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mokusatuさんの発言一覧(評価・コメント) 451-500
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SENTENCED-Amok ★★ (2006-07-21 00:48:00)
95年発表の3rdアルバム。
ここから音楽性がどえらく変わる。
前作もデス・メタルにしては風変わりな事をやってはいたが、これはどこをどう取ったって「ヘヴィ・メタル」だ。ボーカルがデス声と言ったって完全に「叫び」でなくて「歌」であり、デス・メタルが持っていた野蛮さ・攻撃性と、おそらく北欧の血からくる叙情が「ヘヴィ・メタル」という形式を用いて魅力的に結実したアルバム。
IRON MAIDENの血を真っ当に受け継いだ「賛辞としての」フォロワーになっており、「THE TROOPER」をデス・メタルアレンジでカバーしたバンドとは思えないし、つまりもう、する必要がなくなっている。
メタル的格好良さに無論文句ないが、個人的に、前作にも散見されたゴシック的頽廃感が哀愁と結実した「FUNERAL SPRING」「NEPENTHE」が心地良過ぎて死ねる。歌詞がまたネガティブにも程があ
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SENTENCED-Amok-Funeral Spring ★ (2006-07-21 01:32:33)
ロックンロールじゃないよなぁ・・・まーいいや。
70年代ハードロックみたいな雰囲気でしょうか。気だるく引き摺る感じに酔えます。
SENTENCED-Amok-Nepenthe ★★★ (2006-07-21 01:24:29)
メランコリック・メタル・バラード。
昂揚しそうでせず、救われそうで救われず、いつまでも絶望感ばかりが美しく募っていくドラマだ。
SENTENCED-Crimson ★★ (2006-11-07 00:54:00)
楽曲の核が、ギター旋律からヴィレのディープな歌唱へと移ったアルバムではなかろうか。故に前作「FROZEN」のような凍てついた叙情性はないが、哀愁立ち込め翳り差す、男の中の男の絶望アルバムであろう・・・そんな大きい差はないですけど。
ボーカルが核になっているという事が、ヘヴィ・メタルとしての聴き易さを獲得もしている。初めての方はこの辺りから聴くといいのでは(メロスピの1/10の派手さもないですが)。2000年発6th。
個人的には前作の方が好きです。
SENTENCED-Crimson-Broken ★★ (2006-11-07 00:04:26)
何だかAMORPHIS(もしくはFinland)の臭いが。
メタルらしいアップ・テンポな空気から落ち着いたボーカル・メロディへの展開が絶望的にダイナミック。
SENTENCED-Crimson-Home in Despair ★★ (2006-11-06 23:48:54)
普通ならアルバムの最後を飾るようなしんみりしたこの曲が2曲目って有り得ないですよ。
それだけこのアルバムには打ちひしがれるような哀愁が充満しているのだと。
SENTENCED-Crimson-One More Day ★★ (2006-11-07 00:26:53)
このアルバムでは特異な曲かと。ゴシック的というか実験的というか「FROZEN」に入ってても良さそうというか、ムードのある面白い曲だと思いますが。
ヘヴィ・メタルとしてはサビが地味なのであろう事は、書き込みの少なさが物語ってますか?
SENTENCED-Frozen ★★ (2006-10-22 02:04:00)
とても思い入れのあるアルバムです。
「AMOK」「LOVE & DEATH」を気に入っていた私には、「DOWN」のVilleの歌唱はどうしても調和しているように聞こえなかったのですけど、これは何の違和感もなかった。Taneliを呼び戻す必要性など全く感じない、凄く完成されたスタイルであると思いました。
デス/ヘヴィ・メタル的な攻撃性は相当鳴りを潜め、結果的にニューウェーブ・ゴシックのように淡々とした冷たい感触に包まれたハード・ロックとでも申しましょうか。
激しい起伏やダイナミズムで聴かせるアルバムではなく、(タイトル通り)凍結した叙情が、最初から最後まで溶ける事なく美しい形で保たれているアルバムだと思います。ギター・メロディ、音色が、とても冷たくて、寒い。
もしTaneliが歌っていたら、彼の声はディープなんで、もっと強迫的なムードになったのかと推測します
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SENTENCED-Frozen-Let Go (The Last Chapter) ★★★ (2006-10-22 02:18:37)
タイトルは熱そうだし実際楽曲も熱っぽいですが、向かう先はsix-feet underですから。つまり意訳すると「死のうぜ!!」です。
これの後アウトロのインストですが、CD終わって裏ジャケ見ると首吊り用の縄が垂れ下がってると。いやー黒いなあ。
SENTENCED-North From Here ★★ (2006-07-17 01:42:00)
93年発表の2ndアルバム。ボーカルがMiika(G.)からTaneli(B.)にスイッチ。
前作(1st)は未聴だが、メロディック・デス勃興期にフィンランドから表れたプログレッシブ・デスであろう。とはいえ、展開がデスにしては複雑である事以外にプログレっぽさはない。プログレッシブ・デスラッシュと言っても嘘にならない気がする。
個人的にはDARK TRANQUILLITYの「THE GALLERY」と同じ位置付けをしているが、較べて、メロディーの扇情力を半減した代わりにテクニックを倍化させて攻撃性を持たせたという印象。単調なミドルテンポパートもあるとはいえ、楽器全部がやけくそ且つテクニカルに疾走するパートからCHILDREN OF BODOMの1stを想起しなくもない(あんな派手ではないしもっと邪悪だけど)。何にせよ、デス・メタルが「メロディック・デス」という呼称を利用してヘヴ
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SENTENCED-North From Here-Awaiting the Winter Frost ★★ (2006-07-17 01:58:07)
全てのギターリフがふざけてるとしか思えんほどテクニカル、というか弾き過ぎ、というかチューニングずれすぎ。シンセによるイントロの冷ややかさがあっという間に吹き飛びます・・・いやここまで弾ければ大したもんですが。
テクニカル・やけくそ・デス万歳!!
SOLEFALD-In Harmonia Universali ★★ (2006-07-01 01:56:00)
何故こんなマイナーなバンドまで登録されてますか・・・いやいや嬉しい限りなんですけども。メンバーの片割れ・LazareはBORKNAGARにも参加してますか。
音楽的には、メタルの範囲内に収まるプログレッシブな展開に、北欧叙情満載のハモンドやパイプオルガンやサックスが乗り、さらにこれでもかとボーカルハーモニー(と呟きデス声)が歌い上げるという・・・えっと・・・メロディック・プログレッシブ・メタルだろうか・・・アメリカのマイナー・プログレ・メタルに対するノルウェー・ブラック界からの返答と言えますかね、誰も返答を期待してないとは思うんですけど。
他の作品は未聴ですが、アングラを出自としながらまっとうな音楽へ進化た感じが、絶対何か、他のバンドに例えられそうだーとしばらく思い返した結果、プログレッシブ・ヘヴィ・メタルと言えそうな立ち位置が ORPHAND LANDの3rdに近い、という
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SOLEFALD-In Harmonia Universali-Fraternité de la Grande Lumière ★★ (2006-07-03 02:39:38)
サックスが大胆に導入されているが、曲の印象は、北欧民謡全開・変態メタル。ハモンドの音色もあって、微かに3rd時のAMORPHISを想起する。
あと、この曲のボーカルハーモニーは切なくていい。
個人的にこのバンドは、これくらいメタルの範疇から外れた方が面白い。
SOLEFALD-In Harmonia Universali-Sonnenuntergang im Weltraum ★ (2006-07-03 02:56:38)
歪なムードのゴシック・メタルから、やけに軽い疾走パートへの脈絡のなさがいい。変態万歳。
アコギで締めるのはいいが、この曲に限らず、終わり方をもう少し考えてください。昔のIN FLAMESですか?
Si monumentum requires, circumspice ★★ (2006-09-03 01:25:00)
2004年発表3rdアルバム。他のは知らない。
どこのレビュー見ても大変褒められてて、いつしかANOREXIA NERVOSA「NEW OBSCURANTIS ORDER」に匹敵するクオリティなのだと決め付けてしまってたので、初聴時はガッカリしました。素人耳ですけど、作曲・編曲・演奏能力に随分差がある気がしますが・・・少なくともこのアルバムの時点では・・・多分・・・。
ただ、このバンドはプリミティブ・ブラックだと考えると、楽しめるようになった。
何というか、メロディがどうとか展開がどうとかは比較的どうでもよくて、何よりこの救いようのないムードと、殺傷力の高い轟速テンション、禍々しい音塊としての隙のなさがアンダー・グラウンド音楽として素晴らしい(ラストのインストはどうかと思いますが・・・)。
地獄の音像が無闇に長く展開して1曲平均約6分、最長11分、ランニング・タイ
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Si monumentum requires, circumspice-First Prayer ★ (2006-08-31 01:41:17)
アルバムのオープニング。アンビエント・ブラックである。
絶望的に暗く遅いアルペジオにパーカッションとして挟み込まれるドラムが儀式的でいい。
個人的には、似たような展開で20分くらいやってくれても良かったが、それだと違うアルバムになるね・・・。
Si monumentum requires, circumspice-Hétoïmasia ★ (2006-08-31 02:20:18)
この疾走パートは好きです。MARDUKのリフを従えてSatyr(SATYRICON)が歌っているような。
暗黒聖書を邪念を込めて語りかけるかのようなボーカル。この威厳がたまらん。
Si monumentum requires, circumspice-Jubilate Deo (O Be Joyful in the Lord) ★ (2006-09-02 21:48:55)
メロディック・プリミティブ・ブラックです。
DARKTHRONEの4th辺りを、メロディ感覚の異なる異国人(フランス人)が思い切りドラマティックにしたというか。トレモロ・リフが走りっぱなし。
Si monumentum requires, circumspice-Second Prayer ★ (2006-08-31 02:04:33)
これは割とBURZUMぽいかと思います。
中盤からのギターの音色が印象的だ。SEから再度ぶり返す展開もなかなか痺れる。
Si monumentum requires, circumspice-Sola Fide I ★ (2006-09-08 02:50:07)
容赦ない疾走ブラックですが、サビのトレモロ・リフが泣いてますねー。
ただ、音質か演奏か金か理由は分からんけど、ギタープレイにもう少しキレがあると良かった。私は無理矢理脳内変換して聴いてます。
Si monumentum requires, circumspice-Third Prayer ★ (2006-08-31 02:25:07)
厳粛なコーラスを交えたスロー・ブラックをバックに、必死の訴えが叫ばれては否定され、叫ばれては否定され、誰にも届かず、いつしか消えている。
Still Life ★★ (2006-07-31 03:09:00)
前作で方向性を固めたのだろうが、一体どんな現象が発生すればこんなにクオリティが上がるのか?
細やかにして病的、歪にして精緻極まるアレンジの楽曲群が問答無用の説得力でストーリーを描く、3rd時と違う意味でとても同じバンドと思えない99年発表の4thアルバム。前作が鬼のような存在感だとしたら、今作は鬼神です。神の領域です。
とにかくアレンジの精密さが桁外れに向上している・・・いや表現が生温い、完全に次元が違っている。前作の中核にあったのは単に獰猛なデス・メタル・リフだったが、今作はヘヴィ・メタルを一足飛びに越えてプログレ的ヘヴィ・リフというか、なんか独自の歪み方をした異形のリフである。これがまた緻密で複雑なのに、そこから何の違和感もなくいつのまにかやたら哀愁のある儚いパートに移行しているのである。御免なさい・・・いや、何か意味もなく謝りたくなってしまった。
で、そんな展開ば
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Still Life-Benighted ★★ (2006-08-05 02:05:31)
低~中音域で漂う、深い霧の向こうから囁くような歌だ。
夜に一人車の中で聴いてると幽かな妖気が出ました。
Still Life-Face of Melinda ★★★ (2006-08-05 02:21:14)
所持しているのは輸入盤なんでおおまかに訳しただけですが、歌詞読みながら聴くと、特にバラードパートが切なくて仕方ない・・・。
おぉ、MELINDA・・・。
Still Life-Godhead's Lament ★★★ (2006-07-30 13:37:36)
病的なリフの緊張感が凄まじい迫力。アコースティックパートの儚さと相まって、時空を揺るがす歪んだ怒号と聖なる救済の光が交錯する様は正に神格の嘆き(Godhead's Lament)。
10分にする必然性のある展開とこれは文句付けようない!!
Still Life-Moonlapse Vertigo ★★ (2006-08-05 02:14:48)
静と動、美と醜が波のように押しては返す。
展開はドラマティック、リフもダイナミックで病んだ感じがなく聴き易いです。
Still Life-White Cluster ★★ (2006-08-05 02:45:19)
切り変わりの激しい混沌とした展開が前作以前ぽい。こういうのが一曲くらいあると変化があっていいです。
あと、このバンドとの比較にDREAM THEATERが出てくるわけが何となく分かりました。
TAAKE-...bjoergvin... ★★ (2006-09-10 02:27:00)
02年発表の2ndアルバム。今作は一応バンド体制(4人)で作られている。
前作のトゥルー・スタイルから一転、非常に実験的な方向に舵を切った作品だ。おそらく、トゥルー・スタイル以外の音楽性も取り入れたものと推測するが・・・いわゆるテクニカル/プログレッシブな要素が増え、かつミドル・テンポを積極的に導入した結果、スピード一辺倒ではないメロディック・デスのようになっている。
とにかく前作以上に展開が頻繁で、変拍子も多く、曲調も音色もブラック・メタルに捕われない多様なアルバムとなっている。音質も前作以上に良い。
印象としては、初期AT THE GATES辺りの黎明期メロディック・デス(ブラック)である。
・・・正直、1stを聴いて感じたTAAKEの美点・・・疾走感、爆発力、叙情性が生きているとは思えないし(①②は良いですが)、ミドル・テンポ主体の曲(③以降)が魅力的かと言
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TAAKE-...bjoergvin...-Over Bjoergvin Graater Himmerik PartⅠ ★★ (2006-09-10 00:16:54)
変拍子は正直やりすぎですけど、やっぱメロディセンスと爆走感は一級品。リフ・ストップからピアノと連動して紡がれる旋律は問答無用級。格好良さが神懸かってます!!
TAAKE-...bjoergvin...-Over Bjoergvin Graater Himmerik PartⅡ ★ (2006-09-10 02:44:48)
冒頭はブラックというよりメロディック・パワー・メタルぽいですな。
格好良い事に変わりないですが、びっくりしますね。
TAAKE-...bjoergvin...-Over Bjoergvin Graater Himmerik Part Ⅲ ★ (2006-09-10 00:46:31)
・・・変な曲・・・何を表現したいのかさっぱり分からん・・・つーか正直笑っちまうわ。
基本ミドル・テンポのブラックなんですけど・・・中間部のスロー・パートが・・・ええ・・・これはある意味、彼らなりのプログレッシブな叙情表現だという事に・・・ああ、アカン、やっぱ笑っちまうわ・・・。
一体何ですかこれはっ!!鬼気迫る絶叫と気の抜けるSEを対比しているコメディ・ブラックなのか?
TAAKE-Nattestid... ★★ (2006-07-27 01:44:00)
1stからいきなり風格すら感じる恐るべきクオリティ。ベース&ドラムがセッションメンバーとはいえ、新人としては驚異的な完成度だ。99年発表。ギター&ボーカルのHost(Hoest)による一人ブラック・メタル。
言ってしまえば、シンセを抜いてヴァイキングハーモニーを入れたEMPERORの1stなのだが、悲しみを憑依させたメロディック・リフが怒号の如く、そして感動的に展開するドラマ性は到底フォロワーの一言で片付けられない可能性を感じる。
歪んだ音質、禁欲的ファストビート、狂気の絶叫、リフに宿る悲哀の情感、ブラック・メタル・ファンが「ドラマティック・メロディック・ブラック」と聞いて思い浮かべる音楽まさにそのものと言って間違いない。余計なものは何もない。これだ!!これこそがTrue Norwegian Black Metalだ!!TAAKE万歳!!ノルウェー万歳!!
・・・と言い
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TAAKE-Nattestid...-Nattestid Ser Porten Vid PartⅠ ★★ (2006-08-31 12:05:17)
ブリザード・スタイルの哀感に満ちたリフも素晴らしいが、Hostのボーカル・ワークが素晴らし過ぎる。
展開は綺麗とは言い難いが、瞬間の爆発力でTAAKEに敵うバンドはないのではないか?
TAAKE-Nattestid...-Nattestid Ser Porten Vid PartⅡ ★★ (2006-07-27 02:00:33)
展開長いとか細かい事は言いたくない。
冒頭の疾走に、血の涙を流しながら絶叫するHostの姿が見えるのだからそれでいいではないか。
TAAKE-Nattestid...-Nattestid Ser Porten Vid PartⅣ ★★ (2006-09-10 21:17:08)
インストですが、単にボーカルがないだけとも言えます。基本他の曲と変わりないです。
疾走トレモロの素晴らしさは言うまでもないですが、中間部のギターとベースによるメロディの掛け合いがまた何とも叙情的。
TAAKE-Nattestid...-Nattestid Ser Porten Vid PartⅤ ★ (2006-09-10 21:27:00)
後半の展開が何だかおざなりな気もしますが、その終わり近くの緩やかなトレモロ・メロディがたまらん。ブリザード・スタイル万歳!!です。
THE 3RD AND THE MORTAL-In This Room ★★ (2006-04-13 17:35:00)
97年発表の3rd。前作同様、Ann-Mari Edvardsenがボーカル。
まず断っておきたい。私は「Tears Laid In Earth」「Painting On Glass」「Project Bluebook」とこのアルバムを持っているが、このアルバムが一番好き、いや言ってしまえば、このアルバムしか好きじゃない。巷で言われている難解さは微塵も感じない。その割に「Painting~」は難解で聴けない。「Tears~」は冗長で聴けない。こんな耳をしている私のレビューが参考になるのか、甚だ疑問に思う。だが誰も書いてないし、本当に好きなアルバムなので書いておく。
まず楽曲以前に、音が素晴らしい。輸入盤ジャケットのような、ざらざらして、くぐもった感じのSEとノイズが楽曲の背後にいつも流れていて、おぞましく、不穏な空気が支配している。クラシック的でない女声は、ソプラノボ
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THE 3RD AND THE MORTAL-In This Room-A Touch Of・・・ ★★★ (2006-04-14 02:05:55)
精神異常者の、瞳の焦点が合わないが故の伸びやかなマインドトリップ、とでも言えばいいか。
ちょっと楽しそうだ。
THE 3RD AND THE MORTAL-In This Room-Hollow ★★★ (2006-04-14 02:13:26)
精神異常者による、言語を超越した「虚空」との対話、みたいな。
我々聞き手にはその内容が全く理解出来ない。
だが、彼らは仲良くなったように思える。
(すいません、インストだから言いたい放題言ってます・・・)
THE 3RD AND THE MORTAL-Painting on Glass-Horizons ★★ (2006-05-10 23:45:16)
このCDを所持して数年、アルバムの最後の曲とはいえ、この曲の存在に気付かなかった自分を恥じたい。
神秘的で幽玄に漂う女声コーラスワークが、タイトル通り、日の出の明るみを、薄暗さを、丁寧に、そして官能的に描写する。このバンドにしては珍しくポジティブな印象を受ける点も良い。
とにかく美しい。
何故「官能的」と言ったかは、歌詞を訳してみれば一読瞭然。
THE GATHERING-Mandylion ★★ (2006-06-24 02:42:00)
95年発表の3rdアルバム。
未開の土地から発見された壁画のようなジャケット、スローテンポ中心の不気味なダーク・ゴシック・メタルと聞いて顔をしかめる人も多いだろうが、これがかなり聴き易い音だったりする。
マイナーメタル臭いアレンジや民族儀式じみた雰囲気にくせはあるが、シンセの音色も割と幅広く、曲毎の特徴もはっきりしていて、重さ・暗さにこだわらない哀愁を基調としたドラマのある構成も優れており(いや充分遅いし暗いけど)、メランコリー好きには堪らないムードがある。
そして何より、このアルバムから加わった女性メインボーカル・Annekeのボーカルスタイルが、ゴシック界でよく聴かれる「ソプラノボーカル」ではなく、メタリックとは言えないまでも非常に力強く伸びやかに歌い上げるスタイルで、聴いていて本当に気持ちいいし、絶対一緒に歌ってみたくなるのだ。ゴシック・メタルでは珍しいと思うが、
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THE GATHERING-Mandylion-Eleanor ★ (2006-06-24 03:04:45)
なかなか勢いあるこの曲が2曲目に来る良い構成。
ツーバスに乗る冷ややかなシンセが鋭い。
THE GATHERING-Mandylion-In Motion #1 ★ (2006-06-24 03:19:37)
重さより哀愁を主眼に置いたゴシック・バラード。
Annekeの力強い歌声が胸を打ちます。力強すぎな気もしますが、感動的な事に変わりないです。
THE GATHERING-Mandylion-In Motion #2 ★ (2006-06-24 03:50:53)
チェロか何かの優雅な旋律を主題とする曲。「# 2」としての仕掛けも良い。
THE GATHERING-Mandylion-Leaves ★★ (2006-06-24 03:25:12)
重々しいゴシック・リフに透明感あるコーラスワークもさることながら、中間部の穏やかで柔らかい展開に息を呑む。この情景転化はお見事!!
THE GATHERING-Mandylion-Sand and Mercury ★ (2006-06-24 03:52:49)
10分の大作ですか。
この曲のAnnekeの歌唱が一番良いと思う。
THE GATHERING-Mandylion-Strange Machines ★ (2006-06-24 02:58:29)
冷ややかなシンセやインダストリアル風SEが絡む中間部の展開がイカしてます。
このアルバムからメンバーとなったAnnekeをアピールする1曲目。シングルにもなりました。
THEATRE OF TRAGEDY-Aegis ★★ (2006-04-13 04:54:00)
98年発表の3rd。多分ギタリスト二人入れ替わってます。
ここでデス声がほぼ完全に消滅。曲調に陰りはあるが、果たしてゴシックメタルの中に留めておくべきか疑問に思う音楽にまで成長した。女性ボーカル(+男声)もののプログレの中に入れても何の問題もないと思う。2ndまでと較べ、視聴対象は格段に拡がっているから、ゴシック初心者に薦めたいアルバム・・・というか、ソプラノボーカルが「嫌い」という方以外は聴いて損はありません。それ以外何も言う必要がない。
だって、似てるらしいけど、PARADISE LOSTほとんど聴いた事ないし。
私が所持しているのは限定デジパック版だが、「SAMANTHA」「VENUS」「POPPAEA」の流れは何度聞いても素晴らしい・・・。
THEATRE OF TRAGEDY-Aegis-Poppaea ★★★ (2006-04-13 14:46:03)
タイトルは、歌を聴く限り「ポペア」でいいのでは。
サビにかけて高音域へと盛り上がっていくソプラノボーカルに対し、いつまでも低音域を彷徨い続ける男声ボーカル・・・。男としては、この無常な世界に泣き伏せるしかありません(笑)
(わー重複しちゃった!ごめんなさい!)
THEATRE OF TRAGEDY-Aegis-Samantha ★★ (2006-04-13 14:54:04)
ボーナストラックだけあって(良く言えば)シンプルな曲。歌詞も凄い短くて、サビはソプラノボーカルが「ららら~」としか歌ってない。
が、それが逆に儚くて、印象深かったりする。
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