったりと偉い情緒不安定な曲。
ギターソロもかなりクサく、タッピングまで披露。

もしかしたら、今の路線の原型ってコレかもしれない。

メロディはいつもよりポップながらもプログレ寄りの演奏。
いつの間にかこのような展開を作るようになっていたな。
プログレパンクってのも変な感じだが。

叙情的なピアノソロをはじめとした演奏パートは必聴。

別作家との楽曲。ピアノとヴォーカルメインのバラードですが、
書いている歌詞がホラーな件について。
ホラー作品を作っている方、BGMにいかがですか？

ビックリするようなしかけもないですし、ちょうどいいですよ？

軽快ながらも歌詞がえげつないのは相変わらずのようで。
バンドサウンドが軽くても流麗なピアノやストリングスが上手くカバーし、
少女のイノセントな感情を残酷に引き出しているのは見事。
というか、可愛い声出せたんだ、ゆんさん…。

後半にはストリングとティンパニーが攻め込んでくるので注意。

このアルバムが初メタリカなので、しばらく「Master of Pupets」が
リピート推奨になったのはコレのせいです、多分ｗ

というのも、私の敬愛するアーティストさんがこのアルバムを紹介していて、
実際に聞いたら聴き応えのある楽曲のオンパレード！
でもスラッシュメタル特有の獰猛さにあの叙情性を加えるのは
相当苦労したんじゃないでしょうか…。ドラムの音が気になりますが、
やはりあの曲展開がたまりません。
プログレ（もしくは大作）とスラッシュメタルが好きな人は手に取るべき。
後は聴き応えのある楽曲に餓えてる人は是非。

なんで彼女の項目がないんだ？

そう思い、追加しました。
何気に名曲が多い彼女なので、今後も暇を見つけて追加したいなと。

どうもこの頃の菅野さんは真綾の曲でドラムン取り込んだ曲を作る傾向が強いな。
この曲も「ダッタン人の踊り」が顔を出すとドラムンベースっぽくなるから、
よっぽど変則的なリズムが気に入ったんだろうか。

楽曲は本当にSteveの仕事ぶりが見事に光った名作だと思う。
加えて真綾の澄んだ歌声が見事にマッチしていると思う。

美しいメロディとイノセントな歌声が融合すると
本当に雨上がりのような風景になるマジック。
それをラーゼフォンのラストに捩じ込むスタッフはわかっている。
まさしく、彼女にふさわしいバラード。

うわ、ちっちぇ頃の真綾に歌わせてぇ！！

そんなかわいらしい曲。
この曲は歳を取れば取るほどお母さん度が増すので、
是非お子さんが生まれたら聴かせてくれ。

聞いた当初は「何これ、ビョークっぽい！」とｗ
いや、当時は「Homogenic」聴きまくっていたので…。
この評価を抜くと菅野さんらしいなと思います。
菅野さんってデジタルさを出すときってドラムンやファンクに走って、
四つ打ちは必要にならない限りは使わない人なんで、
タイアップ先を考えたらこうなっちゃうよなと。

そんな曲を真綾が歌うなんて予想だにしませんでした。
それでもこんな難曲を良く歌いきれるなと感心しましたし、
グイグイと曲の世界に引きずり込む魅力がそこにはありました。
クサさ、世界観、音…シングルだからこそできる圧縮ですね。

歌詞がまさかの複線だとは当時は思いもしませんでしたｗ
そんな当時を振り返るほど、実は作品とリンクしているんですよね。
ホント、岩里さん侮れんわぁ。プロだから当たり前だけど。

曲も作品全体を包む少女性と初々しさが見事に同居しており、
歳を重ねるたびに新たな発見が出来る名作と言っても差し支えない作品になっている。
このような曲を作ったお三方に改めて感謝。

まさかの民族調。

これがすさまじくクサく、それも真綾の歌声だから
少女が歌い継ぐ民謡のようでたまらない。
そりゃ代表曲に数えられるわけですよ。
アニソン聴くメタラーを自称するなら聴いておけ。
特にクサメタラーな。

子供の頃というか少年の頃に感じた、何もかもにワクワクする感覚を
よく曲にできるなと感心してしまう楽曲。

当時の真綾はまだ若いのできらきらした感覚で歌いきれるだろうが、
それでもなんだか無防備すぎて危うい印象を抱いてしまう。
恐らく、本当に評価されるのは結婚をした今だろう。

デビュー曲が少女のイノセンスを描いたものであるなら、
こちらは少年のイノセンスを描いた作品。
なぜかしら。この曲だと真綾が母親のように感じるｗ
ふんわりと優しく包み込む歌声だからだろうか。

曲自体もスウェディッシュポップのようなキラキラした曲で、
こちらも真綾に良く似合うと思う。
…ただし、正面からいえるのは20歳を超えたときでした。
当時JKの彼女には流石に酷な評価だって。

まるで夜明けをバックに飛び立とうとする小鳥のように
静かに幕開ける、密かに壮大なバラード。
ふぅむ、こういうタイプも合うのは意外な発見。
コレが独立に活かされたもんだから、
真綾も意外と気に入っている路線なのかも。

比較的、当時の作風に近い楽曲。
とはいえ、音は優しい音しか使っていないのと、
真綾も力強い歌声を合えて封印しているので
ポップスとしては頼りない印象があるかもしれない。

だが、タイトルを考慮したらコレで正解。
それでいて、曲の無垢な色合いが良く出ると思う。

序盤からホーリーな空気を纏った優しい曲。
本当に少しでも迫るような音を排除しており、
さながらタイトル通りの楽曲を作ろうとしているように思う。

まさかのアイドル調の歌詞ｗ

ごめんなさい、流石にこれはナシです。
多分、真綾か岩里さん辺りが書いた方がよかったかも。
それがあればありそうでなかった四つ打ち曲として楽しめたのに。

CLAMPの絡んだ真綾曲にハズレはありません！
この事を改めて証明したのがこの曲だと思います。

本当に暖かい歌詞と優しいメロディのおかげで救いのある内容になったのではないでしょうか。このような曲を作った製作者はいい意味で罪だと思う。

力強い真綾なんてすごく珍しいですが、
ロックしようとしている真綾っていうのも新鮮ですね。
でも、歌詞はいつもの優しい真綾なんだよなぁ。
コレが実にいいギャップだと思うんですが。

このタイプの曲も真綾の歌声にあっていていいですね。
優しく差し込む朝日みたい。
やっぱり、昔から真綾を知る菅野さんだからこそでしょうね。
ちょっとありがちかなと思うのがもったいないけど。

真綾の曲といえばしっとり系かこのタイプってイメージが強くて、
特にこの曲は真綾の歌声もあってすごく印象に残っている。
やはり清涼剤のような声には清涼剤のようなスピードが良く似合う。

ロボットアニメの主題歌なのですが、異例の3拍子。
それも瑞々しいガールズポップスなんですよね。
でも、なぜ作品とリンクするのかしら？
そんな不思議なデビュー曲。それでいて瑞々しさが失われないのがすごい。
コレこそが菅野マジックではないだろうか。

彼女は本当に歌唱力が高く、上手く行けばメタルディーバに転向してくれるのではと
淡い期待を抱かせるほどの実力を持っていました。

しかし、病魔というのは恐いですね。
まぁ、似た路線はすでにいましたから…。
本当に時代がもう少し遅かったらと思います。

実はロックマンがらみであるこの曲。

そして、展開がどっかのH崎さんみたいですね。
こちらの方が整然としているアレンジなんですけどね。
ただ、メロディはかなりクサくて良いです。
個人的にはもっとギターが目立っても良いと思います。

まさにライブ向けの曲。正直、コレはあまりCDで聴く曲じゃないなｗ
だって…こぶし挙げたくなったんですもの、通勤中。

こういうクサいダンスポップスこそが愛内の魅力でもありました。
さらに言えば、この曲に関してはアレンジがかなりゴシカルで、
聴いていると北欧ゴシックメタルバンドみたいなシンセを結構使ってます。
もっとこういうシングルを聴きたかったなぁ。

信じられないが、これもコナンの曲なんですよね。
子供向けだからポップでもいいんでしょうけど…
砂糖漬けのラブソングはねぇだろｗ

ただ、初期の頃を思い出す構成もいいですね。

歌詞が若いなぁｗ

改めて愛内の歌声に哀が似合うことが証明された曲。
歌唱力も堪能できるし、なによりもクサくてよい。
こういう曲をぶっ放してくるからビーイング系は侮れない。

応援歌になるとスッと入り込むタイプが似合う彼女ですが、
パワータイプだと今回のアレンジじゃないとパワーが強すぎるな。
まさかクラブサウンドにこんな効果があったとはね。

スパニッシュギターと愛内の声って相性いいな…。
そう考えたらこの人にスパニッシュメタルを歌わせたくなってきた。
ふとそんなことを考えさせてしまうほど魅力的な曲。
本当に憂いの似合う歌声ですよね。地声はその真逆なのに。

ラテンビートを取り入れたダンスポップスなのですが、
こちらはコレまでの曲に比べて華やかでいいですね。

最初からこういう華やかな路線で行けばよかったのに。