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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 4451-4500
PESTE NOIRE-Folkfuck Folie
FORGOTTEN WOODS-Forgotten Woods / Through the Woods-Inside the Witches Cave
FORGOTTEN WOODS-Forgotten Woods / Through the Woods-Grip of Frost
FORGOTTEN WOODS-Forgotten Woods / Through the Woods-Winterly Battle over Northland
FORGOTTEN WOODS-Forgotten Woods / Through the Woods
FORGOTTEN WOODS-Race of Cain-The Principle and the Whip
FORGOTTEN WOODS-Race of Cain-Third Eye (New Creature)
FORGOTTEN WOODS-Race of Cain-Nightly Paradise
FORGOTTEN WOODS-Race of Cain-One Day
FORGOTTEN WOODS-Race of Cain-Here, in the Obsession
FORGOTTEN WOODS-Race of Cain
Reinkaos-Maha Kali
Reinkaos-Starless Aeon
Reinkaos-Beyond the Horizon
DISSECTION-Reinkaos
CARPE TENEBRUM
CARPE TENEBRUM-Mirrored Hate Painting-Void Dress
CARPE TENEBRUM-Mirrored Hate Painting-And Fever
CARPE TENEBRUM-Mirrored Hate Painting-Mirrored in Scarry Skies
CARPE TENEBRUM-Dreaded Chaotic Reign-Sense of Face
CARPE TENEBRUM-Dreaded Chaotic Reign-Aetherial Benefaction
CARPE TENEBRUM-Dreaded Chaotic Reign
CARPE TENEBRUM-Mirrored Hate Painting
THORNGOTH-Thelema of Destruction-Purgatory
THORNGOTH-Thelema of Destruction-Son of Damnation
THORNGOTH-Thelema of Destruction
LIFELOVER-Erotik
STALAGGH
SHINING (SWEDEN)
志方あきこ-澪~ミオ~-Method_implanta/.
志方あきこ-澪~ミオ~-Method_metafalica/.
志方あきこ-澪~ミオ~-Method_replekia/.
BLUT AUS NORD-Odinist
志方あきこ-澪~ミオ~-謳う丘~harmonics Frelia~
志方あきこ-澪~ミオ~-Exec_over.method_sublimation/.~omness Chs Ciel Sos Infel
志方あきこ-澪~ミオ~-Exec_over.method_sublimation/.~ee Wassa Sos Yehar
志方あきこ-澪~ミオ~-Exec_over.method_sublimation/.~lamenza
MAPLE LEAF-焔~ホムラ~-Exec_sol=fage/.
MAPLE LEAF-焔~ホムラ~-Hartes Ciel, Melenas Walasye
SAMAEL-Solar Soul
FURZE-Trident Autocrat
ULVER-Shadows of the Sun-Solitude
ULVER-Shadows of the Sun
FURZE-Necromanzee Cogent-Dødsrikets Fremtred
FURZE-Necromanzee Cogent-For the Lust of Darkness
SAMAEL-Era One-Diamond Drops
SAMAEL-Era One-Era One
SAMAEL-Era One
ALI PROJECT-Psychedelic Insanity
ACID BLACK CHERRY-Spell Magic-シャイニン・オン 君が哀しい
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発言している33曲を連続再生 - Youtube



PESTE NOIRE-Folkfuck Folie ★★★ (2007-11-11 23:44:00)

2007年発表の2nd。

ALCESTやAMESOUERSなど、Neigeの在籍するバンドはどれも独自のブラック観を追及している音楽性を持つ傾向がありますが、このPESTE NOIREもかなり個性的ですね。上記のバンドと比べればまだ一般的なブラック観に近い感じですが、色々な所が独特。

まず、耳に付くのはメロディの独特さ。
MUTIILATIONの病んだ叙情をAMESOUERSの清浄さで中和しようとしたら、収拾が付かなくなって更に奇妙になってしまったかのような叙情味の中に不協性が混じったメロディで、フランスらしい耽美性や頽廃性も感じられてかなり耳を惹きます。時々ですがスパニッシュな情熱的な感情すら混じってる気も。…といっても、このメロディ人によって感じ方が全然違うんだろうなぁ…。

Famineのヴォーカルもメロディの独特さに呼応するかのような
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FORGOTTEN WOODS-Forgotten Woods / Through the Woods-Inside the Witches Cave ★★ (2007-11-10 21:06:35)

前半の曲と比べると、多少はギターが聞こえるようになってる…気がします…が、この音質で10分の曲はかなり無謀な気も(笑)。ヴォーカルの力弱い、無理に捻り出したような叫びも妙に印象に残ります。

FORGOTTEN WOODS-Forgotten Woods / Through the Woods-Grip of Frost (2007-11-10 21:05:41)

ギターは相変わらず聴こえ辛すぎですが、ベースが石臼を挽くような音色である意味ドゥームに通じる感触も。一部で聴かれるトラッドを暗く暗くしたようなメロディは絶品。

FORGOTTEN WOODS-Forgotten Woods / Through the Woods-Winterly Battle over Northland ★★ (2007-11-10 21:04:53)

1分半くらいからのブラストビートに乗るトレモロリフは、震えが来るほどに戦慄を感じさせるメロディ…ですが、トレモロリフが聴ける以外のパートはギターが何を弾いているかかなり分かりづらく、マニアックな空気感な曲。

FORGOTTEN WOODS-Forgotten Woods / Through the Woods (2007-11-10 21:03:00)

93年に発表した二本のデモを、No Coloursが纏めてCD化したもの。ブックレットのタイトル表記は上の通りですが、CDケース側面の表記は「the demos '96」で、発表が93年である事を考えると完全に間違ってるんですが…。いい加減だなぁ…(笑)。

まず、どうしても耳が行ってしまうのが余りにもローファイな音質。基本的にテープ起こし特有のモコモコしたキレの無いサウンドで、ギターが聞こえ辛い上にドラムの金物がかなりうるさめだし、音の歪む箇所もときどき出てきたり。ただ、極めて低音質ですが、テープ起こしだからなのか低音部がどんよりと歪んで独特の雰囲気を醸し出しており、全くのマイナスという訳ではないと思います。

…とは言っても、多くのプリブラと違って意図してないような、純粋な汚さのサウンドなので結構聴いていてキツいものがあります…まあマニア向けでしょうね(笑)。
…続き

FORGOTTEN WOODS-Race of Cain-The Principle and the Whip ★★ (2007-11-10 01:05:20)

女性ヴォーカルをフィーチャーしたメロウな曲。
メンバーがJOYLESSをやっていた事もあるし、そこからのフィードバックと考えることも出来そう。靄がかかったような音質やパーカッションが醸し出すムードは、やはり「あっちの世界の音楽」という雰囲気ですが。

FORGOTTEN WOODS-Race of Cain-Third Eye (New Creature) ★★ (2007-11-10 00:59:26)

この曲も前曲に続いてロック色の強い曲。
「ジーク・ハイル!」の所なんて一緒に叫んで拳を振り上げたくなります。…洗脳されてるかも(笑)。12分の曲ですが、中間部は語りが長々とサンプリングされていて、ぶっちゃけ飛ばしちゃいます(笑)。ブラックメタルの部分は文句無くかっこいいですが。

FORGOTTEN WOODS-Race of Cain-Nightly Paradise ★★★ (2007-11-10 00:58:22)

ロックなテイストを強く感じさせるブラックで、いきなりノリノリのギターソロが出てきたときは驚きました(笑)。最近のDARKTHRONE辺りにも通じそうなスタイルの曲ですが、こっちはノリが良い中にもやはり妙な不条理さがありますね…そもそもクレジットでギターソロについて「上手くてロックな方がNylonで下手な方がOlavかR」みたいな断りを入れる時点でなんか変(笑)

FORGOTTEN WOODS-Race of Cain-One Day ★★★ (2007-11-10 00:57:28)

ノイジーなインスト後の実質的な1曲目ですが、リフもリードギターもメロディがいきなり不吉すぎます。不吉なムードとグルーヴ感、音質のチープさ…これだけ異質な要素を組み合わせてしっかり聴かせるあたり、アルバム冒頭からかなりセンスのあるバンドである事を感じさせてくれます。

FORGOTTEN WOODS-Race of Cain-Here, in the Obsession ★★★ (2007-11-10 00:56:30)

ノイジーなミディアムテンポなブラックですが、リフに込められたメロディは、どうしようもなくやるせない気分になってしまうような寂寥感がありますね。最早鬱ブラックとは言えない音楽性のアルバムですが、こういうメロディセンスは鬱系好きからも評価が高いバンドだけありますね。

FORGOTTEN WOODS-Race of Cain ★★★ (2007-11-10 00:54:00)

07年発表の3rd。
DISK UNIONで配布の資料によると、このバンドはBURZUM等と並んで鬱系ブラックメタルに多大な影響を与えたらしいですが…前作から10年以上を経て発表された今作では最早鬱系にはカテゴライズされないであろう、個性派ブラックを演ってます。

作風はプリミティブらしい2ビート疾走あり、メランコリックな女性ヴォーカルを取り入れたメロウな曲あり、ロックンロールのテイストを取り入れた曲もあったりで結構バラエティに富んでますが、どの曲でも基本的な「ブラックらしさ」は崩していないように思います。

ただ一般的なブラックよりも、リフがどこかグルーヴィで…それが鬱系のパイオニアらしい鬱屈したメロディやチープで味わい深い音質とも相まって、ノリの良さといった健全な方向ではなく洗脳的なムードを醸し出している感じですね。ヴォーカルも攻撃性よりもサイコな気味悪
…続き

Reinkaos-Maha Kali ★★★ (2007-11-08 22:25:01)

上の方のレビューを見て、かなり期待しながら聴いたんですが…殆ど別物かと思うくらいにパワーアップしてますね。特にヴォーカルの迫力は恐ろしいほど。先にこっちのバージョンを出していれば批判も少なかったのでは…。先行シングルでもあるこの曲が、以前のDISSECTIONと最もかけ離れた音楽性の曲だと思います。

Reinkaos-Starless Aeon ★★★ (2007-11-08 22:21:42)

The SomberlainといいUnhallowedといい、DISSECTIONって(実質的な)2曲目にアルバム全体を象徴するような曲を入れてましたが、三作目でもそれは変わらず。音楽性は変わっても、こういうところは変わってないんですね(笑)。

Reinkaos-Beyond the Horizon ★★★ (2007-11-08 22:18:27)

KOF MIやエコエコアザラクを知っている人にはおなじみの(笑)クロウリーの呪文から劇的にこの曲に雪崩れ込んでいく展開が非常にかっこいいです。前二作といい、DISSECTIONのオープニングにハズレなし。

DISSECTION-Reinkaos ★★★ (2007-11-08 22:14:00)

リアルタイムでの評価が賛否両論で、どちらかと言うと否定的意見が多めだったのでスルーしてしまっていたんですが、今になってようやく購入。最初に聴き通した時の感想は「案外変わってないなぁ…」でした(笑)

冷静に聴くとトレモロリフやブラストビートはほぼ駆逐されてしまっているし、寒々しい雰囲気はメタリックな力強さに取って代わられているし、曲がコンパクトになりサビ部分にインパクトのある呪文を用いていてキャッチーだし、殆ど別のバンドの作品みたい。

…なんですけど、あんまり変わってないという印象を受けたのは、メロディがどうにもこうにもDISSECTION節だからかもしれません。鳴らし方はトレモロリフではなく、メロデスっぽい泣きになってますが、やっぱり素晴らしいメロディセンスは健在です。

あと、ヴォーカルは以前にも増して凄みが効いてます。
Jonはこの作品の
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CARPE TENEBRUM ★★ (2007-11-07 09:01:00)

ex-DIMMU BORGIRのAstennu、Nagashによるプロジェクト。
現在はNagashは脱退し、Astennuのソロになっている模様。

CARPE TENEBRUM-Mirrored Hate Painting-Void Dress ★★ (2007-11-07 09:00:37)

3分に満たない短めの曲ですが、キーやメロディックなリフが華々しく炸裂してます。雰囲気がいいので、ドラムのチープさもそれ程気になりません。

CARPE TENEBRUM-Mirrored Hate Painting-And Fever ★★★ (2007-11-07 08:59:42)

ジャケ裏では「And Forever」と誤記されてるのが何ともチープ(笑)
イントロからウットリするような美しいサウンド。この曲のキーボードとリフがメロディアスに絡むパートは、アルバム中でも最大の聴き所の一つと言っていいと思います。

CARPE TENEBRUM-Mirrored Hate Painting-Mirrored in Scarry Skies ★★★ (2007-11-07 08:58:45)

ブラックらしいメロディックなリフ、キーボードの醸し出す幽玄な雰囲気、憎しみがあふれて押さえきれないようなヴォーカル…やっぱりこういう曲はいいですね。とても次作でデス化する要因が見当たらないくらい真っ当にかっこいいシンフォニックブラックやってます。

CARPE TENEBRUM-Dreaded Chaotic Reign-Sense of Face (2007-11-07 08:57:37)

リフもヴォーカルも良く聴くとちゃんとかっこいいんですが…
聴いていていまいち感情移入できないのはドラムの打ち込みっぽいチープさが原因かも。

CARPE TENEBRUM-Dreaded Chaotic Reign-Aetherial Benefaction ★★ (2007-11-07 08:56:49)

唯一前作までとの接点が見えるような、シンフォなインスト。
…こういうのが出来るなら、いっそのことシンフォニックブラックとは一線を画する、「シンフォニック・デス」でもやってみれば良かったのに。一曲くらいはそういう実験をしても良かったのでは。

CARPE TENEBRUM-Dreaded Chaotic Reign (2007-11-07 08:53:00)

2002年発表の3rd。実質的にAstennuのソロになり、バンドロゴも変わり音楽性も大きく変化した一枚。具体的には、思いっきりデスメタルの方向に舵を切ってます。

4曲目のインストには元シンフォニックブラックバンドらしいキーボードがフィーチャーされてますが、その部分以外は完全にデスメタルとなってしまってます。ヴォーカルの歌い方もブラック声からデス声になってますし。

それだけなら良かったんですが、デスとして微妙な出来なのがちょっと…。最初の印象はBLOOD RED THRONEのヴォーカルの切れ味、リフのフック、音質の良さなどの各要素を弱めた感じ…でした。「このCDを買え」で言うのも何ですが、正直言ってこれならBLOOD RED THRONE辺りのバンドの作品を買った方がいいかもしれません。

前作では気にならなかったドラムのチープさも、この作風だと
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CARPE TENEBRUM-Mirrored Hate Painting ★★ (2007-11-07 08:50:00)

99年発表の2nd。

現在のDIMMU BORGIRがコアなブラックメタルファンから非難の対象となる要因として、攻撃性や音質の良さ、HR/HMとしてのクオリティの高さを得たのと引き換えに、初期や中期に持っていたアトモスフェリックな空気感を失ってしまったというのがありますが、その空気感をある程度キープしたまま攻撃性を増したシンフォニックブラック、このアルバムの内容を一言で表すと、そんな感じになるのではないでしょうか。

初期DIMMU BORGIRに劇的疾走の攻撃性を取り入れ、シンフォ要素を少し弱めた感じです。ただ、DIMMU BORGIRと比べると主題となるメロディが全体的に弱めで曲が印象に残りにくかったり、曲の合間に挿入される語りがダレを生む要因になっていたり、ドラムが打ち込みっぽい音色だったり(実際打ち込みかも)広くお勧めするにはちょっと小粒という感じも。こ
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THORNGOTH-Thelema of Destruction-Purgatory ★★★ (2007-11-03 09:11:55)

これは結構意外。
リフに織り込まれたメロディはやっぱり邪悪なんですが、疾走感に妙な軽快さがあってかっこいいです。このかっこいい疾走があってこそ、怨念が渦巻くようなミディアムパートも活きてくるのかもしれませんね。

THORNGOTH-Thelema of Destruction-Son of Damnation ★★★ (2007-11-03 09:11:14)

約10分の大作…ですが、終盤はアルバムのエンディングに当たるキーボードのインストなので、実質的には7分半くらいの曲。緩急を付けつつも、一貫してリフのメロディが邪悪で重くのしかかってくる雰囲気があるのが良い感じ。でも、ラストのキーを本編でももっと聴きたかったと思わなくもない…かも。

THORNGOTH-Thelema of Destruction ★★ (2007-11-03 09:09:00)

2007年発表の1st。

バンドの中心人物であるAkhorahilはLUNAR AURORAのキーボーディストらしいですが、この作品はキーが用いられている曲は僅かで、しかもSE的な使い方に留まっている代わりに全体的にメロディアスなリフによって支配されたメロディックブラック。

メロウさの中に邪悪さをたっぷりと封じ込めたメロディは、どこかDARK FUNERALと共通する物があるように思います。音質はメジャーなバンドと比べれば軽めですが割とクリア。アルバム全体を通じて上手く緩急がつけられていて、ファストパートの速度もかなりの物だし、ミドルパートも禍々しさが渦巻いているような凄みがあるし、クオリティは高いと思います。ヴォーカルも鬼の形相が見えるような迫力ある歌い方でなかなかにかっこいい。

邪悪なんですが、1曲目のスラッシーでノリのいいパートや6曲目のフ
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LIFELOVER-Erotik ★★ (2007-11-03 09:04:00)

2007年発表の2nd。

最近、不条理だったり摩訶不思議だったり、シュールだったりといった「邪悪」一辺倒ではない空気感を表現するブラックメタルバンドが頓に多くなってきている感がありますが、2005年に結成したというこの新星LIFELOVERも、その中の一つと言えるでしょう。

ロック的なダイナミズムを感じさせるリズムに、ブラック由来の平坦な摩擦リフや気だるくマイルドな普通声、妙に味のあるデスヴォイス、叙情的で不思議なピアノなどが乗り、女性の悲鳴や溺れ声、合唱などのSE等がところどころに配置されている事もあって独特な雰囲気。

音質もダイナミックかつクリアで、表面的にはブラック色はかなり希薄。…これだけでもかなり個性派なバンドですが、アンビエント志向になる前のBURZUMにも通じるアンダーグラウンド性や、AMESOUERSを思わせる邪悪さから離れたよう
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STALAGGH ★★ (2007-10-28 21:12:00)

今月のMetal Maniac誌にインタビュー載ってます!!
個人名は明かさないバンド名義での受け答えですが、まさか載るとは…
しかし、本当にヴォーカルに精神異常者を使ってるんですね。
最新作「Projekt Misanthropia」は最も使った精神病患者の数が多いとか。
ちなみにこのバンド、メンバーは流動的でアルバム毎に異なるみたいですね。

SHINING (SWEDEN) ★★ (2007-10-28 21:09:00)

このバンド、ライブでKvarforthが客にカミソリを手渡したり、尿を飲んだり
するって聴いたんですが、本当なんでしょうか…。
しかも最近のライブではManiacと共演して、Maniacが酷く酔っていた上に
非常に不機嫌な状態で、ステージでKvarforthを殴ったとか…。
この界隈、危ない人多すぎですね(笑)。だからああいう音楽が出来るんでしょうけど。

志方あきこ-澪~ミオ~-Method_implanta/. ★★★ (2007-10-28 13:57:30)

郷愁を呼び起こすような、心に沁みるメロディ…
このプロジェクトの音楽が評価されるのは、気が狂いそうになる程にコーラスを重ねたりちょっと前衛入ったアレンジだったり、プロジェクトの為に一つの言語を作り上げたりといったプログレッシブな側面も勿論ですが、「メロディの素晴らしさ」という基本が優れているからでしょうね。万人に聴いて欲しいです。

志方あきこ-澪~ミオ~-Method_metafalica/. ★★★ (2007-10-28 13:53:43)

この美しいサビメロ…タイアップ付きの曲では、「花帰葬」と並ぶ神曲なのではないでしょうか。メロディ的に今回の「謳う丘」よりもこっちの方が主題歌然としたキャッチーさがあります。
多重コーラスのもたらす芸術性と、キャッチーなサビメロの大衆性。その最も快い位置に立脚点を持つ名曲と言えるでしょう。志方さんのヴォーカルは、声質的には細めなのにどこか力強さを感じられますね。

志方あきこ-澪~ミオ~-Method_replekia/. ★★★ (2007-10-28 13:48:54)

コメントを読む限り、この曲はゲーム中では「人々の心を一つにするための歌」みたいな感じなんでしょうか。
…ナチス政権における鉤十字のシンボルやワーグナーの音楽など、政治において人々の支持を得るために感性に訴えかける要素を「ミランダ」と呼びますが、この曲をそうした意図で用いたらワーグナーの曲以上の効果を挙げてしまうのではないでしょうか。まあナチス政権は例えが悪すぎですが、それぐらい力のある曲だと思います。

BLUT AUS NORD-Odinist ★★★ (2007-10-27 11:06:00)

2007年発表の6th。

前作「MoRT」がリズムは半ば崩壊してるし、ギターは不気味な音響を表現するのに徹してるし、ブラックメタルを融解させて出来た粘液をそのままCDに封じ込めたような、前衛ブラックの傑作だったので今作も期待してたんですが、やっぱり彼等は期待を裏切りませんね。

路線で言うと「Thematic~」以前の作風に近いでしょうか。疾走はほぼありませんが、前作と比べるとリフがトレモロを弾いていたり、ちゃんとフレーズになっていて曲の展開もあってしっかり「ブラックメタル」になっている感じです。

ただ、前作の粘液質なムードはしっかりと継承されており、不気味な音作りの巧みさは以前よりも上がっているのではないでしょうか。前作に続いて鬱ブラックの傑作だと思います。鬱で病んでて抽象的なムードがある…みたいな、こういうブラック特有の雰囲気が好きな方である程
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志方あきこ-澪~ミオ~-謳う丘~harmonics Frelia~ ★★ (2007-10-25 22:31:24)

「謳う丘」ももう3バージョン目ですね。
今回は原曲とはかなり歌メロが変わっており、よりムード重視になってキャッチーさは少し減退してます。主題歌らしいですが、あんまりそういう雰囲気の感じられない曲。ただラストのメロディがちょっと半端な感じも。

志方あきこ-澪~ミオ~-Exec_over.method_sublimation/.~omness Chs Ciel Sos Infel ★★★ (2007-10-25 22:22:06)

三部作の第三章。
狂気の2曲が去った後は、憑き物が落ちたかのような美しく安らかな曲…なんですが、メロディに込められた感情はどこか切実に感じられて、3曲続けて聴いてたら涙出そうになりました…。
コメントには「愛故の狂気…」みたいにありましたが、この曲が狂気的であるにしろそうでないにしろ、3曲を通じて昔のアングラ音楽以上にリスナーに「本気で音楽に付き合うこと」を強いるかのような濃いムードがあるのが素晴らしい。それもゲームのタイアップ曲なのに。

志方あきこ-澪~ミオ~-Exec_over.method_sublimation/.~ee Wassa Sos Yehar ★★★ (2007-10-25 22:16:47)

三部作の第二章。
聴く者に圧迫感や閉塞感を与えるインダストリアルなサンプリングと、老婆のような呪詛「壊れろ壊れ壊れ壊れてゆけ…」が同期する、前衛的で禍々しい楽曲。この呪詛ヴォイス、加工されてますが志方さんの声ですよね…この人、やればデス声でもなんでも出来るんじゃないでしょうか(笑)。メタラーにもお勧めな一曲です。

志方あきこ-澪~ミオ~-Exec_over.method_sublimation/.~lamenza ★★★ (2007-10-25 22:12:57)

曲タイトル長すぎな三部作の第一章。
儀式的な雰囲気が醸し出されているのは「EXEC_PAJA~」とも共通してますが、向こうは退魔師的な、「魔を払う」ような感じなのに対し、こっちは逆に魔が寄ってくる感じ。志方さんの挑発的に吐き捨てるロックなヴォーカルも印象的。

MAPLE LEAF-焔~ホムラ~-Exec_sol=fage/. ★★★ (2007-10-23 21:55:27)

面妖、狐火的、鬼火的…そんな形容が次々に浮かんでくる、コブシかかりっぱなしの変態的ヴォーカルとエスニックなキーボードが、読経を思わせるシャーマニックなコーラスに乗る百鬼夜行な曲。
「EXEC_PAJA~」の発展形とも言えそうな曲ですが、ここまで普通のポップスである事を放棄しているような曲調だといっそ清々しいです。取りあえず、聴いているとヴォーカリストの体調が心配になってくる曲(笑)。

MAPLE LEAF-焔~ホムラ~-Hartes Ciel, Melenas Walasye ★★★ (2007-10-23 21:49:40)

偏執的なまでにコーラスを重ねた作風が高く評価されるこのプロジェクトにおいては、ハモりがシンプルで異端とも言える曲。
…普段ブラックみたいな厭人的な音楽聴いている私が言うのも何ですが(笑)、「人を幸せにする歌声」ってあると思う。この曲は正にそう。これをウォークマンで聴いていれば、満員電車で足を踏まれても許せちゃいそう(笑)。

SAMAEL-Solar Soul ★★★ (2007-10-22 16:16:00)

2007年発表の8th。
これ、何気に大傑作なんじゃないでしょうか…。

作風は、一言で言うならブラック的感性によって描かれた、スペイシーなインダストリアルメタルという感じの音楽性ですが、掛け声や押韻などを巧みに用いたヴォーカルラインや基本ミディアムでかっちりとしたダンサブルで力強いリズム、殆どの曲に明確なサビがある構成、硬質で非常にクリアな音質など、総じてキャッチーかつハイクオリティ。

これくらいキャッチーであれば、ブラックファンではない洋楽ファン…例えばMARILYN MANSON辺りを聴いているリスナーにも受け入れられるんじゃないでしょうか。それ位知名度の高いバンドと比較しても、キャッチーさやクオリティは劣らないと思います。そうした取っ付きやすさがありながらも、キーボードの妖しい音色だったり、全体的に「悪」の雰囲気が漂っている空気感だったり、ヴォーカ
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FURZE-Trident Autocrat ★★★ (2007-10-22 16:12:00)

2000年発表の1st。
2006年にスリップケース仕様で再発。一部は新レコーディングされてるのかな?収録時間は約31分で、2ndが70分超えだったことを考えると、かなり極端…。

「Necronanzee Cogent」「UTD」ではブラックメタルをベースに、独特の病んだ音楽を作っていたFURZEですが、このアルバムはいかにもな2ビート疾走にトレモロリフを乗せたパートを多く含む、DARKTHRONE辺りの影響が顕著なプリミティブ・ブラック。DARKTHRONEと比べるとベースが聴き取りやすいのも特徴ですね。

ただ、この1枚目の時点でも、勿論FURZEらしい独特の病み方は感じられます。メロディはストレートに邪悪さや寒々しさに向かっていかず、妙に悪趣味な感じだし、ヴォーカルもデスヴォイスだけではない薄気味悪さがあるし、極めつけは最後の曲でラスト4分くらい、テ
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ULVER-Shadows of the Sun-Solitude ★★★ (2007-10-22 16:10:24)

BLACK SABBATHカヴァー。
原曲は未聴ですが、ベースがメロウで、落ち着いたアダルトな雰囲気がある曲。歌詞もいつものULVERの抽象的なものとは違い、苦悩を具体的に描いているようで、聴いていると睡眠薬を大量に飲んだ後にウイスキーを飲みながら、意識の消失を待っているかのような絶望的な気分になってきます。

ULVER-Shadows of the Sun ★★★ (2007-10-19 14:06:00)

2007年発表の9th。

アルバム毎に音楽性をガラっと変えるのがULVERの特徴でもありますが、今作の音楽性は浮遊感のある雰囲気に統一されており、前作の「Blinded by Blood」で見せた羊水に包まれるかのようなムードを更に押し進めた感じといえると思います。多くの曲ではドラムすら使われておらず、メタルどころかロック色も希薄な作風。

全体に曲調が統一されていて、エレクトロニカ要素もかなり含んでいるので、6th「Lycantrpoen Themes」とどこか似た雰囲気のアルバムとも言えるかもしれません。あのアルバムはほぼ完全に打ち込みでしたが、今作はGarmのヴォーカルを始め弦楽カルテットやトランペット、ギターなども入っていて、ムードを引き継ぎつつも有機的になった感じでしょうか。7曲目はBLACK SABBATHのカヴァーらしいですが、完全にアルバムの作風
…続き

FURZE-Necromanzee Cogent-Dødsrikets Fremtred ★★★ (2007-10-18 22:38:15)

前曲に続いて粘着質なブラック。こっちはこっちで12分あります。…このアルバム、正常な感性を持った人が72分全部聴いたらおかしくなるんじゃないでしょうか(笑)。途中、初期BURZUMを思わせるんだか思わせないんだか分からないパートが出てくる辺り素晴らしいですね。

FURZE-Necromanzee Cogent-For the Lust of Darkness ★★ (2007-10-18 22:35:45)

ブラックメタルを融解させ、ドロドロのまま流し込んだような粘着質な音が13分も続く、ある意味地獄のような曲。ギターをでろでろ言わせたりいきなり溺れだしたり、悪趣味にも程があります。スローでドロドロしてるので、ドゥーム好きにも受けるかも。

SAMAEL-Era One-Diamond Drops ★★★ (2007-10-18 22:31:45)

このヴォーカル、いくら褒めても褒めたりないくらい素晴らしいですね…マフィアのボスがスイートルームで女を抱きながらワインを片手に夜景を眺めているような、官能的で「悪」を感じられる深みのある低音。歌詞も官能的で。…正直、このエロヴォーカルを聴けただけでもこの作品を購入した価値はあったと言えると思うくらいです。

SAMAEL-Era One-Era One ★★ (2007-10-18 22:28:32)

Xyによるピアノが美しいインスト曲。
「Universal Soul」「Sound of Galaxsies」で宇宙に飛び出す前の、夜空の星を見上げているようなロマンティックな雰囲気。

SAMAEL-Era One ★★ (2007-10-18 22:24:00)

2006年発表の7th。2枚組です。
…というか、このアルバムはオリジナルにカウントしちゃっていいんでしょうか。名義もVorph&Xyの兄弟だけですし、特別なアルバムと考えた方がいいのかも。

「Era One」

SAMAELってある時期以降、メタルとエレクトロニカを上手く融合させたような音楽をやっていたと思うんですが、ここで聴けるのはギターやデスヴォイスなどメタル要素を排除し、更にエレクトロニカ要素を強めた作品。ULVERの4thやMANESの2nd辺りに近いと言えそうですがメタリックなギターが入ってない分、こちらの方がよりメタルから遠ざかってます。

メタルではなくなっても、曲から見えてくる宇宙的な風景はいつものSAMAELと共通してるのでファンならば楽しめるアルバムだと思います。また、このアルバムではVorphが普通声で歌ってますが、これ
…続き

ALI PROJECT-Psychedelic Insanity ★★ (2007-10-18 14:43:00)

前作「Dilettante」からシングル数枚、ベスト3枚、ストリングスアルバム2枚、
それからサントラなどを挟んで発表された新作オリジナルフル。
上で挙げた殆どを買ってる私は、一体このユニットにいくら使ったんだろう…(笑)
まあファンクラブ入るくらい入れ込んでるファンはもっとつぎ込んでそうですが。
作風的には、シングルで言うと「阿修羅姫」「禁じられた遊び」辺りから顕著な、
毒々しさとキャッチーさを兼ね備えた、原色的なドギつさを更に押し進めた感じでしょうか。
帰ってきた男さんもおっしゃっている通り、「Dilettante」の続編的ではありますが、
そのドギつさや毒々しさが更に上がっており、タイトル通りサイケデリックな作品。
音色、メロディ共に中近東っぽいものを取り入れているのも大きな特徴ですね。
…大体において通ぶりたい人って、抽象的ム
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ACID BLACK CHERRY-Spell Magic-シャイニン・オン 君が哀しい ★★ (2007-10-17 23:42:33)

彼のルーツにはやっぱり歌謡曲/ポップスがあるんだなぁ…と実感できる一曲。メロディが一昔前のポップスって感じで、聴いてて一回り前の世代の人たちとカラオケ行った時のような気分になってきます(笑)。


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