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Usher-to-the-ETHERさんのページ
Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 4001-4050
SEAR BLISS-The Arcane Odyssey-Somewhere
SEAR BLISS-The Arcane Odyssey-Omen of Doom
SEAR BLISS-The Arcane Odyssey-Thorns of Deception
SEAR BLISS-The Arcane Odyssey-A Deathly Illusion
SEAR BLISS-The Arcane Odyssey-Blood on the Milky Way
UI-70-Riddles covered in flowers-千年幻想郷~history of the moon
UI-70-Riddles covered in flowers-神々が恋した幻想郷
UI-70-Riddles covered in flowers-恋色マスタースパーク
UI-70-妖蝶乱舞 ~Deadly Dancing Butterfly~-幽霊楽団 ~ Phantom Ensemble
UI-70-妖蝶乱舞 ~Deadly Dancing Butterfly~-幽雅に咲かせ 墨染の桜 ~ Border of Life
UI-70-Riddles covered in flowers
UI-70
SECRETS OF THE MOON-Antithesis-Lucifer Speaks
SECRETS OF THE MOON-Antithesis-Seraphim Is Dead
SECRETS OF THE MOON-Antithesis-Ghost
SECRETS OF THE MOON-Antithesis-Metamorphoses
SECRETS OF THE MOON-Antithesis-Confessions
SECRETS OF THE MOON-Antithesis-Ordinance
SECRETS OF THE MOON-Antithesis-Versus
黒夜葬-∞UroboroS∞-Heart Under Blade
黒夜葬-∞UroboroS∞-Alternative Faith
黒夜葬-∞UroboroS∞-冥土ブラッドワークス
黒夜葬-∞UroboroS∞-Alucard
HATRED ANGEL-I DON'T WANNA DIE...-I DON'T WANNA DIE...(PIANO VERSION)
HATRED ANGEL-I DON'T WANNA DIE...-IMMORTALITY OF THE SOUL
HATRED ANGEL-I DON'T WANNA DIE...-HADES
HATRED ANGEL-I DON'T WANNA DIE...-ETHER
HATRED ANGEL-I DON'T WANNA DIE...-I DON'T WANNA DIE...
HATRED ANGEL-I DON'T WANNA DIE...-HEMISPHERICAL SCHIZOID SIDE OF MALIGNITY
HATRED ANGEL-I DON'T WANNA DIE...
黒夜葬-∞UroboroS∞
黒夜葬-∞UroboroS∞-Jormungandr
SATYRICON-Dark Medieval Times
SEAR BLISS-The Arcane Odyssey
CROW'SCLAW-Frozen Frog
SATYRICON-Volcano
SATYRICON-My Skin is Cold-Mother North
SATYRICON-My Skin is Cold-Repined Bastard Nation
SATYRICON-My Skin is Cold-Live Through Me
SATYRICON-My Skin is Cold-Existential Fear-questions
SATYRICON-My Skin is Cold-My Skin is Cold
GO!GO!7188-虎の穴2-ギンギラギンにさりげなく
CROW'SCLAW-Crossfire Barrage
SAWDUST IN ME-Mortification Made Me-Heaven
SAWDUST IN ME-Mortification Made Me
SIRIUS-Aeons of Magick
WHEN-You Are Silent-False Alarm
WHEN-You Are Silent
MARDUK-Opus Nocturne
LUGUBRUM-Live in Amsterdam (trampled Brass / Midget Robes)
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発言している36曲を連続再生 - Youtube



SEAR BLISS-The Arcane Odyssey-Somewhere ★★ (2008-07-18 18:39:57)

曲の演奏時間が長かったので、どんな壮大な展開なのかと期待したら…最後長い無音部が入ってました…。まあ、曲自体は良くて、左右の両チャンネルを使用したリフやラストのツインギターのソロなど、HR/HMとしての根幹のセンスの良さを感じさせてくれますが…無音部入れるくらいなら、フェイドアウトせずギターソロで盛り上げてくれれば良かったのに。

SEAR BLISS-The Arcane Odyssey-Omen of Doom ★★ (2008-07-18 18:39:07)

最初はこのアーティストにしてはちょっと地味めな立ち上がりかな…とも思いましたが、ブラスのメロディの扇情度はアルバム1かもしれません。このパートがあるせいで曲全体も凄く締まって聴こえます。

SEAR BLISS-The Arcane Odyssey-Thorns of Deception ★★★ (2008-07-18 18:38:22)

頭などで使われているリフ、流星が尾を引いているみたいでかっこいいです。曲が始まるとそれが亡霊の様に見えたり…みたいな恐ろしさがありますが。このバンド、宇宙のスケールが大きく、計り知れないが故の恐さみたいなものも表現出来ているのではないでしょうか。

SEAR BLISS-The Arcane Odyssey-A Deathly Illusion ★★★ (2008-07-18 18:37:37)

この曲のオープニング、うっすらと見えていた景色が徐々に鮮明になっていくようで印象に残りますね。ブラスのメロディは、哀しさと同時にどこかへの旅立ちを感じさせますが…タイトル的には死出の旅という感じでしょうか。夜空に向かって幾つもの魂が旅立っていく的な。

SEAR BLISS-The Arcane Odyssey-Blood on the Milky Way ★★★ (2008-07-18 18:36:33)

私はこの曲で初めてSEAR BLISSを聴きましたが…LIMBONIC ARTやARCTURUSに勝るとも劣らないスケールの大きい宇宙の描写に軽く感動。壮大に疾走→テンポ落としてブラスで聴かせる→疾走再開、の流れは劇的なのに実にスムース。アルバムの掴みとして最適なインパクトのある曲。

UI-70-Riddles covered in flowers-千年幻想郷~history of the moon ★★★ (2008-07-18 18:34:48)

このメロディをメタルサウンドに乗せる、それだけでもうドラポンと同じ位の破壊力があると思うんですが…動きのある、メロディの織り込まれたリフとピアノをフィーチャーしたドラマティックな展開で更に二本折れ、って感じでしょうか。ここからの3曲は、クサメタラーには堪らない流れだと思います。

UI-70-Riddles covered in flowers-神々が恋した幻想郷 ★★★ (2008-07-18 18:31:40)

これはノイジーなギターが入ってなかったら普通に喫茶店とかで流れてそう…でもこの曲が1・2を争うくらい個人的にはツボだったりします。メロディは、(B'zの)松本さんのWanna Go Home辺りのソロアルバムに入っていそうな感じ。

UI-70-Riddles covered in flowers-恋色マスタースパーク ★★ (2008-07-18 18:30:55)

上海~はタイトルに凄いかっこいいのと微妙なのがあるなあ…(笑)
曲的には、凄く聴きやすいエクストリームメタルという感じ。トレモロリフや高速スラッシュビートを取り入れた音は激烈といえそうですが、纏まった音質で耳に痛くなく、メロディがキャッチーなので非常に聴きやすい。
私的には、トレモロリフをこの手のゲーム音楽のアレンジに取り入れたというだけでも十二分に価値のある曲だと思います。ただ、このメロディはキャッチーではあるけど個人的なツボにはイマイチ入らなかったので、星は二個で。

UI-70-妖蝶乱舞 ~Deadly Dancing Butterfly~-幽霊楽団 ~ Phantom Ensemble ★★ (2008-07-18 18:28:40)

ヘヴィなメタルサウンドに、全然幽霊っぽくない陽性のメロディという取り合わせがまず意外で、印象に残りますね。即効性も高いし、個人的にはRiddle~のアレンジよりもこっちの方が好き。

UI-70-妖蝶乱舞 ~Deadly Dancing Butterfly~-幽雅に咲かせ 墨染の桜 ~ Border of Life ★★★ (2008-07-18 18:27:19)

まずタイトルがかっこいいですね。満開の桜を見上げるとその間から覗く夜空がまるで墨を流したように見える…みたいな情景が浮かびます。メロディにもそうした儚い叙情が込められてますが、それが激しいメタルサウンドと互いの魅力を相殺することなく融合してます。このアレンジに関しては、「神懸かってる」といってもいいレベルかと…。

UI-70-Riddles covered in flowers ★★ (2008-07-18 18:24:00)

2008年発表の…カヴァーとしては10枚目となるアルバムらしいです。
今回は上海アリス幻樂団のインストメタルでのカヴァー。最近この手のカヴァーメタルを
良く聴いてるせいか、アレンジを聴き比べると結構楽しかったりします。
まず良いと思うのは、このジャンルでも評価の高いアーティストであるDemetoriによる
ミックスの施された音質。リフの音色が歪みすぎず、大きすぎず、かといって物足りなく
なるほどでもなくバランスがかなり良いです。帯のコピーには「ダークでメロウなHR/HM
アレンジ」とありましたが、実際にはドライブ感あるリフにゲーム音楽のキャッチーな
クサメロを乗せたものが多く、この音質とも相まって、HR/HMファンでなくとも受け入れ
やすいような聴きやすさがありますね。
基本的に主旋律を際立たせてるアレンジですが、リフが単なるバッキン
…続き

UI-70 ★★ (2008-07-18 18:21:00)

日本の主にインストメタルを演っているアーティスト。
ゲーム音楽のカヴァーやアマチュアでの活動が中心ながら、プログレ系の
レビューサイトで取り扱われたり、海外の大手メタルレビューサイトである
Encycopaedia Metallumに登録されたり、着実に知名度を上げている模様。

SECRETS OF THE MOON-Antithesis-Lucifer Speaks ★★ (2008-07-16 21:22:25)

途中の禍々しいアルペジオと刻みリフのパートが印象に残りますね…普通刻みいれたらグルーヴィになりそうですが、こういう使い方されると精神的な圧迫を受けてる感じ。でも正直、一曲をこんなに長くする必要性があまり感じられないようにも思うんですよね…少しダレを覚えるかも。

SECRETS OF THE MOON-Antithesis-Seraphim Is Dead ★★★ (2008-07-16 21:19:04)

これは強烈!
たっぷりと気を持たせるイントロから、一気にブラストで突進!間違い無くアルバムのハイライトと言える曲だと思います。隠し味的にブラスを入れて雰囲気出してるのも良いですね。

SECRETS OF THE MOON-Antithesis-Ghost ★★ (2008-07-16 21:16:24)

全体的に邪悪で深遠な雰囲気はキープされてるし、曲の7~8割くらいは良いんですが、残りの2~3割がどうもちょっと間延びしてるように感じるんですよね…このバンド、出音が素晴らしいだけに、もう少し垢抜けたら凄い事になりそうなんだけどなぁ…。

SECRETS OF THE MOON-Antithesis-Metamorphoses (2008-07-16 21:13:25)

こういう曲調は、音と聴き手の精神状態がシンクロしないと結構辛いものがあるかも。しかし、最初の「あーーー…」が何か面白いんですが(笑)なんとなく、DSOのFas~のジャケの映像が思い浮かぶようなイントロ。

SECRETS OF THE MOON-Antithesis-Confessions ★★★ (2008-07-16 21:10:38)

ヘヴィでどす黒い音とトレモロの組み合わせが邪悪でいいなぁ…このバンドの強味は、音楽性は然程マニアックでないのにカルトな音楽性のバンドにも劣らないくらい雰囲気が濃い事かも。威厳のあるヴォーカルがパーカッシブな役割を果たしている所は、ちょっとSATYRICONっぽくも感じたり。

SECRETS OF THE MOON-Antithesis-Ordinance ★★★ (2008-07-16 21:07:20)

ヘヴィなリフをブラストで切り裂いていくファストパートと、拳を突き上げたくなる宗教的熱狂の感じられるロック乗りのパートを組み合わせた展開がダイナミックでかっこいいですね。「You cruel king~」辺りのふてぶてしい威厳は、最近のSATYRICONにも通じる物もあると思います。

SECRETS OF THE MOON-Antithesis-Versus ★★ (2008-07-16 21:04:25)

ブラックメタルとしては意外にも、出している音にはメタリックなタフさがあると思うんですが、このバンドの曲調だと黒さが更に増しているだけにしか聴こえないです(笑)。鐘の音まで入れて雰囲気たっぷり。ただ、ラストは引っ張り過ぎのきらいも。

黒夜葬-∞UroboroS∞-Heart Under Blade ★★ (2008-07-15 19:23:05)

最初は期待してたよりもクサメロが引っ込んだアレンジに肩透かしを喰らった感があったんですが、気を取り直して暗黒メタルとして聴いてみるとこれがなかなか良い出来。特に開始20秒くらいや1分くらいに出てくる、酸化した血のような赤黒いリフにうっすらと浮かぶ影の様に不気味なシンセが掛かるパートが不吉な情景を想起させ、実に素晴らしい。…途中でギターソロ入れたり普通にかっこいいパートもありますが、個人的にはこの不吉さがずっとキープされてたら良かったな。

黒夜葬-∞UroboroS∞-Alternative Faith ★★★ (2008-07-15 19:17:20)

開始二十秒からこれ以上ないほどクサく、かつ親しみやすいリードギターのフレーズが登場するため、すごく取っ付きやすく感じる曲。でもリードギターの狂的フレーズを散りばめる事によって、甘さやつまらない健全さは全く感じられないのが良いですね。このバランス感覚の良さは脅威…(むこうぶちの)上島さん風に言うと、「どうしちゃったの?手が付けられないわ…!」って感じです(笑)

黒夜葬-∞UroboroS∞-冥土ブラッドワークス ★★★ (2008-07-15 19:12:23)

女性的で儚いメロディのシンセをメロディックなリフでサポートし、聴き手のノスタルジックな感傷を刺激した後、シームレスにヘヴィなリフとリードギターで潰しに掛かるパートが襲い掛かる波状攻撃サウンドが凄まじい曲。血の花を咲かせながら疾走している感じ。この一曲だけで前作全部と同じ位の出血量があると思います。

黒夜葬-∞UroboroS∞-Alucard ★★★ (2008-07-15 19:07:44)

タイトルはドラキュラの逆さ読みですね。でも(悪魔城ドラキュラの)アルカードみたいな美青年よりも、(ヴァンパイアシリーズの)デミトリのような、マッチョな吸血鬼像を思い浮かべてしまうようなヘヴィな音。
サビはキーを高くしているらしいですが、このメロディの違和感に人に非ざるものっぽさが出ていてかっこいいんですよね。Bメロの狂いっぷりも爽快なほど。

HATRED ANGEL-I DON'T WANNA DIE...-I DON'T WANNA DIE...(PIANO VERSION) ★★ (2008-07-14 21:43:29)

ラストだしインストで来るだろうな…と思ってたら、意外にもヴォーカル入りのアレンジ。ちょっと英語の発音が微妙ですが、本チャンのバージョン以上に感情を込めて叫んでます。…こういうアレンジにすると、如何にこのバンドのメロディセンスが優れているか良く分かるなぁ…。

HATRED ANGEL-I DON'T WANNA DIE...-IMMORTALITY OF THE SOUL ★★★ (2008-07-14 21:40:29)

リフにしてもギターソロにしても、「モダン化ってなんですか?」と言わんばかりに派出に慟哭メロディ撒き散らしまくりで、実に素晴らしい。最近のメロデスに物足りなくなった人が聴いても悶絶出来るかも。

HATRED ANGEL-I DON'T WANNA DIE...-HADES ★★★ (2008-07-14 21:38:03)

メロブラとメロデスが混交するアルバムですが、この曲はかなりメロデス色が強いですね。それもグルーヴとメロディの兼ね合いでは、かなりメロディ方向に寄ってるタイプ。個人的にこういうタイプのメロデスは大好き。

HATRED ANGEL-I DON'T WANNA DIE...-ETHER ★★★ (2008-07-14 21:35:30)

ヴォーカル、迫力的にはやっぱり少し物足りないものがあるんですが、聴き手の喉元に喰い付かんとする獰猛さはかなり伝わってきますね。キーボードが入るパートは、タイトル通り「天空」に導かれるような雰囲気。

HATRED ANGEL-I DON'T WANNA DIE...-I DON'T WANNA DIE... ★★★ (2008-07-14 21:33:21)

これ、歌詞は裏読みせずに読むと、殺された子供とその母親の心情を歌ってるっぽいですが…途中挿入されるキーボードは、そうした命を扱った重いテーマに相応しい厳かな雰囲気を醸し出してますね。メロディ、音色の選び方ともに素晴らしいセンスです。

HATRED ANGEL-I DON'T WANNA DIE...-HEMISPHERICAL SCHIZOID SIDE OF MALIGNITY ★★★ (2008-07-14 21:30:15)

バンドの押し出しているイメージからはもっと愛嬌のある音を想像してたんですが、イントロから続くこの曲でいい意味で裏切られました。氷の礫が打ちつけるようなトレモロリフにとブラストを軸に聞かせる、ガチなブラックメタル。特にメロディにおいては、北欧勢を上回ってるとすら思います。

HATRED ANGEL-I DON'T WANNA DIE... ★★ (2008-07-13 21:20:00)

2007年発表の2ndデモ。

HR/HM、殊にブラックメタルというジャンルにおいては「イメージ」って結構重要で、真に危険な思想や経歴を持っているバンドが高い評価を得たり、逆に思想や発言がただのポーズである事が露見したバンドが低く評価されたりという事も珍しくないですが、このバンドが打ち出したイメージはなんと、「保育士がデスメタルバンドを結成!?」というコミカルなもの。宣伝ビラに「デスメタルで愛を歌う」とキャッチコピーを打っておきながら、バンド名が「憎しみの天使」なツッコミ所の多さも面白いです(笑)。
…こういうイメージをこのジャンルで打ち出すのはかなり度胸が要ったと思うんですけど…私もそこに惹かれてCD買ってしまいましたし。

肝心の音楽性のほうは、キー入りのメロデス要素もあるメロブラという感じでしょうか。缶を叩くような音色が小気味良いファストなリズムに、ブ
…続き

黒夜葬-∞UroboroS∞ ★★ (2008-07-13 21:12:00)

上海アリス幻樂団カヴァーでは3枚目となる作品。2008年発表。
前作では音自体のクオリティは高いとはいえ、様式美的なメタリックなかっこよさに真っ当さや
健全さを感じてしまい、それがアーティスト側の押し出しているゴシカルな頽廃的イメージと
合わず、ちょっと疑問を感じてしまっていたのですが…これ聴いて見直しました。
基本的には今まで同様のリードギター、チェンバロ、チャーチオルガンで耽美メロを奏でる
スタイルなんですが、歪みの強い、圧力のあるギターリフを今までよりも前面に押し出した事、
このジャンルの中ではリードギターでのメロディのなぞり方がエキセントリックな事、
3曲目ではノスタルジーを感じさせるメロを入れた直後にその郷愁をぶっ潰すかのように
暴虐リフを入れたり、9曲目ではトランス的なリズムに刃物のような音のリフを合わせたりと
いったドラ
…続き

黒夜葬-∞UroboroS∞-Jormungandr ★★★ (2008-07-13 20:43:50)

間違い無くこれがハイライトだと思います。
前作と比べるとこのアルバム、混沌のスケールが段違いにアップしてるんですけど、中でもこの曲が最もカオティック。特にキーボードとリフのアンサンブルに次元が分断されたような気味悪さがある箇所があって、いやがおうにも凄みを感じさせられてしまいます。

SATYRICON-Dark Medieval Times ★★★ (2008-07-12 22:51:00)

93年発表の1stで、Satyrが18歳の時の作品らしいです。

作風的には、アコギやトラッドメロを導入した、プリミティブよりのブラックメタルと言えそうですが…展開が唐突で捻くれていて、アヴァンギャルドに聞こえるのも大きな特徴。後の4thや5thで見せる変な展開は計算してやってるのが分かるんですが、この時点では天然なのか計算なのか判断できない音ですね…。

ノイジーな音質で暗黒世界を演出しつつ、邪悪な影が横切るようにキーボードが入る部分なんてLUNAR AURORAの4th辺りにも似てると思う(特に1曲目後半、ドラムがSE的に鳴るパートなど)んですが、この年齢で、ジャンルが未発達なこの段階で、こんな音を出してるなんて天然でやってるとしたら恐ろしいセンスの持ち主だし、計算でやってるなら天才だと思います。

凄みでいうなら、ある意味EMPERORの1st以
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SEAR BLISS-The Arcane Odyssey ★★★ (2008-07-12 19:17:00)

2007年発表の6th。

硬質かつクリア、タイトに纏めながらも宇宙的な情景描写を更に強めるノイジーなギターをフィーチャーした音質、美メロ・哀メロを織り込んだトレモロリフやそれに絡むスペイシーでアトモスフェリックなキーボード、狂気だけでなく威厳や色気も感じさせる低音デスヴォイス等、どこを切っても実に質の高い宇宙的なシンフォニック・ブラック。出音には正統派にも通じる真っ当なメタルとしてのかっこよさがあるので、シンフォブラックのファンだけでなく、メロデス好きにもアピール出来る音だと思います。

しかし、一番の特徴は大胆に管楽器(トランペット・トロンボーン等)を導入してる事でしょう。全編を通じて出ずっぱりという訳ではありませんが、サビに当たるような「ここぞ」と言うところで登場し、鮮烈な印象を残していくような使われ方がされており、存在感はばっちり。管が入るパートでは「スペ
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CROW'SCLAW-Frozen Frog ★★ (2008-07-11 21:15:00)

2008年発表の上海アリス幻樂団カヴァーアルバム。全曲インストです。
タイトルや氷の結晶をあしらったジャケ絵からは何か冷涼なものをイメージしますが、
実際に音を聴いてみると泥臭く、暑(苦し)いブルージーなハードロック。
この後に出た「Crossfire Barrage」が余りにも素晴らしかったので、殆ど間を置かずに
これも買ってしまったんですが、ほぼ別のアーティストみたいな出音にびっくり。
帯に「サザン・メタル」とは書いてありましたが、まさかこんなにも違うとは…。
今作ではリフだけでなく、ベースやドラムが一丸となって演出するグルーヴが心地良いです。
クレジットを見る限り一人バンドのようですが、スタジオでジャムりながら作ったような
雰囲気があると思います。CROW'SCLAWはジャンルの中でも音のヘヴィさやリードギターの
聞かせ方の上手
…続き

SATYRICON-Volcano ★★★ (2008-07-10 22:46:00)

2002年発表の5th。

…私はこのアルバム、以前までは「Rebel Extravaganza」と「Now, Diabolical」の橋渡しをする、言わば過渡期の作品だと思ってたんですが、聞き込むうちに考えが変わってきました。

確かに全体を通じて感じられる厭人・厭世的で色の薄いメロディは4thと通じるし、ロックのリズムのダイナミズムをブラックに取り入れている所は6thっぽいんですが、キャッチーと見せかけて間奏を延々と引っ張ったり脈絡なく女性ヴォーカルが登場したり、ラスト唐突にブラスト入れて曲を終わらせたりといった破天荒な展開がアヴァンギャルドに聞こえる作風はどこか1stにも通じているように思います。1stでは天然でやってるのか、計算してやってるのか分からない感じでしたが、この作品では作曲力が上がった分確信に満ちている感じ。

また、「Repined
…続き

SATYRICON-My Skin is Cold-Mother North ★★★ (2008-07-10 17:41:26)

このEP、レコードと抱き合わせなのでちょっと高かったんですが、この曲が聴けただけでも買って良かったと思えました…。
オーケストラとの共演ライブテイクで、イントロにオーケストラと客の大合唱をフィーチャーしたアレンジ。オーケストラが入った事でミッドテンポ部分に地獄の劫火が燃え盛っているかのような視覚効果が付与され、ブリザードリフを伴う疾走パートとの対比によって圧倒的なスケールの大きさが実現されてます。原曲よりもドラミングが聴き取りやすくなってるのも○。シンフォ系のバンドでもここまでスケール大きい曲が作れてるバンドっていないと思う…ブラック史上に燦然と輝く超名曲である事を、改めて見せつけられてしまいました…。

SATYRICON-My Skin is Cold-Repined Bastard Nation ★★★ (2008-07-10 17:33:56)

「Mother North」は妥当な選曲だと思いますが、ライブテイクのもう一曲にこれを選んでくれた事自体が凄く嬉しい。この曲大好きなんですよ…。Satyrのヴォーカルはいつもより潰れ気味だし、何故か位置が右寄り(「Mother Northのライブ版では直ってる)ですが、生々しさが伝わるのでオッケー(笑)。ブラスを入れた事で、毒々しさがより強く出た仕上がりになったと思います。

SATYRICON-My Skin is Cold-Live Through Me ★★ (2008-07-10 17:30:38)

これも「VOLCANO」LP盤のボーナス曲。
「VOLCANO」の制作時、メンバーは日本や中国の文化にでもはまっていたんでしょうか…「Repined Bastard Nation」以上に、和を感じる妖怪メロディが前面に押し出された作風の曲。ただ、途中1分半辺りからのサイケなパートのリフが結構ダルイのがちょっと…その後の展開はめっちゃかっこいいんですが。

SATYRICON-My Skin is Cold-Existential Fear-questions ★★ (2008-07-10 17:26:21)

元はLP盤「VOLCANO」のボーナス曲らしいです。
あのアルバム自体奇怪なメロディが結構多かった印象がありますが、この曲はどこか大陸的なイメージが浮かぶメロディまで…雲よりも高い、仙人が住む山とかが浮かんでくるような妙なメロ。サビ前のキーボードの音色など、随所にセンスの良さが溢れてます…が、あの情けない感じのコーラスは一体…あれはSatyrの声なんでしょうか(笑)

SATYRICON-My Skin is Cold-My Skin is Cold ★★ (2008-07-10 17:21:47)

2007年の10月、東京を訪れた際に見た夢からインスピレーションを得て作った曲らしいですね。翳りのあるメロディにロック的リズムを組み合わせた作風は「Now, Diabolical」の路線を踏襲してますが、溶岩が流れるような粘性・流動性の高いトレモロをフィーチャーしており、印象としては「Now, Diabolical」と「Volcano」の相田の作風という感じ。
曲自体は良いんですが、このEP「Now, Diabolical」よりも1~2メモリくらい音が小さいんですよね…。ちょっと迫力に欠けるので★は二つ。

GO!GO!7188-虎の穴2-ギンギラギンにさりげなく ★★★ (2008-07-09 23:27:31)

この曲、妙にツボなんですが…(笑)
ターキーさんのヴォーカルがほんと良い味出してる。投げ遣りなんだか熱いんだか良く分からない声色で、巻き舌で勢いよく歌う歌い方が絶妙にツボに嵌まる。これは彼にヴォーカル振って大正解でしょう。

CROW'SCLAW-Crossfire Barrage ★★ (2008-07-09 23:03:00)

2008年発表のフルレンス。
地下で一大トレンドとなりつつある上海アリス幻樂団(ゲーム音楽)のカヴァーアルバム。
以前、このサイトの掲示板にて、「ゲーム音楽のクサメロとメタルの音が融合したら、
凄い事になりそうだけど現時点ではリフが微妙なのが多いし、もう手を引こうかな…」
的な事を書き込んだことがあったんですが、ごめんなさい、このジャンル舐めてました。
ぴずやの新譜これといい最高なんですが。あそこで手を引いてなくて本当に良かった…。
トレモロリフ単音リフ大好きブラックメタラーの私としては、このアルバムのリフは
全体的にグルーヴ偏重に感じてしまいますが、そんな私でさえ認めざるを得ないくらい
重くて、かっこいいです。似たようなフレーズで延々と引っ張ることなく、主旋律の展開に
連動してドラマティックに聞かせてくれるので物足りなさは全くないで
…続き

SAWDUST IN ME-Mortification Made Me-Heaven ★★ (2008-07-06 20:08:08)

最後のこの曲で漸く期待した以上の恐さを感じられました…何かが軋むような音を用いたリズムトラックの使い方が実に効果的。時間の流れが歪んでしまった世界に取り込まれてしまったような感覚を味わえます。ただ、演奏時間が短いのは物足りない。これで10分以上とかあったら間違い無く★3つ超名曲の評価なんですが…。

SAWDUST IN ME-Mortification Made Me ★★ (2008-07-06 20:06:00)

2007年発表の6曲入り1st。
私はゴス系はフェミニンな方が惹かれるので、ピンクを基調としたバックにお菓子や
ケーキ、愛らしい動物達を載せた可愛らしいジャケに、帯の「ゴシック/ダークエレクトロ」の
フレーズの組み合わせにはかなり目を引かれましたね…(笑)
曲的には、「ゴシック/ダークエレクトロ」というフレーズから想像する通りの
インダストリアル寄りの音を、普通声をはじめ高圧的・演劇的な高音スクリームや
おどろおどろしい低音デスヴォイス、リズミカルなラップ風など様々なヴォーカルで
派出に味付けした感じですね。過激なサウンドながら、意外にも低音はかっこよく、
高音は可憐かつ甘美に響く普通声がかなり魅力的。低音デスヴォイスもTYMAHのDimを
思わせるような真に迫った響きがあって良い感じ。
ただ、過激ヴォーカル入れすぎの攻め攻めの
…続き

SIRIUS-Aeons of Magick ★★★ (2008-07-05 21:48:00)

2000年発表の1st。

EMPERORのSamothのレーベルから発売され、プロデュースにも彼が関わり、レビューでもEMPERORやLIMBONIC ARTが引き合いに出されて褒められるなど、話題性でも事欠かない作品ですが、確かにこのアルバムはそれだけの事があるスケールを持ってると思います。

LIMBONIC ARTの初期作やNOKTURNAL MORTUMの1stがシンフォニック・ブラックの名盤として評価されているのって、甘美で荘厳なメロディによるある意味での聴きやすさと、キーボードがバンドサウンドを呑み込んだ音像のエクストリームさの按配が絶妙だったからだと思ってるんですが、このアルバムではその路線を正統に引き継いだシンフォニック・ブラックを演ってますね。

蛇口全開レベルの洪水キーボードや超リアルなプラネタリウムを見せるかのような宇宙的なメロ
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WHEN-You Are Silent-False Alarm ★★★ (2008-07-03 22:39:47)

こんな曲をマジで作ってる人がいること自体恐いよ…。
幾つかのパートに分かれた、20分超えの曲なんですが、第二部に当たるであろう、ドローンの上に打擲音と銃撃音、悲鳴が入るパートがキモ恐すぎるんですが…血腥い雰囲気をストレートに表現しているならまだ受け入れられる恐さなんですが、この曲の場合悲鳴がカトゥーンちっくでコミカルに聞こえなくもなく、理性で判断できない生理的違和感があるんですよね…それも生理的嫌悪感まで達すれば逆に安心できそうなもんですが、感覚の下ろし所がない音が延々と続くのはかなりキツイ。なのにドローン・アンビエントとしてはかなり聴けるという(笑)チャレンジャーな人や恐い思いがしたい人は是非。

WHEN-You Are Silent ★★ (2008-07-03 22:27:00)

2008年発表の多分12th。
久し振りに恐いWHENが戻って来た感じですね。
WHENってダークで不条理なサンプリング音楽を志向しながらも、その中にどこか捻じ曲がった
ポップ性のある音楽を展開してきて(こう書くと散々に貶してるみたいだけど・笑)、
「Psychedelic Wunderbaum」辺りからダークさとポップさが反転し、明るめの作風になって
きたと思いますが、今作ではその比率が再反転し、元に戻った感じです。
…例えば、恐い音楽として知られるアーティストでも、STALAGGHならシリアスで精神異常的な
恐さ、CRADLE OF FILTHなら巧みなコンセプト性によるエンターテイメント的な恐さとか
狙いが分かるんですが、WHENの恐さはそのどちらなのか判別が不可能、そもそも恐い音楽を
志向して作られているのかどうかも分からない
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MARDUK-Opus Nocturne ★★ (2008-07-02 19:27:00)

94年発表の3rd。
4th以降の作風とは随分違いますね…。

以降のブルデス並にブルータルな曲調・プロダクションを追及した作風とは違い、この作品はどこかロマンティックなメロディで疾走するファストブラックという感じ。音質も以降とは違い、ブラックらしい軽さの残るややノイジーなものになってますね。

…MARDUKは上手くやっている方だと思いますが、ブルータルな音像にメロディを乗せた場合、どうしてもメロウさや雰囲気が相殺される部分が出てきてしまう(逆に、ブルータリティとメロディの対比という魅力も新しく出て来る訳ですが)と思いますが、この作品は作風も音質もブルータリティに主眼を置いていない分、相殺されている部分が少ないと思うんですよね。

MARDUKは3rd以前に限る、という意見をしばしば見かけますが、メロディや雰囲気などを重視する人から見たらこうい
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LUGUBRUM-Live in Amsterdam (trampled Brass / Midget Robes) ★★★ (2008-07-02 19:08:00)

2006年発表のライブ盤。
SUNN O)))のサポートアクトとして行ったライブの様子を収めた作品。

…こういうアンサンブル重視のアヴァンギャルドな作風のバンドって、絶対ライブとか凄い事になってるんだろうな…と期待して買ったんですが、予想通りこれは凄いです。
「De Ware Hond」を聴く限りでは、このバンドの音楽には奇天烈さだけでなく、どこかファニーな雰囲気もあったように感じたんですが、ライブ盤ではファニーさが消え、壮絶さに取って代わられている感じがします。

最早このアンサンブルから生じる音は人間を洗脳状態に陥れるための音波という雰囲気。ヴォーカルのイカレっぷりも凄まじく、デスヴォイスで歌っているというよりは…自分をアウストラロピテクスだと思い込む催眠術を掛けられた男をライブ会場にしばらく放置したような感じ(笑)。近寄りたくない度はスタジオ盤
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