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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) 時系列順 3901-3950
AURA NOIR-Live Nightmare on Elm Street
EXORDIUM (FINLAND)-In Wrath Principle
EXORDIUM (FINLAND)-Crushing the Holy Trinity-Unevangel
EXORDIUM (FINLAND)-Crushing the Holy Trinity-Craving Vehemence
EXORDIUM (FINLAND)-Crushing the Holy Trinity-Ei Toivottu Vieras (intro) / Tyrannia Martyreum
GORGOROTH-True Norwegian Black Metal - Live In Grieghallen
AVERSE SEFIRA-Homecoming's March
SAMAEL-Reign of Light
SAMAEL-Reign of Light-As the Sun
SAMAEL-Reign of Light-Telepath
SAMAEL-Reign of Light-On Earth
SAMAEL-Reign of Light-Moongate
SAMAEL-Solar Soul-Western Ground
SAMAEL-Solar Soul-Promised Land
六弦アリス-緋のローレライ code;Я-『ЯOMANCE』
六弦アリス-緋のローレライ code;Я-月影カーニバル
鼓太蝋-Live in the Nightmare
鼓太蝋-風の音塊 -道中編-
鼓太蝋-風の音塊 -道中編--White Rain
鼓太蝋-風の音塊 -道中編--Night Festival
鼓太蝋-風の音塊 -道中編--Road to Memorys
鼓太蝋-風の音塊 -道中編--God of Misery
六弦アリス-緋のローレライ code;Я
ATROX-Binocular-Retroglazed
ATROX-Binocular-Castle for Clowns
ATROX-Binocular-Transportal
ATROX-Binocular-Headrush Helmet
ATROX-Binocular-Filtmonger
DRAGON GUARDIAN-遥かなる契り-神話
DRAGON GUARDIAN-遥かなる契り-アルネシアの戦い
ORDO ROSARIUS EQUILIBRIO(ORDO EQUILIBRIO)-Reaping the Fallen...the First Harvest
DRAGON GUARDIAN-遥かなる契り-天空城マナ
DRAGON GUARDIAN-遥かなる契り-紅き契約
DRAGON GUARDIAN-遥かなる契り-圧政の指揮者
DRAGON GUARDIAN-遥かなる契り
ATARAXIA
ATARAXIA-Paris Spleen
EXHUMED-Garbage Daze Re-Regurgitated
鼓太蝋-Live in the Nightmare-Ten
SONIC REIGN-Raw Dark Pure-The Martyr Urge
SONIC REIGN-Raw Dark Pure-Deceit Doctrine
鼓太蝋-Live in the Nightmare-Eternal Destiny
鼓太蝋-Live in the Nightmare-Demon's Tear
鼓太蝋-Karm:d
THY WORSHIPER-Signum-Crucem
THY WORSHIPER
THY WORSHIPER-Signum-Ritus
THY WORSHIPER-Signum-Diabolus
THY WORSHIPER-Signum-Ignis
THY WORSHIPER-Signum
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発言している33曲を連続再生 - Youtube



AURA NOIR-Live Nightmare on Elm Street ★★★ (2008-08-31 21:45:00)

96年のライブの模様を収めた、2006年発表のライブ盤。
歌詞カードは当然(笑)ついてませんが、ライブフォトやバイオグラフィーが付いてます。ライブ盤でも相変わらず、ダーティ極まりないブラック/スラッシュを演っていますが…MAYHEMにDODHEIMSGARD、VED BUENS ENDEなどメンバーが所属してるバンドって、作曲面で結構知的な部分も多いですが、AURA NOIRは彼らのハジける場になっているのかもしれません。

メンバーフォトではAggressorがノリノリでアホっぽくて楽しそうだし、ライブフォトではBlasphemerが幸せそうな、満面の笑みを浮かべたものが…(笑)。とてもCADAVER INC.で鬼ドラムしばいてたり、MAYHEMで邪悪な曲作ったりしてる人たちとは思えません(笑)。音源の方も、プレイボタン押していきなり「カモン!!」とか言い出してるし、
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EXORDIUM (FINLAND)-In Wrath Principle ★★★ (2008-08-31 10:21:00)

2008年発表の1st。
DSOやMGLA等とのオムニバスを聴いた時から気に掛かってたんですが、ようやくフルとなるアルバムを出してくれましたね。この前にもEPやライブ盤(テープ)等も出してるみたいです。

フィンランドと言うとSATANIC WARMASTERを初めとして、CLANDESTINE BLAZEやHORNA、SARGEIST等良質なプリミティブブラックメタルバンドが多数存在し、今や北欧の中でもプリブラのメッカになりつつあるという印象があるんですが、このバンドもやはりプリミティブに属するようなブラックメタルを演ってますね。

プリブラ特有のRAWな雰囲気や衝動性、酩酊感だけでなく、SETHERIALの近作に通じるようなブルータリティや構築性も備えている所がこのバンドの特徴でしょうか。音質のほうも、各楽器が漏れなく聴き取れる鮮明さで、特にドラムの音に
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EXORDIUM (FINLAND)-Crushing the Holy Trinity-Unevangel ★★ (2008-08-30 21:38:07)

最初は、この音質で10分近くあってスローテンポはキツいかな…と思ってましたが…この曲、半覚醒くらいの意識の時に聴いて、脳波とギターノイズがシンクロすると、幻視体験でもしたかのような感覚に陥られる力があると思う。でもダラダラと聴く分には少し退屈かも。なので星は二個で。

EXORDIUM (FINLAND)-Crushing the Holy Trinity-Craving Vehemence ★★★ (2008-08-30 21:33:49)

この曲はギターソロの前の辺りが個人的に聴き所。
ミステリアスなメロディの醸し出す雰囲気が、荒々しいギターノイズによって更に濃い物になっている感じ。

EXORDIUM (FINLAND)-Crushing the Holy Trinity-Ei Toivottu Vieras (intro) / Tyrannia Martyreum ★★★ (2008-08-30 21:31:32)

まずキーボードと女性ヴォーカルによる呪術的なイントロの時点で、センスのあるバンドである事を確信するのに充分なほど雰囲気出てますね。本編もドラム・ギター共にRAWな音で気持ちいい。このコンピ盤、本当に優秀なバンドを集めたなあ…。

GORGOROTH-True Norwegian Black Metal - Live In Grieghallen ★★★ (2008-08-30 19:36:00)

2008年発表のライブ盤。

まず初めに聴いて驚いたのは音質の綺麗さ。
各楽器の音は勿論、リフの絡みまでしっかり聞き取れ、スタジオ盤と比べてもほとんど遜色が無いといえるほど。歓声も聞こえないし、ベースは再録しているらしいのでスタジオでかなり音を弄った上、一つの作品として完結させているという感じなのかもしれません。適度な生々しさ(特にヴォーカル)と聞きやすさを備えた、なかなかの好プロダクション。

選曲は…「Pentagram」「Ad Majorem~」からは選ばれてませんが、名盤「Under the Sign of Hell」から3曲も選ばれている上、海賊ヴォーカルが聴ける「Profetens Apenbaring」が入ってるのが個人的にはツボ。Gaahlの威厳と悪意のある声でこんな威風堂々とした歌唱を聴かされて、惚れるなっていう方が間違ってます(笑)。ただ
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AVERSE SEFIRA-Homecoming's March ★★ (2008-08-25 22:14:00)

99年発表の1st。

この時点では「Advent Parallax」で見せたようなリフとリズムの絡み合いの複雑さはそれほど感じられないものの、メロウさ、甘美さ、寒々しさよりもカオティックでダーティな雰囲気の、「甘くない」メロディをトレモロリフで弾きつつ疾走するというスタイルは既に仕上がっている感じですね。12分超えの曲をSE以外ほぼ疾走で押し通したり、近作よりも衝動性の高い音楽だと思います。特にヴォーカル、最新作ではMikkoに少し近くなり威風も出てきた感じですが、こっちの方がストレートにエグくて個人的には好きです。

また、もう一つの大きな特徴としてはSEの多用が挙げられると思います。LADY OF THE EVENING FACEというアーティストが作っているようですが、ドローンやサンプリング等を駆使した音は、それだけ抜き出して拡大しても面白いものが出来そう
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SAMAEL-Reign of Light ★★★ (2008-08-25 17:49:00)

2004年発表の6th。

SAMAELって96年に4thアルバム「Passage」を出して以降、一貫してブラック/ゴシックメタルにインダストリアルやエレクトロニカ要素を融合させた、他に無いタイプのメタルを演って来たと思いますが、ギターやリズムなどが最もメタリックな「Passage」、ダークでアトモスフェリックな「Eternal」と、どの作品もその中で特徴があるように思います。

この作品の特徴は、ダンサブルなリズムとキャッチーなヴォーカルラインでしょうか。特に後者、ブラックメタルの…というか、デスヴォイスで歌う音楽の中ではトップクラスのキャッチーさだと思う。デスヴォイスで歌ってるのに口ずさみたくなる音楽なんて他になかなか見当たらないです。こうした要素によって、単にポップになるのではなく、ノリの良さの中にどこか陶酔的なムードを感じられる音に仕上げてる辺りセンスは抜
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SAMAEL-Reign of Light-As the Sun ★★★ (2008-08-25 17:29:53)

この曲、触りだけだとメタルに聞こえませんね(笑)。長年メタルに相当深く関わっていないと作りえないダンスミュージックという印象。サビのフレーズに合いの手的に挿入されるカンフーヴォイスでノリノリになれます。

SAMAEL-Reign of Light-Telepath ★★★ (2008-08-25 17:27:10)

フューチャリスティックでスピリチュアルな感じのキーボードメロ、近未来の意思伝達手段を音にするとこんな雰囲気なのでは…という感じがしますね。ヴォーカルラインもキレ良くかっこいい。カンフーシャウトと共に歌われる「Nothing is impossible / Nothing is unreachable」というフレーズ、受験とか就職試験とか壁を前にしたときに聞いたら、パワーが沸いてきそうかも。

SAMAEL-Reign of Light-On Earth ★★★ (2008-08-25 17:23:04)

ギターのメロもキャッチーですが、歌詞にはそれ以上のインパクトがありますね(笑)。世界の都市をリズミカルに羅列していく歌詞は、他のメタルではありえないでしょう。ちなみにシングルのカップリング「Auf Der Erde」は、この曲のドイツ語バージョン。そっちでもちゃんと都市名羅列部分は残ってます。

SAMAEL-Reign of Light-Moongate ★★★ (2008-08-25 17:19:47)

SAMAELの軍勢が世界を統治した暁に、彼らを支持する人々が真っ黒い太陽をバックに一糸乱れぬ統制で踊っている、そんなイメージが浮かぶ曲。邪悪さはそれほど感じないんですが、自信と確信に満ちていて、含んでいる熱量の大きな楽曲だと思います。…なんとなく、須藤元気選手の入場パフォーマンスに使ったら合いそう(笑)。

SAMAEL-Solar Soul-Western Ground ★★★ (2008-08-25 17:15:30)

トレモロとキーボードを上手く混じり合わせた広がりのある音色が、精神世界に無限に広がるフロンティアを想起させるような曲。…冗談じゃなく、SAMAELの曲って自己啓発に使えそうなものが少なくないと思う。

SAMAEL-Solar Soul-Promised Land ★★★ (2008-08-25 17:12:37)

「The quest is never-ending / But you keep on growing / Paradise is at hand」「You're born in, you're born with / But still searching for it / In your head is the Promised Land」
…なんてポジティブで、確信に満ちてて、エネルギーに満ちた歌詞なんでしょうか。しかもこのフレーズがいっしょに歌いたくなるほどキャッチーに発せられるという。基本ブラックメタルなのに、聴くと体の奥からパワーが湧き上がってくるような曲。

六弦アリス-緋のローレライ code;Я-『ЯOMANCE』 ★★★ (2008-08-23 16:11:55)

この曲のヴォーカル、幼な声に近い歌唱ではあるんですが、浮かんでくるのは麻薬の酩酊状態や、カルト宗教の洗脳を受けた人と同じ、イってしまった目をした少女。少女=無垢な狂気、というのは手垢のついたモチーフですが、これは更にもう一段上を行ってると思います。

六弦アリス-緋のローレライ code;Я-月影カーニバル ★★★ (2008-08-23 16:06:37)

ありえないわ、これ…。
打ち込みとは思えない…というより、生音使ってるバンドと比べてもヘヴィな音と、ソプラノヴォーカルを伴って疾走するサビはNIGHTWISHやWITHIN TEMPTATIONを思わせるんですが、歌メロはそうしたバンドでは勝負にならない程琴線に触れる。サビ以外のアレンジもキーボードが謎めいたメロディを奏でていたりして、鮮やかでスケールが大きくかつコクもある。この人たち、音源を買うたびに感動と驚きを与えてくれるなぁ…。

鼓太蝋-Live in the Nightmare ★★ (2008-08-23 15:52:00)

2008年発表の、オリジナルとしては二枚目となるフルレンス。
C-CLAYSやソロでのインストメタルの作品と、彼がヴォーカルを取る「Karm:d」を両方
聴いた時、前者の路線に彼のヴォーカルを乗せたらきっと良いものが出来るんじゃないかと
思ってましたが、これは予想以上に凄い作品ですね…。
路線としては「闇深祭」「真遠の夜」の作風を踏襲しつつ、明確なサビのある分かりやすい
展開を設けヴォーカルを入れた…という感じなんですが、その結果シンフォ/様式美メタルの
煌びやかさやリフを始めとしたバンドアンサンブルへの妥協の無さ、V系のゴシックを噛み
砕いて分かりやすい耽美性を演出した世界観や取っ付きやすい歌メロなど、両者の長所を
上手く合わせ、更に高い次元に達したかのような素晴らしいメタル音楽が実現してます。
所々に見え隠れするプログレっぽい展開
…続き

鼓太蝋-風の音塊 -道中編- ★★ (2008-08-23 15:50:00)

上海アリス幻樂団のHM/HRカヴァーでは三枚目となるアルバム。2008年発表。
大まかな路線は前の二枚とそう変わりませんが、ライナーによると今作から使用機材を
替えたらしく、ギターリフとキーボードの分離は更に良くなった感じがします。
お互いの音が明確になった分、両者がより引き立てあうようになり、逆にアンサンブルの
距離は近くなったという印象。アトモスフェリックで妖しいキーボードの音色や、トレモロ
リフなども導入され、音が増えた事もあり、前作までよりも音像が鮮やかになった気がします。
でも、同時に発売された「Live in the Nightmare」が余りにも素晴らしかったので、
個人的にこっちは少し霞んでしまったという感じも。とはいってもしっかりレベルは高いし、
前作よりも良くなっていると思いますが。…このアルバムはインストですが、オリジ
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鼓太蝋-風の音塊 -道中編--White Rain ★★★ (2008-08-23 15:38:38)

いきなり陰陽座の「羅刹」を思わせるメロディのトレモロリフが!!C-CLAYSの時から、この音楽性でトレモロリフ使ったら最高だろうな…と思ってたんですが、遂に念願が叶いました。感想は…やっぱり最高(笑)。ほんと、滝の側の空気みたいな清浄さだわ…。
この曲のサビに当たる部分のメロ、ちょっとオリジナル曲のメロとも似てますね。上海アリスにはメロディ面でも結構影響受けてるのかもしれませんね。

鼓太蝋-風の音塊 -道中編--Night Festival ★★★ (2008-08-23 15:34:54)

ヘヴィなメタルリフにクラシック並みの華麗なキーボードが乗る音像は、例え寝る時に聴いていてでさえハッとさせられますね…目が醒めてしまう(笑)。3分前後のプログレッシブなパートも聴き応えがあって、実に充実したアレンジだと思います。
最近、ゲーム音楽のHR/HMカヴァーも数が増え、レベルも底上げされてますけど、これはその中でも相当レベル高いんじゃないかと思います。

鼓太蝋-風の音塊 -道中編--Road to Memorys ★★★ (2008-08-23 15:31:14)

この曲は今までにない妖しさを放っているキーボードの音色が良いですね。妖しいは妖しいでも、その「妖しさ」をより立体的にするような音だと思います。タイトルが「Memories」でないのは、英古語を意識してるからでしょうか。

鼓太蝋-風の音塊 -道中編--God of Misery ★★ (2008-08-23 15:28:27)

途中に挿入される、トレモロを交えたプログレッシブでインテンスなパートがお気に入り。行儀良く様式美メタルするだけじゃない、「ちょいワル」みたいな要素があるのがツボです(笑)。こういうパートがあると全体の雰囲気も締まりますね。

六弦アリス-緋のローレライ code;Я ★★ (2008-08-23 01:23:00)

2008年に「緋のローレライ code ; Я」と同時発売されたアルバム。
製品番号からしてこっちが5thで、「Я」が6thだと思います。
六弦アリスの音楽の特徴といえば、単にメタリックなリフやリズムを取り入れるだけでなく、
一流のメタルと同じくらい、フレーズの一つ一つに妥協がない…というものがあると思うん
ですが、今作では音質のヘヴィさもメタル並になり、そうした美点が更に際立つようになった
と思います。今までの六弦アリスの作品の中でも最もメタリックな作品ではないでしょうか。
もちろん、他のどのジャンルを探しても、こんなにキャッチーで、美しくて、クサくて
かっこいいものはないんじゃないかと思わせるような歌メロも健在。
ヴォーカルも枚数を重ねる毎にパワーアップしてますが、今作では美しいソプラノまで
使って歌唱力の高さを見せ付けてくれます
…続き

ATROX-Binocular-Retroglazed ★★★ (2008-08-23 00:49:23)

イントロを聴いた時はMANESがATROXに改名して新作出したんじゃないかと思いました。しかもキーボードはちょっとARTCURUSの3rdっぽいフレーズを弾いたりしてる。音楽性は変わっても、根底に流れるノルウェー人独特の捻くれた感性は変わっていないのかもしれません。

ATROX-Binocular-Castle for Clowns ★★★ (2008-08-23 00:46:22)

以前、ある日本の有名ミュージシャンが「技巧的な曲はユーモアがなければ面白くならない」と言ってましたが、この曲は表面上はそうしたユーモアが感じられる気がします。でも近寄って見てみるとしっかり病んでてグロくて不条理という(笑)。やっぱりこのバンド、属性は「闇」ですよ。

ATROX-Binocular-Transportal ★★★ (2008-08-23 00:42:20)

この妖しい雰囲気、「ゴスっぽい」と言ってもいいんじゃないでしょうか。ヴォーカルも吸血鬼的なナルシスティックな感じがありますし。でもこれ、ファッションでゴスな音楽聴いてる人が聴いたら普通に引きそうですね(笑)。やっぱりATROXはATROXなのかも。

ATROX-Binocular-Headrush Helmet ★★★ (2008-08-23 00:39:41)

触りからして妖気が立ち上るような雰囲気で、前作までのファンも納得するんじゃないでしょうか。そんな雰囲気なのに、ヴォーカルラインには妙にフックがありますね。アルバム聴き終わってから「♪The bomb bomb dropper」とか口ずさんじゃったし。…まさかATROXの曲で口ずさめるようなものが聴けるとはねえ…。

ATROX-Binocular-Filtmonger ★★ (2008-08-23 00:36:09)

アートワークに歪んだレンズで覗いた家が描かれている通り、相変わらず間性のほうも歪んでいる感じなんですが、心なしかそのアウトプットが華々しくなってきているようにも感じますね…「Gotta get away」の連呼なんて普通にキャッチーだし。

DRAGON GUARDIAN-遥かなる契り-神話 ★★ (2008-08-22 18:53:06)

解説ではポップとか言ってますけど、あれはジョークでしょう(笑)
イントロからガチで疾走です。ただ、メロディもこの作品の中では分かりやすいし、語りもマイルドに抑えられてるしで、今まで興味なかった人でも取り込めそうな間口の広さがあると思います。
でもシルフィーユの過去話…よくあんな事して暴動とか起こらなかったなぁ…。っていうか、よく隠蔽できたと思う。

DRAGON GUARDIAN-遥かなる契り-アルネシアの戦い ★★★ (2008-08-22 18:49:13)

「何!?聖剣が光って眩しい!!」
ヴァイキングハーモニーのトレモロリフや笛による民族がかったメロなど、本当に北欧のヴァイキングメタルっぽい…いや、それを煮詰めて更にクサくしたかのようなパートが実に素晴らしい。このバンド、メロスピに歌謡曲的なメロディが乗る所に衝撃があると思うのに、この曲や「圧政の指揮者」などは演奏だけ聴いていても充分悶絶出来る。これで一度聴いたら頭から離れなくなるようなクドくて甘ったるい歌メロがあれば完璧だと思う。
ただ、上の台詞は思わず笑ってしまいましたが…聖剣の癖に「追加効果:暗闇」みたいな搦め手を使ってくるとは…(笑)

ORDO ROSARIUS EQUILIBRIO(ORDO EQUILIBRIO)-Reaping the Fallen...the First Harvest ★★ (2008-08-22 00:58:00)

おそらく95年発表の1st。
基本的には、CDをセットしてかけるだけで家のコンポやプレイヤーが暗黒の波動を
発生させる装置に早変わりしてしまうようなダークアンビエント/インダストリアルで、
ダークアンビエント寄りのブラックメタルやレーベルメイトのRAISON D'ETRE辺りが好きなら
ツボにはまりそうな、ひたすらに病んだ世界を演出してます。
こういう曲調で女性ヴォーカルの語りとかが入ると、異次元からの呼び声のようにも
聞こえますね…。特に恐いのはラストの曲、ただでさえ呪文っぽい声がサンプリングされて
根源的な恐怖を煽るのに、終わった後「アンコール」と称して同じ曲をもう一度繰り返す辺り、
意図が読めなくて更に恐い。
しかし最も恐いのは、フォークの弾き語りと呪術ドローンを足したような数曲かもしれません。
タナトフォビアといって、仕
…続き

DRAGON GUARDIAN-遥かなる契り-天空城マナ ★★ (2008-08-21 21:19:52)

冒頭のメタルサウンドが一瞬止んで視界が開けるような展開、竜に乗った主人公が帝国空軍の攻撃をかいくぐり、目の前に天空城が現れたようなシーンがありありと浮かぶなあ…。勇者アーサーさんってシーンに合わせて音を作るのが上手いと思う。台詞の演じ分けも上手く、マナの台詞パートは小人の老人の精霊が語ってそうな雰囲気がありますね。
でも歌メロは正直微妙かな…「歌謡曲/アニソンと比べても際立って」ではなく、「メロスピにしては」クサい歌メロになっちゃってる気がする。これだったらツボに嵌まったときの陰陽座の歌メロ(妖花忍法帖とか)の方がよっぽどクサい。クサさに特化してくれるバンドだと思ってただけにちょっと肩透かし感は否めないですね…。

DRAGON GUARDIAN-遥かなる契り-紅き契約 ★★★ (2008-08-21 21:11:39)

これ、前作を聴き込んだ人ほど成長振りに驚くんじゃないでしょうか…台詞とか抜いたら、音質、演奏、メロディどこを切ってもB級要素とか無いですもん。ヴォーカルのメロディもアルバムで一番良いと思いますし、これは「悶絶という言葉すら生温い!!」(陰陽座の某アルバムのコピーのパクり)。
でもシルフィーユさん「儂を誰だと思っている。まあよい、さあ我に乗れ」って…一人称くらい統一してください(笑)。

DRAGON GUARDIAN-遥かなる契り-圧政の指揮者 ★★★ (2008-08-21 21:05:23)

本人も自信を持ってるみたいですが、確かにこれは今まで出た二枚では最高の曲かもしれない…10分を超える大作ながら、大作にありがちな反復の多用やプログレ要素の導入などに頼らず、超ドラマティックなシンフォニックメロスピで通しているのが凄い。特に語りの後、CDコンポをイコンに見立てて崇めたくなるような(笑)パートから超クサいキーボードメロで疾走、ダークなリフで落とし込む展開は「ああ、才能って美しいなぁ…」とか思ってしまいました。
でも、折角帝国の内情についての曲なんだし、君主は王じゃなくて皇帝が良かったなあ…EMPERORファンとしては。ってどうでもいいですね(笑)。

DRAGON GUARDIAN-遥かなる契り ★★ (2008-08-19 21:38:00)

2008年発表の個人的に大期待してた2nd。
どの位期待してたかというと…入荷の3日くらい前からDISK UNIONや同人音楽を
取り扱ってる店を毎日覗いて、入荷されてるかチェックしてたくらい(笑)。
シンフォなメロスピを軸に歌謡曲/アニメソング的な歌メロ、SOUND HORIZON的な語り、
RPG的な世界観のコンセプトを取り入れたスタイルは前作同様ですが、今作では音質や演奏、
ヴォーカルの歌唱力など、メタルとしての根本的な部分を大幅に強化した感じですね。
今作でヴォーカルを取るMyrthaさんの声は、メタリックに歌ってるときの(陰陽座の)
黒猫さんに近いものがあるかもしれません。
こうした要素によって、メロのクサさにかまけてリフやオブリを疎かにしないという美点が
前作よりも更に際立ったように思います。特に「圧政の指揮者」のキーボー
…続き

ATARAXIA ★★ (2008-08-18 15:47:00)

イタリア産ゴシック/フォーク/ダークウェイブ。
暗黒メタラー間でも評価の高いレーベル、Cold Meat Industryに所属してます。

ATARAXIA-Paris Spleen ★★ (2008-08-18 15:45:00)

詳細は分かりませんが、2006年発表の17thアルバムらしいです。
「フランス・パリのキャバレーを題材にしたコンセプトアルバム」「所属しているレーベルが
Cold Meat Industry」という2つのキーワードから、「これは頽廃的な雰囲気に浸りきらせて
くれる作品を期待できるのでは…」と思い買ってみたんですが、見事に期待に応えてくれるアルバムでした。
作風的には、アンサンブルにアコーディオンやピアノ、ストリングスやブラスなどを用いた
舞台音楽…という感じですが、ヴォーカリストのMadame Bistouriの妖しい表現力がかなり
光ってますね。元々曲自体の不条理性や頽廃性も強いですが、美しいソプラノから
おどろおどろしい語りまでをこなす彼女のヴォーカルがそれを何倍にも引き立てている感じ。
所属レーベルから期待されるようなダークさや妖しさ
…続き

EXHUMED-Garbage Daze Re-Regurgitated ★★ (2008-08-17 20:43:00)

2008年発表の、オリジナルとしては二枚目となるフルレンス。
C-CLAYSやソロでのインストメタルの作品と、彼がヴォーカルを取る「Karm:d」を両方
聴いた時、前者の路線に彼のヴォーカルを乗せたらきっと良いものが出来るんじゃないかと
思ってましたが、これは予想以上に凄い作品ですね…。
路線としては「闇深祭」「真遠の夜」の作風を踏襲しつつ、明確なサビのある分かりやすい
展開を設けヴォーカルを入れた…という感じなんですが、その結果シンフォ/様式美メタルの
煌びやかさやリフを始めとしたバンドアンサンブルへの妥協の無さ、V系のゴシックを噛み
砕いて分かりやすい耽美性を演出した世界観や取っ付きやすい歌メロなど、両者の長所を
上手く合わせ、更に高い次元に達したかのような素晴らしいメタル音楽が実現してます。
所々に見え隠れするプログレっぽい展開
…続き

鼓太蝋-Live in the Nightmare-Ten ★★★ (2008-08-17 20:12:53)

乱舞するチャーチオルガン+ツーバス連打で疾走+弾幕的リフや、ダークなリフで焦らした後の視界が開けるようなソロなど、インスト部分だけを聴いていても物足りない感じは全くないですが、それでいて歌メロやヴォーカルも素晴らしいというのだから始末に終えません。歌謡メタルとして隙の無い、おっそろしい程の完成度を誇る曲。
でもギターソロ、後半ちょっとXっぽい気もしますが…何気に影響受けてるんでしょうか。

SONIC REIGN-Raw Dark Pure-The Martyr Urge ★★★ (2008-08-16 20:34:36)

この曲のメインリフはどこかフランスのプリミティブブラックのような毒々しさがありますね。こういうタイトな作風&クリアな音質でこういうメロディをやられると、フランス勢とはまた違った魅力があります。

SONIC REIGN-Raw Dark Pure-Deceit Doctrine ★★★ (2008-08-16 20:32:05)

このメカニカルな刻みを交えたりフ捌き、どうしてもTHORNS辺りを思い出さずにはいられないんですが、やっぱりかっこいいですね。低空飛行するヘリコプターが機銃掃射するようなイメージのリフ。

鼓太蝋-Live in the Nightmare-Eternal Destiny ★★ (2008-08-16 20:28:24)

リズムが少し入ってる以外は殆どピアノソロのようなインストですが、この一瞬息が止まりそうになる程の切迫した、シリアスな雰囲気は…。ほんとマルチな才能がある人ですよね。

鼓太蝋-Live in the Nightmare-Demon's Tear ★★★ (2008-08-16 20:25:05)

イントロから鼓太蝋さんのプログレッシブな感性が発揮された、エニグマティックなメロディで期待が高まりますが…特にサビメロは期待を遥かに超える素晴らしい仕上がり。まるでメロディセンスがトップギアに入ったときのJANNE DA ARCのようだわ…。
有り体に言えば、様式美メタル+V系/歌謡ロックのメロディとヴォーカルにちょいプログレ要素入れた感じですが、お互いがお互いを高めあい、単純な算術和とは比べ物にならないほどの出来になってると思います。元々様式美な音と耽美でキャッチーな歌メロって相性が良いものだとは思いますが、ここまでのものを聴かされるとぐうの音も出ません。久し振りに衝撃を受けた1曲。

鼓太蝋-Karm:d ★★ (2008-08-14 11:05:00)

2006年発表の5曲入りマキシシングル。
インスト作品も多い彼ですが、このマキシは全曲ヴォーカル入り。
1~3はオリジナル曲で、V系よりのポップス/ロックにC-CLAYSや他のソロ作品でも
やっていたキーボードをフィーチャーした路線。1曲目や3曲目はなんかの主題歌とかの
タイアップが取れそうなキャッチーさがありますね。4、5は上海アリス幻樂団カヴァーで、
以前C-CLAYSで演ったものにヴォーカルを加えて新たにレコーディングしたものらしいです。
彼のヴォーカルはこの作品で初めて聴いたんですが、予想以上に素晴らしいですね。
中音域で割と子音を強調気味に歌う唱法で、V系…というかラルクっぽい雰囲気の歌い方。
「heavenly」の頃のhydeさんの音域を少し低めにして、中性的な感じを無くしたような
歌い方というと近いかもしれません。ともか
…続き

THY WORSHIPER-Signum-Crucem ★★★ (2008-08-13 23:27:02)

疾走パートのギターワークも華麗で素晴らしいですが、3分辺りからのいかにもな妖しい雰囲気がたまりません。異教の儀式の最中、焚かれたスモークの中に日常では決して出会うことのない、何か神秘的な存在が垣間見えそうになっているかのような感覚。

THY WORSHIPER ★★ (2008-08-13 23:27:00)

ポーランドのペイガンメタルバンド。
GRAVELANDとも繋がりがあるみたいです。

THY WORSHIPER-Signum-Ritus ★★ (2008-08-13 23:26:05)

LORD WINDの世界観を生楽器も使って表現したかのような壮大な曲。
神話の世界の、戦の舞台となった渓谷が目に浮かぶよう。このバンドのメンバーも、Rob Darkenと近い感性を持っているのかもしれません。

THY WORSHIPER-Signum-Diabolus ★★★ (2008-08-13 23:25:12)

後半の多重ヴォーカルパートが個人的に凄くお気に入り。
まるで村人全員に呪い殺されるかのような感じだわ…。ペイガンのこういう雰囲気って聴いてると何故か妙に落ち着くんですよね…日本人なのに(笑)。

THY WORSHIPER-Signum-Ignis ★★★ (2008-08-13 23:24:10)

1曲目からの切り返しが実にかっこよく、掴みとして申し分無し。
1曲目と繋がってるので、実質的に11分あるようなもんですが、結構ダレずに聴けますね。民族音楽もメタルも、両方とも高揚をもたらすものだから意外と相性がいいのかも。

THY WORSHIPER-Signum ★★ (2008-08-13 23:22:00)

おそらく2005年発表のデモのCD化再発盤。
デモと言っても、ちゃんとフルレンスと同じ長さがあるのでご安心を。

メロブラ風のトレモロリフやブラストビート、メロデス風のザクザク刻むリフやメロウなリードなどのメタル要素をベースに、祈祷師風(志方あきこ似?)のしゃくりあげる女性ヴォーカルやヴァイオリン、笛などによるエスニックなメロディを織り込んだペイガン・メタル。
最近ではTURISAS、ELUVIETIE、EQUILIBRIUMなどのメタルにペイガン・トラッド的なメロディを取り込んだバンドが人気を博してますが、この作品もそうしたバンドが好きな人にアピールしそうな叙情トラッドメロがかなりフィーチャーされてますね。

ただ、上記のバンドはエンターテイメント性やメタルとしての革新性など、聴き手をかなり意識して民族メロとメタルを融合させているように思えるのに対し
…続き


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