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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 4601-4650
ALI PROJECT-Psychedelic Insanity-胡蝶夢心中
ALI PROJECT-Psychedelic Insanity-若い死者からのレクイエム
ALI PROJECT-Psychedelic Insanity-欲望
ALI PROJECT-Psychedelic Insanity-CYBER DEVILS
ALI PROJECT-Psychedelic Insanity-gai désespoir (instrument)
ALI PROJECT-Psychedelic Insanity-暗黒サイケデリック
ALI PROJECT-Psychedelic Insanity-六道輪廻サバイバル
ALI PROJECT-Psychedelic Insanity-暴夜layla幻談
ALI PROJECT-Psychedelic Insanity-青嵐血風録
LOVE SOLFEGE-La Fatalite-Noblesse Oblige
LOVE SOLFEGE-La Fatalite-Stratospheric Melody
LOVE SOLFEGE-La Fatalite-Forget-me-not(r-style)
LOVE SOLFEGE-La Fatalite-Amity
六弦アリス-エンジェルハイロウ-君がいなくなる日
六弦アリス-エンジェルハイロウ-祈り~二人静か~
六弦アリス-エンジェルハイロウ-Dear Mama
LOVE SOLFEGE-La Fatalite-おかえりビーグル
LOVE SOLFEGE-La Fatalite
LOVE SOLFEGE-La Fatalite-Sweet Liar
LOVE SOLFEGE-La Fatalite-La Fatalite
LOVE SOLFEGE-La Fatalite-Due Destini
CRYSTALIUM-Doxa O Revelation
陰陽座-魔王戴天
六弦アリス-エンジェルハイロウ-エンジェルハイロウ
六弦アリス-エンジェルハイロウ
六弦アリス-エンジェルハイロウ-覚めないゆめ、無力な僕ラ
DARKSPACE
DARKSPACE-Dark Space Ⅱ
陰陽座-魔王戴天-ひょうすべ
ALCEST-Souvenirs d'un autre monde
ALCEST-Souvenirs d'un autre monde-Tir Nan Og
NACHTMYSTIUM-Instinct: Decay-Here's to Hoping
NACHTMYSTIUM-Instinct: Decay-Chosen by No One
NACHTMYSTIUM-Instinct: Decay-The Antichrist Messiah
NACHTMYSTIUM-Instinct: Decay-A Seed for Suffering
NACHTMYSTIUM-Instinct: Decay-Abstract Nihilism
NACHTMYSTIUM-Instinct: Decay-Eternal Ground
HARDINGROCK
NACHTMYSTIUM-Instinct: Decay
FULLMOON(POLAND)
FULLMOON(POLAND)-UNITED ARYAN EVIL-...BLOOD FOR IMMORTALITY
FULLMOON(POLAND)-UNITED ARYAN EVIL-THE PAGAN MOUNTAIN
FULLMOON(POLAND)-UNITED ARYAN EVIL-THE WOLFISH INITIATION
FULLMOON(POLAND)-UNITED ARYAN EVIL
黒色すみれ-天氣輪組曲
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ALI PROJECT-Psychedelic Insanity-胡蝶夢心中 ★★★ (2007-08-23 22:16:57)

今作ではちょっと貴重なバラードナンバー。
詩的表現にしろ情景描写にしろ、または奥に秘めた哲学的テーマにしろALI PROJECTが恋を歌うと、必ず恋愛に留まらなく発展していきますよね。しかも歌声もメロディも綺麗だし、そりゃ並のバラードじゃ満足できない体になってしまう訳です(笑)。

ALI PROJECT-Psychedelic Insanity-若い死者からのレクイエム ★★★ (2007-08-23 22:13:12)

バラード~上品なインストという流れでアルバムを締めるのは前作と同様ですが、今回のこのバラード曲はラテン語と日本語による詞も付いた混声クワイアを取り入れたもので、かなりスケールが大きい。クワイアも歌詞が付くと更に壮大になるなぁ…。
歌詞は、応援歌という言葉を拡大解釈すればそう取れなくもないですが、こういう視点で、説得力を持ったものを書くのは本当に凄いと思うし、信念を感じますね。

ALI PROJECT-Psychedelic Insanity-欲望 ★★★ (2007-08-22 16:01:58)

個人的には、ここからの3曲がアルバムのハイライト。
この曲は歌メロが抜群に良いです。暗い情熱を秘めたそれは異国情緒を感じさせるようでもあり、昔の歌謡曲を思わせるメロウさを感じさせるようでもあり。このメロは一回聴いた時から心に残りました。

ALI PROJECT-Psychedelic Insanity-CYBER DEVILS ★★ (2007-08-22 15:58:33)

音色的なサイバーさが感じられるのは主にAメロですが、その後もストリングスが妖しく、サイバースペースに引き込まれていくような感覚を味わえますね。ピアノの低音が神経を圧迫するように響く、ダークな間奏も好みです。

ALI PROJECT-Psychedelic Insanity-gai désespoir (instrument) ★★★ (2007-08-22 15:55:59)

タイトルは「快活なる絶望」という意味らしいです。
元は片倉さんのソロアルバム「Lento」に収録されていた曲で、パーカッションやアコーディオンを用いどこかお洒落な雰囲気だった原曲を、クラシック寄りに格調高くアレンジ。クラリネットが上品で良いですね。ACOUSTIC ASTURIAS辺りとも通じる叙情を感じられる曲。

ALI PROJECT-Psychedelic Insanity-暗黒サイケデリック ★★ (2007-08-22 15:52:59)

可愛らしさとは裏腹のドスの利いた雰囲気、更にその奥にある優しさや信念…こうしたフィーリングが感じられる曲は今までもありましたが、この曲はコンセプトの「サイケデリック」によって、彼らの持つそうした要素が一層浮かび上がっていると思います。

ALI PROJECT-Psychedelic Insanity-六道輪廻サバイバル ★★★ (2007-08-22 05:37:42)

サビから始まる構成やアップテンポな曲調など、シングルになりそうな感じの曲ですが、実際のシングル曲よりももう少しドス黒いイメージ。それこそ「阿修羅姫」が六道輪廻を経て怪物的な強靭さを手に入れた感じというと近いでしょうか。パートによってはオーケストレーションが普通にシンフォブラより邪悪だったりして流石です。…最初タイトル見たときちょっと暴走族っぽいと思ったり(笑)

ALI PROJECT-Psychedelic Insanity-暴夜layla幻談 ★★★ (2007-08-22 01:25:39)

名曲揃いのALI PROJECTですが、この曲はその名曲群の中にあっても一際妖しい光を放つ、正に悪魔じみているとでも表現したくなるような素晴らしい曲だと思います。
複雑な音程移動やファルセットを駆使したヴォーカルは、シングルに匹敵するほどに曲をフックのあるものにしているし、妖しく歌うアリカさんの後ろでベリーダンサーが踊ってそうな、独特の妖艶さが絡み付いてくるような魔性の雰囲気も感じられる。
…最近インディーズやアマチュアでもALI PROJECTに影響を受けたようなシンフォ系のアーティストが結構現れ始めていますが、こんなアングラ感溢れる曲なかなか聴けません。ALI PROJECTはもう万単位で売り上げるメジャーなアーティストなのに…元祖の底力を見せ付けられました。

ALI PROJECT-Psychedelic Insanity-青嵐血風録 ★★★ (2007-08-22 01:17:36)

アルバム1曲目は、シングル曲的な展開のキャッチーな曲でつかみはバッチリですね。タイトルからも分かる通り、「愛と誠」「勇侠青春謳」の流れを汲む、リズミックで勇壮な曲調。個人的には「勇侠」同様、サビ以上にその後に出てくるメロディが好き。
…Aメロの最初の歌詞、中島みゆきさんの「わかれうた」へのALI PROJECT流の解答と考えてもいいんでしょうか(笑)あの曲で歌われているような、恋愛で駄目になってしまう女性像と訣別し、誇りを持って生きよというメッセージ…な訳ないか。

LOVE SOLFEGE-La Fatalite-Noblesse Oblige ★★ (2007-08-19 22:29:48)

なんとなく、「雪解け」とか「春告げ」とか、そういう単語が浮かんでくるような雰囲気の曲。個人的なイメージでは、雪が積もったアスファルトからふきのとうが芽を出すような、そんな感じ。

LOVE SOLFEGE-La Fatalite-Stratospheric Melody ★★★ (2007-08-19 22:27:24)

コンポーザーがクラシックの素養を持った人だからか、こんな本格的なピアノソロ曲まで聴けちゃいます。特に中~後半にかけてのゴシック的な耽美さを感じる、キャッチーなメロディが素敵。ピアノのみのインストだけど★は3つ。

LOVE SOLFEGE-La Fatalite-Forget-me-not(r-style) ★★★ (2007-08-19 22:24:22)

R=ロシア語?ほぼロシア語&一部英語詞の曲。
この曲で作詞・ヴォーカルを担当してるJenyaさんっていう方も凄いですね…語学に堪能なだけでなく、歌も伸びがあって実に上手い。もちろん曲の方も相変わらず質が高く、普通のポップスでは味わえない幽玄さを感じさせるパートも。

LOVE SOLFEGE-La Fatalite-Amity ★★★ (2007-08-19 22:21:13)

クラシックの優美さ+ポップスの取っ付きやすさ。
BAL-SAGOTHが「ディズニーメタル」と呼ばれるなら、この曲は「ディズニーポップ」。そんな風に勝手に呼称を付けたくなるほど、甘やかで美しいメロディ。

六弦アリス-エンジェルハイロウ-君がいなくなる日 ★★★ (2007-08-19 19:01:30)

Voの櫻井さんの作曲による、ストレートな疾走チューン。
ブログでもクサメロ宣言と思しき発言があって期待していたんですが、それを裏切らないドラマティックなメロディが聴ける楽曲。単純にかっこいいですね。

六弦アリス-エンジェルハイロウ-祈り~二人静か~ ★★★ (2007-08-19 18:57:16)

トラッドよりのメロディが綺麗なバラード。
この曲はヴォーカルの櫻井さんの声が凄く綺麗で良いですね。前曲のかっこいい歌いまわしと比べるとまるで別人です。彼女が書いたと言うメロディも綺麗。

六弦アリス-エンジェルハイロウ-Dear Mama ★★ (2007-08-19 18:54:40)

コンセプトの締めを担う、アコギバラード。
前曲のタイトルから想起される悲劇的結末とは裏腹の、暖かなメロディ。ちょっと短いと思わなくもないですが、この短くて素朴な作風がコンセプト全体を大らかで暖かに包み込んでると言えるかも。

LOVE SOLFEGE-La Fatalite-おかえりビーグル ★★ (2007-08-19 07:41:36)

これ、タイトル見たときはへんてこポップスかな…と思ってたんですが、いざ聴いてみると普通に良い感じのバラード。でも妙に気になるタイトルですよね…ビーグルってビーグル犬?

LOVE SOLFEGE-La Fatalite ★★ (2007-08-18 22:22:00)

2007年発表の、メジャー移籍後初となるインディーズでのアルバム(笑)
っていうか、まだ前作から一ヶ月半しか経ってないんだけど…。
まあ同時制作だったんだろうけど、それでも前々作が年末に出たことを考えると…
なんてワーカホリックな人たちなんだ(笑)。それでこのクオリティ…恐れ入りました。
作風は、前作同様病んだ雰囲気の曲やふざけた感じの曲、捉えどころの無いポップスなどは
排除され、代わりにR&Bテイストの曲などを取り入れたメジャー志向と言えるものですが、
自主制作でのリリースだからか10分の大作を設けたり、ロシア語やイタリア語の曲を
入れたり、ピアノソロの曲を入れたりと前作よりもやりたい放題やっている感じ。
確かにポップな雰囲気は減退していますが、ゴシック性も増し、水を得た魚の様に
生き生きした曲作りがなされているように思います。クラ
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LOVE SOLFEGE-La Fatalite-Sweet Liar ★★★ (2007-08-18 21:57:36)

前作の「Echoes」と同じく、R&Bのテイストが感じられる曲ですが、ヴォーカルのフェイクといいブレスといいかなり本格的。この作品で初めてLOVE SOLFEGEを聴いた人は、クレジット見て「Due Destini」と同じ人が歌っている事を知り、驚愕するでしょう。
ヴォーカルも凄いですが、ゴシックテイストのキラーチューンだけでなくこんな曲まで作ってしまうオーギュスト棒さんは、もう天才通り越して変態的ですね…。

LOVE SOLFEGE-La Fatalite-La Fatalite ★★★ (2007-08-18 21:53:28)

路線的には前々作の「Le Blanc et Noir」、前作の「Hands of Doom」等と同じく、耽美ゴシック&シンフォなキラーチューン。ですが10分と言う大作だったり、ギターもかなりフィーチャーされていたりより野心的な作風。メタラーもかなり気に入ると思います。
…しかし、10分もクサメタラーを悶絶させつづけるような曲を作ってしまうとは…そういう属性をお持ちの方は、心臓が止まらないようにお気をつけ下さい(笑)

LOVE SOLFEGE-La Fatalite-Due Destini ★★★ (2007-08-18 21:48:45)

打ち込みのリズムの上を、クラシカルなピアノとイタリア語詞の美しいソプラノが交錯する、格調の高さを感じさせる超名曲。もう聴いてて貴族にでもなった気分になりますね…いや、こんな素晴らしい曲を聴ける私たちは、ある意味中世の貴族なんかより全然恵まれていると言えるかもしれません。特にヴォーカルが重なる所なんて、鼻血吹きそうなくらいの多幸感です。

CRYSTALIUM-Doxa O Revelation ★★ (2007-08-18 16:48:00)

2007年発表の4thアルバム。
彼らは2ndがDARK FUNERAL等にも次ぐコールド&ファストなブラックの名作として評価されているようですが、本作も基本的にはその路線を崩してませんね。

まず良かった所は、音質が良くなった所。ドラムの音に癖があった2ndと比べると、本作は全体的にメジャー志向の纏まった音になっており、音質が向上した事によってドラムのブラストの爽快感が格段にアップしていると思います。ただテンポが速いだけじゃなくて、体感速度を増すようなオカズもしっかり入れてきてほんと気持ち良いです。

曲の方も、勢いで押していた印象のある2ndよりも展開が上手くなっているのではないかと思います。…といっても、全体の8~9割はブルータルな疾走ですが。逆に悪かった所は、何と言ってもメロディが弱くなってしまった事。それに加えてほとんど疾走という曲調、長い演奏時間
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陰陽座-魔王戴天 ★★ (2007-08-18 16:43:00)

「最高傑作という言葉すら生温い」か…。
個人的には、以下の3点を除いて最高傑作と言って良いと思います。かなりキツイですが…
1・歌メロのキャッチーさの減退。
今作、「魔王」「黒衣の天女」等のキラーチューンですら、歌メロだけに絞ってみれば
「蛟龍」や「睡」「妖花」辺りに及ぶ曲が見当たりません。陰陽座がただのメタルバンドなら
良いのかもしれませんが、彼らの魅力の中には歌謡曲要素とメタル要素を上手く共存させて、
海外のバンドには無いキャッチーさを出している、というのもあると思うので…
わざわざその魅力を捨て、平均的なメタル音楽に近付く必要はないのではないかと思います。
2・瞬火さんの歌唱。
今作では彼はがなり気味の歌唱を多用してますが、彼がそういう歌い方をするといまいち
野蛮さに欠け、声の細さが露呈している気がするんですよね…「骸」な
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六弦アリス-エンジェルハイロウ-エンジェルハイロウ ★★★ (2007-08-17 23:54:45)

混声合唱団やチェンバロを使用した、華美なサウンドでありながら、サビメロは実に歌謡的で聞き入れやすい曲。V系を引き合いに出すと、MOI DIX MOISとJANNE DA ARCとメリーを六弦アリスと言う名の錬金釜にぶち込んで、底なしの才気で煮込み練成したような問答無用のキラーチューン。
…正直、これだけで3000円出しても良い位の出来です。いや、CDは1500円ですけど(笑)

六弦アリス-エンジェルハイロウ ★★ (2007-08-17 23:47:00)

2007年発表の3rd。
今回は1500円…やっと価格が適正になりました(笑)。
収録時間は今までとそう変わりませんが、それでもこの内容なら格安と言えると思います。
音楽性は前作、前々作同様トラッドやシンフォニックロックからたっぷりと滋養を
吸い上げながらもポップさも兼ね備えたものですが、今回は「生」や「命」を題材とした
深遠なコンセプトがあるせいか、混声合唱団まで使用したスケールの大きなサウンドに。
勿論今まで通り、日本のポップス界でも最上級と言っても過言ではない泣きメロや、
フレーズの一つ一つにセンスを感じさせる卓越したアレンジも健在。
今回はコンセプトや作曲の面でもヴォーカリストの櫻井アンナさんが貢献しており、
ユニットとして更に強固なアーティストになったのではないでしょうか。
その彼女のヴォーカルですが、今まで以上に自信
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六弦アリス-エンジェルハイロウ-覚めないゆめ、無力な僕ラ ★★★ (2007-08-17 16:18:51)

前作のオープニング曲とは異なり、どキャッチーではないですが示唆に富んだ曲調で、特にサビ部分の哀愁リフのセンスにはハッとさせられます。よくメタル風とかいってポップスに刻みリフと早弾きだけ入れたような曲がありますが、そういうのとは一線を画すセンスの良さ。
ヴォーカル的には「♪…どうして僕ラ、無力だろう」の歌い方が好き。ほんとに無力さを噛み締めているような感じ。

DARKSPACE ★★ (2007-08-15 22:33:00)

スイスのスペース・アンビエント・ブラック。
まだ2ndしか聴いてないんですが、このバンドマジで素晴らしいです!
JAZKAMERの「Heavy Metal Machine」がノイズの手法でメタルを演っているとしたら、
このバンドの音楽性はその逆で、ブラックメタルの手法を用いながらもノイズに接近した
音楽を演っているという感じでしょうか。
05年に500枚限定でリリースしたアルバムが、翌年すぐに再発された事からも彼らの音楽性の
高さ、評価の高さが良く分かりますね。っていうか、あんな素晴らしいアルバムを
たったの500枚限定にするなんて罪ですよ(笑)。それも万死に値する罪です(笑)
最近ではSUNN O)))やKTLが来日したり、XASTHURが日本盤を出している状況を
考えると、このバンドも十分日本のメタラーに受け入れられるのではないで
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DARKSPACE-Dark Space Ⅱ ★★★ (2007-08-15 22:32:00)

2005年発表の2ndアルバム。3曲入り54分。原盤は500枚限定で手書きナンバー入りでしたが、06年に再発されました。

このアーティストもアーティスト名の示す通り、ブラックメタルを通じて宇宙を表現する音楽を演っていると言えると思いますが、LIMBONIC ARTやARCTURUSの描く宇宙が星空や星雲だとするなら、DARKSPACEはブラックホールだと思います。他のシンフォブラックを引き合いに出すなら、LUNAR AURORAの最新作が感性的には近いかと。あっちよりメタル色は薄く、ノイズ色濃厚ですが。盤面も同じく黒ですし(笑)

音楽性はアンビエント・ブラックと言うカテゴライズからも分かるように、ブラックメタルとノイズ/アヴァンギャルドの中間という感じで、ブラックホールの持つ膨大な質量を表しているかのような非常にノイジーで暗いギターの音が特徴。パートによっては
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陰陽座-魔王戴天-ひょうすべ ★★★ (2007-08-15 18:17:37)

個人的には、「魔王」「黒衣」などの一般的にキラーチューンとされているだろう曲を差し置いて、アルバム中で最も気に入ってしまいました。HR/HM要素、歌謡曲要素、妖怪要素の陰陽座らしい三位一体性が最も良く現れている曲だと思います。

ALCEST-Souvenirs d'un autre monde ★★★ (2007-08-15 18:14:00)

2007年発表の1stアルバム。

今作もまた、前EP同様、ブラックらしからぬジャケが目を惹きますね。今作のジャケは緑を基調としたものになっていますが、これは1曲目のタイトル「Primtemps Emeraude(エメラルド色の春)」を反映したものでしょうか。相変わらずセンスがいいです。今回デジパックに直接歌詞が書いてあるという形式のためブックレットが無いのはちょっと残念ですが、デジパック内側の自然の情景も音楽性にあったもので、やはり必見。

音楽性の方も変わらず独自のノスタルジーを貫いてます。
ただ、トレモロリフやノイジーなギターサウンドなどブラックの要素を使いながらも清浄な雰囲気を醸し出すサウンドの根幹は変わっていませんが、前作とは違いあの声帯の軋みが聴こえてくるような絶叫は排除され、代わりにNeigeは普通声で歌っていますが…これがより音のノスタルジッ
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ALCEST-Souvenirs d'un autre monde-Tir Nan Og ★★★ (2007-08-15 18:12:37)

パーカッシブなリズムに叙情的という言葉では済まされないくらい情感のあるメロディが乗る曲で、アルバム中最も民族色の強い曲でもあります。森の中、木漏れ日を浴びながら妖精たちと戯れているような雰囲気。
…と思ってたら、タイトルの「ティル・ナ・ノグ」って、調べてみたら本当に妖精の住む楽園の一つの事を言ってるみたいですね。予備知識が無い人にさえその情景を伝えてしまうNeigeの才能に脱帽…。

NACHTMYSTIUM-Instinct: Decay-Here's to Hoping ★★★ (2007-08-14 10:14:56)

このアルバムは要所でサイケな音色のギターが顔を出し、それが個性になっていると思いますが、この曲は最もそれが活きているのではないでしょうか。濁った音像にその音色でメロディアスなフレーズを入れ、独特な魔性を表現してます。
…途中、音が少なくてヴォーカルが良く聴こえる所がありますが…なんというか、もう死にそうですね、この人(笑)

NACHTMYSTIUM-Instinct: Decay-Chosen by No One ★★★ (2007-08-14 10:13:55)

音像こそいかにもアメリカの(カルトな)ブラックらしい濁ったものですが、寒々しい刻みリフといい展開のドラマティックさといい、メタルの視点で見ても十分にクオリティが高く、かっこいい曲だと思います。
…尤も、最初は音質と曲が噛み合ってない気がしてあまり好きではなかったんですが、何度か聴くうちにこの音質でこの曲と言うことに意味があるように思えて、好きな曲に。

NACHTMYSTIUM-Instinct: Decay-The Antichrist Messiah ★★ (2007-08-14 10:12:53)

メロディも殆ど無く、ほぼ人間性を失ったようなヴォーカルと音像の醸し出すカルト性による混沌で押していくような曲。…何故かギターソロがある辺り謎ですが…。この曲のヴォーカル、後に何かが憑いているようなエフェクトでかなり恐い。

NACHTMYSTIUM-Instinct: Decay-A Seed for Suffering ★★★ (2007-08-14 10:11:55)

1曲目に王道を持ってこない辺りは流石ですね…
と言っても楽曲自体は聴き辛い物ではなく、ミディアムが基本のテンポにトラッド的なメロディが乗る叙情的な曲で、プリミティブ路線が好きな人は逆に気に入らないかも…?このアルバムを語るのにULVERの1stが引き合いに出されているのを見たことがありますが、確かにあのアルバムの1曲目辺りの雰囲気をアメリカ産ブラックの瘴気で再構築したらこんな感じになるのかもしれません。あくまでパートによっては、ですが。

NACHTMYSTIUM-Instinct: Decay-Abstract Nihilism ★★★ (2007-08-14 10:10:04)

「抽象的虚無主義」タイトルからして魅力的ですね。
曲的には、Eternal Ground同様にメロウに疾走する、プリブラの王道とも言える曲ですが、向こうは結構展開があったのに比べ、こっちは一曲を通じて走りっぱなし。…何だかんだいっても、やっぱりこういう曲は魅力的。

NACHTMYSTIUM-Instinct: Decay-Eternal Ground ★★★ (2007-08-14 10:09:01)

メロウなリフと不鮮明な音像による疾走という、プリブラ好きのツボを突いた曲。
ミディアムテンポのパートはメロディに僅かにトラッドっぽい雰囲気が感じられたり、ラストの盛り上がりはある意味華々しいといえるサイケさだったり、単に王道なだけではない魅力があるように思います。

HARDINGROCK ★★ (2007-08-12 18:01:00)

PaganHordeさんの情報で知りました。情報提供ほんと感謝です!
まだアルバム出てないみたいですが、出たら絶対需要あると思うので追加しときますね。
EMPERORのIhsahnと彼の妻のIhriel、フィドル奏者のKnutからなるバンド。
試聴した限りではフォークメロの上にあのデス声が乗るスタイルで凄く良さそう。
ああ、早くアルバム出さないかな…。

NACHTMYSTIUM-Instinct: Decay ★★★ (2007-08-10 16:03:00)

2006年発表の3rd。
ブラックメタラーの間でも非常に評価の高いアルバムで、大手投稿型レビューサイトであるEncyclopaedia Metallumでは、今の所レビュアー8人中の平均点が93点という高得点振り。

曲的には、いかにもアメリカ産らしい、XASTHURやLEVIATHAN辺りにも通じる、靄が掛かったようなRAWなプロダクションと、遠めから聴こえてくる人間性を失ったようなヴォーカルがカルトな空気感を発散しているブラックメタルで、メンバーが4人いるとは思えないくらい鬱屈した雰囲気。
良く聴けば意外にバンドサウンドが魅力的だったりする箇所もありますが、人を寄せ付けない雰囲気は上記の独りブラックにも通じる物がありますね。

ただ、曲の方は上記のバンドよりも聴きやすく、かつバラエティ豊か。
音像こそいかにもアンダーグラウンドな感じですが、ト
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FULLMOON(POLAND) ★★ (2007-08-10 16:00:00)

ポーランドのNSブラック。
日本にも同名のバンドがいるんですね…知らなかった。

FULLMOON(POLAND)-UNITED ARYAN EVIL-...BLOOD FOR IMMORTALITY ★★★ (2007-08-10 15:59:20)

ドラムの音、チープすぎるにも程があるのでは(注・けなしてません)…(笑)まるで木魚みたい。しかしこの壮大さとメロディの良さは、ほんとペイガン好きならば必聴でしょう…戦士たちの士気と、戦いで亡くなった彼らへの哀悼の念までが伝わってくるかのような名曲。

FULLMOON(POLAND)-UNITED ARYAN EVIL-THE PAGAN MOUNTAIN ★★★ (2007-08-10 15:58:04)

いかにもプリミティブブラック的な疾走パートと、広がりのあるスローパートから構成される曲。ペイガン系特有のメロウなんだけど、どこか不吉さも感じさせるメロディが素晴らしい。戦いの予感を感じさせるようなメロディ。…でもヴォーカルの「わっ」はちょっと可愛いんだけど…(笑)

FULLMOON(POLAND)-UNITED ARYAN EVIL-THE WOLFISH INITIATION ★★★ (2007-08-10 15:57:01)

12分以上の時間を掛けて、NSブラックの邪悪で、心地良い波動を浴びせ続けるかのような曲。…こんな曲をずっと聴かされていたら、本当に彼らの思想に洗脳されてしまう人もいるかもしれません(笑)。タイトル通り儀式的な曲。

FULLMOON(POLAND)-UNITED ARYAN EVIL ★★★ (2007-08-10 15:56:00)

95年発表のデモ音源を、05年にCD化して再発した作品。
熱心なブラックメタラーの間での支持が非常に高いアルバムみたいです。

音質は当然チープなんですが、ある意味最高級かも…。
ノイジーすぎて聞きにくいこともないし、トレモロリフやキーボードのメロディもしっかり聴こえる音質で、特にギターの音は曲調に上手くフィットしており聴いてて心地良いです。肝心の曲の方も、ペイガンが好きな人にはたまらない質の高さがあると思います。

まず何と言ってもメロディが良いです。
アーリア人の優位を唱える思想を標榜しているNSバンドらしく、メロディも結構民族的な要素が感じられますが、これがメロウさ、壮大さ、邪悪さの全てを兼ね備えていて本当に素晴らしい。このメロディがチープな音質や潰れたヴォーカルと相まって、まるでスピーカーから邪悪な波動が吹き出てくるような、非常に瘴気の濃
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黒色すみれ-天氣輪組曲 ★★ (2007-08-10 06:53:00)

2007年発表の…帯によると3rdアルバム。
初CDとなるEPは公式にはアルバムとして扱ってるのかな?
アートワークや構成などを見る限り、かなりキッチュな雰囲気が増したと思います。
まず帯にちょいテクノと大々的に書いてある割には全然テクノじゃない(本当に「ちょい」)、
アーティストの紹介が「歌・アコーディオン・ヴァイオリンデュオ」でありながら、実は
アコーディオンは半分くらいの曲でしか使われてない、可愛らしくも日本的な
湿り気のある恐さを感じさせるイラスト、最初の3曲がカヴァーという変わった構成など
全てが彼女達の一筋縄では行かない音楽性を象徴しているかのよう。
…でもケースに入らない歌詞カードはホント勘弁して欲しいです。初回盤らしいですけど…。
さて、肝心の音楽性のほうもそれらから分かる通りの進歩をしていると思います。
クラシ
…続き

HEAD PHONES PRESIDENT ★★ (2007-08-09 22:53:00)

日本のヘヴィロックバンド。
BURRN!などにも結構載ってますね。

HEAD PHONES PRESIDENT-vacancy-Groan and Smile ★★★ (2007-08-09 22:52:29)

前曲の不穏な空気感は受け継ぎつつも、そこにヴォーカルの祈りを振り絞るような歌唱や泣きメロを奏でるヴァイオリンが織り成す切迫した美しさ、バンドサウンドによるヘヴィネスを加えた曲。日本のバンドだと軽視して今まで聴かなかった人は、この一曲の前に平伏すでしょう。それくらいの名曲だと思います。

HEAD PHONES PRESIDENT-vacancy-PALAM Ya-Da ★★ (2007-08-09 22:51:37)

パーカッシブなリズムの上に乗る、シャーマニックな取り憑かれたようなヴォーカル。病んでる度合いではTHE 3RD AND THE MORTALの2ndとかATROXのような病みゴシックとタメ張れます。これを聴いただけで、ただものではない事が分かる曲。

HEAD PHONES PRESIDENT-vacancy-snares ★★ (2007-08-09 22:50:38)

時折挿入される、重い疾走パートが印象的な曲。
これで頭を振らずにいられるか、いやいれまい(笑)。
振りすぎてCDを音飛びさせないように(笑)。

HEAD PHONES PRESIDENT-vacancy-inside ★★★ (2007-08-09 22:49:37)

脳内で勝手に響く声を黙らせているかのような病んだオープニング曲を経て、叩きつけるようなバンドサウンドが入ってくる展開に痺れます。ほんと海外のバンド顔負けのかっこよさ。


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