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Usher-to-the-ETHERさんのページ
Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 3951-4000
ATROX-Binocular
V : 28-SoulSaviour
ONDSKAPT-Dödens evangelium
HATE ETERNAL-Fury & Flames-Whom Gods May Destroy
HATE ETERNAL-Fury & Flames-Hell Envenom
TRINACRIA-Travel Now Journey Infinitely-Make No Mistake
TRINACRIA-Travel Now Journey Infinitely-The Silence
TRINACRIA-Travel Now Journey Infinitely-Travel Now Journey Infinitely
TRINACRIA-Travel Now Journey Infinitely-Turn Away
TRINACRIA-Travel Now Journey Infinitely-Breach
TRINACRIA-Travel Now Journey Infinitely-Endless Roads
TRINACRIA-Travel Now Journey Infinitely
MAPLE LEAF-音のコンパス-Run for Your Life
MAPLE LEAF-音のコンパス-True World
MAPLE LEAF-音のコンパス-Leap into High
MAPLE LEAF-音のコンパス-泡沫
MAPLE LEAF-音のコンパス-とある忘れられた丘にある灯台守の手紙
MAPLE LEAF-音のコンパス-ひまわり
MAPLE LEAF-Unendliche Melodie-蝶
CARPATHIAN FOREST-Defending the Throne of Evil
MIRRORTHRONE-Carriers of Dust
SONIC REIGN-Raw Dark Pure
堕武者 ULTRAVIOLENCE-東方悔恨譜~regret Will Prevail.
堕武者 ULTRAVIOLENCE
DARKSPACE-Dark Space Ⅲ
SETHERIAL-Death Triumphant-For Dem Mitt Blod
SETHERIAL-Death Triumphant-Devilry, Wickedness and Scorn
SETHERIAL-Death Triumphant-Relinquishment From The Unlighted Chambers
SETHERIAL-Death Triumphant-Aeons of Bloodlust
SETHERIAL-Death Triumphant-The Limbo of Insanity
SETHERIAL-Death Triumphant
NINE INCH NAILS-Ghosts I–IV
EARTH-HEX; or Printing in the Infernal Method
ENDLESS DISMAL MOAN-Ruin-Cage of Chaos
ENDLESS DISMAL MOAN-Ruin-Calamitous Day
ENDLESS DISMAL MOAN-Ruin-JYUSO
ENDLESS DISMAL MOAN-Ruin-Ruin
ENDLESS DISMAL MOAN-Ruin
HATE ETERNAL-Fury & Flames
CROW'SCLAW-Frozen Frog-Crow Called Windgirl
CROW'SCLAW-Frozen Frog-Mystery Metropolis
CROW'SCLAW-Frozen Frog-R'N'R 1969
CROW'SCLAW-Frozen Frog-Cirno Blues
CROW'SCLAW-Crossfire Barrage-Necro Phantasia
CROW'SCLAW-Crossfire Barrage-Mountain Of Faith
CROW'SCLAW-Crossfire Barrage-Scarlet Devil
CROW'SCLAW-Crossfire Barrage-Still Winter
IRON ATTACK!-EVIL MOUNTAIN
屈辱-善意の壊滅
ANAAL NATHRAKH-Total Fucking Necro
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発言している32曲を連続再生 - Youtube



ATROX-Binocular ★★ (2008-08-03 07:11:00)

2008年発表の5th。
Monikaが脱退してどうなるかと思いましたが、新作出してくれてちょっと安心。
でもこの作品の第一印象は、「え…これがATROX…?」でした(笑)。
サンプリングやスポークンワード、SEなどを多用しながらフューチャリスティックで
捻くれてて、頽廃的な風景を演出する作風はバンドサウンドで聴かせるスタイルながら
MANESの3rd辺りと共通する世界観を持っているように思います。
…っていうか、「ATROXの新作」というより、「MANESが2nd以降の感性をキープしつつ、
再びバンドサウンドに戻ってリリースした作品」と言った方が信じられやすそうな音ですね。
今までの軟体生物が触手を蠢かせるみたいなアンサンブルが続くようなスタイルに比べると、
今作はアヴァンギャルドで頽廃的な要素は残しておきつつ、展開がかなり明確にな
…続き

V : 28-SoulSaviour ★★★ (2008-08-02 22:52:00)

2005年発表の2nd。
裏ジャケを見る限り、どうやら三部作の真ん中という位置付けの作品みたいですね。

このバンド、あまりブラックメタル好きの間で大きな話題を集めたという話は聞かないんですが、参加・関連メンバーがこの手を聴くリスナーから見たらかなり豪華。ENSLAVEDのGrutle(前作の一部ヴォーカル)やRED HARVESTのLRZ(プロデュース、ミックスなど)を初めとして、RAISON D'ETREのPeter Andersseon(一部作曲)やWHENのLars Pedersen(一部パーカッション)まで参加してます。次のアルバムではMZ.412までプログラミングで参加してるとか…後半の方は、もう北欧の恐い音楽アーティスト大集合って感じじゃないですか(笑)

肝心の音楽の方も、参加・関与メンバーの豪華さに負けないだけのものがあると思います。ブラッ
…続き

ONDSKAPT-Dödens evangelium ★★ (2008-07-31 21:23:00)

2005年発表の2nd。
…もう裏ジャケなどで使われてるフォントからして期待してしまいますね(笑)

スウェーデンのブラックメタルシーンって、まずDISSECTIONやDARK FUNERALなどの寒々しく疾走するタイプのブラックが多くて、次いでSHININGやSILENCER、LIFELOVERなどの鬱系のブラック、WATAINやFUNERAL MISTのような邪悪方向特化型のブラックが台頭してきているという印象があるんですが、このバンドの音楽性はその後者二つを上手く纏めたようなブラックを演ってますね。

疾走するだけではない、聴かせる展開やリードギターを多く入れ、メタリックな音ながらメロディが救いようのない、乾いた鬱系のものであるところはSHININGにも通じる物がありますが、こっちの方が後半かなりノイジーに疾走するパートがあったりなどカルトな展開があり
…続き

HATE ETERNAL-Fury & Flames-Whom Gods May Destroy ★★★ (2008-07-30 18:40:01)

この不気味なリフのメロディはかなり印象に残るなあ…微妙に明るさが混じってる気もしますが、それも悪魔の大群が人間狩りをしながら行進をしているような、本人達は楽しいけど人間から見たら畏怖や恐怖の対象でしかないような雰囲気になっているように思います。

HATE ETERNAL-Fury & Flames-Hell Envenom ★★★ (2008-07-30 18:38:54)

こういう全編が怒りの感情で統一されたようなアルバムだと、どうしても1曲目の印象が強くなってしまいますね…特にトレモロリフのメロディ、音の圧に潰されて出た亡者のうめきがメロディになってるみたいで恐い。

TRINACRIA-Travel Now Journey Infinitely-Make No Mistake ★★★ (2008-07-30 18:37:13)

これは凄まじいですね…ただでさえど迫力のメタルサウンドを、ノイズが一歩も二歩も押し上げている感じ。圧力を感じる刻みリフと破壊的ノイズの相性は抜群で、聴いていると息が出来なくなりそうです。毒電波を受信して狂いだしたENSLAVEDという雰囲気の曲。かっこよすぎでしょう。

TRINACRIA-Travel Now Journey Infinitely-The Silence ★★★ (2008-07-30 18:36:17)

ノイズとメタルの最大限に劇的な混交、といった感じの曲。
メタリックに疾走しつつも何度もノイズの落とし穴に落ちるようなちょっと滑稽な前半、ノイズに浸食されたカオスの中から不意に見えるメロディが美しい中盤、魔女の大釜で煮込まれるような気味の悪いメロディの聴ける後半と、どこを切り取っても印象に残る完成度の高い曲。

TRINACRIA-Travel Now Journey Infinitely-Travel Now Journey Infinitely ★★★ (2008-07-30 18:35:21)

トレモロリフと女性Voの見せる情景が美しい曲。
なんですが、この音からは地球最後の日、逃げ惑う群集を見ながら自分も地球と運命を共にする…みたいな光景が浮かんできてしまいます。人類自体のエンディングテーマ…みたいな雰囲気がある(笑)。女性ヴォーカルもラストは狂いまくりだし。

TRINACRIA-Travel Now Journey Infinitely-Turn Away ★★★ (2008-07-30 18:34:23)

3曲目のようなガツンと来る曲でなく、こういうジワジワくる曲を頭に持ってくる辺り少しカルトかも。音圧が大きくなり、悲鳴のような音が混じってくる辺りからもう恐怖感でこの場から逃げたしたくなるような音になってきますが…逆にそれが快感(笑)。

TRINACRIA-Travel Now Journey Infinitely-Breach ★★ (2008-07-30 18:33:41)

ギターの奇妙なメロディに脳がやられそう…スピリチュアルな世界に傾倒している人が聴いたら、本当に何か超常的なものと交信出来てしまいそうな曲。

TRINACRIA-Travel Now Journey Infinitely-Endless Roads ★★★ (2008-07-30 18:32:35)

日常に現れた小さな軋みが段々大きくなり、遂にはそこから何か圧倒的な存在が降臨し、完全に日常が崩壊していく様を描き出したかのような曲。スピーカーの周りに魔界に通じるゲートとか開きそう。Grutleのヴォーカルも、威厳があって曲の雰囲気を更に濃いものにしてます。

TRINACRIA-Travel Now Journey Infinitely ★★★ (2008-07-30 18:30:00)

2008年発表の1st。

TRINACRIAはブラック/ヴァイキングメタルバンドのENSLAVEDと、ノイズデュオのFE-MAILのメンバーが立ち上げたプロジェクトみたいですが、音楽性も正にメタルとノイズを融合させたという感じですね。メタル:ノイズの割合は6:4くらいで、どっちかと言うと核はメタルの方にある感じ。

…DEAD RAVEN CHOIRやSTALAGGH、ILDJARNなどブラックメタルから派生したバンドにもノイズに足を突っ込んだような音楽性のバンドがいますが、そうしたバンドは割と加減を知らない所があるのに対し、FE-MAILは本職のノイズデュオだからか、ノイズが普通の音量で聴いていたら耳を痛くするような大きさになったり、不快に感じるような音色になったりといったことがなく、スマートに音楽性をかっこよく、聴いていて心地の良い物にしているという印象。
…続き

MAPLE LEAF-音のコンパス-Run for Your Life (2008-07-29 07:48:53)

「Eternal Story」と同路線の、いかにもガストっぽいポップでアップテンポな曲。…なんですが、「Eternal Story」と違っていまいちヴォーカルの旨みを引き出すようなメロディになってない気が…サビが高音に寄り過ぎてて、少し苦しそうに聞こえる感じ。メロディそれ自体の扇情度はそれなりに高いんですけどね…。

MAPLE LEAF-音のコンパス-True World (2008-07-29 07:44:13)

これは歌詞やタイアップ作品のタイトルを見る限り、神曲「Silent Flame」と深い関わりがあるみたいで期待してたんですが…正直いまひとつですね…。爆竹が破裂するようなリズムがうるさかったり、色々凝り過ぎてる感じ。霜月さんのVoも、タイトルの二重子音の発音とか微妙だし…悪くはないけど、個人的には佳曲止まりかな…。

MAPLE LEAF-音のコンパス-Leap into High ★★ (2008-07-29 07:40:16)

ストリングスといい歌メロといい爽やかな印象の曲。
メロディには爽やかさの裏に哀愁も感じられますが、憂いというよりは甘酸っぱさといった方が正しい雰囲気。ゲームの曲らしいですが、ゲームよりも現在進行形で恋愛中の純朴高校生が青空の下自転車を漕いで登校してる時のBGMなんかに最適…だと思います(笑)。

MAPLE LEAF-音のコンパス-泡沫 ★★★ (2008-07-29 07:36:33)

幻想的で、シリアスな雰囲気が漂う曲。
…霜月さんの儚さと意志の強さを感じさせるヴォーカルは、こうした世界観をただの虚構に終わらせず、リアリティを持って聴き手を引き込んでいくような魅力があるように思います。曲の完成度、メロディの扇情度も非常に高く、聴いている間は完全に現実を忘れ、世界観の中に耽溺させられてしまう感じ。

MAPLE LEAF-音のコンパス-とある忘れられた丘にある灯台守の手紙 ★★★ (2008-07-29 07:32:46)

ヴォーカルハーモニーを多用した、スケールの大きな曲。
曲はガストの土屋さんが作ってますが、霜月さんがファンタジー系音楽を演っているのと同じくらい、彼がファンタジー系ゲームの音楽を担当しているのは正しい選択だと思う。メロディだけでも世界観が出来てしまってる感じ。この曲をラストに置いた事で、「あしあとリズム」と違った雰囲気のアルバムになったんじゃないかと思います。

MAPLE LEAF-音のコンパス-ひまわり ★★★ (2008-07-29 07:25:30)

こういうノスタルジックなポップスで、アニメ/ゲーム関連の曲ってパステルカラーのクレヨンで情景が描かれているような、独特のフィーリングがあって好きなんですよね。この感じが味わいたくて、知りもしない作品の音楽を聴くのかもしれません。
好きな人と言葉を交わしたときに、心がほっこりと温かくなって、生きている事が実感できるような感情、そうした心の機微が感じられる曲。軽薄な恋愛の歌は大嫌いですけど、こういうのは本当に心に染みる…。

MAPLE LEAF-Unendliche Melodie-蝶 ★★★ (2008-07-29 07:15:33)

熱が引いていくような、冷たさのようなものが感じられる曲。この曲は珍しく霜月さんのヴォーカルがどこか官能的な響きを帯びているような感じがしますね。それが曲の印象を更に深くしてるように思います。ブレスが多いからそう聞こえるのかも。

CARPATHIAN FOREST-Defending the Throne of Evil ★★ (2008-07-27 19:29:00)

2003年発表の4th。
ブラックメタルのサタニックな雰囲気を表現するのには、例えばオールドスクールなリフ捌きで
ダーティさを演出したり、キーボードを上手く使って妖しさやおぞましさを感じさせたり等の
手法がありますが、このアルバムはその二つを同時に演っている結構珍しい路線の作風。
キーボードはメロディ面よりも、冷たさや邪悪さを感じさせる音で雰囲気面に貢献している
感じで、オールドスクールなリフが軸にあるブラックメタルという感じですね。
サックスも導入したりしてますが、当然それによって聴きやすくなったりすることはなく、
異形の何かを召喚しているような妖しさがあり、全体を通じてマジな邪悪さが感じられます。
Nattefrostのヴォーカルもやはり大きな魅力の一つでしょう。
次作のような箍が外れたようなイキっぷりではなく、典型的なブラック特
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MIRRORTHRONE-Carriers of Dust ★★★ (2008-07-26 11:34:00)

2006年発表の2nd。

クレジットによると、作曲や演奏だけでなく、プロデュースやミックス、マスタリングに至るまでVladimirという人物が家で行ったと書いてありますが…信じられない。天才と呼ばれるアーティストが多いこの界隈、彼は天才の中の天才と言えるのでは…。

路線的には、チャーチオルガンやチェンバロ、フルートやストリングスなどが舞い踊る、LIMBONIC ART(の2nd)やANOREXIA NERVOSA辺りにも匹敵する、もしくはそれ以上のシンフォニック・ブラック。20分越えの曲を含む、大作主義でドラマティックな作風も大きな特徴と言えるでしょう。

また、これだけシンフォにしながらも、バンドサウンドの方もブラックらしいトレモロを随所に織り込んだフレーズ面、音の壁が立ちはだかるような音響面でもシンフォ要素に負けてないのが素晴らしい。

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SONIC REIGN-Raw Dark Pure ★★★ (2008-07-25 22:39:00)

2006年発表の1st。

バンド名のSONICはモダンな要素の、REIGNはオールドスクールな要素の象徴で、その二つを上手く統合したブラックメタルを志向しているバンドらしいですが…ギターリフはシャープに、ツーバスは心地良く聴かせるクリアな音質、厭人的な感性を無機質さに転化したようなメロディを練りこんだリフ捌き、時折挿入されるロック的なリズム、切れ味の鋭く威厳のあるヴォーカルのがなり声など、「Rebel Extravaganza」~「Volcano」期のSATYRICONにかなり影響を受けている事がモロに分かるサウンド。

特にヴォーカル、がなり声だけでなく、預言者の呟きのような語りまでそっくりだったので最初聴いた時はちょっと笑っちゃいました(笑)。刻みとトレモロをメカニカルに組み合わせたリフや、2曲目のマーチっぽいリズムの入れ方などを聴くと、復活後のTHORNS
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堕武者 ULTRAVIOLENCE-東方悔恨譜~regret Will Prevail. ★★ (2008-07-25 22:34:00)

2008年発表の2nd(多分)。
最近、ゲーム音楽のクサメロはメタルサウンドと意外にも相性が良い事が分かってきた
せいなのか、そうしたカヴァー作品が(地下で)流行してますが、まさかグラインドでそれを
やるバンドが出てくるとは…しかも本作は、メロの質には定評があり、私自身そのメロディ
センスは素晴らしいと思う上海アリス幻樂団のカヴァー。
グラインドの激烈なリズムの心地良さと、ゲーム音楽のクサメロの高揚感を同時に求める
なんて、二兎を追うものは…になってしまいそうですが、凄いですね、ちゃんと二兎とも
捕まえられてる感じです。1曲目などで聴けるテープノイズが掛かったような音のシンセ
(この音はもっと使って欲しかった)など、メロディを担当する音の選び方も上手いし、昭和の
CMソング風の歌と子供の泣き声や、AVの喘ぎ声などゲームとなんの関連性も
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堕武者 ULTRAVIOLENCE ★★ (2008-07-25 22:30:00)

このサイトではアーティスト名に+の記号が出ないみたいですね。
正しくは「堕武者+ultraviolence+」です。

DARKSPACE-Dark Space Ⅲ ★★★ (2008-07-24 18:24:00)

2008年発表の3rd。
青黒い盤面が実にお洒落で、見ていてなんか癒されます(笑)

質量感・奥行きのある音響的ギターノイズに神秘的なキーボードを絡め疾走する事で独自の宇宙観を演出し、ブラック好きの間でも高い評価を得たDARKSPACEですが、今作もその路線自体に大きな変更はなく、前作よりもいい意味で聴きやすく、洗練された作風になっていると思います。

まず耳につく変化はギターリフに、存在感のある刻みを取り入れていること。前作は聴いていて宇宙に吸い込まれるような感覚を覚えたんですが、今作はこうした変化のお陰で宇宙自体が意志を持ってこちらを食い殺しに来ているかのような恐さも同時に感じられますね。普通刻み入れたらグルーヴィになりそうですが、こうした要素をあくまで音響面に貢献させているセンスは流石。

また、一曲一曲が短くなった(と言っても平均10分以
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SETHERIAL-Death Triumphant-For Dem Mitt Blod ★★★ (2008-07-24 18:20:55)

再録だからか、他の曲とカラーが違う感じがありますね。
メタリックさが他の曲よりも薄い代わりに、ブラック的な情景描写はより繊細な感じ。特に広がりのあるリフ捌きが素晴らしいです。これも名曲レベルだし、デジパック盤が手に入って本当に良かったと思います。

SETHERIAL-Death Triumphant-Devilry, Wickedness and Scorn ★★★ (2008-07-24 18:19:49)

メタリックな高揚感を伴う刻みリフと、ブラック特有のトレモロ疾走を上手く組み合わせて劇的にする曲調は、WATAINや昔のDISSECTIONにも通じるセンスの良さがあるように思います。やっぱりこのバンド、曲の質は一流ですね…。

SETHERIAL-Death Triumphant-Relinquishment From The Unlighted Chambers ★★ (2008-07-24 18:19:03)

ギターとベースのトレモロでのハモリが印象的な曲。
メランコリックなだけでなく、どこか魔界の風が吹き付けるような禍々しさもありますね。

SETHERIAL-Death Triumphant-Aeons of Bloodlust ★★★ (2008-07-24 18:18:16)

悲愴の渦に叩き込まれるような激メロウなリフ捌きが素晴らしい曲。
メロウなパートの多い今作ですが、中でもこの曲のリフが最もメロウだと思います。ギターが引く箇所ではベースがトレモロを弾いたり、全体を通じて緊張感の途切れないクオリティの高い曲。

SETHERIAL-Death Triumphant-The Limbo of Insanity ★★★ (2008-07-24 18:17:35)

いきなりのメロウ極まりないトレモロリフ、ヴォーカルの掬い上げるような歌い方にベース、ギターが同調するパート、後半のブレイクを多用した禍々しい疾走など印象に残る展開の多い曲。アルバムの掴みとしても優れた曲だと思います。

SETHERIAL-Death Triumphant ★★ (2008-07-24 18:14:00)

2006年発表の5th。
この作品はファスト/ブルータルブラックに分類されるんでしょうか。
ファスト一辺倒ではなくて、ミディアムパートも上手く使って展開を聴かせるタイプで、
浮き上がって鮮明に聞こえるトレモロリフのメロウさはこの手の中でもかなり上の方と言えそう。
DARK FUNERALなどのブルータリティで攻め立てるタイプよりも、WATAIN辺りの禍々しい
雰囲気と展開の上手さで聴かせるタイプのブラックの方が比較対象としては近そうな音だと思います。
この手にしては曲がバラエティに富んでいるし、雰囲気もジャケ通り濃いし、総じて
ブラックとしての質も高いと思います。
ただ、曲の質自体は高いんですが、音質はちょっと煮え切らない感じですね…。
ベースもはっきり聞こえ、トレモロリフをフィーチャーしたパートではそれを前に出した
クリアな音
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NINE INCH NAILS-Ghosts I–IV ★★ (2008-07-24 18:09:00)

2008年発表の6th。インスト二枚組の作品。
今作は「The Hand That Feeds」「Starfucker Inc.」のようなキャッチーな曲はなく、
実験的な作風の曲が中心で、「The Fragile」アルバムからヴォーカル等のキャッチーな
部分を取り去り、実験的な部分をクローズアップしたような感じのアルバム。
…なんですが、個人的な印象では今までのNINの作品の中では最も「病んでる感じ」が薄い
作品だと思います。音と音を組み合わせて、新しい音の響きを生み出す事をTrent自身が
楽しんでいるんじゃないかと思えるような音で、聴いていて中てられてしまうような
「The Fragile」に対し、こちらはTrentの実験に興味深く付き合っていける感じですね。
変わった構成の作品ですが、独特のノイズ質や儚いピアノなどにはやっぱりNINら
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EARTH-HEX; or Printing in the Infernal Method ★★ (2008-07-23 18:24:00)

2006年発表の多分5th。
サブタイトルは恐らくイギリス・ロマン派の詩人ウィリアム・ブレイクが詞を銅版に腐食を
使って書き付けた印刷法の事で、ブレイク曰くこの印刷法には目に見える表面を融かし去り、
隠された無限を露わにする効果があるとか。
…何気にブレイクって暗黒メタルの連中に人気があるような(笑)。
さて、今までは耳で聴くというよりも体で感じるようなドローン/ドゥームを演ってきた
EARTHですが、今回は随分と方向性の違う音ですね…。ブルージーで寂寥感のあるインスト
作品で、アメリカの西部開拓によって住む場所を追われた先住民のドキュメタリー映画の
サウンドトラックに使われそうな、イマジネーションを刺激する音になってしまいました。
残響音の響かせ方など、音響へのこだわり方にはやはりドローンっぽさがあるかもしれません。
…でも、
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ENDLESS DISMAL MOAN-Ruin-Cage of Chaos ★★★ (2008-07-23 18:21:57)

これだけファストに疾走しているし、ドラムには炸裂感もありますが全く爽快感などとは無縁の音ですね…。音によって生み出されたどす黒い何かが絡み付いてくる感じ。ほとんどヴォーカルとしての役目を果たしてないような、殺気の篭もった絶叫Voも凄まじいです。

ENDLESS DISMAL MOAN-Ruin-Calamitous Day ★★★ (2008-07-23 18:21:15)

闇の中に響く「Calamitous Days」の連呼が印象的な曲。
キーの使い方も実に効果的に恐怖を煽ってくれます。遭難した夜の山の中、遂に明かりを発見するもそれは邪教の儀式で、逃げようとするも突然の生贄に色めき立つ信者の手に落ちてしまい、結局は食人神に捧げられてしまった…みたいな体験を部屋にいながらにして味わえます(笑)。

ENDLESS DISMAL MOAN-Ruin-JYUSO ★★★ (2008-07-23 18:20:05)

贔屓目かもしれませんが、この血飛沫が上がるようなリフのノイジーさ、本職のノイズに匹敵するくらい心地良いです。リフ自体も妖気…というか、人魂の飛ぶ軌跡を思わせるような霊気の感じられるメロディで本当に素晴らしい。でもタイトルは普通に感じの方が、外人にとってはより恐かったのでは…?

ENDLESS DISMAL MOAN-Ruin-Ruin ★★★ (2008-07-23 18:19:24)

打ち込みドラムでファストに疾走してますが、威風をも感じさせるリフ捌きもあって大きく構えているような印象もありますね。ミニマルな曲調なのに、スケールの大きい暗黒の渦に飲み込まれていくような感覚を味わえる名曲。

ENDLESS DISMAL MOAN-Ruin ★★★ (2008-07-23 18:17:00)

2007年発表の3rd。

打ち込みのファストなリズムに暗黒トレモロを主体としたリフを乗せたプリミティブスタイルのブラックを軸に、キーボードインストやダークアンビエント寄りの音も絡めた作風の音ですが、これ、プリミティブ・ブラックとして滅茶苦茶質が高いんじゃないでしょうか…。

3部作期のDARKTHRONE並か、それ以上のリフセンス、GORGOROTH並の堂々とした邪悪さに日本特有の霊気漂うメロディセンスを加えた感じでしょうか。とにかく音のどす黒さに掛けては右に出る者がいないといっても過言ではないほどで、黎明期から活動してる北欧のカルトバンドの新作、といっても普通に信じられそうなくらい確信に満ちた邪悪さ。っていうか、個人的には北欧勢よりも邪悪さでは勝っているような気すらします。

また、プリブラスタイルの曲以外のダークさも特筆もの。
「Atomo
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HATE ETERNAL-Fury & Flames ★★ (2008-07-23 01:19:00)

2008年発表の4th。
HATE ETERNALは初めて聴きましたが、「凄まじい」としか言えないですね(笑)。
例えるなら、MORBID ANGELの暴虐な部分、禍々しい部分のみを取り出して純粋培養した
感じというと近いでしょうか。MORBID ANGELと比べると神秘性は薄めですが、デスとしての
アグレッションでは明らかに上で、40分間ノンストップの蹂躙サウンドが楽しめます。
…ただ、ラストのインストを除いてずーっと暴虐暴虐暴虐、蹂躙蹂躙蹂躙みたいな音なので
一聴する分には曲の区別が今一つ付けづらいかもしれません。尤も、この手の音は聴いてて
その暴虐さや禍々しさに気持ち良く飲み込まれる事が出来るかどうかが重要なので、
そんな事は全くマイナスにならないと思います。よく聴くと曲毎に結構印象に残るリフが
あったりしますし。でもラストのイ
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CROW'SCLAW-Frozen Frog-Crow Called Windgirl ★★ (2008-07-22 19:18:01)

荒野をジープで走っているような土臭い雰囲気のある曲。
こういうアレンジなら、弾幕系STGよりもワイルドアームズのフィールドとかで流れてた方がしっくり来そうかも。

CROW'SCLAW-Frozen Frog-Mystery Metropolis ★★★ (2008-07-22 19:17:12)

原曲は「天空の花の都」という曲らしいですが…そういう二つ名が当てはまりそうな、風光明媚な観光地にトリップしたかのような感覚が味わえる曲。情景の描き方はどこかプログレにも通じる物があるかも。聴いていると夢心地になれます。

CROW'SCLAW-Frozen Frog-R'N'R 1969 ★★★ (2008-07-22 19:16:22)

荒くれっぽいワイルドな雰囲気を感じさせつつも、広がりのあるギターリフはどこか繊細さも感じられて、綺麗。今作の中では速いし、リフのインパクトもあるし、個人的にはこのアルバムの中で最も好きな曲。

CROW'SCLAW-Frozen Frog-Cirno Blues (2008-07-22 19:15:30)

まさかこのメロディで典型的なブルースを演るとは…
初めて聴いた時は結構衝撃でした。

CROW'SCLAW-Crossfire Barrage-Necro Phantasia ★★★ (2008-07-22 19:13:31)

ネクロ(「死」を意味する接頭辞)なんて物騒な単語が使われてますが、実際はとてもヒロイックなメロディで疾走していく爽快極まりない曲。死をイメージさせるというよりは、ヒーローが怪人を薙ぎ倒す場面だとか、RPGでの敵役との決戦とかで流れてそうなイメージ。主旋律のちょっとした隙にオカズ的なメロディや刻みを捻じ込んでいくギターワークも実に熱い!!

CROW'SCLAW-Crossfire Barrage-Mountain Of Faith ★★★ (2008-07-22 19:12:43)

ドラムと一緒に音の弾幕を張ったり、主旋律を際立てたり掛け合いっぽくしたりするリフ捌きが素晴らしい曲。メタルってアンサンブルが重要だと思うんですけど、単にメタルにゲーム音楽のメロディを乗せたに留まらないアンサンブルを聞かせてくれるこの曲は、ランキング付けたらジャンルの中でもかなり上位に行くんじゃないでしょうか。終始インテンス&ハイテンションな名曲。

CROW'SCLAW-Crossfire Barrage-Scarlet Devil ★★★ (2008-07-22 19:11:57)

1曲目のイントロからこのメロディアスさ…。
インストで、がっつりしたメタルを聞かせてくれるのに、曲の8割くらいが一緒に歌えそうなメロディで締められているというどキャッチーな曲。「メロディック~」とつくジャンルのメタルにも、なかなかここまで上手くメロディを聞かせられる曲はないでしょう。

CROW'SCLAW-Crossfire Barrage-Still Winter ★★★ (2008-07-22 19:10:49)

シャッフルのリズムのグルーヴが心地良い曲。前作の作風にも通じるワイルドな雰囲気を醸し出しながら、どこか洗練されているという印象もあります。こういう曲の質も高いからこそ、アルバムの流れも締まるんですよね。

IRON ATTACK!-EVIL MOUNTAIN ★★ (2008-07-22 00:21:00)

上海アリス幻樂団のインストメタルカヴァー第二段。2007年末発表。
このアーティスト、CAVEのアレンジも演ってるんですね…弾幕系好きなんでしょうか。
私はSTGはジョジョの格ゲーのミニゲーム以来やってないなあ…(笑)。
PS2で出来るもので面白いSTGがあれば教えて頂きたいです…ってどうでもいいですね(笑)。
この作品は主に主旋律をシンセに担当させてますが、その音色の選び方がかなり良いです。
浮遊感のある音色で幻想的・幽玄な雰囲気を醸し出したり、エレピでメロディの清浄感を
引き出したり、笛っぽい音でクサいメロディを更にクサく聴かせたり…。
あまり似たような音色で引っ張りすぎる事もなくて好感触。
また、IRON ATTACK!や関連バンドのLIGHTNINGは海外からも注目されているほど有名な
メタルバンドらしいですが、それだけにリフ
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屈辱-善意の壊滅 ★★ (2008-07-18 18:48:00)

2008年発表の5曲入りCD-R。
ブラストで攻めるのみならず、ドゥーミーなスローパートも交えて展開するグラインドコア。
流石に音質は良くはないですが、ブラックにも通じるヂリヂリ系ノイジーな
ギターの音色なんかは生々しくて好きですね。
しかし、素晴らしいのは何といってもこの極悪極まりないヴォーカルでしょう…
下水道に近い低音デスヴォイスは怒れる山の神の声が洞穴から響いてくるような威厳があるし、
高音の絶叫は明確な殺意が感じられるくらい迫力がある。歌詞は日本語ですが、2曲目の
「~絶望」の所とか、日本語ならではの響きのよさが感じられて良いです。
「苦しめ!!苦しめ!!」と歌詞がはっきりと聞こえてくる5曲目は、ヴォーカルが
しょぼかったら絶対滑稽に聞こえてしまうと思うんですが、持ち前の表現力のお陰で
リアルな憎しみが伝わってくるほど
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ANAAL NATHRAKH-Total Fucking Necro ★★★ (2008-07-18 18:43:00)

1st発表以前のデモなどを収録した音源集。2002年発表。

今では削岩機並の強烈な打ち込みドラムに空間を埋め尽くすほどの発狂ヴォーカルを合わせたブルータル極まりない音像で好評を得ている彼等ですが、この時点では随分路線が違いますね。

意外にもMAYHEMフォロワーといえそうな作風、それもMAYHEMの中でも最もブルータルなWolf's Lair Abyssの音楽性をトレースした感じに仕上がってます。こっちの方が曲数も多く、メロウな曲もありバラエティに富んでいるし、狂ったような速弾きリードギターやくっきりと聴こえるトレモロリフをフィーチャーしているといった違いはあるんですが、ノイジーなだけでなく厚みもある黒い音質、ねちっこい絶叫ヴォーカル、リフやリズムの質感などかなり似ている箇所が多いです。特に1曲目や5曲目の一部は、MAYHEMの「I am thy Labyri
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